JPH0926859A - ディスクボリューム二重化方式 - Google Patents

ディスクボリューム二重化方式

Info

Publication number
JPH0926859A
JPH0926859A JP7197024A JP19702495A JPH0926859A JP H0926859 A JPH0926859 A JP H0926859A JP 7197024 A JP7197024 A JP 7197024A JP 19702495 A JP19702495 A JP 19702495A JP H0926859 A JPH0926859 A JP H0926859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
disk
head
track
disk medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7197024A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Ibori
昭一 井堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7197024A priority Critical patent/JPH0926859A/ja
Publication of JPH0926859A publication Critical patent/JPH0926859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクボリュームの二重化によるライト動
作時およびリード動作時の性能低下を防ぐ。 【解決手段】 フォーマッティング制御部400は、デ
ータフォーマット形式がCKD方式の際に、不良トラッ
ク・代替トラック切替え処理およびディフェクトスキッ
プ処理に関する第1ボリューム100と第2ボリューム
200との間の合同化を制御する。また、データフォー
マット形式がセクタ方式の際には、上記合同化と共に、
不良セクタ・代替セクタ切替え処理に関する合同化を制
御する。ヘッド二重選択制御部46は、第1ボリューム
100上の記録箇所と第2ボリューム200上の記録箇
所とに同一のデータを同一の時点でライトする制御を行
う。リード信号選択制御部47は、第1ボリューム10
0および第2ボリューム200の一方からデータをリー
ドするための制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置にお
いてディスクボリューム(ディスク媒体群)の二重化を
行うディスクボリューム二重化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクボリューム二重化方式は、ディ
スク装置におけるディスク媒体内のデータの信頼性の向
上を図るために、採用されている。
【0003】従来、この種のディスクボリューム二重化
方式では、同一のデータが、ディスクボリュームにおけ
る第1の記録箇所および第2の記録箇所に、異なる時点
(タイミング)でライト(記録/書込み)されていた。
【0004】例えば、特開平4−349273号公報に
は、ミラーリング機能付きハードディスク装置として、
従来のディスクボリューム二重化方式に係る技術が開示
されている(図12(a)〜(e)参照)。
【0005】この従来技術(ミラーリング機能付ハード
ディスク装置)では、図12(a)〜(d)に示すよう
に、同一のデータが別のセクタ(あるディスク媒体上の
あるトラックにおける別のセクタ),別のトラック(あ
るディスク媒体上の別のトラック),別の面(あるディ
スク媒体上の別の面),または別の円板(ディスク媒
体)にライトされていた。このライトは、図12(e)
に示すように、時間的に異なるタイミング(ステップ)
で、同一のデータが「データ」および「ミラーデータ」
として第1の記録箇所および第2の記録箇所にライトさ
れていた。
【0006】また、従来のディスクボリューム二重化方
式では、ディスクボリュームの二重化(同一のデータを
ディスクボリュームにおける2箇所にライトすること)
は行われているが、ヘッド群の二重化は行われていなか
った。したがって、ある記録箇所にライトされているデ
ータのリード(読出し)時にエラーが発生し、二重化さ
れた別の記録箇所の同一のデータのリードが行わる際に
は、ヘッドの移動(シーク動作)が必要となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディス
クボリューム二重化方式では、2箇所(第1の記録箇所
および第2の記録箇所)への同一のデータのライトにお
いて、当該ライト時のタイミングが異なっているので、
ライト動作を2回に分けて別の時点で行う必要があり、
ディスク装置におけるライト時の性能の低下を招くとい
う問題点があった。
【0008】また、あるデータのリード時にエラーが発
生し二重化された別の記録箇所の同一のデータのリード
(再リード)を行う際にはヘッドの移動が生じるので、
ディスク装置におけるリード時の性能の低下が発生する
という問題点があった。
【0009】すなわち、従来のディスクボリューム二重
化方式には、ライト動作およびリード動作において、処
理速度等の点で性能低下が生じるという問題点があっ
た。
【0010】本発明の目的は、上述の点に鑑み、ディス
クボリュームの二重化とともにヘッド群の二重化を行
い、同一の時点(タイミング)に同一のデータをディス
クボリューム上の2箇所にライトすることにより、二重
化によるライト動作およびリード動作における性能低下
を回避することができ、効率的にディスクボリューム上
のデータの信頼性の向上を図ることができるディスクボ
リューム二重化方式を提供することにある。なお、近
年、ディスク媒体への書込みビット密度は向上の一途を
たどり、欠陥箇所がない磁気面(ディスク媒体上の面)
を作って、磁気記録を行うことは難しくなっている。そ
こで、欠陥箇所が存在しても、その数量が許容範囲内で
あれば、当該欠陥箇所が存在するセクタやトラックへの
書込みが当該欠陥箇所を避けつつ行われる方式(ディフ
ェクトスキップ方式)が普及している。本発明は、この
ようなディフェクトスキップ方式をも考慮して上述の目
的を達成することができるディスクボリューム二重化方
式である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクボリュ
ーム二重化方式は、ライト/リードの対象となるディス
ク媒体のデータフォーマット形式がCKD方式およびセ
クタ方式のいずれかであるディスク装置におけるディス
クボリューム二重化方式において、同一スピンドルにお
ける全てのディスクボリュームが互いに容量の等しい第
1ボリュームと第2ボリュームとに分割され、第1ボリ
ュームおよび第2ボリュームにおける対応する記録箇所
のデータを同時にアクセスする第1ヘッドグループおよ
び第2ヘッドグループを有するHDAと、ライト動作に
おいて、前記HDAにおける第1ヘッドグループ内の1
つのヘッドと第2ヘッドグループ内の対応する他のヘッ
ドとを同時に選択して第1ボリューム内の1つのディス
ク媒体上の記録箇所と第2ボリューム内の対応する他の
ディスク媒体上の記録箇所とに同一のデータを同一の時
点でライトするための制御を行うヘッド二重選択制御部
と、リード動作において、前記HDAにおける第1ヘッ
ドグループ内の1つのヘッドからのリード信号と第2ヘ
ッドグループ内の対応する他のヘッドからのリード信号
とを選択的に有効とし、第1ボリュームに属するディス
ク媒体および第2ボリュームに属するディスク媒体のい
ずれかからデータをリードするための制御を行うリード
信号選択制御部と、以下の〜に示すような処理を行
うフォーマッティング制御部とを有する。 フォーマッティング処理の対象のディスク媒体のデ
ータフォーマット形式がCKD方式であるかセクタ方式
であるかを判定する。 の判定結果が「CKD方式」である場合に、前記
HDAにおける第1ボリューム内の1つのディスク媒体
および第2ボリューム内の対応する他のディスク媒体に
同一の時点に同一のデータをライトするために、不良ト
ラック・代替トラック切替え処理およびディフェクトス
キップ処理に関する第1ボリューム内のディスク媒体と
第2ボリューム内のディスク媒体との間のデータフォー
マットの合同化を制御する。 の判定結果が「セクタ方式」である場合に、前記
HDAにおける第1ボリューム内の1つのディスク媒体
および第2ボリューム内の対応する他のディスク媒体に
同一の時点に同一のデータをライトするために、不良セ
クタ・代替セクタ切替え処理,不良トラック・代替トラ
ック切替え処理およびディフェクトスキップ処理に関す
る第1ボリューム内のディスク媒体と第2ボリューム内
のディスク媒体との間のデータフォーマットの合同化を
制御する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のディスクボリューム二重
化方式の一実施例が適用されるディスク装置の構成を示
すブロック図である。
【0014】本実施例のディスクボリューム二重化方式
が適用されるディスク装置は、HDA(Head Di
sk Assembly。ヘッドディスクアセンブリ)
1と、HDA1を制御するディスク制御部4とを含んで
構成されている。
【0015】HDA1は、複数のディスク媒体11〜1
9および21〜29(位置決めのためのサーボ媒体も存
在する)が設置されるスピンドル(ディスクスピンド
ル)2と、ヘッド111,112,121,122,
…,191,192,211,212,221,22
2,…,291,292からなるヘッド群(サーボヘッ
ドも存在する)と、ヘッド群をシーク方向(シリンダ間
の移動方向)に駆動するアクチュエータ3とが一体構造
とされている交換単位である。
【0016】スピンドル2は、円板状の複数のディスク
媒体11〜19および21〜29を1つの軸で固定して
いる。当該ディスク媒体11〜19および21〜29な
らびにサーボ媒体が高速で1回転している時に、ヘッド
群(ヘッド111,112,…,291,292および
サーボヘッド)が各ディスク媒体上のシリンダ間を移動
するようにアクチュエータ3により制御される。
【0017】ディスク媒体11〜19および21〜29
は、ディスク媒体11〜19からなる第1ボリューム1
00とディスク媒体21〜29からなる第2ボリューム
200とに分割されている。第1ボリューム100およ
び第2ボリューム200は、全ディスクボリューム容量
が2等分されてそれぞれの容量とされている。
【0018】また、ヘッド群もディスク媒体群の分割と
整合するように、ヘッド111〜192からなる第1ヘ
ッドグループとヘッド211〜292からなる第2ヘッ
ドグループとに2等分されている。
【0019】ディスク制御部4とアクチュエータ3との
間には、第1リード信号線301と、第2リード信号線
302と、ライト信号線303と、シリンダヘッド選択
バス304と、ヘッド二重選択信号線305とが存在す
る。さらに、ディスク制御部4に関して、リード信号選
択線306が存在する。
【0020】通常のディスク装置においては、ライト信
号線はHDAにおけるヘッド群の中の1つのヘッドのみ
に選択接続される構造となっている。しかし、本実施
例、ひいては本発明のディスクボリューム二重化方式が
適用されるディスク装置では、ライト信号線303が2
つのヘッドのペア(第1ヘッドグループ中のヘッド(例
えば、ヘッド111)と第2ヘッドグループ中の対応す
るヘッド(例えば、ヘッド211)とのペア)を同時に
選択するように回路が構成されている。
【0021】ここで、上述のように全ディスクボリュー
ム容量は第1ボリューム100と第2ボリューム200
とに2等分されるように設定されているので、ライト信
号(ライト信号線303上の信号)に基づいてペアとな
っている2つのヘッド(例えば、ヘッド111およびヘ
ッド211)は2つのディスク媒体(例えば、ディスク
媒体11およびディスク媒体21)上の2箇所に同時に
同一のデータをライトすることが可能な状態となる。し
たがって、第1ボリューム100を本番系のディスクボ
リュームと考えれば、第2ボリューム200を予備系の
ディスクボリュームとして扱うことが可能となる。
【0022】リード動作においては、ペアを構成する2
つのヘッド(例えば、ヘッド111およびヘッド21
1)の各々から第1リード信号線301および第2リー
ド信号線302上に2つのリード信号が得られるが、通
常運用では、リード信号選択線306を活性化して選択
的に第1ボリューム100(すなわち、本番系のディス
クボリューム)側のヘッド(例えば、ヘッド111)か
らのリード信号(第1リード信号線301上のリード信
号)が有効とされる。
【0023】ヘッド二重選択信号線305は、ディスク
制御部4内のヘッド二重選択制御部46による「ディス
クボリュームの二重化を行うか否かの選択」の設定を可
能とするための信号線である。この選択に際しては、ユ
ーザによる選択的判断が可能となる。これにより、ユー
ザは、運用上のディスクボリューム容量を半分にしても
データの信頼性を向上させるか、データの信頼性を低下
させても運用上のディスクボリューム容量を大きくする
か(全体のディスクボリューム容量を使用するか)の選
択が可能となる。ただし、常にディスクボリュームの二
重化を行うように設定しておいても、本発明のディスク
ボリューム二重化方式を実現することは可能である。
【0024】なお、シリンダヘッド選択バス304は、
各ヘッドの選択・移動の制御のために使用される。
【0025】ディスク制御部4は、以下の各制御部を統
括的に制御するディスク入出力制御部40と、媒体チェ
ック制御部41,不良トラック制御部42,不良セクタ
制御部43およびディフェクトスキップ制御部44を有
するフォーマッティング制御部400と、ヘッド二重選
択制御部46,リード信号選択制御部47,ファイル復
旧制御部48およびボリューム復旧制御部49を配下に
有するI/O(Input/Output)アクセス命
令制御部45とを含んで構成されている。
【0026】なお、以下の動作説明においては、ディス
ク入出力制御部40による制御については言及しない。
また、ファイル復旧制御部48およびボリューム復旧制
御部49による制御は、本発明とは直接的な関係がない
ので、以下では言及しない。
【0027】本実施例のディスクボリューム二重化方式
においては、同一の時点における2箇所への同一のデー
タのライトを可能とするために、各ディスク媒体のトラ
ック上のデータフォーマットの制御が重要な要素となる
が、上述のフォーマッティング制御部400はそのよう
なデータフォーマットの制御を可能とするものである。
【0028】図2は、本実施例のディスクボリューム二
重化方式におけるフォーマッティング処理(主にフォー
マッティング制御部400の制御によって行われる処
理)を示す流れ図である。この処理は、フォーマット指
示受取りステップ401と、CKD方式/セクタ方式選
択ステップ402と、ディフェクト情報有無判定ステッ
プ403と、フィールド作成ステップ404と、パター
ンデータライトステップ405と、パターンデータリー
ドステップ406と、第1ボリューム不良トラック指定
ステップ407と、第2ボリューム不良トラック指定ス
テップ408と、第1ボリューム・第2ボリューム間不
良トラック重ね合わせステップ409と、不良トラック
・代替トラック切替え処理ステップ410と、第1ボリ
ュームディフェクト情報保持ステップ411と、第2ボ
リュームディフェクト情報保持ステップ412と、ディ
フェクト情報重ね合わせステップ413と、ディフェク
ト数大トラック抽出ステップ414と、ディフェクトス
キップ処理ステップ415と、ディフェクト情報有無判
定ステップ416と、フィールド作成ステップ417
と、パターンデータライトステップ418と、パターン
データリードステップ419と、第1ボリューム不良セ
クタ指定ステップ420と、第2ボリューム不良セクタ
指定ステップ421と、第1ボリューム・第2ボリュー
ム間不良セクタ重ね合わせステップ422と、不良トラ
ック抽出ステップ423と、不良セクタ・代替セクタ切
替え処理ステップ424とからなる。
【0029】図3は、CKD(Count Key D
ata)方式のデータフォーマット形式のトラックの構
成(代替トラックリンクの態様を含む)の一例を示す図
である。
【0030】図4は、図3中のHA(Home Add
ress)フィールドの詳細な構成等を示す図である。
【0031】図5は、図3および図4中のDフィールド
の詳細な構成等を示す図である。
【0032】図6は、CKD方式のデータフォーマット
形式が採用されるディスク媒体におけるディフェクトス
キップ処理を説明するための図である。
【0033】図7は、セクタ方式のデータフォーマット
形式のトラックの構成(代替トラックリンクの態様を含
む)の一例を示す図である。
【0034】図8は、図7中のセクタ(セクタブロッ
ク)の詳細な構成等を示す図である。
【0035】図9は、不良セクタ・代替セクタ切替え処
理を説明するための図である。
【0036】図10は、セクタ方式のデータフォーマッ
ト形式が採用されるディスク媒体におけるディフェクト
スキップ処理を説明するための図である。
【0037】図11は、ディフェクト情報の構成を示す
図である。
【0038】次に、このように構成された本実施例のデ
ィスクボリューム二重化方式の動作について説明する。
【0039】なお、本実施例のディスクボリューム二重
化方式が適用されるディスク装置では、エラーの検出お
よび訂正のためにECC(Error Correct
ing Code。エラー訂正検出コード)が採用され
るものとする。ディスク媒体に関しては、その性質上、
バーストエラーが発生しやすいので、ディスク装置では
ECCによるエラーの検出および訂正を行う方式が一般
的に採用されている。
【0040】第1に、主にフォーマッティング制御部4
00によって制御されるフォーマッッティング処理の際
の動作について説明する(図2参照)。
【0041】ディスク制御部4内のフォーマッティング
制御部400は、各ディスク媒体におけるトラック上の
磁気的性質の製造上の欠陥に対する対策として、「対応
するヘッド(ディスクボリューム二重化に関するペアを
形成する各ヘッド)の対応するトラック上のデータフォ
ーマットが同一にならなければならない」という条件を
満足させるためのデータフォーマットの制御を行う。
【0042】ディスク装置におけるトラック上のデータ
フォーマット形式としては、現在、可変データ長形式の
CKD方式と、固定データ長形式のセクタ方式との2種
類の方式が多用されている。本実施例のディスクボリュ
ーム二重化方式は、これらの両方式のいずれにも対応で
きるように設定されている。しかし、CKD方式および
セクタ方式のいずれかの方式にしか対応できなくても、
本発明のディスクボリューム二重化方式を実現すること
は可能である(請求項1および請求項2記載の発明参
照)。
【0043】なお、ここでいう「セクタ方式」とは「セ
クタブロック方式」を意味する。セクタブロック方式と
単純なセクタ方式との相違点に関しては、セクタブロッ
ク方式のC(カウント)フィールドとD(データ)フィ
ールドとを合体して1つのフィールドにしたものが単純
なセクタ方式と考えてよい。
【0044】ディスク制御部4内のフォーマッティング
制御部400は、フォーマッティング処理を実行する時
に、上位ソフトウェア(オペレーティングシステム等)
からの指示(データを含む。以下、フォーマット指示と
いう)を受け取る(ステップ401)。このフォーマッ
ト指示には、フォーマッティング処理を行う旨の指示,
後述するディフェクト情報(図11参照)の有無を示す
指示(以下、ディフェクト情報有無指示という),およ
びトラックフォーマットの内容を示す情報等が含まれ
る。
【0045】フォーマッティング制御部400は、上述
のフォーマット指示に基づき、ライト(書込み)/リー
ド(読出し)の対象となるディスク媒体のデータフォー
マット形式がCKD方式であるかセクタ方式であるかを
判定する(ステップ402)。
【0046】ステップ402で「ライト/リードの対象
となるディスク媒体のデータフォーマット形式がCKD
方式である」と判定された場合には、以下のような処理
が行われる(図2中のステップ403〜415参照)。
【0047】なお、CKD方式によるデータフォーマッ
トを行うフォーマッティング処理が実行される場合のト
ラックフォーマットでは、HAフィールド,Cフィール
ドおよびギャップ長フィールドは固定長であり、Kフィ
ールドおよびDフィールドは可変長である。したがっ
て、K長(Kフィールドの長さ)およびD長(Dフィー
ルドの長さ)は、フォーマット指示内のトラックフォー
マットの内容を示す情報中のパラメータとして事前に与
えられる。
【0048】フォーマッティング制御部400は、フォ
ーマット指示の中にディフェクト情報有無指示があるか
否かを判定することによって、ディスク媒体上に図11
に示すようなディフェクト情報があるか否かを判定する
(ステップ403)。
【0049】フォーマッティング制御部400は、ステ
ップ403で「ディフェクト情報がない」と判定した場
合には、ディフェクトスキップ処理を行うことなく、以
下のような処理を行う(図2中のステップ404〜41
0参照)。
【0050】上位のソフトウェア(オペレーティングシ
ステム等)によって管理されているトラックフォーマッ
ト(フォーマット指示中のデータとして与えられた内容
のトラックフォーマット)またはあらかじめ設定されて
いるトラックフォーマットに基づいて、全ディスク媒体
11〜19および21〜29の全トラックについて、図
3に示すようなフォーマットで(この段階では図3中の
代替トラックリンクは存在しない)、各フィールドを作
成する(ステップ404)。
【0051】次に、フォーマッティング制御部400内
の媒体チェック制御部41は、各ディスク媒体の各トラ
ックについて、純粋なデータフィールドとなる部分に対
して、リード信号の周波数の変化が大きくなるような
(リードエラーを引き起こしやすいと考えられる)パタ
ーンデータをライトする(ステップ405)。なお、こ
のライト動作は、ライト信号線303,アクチュエータ
3および各ヘッドを介して、スピンドル2における全デ
ィスク媒体11〜19および21〜29の全トラックに
対して実行される。
【0052】さらに、媒体チェック制御部41は、ステ
ップ405でライトされたデータ(パターンデータ)の
リード動作を行う(ステップ406)。このリード動作
においては、リード信号選択線306を活性にした場合
と不活性にした場合との両方の場合についてデータのリ
ードが実行され、第1ボリューム100に属するディス
ク媒体(例えば、ディスク媒体11)からの第1リード
信号線301上のリード信号によるリードと第2ボリュ
ーム200に属するディスク媒体(例えば、ディスク媒
体21)からの第2リード信号線302上のリード信号
によるリードとの両方が、全ディスク媒体の全トラック
に対して実行される。
【0053】次に、フォーマッティング制御部400内
の不良トラック制御部42は、第1ボリューム100に
属する各ディスク媒体の各トラックについて、ステップ
406のリード動作の実行で、「ECCによりエラーが
検出され、かつそのエラーが訂正不可能な範囲のエラー
である」と判断した場合には(ECCによりエラーが検
出されていてもそのエラーが訂正可能な範囲のエラーで
あれば、そのエラーを訂正した上で正常トラックと判断
する)、そのトラックを不良トラックとして指定し、当
該トラックのシリンダヘッドアドレス(シリンダ番号お
よびヘッドアドレス。CCHH)を保持する(ステップ
407)。なお、第1ボリューム100の全ディスク媒
体11〜19の全トラックを通じて、不良トラックが全
く存在しない場合も起こり得る。この場合には、ステッ
プ407の保持処理は行われない。
【0054】同様に、不良トラック制御部42は、第2
ボリューム200に属する各ディスク媒体の各トラック
について、ステップ406のリード動作の実行で、「E
CCによりエラーが検出され、かつそのエラーが訂正不
可能な範囲のエラーである」と判断した場合には、その
トラックを不良トラックとして指定し、当該トラックの
シリンダヘッドアドレスを保持する(ステップ40
8)。なお、第2ボリューム200の全ディスク媒体2
1〜29の全トラックを通じて、不良トラックが全く存
在しない場合も起こり得る。この場合には、ステップ4
08の保持処理は行われない。
【0055】さらに、不良トラック制御部42は、ステ
ップ407で保持したシリンダヘッドアドレスとステッ
プ408で保持したシリンダヘッドアドレスとを重ね合
わせ、ディスクボリュームの二重化でペアとなる2つの
ディスク媒体(例えばディスク媒体11とディスク媒体
21)で対応する2つのトラックの一方が不良トラック
と指定されている場合には、他方のトラックについても
不良トラックとして指定する(ステップ409)。な
お、「不良トラックとしての指定」は、当該トラックの
フラグFの内容に「自己が不良トラックであることを示
す情報」を設定することによって行われる。
【0056】次に、不良トラック制御部42は、ステッ
プ407〜409の処理で不良トラックであると指定さ
れたトラックについて、以下の〜に示す不良トラッ
ク・代替トラック切替え処理(図3における代替トラッ
クリンクを実現する処理)を行う(ステップ410)。
【0057】 各代替トラックについて、その代替ト
ラックが不良トラックでないことを確認する(この確認
は上述のステップ404〜406の処理と同様にフィー
ルドの作成ならびにパターンデータのライトおよびリー
ドに基づいて行われる)。
【0058】 各不良トラックに対して各代替トラッ
ク(で不良トラックでないことが確認された代替トラ
ックのいずれか)を割り当て、当該不良トラックのHA
フィールド中のフラグFに「不良トラック」である旨を
示す情報を設定し、当該不良トラックのHAフィールド
中のLINKCCHHに当該代替トラックのCCHH
(シリンダヘッドアドレス)を設定する。
【0059】 各不良トラックに対する各代替トラッ
クのHAフィールド中のフラグFに「正常であること
(不良トラックでないこと)」を示す情報および「自己
が代替トラックであること」を示す情報を設定し、当該
代替トラックのHAフィールド中のLINKCCHHに
当該不良トラックのCCHH(シリンダヘッドアドレ
ス)を設定する。
【0060】以上の〜の処理によって、代替トラッ
クリンクが完成した状態を、図3中に示す。
【0061】ステップ404〜410に関しては、具体
的には、以下のようなフォーマッティング処理が行われ
ることになる。
【0062】図1中の第1ボリューム100側のヘッド
(第1ヘッドグループに属するヘッド)とそのヘッドに
対応する第2ボリューム200側のヘッド(第2ヘッド
グループに属するヘッド)とのペア(例えば、ヘッド1
12とヘッド212とのペア)がアクセスする2つのト
ラックのデータフォーマット(トラックフォーマット)
は、不良トラック・代替トラック切替え処理に関する設
定について合同になる必要がある。このような設定を実
現するためには、フォーマッティング処理において、例
えば、ヘッド112がアクセスするトラックが不良トラ
ックであると判定されて代替トラックが設定された場合
には、対応するヘッド212がアクセスするトラックは
不良トラックでなくても強制的に不良トラックであると
指定されて代替トラックが設定される。また、ヘッド2
12がアクセスするトラックが不良トラックであると判
定されて代替トラックが設定される場合には、前記とは
逆に、対応するヘッド112がアクセスするトラックは
不良トラックでなくても強制的に不良トラックであると
指定されて代替トラックが設定される。これにより、デ
ィスクボリューム全体を通して、第1ボリューム100
のトラックフォーマットと第2ボリューム200とのト
ラックフォーマットとが完全に合同な状態に設定される
ことになる。
【0063】フォーマッティング制御部400は、ステ
ップ403で「ディフェクト情報がある」と判定した場
合には、以下のような処理(ディフェクトスキップ処理
に関するトラックフォーマットの合同化)を行う(図2
中のステップ411〜415参照)。このように、不良
トラック・代替トラック切替え処理(代替トラックリン
ク)に関するトラックフォーマットの合同化と同様に、
ディフェクトスキップ処理に関しても、トラックフォー
マットの合同化が実現される。
【0064】フォーマッティング制御部400内のディ
フェクトスキップ制御部44は、第1ボリューム100
に属する各ディスク媒体の各トラックについて、ディフ
ェクト情報を読み出して保持する(ステップ411)。
【0065】同様に、ディフェクトスキップ制御部44
は、第2ボリューム200に属する各ディスク媒体の各
トラックについて、ディフェクト情報を読み出して保持
する(ステップ412)。
【0066】さらに、ディフェクトスキップ制御部44
は、ステップ411で保持したディフェクト情報とステ
ップ412で保持したディフェクト情報とに基づいて、
ディスクボリュームの二重化において対応する2つのト
ラック(第1ボリューム100に属するディスク媒体
(例えば、ディスク媒体11)のトラックと第2ボリュ
ーム200に属するディスク媒体(例えば、ディスク媒
体21)の同一位置のトラック)を対比し、ディフェク
ト情報の重ね合わせを実行する。すなわち、対応する2
つのトラックにおける一方にディフェクト(欠陥箇所)
が存在すれば他方にディフェクトが存在しなくても同一
箇所にディフェクトが存在するとみなす処理(ディフェ
クト情報中のディフェクト位置情報の更新)を行う(ス
テップ413)。なお、ディフェクトが存在しないトラ
ックも存在し、そのようなトラックに関するディフェク
ト情報には「ディフェクトが存在しない」ことを示す情
報が設定されている。
【0067】ディフェクトスキップ制御部44は、ステ
ップ413で設定されたディフェクト位置情報に基づい
て、第1ボリューム100および第2ボリューム200
に属する各ディスク媒体の各トラックについて、ディフ
ェクトスキップ処理を行う(ステップ415)。
【0068】なお、フォーマッティング制御部400
は、あるトラックにおいてディフェクト(欠陥箇所)の
数があらかじめ設定されている規定数よりも多い場合
(ステップ414参照)には、そのトラックについては
ディフェクトスキップ処理による対処を断念し、先に述
べた不良トラック・代替トラック切替え処理による対処
に移行する(ステップ410の処理を行う)。この時、
上述のようなディスクボリューム二重化に起因して、当
然、ダミー的なディフェクトスキップ処理が必要になる
ので、各トラックについてトラック当たりの容量(ディ
フェクトを除いた容量)が定格容量を確保できているか
を判断する際には、ディスクボリュームの二重化をも考
慮して計算が行われることになる。
【0069】ここで、ディフェクトスキップ処理につい
て説明を加えておく。
【0070】図6は、CKD方式のデータフォーマット
が採用されているディスク媒体に対するディフェクトス
キップ処理の態様の一例を示す図である。
【0071】ディフェクトとは、あらためて定義する
と、ディスク媒体の製造後にそのディスク媒体上に生じ
る磁気的性質の欠陥箇所をいう。また、ディフェクトス
キップ処理とは、データをライトしてリードした場合に
ECC等でエラーと認識される欠陥箇所(ディフェク
ト)を、あらかじめギャップとなるように該当するフィ
ールドを分割配置する処理をいう。
【0072】固定ディスクのHDAが工場で製造された
後に、工場内の試験機でディスク媒体の試験が実施され
てディフェクトが検出され、そのディフェクトに関する
情報が図11に示すようなディフェクト情報の形式で各
トラック上に書き込まれている。
【0073】フォーマッティング処理を実施する場合
に、トラック上にフィールドを配置する前に、そのトラ
ック上からディフェクトの個数,IM(Index M
ark。インデックスマーク)からのディフェクトの位
置を示すディフェクト位置情報,およびディフェクト長
等からなるディフェクト情報を読み出す。
【0074】1トラック上に格納できるバイト数または
ビット数はあらかじめ設定されており、ディスク媒体の
全体の定格容量もあらかじめ決定されている。したがっ
て、1トラック上の容量は事前に決定される。例えば、
ギャップなしの場合に、50KB/トラックの容量があ
るときに、CKDフォーマット(CKD方式によるデー
タフォーマット)での規定ギャップ長を除いたときの容
量が45KBとして、HA,CおよびKの各フィールド
分を除いた純粋なデータフィールド(Dフィールド)分
の容量を40KBとして、予備容量を5KBとして、1
トラック当たりの容量を35KBとすれば、5KBがデ
ィフェクトスキップで使用できるギャップ分(容量)と
なる。
【0075】1つのディフェクトスキップで利用される
ギャップ長を1KBとすれば、上述の場合には1トラッ
ク上で5個のディフェクトスキップが可能となる。した
がって、あるトラックに5個以上のディフェクトが存在
する場合には、そのトラックは不良トラックとして処理
されることになる(そのトラックに対しては不良トラッ
ク・代替トラック切替え処理が行われる)。
【0076】なお、代替トラック容量が定格ボリューム
容量に含めて公表されている場合には、代替トラックが
増加すると実質的な定格ボリューム容量が減少すること
はいうまでもない。
【0077】上述の場合に1トラック上のディフェクト
の数が5個以下のときには、ディフェクトスキップ位置
の計算方法等としては、IMからのHA,C0,K0,
…,Cn,Kn,Dnの各フィールドの先頭のビットの
アドレスと各フィールドの最後のビットのアドレスとか
ら各フィールドの範囲が計算され、その計算結果(各フ
ィールドの範囲)と各ディフェクトの範囲(「DAD0
以上で(DAD0+DL0)以下の範囲」,「DAD1
以上で(DAD1+DL1)以下の範囲」,…,「DA
Dn以上で(DADn+DLn)以下の範囲」(「DA
D0」等については図11参照)の各々)とが比較さ
れ、各フィールドの範囲と各ディフェクトの範囲との間
に重なり部分がないかどうかがチェックされる。このチ
ェックによって重なり部分がある場合には、その重なり
部分の位置の前後にディフェクトスキップ用ギャップ
(例えば、図6中の*(ディフェクトを示している)に
対応するギャップ)が設定され、該当するフィールド
(ディフェクトと重なっていたフィールド)が分割配置
される(図6においては、フィールドD0がD00とD
01とに分割され、フィールドDnがDn0とDn1と
に分割されている)。
【0078】また、後述するセクタ方式のデータフォー
マットが採用されているディスク媒体に対するディフェ
クスキップ処理におけるディフェクトスキップ用ギャッ
プの設定は、図10に示すようにして行われる。
【0079】セクタ方式のデータフォーマットが採用さ
れているディスク媒体に対するディフェクスキップ処理
でも、CKD方式に対する場合と同様に、ディフェクト
スキップ位置が計算される。すなわち、ディフェクト情
報が読み出されて、IMからのC00,R00,R0
1,R02,R03,…,Cn0,Rn0,Rn1,R
n2,Rn3の各フィールドの先頭のビットのアドレス
と最後のビットのアドレスとから各フィールドの範囲が
計算され、その計算結果(各フィールドの範囲)と各デ
ィフェクトの範囲(「DAD0以上で(DAD0+DL
0)以下の範囲」,「DAD1以上で(DAD1+DL
1)以下の範囲」,…,「DADn以上で(DADn+
DLn)以下の範囲」(「DAD0」等については図1
1参照)の各々)とが比較され、各フィールドの範囲と
各ディフェクトの範囲との間に重なり部分がないかどう
かがチェックされる。このチェックによって重なり部分
がある場合には、その重なり部分の位置の前後にディフ
ェクトスキップ用ギャップが設定される(図10参
照)。このとき、CKD方式に対するディフェクスキッ
プ処理とは異なり、該当するフィールドの分割は行われ
ず、図10中の*で示すディフェクトに対応するギャッ
プのように本来のギャップ部分が長くされることにより
ディフェクトスキップ用ギャップの設定が行われる。こ
れは、セクタ方式に対するフィールドでは、CKD方式
におけるフィールドに比較して各フィールド長が短く設
定されているため、ギャップを長くしても全体容量の変
化が大きくならないからである。なお、セクタ方式にお
けるディフェクトスキップ処理においても、トラック当
たりのディフェクト数が多くてトラック当たりの規定容
量を確保できない場合には、そのトラックが不良トラッ
クとして処理されて代替トラックが割り当てられること
になる(不良トラック・代替トラック切替え処理が行わ
れる)。
【0080】ステップ402で「ライト/リードの対象
となるディスク媒体のデータフォーマット形式がセクタ
方式である」と判定された場合には、以下のような処理
が行われる(図2中のステップ410〜424参照)。
【0081】なお、セクタ方式によるデータフォーマッ
トを行うフォーマッティング処理が実行される場合のト
ラックフォーマットでは、固定長である各フィールドの
長さは、フォーマット指示内のトラックフォーマットの
内容を示す情報中のパラメータとして事前に与えられ
る。
【0082】フォーマッティング制御部400は、フォ
ーマット指示の中にディフェクト情報有無指示があるか
否かを判定することによって、ディスク媒体上に図11
に示すようなディフェクト情報があるか否かを判定する
(ステップ416)。
【0083】フォーマッティング制御部400は、ステ
ップ416で「ディフェクト情報がない」と判定した場
合には、ディフェクトスキップ処理を行うことなく、以
下のような処理を行う(図2中のステップ417〜42
4(ステップ410を含む)参照)。
【0084】上位のソフトウェア(オペレーティングシ
ステム等)によって管理されているトラックフォーマッ
ト(フォーマット指示中のデータとして与えられた内容
のトラックフォーマット)またはあらかじめ設定されて
いるトラックフォーマットに基づいて、全ディスク媒体
11〜19および21〜29の全トラックについて、図
7に示すようなフォーマットで(この段階では図7中の
代替トラックリンクは存在しない)、各フィールドを作
成する(ステップ417)。
【0085】次に、フォーマッティング制御部400内
の媒体チェック制御部41は、各ディスク媒体の各トラ
ックについて、純粋なデータフィールドとなる部分に対
して、リード信号の周波数の変化が大きくなるような
(リードエラーを引き起こしやすいと考えられる)パタ
ーンデータをライトする(ステップ418)。なお、こ
のライト動作は、ライト信号線303,アクチュエータ
3および各ヘッドを介して、スピンドル2における全デ
ィスク媒体11〜19および21〜29の全トラックに
対して実行される。
【0086】さらに、媒体チェック制御部41は、ステ
ップ418でライトされたデータ(パターンデータ)の
リード動作を行う(ステップ419)。このリード動作
においては、リード信号選択線306を活性にした場合
と不活性にした場合との両方の場合についてデータのリ
ードが実行され、第1ボリューム100に属するディス
ク媒体(例えば、ディスク媒体11)からの第1リード
信号線301上のリード信号によるリードと第2ボリュ
ーム200に属するディスク媒体(例えば、ディスク媒
体21)からの第2リード信号線302上のリード信号
によるリードとの両方が、全ディスク媒体の全トラック
に対して実行される。
【0087】次に、フォーマッティング制御部400内
の不良セクタ制御部43は、第1ボリューム100に属
する各ディスク媒体の各トラックの各セクタについて、
ステップ419のリード動作の実行で、「ECCにより
エラーが検出され、かつそのエラーが訂正不可能な範囲
のエラーである」と判断した場合には(ECCによりエ
ラーが検出されていてもそのエラーが訂正可能な範囲の
エラーであれば、そのエラーを訂正した上で正常セクタ
と判断する)、そのセクタを不良セクタとして指定し、
当該セクタの識別情報を保持する(ステップ420)。
なお、第1ボリューム100の全ディスク媒体11〜1
9の全トラックの全セクタを通じて、不良セクタが全く
存在しない場合も起こり得る。この場合には、ステップ
420の保持処理は行われない。
【0088】同様に、不良セクタ制御部43は、第2ボ
リューム200に属する各ディスク媒体の各トラックの
各セクタについて、ステップ419のリード動作の実行
で、「ECCによりエラーが検出され、かつそのエラー
が訂正不可能な範囲のエラーである」と判断した場合に
は、そのセクタを不良セクタとして指定し、当該セクタ
の識別情報を保持する(ステップ421)。なお、第2
ボリューム200の全ディスク媒体21〜29の全トラ
ックの全セクタを通じて、不良セクタが全く存在しない
場合も起こり得る。この場合には、ステップ421の保
持処理は行われない。
【0089】さらに、不良セクタ制御部43は、ステッ
プ420で保持したセクタの識別情報とステップ421
で保持したセクタの識別情報とを重ね合わせ、ディスク
ボリューム二重化でペアとなる2つのディスク媒体(例
えば、ディスク媒体11とディスク媒体21)で対応す
るトラックの対応する2つのセクタの一方が不良セクタ
と指定されている場合には、他方のセクタについても不
良セクタとして指定する(ステップ422)。
【0090】不良トラック制御部42は、各トラックに
ついて、ステップ420〜422で不良セクタと指定さ
れたセクタの数が規定数以上であるか否かを判定し、規
定数以上であるトラックを不良トラックとして抽出する
(ステップ423)。
【0091】不良トラック制御部42は、ステップ42
3で不良トラックとみなして抽出したトラックに関する
不良トラック・代替トラック切替え処理を行う(ステッ
プ410)。
【0092】また、不良セクタ制御部43は、ステップ
423で「不良セクタと指定されたセクタの数が規定数
未満である」と判定されたトラック(不良トラックとし
て抽出されたトラック以外のトラック)について、図9
に示すような態様で、不良セクタ・代替セクタ切替え処
理を行う(ステップ424)。
【0093】図9は、不良セクタ・代替セクタ切替え処
理の態様の一例を示す図である。各トラックにおける不
良セクタについては、当該各トラックにおける次の正常
セクタまで読み飛ばすように、不良セクタ・代替セクタ
切替え処理が行われる(次の正常セクタが代替セクタと
して設定される)。
【0094】なお、ステップ424の処理はステップ4
22の「第1ボリューム100と第2ボリューム200
との間の不良セクタの重ね合わせ」を前提として行われ
ているので、不良セクタ・代替セクタ切替え処理に関し
ても、第1ボリューム100に属するディスク媒体と第
2ボリューム200に属するディスク媒体との間のデー
タフォーマットの合同化が実現される。
【0095】フォーマッティング制御部400は、ステ
ップ416で「ディフェクト情報がある」と判定した場
合には、ステップ411〜415の処理によってそのデ
ィフェクト情報に基づくディフェクトスキップ処理に関
するトラックフォーマットの合同化を実現する。なお、
各トラックにおけるディフェクトスキップ処理の態様
は、先に述べた図10に示すような態様となる。
【0096】すなわち、フォーマッティング制御部40
0内のディフェクトスキップ制御部44は、第1ボリュ
ーム100および第2ボリューム200に関するディフ
ェクト情報を読み出して保持し(ステップ411および
412)、両者を重ね合わせて各トラックにおけるディ
フェクトスキップ位置を計算し(ステップ413)、そ
のディフェクトスキップ位置をギャップに設定するよう
に各フィールドを作成するためのディフェクトスキップ
処理を行う(ステップ415)。
【0097】なお、フォーマッティング制御部400
は、あるトラックにおいてディフェクトの数があらかじ
め設定されている規定数よりも多い場合(ステップ41
4参照)には、ディフェクトスキップ処理による対処を
断念し、先に述べた不良トラック・代替トラック切替え
処理(ステップ410参照)による対処に移行する。
【0098】第2に、主にヘッド二重選択制御部46お
よびリード信号選択制御部47によって制御されるライ
ト処理およびリード処理の際の動作について説明する。
【0099】ディスク制御部4内のI/Oアクセス命令
制御部45は、アクチュエータ3を介して、各ヘッドを
目的シリンダに位置付けし目的トラックを選択する制御
を行うシーク命令を実行し、引き続いて発行されるサー
チ命令およびリード命令/ライト命令を実行する機能を
有している。ここで、本実施例、ひいては本発明のディ
スクボリューム二重化方式においては、上述のような通
常のI/O命令の発行に先立って、ヘッド二重選択制御
部46およびリード信号選択制御部47による制御に基
づき、事前に以下の〜に示すようなディスクボリュ
ームの二重化に関する各種の運用上の環境設定が行われ
る。 ディスクボリューム二重化モードに設定するか否か
を判断する。 第1ボリューム100および第2ボリューム200
のいずれを本番系および予備系に設定するかを選択す
る。 データフォーマットをCKD方式にするかセクタ方
式にするかを選択する。 ディフェクトスキップ方式を採用するか否かを判断
する。
【0100】このような環境設定が行われた上で、I/
Oアクセス命令制御部45は、ヘッド二重選択制御部4
6およびリード信号選択制御部47の制御に基づいて、
ディスク媒体11〜19および21〜29に対するライ
ト動作/リード動作を行う。
【0101】ここで、ヘッド二重選択制御部46は、ラ
イト動作において、HDA1における第1ヘッドグルー
プ内の1つのヘッド(例えば、ヘッド111)と第2ヘ
ッドグループ内の対応する他のヘッド(例えば、ヘッド
211)とを同時に選択して2つの記録箇所(第1ボリ
ューム100内の1つのディスク媒体上の記録箇所と第
2ボリューム200内の対応する他のディスク媒体上の
記録箇所)に、同一のデータを同一の時点(タイミン
グ)でライトするための制御を行う。
【0102】なお、ライト動作において不良トラックが
検出されると、当該不良トラック中のHAフィールドの
LINKCCHHが参照されて当該不良トラックに対応
する代替トラックが検出され、当該代替トラック上にデ
ータがライトされる。
【0103】また、リード信号選択制御部47は、リー
ド動作において、HDA1における第1ヘッドグループ
内の1つのヘッド(例えば、ヘッド111)からのリー
ド信号と第2ヘッドグループ内の対応する他のヘッド
(例えば、ヘッド211)からのリード信号とを選択的
に有効とし(リード信号選択線306上の信号(活性/
不活性)によって第1リード信号線301および第2リ
ード信号線302のいずれを選択するかを制御する)、
第1ボリューム100に属するディスク媒体(例えば、
ディスク媒体11)および第2ボリューム200に属す
るディスク媒体(例えば、ディスク媒体21)のいずれ
かからデータをリードするための制御を行う。
【0104】なお、リード動作において不良トラックが
検出されると、当該不良トラック中のHAフィールドの
LINKCCHHが参照されて当該不良トラックに対応
する代替トラックが検出され、当該代替トラック上のデ
ータがリードされる。すなわち、先に述べた図3または
図7中の代替トラックリンクに基づき、所定の代替トラ
ックからデータがリードされる。つまり、選択されたト
ラックのHAフィールド中のフラグFの内容が「不良ト
ラック」を示している場合に、そのHAフィールド中の
LINKCCHHは代替トラックのシリンダヘッドアド
レスを示しているので、その内容を新しいシリンダヘッ
ドアドレスとして再度シーク命令が発行されることによ
って、代替トラックへの位置付けが行われ、続けてサー
チ命令およびリード命令が発行されることにより、所望
のデータがリードされる。
【0105】代替トラックにヘッドが位置付けられてい
る際に、マルチトラック指定のリード命令が発行された
場合には、当該代替トラックのリードが完了した時点
で、当該代替トラックのHAフィールドのLINKCC
HHの内容について、ヘッドアドレス(HH)の内容に
1を加算した値でシーク命令が実行されて不良トラック
の次のアドレスのトラックに位置付けがなされ、連続的
なデータのリードが実現される。
【0106】ここで、二重化された両方のディスクボリ
ューム(第1ボリューム100および第2ボリューム2
00)において、ヘッドの位置付けに関して同じ位置の
代替トラックが使用されているので、リードエラーが発
生して予備系のディスクボリューム(一般的には第2ボ
リューム200)からデータの再リードが行われる場合
にも、リード信号選択線306上の信号を制御するのみ
で、シーク動作を実行する必要がないので、リード動作
におけるシーク時間の無駄が生ぜず、リード動作時の性
能低下が発生しない(不良セクタ・代替セクタ切替え処
理やディフェクトスキップ処理に関しても同様であ
る)。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスク
ボリュームの二重化とともにヘッド群の二重化をも行
い、フォーマッティング処理において、不良セクタ・代
替セクタ切替え処理,不良トラック・代替トラック切替
え処理およびディフェクトスキップ処理も含めて第1ボ
リュームに関するトラックフォーマットと第2ボリュー
ムに関するトラックフォーマットとを同一としているの
で、ライト動作およびリード動作において以下のような
効果が生じる。
【0108】ライト動作においては、同一の時点に同一
のデータを2つの記録箇所にライトすることができ、ラ
イト動作におけるディスクボリュームの二重化による性
能低下(2回の時点に分けてライトすることによる性能
低下)が発生しないという効果がある。
【0109】リード動作においては、リードエラーが発
生して予備系のディスクボリュームからデータの再リー
ドを行う場合に、リード信号選択線上の信号を制御する
のみでシーク動作を実行する必要がないので、リード動
作におけるディスクボリュームの二重化による性能低下
(シーク動作(シーク時間)の存在による性能低下)が
発生しないという効果がある。
【0110】すなわち、本発明によると、以上の効果に
より、効率的にディスクボリューム上のデータの信頼性
の向上を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクボリューム二重化方式の一実
施例が適用されるディスク装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すディスクボリューム二重化方式にお
けるフォーマッティング処理を示す流れ図である。
【図3】CKD方式のデータフォーマット形式のトラッ
クの構成の一例を示す図である。
【図4】図3中のHAフィールドの詳細な構成等を示す
図である。
【図5】図3および図4中のDフィールドの詳細な構成
等を示す図である。
【図6】CKD方式のデータフォーマット形式が採用さ
れているディスク媒体におけるディフェクトスキップ処
理を説明するための図である。
【図7】セクタ方式のデータフォーマット形式のトラッ
クの構成の一例を示す図である。
【図8】図7中のセクタの詳細な構成等を示す図であ
る。
【図9】不良セクタ・代替セクタ切替え処理を説明する
ための図である。
【図10】セクタ方式のデータフォーマット形式が採用
されているディスク媒体におけるディフェクトスキップ
処理を説明するための図である。
【図11】ディフェクト情報の構成を示す図である。
【図12】従来のディスクボリューム二重化方式の構成
および動作を説明するための図である。
【符号の説明】 1 HDA 2 スピンドル 3 アクチュエータ 4 ディスク制御部 11,12,…19,21,22,…,29 ディスク
媒体 40 ディスク入出力制御部 41 媒体チェック制御部 42 不良トラック制御部 43 不良セクタ制御部 44 ディフェクトスキップ制御部 45 I/Oアクセス命令制御部 46 ヘッド二重選択制御部 47 リード信号選択制御部 48 ファイル復旧制御部 49 ボリューム復旧制御部 100 第1ボリューム 111,112,121,122,…,191,19
2,211,212,221,222,…,291,2
92 ヘッド 200 第2ボリューム 301 第1リード信号線 302 第2リード信号線 303 ライト信号線 304 シリンダヘッド選択バス 305 ヘッド二重選択信号線 306 リード信号選択線 400 フォーマッティング制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライト/リードの対象となるディスク媒
    体のデータフォーマット形式がCKD方式であるディス
    ク装置におけるディスクボリューム二重化方式におい
    て、 同一スピンドルにおける全てのディスクボリュームが互
    いに容量の等しい第1ボリュームと第2ボリュームとに
    分割され、第1ボリュームおよび第2ボリュームにおけ
    る対応する記録箇所のデータを同時にアクセスする第1
    ヘッドグループおよび第2ヘッドグループを有するHD
    Aと、 ライト動作において、前記HDAにおける第1ヘッドグ
    ループ内の1つのヘッドと第2ヘッドグループ内の対応
    する他のヘッドとを同時に選択して第1ボリューム内の
    1つのディスク媒体上の記録箇所と第2ボリューム内の
    対応する他のディスク媒体上の記録箇所とに同一のデー
    タを同一の時点でライトするための制御を行うヘッド二
    重選択制御部と、 リード動作において、前記HDAにおける第1ヘッドグ
    ループ内の1つのヘッドからのリード信号と第2ヘッド
    グループ内の対応する他のヘッドからのリード信号とを
    選択的に有効とし、第1ボリュームに属するディスク媒
    体および第2ボリュームに属するディスク媒体のいずれ
    かからデータをリードするための制御を行うリード信号
    選択制御部と、 前記HDAにおける第1ボリューム内の1つのディスク
    媒体および第2ボリューム内の対応する他のディスク媒
    体に同一の時点に同一のデータをライトするために、不
    良トラック・代替トラック切替え処理およびディフェク
    トスキップ処理に関する第1ボリューム内のディスク媒
    体と第2ボリューム内のディスク媒体との間のデータフ
    ォーマットの合同化を制御するフォーマッティング制御
    部とを有することを特徴とするディスクボリューム二重
    化方式。
  2. 【請求項2】 ライト/リードの対象となるディスク媒
    体のデータフォーマット形式がセクタ方式であるディス
    ク装置におけるディスクボリューム二重化方式におい
    て、 同一スピンドルにおける全てのディスクボリュームが互
    いに容量の等しい第1ボリュームと第2ボリュームとに
    分割され、第1ボリュームおよび第2ボリュームにおけ
    る対応する記録箇所のデータを同時にアクセスする第1
    ヘッドグループおよび第2ヘッドグループを有するHD
    Aと、 ライト動作において、前記HDAにおける第1ヘッドグ
    ループ内の1つのヘッドと第2ヘッドグループ内の対応
    する他のヘッドとを同時に選択して第1ボリューム内の
    1つのディスク媒体上の記録箇所と第2ボリューム内の
    対応する他のディスク媒体上の記録箇所とに同一のデー
    タを同一の時点でライトするための制御を行うヘッド二
    重選択制御部と、 リード動作において、前記HDAにおける第1ヘッドグ
    ループ内の1つのヘッドからのリード信号と第2ヘッド
    グループ内の対応する他のヘッドからのリード信号とを
    選択的に有効とし、第1ボリュームに属するディスク媒
    体および第2ボリュームに属するディスク媒体のいずれ
    かからデータをリードするための制御を行うリード信号
    選択制御部と、 前記HDAにおける第1ボリューム内の1つのディスク
    媒体および第2ボリューム内の対応する他のディスク媒
    体に同一の時点に同一のデータをライトするために、不
    良セクタ・代替セクタ切替え処理,不良トラック・代替
    トラック切替え処理およびディフェクトスキップ処理に
    関する第1ボリューム内のディスク媒体と第2ボリュー
    ム内のディスク媒体との間のデータフォーマットの合同
    化を制御するフォーマッティング制御部とを有すること
    を特徴とするディスクボリューム二重化方式。
  3. 【請求項3】 ライト/リードの対象となるディスク媒
    体のデータフォーマット形式がCKD方式およびセクタ
    方式のいずれかであるディスク装置におけるディスクボ
    リューム二重化方式において、 同一スピンドルにおける全てのディスクボリュームが互
    いに容量の等しい第1ボリュームと第2ボリュームとに
    分割され、第1ボリュームおよび第2ボリュームにおけ
    る対応する記録箇所のデータを同時にアクセスする第1
    ヘッドグループおよび第2ヘッドグループを有するHD
    Aと、 ライト動作において、前記HDAにおける第1ヘッドグ
    ループ内の1つのヘッドと第2ヘッドグループ内の対応
    する他のヘッドとを同時に選択して第1ボリューム内の
    1つのディスク媒体上の記録箇所と第2ボリューム内の
    対応する他のディスク媒体上の記録箇所とに同一のデー
    タを同一の時点でライトするための制御を行うヘッド二
    重選択制御部と、 リード動作において、前記HDAにおける第1ヘッドグ
    ループ内の1つのヘッドからのリード信号と第2ヘッド
    グループ内の対応する他のヘッドからのリード信号とを
    選択的に有効とし、第1ボリュームに属するディスク媒
    体および第2ボリュームに属するディスク媒体のいずれ
    かからデータをリードするための制御を行うリード信号
    選択制御部と、 フォーマッティング処理の対象のディスク媒体のデータ
    フォーマット形式がCKD方式であるかセクタ方式であ
    るかを判定し、その判定結果が「CKD方式」である場
    合には請求項1記載のディスクボリューム二重化方式に
    おけるフォーマッティング制御部の処理を行い、その判
    定結果が「セクタ方式」である場合には請求項2記載の
    ディスクボリューム二重化方式におけるフォーマッティ
    ング制御部の処理を行うフォーマッティング制御部とを
    有することを特徴とするディスクボリューム二重化方
    式。
JP7197024A 1995-07-10 1995-07-10 ディスクボリューム二重化方式 Pending JPH0926859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7197024A JPH0926859A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 ディスクボリューム二重化方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7197024A JPH0926859A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 ディスクボリューム二重化方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0926859A true JPH0926859A (ja) 1997-01-28

Family

ID=16367493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7197024A Pending JPH0926859A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 ディスクボリューム二重化方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0926859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009020896A1 (en) * 2007-08-05 2009-02-12 Intel Corporation Redundant data on hard drive

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143808A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Data recording system
JPS6022232A (ja) * 1983-07-18 1985-02-04 Toshiba Corp デイスクボリユ−ムのボリユ−ム単位の2重化処理装置
JPS6376151A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置
JPS6470961A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Fujitsu Ltd System for controlling hard disk device
JPH04162127A (ja) * 1990-10-26 1992-06-05 Hitachi Ltd 磁気ディスク記憶装置
JPH04288615A (ja) * 1990-08-31 1992-10-13 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスク回転位置制御を行うキャッシュ付きdasdサブシステム及びその実行方法
JPH04318615A (ja) * 1991-04-18 1992-11-10 Fujitsu Ltd アレイディスク装置の同期化方式
JPH0589600A (ja) * 1991-09-25 1993-04-09 Nec Corp 磁気デイスク装置
JPH06332837A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Nec Eng Ltd ディスクアレイ制御装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143808A (en) * 1976-05-26 1977-11-30 Hitachi Ltd Data recording system
JPS6022232A (ja) * 1983-07-18 1985-02-04 Toshiba Corp デイスクボリユ−ムのボリユ−ム単位の2重化処理装置
JPS6376151A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置
JPS6470961A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Fujitsu Ltd System for controlling hard disk device
JPH04288615A (ja) * 1990-08-31 1992-10-13 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスク回転位置制御を行うキャッシュ付きdasdサブシステム及びその実行方法
JPH04162127A (ja) * 1990-10-26 1992-06-05 Hitachi Ltd 磁気ディスク記憶装置
JPH04318615A (ja) * 1991-04-18 1992-11-10 Fujitsu Ltd アレイディスク装置の同期化方式
JPH0589600A (ja) * 1991-09-25 1993-04-09 Nec Corp 磁気デイスク装置
JPH06332837A (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 Nec Eng Ltd ディスクアレイ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009020896A1 (en) * 2007-08-05 2009-02-12 Intel Corporation Redundant data on hard drive

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6490691B1 (en) Error recovery in a disk drive
US7027256B1 (en) Disk drive having servo sectors that store repeatable runout correction values and related error correction code data
KR101077520B1 (ko) 데이터 기록 재생 시스템, 데이터 기록 재생 방법, 프로그램 및 기록 매체
US7143305B2 (en) Using redundant spares to reduce storage device array rebuild time
EP1100087B1 (en) Information recording method and information recording apparatus
CN107274917B (zh) 叠瓦式磁性记录带间磁道间距调谐
JPH0773602A (ja) 光ディスク装置
US7206990B2 (en) Data sector error handling mechanism
JP4672454B2 (ja) 記憶装置
JPH0991783A (ja) No−IDデータ記憶ディスクのドライブ・データ・セクタのフォーマット装置及び方法
US5285436A (en) Method of avoiding medium defects in record/reproduce apparatus
KR0182979B1 (ko) 데이타영역 확장을 위한 서보정보 구성방법 및 그에 따른 서보제어방법
JPH04265504A (ja) 誤り位置決めされたヘッドを位置決めする装置および方法
US6079044A (en) Method and error correcting code (ECC) apparatus for storing predefined information with ECC in a direct access storage device
JP2001014606A (ja) 磁気ディスク装置
JPH06111479A (ja) 情報記録再生装置
JPH0926859A (ja) ディスクボリューム二重化方式
CN110310674B (zh) 盘装置以及数据管理方法
JP4005443B2 (ja) データ再生方法及びデータ再生装置
KR20040070888A (ko) 백업된 시스템 정보를 가지는 단일 헤드 디스크 드라이브및 단일 헤드 디스크 드라이브의 시스템 정보 기록 및독출 방법
JPH08195046A (ja) データ処理方法及び装置
JP2001043624A (ja) ディスク記憶装置及びスプリットデータライト方法
JPS60136957A (ja) 磁気デイスク装置の制御方式
JP4082308B2 (ja) データ記録再生装置、データ記録再生方法、プログラム、記録媒体
KR100518515B1 (ko) 하드 디스크의 결함검출 방법