JPH09270054A - 販売機 - Google Patents

販売機

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JPH09270054A
JPH09270054A JP7691196A JP7691196A JPH09270054A JP H09270054 A JPH09270054 A JP H09270054A JP 7691196 A JP7691196 A JP 7691196A JP 7691196 A JP7691196 A JP 7691196A JP H09270054 A JPH09270054 A JP H09270054A
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JP
Japan
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card
prepaid
product
vending machine
prepaid card
Prior art date
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Application number
JP7691196A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Betsutou
勝彦 別島
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KAARUSON MAAKETEINGU GROUP JAP
KAARUSON MAAKETEINGU GROUP JAPAN KK
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KAARUSON MAAKETEINGU GROUP JAP
KAARUSON MAAKETEINGU GROUP JAPAN KK
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカード20を用いるのに際して、
プリペイドカード20が誰のプリペイドカード20であ
るのかの認識を可能にする。また商品提供の際に抽選を
行ったり、購入した商品に応じたポイントを累計させる
こともできる。 【解決手段】書き換え不能なカード番号記録部と書き換
え可能なプリペイド残高記録部とを少なくとも設けたプ
リペイドカード20を挿入するための挿入口13と、挿
入口13に挿入されたプリペイドカード20の記録部を
読むためのカードリーダーと、プリペイド残高記録部の
データを書き換えるためのカード情報書き換え部とを販
売機10に設ける。抽選部を設け、抽選部での抽選結果
を認識可能とする。プリペイドカード20に、累計ポイ
ント記録部を設け、商品提供毎に商品享受の累計ポイン
トを記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は販売機、更に詳しく
はプリペイドガードを用いて商品提供を受ける販売機で
あって、必要に応じて、商品提供に伴う抽選、あるいは
商品提供の回数、額等に応じた累計ポイントの記録等が
行える販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から種々の販売機が用いられてい
る。このような販売機のうち、販売機からの商品提供を
受けるための条件として、金員が必要とされる販売機が
多く提供されている。またここで、金員としては、硬貨
あるいは紙幣を直接投入するものと、いわゆるプリペイ
ドカードを投入するものとが存在していた。
【0003】そして、硬貨または紙幣を投入するような
販売機としては、例えば町に設置されているような飲み
物、タバコ、テレホンカード等の自動販売機、あるいは
駅に設置されている切符の自動販売機などがあった。一
方、プリペイドカードを使用して商品提供を受けるため
の販売機としては、例えば駅に設置されているような乗
車券の自動販売機等があった。
【0004】またこれらの内で、駅に設置されているよ
うな乗車券の自動販売機等にあっては、硬貨あるいは紙
幣を直接投入しても使用できるだけでなく、いわゆるプ
リペイドカードを投入しても使用できるものも提供され
ていた。このような、従来から用いられていた販売機の
うちで、特にプリペイドカードを用いた販売機について
は、各交通機関等が発行しているプリペイドカードを用
いる切符の自動販売機等が多く使用されている。
【0005】そして、このような従来から用いられてい
た販売機で使用しているプリペイドカードには、プリペ
イド残高記録部が設けられており、そのプリペイド残高
記録部に記録されている残高に達するまでの間、プリペ
イドカードを使って、各種商品提供を受けることができ
るものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプリ
ペイドカードにあっては、個々のプリペイドカードを識
別するような機能が一切付いておらず、特定のプリペイ
ドカードを誰がいつ使用しても商品の提供が受けられる
ようになっていた。従って、プリペイドカードの使用に
よって商品を提供する側としては、種々の商品を提供し
たものの、その商品が、一体どのような人に購入されて
いたのかということを把握することができないだけでな
く、その商品の提供を受ける人の年齢層、あるいは商品
の種類などについても把握することが不可能となってい
た。
【0007】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、従来のプリペイドカードとの相違で説明すると、少
なくともプリペイドカードに書き換え不能なカード番号
記録部を設けることにより、そのプリペイドカードが誰
のプリペイドカードであるのかの認識を可能にすること
となる。したがって、そのプリペイドカードが使用され
た場合、どのような年代層、あるいはどのような種類の
商品が提供されたのかということを知ることができるよ
うな販売機を提供するものである。
【0008】更に請求項2記載の発明では、プリペイド
カードを用いて商品提供を受ける際に、その商品の提供
毎に抽選を行い、その抽選結果を販売機に表示可能に形
成することによって、プリペイドカードを用いて商品提
供を受ける際に、必ず抽選が行われ、その抽選の結果に
よっては、新たなサービスを受けたり、あるいはプリペ
イドカードへの残高の追加などを受けることも可能とな
ってくるものである。
【0009】また、請求項3記載の発明は、プリペイド
カードに書き換え可能に記録させる累計ポイント記録部
を設け、商品の提供毎に、あるいは商品の金額毎に特定
の累計ポイントを設定し、その累計ポイントを、カード
の累計ポイント記録部に書き換え可能に記録することに
よって、プリペイドカードの使用によって、新たな商品
提供手段を可能とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、書き換え
不能なカード番号記録部と、書き換え可能なプリペイド
残高記録部とを少なくとも設けたプリペイドカードを挿
入するための挿入口と、挿入口に挿入されたプリペイド
カードの記録部を読むためのカードリーダーと、プリペ
イド残高記録部のデータを書き換えるためカード情報書
き換え部と、商品の保管部と、商品保管部の商品を提供
信号に基づいて提供するための商品提供部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】ここで、プリペイドカードは、書き換え不
能なカード番号記録部にカード固有の番号あるいは記号
が記録されている。従って、このプリペイドカードにつ
いては、個々のプリペイドカードの識別が可能となって
いる。また、プリペイド残高記録部には、そのプリペイ
ドカードの使用可能な金額が書き換え可能な状態で記録
されているものである。このプリペイド残高記録部は、
あらかじめプリペイドカードを購入する際に書き込まれ
ているように形成することも可能であるし、販売機に金
員の投入部を設け、例えば札と共にこのプリペイドカー
ドを投入することによって、その札で認識される金員を
プリペイドカードにプリペイド残高として書き込むこと
も可能である。更には、プリペイドカードの購入時に、
購入金額に相当するプリペイド残高を記録しておいて、
使用の後に、販売機に投入した金員に相当する金額を加
算書き込みすることも可能である。
【0012】また、このようなプリペイドカードの挿入
口としては、販売機の前面側に設けられており、雨など
によって濡れないような蓋が設置されたり、あるいは傘
状の突出部が設けられていることが望ましい。また、カ
ードリーダーは、挿入口の奥に設けられ、この挿入口に
挿入されたプリペイドカードの記録部、すなわちカード
番号記録部と、プリペイド残高記録部とを読み取るため
のものである。このカードリーダーにより読み取られた
カード番号記録部により、どの特定カードが使用された
のかの認識が可能となると共に、プリペイド残高記録部
に記録された残高を読むことにより、その後の商品提供
の際に使用できる金額が判断可能となるものである。
【0013】更にカード情報書き換え部は、プリペイド
残高記録部に記録されているデータを書き換えるための
ものであり、通常はサービスの提供により減算方向に書
き換えるものである。ただ、販売機に金員の投入口が設
けられているときには、金員の投入により、プリペイド
残高記録部に記録されたデータを投入金額に一致させて
加算して書き換えることも可能となっている。
【0014】また商品としては、例えば町に設置されて
いるような販売機で考えると、飲み物、タバコ、テレホ
ンカード等があり、駅に設置されているような販売機で
考えると切符等がある。更に、商品保管部は、冷却ある
いは加熱等が行えるように形成されていることが望まし
い。
【0015】更に販売機については、金員に対応したサ
ービスを単に提供するだけの販売機としてとらえること
もできるが、請求項2記載のように商品提供部での商品
提供毎に行う抽選部と、抽選部での抽選結果を認識可能
な認識部とを販売機に設けると、販売機の使用によって
商品の提供を受けた際に、必ず抽選が行われ、その抽選
結果が、認識部に表示されることとなる。
【0016】この抽選とは、例えば抽選により入賞した
際には、何らかの入賞カードを提供するような、入賞カ
ード提供部を設け、その入賞カードの特定機関への送付
などによって、他のサービス、例えば他の商品提供など
を受けるように形成することも可能である。一方、この
抽選部による抽選に当選することによって、プリペイド
カードのプリペイド残高記録部のデータを加算方向に書
き換えることも可能である。具体的には、抽選部により
一等に当たった際には、プリペイド残高記録部に1,0
00円分のデータが加算記録され、2等にあたったとき
は500円分のデータが加算記録されるように形成する
ようなことも可能である。
【0017】更にこの抽選部での抽選を、販売機によっ
て提供される商品のうちで、特定の商品のみが抽選の権
利があるように形成することもできる。具体的には、例
えば販売機として飲み物の自動販売機を用いた場合、種
々の飲み物のうちで特定の飲み物のみが抽選の権利があ
るように形成することによって、その特定の飲み物の優
先的販売等を図ることもできる。
【0018】また、前記のように特定の飲み物の販売を
促進させたい場合には、抽選による入賞の確率を、その
特定の飲み物については高くなるように形成することも
できる。更に請求項3に記載の発明は、プリペイドカー
ドに書き換え可能に記録させる累計ポイント記録部を設
け、商品提供部の商品提供毎に、商品享受の累計ポイン
トをカードの累計ポイント記録部に書き換え記録させる
ことを特徴とする。
【0019】このように形成することによって、プリペ
イドカードを使って、商品を購入すると、その購入回数
に応じたポイントが累計され、そのポイントがプリペイ
ドカードに記録されることとなる。従って、このように
記録されたプリペイドカードの累計ポイントが一定累計
ポイントに達した際には、他のサービスを提供するよう
に形成することが可能となる。具体的には、累計ポイン
トが一定数に達した際には、他のサービス、例えば商品
の提供等を行うようにすることも可能であるし、またプ
リペイド残高記録部に加算方向での残高記録を行うよう
に形成することも可能である。
【0020】なおこの場合、ポイント数を、商品の購入
回数とせずに、商品の単価に設定することもできる。更
には、ポイント数を、例えば販売機として飲み物の自動
販売機を用いた場合、種々の飲み物のうちで特定の飲み
物のポイント数が高くなるように形成することによっ
て、その特定の飲み物の優先的販売等を図ることもでき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1に示したもの
は、本発明に関わる販売機10を利用した一つの実施の
形態でここで販売機10の詳細を説明する前に、まずこ
の販売機10に用いられるプリペイドカード20につい
て説明する。
【0022】この販売機10に用いられるプリペイドカ
ード20は書き換え不能なカード番号記録部と、書き換
え可能なプリペイド残高記録部と、書き換え可能な累計
ポイント記録部とが設けられている。ここで、書き換え
不能なカード番号記録部には、各カード毎に単一の番号
あるいは記号が記録されている。従って、このカード番
号記録部に記録されたカード番号に関しては、同一のカ
ード番号のものを複数枚発行されてはいないこととなっ
ている。
【0023】また、書き換え可能なプリペイド残高記録
部には、そのプリペイドカード20が現在保有している
プリペイド残高が記録されている。更に、累計ポイント
記録部には、そのプリペイドカード20を用いてサービ
スを受けた際に、サービスを受けた回数に応じたポイン
トが加算記録されているものである。
【0024】なお、このような各記録部への記録は、磁
気記録として行うことも可能であるが、プリペイドカー
ド20自体をICカードとして形成し、ICの中のメモ
リに記憶させておくことも可能である。また、販売機1
0は、通常町に置かれているような、缶に入った飲み物
を販売するための販売機10を例として示してある。し
たがって、販売が飲み物の提供になるので、この販売機
10には、図示しない商品の保管部と、商品保管部の商
品を商品の提供信号に基づいて提供するための商品提供
部とが内装されている。また図示は省略するが、商品の
保管部には、冷却装置あるいは加熱装置が付設されてい
るものである。
【0025】一方、この販売機10の正面には、紙幣の
挿入口11、硬貨の挿入口12、カードの挿入口13、
累計ポイント表示窓14、プリペイド残高表示窓15、
クーポン当選出力口16が設けられている。そして、こ
の販売機10は、無線により販売情報が伝達されるよう
に形成されている。
【0026】更に販売機10を詳述すると、前記プリペ
イドカード20を用いるための販売機10は、カードの
挿入口13に挿入されたプリペイドカード20の各記録
部を読むためのカードリーダーと、プリペイド残高記録
部のデータを書き換えるためのカード情報書き換え部
と、累計ポイントを書き換えるためのポイント情報書き
換え部とが設けられている。
【0027】更に、この販売機10には、商品提供部で
の商品提供毎に行う抽選部が内装されている。この抽選
部における抽選は、当選した場合、この実施の形態にお
いては、クーポン当選出力口16から当選クーポン券を
出力可能に形成してある。ただ、このようなクーポン当
選出力口16からの当選クーポン券の出力による抽選結
果の認識の他に、例えば、図示しない抽選結果表示窓な
どを設け、そのような部分に表示することも可能であ
る。
【0028】なお、ここにおける抽選にあっては、購入
時点おいてランダムナンバーの中から一の番号を取り出
し、その番号によって抽選を行う方法が考えられる。こ
のような抽選の場合、取り出した番号があらかじめ販売
機10に設定された入賞番号群の中に入っている際に入
賞とするやり方もあるし、プリペイドカード20毎に定
められたカード番号記録部に記録されているカード番号
との関係において入賞とすることもできる。
【0029】また更にこのような抽選にあっては、各商
品が並べられている販売機10において、特定の商品の
購入に限定して抽選を行うようにすることもできるし、
特定の商品を購入した際には、抽選の結果の確率を向上
させることもできる。このようなやり方を行うことによ
って、特定の商品の販売促進を企画することも可能であ
る。
【0030】更に、この実施の形態においては、累計ポ
イント記録部に、そのプリペイドカード20を用いて商
品の提供を受けた際に、商品の提供を受けた回数に応じ
たポイントが加算記録されているとして説明したが、ポ
イント数を、商品の提供回数とせずに、商品の単価に設
定することもできる。更には、ポイント数を、例えば販
売機10として飲み物の自動販売機を用いた場合、種々
の飲み物のうちで特定の飲み物のポイント数が高くなる
ように形成することによって、その特定の飲み物の販売
促進等を図ることもできる。
【0031】更に、抽選部による抽選に当選した場合、
あるいは累計ポイント数が一定のポイントに達した場合
に、プリペイドカード20のプリペイド残高記録部のデ
ータを加算方向に書き換えることも可能である。具体的
には、抽選部により一等に当たった際には、プリペイド
残高記録部に1,000円分のデータが加算記録され、
2等にあたったときは500円分のデータが加算記録さ
れるように形成するようなことも可能である。またポイ
ント数が10に達すると、プリペイド残高表示部の表示
が100円分加算記録されるように形成することもでき
る。
【0032】次にこのような販売機10を用いて、プリ
ペイドカード20で商品の提供を受ける場合について最
初に説明する。まず、ユーザーは、あらかじめプリペイ
ドカード20を購入する。ここでは、例えば1,000
円で購入したものとすると、1,000円分がプリペイ
ド残高記録部に記録されているものである。
【0033】次いでユーザーは、所定のプリペイドカー
ド20を飲み物の自動販売機としての販売機10のカー
ドの挿入口13に投入する。すると、このカードの挿入
口13に投入されたプリペイドカード20のうち、カー
ド番号記録部と、プリペイド残高記録部と、累計ポイン
ト記録部とがカードリーダーによって読み取られること
となる。その結果、この販売機10では、ある特定のカ
ード番号を有するプリペイドカード20が挿入された事
実、及びこのプリペイドカード20におけるプリペイド
残高と累計ポイントとが、プリペイド残高表示窓15及
び累計ポイント表示窓14に表示されることとなる。
【0034】従って、ユーザーは、プリペイド残高表示
窓15に表示されたプリペイド残高分に応じた飲み物が
購入可能となるものである。そこで、次いでユーザーは
所望の飲み物の購入ボタンを押し、商品提供部によっ
て、その商品を保管部から商品提供部に提供することと
なる。その結果、ある特定のカード番号を有するプリペ
イドカード20の所有者が、どの飲み物を購入したのか
ということもわかるものである。
【0035】また同時に、このような商品の提供により
累計ポイント表示窓14に表示される数字が「1」繰り
上がり、更にプリペイド残高表示窓15に表示されてい
る数字が、購入金額分だけ減算されて表示されることと
なる。更に、この販売機10においては、このようにし
て飲み物を購入する際に、飲み物の購入ボタンを押すと
同時に、販売機10の内部に設けた抽選部において抽選
が行われる。
【0036】この抽選が行われた結果、当選と判断され
た場合には、クーポン当選出力口16から、当選の旨が
表示された当選クーポン券が払い出されることとなる。
このような一連の作業及び操作、記録が行われた後、プ
リペイドカード20は販売機10のカードの挿入口13
から返却されることとなる。次に、この発明に係わる販
売機10を用いたマーケッティングについて、図1に示
した実施の形態と共に説明する。
【0037】ここでは、ユーザーの他に、プリペイドカ
ード20の発行者を兼ねるボトラーと、販売機10の設
置者であるディーラーのほかに、情報管理者が必要とさ
れる。更にここで、ボトラーとディーラーとの関係は、
ボトラーがプリペイドカード20及び加入申込書をディ
ーラーに納品し、ディーラーはボトラーに対してユーザ
ーが所定事項を記入した加入申込書を送付するものであ
る。
【0038】またディーラーとユーザーとの関係は、デ
ィーラーが提供した加入申込書に所定事項を記載したユ
ーザーが、所定の金員と共にディーラーに対して提出し
た場合、ディーラーが提出された金員に一致したプリペ
イド額を記録したプリペイドカード20をユーザーに提
供することとなる。更に、ユーザーと情報管理者との関
係は、抽選によって当選した場合に払い出される当選ク
ーポン券、あるいは所定の累計ポイントに達したプリペ
イドカード20をユーザーが情報管理者に送り、情報管
理者が当選クーポン券あるいはプリペイドカード20の
ポイント数に応じた景品をユーザーに送るものである。
また、情報管理者は、当選クーポン券あるいは所定のポ
イント数に達したプリペイドカード20に関する情報を
整理、管理することとなる。
【0039】また情報管理者とボトラーとの関係は、ボ
トラーが入会申込書に記載された会員情報を情報管理者
に送ると共に、情報管理者はボトラーに当選クーポン券
あるいは所定のポイント数に達したプリペイドカード2
0を所有する会員の情報、例えば景品の交換履歴等を送
るものである。次に、図1に示した発明の実施の形態に
おけるマーケッティングについて説明する。
【0040】ここにおいては、まず最初にボトラーが特
定のカード番号あるいは記号を付したプリペイドカード
20及び加入申込書ををディーラーに納入する。この
際、特定のカード番号の他に、一定のプリペイド残高を
記録させたプリペイドカード20として納入してある。
またこのプリペイドカード20における累計ポイントは
「0」となっている。
【0041】ユーザーはこのカードを購入する際に、プ
リペイド残高記録部に記録されたプリペイド残高に応じ
た金員をディーラーに支払うことによって購入するもの
である。この購入に際して、ユーザーは、加入申込書に
所定事項を記入して購入するものである。この加入申込
書には、性別、年齢、住居地域、嗜好、趣味等の種々の
データを要求することが可能である。このようなカード
申込書に記載される種々のデータによって、ボトラーが
嗜好の分布等を知ることが可能となるものである。
【0042】すなわち、ユーザーは、加入申込書及びプ
リペイド残高に記録された金員との引き替えに応じて、
プリペイドカード20が配布されるものである。一方こ
の加入申込書は、ディーラーからボトラーに送付され、
その後情報管理者に提供されることとなる。ユーザーは
このプリペイドカード20を販売機10のカードの挿入
口13に挿入することによって飲み物を購入することと
なる。
【0043】このようにプリペイドカード20を販売機
10のカードの挿入口13に挿入すると、このカードの
挿入口13に投入されたプリペイドカード20のうち、
カード番号記録部と、プリペイド残高記録部と、累計ポ
イント記録部とがカードリーダーによって読み取られる
こととなる。その結果、この販売機10では、ある特定
のカード番号を有するプリペイドカード20が挿入され
た事実、及びこのプリペイドカード20におけるプリペ
イド残高と累計ポイントとが、プリペイド残高表示窓1
5及び累計ポイント表示窓14に表示されることとな
る。
【0044】従って、ユーザーは、プリペイド残高表示
窓15に表示されたプリペイド残高分に応じた飲み物が
購入可能となるものである。そこで、次いでユーザーは
所望の飲み物の購入ボタンを押し、商品提供部によっ
て、その商品を保管部から商品提供部に提供することと
なる。その結果、ある特定のカード番号を有するプリペ
イドカード20の所有者が、どの飲み物を購入したのか
ということもわかるものである。
【0045】また同時に、このような商品の提供により
累計ポイント表示窓14に表示される数字が「1」繰り
上がり、更にプリペイド残高表示窓15に表示されてい
る数字が、購入金額分だけ減算されて表示されることと
なる。更に、この販売機10においては、このようにし
て飲み物を購入する際に、飲み物の購入ボタンを押すと
同時に、販売機10の内部に設けた抽選部において抽選
が行われる。
【0046】この抽選が行われた結果、当選と判断され
た場合には、クーポン当選出力口16から、当選の旨が
表示された当選クーポン券が払い出されることとなる。
このような一連の作業及び操作、記録が行われた後、プ
リペイドカード20は販売機10のカードの挿入口13
から返却されることとなる。そして、このような当選ク
ーポン券を受け取ったユーザーは、次にこの当選クーポ
ン券を情報管理者に送付することによって、このクーポ
ン券に対応した景品を受け取ることが可能となるもので
ある。
【0047】また更に、累計ポイント表示窓14に表示
された累計ポイントが、あらかじめ設定した一定のポイ
ント数に達した際には、このプリペイドカード20を情
報管理者に送付することによって、累計ポイント数に応
じた景品を受け取ることが可能となるものである。情報
管理者においては、このような送付された当選クーポン
券、あるいは累計ポイントが一定に達したプリペイドカ
ード20などによって、前述した加入申込書に記載され
た特定の人間が使用したプリペイドカード20が、どの
程度の頻度で使われたのかという、履歴を管理すること
ができるものである。
【0048】なお、ここにおいて、累計ポイント表示窓
14に表示された累計ポイントがあらかじめ定めた所定
ポイントに達したときには、プリペイドカード20自体
を送付すること以外にも、累計ポイントが一定の数値に
達したときに、累計ポイント表示窓14に表示された累
計ポイントを「0」にすると共に、ポイントクーポン券
を払い出し、そのポイントクーポン券の送付によって景
品を受け取ることができるようにすることもできる。
【0049】また更に、ユーザーがカードの挿入口13
にプリペイドカード20を挿入した際に、プリペイド残
高表示窓15に表示された残高が少ないときなどは、図
示例においては、紙幣の挿入口11あるいは硬貨の挿入
口12に投入された、紙幣、あるいは硬貨等の額に応じ
てプリペイド残高表示窓15に表示されるプリペイド残
高を増加させることも可能である。
【0050】なお、このようにして、情報管理者に集め
られたカード番号に対応した履歴は、ボトラーの方に送
付されると共に、ボトラーには情報管理者から当選クー
ポン券、あるいは累計ポイント表示窓14に表示される
累計ポイントに応じたポイントクーポン券に応じた景品
の提供などが行われるものである。一方、図1に示した
発明の実施の形態では、前記販売機10とボトラーとが
無線で連結されている。
【0051】したがって、販売機10によって売られた
飲み物の種類、本数あるいは時間等が単品別売上情報と
して集められる。このようにして単品別売上情報がボト
ラーに集まることによって、ボトラーはどの地域におい
ては、どのような時期に、あるいは夏に限定したとする
ならば、温度が何度程度の時にどの飲み物がどの程度売
れるのか、というような情報をつかむことができる。
【0052】従って、このような情報の利用によって、
ボトラーは新たな商品の供給についての計画を立てるこ
とが可能となるものである。なおこのように、販売機1
0とボトラーとを無線で連結するに際しては、販売機1
0に電話の無線アンテナをたて、この電話の無線アンテ
ナを用いて情報の伝達を行うことができる。
【0053】更に図2に示した発明の実施の形態による
と、ボトラーがカードの発行を行うのでなく、情報管理
者がプリペイドカード20の発行を行うようにしてあ
る。このように形成すると、情報管理者の手許にプリペ
イドカード20を申し込むための加入申込書が送付され
るので、情報管理者においては、どのような階層の人間
が、どの程度の頻度で商品を購入したのか、というよう
なデータがより集まりやすくなり、情報管理が容易とな
る。そして、そのようにして、集められた情報を整理し
た後、情報管理者はボトラーの方にその情報を送付する
ことにより、ボトラーの営業戦略が可能となるものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、プリペイドカードに書き換え不能な
カード番号記録部を設けたので、そのプリペイドカード
が誰のプリペイドカードであるのかの認識を可能にする
ことができる。したがって、そのプリペイドカードが使
用された場合、どのような年代層、あるいはどのような
種類の商品が提供されたのかということを知ることがで
きるものである。
【0055】更に請求項2記載の発明では、プリペイド
カードを用いて商品を購入する際に、商品購入の毎に抽
選を行い、その抽選結果を販売機に表示可能に形成する
ことによって、プリペイドカードを用いて商品の購入を
受ける際に、必ず抽選が行われ、その抽選の結果によっ
ては、他の商品があたったり、あるいはプリペイドカー
ドへの残高の追加などを受けることも可能となってくる
ものである。
【0056】また、請求項3記載の発明は、プリペイド
カードに書き換え可能に記録させる累計ポイント記録部
を設け、商品の提供毎に、あるいはその商品の購入金額
毎に特定の累計ポイントを設定し、その累計ポイント
を、カードの累計ポイント記録部に書き換え可能に記録
することによって、プリペイドカードの使用によって、
新たな商品提供手段を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる販売機を用いたマーケッティン
グを説明するための概略図である。
【図2】本発明に係わる販売機を用いた他のマーケッテ
ィングを説明するための概略図である。
【符号の説明】
10 販売機 11 紙幣の挿入
口 12 硬貨の挿入口 13 カードの挿
入口 14 累計ポイント表示窓 15 プリペイド
残高表示窓 16 クーポン当選出力口 20 プリペイドカード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え不能なカード番号記録部と書き
    換え可能なプリペイド残高記録部とを少なくとも設けた
    プリペイドカードを挿入するための挿入口と、挿入口に
    挿入されたプリペイドカードの記録部を読むためのカー
    ドリーダーと、プリペイド残高記録部のデータを書き換
    えるためのカード情報書き換え部と、提供する商品の商
    品保管部と、商品保管部の商品を提供信号に基づいて提
    供するための商品提供部とを備えたことを特徴とする販
    売機。
  2. 【請求項2】 商品提供部での商品提供毎に行う抽選部
    と、抽選部での抽選結果を認識可能な認識部とを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の販売機。
  3. 【請求項3】 プリペイドカードに、書き換え可能に記
    録させる累計ポイント記録部を設け、商品提供部の商品
    提供毎に商品享受の累計ポイントをカードの累計ポイン
    ト記録部に書き換え記録させるポイント情報書き換え部
    を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の販売
    機。
JP7691196A 1996-03-29 1996-03-29 販売機 Pending JPH09270054A (ja)

Priority Applications (3)

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JP7691196A JPH09270054A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 販売機
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CA 2201094 CA2201094A1 (en) 1996-03-29 1997-03-26 Vending machine

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2896694B2 (ja) * 1990-05-25 1999-05-31 株式会社日本コンラックス プリペイドカードシステム
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Also Published As

Publication number Publication date
CA2201094A1 (en) 1997-09-29
AU714577B2 (en) 2000-01-06
AU1644397A (en) 1997-10-02

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