JPH09270968A

JPH09270968A - 番組内容表示装置

Info

Publication number: JPH09270968A
Application number: JP8077369A
Authority: JP
Inventors: Takahiro Kondo; 孝博近藤; Masako Otsuki; 雅子大槻
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1996-03-29
Filing date: 1996-03-29
Publication date: 1997-10-14

Abstract

(57)【要約】【課題】一覧表示若しくはガイド表示において、有料
番組の価格に関する情報を画面にわかりやすく表示する
こと。【解決手段】有用番組の価格について、少なくとも上
限の価格を設定できる設定手段を設け、設定された価格
範囲外の番組については、ガイド表示若しくは一覧表示
において、表示しないことにより、有料番組の価格に関
する情報をわかりやすく表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、視聴者が視聴する
ごとに料金を徴収することができる有料の放送におい
て、個々の番組の視聴料金に関する情報を表示すること
ができる番組案内表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、特開平３−１７９８２８９号公
報には、番組単位もしくは時間単位で課金が行われるい
わゆるペイパービューに対応した有料放送受信装置につ
いて開示がある。

【０００３】また、特開平５−２２６７３号公報には、
放送局より送られて来る放送番組表を受信して、任意の
時にテレビ画面上に表示し、表示された放送番組表より
受信番組予約が可能なテレビ受信機が開示されている。
このテレビ受信機では、ひとつのチャンネルについて、
番組案内が表示されるようになっているが、複数の番組
について、図７に示すようなマトリックス状に表示する
ことも考えられる。これは、送られて来る番組案内の情
報が時間に関する情報とチャンネルに関する情報を備え
ていて、この２つの情報を元にマトリックス状に整列し
て表示できるからである。

【０００４】図７の場合、画面水平方向は時間軸、垂直
方向はチャンネル軸を示しており、各番組のタイトル等
の番組内容がマトリックス状に表示される。このの例で
は、表示されるチャンネル数が６で、表示される時間は
２時間分となっている。また、図中Ａ〜Ｐは番組のタイ
トルを表している。

【０００５】視聴者は、この番組案内表示を利用して、
選局もしくは将来の番組の予約購入の操作を行うことが
できる。しかしながら、以上の例では、番組の料金に関
する情報は、マトリックス状の番組案内表示において
は、表示されておらず、視聴者は有料番組の予約購入な
どにおいて不便であった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑み為されたたものであり、有料番組について、価格に
関する情報の表示をわかりやすく行うことができる番組
案内表示装置を提案するものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、複
数の種類の価格が設定された番組の案内を表示する場合
において、表示する価格の範囲を設定できる手段を設
け、この設定手段により指定された範囲の番組のみをグ
リッド状ガイド表示若しくは一覧表示において、表示す
るようにした。

【０００８】また、本発明の別の特徴においては、特に
一覧表示において、表示順の指定手段を設け、使用者が
指定した表示順により、一覧表示を行うことができる。

【０００９】さらに、本発明の別の特徴によれば、番組
の価格について、複数の価格帯の条件を設定する設定手
段を設け、

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図面に従い、米国で実用化
されているＤＳＳ（デジタル衛星放送システム）に適用
された本発明の一実施例について説明する。

【００１１】まず、衛星を利用したデジタルテレビジョ
ン放送であるＤＳＳについて、簡単に説明する。ＤＳＳ
では、ＭＰＥＧ方式によるデジタル圧縮アルゴリズムを
利用して、複数の番組やデータ等を一つのビットストリ
ームに時分割多重して伝送される。ＭＰＥＧは、ＩＳＯ
／ＩＥＣで標準化されたデジタル圧縮方式であり、現在
２種類の標準化が終了している（ＭＰＥＧ１及びＭＰＥ
Ｇ２）。ＭＰＥＧ１及び２の圧縮アルゴリズムの詳細に
ついては、それぞれＩＳＯ／ＩＥＣ１１１７及び１３
８１８に示されている。

【００１２】また、ＤＳＳの場合、チャンネルとは１つ
の番組の伝送を意味するものとし、衛星の１つのトラン
スポンダすなわち１つの周波数を意味するものではな
い。すなわち、ＤＳＳ放送では１つのトランスポンダで
複数のチャンネルが送られ、それぞれのチャンネルがチ
ャンネル番号を持つものとする。従って１つの周波数が
複数のチャンネル番号に対応することになる。そこで、
番組を選択するには、まず番組が多重されている周波数
を選択した後、得られたビットストリームから希望する
番組を選択する。

【００１３】図１８は、番組内容表示機能を内蔵したテ
レビジョン受像機の回路ブロック図である。図１８にお
いて、１は受信信号入力端子で衛星やケーブル等によっ
て伝送されて来た信号が入力される。２は前記伝送過程
に適した変調方式で変調された信号を復調してベースバ
ンド信号を生成する為のチューナ、３はチューナ２の出
力を入力として表示フォーマットに応じた信号に変換す
る為の映像処理回路である。

【００１４】４は番組内容をオンスクリーン表示する為
の番組案内表示画面を生成するオンスクリーンガイド生
成回路、５は使用者が操作して操作指令を発する操作部
であり、リモコン装置等が利用される。操作部５には、
左右、上下のカーソル移動釦５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ及
びメニュー釦５ｅ、セレクト釦５ｆが設けられている。
また、図示はされていないが、チャンネル番号を直接入
力したり、価格を入力したりすることのできるテンキー
（数字入力手段）も設けられている。

【００１５】６はこの操作部５からの情報に基づいて前
記番組内容表示画面を制御するとともにユーザが希望す
る番組を選択する為に前記チューナ２を制御する為のＣ
ＰＵ、７は前記映像処理回路３からの出力信号及び前記
オンスクリーンガイド生成回路４の出力信号を入力と
し、前記ＣＰＵ６からの制御信号によってどちらか一方
を選択出力するよう制御する為のマルチプレクサ、８は
ＣＲＴディスプレイである。９はメモリであり、使用者
により設定された番組選択等に関する設定値を記憶する
他、ＣＰＵ６のプログラムも記憶されており、例えば、
書き込み可能なＲＯＭとＲＡＭの組み合わせが利用でき
る。

【００１６】なお、オンスクリーンガイド生成回路４
は、衛星から送られて来る番組情報（映像処理回路３に
て抽出されたもの）に従い、オンスクリーンガイドの情
報を作成する。この番組情報には、番組の開始終了時
刻、タイトル、内容、有料番組の場合は料金等の情報が
含まれている。表示される番組案内には２種類有り、グ
リッド状のガイド表示とリストを表示する一覧表示が有
る。ガイド表示は、図７に示される表示形式であり、一
覧表示は、図１０に示されているように、伝送されて来
た番組データについて、所定の規則に従い、タイトル等
の情報を表示するモードである。図１０では、ＰＰＶの
制限を設定していない状態であり、番組のタイトル順
に、チャンネル番号、開始、終了時刻、価格の情報が、
一タイトル一行のフォーマットで表示されている。

【００１７】次に図１、図２のフローチャートをベース
として他の図面を参照しながら、ＣＰＵ６によって制御
される動作を説明する。

【００１８】まず、実施例において主として使用される
データ構造について、図１６に従い説明する。番組デー
タは、衛星から送られてくる番組情報から、各番組ごと
のデータを記憶するデータであり、データ番号、チャン
ネル番号、タイトル、開始時刻、終了時刻、価格、表示
フラグ等が、各番組毎に記憶される。言い換えれば、５
００個の番組の情報が送られてきていれば、５００個分
の番組データが作成されメモリ９に記憶されることにな
る。

【００１９】制限データは、番組表示を制限するための
条件を指定するデータであり、チャンネル関連とカテゴ
リー関連に別れている。チャンネル関連では、ＡＬＬ
（制限なし）、ＰＰＶ（ペイパービューチャンネル、番
組毎に契約して料金を支払い受信することのできるチャ
ンネル）、ＰＲＯＭＯ（宣伝用のチャンネル）等を指定
するフラグ項目データがあり、これらのフラグは、排他
的にセットされる。また、ＰＰＶフラグがセットされて
いる場合には、上限価格、下限価格のデータも利用され
る。カテゴリー関連には、ＡＬＬ（制限なし）、Ｍｏｖ
ｉｅｓ（映画番組）、Ｓｐｏｒｔｓ（スポーツ番組）、
Ｎｅｗｓ（ニュース番組）などのフラグが有る。チャン
ネルの場合と異なり、カテゴリーは、複数設定すること
ができる。

【００２０】価格帯データは、価格別色分け表示に使わ
れるデータであり、この実施例では、３つの価格帯（価
格帯１、価格帯２及び価格帯３）に関して、夫々上限価
格、下限価格が設定できる。なお、価格帯データとＰＰ
Ｖの制限の設定は、後で述べるように排他的な設定であ
る。

【００２１】ＣＰＵ６は、操作部５のメニューボタンが
操作されるのをチェックしており（図１のステップ５
０）、メニューボタン５ｅが操作されると、テレビジョ
ン受像機のＣＲＴディスプレイには、図３に示すメニュ
ー部１０が表示される（ステップ５１）。このような画
面は、ＣＰＵ６の指示に基づきオンスクリーンガイド生
成回路４で生成される。このとき、メニュー部１０は、
ＣＲＴ８の上部分に表示され、チューナにより受信され
ている映像と重畳されて表示される。メニュー部の表示
される位置は、映像処理回路３からディスプレイに表示
される映像信号の垂直及び水平同期信号に基づき決定さ
れる。

【００２２】メニュー部１０には、ガイド表示指定部１
１、個別にパラメータを指定できるパラメータ個別指定
部１２、１３及び、その他の操作指定部１４が設けられ
ており、左右のカーソル移動ボタン５ａ、５ｂを操作す
ることにより、現在選択されている位置すなわちカーソ
ルの位置が順次移動する。尚、図では表されていない
が、選択された指定部は、他とは色が異なる状態とな
り、使用者に選択されていることを知らしめるようにな
っている。これらの処理は、ステップ５２及びステップ
５３にて行なわれる。カーソルが移動された部分が、個
別のパラメータ指定部１２、１３及びその他の操作指定
部１４のように、サブメニューがある場合、サブメニュ
ーが表示され、サブメニュー上にカーソルが位置する
（ステップ５４、５５）。

【００２３】サブメニューについては、図４から図６に
示されている。図４は、チャンネルに関するパラメータ
のサブメニューであり、ＡＬＬ（制限なし）、ＰＰＶ
（ペイパービューチャンネル、番組毎に契約して料金を
支払い受信することのできるチャンネル）、ＰＲＯＭＯ
（宣伝用のチャンネル）等があり、これらから選択する
ことができる。具体的には、選択により、先に説明した
制限データのチャンネル関連のフラグの一つがセットさ
れることになる。

【００２４】図５は、番組の内容、カテゴリーに関する
パラメータのサブメニューである。ＡＬＬ（制限な
し）、Ｍｏｖｉｅｓ（映画番組）、Ｓｐｏｒｔｓ（スポ
ーツ番組）、Ｎｅｗｓ（ニュース番組）などから、番組
のカテゴリーを選択することが出来る。チャンネルの場
合と同様に、制限データのカテゴリー関連フラグから一
つ又は複数が選択されてセットされることにより、カテ
ゴリーの指定が行われる。

【００２５】図６は、その他の操作指定部でのサブメニ
ューを示しており、ここでは、価格帯色分け表示の設定
等を選択することができる。

【００２６】このようなカーソルの移動の後、使用者の
意図するカーソル位置において、セレクトボタン５ｄが
操作されると、カーソル位置が、番組選択のためのパラ
メータ設定に関係するかどうかが調べられる（ステップ
５７）。指定部１２から１４にカーソルがある場合は、
所定のパラメータ設定が行なわれる（ステップ５８）。
すなわち、現在の設定を記憶するメモリ９の領域に、つ
まり、図１６に示した制限データ及び価格帯データに、
変更された設定が書き込まれる。この処理については、
後で詳しく説明する。

【００２７】一方、指定部１２から１４に関連しない場
合、つまり、ガイド指定部１１上にあって、ガイド表示
か一覧表示が指定されたときは、ステップ５８はスキッ
プされ、ステップ５９での判断の後、番組ガイド若しく
は一覧表示がディスプレイ上に表示される処理が実行さ
れる（ステップ６０）。番組ガイドの表示は図７の如く
行なわれる。番組ガイド画面を生成する時、オンスクリ
ーンガイド生成回路４は、ＣＰＵ６から与えられた、現
時点の表示に関するパラメータを参照し、衛星から送ら
れた番組情報から、指定された条件に会う番組の情報だ
けを表示するようにして、ガイド画面を生成する。すな
わち、図１５に示したように、まず、制限データ及び価
格帯データのチェックを行い（ステップ１５１）、この
制限データ及び価格帯データに基づき、メモリ９内に記
憶された番組データの表示フラグのセット（値１を設定
する）／リセット（値０を設定する）を行う。また、価
格帯データが設定されている場合には、その番組がどの
価格帯に所属するかを識別する値が記憶される（例え
ば、価格帯１に所属するなら４、同じく価格帯２なら
３、価格帯３なら２を設定する。いずれにも所属しない
場合には、５を設定する。）そして、チャンネル番号、
開始及び終了時刻のデータに基づき、図７のようなグリ
ッド表示を行う事のできる画面を生成する。ＰＰＶの価
格制限が行われている時には、タイトルなどが表示され
るのは、表示フラグがセットされた番組だけである。ま
た、価格帯色分け表示が指定されている時には、表示フ
ラグの値に応じた表示色が選択され、表示画面が作成さ
れる。具体的には、値が４なら赤、３なら青、２なら緑
が選択される。また、値が５の時には、灰色など目立た
ない色により表示される。

【００２８】なお、図７において、番組Ｄに現在カーソ
ルがあり、この状態では、番組Ｄの一部の映像を番組ガ
イド周辺で見ることができる。また、番組Ｄの両側等が
空白になっているのは、これらの番組がその時点の制限
の指定により表示されなくなっているためである。

【００２９】また、メニュー１０において、番組一覧表
示の部分にカーソルを移動させてセレクトボタン５ｄを
押すと、図１４の処理が行われる。まず、価格制限デー
タ若しくは価格帯データが設定されているかどうかをチ
ェックし（ステップ１４１）、設定されていなければ、
ステップ１４７に進んで、一覧表示を行う。設定されて
いると、メモリ９のソート指定フラグを読み出し（ステ
ップ１４２）、このソート指定フラグの状態に対応し
て、図９のソート指定画面を表示する（ステップ１４
３）。ソート指定のフラグには、「価格の高い順」、
「価格の低い順」、「価格順設定なし」に対応した３種
類のフラグが有り、排他的にセットされる。カーソルを
移動して所望のソート順を「価格の高い順」、「価格の
低い順」、「価格順設定なし」の中から選択し、「Ｏ
Ｋ」が選択されると、指定に従いソート指定フラグがセ
ットされる（ステップ１４５）。そして、指定されたソ
ート項目に基づき、図１６に示された番組データをチェ
ックして、ソートテーブルを作成する（ステップ１４
６）。

【００３０】このソートテーブルは、一覧表示において
参照するテーブルであり、表示する順番にデータ番号を
並べた配列データであり、メモリ９に保存される。「価
格順設定なし」が選択されている場合は、通常の一覧表
示と同じく、番組のタイトル順にソートテーブルに番組
のデータ番号が記憶される。「価格の高い順」又は「価
格の低い順」が選択された場合は、番組データの価格に
基づき、そして、価格の同じ番組データの間では、タイ
トル順にデータ番号がソートテーブルに記憶される。

【００３１】そして、ステップ１４７では、制御パラメ
ータに従って、受信した番組データの表示フラグをセッ
トする。つまり、制限パラメータにより表示することを
指定された番組データについては、表示フラグがセット
され、逆の場合は、表示フラグがリセットされる。ま
た、価格帯データが設定されている場合は、番組が所属
する価格帯を識別する値が表示フラグに書き込まれる。
一覧画面の表示では、ソートテーブルのデータに従っ
て、表示フラグがセットされている番組データに基づ
き、図１１に示された画面を作成して、表示を行うか、
表示フラグの値に基づき、番組ガイドと同様に表示の色
を選択して表示する。（ステップ１４８）。

【００３２】図１０の一覧表示では、ＰＰＶの価格帯に
ついて何等制限をかけていない表示であるが、図１１で
は、例えば、ＰＰＶの価格帯を４００円から１０００円
に設定し、更に、価格の高い順に表示するように条件設
定を行った場合の表示の例である。先に述べたように、
価格が同じ場合には、タイトル順で表示が行われる。

【００３３】さて、次に、制限データの設定や、価格帯
の設定について説明する。図４のサブメニューが表示さ
れた状態で「ＰＰＶ」にカーソルを合わせてセレクトボ
タン５ｄを操作すると図１３の処理が行われる。まず、
図１６に示すメモリ９に記憶された価格制限データを読
み込み（ステップ１３１）、読み込んだ価格制限データ
も含めて図８の入力画面を表示する（ステップ１３
２）。価格制限データは、上限価格と下限価格の二つか
らなり、何れも０に設定されているときには、制限がな
いものとみなされる。制限がない場合には、価格は表示
しない。

【００３４】この入力画面に対して、使用者がテンキー
等を用いて、価格制限の値を入力して（ステップ１３
３）、カーソルを「ＯＫ」の位置まで移動してセレクト
ボタン５ｄを押すと、入力した価格制限を価格制限デー
タに書き込む（ステップ１３５）。この場合、価格帯デ
ータは全てリセットされる。「キャンセル」を選択した
場合は、価格制限データを変更せずに終了する（キャン
セルを選択した時の動作は、他の設定画面において同じ
であるため他の設定画面については説明を省略した。）図４のサブメニューが表示された状態で、「ＰＰＶ」以
外の項目が選択された場合には、その項目に対応したフ
ラグ（ＡＬＬやＰＲＯＭＯ）がセットされ、他のフラグ
はリセットされると共に、上限及び下限の価格データ
は、ゼロに設定される。すなわち、先に述べたように、
選択の状態は排他的である。

【００３５】入力画面では、この様に表示するＰＰＶ番
組の価格の下限と上限を指定することにより、表示する
ことのできるＰＰＶ番組を制限することができる。２つ
の入力領域に数字を入れなければ、その時は、制限が全
くない状態である。上限及び下限のいずれかだけに入力
することも可能であり、その時は、上限もしくは下限の
いずれかのみについて制限を設けたことになる。つま
り、ステップ１３５では、何も入力されていない場合に
は、その部分に対応するデータの変更を行わない。

【００３６】図６のサブメニューで価格帯色分け表示の
指定を行った時には、価格帯データの読み出しを行う
（ステップ１７１）。そして、価格帯データを含めて図
８に示す設定画面を表示する（ステップ１７３）。図８
の場合と同様、価格帯データにおいて設定されていない
場合には、空白が表示される。そして、異なる３つの価
格帯について上限及び下限の価格がテンキーなどを用い
て設定され、「ＯＫ」が選択されると（ステップ１７
４）、前記の価格データに夫々の価格データが設定され
る。ここでは、赤色が価格帯１に、青色が価格帯２に、
緑色が価格帯３に設定される。もちろん、この価格帯の
数をさらに増やすことも可能である。そして、このよう
に、価格帯色分け表示の指定がなされた場合、上限及び
下限の価格による表示制限は意味がなくなるので、制限
データの関連する項目、すなわち、ＰＰＶフラグ、上限
価格、下限価格はリセットされる。

【００３７】実施例の場合、プログラムの簡単のため
に、価格帯１〜３の設定において、使用者をサポートす
る機能は何等実装されていない。そして、価格帯の設定
が重なった場合は、上から順に優先されるようになって
いる。つまり、赤（価格帯１）−＞青（価格帯２）−＞
緑（価格帯３）の順に優先順位が低くなる。この優先順
位を実現するために、表示フラグへの値の設定に際し
て、価格帯１−＞価格帯２−＞価格帯３の順に、評価し
てゆき、番組の価格がその設定範囲にあれば、残りの評
価をすることなく、すぐ対応する値を設定するようにし
ている。

【００３８】なお、以上の実施例では、複数の価格帯を
区別するために色分けを行ったが、その外の区別例えば
ハッチングパターンなどの識別可能な表示態様を利用す
る方法も可能である。

【００３９】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、有
料の番組について、価格の上限や下限若しくはその両方
を設定でき、表示する番組を制限するようにしたので、
使用者は、その制限の範囲の番組しか表示できないよう
に設定できる。従って、有料番組の購入に際して、選択
が容易となる。

【００４０】また、一覧表示において、価格に関して表
示の順序を指定する手段を設け、この指定に従い表示が
行われるので、使用者は、この表示に基づき、番組購入
を検討することができ、実用的である。

【００４１】さらに、複数の価格帯域を設定できる設定
手段を設け、この複数の価格帯域のいずれに属するかに
応じて、一覧表示若しくはガイド表示において、表示の
対応を異ならしめて表示することにより、有料番組の価
格に関する情報を直感的に知ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。

【図２】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。

【図３】メニュー部の表示されたディスプレイ画面を示
す説明図である。

【図４】チャンネルのサブメニューを示す説明図であ
る。

【図５】カテゴリーのサブメニューを示す説明図であ
る。

【図６】その他のサブメニューを示す説明図である。

【図７】番組ガイド画面の説明図である。

【図８】ＰＰＶの表示価格制限の設定画面の説明図であ
る。

【図９】ソート指定画面の説明図である。

【図１０】一覧表示画面の説明図である。

【図１１】一覧表示画面の別の説明図である。

【図１２】価格帯色分け表示設定画面の説明図である。

【図１３】ＰＰＶの表示価格制限設定処理のフローチャ
ートである。

【図１４】一覧表示の処理のフローチャートである。

【図１５】ガイド表示処理のフローチャートである。

【図１６】データ構造を示す説明図である。

【図１７】価格帯色分け表示設定の処理のフローチャー
トである。

【図１８】実施例の構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

２チューナ３映像処理回路４オンスクリーンガイド５操作部６ＣＰＵ７マルチプレクサ８ＣＲＴ９メモリ１０メニュー部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の番組に関する情報を受けて、この
情報をグリッド状若しくはリスト状に表示する番組内容
表示装置において、前記番組に関する情報の内、番組価
格に関する設定を行う設定手段を設け、この番組価格に
関する設定に従い、前記グリッド状若しくはリスト状の
表示の態様を変更してなる番組案内表示装置。
【請求項２】複数の番組に関する情報を受けて、この
情報をグリッド状若しくは、リスト状に表示する番組内
容表示装置において、前記番組に関する情報の内、番組
価格に関する上限又は下限若しくは上限及び下限を設定
する価格制限設定手段と、前記価格制限設定手段により
制限された価格の番組のみについて前記グリッド状若し
くはリスト状に表示する表示手段を備えることを特徴と
する番組案内表示装置。
【請求項３】複数の番組に関する情報を受けて、この
情報をリスト状に表示する番組内容表示装置において、
前記番組に関する情報の内、番組の価格に関する並び順
を指定する指定手段と、この並び順の指定手段により指
定された順序で、前記複数の番組をリスト状に表示する
表示手段を備えることを特徴とする番組案内表示装置。
【請求項４】複数の番組に関する情報を受けて、この
情報をリスト状若しくはグリッド状に表示する番組内容
表示装置において、前記番組に関する情報の内、番組価
格の複数の範囲を設定する価格帯設定手段と、前記複数
の価格の範囲のいずれに所属するかに応じて、各番組の
表示の態様を異ならしめて、リスト状若しくはグリッド
状に表示する表示手段を備えることを特徴とする番組内
容表示装置。
【請求項５】複数の番組に関する情報を受けて、この
情報をグリッド状若しくはリスト状に表示する番組内容
表示装置において、前記番組に関する情報の内、番組価
格に関する上限又は下限若しくは上限及び下限を設定す
る価格制限設定手段と、番組価格の複数の範囲を設定す
る価格帯設定手段と、番組の価格に関する並び順を指定
する指定手段と、これらの価格制限設定手段と、価格帯
設定手段と、並ぶ順指定手段の指定に基づき、書く番組
の表示の態様及び表示順を異ならしめる表示手段とを備
えるとともに、前記価格制限設定手段による設定と前記
価格帯設定手段による設定とは、一方のみが有効となる
ことを特徴とする番組案内表示装置。