JPH09270241A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents

走査電子顕微鏡

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JPH09270241A
JPH09270241A JP8079008A JP7900896A JPH09270241A JP H09270241 A JPH09270241 A JP H09270241A JP 8079008 A JP8079008 A JP 8079008A JP 7900896 A JP7900896 A JP 7900896A JP H09270241 A JPH09270241 A JP H09270241A
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JP
Japan
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sample
chain
electron
beams
scanning electron
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JP8079008A
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English (en)
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Katsushige Tsuno
津野勝重
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲がった光軸の光学系を利用し、かつ2次収
差の発生を抑えてSEM像を得るとともに、真空度の異
なる室を真空度を分離して連結する。 【解決手段】 走査電子顕微鏡の電子銃と対物レンズの
間に中心面に対して対称な多重プリズム連鎖を設置し、
多重プリズム連鎖により、電子ビームの軌道を曲げて試
料へ照射するとともに、試料から放出される2次電子を
前記電子ビームの軌道から分離して取り出して検出し、
また、連続曲面を有するパイプによって電子銃室と試料
室を分離し、中間に真空ポンプによる真空引き口を備え
て真空引きするようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多重プリズム連鎖に
より電子ビームの軌道を一旦曲げた後試料面を走査する
ようにした走査電子顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年における走査電子顕微鏡の発展はめ
ざましく、今では電子顕微鏡と言うと透過型(TEM)
であるよりは走査型(SEM)がイメージされるように
なりつつある。このような発展の理由の1つは分解能の
著しい向上である。TEMなみの分解能が達成できるよ
うになって始めて、SEMはTEMに代わって電子顕微
鏡の代表になったのである。この高分解能を可能にした
のは電界放射型電子銃(FEG)の普及である。FEG
は早くから知られており、特殊な装置として用いられて
きたが、一般的な利用が可能となるには超高真空技術の
発展を待たねばならなかった。一方、SEMの利用の幅
を拡げたのは低真空SEMの普及である。試料のまわり
を低真空にすると、空気がイオン化されるため導電性の
ない試料の観察が出来たり、水分を含んだ試料の観察が
可能となった。従って現代のSEMでは、電子銃室は超
高真空、試料室は低真空が要求されている。
【0003】このような高真空を必要とする電子銃室等
と、低真空にならざるを得ない、或いは低真空が望まし
い試料室等の真空の程度の異なる2つまたはそれ以上の
領域が混在する真空系を必要とする系においては、図6
(a)に示すように電子銃室1と試料室2とを分離し、
これらを細い穴をもったオリフィス3によって仕切るこ
とが行われている。また、図6(b)に示すように、高
真空室4と低真空室5の真空度の開きが大きい場合に
は、中間室6を設け、高真空室4と中間室6の間を第1
オリフィス7で、中間室6と低真空室5の間を第2オリ
フィス8で仕切ることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、電子ビー
ムの発生源(電子銃)とその到達点(試料)との間は電
子光学系の光軸が直線をとるので、高真空室と低真空室
とは直線的に連結されなければならず、その経路を長く
することや、途中に何段階かのオリフィスを入れること
によって大きな真空度の違いに耐えられるように設計さ
れてはいるが、このような直線的に連結される系におい
ては、低真空室の試料面上を発した空気の分子等が直進
して高真空室へ拡散することを避けることが出来ず、そ
のため試料室を低真空化したFEG付SEMはまだ商用
機としては実現していない。この対策として、電子銃部
の光軸を試料近傍の光軸に対して傾斜させ、ビームのパ
スを曲げることも考えられるが、この場合は不所望の2
次収差が発生してプローブ径が大きくなるため、高分解
能SEMであるためには、この収差補正装置等が必要に
なり、複雑な装置構成となることが避けられない。ま
た、仮にビームパスを曲げたとしてもその曲げ方によっ
ては気体分子の通過を充分には防ぐことが出来ないこと
から、真空度の異なる室の連結法として光軸を曲げるこ
とは実際問題としてほとんど行われなかった。しかしな
がら、近年ビーム光学技術の進展によって曲がった光軸
を用いても2次収差を発生させないような系がいくつか
考案されるようになって来た。その例は、2つの磁界セ
クター磁石と1つの電界ミラーを用いるキャスターン・
ヘンリ型フィルタ、オメガフィルタ、アルファフィル
タ、多重プリズム連鎖等である。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、2次収差の発生を極力小さくした曲がった光軸を有
する光学系を利用してSEM像を得ること、また該光学
系を用いて真空度の異なる室を連結することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の走査電子顕微鏡
は、走査電子顕微鏡の電子銃と対物レンズの間に中心面
に対して対称な多重プリズム連鎖を設置し、電子ビーム
の軌道を曲げて試料へ照射し、試料からの2次電子を電
子ビーム軌道から分離して検出可能とし、さらに2次収
差の発生を無視できるほど小さく抑えた状態で光軸を曲
げて電子銃室と試料室との真空度の分離をより明確にし
たことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は多重プリズム連鎖を用いたビームセ
パレータを説明する図であり、低加速電子顕微鏡(LE
EM)用に開発したビームセパレータとその内部を通る
電子の軌道を示したものである。図2は多重プリズム連
鎖を用いた場合の回折面上における収差図形である。図
3は多重プリズム連鎖のSEMへの挿入位置を示す図で
ある。本発明において多重プリズム連鎖とは、電子ビー
ムを曲げる装置(磁極)であるプリズムを複数個繋げた
ものを意味し、ビームセパレータとは試料に入って来る
ビームと試料から出ていくビームが同じ光軸上を通るた
め、これを途中で分離するためのものである。
【0008】図1の多重プリズム連鎖では、矢印で示す
ように、左側から入ったビームが、磁極P1、P2、P
3で曲げられて上方に抜け(ビームパスA)、例えば、
上方に置いた試料から出たビームが磁極P4、P5、P
6、P7で曲げられて下方へ抜けていく(ビームパス
B)場合を示している。多重プリズム連鎖を構成する各
磁極はコイルにより形成され、ビームを曲げたときに2
次収差が発生しないように、図のx軸に対して対称な磁
極形状配置になっている。後述するように、このような
多重プリズム連鎖により、図1のy軸方向(上下方向)
のビームパスBを利用して電子銃室と試料室とを連結
し、SEMの真空系の仕切りに応用することができ、図
1において、下方を電子銃室側、上方を試料室側として
図の矢印と逆方向に電子ビームを照射する(ビームパス
B)とすると、試料からの2次電子が、ビームパスAを
通るので左側に検出器を配置することによりSEM像が
得られる。この構成は、2次電子検出器を照射ビームか
ら離間して配置できるので、検出器電圧がビームに影響
しないようにできる利点がある。
【0009】図2は、図1に示す多重プリズム連鎖を用
いた場合の回折面(図3における回折面Do、Di)上
における収差図形を示してものであり、図2(a)は入
射ビーム系(図3の回折面Do)、図2(b)は出射ビ
ーム系(図3の回折面Di)を示し、各点の収差は10
0倍して表示している。ここで問題にしている系では、
出射ビーム系のみを考えればよい。図2から明らかなよ
うに回折面上でのビームの拡がりはほとんどない。図に
は、±10Vエネルギーの異なるビームによる回折点も
示してあるが、回折面上で若干の分散を示している。こ
の分散量は、エネルギー幅0.4eV程度のFEGでは
問題とならないが、図1に示した装置の各磁極形状の調
整によって、エネルギー分散を零に調整することも可能
であり、逆に出来るだけエネルギー分散を大きくなるよ
うに設計し、回折面上にスリットを置いて入射ビームの
エネルギー幅を制限し分解能の向上をはかることも可能
である。
【0010】図3は多重プリズム連鎖をSEMに用いる
場合の挿入位置を示している。図3において、10は電
子銃、11はコンデンサレンズ、12は回折面(D
o)、13は多重プリズム連鎖、14は回折面(D
i)、15は対物レンズ、16は試料、17は2次電子
検出位置(Dg)である。電子銃10から放出されたビ
ームは図示しない加速電極で加速され、コンデンサレン
ズ11で集束されて多重プリズム連鎖13で曲げられ
る。図2で説明したように、多重プリズム連鎖13でビ
ームを曲げたとき、回折面(Do)に対して回折面(D
i)におけるビームの広がりは殆どなく2次収差は発生
しない。そして、対物レンズ15で、多重プリズム連鎖
13の回折面Diを物面としてこれを試料16上に投影
し、この投影点を図示しない偏向系により走査する。試
料から放出される2次電子は、図1で説明したように同
じ光軸上を通り、多重プリズム連鎖13で照射ビームパ
スから分離されて2次検出位置(Dg)に導かれ、SE
M像が得られる。このように、2次収差を発生させずに
ビームパスを曲げてSEM像が得られ、このとき2次電
子検出器を照射ビームから離間して配置することができ
る。
【0011】なお、多重プリズム連鎖13は真空をこの
上下で仕切るためでもあるので、プリズム連鎖内では、
ビームの通路は図1に示したビームパスに沿った形を有
する細いパイプ内に制限されている。また、図3では、
回折面(Do、Di)が実像を形成しているので、この
面にオリフィスを入れて上下の仕切りを完全にすること
も可能である。ただし、ベルシエ効果(ビームを絞った
ときに電子同士が衝突して互いの速度が変化してしまう
こと)を防ぐため、実像を形成しないような光学系をと
る必要のある場合には、あまり小さなオリフィスをもう
けることは出来ない。また、図3の例では、多重プリズ
ム連鎖をコンデンサレンズと対物レンズ間に入れている
が、本発明はこれに限られるものではなく、電子銃とコ
ンデンサレンズの間に挿入してもよい。
【0012】次に、多重プリズム連鎖でビームを曲げた
ときに、高真空室と低真空室との仕切りをより完全にす
る系について説明する。図4(a)に示すような曲がっ
た光軸を有する系を考える。このように電子ビームを曲
げて通過させるに際し、2次収差を最小限にするとうい
う要請から、この系は中心面に対して上下対称でなけれ
ばならない。即ち、図4において、R1、R2 、R3
4 をビームの回転半径、L1 、L5 を第1、第2オリ
フィスからの曲面パイプまでの直線部距離、L2 、L4
を曲面パイプ間の直線部距離としたとき、R1 =R4
2 =R3 、L1 =L5 、L2 =L4 である。真空を保
つための上下にオリフィスで仕切られたパイプの直径は
2hとする。パイプ断面の形は、図4(b)に示すよう
に円形、楕円形、4角形等いずれでもかまわない。この
ように、単にパイプを曲げただけでは上下の真空室を完
全に仕切ることは出来ない。完全に仕切るためには、途
中に真空ポンプを置いて、この真空ポンプの方向に向か
って入り込んだ気体分子は再び出て来ることはないとい
う条件が必要である。又、低真空域も含め、全系が気体
分子同士の衝突は無視出来る分子流領域の真空度にある
ことが前提となる。
【0013】図5に示すような系を考え、気体分子が下
方から上方に向かって昇って来る場合を考えてみる。パ
イプは曲げられているので、第2オリフィスを通過して
壁面A、Bと衝突することなく壁面C、Dに達するビー
ムはない。又、壁面Aに衝突したビームは必ず壁面Bに
再び衝突する。この時、壁面Bに衝突した気体が、壁面
C、Dに達せずに必ず真空ポンプに連なるパイプの側に
入ってしまうためには、真空ポンプ側に連なるパイプの
半径をD、ビームパスの回転半径をR2 、真空通路のパ
イプの直径を2h、曲面パイプの中間における直線部分
の1/2の距離をL3 としたとき、Dが、 D>{(R2 +h)2 −(R2 −h)2 1/2 +L3
2(R2 h)1/2 +L3 を満たせば良い。この条件を満足すると、下側から入っ
た気体分子は必ず真空ポンプ側に向かい、上方へ抜ける
ことがない。ここでの考察では、紙面と平行な面内での
分子の動きだけを考えたているが、紙面に垂直な向きの
運動成分は考える必要がない。又、パイプはその最大直
径の面のみについて考えたが、この面より奥、又は手前
を進むビームについては、hが小さくなるので、必ず上
式の条件を満足する。こうして、第1オリフィスと第2
オリフィスとの真空を完全に仕切ることが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多重プリ
ズム連鎖を用いてビームパスを曲げ、2次収差の発生を
極力抑えてSEM像を得ることが可能となり、2次電子
検出器をビームから離間させて配置することが可能とな
り、また、連続曲面を有するパイプによって低真空室と
高真空室を分離する系において、その中間に真空ポンプ
による引口を備えることにより、低真空室と高真空室を
完全に分離することができ、試料室を低真空化したFE
G付SEMを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多重プリズム連鎖を用いたビームセパレータ
とその内部を通る電子の軌道を示す図である。
【図2】 多重プリズム連鎖を用いた場合の回折面上に
おける収差図形を示す図である。
【図3】 多重プリズム連鎖のSEMへの挿入位置を示
す図である。
【図4】 高真空室と低真空室との仕切りをより完全に
する系を説明する図である。
【図5】 高真空室と低真空室との仕切りをより完全に
する系を説明する図である。
【図6】 高真空室と低真空室の分離を行う従来例を説
明する図である。
【符号の説明】
10…電子銃、11…コンデンサレンズ、12…回折面
(Do)、13…多重プリズム連鎖、14…回折面(D
i)、15…対物レンズ、16…試料、17…2次電子
検出位置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査電子顕微鏡の電子銃と対物レンズの
    間に中心面に対して対称な多重プリズム連鎖を設置し、
    該多重プリズム連鎖により、電子ビームの軌道を曲げて
    試料へ照射するとともに、試料から放出される2次電子
    を前記電子ビームの軌道から分離して取り出し、検出す
    るようにしたことを特徴とする走査電子顕微鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の走査電子顕微鏡におい
    て、多重プリズム連鎖の回折面にオリフィスを配置した
    ことを特徴とする走査電子顕微鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の走査電子顕微鏡におい
    て、多重プリズム連鎖の出射回折面上にスリットを設け
    て入射ビームのエネルギーを低減させるようにしたこと
    を特徴とする走査電子顕微鏡。
  4. 【請求項4】 連続曲面を有するパイプによって電子銃
    室と試料室を分離するようにした走査電子顕微鏡におい
    て、中間に真空ポンプによる真空引き口を備え、真空引
    き口に連なるパイプの半径をD、ビームパスの回転半径
    をR2 、真空通路のパイプの直径を2h、曲面パイプの
    中間における直線部分の半分の長さをL3 としたとき、 D>2(R2 h)1/2 +L3 とするとともに、ビームパスの系全体を中心面に対して
    対称としたことを特徴とする走査電子顕微鏡。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004519084A (ja) * 2001-02-20 2004-06-24 エルエーオー エレクトローネンミクロスコーピー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ミラー補正器を有する粒子ビームシステム
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