JPH09267987A - 岸壁用コンテナクレーンの駆動機構 - Google Patents
岸壁用コンテナクレーンの駆動機構Info
- Publication number
- JPH09267987A JPH09267987A JP10418696A JP10418696A JPH09267987A JP H09267987 A JPH09267987 A JP H09267987A JP 10418696 A JP10418696 A JP 10418696A JP 10418696 A JP10418696 A JP 10418696A JP H09267987 A JPH09267987 A JP H09267987A
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- Japan
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- drum
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】同時に駆動されることのない起伏と横行の回転
駆動手段を共用とし、合理的な構成でコスト低減が可能
な岸壁用コンテナクレーンの駆動機構を提供する。 【解決手段】直流電動機３４が遊星歯車機構を備えたギ
アボックス４０の入力軸４１に接続され、ギアボックス
４０の二つの出力軸４２，４３にそれぞれ起伏ロープ１
４Ａを巻取る起伏ドラム３１と横行ロープ１６Ａを巻取
る横行ドラム３２が接続されると共に、出力軸４２，４
３に当該出力軸４２，４３の回転を規制するブレーキ装
置４２Ａ，４３Ａが設けられており、ブレーキ装置４２
Ａ，４３Ａの選択的作動によって起伏ドラム３１又は横
行ドラム３２の何れか一方が回転駆動されて起伏桁の駆
動又はトロリの横行駆動を選択的に行うことができるよ
うに構成されている。
駆動手段を共用とし、合理的な構成でコスト低減が可能
な岸壁用コンテナクレーンの駆動機構を提供する。 【解決手段】直流電動機３４が遊星歯車機構を備えたギ
アボックス４０の入力軸４１に接続され、ギアボックス
４０の二つの出力軸４２，４３にそれぞれ起伏ロープ１
４Ａを巻取る起伏ドラム３１と横行ロープ１６Ａを巻取
る横行ドラム３２が接続されると共に、出力軸４２，４
３に当該出力軸４２，４３の回転を規制するブレーキ装
置４２Ａ，４３Ａが設けられており、ブレーキ装置４２
Ａ，４３Ａの選択的作動によって起伏ドラム３１又は横
行ドラム３２の何れか一方が回転駆動されて起伏桁の駆
動又はトロリの横行駆動を選択的に行うことができるよ
うに構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、岸壁用コンテナク
レーンの駆動機構に関し、特に、起伏と横行の駆動機構
に関する。
レーンの駆動機構に関し、特に、起伏と横行の駆動機構
に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンテナ船へのコンテナの積み込み又は
積み卸しは、岸壁に設置された岸壁用コンテナクレーン
によって行われる。
積み卸しは、岸壁に設置された岸壁用コンテナクレーン
によって行われる。
【０００３】このような岸壁用コンテナクレーンは、図
４にその概略構成側面図を示すように、走行する二本の
脚１２Ａ，１２Ｂを持った橋形の桁１３の上を、コンテ
ナを支持するスプレッダ１５を備えたトロリ１６が横行
するように構成される。
４にその概略構成側面図を示すように、走行する二本の
脚１２Ａ，１２Ｂを持った橋形の桁１３の上を、コンテ
ナを支持するスプレッダ１５を備えたトロリ１６が横行
するように構成される。
【０００４】桁１３の海側には、起伏可能な起伏桁１４
が設けられ、脚１２Ａ，１２Ｂは吊り荷（コンテナ）を
通過させるために内側を大きく開けた構造となってい
る。
が設けられ、脚１２Ａ，１２Ｂは吊り荷（コンテナ）を
通過させるために内側を大きく開けた構造となってい
る。
【０００５】起伏桁１４の起伏，トロリ１６の横行及び
スプレッダ１５の巻き上げは、それぞれの駆動ロープ部
材を、機械室２０内に設けられた回転駆動手段（直流電
動機）によって回転駆動されるそれぞれのドラムに巻取
り又は繰り出すことによって行われるようになってい
る。
スプレッダ１５の巻き上げは、それぞれの駆動ロープ部
材を、機械室２０内に設けられた回転駆動手段（直流電
動機）によって回転駆動されるそれぞれのドラムに巻取
り又は繰り出すことによって行われるようになってい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記岸壁用
コンテナクレーンでは、起伏桁１４を図４中想像線で示
すように起立させた待機時から実線で示すように水平と
してコンテナの積み込み又は積み卸しを行うものである
ため、起伏桁１４の起伏動作とトロリ１６の横行は同時
に行われることはなく、安全のために制御回路にリレー
を設けて両者を同時に駆動することはできないように構
成されている。
コンテナクレーンでは、起伏桁１４を図４中想像線で示
すように起立させた待機時から実線で示すように水平と
してコンテナの積み込み又は積み卸しを行うものである
ため、起伏桁１４の起伏動作とトロリ１６の横行は同時
に行われることはなく、安全のために制御回路にリレー
を設けて両者を同時に駆動することはできないように構
成されている。
【０００７】しかしながら、各駆動ロープ部材を巻取り
又は繰り出す各ドラムはその回転駆動のためにそれぞれ
独立した直流電動機を備えており、極めて不合理且つ不
経済なものであった。
又は繰り出す各ドラムはその回転駆動のためにそれぞれ
独立した直流電動機を備えており、極めて不合理且つ不
経済なものであった。
【０００８】本発明は、上記解決課題に鑑みてなされた
ものであり、同時に駆動されることのない起伏と横行の
回転駆動手段を共用とし、合理的な構成でコスト低減が
可能な岸壁用コンテナクレーンの駆動機構を提供しよう
とするものである。
ものであり、同時に駆動されることのない起伏と横行の
回転駆動手段を共用とし、合理的な構成でコスト低減が
可能な岸壁用コンテナクレーンの駆動機構を提供しよう
とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る岸壁用コンテナクレーンの駆動機構
は、岸壁用コンテナクレーンの起伏駆動と横行駆動を行
う駆動機構であって、入力軸から入力された回転力を切
替手段によって切替可能な二つの出力軸から選択的に出
力可能な歯車機構を備え、該歯車機構の入力軸に回転駆
動手段が接続されると共に、前記各出力軸に起伏ロープ
を巻取る起伏ドラムと、横行ロープを巻取る横行ドラム
がそれぞれ接続され、前記回転駆動手段の駆動と前記切
替手段の切替によって前記起伏ドラム又は横行ドラムの
何れかが選択的に回転駆動されるように構成されている
ことを特徴とする。
め、本発明に係る岸壁用コンテナクレーンの駆動機構
は、岸壁用コンテナクレーンの起伏駆動と横行駆動を行
う駆動機構であって、入力軸から入力された回転力を切
替手段によって切替可能な二つの出力軸から選択的に出
力可能な歯車機構を備え、該歯車機構の入力軸に回転駆
動手段が接続されると共に、前記各出力軸に起伏ロープ
を巻取る起伏ドラムと、横行ロープを巻取る横行ドラム
がそれぞれ接続され、前記回転駆動手段の駆動と前記切
替手段の切替によって前記起伏ドラム又は横行ドラムの
何れかが選択的に回転駆動されるように構成されている
ことを特徴とする。
【００１０】また、上記歯車機構は、一つの入力軸と二
つの出力軸を有する遊星歯車機構により構成され、上記
切替手段は上記各出力軸に設けられた当該出力軸の回転
を規制するブレーキ機構であることを特徴とする。
つの出力軸を有する遊星歯車機構により構成され、上記
切替手段は上記各出力軸に設けられた当該出力軸の回転
を規制するブレーキ機構であることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図１は本発明に係る岸壁
用コンテナクレーンの駆動機構を備えた岸壁用コンテナ
クレーンの概略側面図、図２はその機械室の平面構成図
である。
面に基づいて詳細に説明する。図１は本発明に係る岸壁
用コンテナクレーンの駆動機構を備えた岸壁用コンテナ
クレーンの概略側面図、図２はその機械室の平面構成図
である。
【００１２】図示岸壁用コンテナクレーン１０は、海脚
１２Ａ，陸脚１２Ｂの二本の脚１２によって桁１３が支
持されると共に、海脚１２Ａより海側に起伏桁１４が延
設され、桁１３及び起伏桁１４に沿って、コンテナを支
持するスプレッダ１５を備えたトロリ１６が運転室１７
と共に横行するように構成されている。
１２Ａ，陸脚１２Ｂの二本の脚１２によって桁１３が支
持されると共に、海脚１２Ａより海側に起伏桁１４が延
設され、桁１３及び起伏桁１４に沿って、コンテナを支
持するスプレッダ１５を備えたトロリ１６が運転室１７
と共に横行するように構成されている。
【００１３】起伏桁１４は、図中想像線で示すように、
桁１３との結合部を支点としてその前端を上方に揺動待
機可能となっている。
桁１３との結合部を支点としてその前端を上方に揺動待
機可能となっている。
【００１４】起伏桁１４の起伏，トロリ１６の横行及び
スプレッダ１５の巻き上げ駆動は、それぞれワイヤーロ
ープ（起伏ロープ１４Ａ，巻き上げロープ１５Ａ，横行
ロープ１６Ａ）を介して行われるようになっており、各
ワイヤーロープ１４Ａ，１５Ａ，１６Ａは詳細は図示し
ない経路で機械室内２０に備えられた駆動機構３０に配
索されている。
スプレッダ１５の巻き上げ駆動は、それぞれワイヤーロ
ープ（起伏ロープ１４Ａ，巻き上げロープ１５Ａ，横行
ロープ１６Ａ）を介して行われるようになっており、各
ワイヤーロープ１４Ａ，１５Ａ，１６Ａは詳細は図示し
ない経路で機械室内２０に備えられた駆動機構３０に配
索されている。
【００１５】駆動機構３０は、図３に示すように、海側
から起伏用ドラム３１，横行用ドラム３２，巻き上げ用
ドラム３３の順で平行に配設された各ドラム３１，３
２，３３が、回転駆動手段である直流電動機３４，３５
によって回転駆動されるように構成されている。
から起伏用ドラム３１，横行用ドラム３２，巻き上げ用
ドラム３３の順で平行に配設された各ドラム３１，３
２，３３が、回転駆動手段である直流電動機３４，３５
によって回転駆動されるように構成されている。
【００１６】巻き上げ用ドラム３３は、直流電動機３５
によって減速器３６を介して回転駆動されるようになっ
ており、一方、起伏用ドラム３１と横行用ドラム３２
は、歯車機構としてのギアボックス４０に設けられた二
つの出力軸４２，４３にそれぞれ接続され、このギアボ
ックス４０の入力軸４１に接続された直流電動機３４に
よって回転駆動されるようになっている。
によって減速器３６を介して回転駆動されるようになっ
ており、一方、起伏用ドラム３１と横行用ドラム３２
は、歯車機構としてのギアボックス４０に設けられた二
つの出力軸４２，４３にそれぞれ接続され、このギアボ
ックス４０の入力軸４１に接続された直流電動機３４に
よって回転駆動されるようになっている。
【００１７】ギアボックス４０は、一つの入力軸４１か
ら入力された回転力を二つの出力軸４２，４３に出力す
るように構成された歯車機構であって、本構成例では図
３にその一例の概念図を示す遊星歯車機構５０を備えて
構成されている。
ら入力された回転力を二つの出力軸４２，４３に出力す
るように構成された歯車機構であって、本構成例では図
３にその一例の概念図を示す遊星歯車機構５０を備えて
構成されている。
【００１８】遊星歯車機構５０は、二個の太陽歯車５
１，５２と、遊星歯車５３及びキャリア５４とから成
り、その何れか一つを拘束軸とすることによって一自由
度となって残りの二軸を入出力軸とすることができるも
のである。
１，５２と、遊星歯車５３及びキャリア５４とから成
り、その何れか一つを拘束軸とすることによって一自由
度となって残りの二軸を入出力軸とすることができるも
のである。
【００１９】本構成例では、内歯車の太陽歯車５１が入
力軸４１に接続されると共に、外歯車の太陽ギア５２
と、キャリア５４がそれぞれ出力軸４２，４３と接続さ
れて構成されている。これにより、何れか一つの出力軸
４２又は４３を回転不能に拘束することによって入力軸
４１に入力された回転力が所定のギア比で変速されて拘
束されない出力軸４３又は４２に出力されるようになっ
ているものである。
力軸４１に接続されると共に、外歯車の太陽ギア５２
と、キャリア５４がそれぞれ出力軸４２，４３と接続さ
れて構成されている。これにより、何れか一つの出力軸
４２又は４３を回転不能に拘束することによって入力軸
４１に入力された回転力が所定のギア比で変速されて拘
束されない出力軸４３又は４２に出力されるようになっ
ているものである。
【００２０】ギアボックス４０の出力軸４２，４３に
は、それぞれ切替手段としてのブレーキ装置４２Ａ，４
３Ａが設けられており、これらブレーキ装置４２Ａ，４
３Ａの作動によって当該出力軸４２，４３をそれぞれ回
転不能に拘束することができるようになっている。両ブ
レーキ装置４２Ａ，４３Ａは、当該クレーン装置１０の
図示しない制御装置によって駆動制御され、常に何れか
一方が作動駆動されるようになっている。
は、それぞれ切替手段としてのブレーキ装置４２Ａ，４
３Ａが設けられており、これらブレーキ装置４２Ａ，４
３Ａの作動によって当該出力軸４２，４３をそれぞれ回
転不能に拘束することができるようになっている。両ブ
レーキ装置４２Ａ，４３Ａは、当該クレーン装置１０の
図示しない制御装置によって駆動制御され、常に何れか
一方が作動駆動されるようになっている。
【００２１】ギアボックス４０の入力軸４１には、直流
電動機３４が接続されており、この直流電動機３４も制
御装置によって駆動制御されるようになっている。
電動機３４が接続されており、この直流電動機３４も制
御装置によって駆動制御されるようになっている。
【００２２】上記構成のギアボックス４０では、直流電
動機３４の回転駆動力が、所定の変速比で変速されて、
ブレーキ装置４２Ａ又は４３Ａの作動していない何れか
一方の出力軸４３又は４２から出力され、従って、当該
出力軸４３又は４２に接続されたドラム３２又は３１が
回転駆動されることとなるものである。
動機３４の回転駆動力が、所定の変速比で変速されて、
ブレーキ装置４２Ａ又は４３Ａの作動していない何れか
一方の出力軸４３又は４２から出力され、従って、当該
出力軸４３又は４２に接続されたドラム３２又は３１が
回転駆動されることとなるものである。
【００２３】而して、上記のごとき構成の駆動機構３０
を有する岸壁用コンテナクレーン１０では、同時に行う
ことのない起伏桁１４の起伏駆動とトロリ１６の横行
を、一つの直流電動機３４によって行うことができる。
即ち、起伏桁１４の起伏駆動の際には、横行ドラム３２
が接続された側の出力軸４３のブレーキ装置４３Ａを作
動させることにより、当該出力軸４３が拘束軸となって
直流電動機３４によって起伏ドラム３１が回転駆動され
ることとなり、起伏桁１４の起伏駆動を行うことができ
る。一方、トロリ１６の横行を行う際には、起伏ドラム
３１が接続された側の出力軸４２のブレーキ装置４２Ａ
を作動させることにより、当該出力軸４２が拘束軸とな
って、直流電動機３４によって横行ドラム３２が回転駆
動されることとなり、トロリ１６の横行駆動を行うこと
ができるものである。
を有する岸壁用コンテナクレーン１０では、同時に行う
ことのない起伏桁１４の起伏駆動とトロリ１６の横行
を、一つの直流電動機３４によって行うことができる。
即ち、起伏桁１４の起伏駆動の際には、横行ドラム３２
が接続された側の出力軸４３のブレーキ装置４３Ａを作
動させることにより、当該出力軸４３が拘束軸となって
直流電動機３４によって起伏ドラム３１が回転駆動され
ることとなり、起伏桁１４の起伏駆動を行うことができ
る。一方、トロリ１６の横行を行う際には、起伏ドラム
３１が接続された側の出力軸４２のブレーキ装置４２Ａ
を作動させることにより、当該出力軸４２が拘束軸とな
って、直流電動機３４によって横行ドラム３２が回転駆
動されることとなり、トロリ１６の横行駆動を行うこと
ができるものである。
【００２４】尚、図２中３７は、起伏ドラムを回転不能
にロックさせて非常時やコンテナの積み込み又は積み卸
し作業中の起伏桁の起伏を防ぐための非常ブレーキ機
構、４４はギアボックス４０内の回転を検知するオーバ
ースピードセンサである。
にロックさせて非常時やコンテナの積み込み又は積み卸
し作業中の起伏桁の起伏を防ぐための非常ブレーキ機
構、４４はギアボックス４０内の回転を検知するオーバ
ースピードセンサである。
【００２５】また、上記構成例では、ギアボックス４０
内に遊星歯車機構５０を設けて二つの出力軸４２，４３
を得ると共にその一方の出力軸４２又は４３を拘束する
ことで他方の出力軸４３又は４２に接続されたドラム３
２又は３１を回転駆動するように構成したものである
が、二つの出力軸から選択的に出力する歯車機構として
は、これに限らず、二つの出力軸の何れかにクラッチ等
によって選択的に回転力を伝達する構成としても良いも
のである。
内に遊星歯車機構５０を設けて二つの出力軸４２，４３
を得ると共にその一方の出力軸４２又は４３を拘束する
ことで他方の出力軸４３又は４２に接続されたドラム３
２又は３１を回転駆動するように構成したものである
が、二つの出力軸から選択的に出力する歯車機構として
は、これに限らず、二つの出力軸の何れかにクラッチ等
によって選択的に回転力を伝達する構成としても良いも
のである。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る岸壁
用コンテナクレーンの駆動機構によれば、入力軸から入
力された回転力を切替手段によって切替可能な二つの出
力軸から選択的に出力可能な歯車機構の各出力軸に、起
伏ロープを巻取る起伏ドラムと横行ロープを巻取る横行
ドラムがそれぞれ接続され、回転駆動手段の駆動と切替
手段の切替によって起伏ドラム又は横行ドラムの何れか
が選択的に回転駆動されるように構成されていることに
より、同時に駆動されることのない起伏と横行の駆動電
動機を共用とすることができ、駆動電動機の省略によっ
てコスト低減が可能となると共に、駆動電動機の使用効
率が向上する合理的な構成と成し得るものである。
用コンテナクレーンの駆動機構によれば、入力軸から入
力された回転力を切替手段によって切替可能な二つの出
力軸から選択的に出力可能な歯車機構の各出力軸に、起
伏ロープを巻取る起伏ドラムと横行ロープを巻取る横行
ドラムがそれぞれ接続され、回転駆動手段の駆動と切替
手段の切替によって起伏ドラム又は横行ドラムの何れか
が選択的に回転駆動されるように構成されていることに
より、同時に駆動されることのない起伏と横行の駆動電
動機を共用とすることができ、駆動電動機の省略によっ
てコスト低減が可能となると共に、駆動電動機の使用効
率が向上する合理的な構成と成し得るものである。
【図１】本発明に係る岸壁用コンテナクレーンの駆動機
構を備えた岸壁用コンテナクレーンの概略側面図であ
る。
構を備えた岸壁用コンテナクレーンの概略側面図であ
る。
【図２】機械室の平面構成図である。
【図３】遊星歯車機構の一例の概念図を示すである。
【図４】従来例としての岸壁用コンテナクレーンの概略
側面図である。
側面図である。
１０ 岸壁用コンテナクレーン １４Ａ 起伏ロープ １６Ａ 横行ロープ ３１ 起伏ドラム ３２ 横行ドラム ３４ 直流電動機（回転駆動手段） ４０ ギアボックス（歯車機構） ４１ 入力軸 ４２，４３ 出力軸 ４２Ａ，４３Ａ ブレーキ装置（ブレーキ機構，切替手
段） ５０ 遊星歯車機構
段） ５０ 遊星歯車機構
Claims (2)
- 【請求項１】 岸壁用コンテナクレーンの起伏駆動と横
行駆動を行う駆動機構であって、 入力軸から入力された回転力を切替手段によって切替可
能な二つの出力軸から選択的に出力可能な歯車機構を備
え、該歯車機構の入力軸に回転駆動手段が接続されると
共に、前記各出力軸に起伏ロープを巻取る起伏ドラム
と、横行ロープを巻取る横行ドラムがそれぞれ接続さ
れ、前記回転駆動手段の駆動と前記切替手段の切替によ
って前記起伏ドラム又は横行ドラムの何れかが選択的に
回転駆動されるように構成されていることを特徴とする
岸壁用コンテナクレーンの駆動機構。 - 【請求項２】 上記歯車機構は、一つの入力軸と二つの
出力軸を有する遊星歯車機構により構成され、上記切替
手段は上記各出力軸に設けられた当該出力軸の回転を規
制するブレーキ機構であることを特徴とする請求項１に
記載の岸壁用コンテナクレーンの駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10418696A JPH09267987A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 岸壁用コンテナクレーンの駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10418696A JPH09267987A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 岸壁用コンテナクレーンの駆動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09267987A true JPH09267987A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14373970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10418696A Pending JPH09267987A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 岸壁用コンテナクレーンの駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09267987A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006105701A1 (fr) * | 2005-04-06 | 2006-10-12 | Shanghai Zhenhua Port Machinery Co., Ltd. | Mecanisme de levage differentiel a quatre tambours pour portique a conteneurs capable d’elinguer deux conteneurs de 40 pieds cote quai |
| WO2006105700A1 (fr) * | 2005-04-06 | 2006-10-12 | Shanghai Zhenhua Port Machinery Co., Ltd. | Mecanisme de levage differentiel a deux tambours pour portique a conteneurs capable d’elinguer deux conteneurs de 40 pieds cote quai |
| JP2006290628A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Shanghai Zhenhua Port Machinery (Group) Co Ltd | ダブル４０フィート岸辺コンテナクレーンダブルリフトアップ機構 |
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-
1996
- 1996-03-29 JP JP10418696A patent/JPH09267987A/ja active Pending
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