JPH09267796A - 小型船舶のジェット推進ノズル駆動装置 - Google Patents
小型船舶のジェット推進ノズル駆動装置Info
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- JPH09267796A JPH09267796A JP8019996A JP8019996A JPH09267796A JP H09267796 A JPH09267796 A JP H09267796A JP 8019996 A JP8019996 A JP 8019996A JP 8019996 A JP8019996 A JP 8019996A JP H09267796 A JPH09267796 A JP H09267796A
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Abstract
ルのトリムアングルを調整可能なノズル駆動装置を備え
た小型船舶において、ディテント機構の受け穴を無理な
く配置できるようにすることにある。 【解決手段】 操舵用のハンドルにディテント機構36
が設けられている。ディテント機構36は、ベース部材
31に設けられた複数個のボール71,72と、プーリ
34と一体のディテントボディ74側に形成された受け
穴81〜83を有している。プーリ34が中立位置にあ
るとき一方のボール71が受け穴82に嵌合する。グリ
ップを第1の方向に回転させてポジションをアップ側に
切換えたとき、他方のボール72が受け穴83に嵌合す
る。また、グリップを第2の方向に逆回転させてポジシ
ョンをダウン側に切換えたとき、他方のボール72が受
け穴84に嵌合するようになっている。
Description
イクと称される小型船舶のジェット推進ノズルの上下方
向の揺動角度を調整するためのノズル駆動装置に関す
る。
ンプによって加圧された水を船体後方に噴出するように
しており、このジェット推進ノズルの上下方向の角度
(トリムアングル)は操船性を大きく左右する。従来よ
り、例えば発進時や旋回時あるいは二人乗り時などの操
船状況に応じて、ジェット推進ノズルのトリムアングル
を変化させることができるようなノズル駆動装置が知ら
れている。
機械式(手動式)のものに大別される。電動式の駆動装
置はジェット推進ノズルのトリムアングルを電動モータ
によって変化させるようにしている。これに対し手動式
の駆動装置は、図10に例示したように、水上バイクの
操舵用バーハンドルに設けられたグリップ1を回転させ
ることによってプーリ2を回転させてケーブル3を操作
するようにしており、ケーブル3の操作量と操作方向に
応じてジェット推進ノズル4がアップ側あるいはダウン
側に動くようにしている。操作時の応答性の良さやコス
ト面では、上記機械式のものが電動式に勝っている。
変化させることができるようになっている。すなわち、
中立位置(NEUTRAL )と、アップポジション(UP)と、
ダウンポジション(DOWN)の3種類である。また、操船
中にノズル4には水噴出の推力により復元力(反力)が
作用するので、ノズル4を所望のポジションに保持する
ためにロック機構5が設けられている。このロック機構
5は、グリップ1側に設けられたリリースボタン6と、
リリースボタン6が係脱可能な嵌合溝7とを備えて構成
され、リリースボタン6を図10中の矢印A方向(リリ
ース方向)に操作したときにリリースボタン6の一部6
aが嵌合溝7から外れることにより、グリップ1をアッ
プ側あるいはダウン側に回転させることができるように
なっている。
リリースボタン6をリリース方向に操作したままグリッ
プ1を回転させるとき、例えばアップ側あるいはダウン
側のポジションから中立位置に切換えるときなどに節動
感が得られないため、ポジションが切換わったことがわ
かりにくいことがある。このため、グリップ1が各ポジ
ションに切換わったときに節動感が生じるようなディテ
ント機構を設けることが望まれる。
ース部材8と回転側のプーリ2との相互対向面のいずれ
か一方側に、ばねによって付勢されるボールを設けると
ともに、他方側に上記ボールが嵌合可能な受け穴をポジ
ション数に応じた数だけ形成することが考えられる。こ
のようなディテント機構であれば、グリップを回転させ
たときに所望のポジションに達した瞬間に上記ボールが
受け穴に入り込んで節動感が発生するとともにグリップ
の回転抵抗が増加するため、ポジションが切換わったこ
とを手の感触によって知ることができる。
受け穴を用いたディテント機構は、ポジション数に応じ
た数の受け穴が必要であるため、受け穴をグリップの回
転中心付近に設けようとすると、受け穴の穴間ピッチが
狭くなり、受け穴の数によっては受け穴を配置すること
が困難になる。しかもグリップは片手で握ったまま回転
させることのできる範囲が例えば90°前後と比較的狭
いため、この狭い角度範囲に全ての受け穴を配置しよう
とすると、受け穴のピッチが極端に狭くなり、受け穴の
縁などが強度的な弱点になってしまう。
の受け穴をポジション数よりも少なくすることができ、
受け穴を無理なく配置できるような機械式(手動式)の
ジェット推進ノズル駆動装置を提供することにある。
開発された本発明のジェット推進ノズル駆動装置は、ジ
ェット推進ノズルをアップ側あるいはダウン側に操作可
能な駆動力伝達用のケーブルと、操舵用のハンドルに設
けるベース部材に対し相対回転自在に装着されるグリッ
プと、上記グリップと一体に回転しかつ中立位置を境に
して第1の方向に回転させたとき上記ノズルをアップ側
に移動させる方向に上記ケーブルを駆動しかつ第2の方
向に回転したときに上記ノズルをダウン側に移動させる
方向に上記ケーブルを駆動する回転体と、上記グリップ
がアップ側およびダウン側の各ポジション(中立位置を
含む)に位置したときに節動感を生じるディテント機構
とを具備し、上記ディテント機構は、上記回転体側の部
材と上記ベース部材との相互対向面の一方側に設けられ
かつばねによって他方側に向って付勢される複数個の係
合子と、上記相互対向面の他方側に設けられていて上記
回転体が中立位置にあるときに上記複数の係合子のうち
特定の係合子が嵌合する受け穴を有しかつ上記回転体が
上記第1の方向に回転してポジションがアップ側に切換
わったとき上記特定の係合子とは別の係合子が嵌合する
受け穴を有しかつ回転体が上記第2の方向に回転してポ
ジションがダウン側に切換わったとき上記特定の係合子
とは別の係合子が嵌合する受け穴を有するディテントボ
ディとを具備している。
の係合子のうち特定の係合子が所定の受け穴と嵌合して
いる。この中立位置からグリップをアップ側に回転させ
ることによってジェット推進ノズルをアップ側に切換え
た瞬間に、他方の係合子が上記中立位置とは別の受け穴
に嵌合することにより、グリップの回転抵抗が増加する
とともに節動感が得られる。グリップをダウン側に回転
させることによってノズルをダウン側に切換えたとき
も、他方の係合子が上記中立位置とは別の受け穴に嵌合
することによって節動感が得られる。また、アップ側か
らダウン側、あるいはダウン側からアップ側にグリップ
を回転させた場合も、グリップが中立位置に達した瞬間
に係合子が受け穴に嵌合することにより、グリップの回
転抵抗が一時的に増加するとともに節動感が得られる。
なポジション数よりも受け穴の数が少なくてすみ、限ら
れた角度範囲内に全ての受け穴を無理なく配置でき、受
け穴の穴間ピッチを大きくとることができる。このため
ポジション数が多い場合や、グリップの回転中心の近傍
に受け穴を配置する必要がある場合にも、受け穴を無理
なく配置することが可能となり、ディテント機構のコン
パクト化に貢献できるとともに、受け穴間の肉厚を大き
くとれるため受け穴の縁などの強度が十分に得られる。
について図1から図7を参照して説明する。図2に示す
ジェット推進ノズル10は、図示しない小型船舶(水上
バイク)の船体後部に設けられている。このノズル10
は軸11を中心に上下方向に揺動可能であり、機械式
(手動式)のノズル駆動装置12によって、上下方向の
中立位置(NEUTRAL)を境に、アップ(UP)側に2段階、
ダウン(DOWN)側に2段階にトリムアングルを調整でき
るようになっている。
用バーハンドルに設けられた操作部20と、船体側に設
けられた中継機21などを備えている。操作部20と中
継機21は、駆動力伝達用の第1のケーブル22と第2
のケーブル23でつながれている。中継機21とジェッ
ト推進ノズル10はプッシュ・プルケーブル24によっ
てつながれており、操作部20によって第1のケーブル
22が引かれたときにプッシュ・プルケーブル24が牽
引されてノズル10がアップ側に駆動され、操作部20
によって第2のケーブル23が引かれたときにプッシュ
・プルケーブル24が押されてノズル10がダウン側に
動くように構成されている。
に、操舵用バーハンドルのシャフト30側に固定される
ベース部材31と、シャフト30に対し軸線回りに相対
回転自在に設けられたガイドチューブ32と、ガイドチ
ューブ32に固定された回転操作用のグリップ33と、
ガイドチューブ32と一体に回転する回転体としてのプ
ーリ34と、グリップ33の回転位置を規制するロック
機構35およびディテント機構36などを備えている。
図示例のベース部材31は、図4において下側に位置す
る第1部材31aと上側に位置する第2部材31bを互
いにねじ37,38によって連結したものであり、ベー
ス部材31にシャフト30が通る孔39が形成されてい
る。このベース部材31の下部にケーブル導出部40が
設けられている。
周部に、第1のケーブル22の端末22a(図1に示
す)と第2のケーブル23の端末23aが固定されてい
る。各ケーブル22,23の端末22a,23aの近傍
部分はプーリ34の溝に巻掛けられており、プーリ34
を図1において時計回りに回転させたときに第1のケー
ブル22がプーリ34に巻付くことによって第1のケー
ブル22が牽引され、プーリ34を反時計回りに回転さ
せたときに第2のケーブル23がプーリ34に巻付くこ
とによって第2のケーブル23が牽引されるようになっ
ている。これらのケーブル22,23は、ケーブル導出
部40からベース部材31の外部に引出されている。ケ
ーブル22,23はカバーチューブ41,42で覆われ
ている。
1の中立位置(N)にあるとき、第1のケーブル22と
第2のケーブル23がプーリ34に対しほぼ同量だけ巻
付いていて両ケーブル22,23が中立状態にあるため
プッシュ・プルケーブル24も中立位置にあり、従って
ジェット推進ノズル10が中立位置にある。そしてプー
リ34が図1の(UP1)の位置まで回転したとき、第
1のケーブル22が所定ストロークだけ引かれることに
よってジェット推進ノズル10がアップポジション1
(UP1)まで上昇する。さらにプーリ34が図1の(U
P2)まで回転したとき、第1のケーブル22がさらに
引かれることによってジェット推進ノズル10がアップ
ポジション2(UP2)まで上昇するようになっている。
の位置まで回転したときに、第2のケーブル23が所定
ストロークだけ引かれることによって、ジェット推進ノ
ズル10がダウンポジション1(DOWN1)まで下降す
る。さらにプーリ34が図1の(DOWN2)まで回転
すると、第2のケーブル23がさらに引かれることによ
ってジェット推進ノズル10がダウンポジション2(DO
WN2)まで下降するようになっている。
タン50と、リリースボタン50の一部50aが係合可
能な受入れ溝51を有する受け部52を備えている。リ
リースボタン50は軸53を中心に回転自在である。図
3と図7に示すようにリリースボタン50は、合成樹脂
製のボタン本体54と、ボタン本体54を成形する際に
インサートされる金属製のロックプレート芯金55とを
含むモールド成形品である。ロックプレート芯金55の
厚みT1 はボタン本体54の厚みT2 の半分以下である
が、金属製のロックプレート芯金55は厚み方向等に十
分な強度と耐摩耗性を有している。
31に形成された5箇所の受入れ溝51を有し、各受入
れ溝51間にリブ57が形成されている。これらの受入
れ溝51は、グリップ33が上記5種類のポジションの
うちいずれの位置にあってもロックプレート芯金55の
係合部50aが係合できる位置に形成されており、ロッ
クプレート芯金55が受入れ溝51のいずれか1箇所と
係合しているときにはリブ57によってグリップ33の
回転が阻止され、リリースボタン50が図3中の矢印A
方向(リリース方向)に操作されたときにロックプレー
ト芯金55が受入れ溝51から外れることによりグリッ
プ33が回転できるようにしている。リリースボタン5
0はねじりばね58によって受入れ溝51と係合する方
向に付勢されている。
本体54に強度の高い金属製のロックプレート芯金55
がインサートされており、受入れ溝51との係合部50
aの厚T1 を可及的薄くすることができるため、従来よ
りもポジション数が多くても受入れ溝51間のリブ57
の肉厚を大きくとることができ、受け部52に十分な強
度をもたせることができる。
ているとともに、ベース部材31側にはグリップ33の
各ポジションに応じた位置にポジション表示(図示せ
ず)が設けられており、グリップ33が上記5種類のポ
ジションのうちのどこに位置しているかが目視によって
確認できるようにしている。
るように構成されている。ディテント機構36は、係合
子として機能する2個のボール71,72と、プーリ3
4の端に設けられたディテントボディ74とを含んでい
る。ボール71,72は、ベース部材31に形成された
ボール収容孔76,77に収容され、ばね78,79に
よってボール収容孔76,77から出る方向に付勢され
ている。上記ボール71,72の代りに、例えば先端部
が丸みをおびたプランジャ形の係合子が使われてもよい
など、係合子の形状は問わない。
フト30が通るセンタ孔80が形成されているととも
に、このセンタ孔80を中心とする同一円周上に4箇所
の受け穴81,82,83,84が形成されている。こ
の実施例の場合、全ての受け穴81〜84は互いに等し
い穴間ピッチP2 (45°)で配置されている。ボール
71,72のピッチP1 は穴間ピッチP2 の1.5倍
(67.5°)である。
うに、ディテントボディ74は、合成樹脂製のボディ本
体部90と、このボディ本体部90の端面に取着された
厚さ1mm以下のステンレス鋼などの金属からなる表面
板91とを含み、表面板91に上記受け穴81〜84と
しての円形の孔を形成し、かつ、ボディ本体部90にボ
ール71,72が嵌合可能な球面状の窪み92を成形し
ている。樹脂製のボディ本体部90に表面板91を設け
たことにより、ボール71,72との接触面、特に受け
穴81〜84の縁の強度を高めることができる。このよ
うな表面板91は、厚みがかなり薄くてもディテントボ
ディ74を補強する手段として有効に働く。
るノズル駆動装置12の作用について説明する。プーリ
34が図1に示す中立位置(N)にあるとき、すなわち
ノズル10が中立位置(NEUTRAL )にあるとき、第1の
ボール71が第2の受け穴82に嵌合している。この状
態でリリースボタン50を図3中の矢印A方向に押し、
グリップ33を図1の(UP1)の位置まで回転させる
と、第1のケーブル22が引かれかつプッシュ・プルケ
ーブル24が引かれることにより、ノズル10がアップ
ポジション1(UP1)に移動するとともに、ディテント
機構36において第2のボール72が第3の受け穴83
に嵌合し、その瞬間にグリップ33の回転抵抗が増加す
るとともに節動感が生じるため、手が受ける感触によっ
てポジションがUP1に切換わったことがわかる。
位置まで回転させると、ノズル10の角度がアップポジ
ション2(UP2)に切換わるとともに、今度は第1のボ
ール71が第1の受け穴81に嵌合する。このときも節
動感が生じるためUP2に切換わったことがわかる。
OWN1)に示す位置まで回転させると、ノズル10が
ダウンポジション1(DOWN1)に移動するとともに、第
2のボール72が第4の受け穴84に嵌合する。このと
きも節動感が生じるために、DOWN1に切換わったこ
とがわかる。さらにグリップ33を(DOWN2)の位
置まで回転させると、ノズル10の角度がダウンポジシ
ョン2(DOWN2)に切換わるとともに、今度は第1のボ
ール71が第3の受け穴83に嵌合する。このときも節
動感が生じるためDOWN2に切換わったことがわか
る。
合、グリップ33の回動範囲はアップ側に45°、ダウ
ン側に45°、合計90°であるから、片手でグリップ
33を握ったまま手首を動かすことで上記5種類のポジ
ションを順次切換えることができる。この場合、受け穴
81〜84は4箇所でよく、しかも受け穴81〜84を
グリップ33の回転範囲(90°)よりも広い角度範囲
(P2 ×3=135°)に配置することができる。
る。この実施形態は、2個のボール71,72と4箇所
の受け穴81〜84を設けている点で第1の実施形態と
共通しているが、図8の(N)に示すように第3の受け
穴83と第4の受け穴84とのピッチP3 (52.5
°)を他の受け穴81,82のピッチP2 (45°)よ
りも大きくしている。この場合、中立位置(N)からダ
ウンポジション(DOWN)に切換える際のグリップ回転角
が30°であり、第1の実施形態のグリップ回転角2
2.5°よりも大きくとることができる。アップ側のグ
リップ回転角度は、UP1,UP2とも22.5°で第
1の実施形態と同じである。従って図8のグリップ総回
転角は75°となる。このように受け穴81〜84のピ
ッチを適宜に変更することにより、アップ側とダウン側
とでグリップ回転角に変化をもたせることができる。
る。この実施形態では、3個のボール71,72,73
と3箇所の穴81,82,83を設けている。穴81〜
83のピッチP2 は45°、ボール71〜73のピッチ
P3 は67.5°である。この場合、プーリ34が図9
の(UP1)の位置まで回転すると、ジェット推進ノズ
ル10がアップポジション1(UP1)まで移動するとと
もに第2のボール72が第3の受け穴83に嵌合するた
め節動感が生じ、UP1に切換わったことがわかる。さ
らにプーリ34が(UP2)の位置まで回転すると、ノ
ズル10がアップポジション2(UP2)に切換わるとと
もに、今度は第1のボール71が第1の受け穴81に嵌
合する。このときも節動感が生じるためUP2に切換わ
ったことがわかる。
WN1)の位置まで回転すると、ノズル10がダウンポ
ジション1(DOWN1)まで下降するとともに、第3のボ
ール73が第1の受け穴81に嵌合し、節動感が生じる
ためDOWN1に切換わったことがわかる。さらにプー
リ34が(DOWN2)の位置まで回転すると、ノズル
10がダウンポジション2(DOWN2)に切換わるととも
に、今度は第1のボール71が第3の受け穴83に嵌合
する。このときも節動感が生じるためDOWN2に切換
わったことがわかる。
1〜83のみで5ポジションに対応できるため、受け穴
81〜83を配置することがさらに容易となる。また、
ボール71〜73を受け穴81〜83よりも広い範囲に
配置できるため、3個のボール71〜73を設けるため
のスペースを確保することが容易である。
1側にボール71〜73を設け、プーリ34側に受け穴
81〜84を設けるようにしているが、この発明を実施
するに当たって、プーリ34側にボール71〜73を設
け、ベース部材31側に受け穴81〜84を設けるよう
にしてもよい。
よりも受け穴の数を少なくすることができ、ポジション
数が多くても受け穴のピッチを比較的大きくとることが
でき、受け穴を無理なく配置できるとともに、受け穴の
縁の強度を十分に確保することができる。
構のボールと受け穴との関係を示す正面図。
動装置の平面図。
断面図。
部の断面図。
ら見た正面図。
面図。
構のボールと受け穴との関係を示す正面図。
構のボールと受け穴との関係を示す正面図。
正面図。
Claims (3)
- 【請求項1】船体後部にアップ側とダウン側に揺動可能
なジェット推進ノズルを有する小型船舶において、 上記ジェット推進ノズルをアップ側あるいはダウン側に
操作可能な駆動力伝達用のケーブルと、 操舵用のハンドルに設けるベース部材に対し相対回転自
在に装着されるグリップと、 上記グリップと一体に回転しかつ中立位置を境にして第
1の方向に回転させたとき上記ノズルをアップ側に移動
させる方向に上記ケーブルを駆動しかつ第2の方向に回
転したときに上記ノズルをダウン側に移動させる方向に
上記ケーブルを駆動する回転体と、 上記グリップがアップ側およびダウン側の各ポジション
(中立位置を含む)に位置したときに節動感を生じるデ
ィテント機構とを具備し、 上記ディテント機構は、 上記回転体側の部材と上記ベース部材との相互対向面の
一方側に設けられかつばねによって他方側に向って付勢
される複数個の係合子と、 上記相互対向面の他方側に設けられていて上記回転体が
中立位置にあるときに上記複数の係合子のうち特定の係
合子が嵌合する受け穴を有しかつ上記回転体が上記第1
の方向に回転してポジションがアップ側に切換わったと
き上記特定の係合子とは別の係合子が嵌合する受け穴を
有しかつ上記回転体が上記第2の方向に回転してポジシ
ョンがダウン側に切換わったとき上記特定の係合子とは
別の係合子が嵌合する受け穴を有するディテントボディ
と、 を具備したことを特徴とする小型船舶のジェット推進ノ
ズル駆動装置。 - 【請求項2】上記ディテントボディは、合成樹脂製のボ
ディ本体部と、このボディ本体部の端面に取着された金
属製の表面板とを含み、上記表面板に上記受け穴として
の円形の孔を形成するとともに上記ボディ本体部には上
記円形の孔と合致した位置に上記係合子が嵌合可能な球
面状の窪みを成形したことを特徴とする請求項1記載の
小型船舶のジェット推進ノズル駆動装置。 - 【請求項3】上記グリップを各ポジションにロックする
ためのロック機構を具備し、このロック機構は、グリッ
プに設けられたリリースボタンと、上記ベース部材に形
成されかつグリップが各ポジションにあるときに上記リ
リースボタンが係合する位置に配された動き止め用の受
入れ溝と、上記リリースボタンを上記受入れ溝に係合さ
せる方向に付勢するばねとを含み、上記リリースボタン
は、合成樹脂製のボタン本体と、上記ボタン本体にモー
ルドされかつボタン本体の厚みよりも薄い金属製のロッ
クプレート芯金とを具備し、このロックプレート芯金の
一部が上記受入れ溝に入り込むようにしたことを特徴と
する請求項1記載の小型船舶のジェット推進ノズル駆動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08019996A JP3715710B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 小型船舶のジェット推進ノズル駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08019996A JP3715710B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 小型船舶のジェット推進ノズル駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09267796A true JPH09267796A (ja) | 1997-10-14 |
JP3715710B2 JP3715710B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=13711725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08019996A Expired - Fee Related JP3715710B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 小型船舶のジェット推進ノズル駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3715710B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005344835A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Kayaba Ind Co Ltd | 操作ダイヤル |
JP2007145180A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Nhk Teleflex Morse Co Ltd | 小型船舶のプルケーブル操作装置 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP08019996A patent/JP3715710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005344835A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Kayaba Ind Co Ltd | 操作ダイヤル |
JP2007145180A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Nhk Teleflex Morse Co Ltd | 小型船舶のプルケーブル操作装置 |
JP4676318B2 (ja) * | 2005-11-28 | 2011-04-27 | 日発テレフレックス株式会社 | 小型船舶のプルケーブル操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3715710B2 (ja) | 2005-11-16 |
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