JPH09269405A - プリズム - Google Patents
プリズムInfo
- Publication number
- JPH09269405A JPH09269405A JP7783296A JP7783296A JPH09269405A JP H09269405 A JPH09269405 A JP H09269405A JP 7783296 A JP7783296 A JP 7783296A JP 7783296 A JP7783296 A JP 7783296A JP H09269405 A JPH09269405 A JP H09269405A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- side wall
- incident
- prism
- light shielding
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリズムの反射面以外の側壁面で反射された
光によってフレアやゴースト像が形成されていた。 【解決手段】プリズムの入射面１１、反射面１２、１
３、２１及び射出面２２以外の側壁面１４、１５、２
３、２４に対し、この側壁面に入射した光を射出面２２
に至る方向とは別の方向に反射させる複数の遮光溝３０
を形成する。
光によってフレアやゴースト像が形成されていた。 【解決手段】プリズムの入射面１１、反射面１２、１
３、２１及び射出面２２以外の側壁面１４、１５、２
３、２４に対し、この側壁面に入射した光を射出面２２
に至る方向とは別の方向に反射させる複数の遮光溝３０
を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にカメラのファ
インダ光学系等に用いられるプリズムに関する。
インダ光学系等に用いられるプリズムに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】実像式
のファインダでは、一般に、対物レンズを通った倒立左
右逆像を正立左右正像に変換する正立光学系が必要であ
り、従来からダハプリズム、ペンタプリズム、ポロプリ
ズムなどを用いて正立光学系を構成している。
のファインダでは、一般に、対物レンズを通った倒立左
右逆像を正立左右正像に変換する正立光学系が必要であ
り、従来からダハプリズム、ペンタプリズム、ポロプリ
ズムなどを用いて正立光学系を構成している。
【０００３】また近年、カメラの小型化が進み、これに
伴ってファインダの占めるスペースが少なくなってい
る。このため、ファインダの正立光学系も小型化が進
み、有効範囲に対する形状寸法に余裕がなくなってきて
いる。その結果、光路の折り曲げに寄与しないプリズム
の側壁面に視野外から強い光が当たってフレアを発生さ
せたり、或いは側壁面に入射した平行に近い光線等がこ
の側壁面で全反射することで視野内にゴースト像を作っ
てしまうなどの欠点があった。
伴ってファインダの占めるスペースが少なくなってい
る。このため、ファインダの正立光学系も小型化が進
み、有効範囲に対する形状寸法に余裕がなくなってきて
いる。その結果、光路の折り曲げに寄与しないプリズム
の側壁面に視野外から強い光が当たってフレアを発生さ
せたり、或いは側壁面に入射した平行に近い光線等がこ
の側壁面で全反射することで視野内にゴースト像を作っ
てしまうなどの欠点があった。
【０００４】これに対し、このようなフレアやゴースト
の発生を抑制すべく、このような側壁面にマット面を形
成したプリズムもあるが、マット面では凹凸が浅いた
め、入射角度の大きい光に対しては、ゴーストが十分に
抑えきれなかった。
の発生を抑制すべく、このような側壁面にマット面を形
成したプリズムもあるが、マット面では凹凸が浅いた
め、入射角度の大きい光に対しては、ゴーストが十分に
抑えきれなかった。
【０００５】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、このようなフレアやゴ
ーストを発生させる要因となるノイズ光を十分に低減し
得るプリズムを提供することにある。
されたものであり、その目的は、このようなフレアやゴ
ーストを発生させる要因となるノイズ光を十分に低減し
得るプリズムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項１にかか
るプリズムは、光の入射光路に対して垂直な入射面と、
この入射面から入射した光の光路を折り曲げる反射面
と、反射面で反射された光の射出光路に対して垂直な射
出面とを備えたプリズムにおいて、このプリズムは、こ
れら入射面、反射面及び射出面以外の側壁面に対し、こ
の側壁面に入射した光を射出面に至る方向とは別の方向
に反射させる複数の遮光溝を備えることを特徴とする。
るプリズムは、光の入射光路に対して垂直な入射面と、
この入射面から入射した光の光路を折り曲げる反射面
と、反射面で反射された光の射出光路に対して垂直な射
出面とを備えたプリズムにおいて、このプリズムは、こ
れら入射面、反射面及び射出面以外の側壁面に対し、こ
の側壁面に入射した光を射出面に至る方向とは別の方向
に反射させる複数の遮光溝を備えることを特徴とする。
【０００７】このような遮光溝を形成することで、側壁
面に入射するいわゆるノイズ光を、射出面に至る方向と
は別の方向に反射させて、射出面に至るノイズ光を低減
させる。なお、遮光溝の形成方向は、ノイズ光の伝搬を
遮るように、ノイズ光の入射方向に対してほぼ垂直であ
ることが望ましい。
面に入射するいわゆるノイズ光を、射出面に至る方向と
は別の方向に反射させて、射出面に至るノイズ光を低減
させる。なお、遮光溝の形成方向は、ノイズ光の伝搬を
遮るように、ノイズ光の入射方向に対してほぼ垂直であ
ることが望ましい。
【０００８】また、請求項２にかかるプリズムのよう
に、請求項１における遮光溝を、同一形状として周期的
に形成することもできる。このように遮光溝を規則的に
形成することで、所定の方向から入射するノイズ光を低
減する場合により効果的である。
に、請求項１における遮光溝を、同一形状として周期的
に形成することもできる。このように遮光溝を規則的に
形成することで、所定の方向から入射するノイズ光を低
減する場合により効果的である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
【００１０】図１、２に本実施形態にかかるプリズムを
備えたプリズム系を示す。図示したプリズム系は、被写
体の倒立左右逆像を正立左右正像に変換する実像式のフ
ァインダ光学系の一部に用いられるものであり、２個の
直角プリズム１０、２０を組み合わせ、いわゆるポロプ
リズムを構成している。図において、参照番号１１は入
射面を示しており、図示しない対物レンズを透過した光
が、矢印Ａで示すように入射面１１に対して垂直に入射
する。入射面１１から入射した光は、直角プリズム１０
の各反射面１２、１３で順に反射されてその光路が１８
０゜折り曲げられ、直角プリズム２０に入射する。直角
プリズム２０に入射した光は、その反射面２１で反射さ
れ、光路が９０゜折り曲げられ、矢印Ｂで示すように射
出面２２から垂直に射出される。射出面２２から射出さ
れた光（矢印Ｂ）は、射出面２２に対向して配置された
反射ミラー（図示せず）で反射され、さらに光路が９０
゜折り曲げられ、矢印Ａに沿った向きに変換される。こ
のようにして、対物レンズを通った被写体の倒立左右逆
像の中空像を正立左右正像に変換することができる。ま
た、変換された被写体像は、接眼レンズ等を介してファ
インダの覗き窓に導かれる。
備えたプリズム系を示す。図示したプリズム系は、被写
体の倒立左右逆像を正立左右正像に変換する実像式のフ
ァインダ光学系の一部に用いられるものであり、２個の
直角プリズム１０、２０を組み合わせ、いわゆるポロプ
リズムを構成している。図において、参照番号１１は入
射面を示しており、図示しない対物レンズを透過した光
が、矢印Ａで示すように入射面１１に対して垂直に入射
する。入射面１１から入射した光は、直角プリズム１０
の各反射面１２、１３で順に反射されてその光路が１８
０゜折り曲げられ、直角プリズム２０に入射する。直角
プリズム２０に入射した光は、その反射面２１で反射さ
れ、光路が９０゜折り曲げられ、矢印Ｂで示すように射
出面２２から垂直に射出される。射出面２２から射出さ
れた光（矢印Ｂ）は、射出面２２に対向して配置された
反射ミラー（図示せず）で反射され、さらに光路が９０
゜折り曲げられ、矢印Ａに沿った向きに変換される。こ
のようにして、対物レンズを通った被写体の倒立左右逆
像の中空像を正立左右正像に変換することができる。ま
た、変換された被写体像は、接眼レンズ等を介してファ
インダの覗き窓に導かれる。
【００１１】本実施形態で例示する直角プリズム１０、
２０には、前述した入射面１１、射出面２２及び反射面
１２、１３、２１以外の面となる側壁面に遮光溝３０を
形成している。図１、２では、参照番号１４、１５、２
３、２４で示す面が側壁面であり、この面に遮光溝３０
を形成している。なお、図１、２では、図示の便宜上、
遮光溝３０の峰の部分のみを線状に示している。
２０には、前述した入射面１１、射出面２２及び反射面
１２、１３、２１以外の面となる側壁面に遮光溝３０を
形成している。図１、２では、参照番号１４、１５、２
３、２４で示す面が側壁面であり、この面に遮光溝３０
を形成している。なお、図１、２では、図示の便宜上、
遮光溝３０の峰の部分のみを線状に示している。
【００１２】図３に、遮光溝３０が形成された直角プリ
ズムの表面付近の断面を拡大して示す。図示すように、
遮光溝３０はその断面が同一の鋸歯状を呈しており、一
定の方向に沿って多数形成されている。遮光溝３０の形
成方向は、側壁面１４、１５、２３、２４に対して入射
するノイズ光に対してほぼ垂直な方向に形成されてい
る。このように側壁面に対して遮光溝３０を形成するこ
とで、この面に対して平行に近い光線ｌ（ノイズ光）が
入射した場合にも、この遮光溝３０において折り返すよ
うに反射され、射出面２２へ向うノイズ光の進行を遮る
ことができる。
ズムの表面付近の断面を拡大して示す。図示すように、
遮光溝３０はその断面が同一の鋸歯状を呈しており、一
定の方向に沿って多数形成されている。遮光溝３０の形
成方向は、側壁面１４、１５、２３、２４に対して入射
するノイズ光に対してほぼ垂直な方向に形成されてい
る。このように側壁面に対して遮光溝３０を形成するこ
とで、この面に対して平行に近い光線ｌ（ノイズ光）が
入射した場合にも、この遮光溝３０において折り返すよ
うに反射され、射出面２２へ向うノイズ光の進行を遮る
ことができる。
【００１３】また、遮光溝３０の反射面の形状・傾斜角
度としては、この側壁面１４、１５、２３、２４に沿っ
てほぼ平行に近い角度で光が入射した場合にも、この反
射面で全反射を生じないような形状等であればよく、図
３に示した形状の他にも、図４に示すような鋸歯形状や
波形状、或いは、図５に示すように外側に向かって凸と
なるようなシリンドリカルな形状とすることもできる。
また、図６に示すように遮光溝３０を凹凸形状にするこ
とも可能ではあるが、この場合には直角プリズム内に突
出する凹部の幅ａの長さをできる限り短くすることで、
この凹部底面での反射を十分に抑えることが望ましい。
度としては、この側壁面１４、１５、２３、２４に沿っ
てほぼ平行に近い角度で光が入射した場合にも、この反
射面で全反射を生じないような形状等であればよく、図
３に示した形状の他にも、図４に示すような鋸歯形状や
波形状、或いは、図５に示すように外側に向かって凸と
なるようなシリンドリカルな形状とすることもできる。
また、図６に示すように遮光溝３０を凹凸形状にするこ
とも可能ではあるが、この場合には直角プリズム内に突
出する凹部の幅ａの長さをできる限り短くすることで、
この凹部底面での反射を十分に抑えることが望ましい。
【００１４】以上説明した実施態様では、ポロプリズム
を構成する各直角プリズムの側壁面１４、１５、２３、
２４に遮光溝３０を形成したタイプを例示したが、この
他にも、ダハプリズムやペンタプリズムなどにおいて
も、光の入・出射や光路の折り曲げに寄与しない側壁面
に対し、前述したような遮光溝を形成してもよい。ま
た、遮光溝は、すべての側壁面に形成する必要はなく、
フレアやゴーストの発生に特に影響を及ぼす側壁面にの
み、選択的に形成してもよい。さらに、遮光溝３０の形
成方向は、ノイズ光の伝搬を阻止するように、伝搬方向
に対してほぼ垂直であることが望ましく、また、遮光溝
３０における反射面の形状や傾斜角度も、その面に入射
するノイズ光を射出面に至る方向とは別の方向に反射さ
せることができれば、特に限定するものではない。
を構成する各直角プリズムの側壁面１４、１５、２３、
２４に遮光溝３０を形成したタイプを例示したが、この
他にも、ダハプリズムやペンタプリズムなどにおいて
も、光の入・出射や光路の折り曲げに寄与しない側壁面
に対し、前述したような遮光溝を形成してもよい。ま
た、遮光溝は、すべての側壁面に形成する必要はなく、
フレアやゴーストの発生に特に影響を及ぼす側壁面にの
み、選択的に形成してもよい。さらに、遮光溝３０の形
成方向は、ノイズ光の伝搬を阻止するように、伝搬方向
に対してほぼ垂直であることが望ましく、また、遮光溝
３０における反射面の形状や傾斜角度も、その面に入射
するノイズ光を射出面に至る方向とは別の方向に反射さ
せることができれば、特に限定するものではない。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるプ
リズムによれば、入射面、反射面及び射出面以外の側壁
面に対し、この側壁面に入射した光を射出面に至る方向
とは別の方向に反射させる複数の遮光溝を備えるので、
この側壁面で反射して射出面に至るノイズ光を十分に低
減させることができ、フレアやゴーストの発生を低減す
ることが可能となる。
リズムによれば、入射面、反射面及び射出面以外の側壁
面に対し、この側壁面に入射した光を射出面に至る方向
とは別の方向に反射させる複数の遮光溝を備えるので、
この側壁面で反射して射出面に至るノイズ光を十分に低
減させることができ、フレアやゴーストの発生を低減す
ることが可能となる。
【図１】本実施形態にかかるプリズムを備えたプリズム
系を示す斜視図である。
系を示す斜視図である。
【図２】図１に示すプリズム系を別角度から示す斜視図
である。
である。
【図３】遮光溝の他の形態を示すプリズムの断面図であ
る。
る。
【図４】遮光溝の他の形態を示すプリズムの断面図であ
る。
る。
【図５】遮光溝の他の形態を示すプリズムの断面図であ
る。
る。
【図６】遮光溝の他の形態を示すプリズムの断面図であ
る。
る。
１０…直角プリズム、１１…入射面、１２、１３…反射
面、１４、１５…側壁面、２０…直角プリズム、２１…
反射面、２２…射出面、２３、２４…側壁面、３０…遮
光溝。
面、１４、１５…側壁面、２０…直角プリズム、２１…
反射面、２２…射出面、２３、２４…側壁面、３０…遮
光溝。
Claims (2)
- 【請求項１】 光の入射光路に対して垂直な入射面と、
前記入射面から入射した光の光路を折り曲げる反射面
と、前記反射面で反射された光の射出光路に対して垂直
な射出面とを備えたプリズムにおいて、 前記プリズムは、これら入射面、反射面及び射出面以外
の側壁面に対し、この側壁面に入射した光を前記射出面
に至る方向とは別の方向に反射させる複数の遮光溝を備
えることを特徴とするプリズム。 - 【請求項２】 同一形状の前記遮光溝を周期的に形成し
たことを特徴とする請求項１記載のプリズム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7783296A JPH09269405A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | プリズム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7783296A JPH09269405A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | プリズム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09269405A true JPH09269405A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13645024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7783296A Pending JPH09269405A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | プリズム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09269405A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006276133A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光走査装置及び光走査方法 |
| JP2015087742A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-05-07 | オリンパス株式会社 | 導光プリズムおよび画像表示装置 |
| JP2015135506A (ja) * | 2015-02-20 | 2015-07-27 | オリンパス株式会社 | 導光プリズムおよび画像表示装置 |
| US9804390B2 (en) | 2014-03-11 | 2017-10-31 | Olympus Corporation | Virtual image observation optical system and light guide prism |
| KR20210027171A (ko) | 2019-08-30 | 2021-03-10 | 삼성전기주식회사 | 촬상 광학계용 프리즘 |
| EP4372428A3 (en) * | 2022-11-18 | 2024-07-10 | Largan Precision Co. Ltd. | Optical path folding element, imaging lens module and electronic device |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7783296A patent/JPH09269405A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006276133A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光走査装置及び光走査方法 |
| JP4595618B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2010-12-08 | パナソニック株式会社 | 光走査装置及び光走査方法 |
| US9804390B2 (en) | 2014-03-11 | 2017-10-31 | Olympus Corporation | Virtual image observation optical system and light guide prism |
| JP2015087742A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-05-07 | オリンパス株式会社 | 導光プリズムおよび画像表示装置 |
| JP2015135506A (ja) * | 2015-02-20 | 2015-07-27 | オリンパス株式会社 | 導光プリズムおよび画像表示装置 |
| KR20210027171A (ko) | 2019-08-30 | 2021-03-10 | 삼성전기주식회사 | 촬상 광학계용 프리즘 |
| EP4372428A3 (en) * | 2022-11-18 | 2024-07-10 | Largan Precision Co. Ltd. | Optical path folding element, imaging lens module and electronic device |
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