JPH09267528A - 記録紙反転装置 - Google Patents
記録紙反転装置Info
- Publication number
- JPH09267528A JPH09267528A JP8103843A JP10384396A JPH09267528A JP H09267528 A JPH09267528 A JP H09267528A JP 8103843 A JP8103843 A JP 8103843A JP 10384396 A JP10384396 A JP 10384396A JP H09267528 A JPH09267528 A JP H09267528A
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- JP
- Japan
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- recording paper
- conveyance
- path
- paper
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録紙を表裏反転させた時に、前後まで反転
してしまわないこと、なるべくモータ以外のメカ部品動
作を増やさないことにより、スピーディーかつ静粛な反
転動作を実現する。 【解決手段】 記録紙としてカット紙を用い、該記録紙
の両面に画像形成できる機能を備えた画像形成装置の記
録紙反転装置である。排紙経路と給紙経路を連通させて
再給紙経路８1，８2を形成し、その再給紙経路中に記録
紙搬送方向と直角方向に記録紙１０を送出し、円弧を描
いて１８０°反転して戻って来る記録紙反転搬送経路１
２を設ける。搬送方向に対する記録紙の前後を反転させ
ず、表裏のみを反転させる。搬送方向に対して記録紙の
前後を反転させずに表裏のみを反転させることで、表面
と裏面の画像領域の先端位置合わせを容易にした。
してしまわないこと、なるべくモータ以外のメカ部品動
作を増やさないことにより、スピーディーかつ静粛な反
転動作を実現する。 【解決手段】 記録紙としてカット紙を用い、該記録紙
の両面に画像形成できる機能を備えた画像形成装置の記
録紙反転装置である。排紙経路と給紙経路を連通させて
再給紙経路８1，８2を形成し、その再給紙経路中に記録
紙搬送方向と直角方向に記録紙１０を送出し、円弧を描
いて１８０°反転して戻って来る記録紙反転搬送経路１
２を設ける。搬送方向に対する記録紙の前後を反転させ
ず、表裏のみを反転させる。搬送方向に対して記録紙の
前後を反転させずに表裏のみを反転させることで、表面
と裏面の画像領域の先端位置合わせを容易にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙反転装置、
より詳細には、両面印写機能を搭載した複写機・プリン
タ等における記録紙反転装置に関する。
より詳細には、両面印写機能を搭載した複写機・プリン
タ等における記録紙反転装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開昭５８−１６７３４７号公報には、
用紙の片面を転写・定着部により印刷し、その後、この
用紙の裏表を逆にし、再度上記転写・定着部に入力する
ことにより上記用紙の両面を印刷することが可能な印刷
装置において、上記転写・定着部から出力された上記用
紙を、該転写・定着部より先に出力された方を上記転写
・定着部に先に入力する紙送り機構を有し、上記紙送り
機構の途中に、上記紙送りの進行方向に直角な面に対
し、上記用紙を半回転させるようにした印刷装置が開示
されている。
用紙の片面を転写・定着部により印刷し、その後、この
用紙の裏表を逆にし、再度上記転写・定着部に入力する
ことにより上記用紙の両面を印刷することが可能な印刷
装置において、上記転写・定着部から出力された上記用
紙を、該転写・定着部より先に出力された方を上記転写
・定着部に先に入力する紙送り機構を有し、上記紙送り
機構の途中に、上記紙送りの進行方向に直角な面に対
し、上記用紙を半回転させるようにした印刷装置が開示
されている。
【０００３】また、特開平５−３４１５９６号公報に
は、用紙の両面に画像を形成する画像処理手段と、前記
画像処理手段から給送される一つの面に一つの画像が形
成された用紙を反転したのち、該反転された用紙を前記
画像処理手段へ再給送する反転ユニットとを含み、前記
画像処理手段は前記反転ユニットから給送される反転さ
れた用紙が用紙の搬送路の所定の位置を通過したときに
用紙に関して一つの面への一つの画像の形成を阻止する
とともに、前記反転ユニットから給送される反転された
用紙の他の面に他の画像を形成するようにした複写機が
開示されている。
は、用紙の両面に画像を形成する画像処理手段と、前記
画像処理手段から給送される一つの面に一つの画像が形
成された用紙を反転したのち、該反転された用紙を前記
画像処理手段へ再給送する反転ユニットとを含み、前記
画像処理手段は前記反転ユニットから給送される反転さ
れた用紙が用紙の搬送路の所定の位置を通過したときに
用紙に関して一つの面への一つの画像の形成を阻止する
とともに、前記反転ユニットから給送される反転された
用紙の他の面に他の画像を形成するようにした複写機が
開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来、記録紙の反転装
置と言えば、特開平５−３４１５９６号公報に示されて
いるようにスイッチバック方式が一般的なものであり、
現在でもこのスイッチバック方式が通常用いられてい
る。しかし、スイッチバック方式においては、表裏反転
した記録紙の前後も反転してしまい、表裏の画像領域先
端位置合わせが難しくなってしまうという難点があっ
た。また、搬送経路の構成によっては、スイッチバック
部入出口の搬送ローラを正逆駆動する必要があり、順次
反転動作の場合にはこの正逆反転の際のタイムラグによ
りスピーディーさに欠ける面があった。
置と言えば、特開平５−３４１５９６号公報に示されて
いるようにスイッチバック方式が一般的なものであり、
現在でもこのスイッチバック方式が通常用いられてい
る。しかし、スイッチバック方式においては、表裏反転
した記録紙の前後も反転してしまい、表裏の画像領域先
端位置合わせが難しくなってしまうという難点があっ
た。また、搬送経路の構成によっては、スイッチバック
部入出口の搬送ローラを正逆駆動する必要があり、順次
反転動作の場合にはこの正逆反転の際のタイムラグによ
りスピーディーさに欠ける面があった。
【０００５】一方、特開昭５８−１６７３４７号公報に
述べられている記録紙反転装置を用いれば、記録紙の表
裏反転に伴って前後が反転することもなく、表裏の画像
領域先端位置合わせに関しては問題ない。しかし、この
場合も順次反転動作を行う場合には１枚搬入されるごと
に両面トレイを１８０°反転させる必要があり、スピー
ディーさにかけるとともに騒音の問題も心配される。ス
ピーディーかつ静粛に反転動作を行うためには、モータ
以外のメカ部品の動作はなるべく少なくするのが理想で
ある。
述べられている記録紙反転装置を用いれば、記録紙の表
裏反転に伴って前後が反転することもなく、表裏の画像
領域先端位置合わせに関しては問題ない。しかし、この
場合も順次反転動作を行う場合には１枚搬入されるごと
に両面トレイを１８０°反転させる必要があり、スピー
ディーさにかけるとともに騒音の問題も心配される。ス
ピーディーかつ静粛に反転動作を行うためには、モータ
以外のメカ部品の動作はなるべく少なくするのが理想で
ある。
【０００６】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、 記録紙を表裏反転させた時に、前後まで反転してしま
わないこと、 順次反転動作を念頭に置き、なるべくモータ以外のメ
カ部品動作を増やさないことにより、スピーディーかつ
静粛な反転動作を実現すること、を目的としてなされた
ものである。
れたもので、 記録紙を表裏反転させた時に、前後まで反転してしま
わないこと、 順次反転動作を念頭に置き、なるべくモータ以外のメ
カ部品動作を増やさないことにより、スピーディーかつ
静粛な反転動作を実現すること、を目的としてなされた
ものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、記録
紙としてカット紙を用い、該記録紙の両面に画像形成で
きる機能を備えた画像形成装置の記録紙反転装置におい
て、排紙経路と給紙経路を連通させて再給紙経路を形成
し、その再給紙経路中に記録紙搬送方向と直角方向に記
録紙を送出し、円弧を描いて１８０°反転して戻って来
る記録紙反転搬送経路を設け、搬送方向に対する記録紙
の前後を反転させず、表裏のみを反転することを特徴と
し、もって、搬送方向に対して記録紙の前後を反転させ
ずに表裏のみを反転させることで、表面と裏面の画像領
域の先端位置合わせを容易にしたものである。
紙としてカット紙を用い、該記録紙の両面に画像形成で
きる機能を備えた画像形成装置の記録紙反転装置におい
て、排紙経路と給紙経路を連通させて再給紙経路を形成
し、その再給紙経路中に記録紙搬送方向と直角方向に記
録紙を送出し、円弧を描いて１８０°反転して戻って来
る記録紙反転搬送経路を設け、搬送方向に対する記録紙
の前後を反転させず、表裏のみを反転することを特徴と
し、もって、搬送方向に対して記録紙の前後を反転させ
ずに表裏のみを反転させることで、表面と裏面の画像領
域の先端位置合わせを容易にしたものである。
【０００８】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置
が異なる位置であることを特徴とし、もって、搬送方向
に対して記録紙の前後を反転させずに表裏のみを反転さ
せることで、表面と裏面の画像領域の先端位置合わせを
容易にしたものである。
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置
が異なる位置であることを特徴とし、もって、搬送方向
に対して記録紙の前後を反転させずに表裏のみを反転さ
せることで、表面と裏面の画像領域の先端位置合わせを
容易にしたものである。
【０００９】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置
が同一位置であることを特徴とし、もって、搬送方向に
対して記録紙の前後を反転させずに表裏のみを反転させ
ることで、表面と裏面の画像領域の先端位置合わせを容
易にしたものである。
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置
が同一位置であることを特徴とし、もって、搬送方向に
対して記録紙の前後を反転させずに表裏のみを反転させ
ることで、表面と裏面の画像領域の先端位置合わせを容
易にしたものである。
【００１０】請求項４の発明は、請求項１の発明におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置においては、記
録紙反転搬送方向への搬送用コロのみが接離可能に設置
され、再給紙方向への搬送用コロは設置されていないこ
とを特徴としたものである。而して、記録紙反転搬送経
路の反転搬送開始位置内において、再給紙方向への搬送
コロを設置した場合には、記録紙が反転搬送開始位置内
で搬送方向搬送を９０°転換する時に、再給紙搬送方向
への搬送コロを離間させ、反転搬送方向への搬送コロを
当接する必要がある。記録紙の反転は、搬送速度が速い
場合等を考えるとできるだけスムーズに行う必要があ
り、反転に伴う駆動部品が少ないのが理想である。そこ
で、反転搬送開始位置への記録紙の搬入は、反転搬送開
始位置外の再給紙経路搬送コロによる搬送力の惰性で行
うものとすると、反転に伴い駆動する部品の点数が少な
くなることになり、スムーズな搬送かつ省スペースを実
現できる。
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置においては、記
録紙反転搬送方向への搬送用コロのみが接離可能に設置
され、再給紙方向への搬送用コロは設置されていないこ
とを特徴としたものである。而して、記録紙反転搬送経
路の反転搬送開始位置内において、再給紙方向への搬送
コロを設置した場合には、記録紙が反転搬送開始位置内
で搬送方向搬送を９０°転換する時に、再給紙搬送方向
への搬送コロを離間させ、反転搬送方向への搬送コロを
当接する必要がある。記録紙の反転は、搬送速度が速い
場合等を考えるとできるだけスムーズに行う必要があ
り、反転に伴う駆動部品が少ないのが理想である。そこ
で、反転搬送開始位置への記録紙の搬入は、反転搬送開
始位置外の再給紙経路搬送コロによる搬送力の惰性で行
うものとすると、反転に伴い駆動する部品の点数が少な
くなることになり、スムーズな搬送かつ省スペースを実
現できる。
【００１１】請求項５の発明は、請求項１の発明におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置においては、再
給紙方向への搬送用コロのみが接離可能に設置され、記
録紙反転搬送方向への搬送用コロは設置されていないこ
とを特徴としたものである。而して、記録紙反転搬送経
路の反転搬送終了位置内において、反転搬送方向への搬
送コロを設置した場合には、記録紙が反転搬送終了位置
内で搬送方向を９０°転換する時に、反転搬送方向への
搬送コロを離間させ、再給紙搬送方向への搬送コロを当
接する必要がある。記録紙の反転は、搬送速度が速い場
合等を考えるとできるだけスムーズに行う必要があり、
反転に伴う駆動部品が少ないのが理想である。そこで、
反転搬送終了位置への記録紙の搬入は、反転搬送終了位
置外の反転経路搬送コロによる搬送力の惰性で行うもの
とすると、反転に伴い駆動する部品の点数が少なくなる
ことになり、スムーズな搬送かつ省スペースを実現でき
る。
て、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置においては、再
給紙方向への搬送用コロのみが接離可能に設置され、記
録紙反転搬送方向への搬送用コロは設置されていないこ
とを特徴としたものである。而して、記録紙反転搬送経
路の反転搬送終了位置内において、反転搬送方向への搬
送コロを設置した場合には、記録紙が反転搬送終了位置
内で搬送方向を９０°転換する時に、反転搬送方向への
搬送コロを離間させ、再給紙搬送方向への搬送コロを当
接する必要がある。記録紙の反転は、搬送速度が速い場
合等を考えるとできるだけスムーズに行う必要があり、
反転に伴う駆動部品が少ないのが理想である。そこで、
反転搬送終了位置への記録紙の搬入は、反転搬送終了位
置外の反転経路搬送コロによる搬送力の惰性で行うもの
とすると、反転に伴い駆動する部品の点数が少なくなる
ことになり、スムーズな搬送かつ省スペースを実現でき
る。
【００１２】請求項６の発明は、請求項１の発明におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置においては、搬
送用コロが設置されておらず、再給紙方向への搬送開始
は記録紙の自重による自由落下により行うことを特徴と
し、もって、自由落下により再給紙搬送方向への搬送を
開始することで駆動する部品がなくなり、制御の簡略化
及び省スペースが実現できる。
て、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置においては、搬
送用コロが設置されておらず、再給紙方向への搬送開始
は記録紙の自重による自由落下により行うことを特徴と
し、もって、自由落下により再給紙搬送方向への搬送を
開始することで駆動する部品がなくなり、制御の簡略化
及び省スペースが実現できる。
【００１３】請求項７の発明は、請求項１又は５又は６
の発明において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置に
おいて、記録紙反転搬送方向の突き当てフェンスが可動
であり、記録紙サイズに応じて記録紙幅方向の位置調整
が可能なことを特徴としたものである。而して、記録紙
を反転した場合にも、記録紙は、搬送経路の中心線（若
しくは片端）に位置合わせされている必要がある。この
ため、可動式の記録紙幅方向位置調整フェンスを設けて
おくと、記録紙サイズに応じて幅方向の位置調整を行う
ことができる。
の発明において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置に
おいて、記録紙反転搬送方向の突き当てフェンスが可動
であり、記録紙サイズに応じて記録紙幅方向の位置調整
が可能なことを特徴としたものである。而して、記録紙
を反転した場合にも、記録紙は、搬送経路の中心線（若
しくは片端）に位置合わせされている必要がある。この
ため、可動式の記録紙幅方向位置調整フェンスを設けて
おくと、記録紙サイズに応じて幅方向の位置調整を行う
ことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、一般的な記録紙反転装置
の一例を説明するための概略構成図で、通常、記録紙反
転装置にはスイッチバック方式が用いられており、図１
はそのスイッチバック方式をカラー画像形成装置に用い
た場合の例を示したものである。給紙部（Ａ）より給紙
された記録紙は給紙搬送経路１を通過し、レジストロー
ラ２において一旦停止した後、感光体３上に形成された
トナー像と位置が合うタイミングで作像領域へ搬送され
る。感光体と接触しながら搬送され、感光体用転写チャ
ージャ４によってトナー像を転写された記録紙は、定着
ローラ５間を通ることにより熱及び圧力でトナー像が定
着される。その後、排紙搬送経路６を通過し、両面印刷
を行わない記録紙はそのまま排紙部（Ｂ）へ排紙される
が、両面印刷を行う記録紙は排紙経路切替機構７により
再給紙経路８1へ搬送される。再給紙経路８1に進入した
記録紙は反転トレイ９を通過することにより表裏反転
し、再び再給紙経路８2を搬送されて給紙搬送経路１内
に挿入される。この時、当然、給紙部から給紙される記
録紙とはタイミングを図った上で挿入されることにな
る。順次反転動作で行われる記録紙表裏反転は、通常、
上記の様な手順で行われていく。
の一例を説明するための概略構成図で、通常、記録紙反
転装置にはスイッチバック方式が用いられており、図１
はそのスイッチバック方式をカラー画像形成装置に用い
た場合の例を示したものである。給紙部（Ａ）より給紙
された記録紙は給紙搬送経路１を通過し、レジストロー
ラ２において一旦停止した後、感光体３上に形成された
トナー像と位置が合うタイミングで作像領域へ搬送され
る。感光体と接触しながら搬送され、感光体用転写チャ
ージャ４によってトナー像を転写された記録紙は、定着
ローラ５間を通ることにより熱及び圧力でトナー像が定
着される。その後、排紙搬送経路６を通過し、両面印刷
を行わない記録紙はそのまま排紙部（Ｂ）へ排紙される
が、両面印刷を行う記録紙は排紙経路切替機構７により
再給紙経路８1へ搬送される。再給紙経路８1に進入した
記録紙は反転トレイ９を通過することにより表裏反転
し、再び再給紙経路８2を搬送されて給紙搬送経路１内
に挿入される。この時、当然、給紙部から給紙される記
録紙とはタイミングを図った上で挿入されることにな
る。順次反転動作で行われる記録紙表裏反転は、通常、
上記の様な手順で行われていく。
【００１５】〔請求項１の発明〕図２は、請求項１の発
明の記録紙反転装置における記録紙反転動作を説明する
ための図で、再給紙経路８1を搬送されてきた記録紙１
０は、反転搬送開始位置１１において突き当たって停止
する。記録紙１０が反転搬送開始位置１１に収まったこ
とを検知すると、記録紙反転搬送方向に回転する搬送ロ
ーラにより記録紙反転搬送経路１２の方向に記録紙を搬
送する。記録紙反転搬送経路を通して１８０°反転した
記録紙は反転終了位置１３において突き当たって停止
し、再び再給紙経路８2へ向けて搬出されていく。この
様な搬送動作を行うことにより、記録紙の前後を反転さ
せずに表裏を反転することができる。
明の記録紙反転装置における記録紙反転動作を説明する
ための図で、再給紙経路８1を搬送されてきた記録紙１
０は、反転搬送開始位置１１において突き当たって停止
する。記録紙１０が反転搬送開始位置１１に収まったこ
とを検知すると、記録紙反転搬送方向に回転する搬送ロ
ーラにより記録紙反転搬送経路１２の方向に記録紙を搬
送する。記録紙反転搬送経路を通して１８０°反転した
記録紙は反転終了位置１３において突き当たって停止
し、再び再給紙経路８2へ向けて搬出されていく。この
様な搬送動作を行うことにより、記録紙の前後を反転さ
せずに表裏を反転することができる。
【００１６】〔請求項２の発明〕請求項２の発明は、図
２に示したように、請求項１の発明において、記録紙反
転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置が異なる位置
であることを特徴とし、もって、搬送方向に対して記録
紙の前後を反転させずに表裏のみを反転させることで、
表面と裏面の画像領域の先端位置合わせを容易にしたも
のである。
２に示したように、請求項１の発明において、記録紙反
転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置が異なる位置
であることを特徴とし、もって、搬送方向に対して記録
紙の前後を反転させずに表裏のみを反転させることで、
表面と裏面の画像領域の先端位置合わせを容易にしたも
のである。
【００１７】〔請求項３の発明〕図３は、請求項３の発
明を説明するための要部構成図で、再給紙経路を搬送さ
れてきた記録紙１０は、反転搬送開始＆終了位置１５に
到着すると一旦停止した後、記録紙反転搬送経路１２へ
向けて搬出され、表裏反転した後再び反転搬送開始＆終
了位置１５に戻り、再給紙経路８2へ向けて搬出されて
いく。
明を説明するための要部構成図で、再給紙経路を搬送さ
れてきた記録紙１０は、反転搬送開始＆終了位置１５に
到着すると一旦停止した後、記録紙反転搬送経路１２へ
向けて搬出され、表裏反転した後再び反転搬送開始＆終
了位置１５に戻り、再給紙経路８2へ向けて搬出されて
いく。
【００１８】〔請求項４の発明〕図４は、請求項４の発
明を説明するための要部構成図で、図面上において、再
給紙搬送方向は垂直下向き方向であり、反転搬送方向は
右斜め４５°下向き方向である。再給紙経路８1を搬送
されてきた記録紙１０は、再給紙経路搬送コロ１７によ
って反転搬送開始位置内（図示位置）に搬送される。こ
の再給紙経路搬送コロ１７は、排紙経路〜反転搬送開始
位置までの再給紙経路内の最後尾の搬送コロであり、こ
の搬送コロ１７を抜けて突き当てフェンス１９に至るエ
リアを反転搬送開始位置（Ｃ）と定義する。反転搬送開
始位置内に搬送されてきた記録紙１０は、再給紙方向突
き当てフェンス１９に突き当たって停止する訳である
が、再給紙経路搬送コロ〜突き当てフェンス間の距離は
記録紙の搬送方向長よりも長く、よって、記録紙は再給
紙経路搬送コロ１７を抜けてからは放出された勢い、若
しくは自由落下で突き当てフェンス１９に到着すること
になる。
明を説明するための要部構成図で、図面上において、再
給紙搬送方向は垂直下向き方向であり、反転搬送方向は
右斜め４５°下向き方向である。再給紙経路８1を搬送
されてきた記録紙１０は、再給紙経路搬送コロ１７によ
って反転搬送開始位置内（図示位置）に搬送される。こ
の再給紙経路搬送コロ１７は、排紙経路〜反転搬送開始
位置までの再給紙経路内の最後尾の搬送コロであり、こ
の搬送コロ１７を抜けて突き当てフェンス１９に至るエ
リアを反転搬送開始位置（Ｃ）と定義する。反転搬送開
始位置内に搬送されてきた記録紙１０は、再給紙方向突
き当てフェンス１９に突き当たって停止する訳である
が、再給紙経路搬送コロ〜突き当てフェンス間の距離は
記録紙の搬送方向長よりも長く、よって、記録紙は再給
紙経路搬送コロ１７を抜けてからは放出された勢い、若
しくは自由落下で突き当てフェンス１９に到着すること
になる。
【００１９】反転搬送開始位置（Ｃ）内においては、搬
送手段としては接離可能なピックアップコロ（反転搬送
方向）１８が設置されているのみであり、ピックアップ
コロ１８が離間している場合は搬送手段がない構成にな
っている。これは、搬送方向を９０°転換するために常
設コロを設置できないためである。反転搬送開始位置
（Ｃ）内に記録紙１０が収まると、これを図示しないセ
ンサが検知し、任意のタイミングをもってピックアップ
コロ１８を当接する。ピックアップコロ１８は常時回転
しており、当接することにより反転経路搬送方向１２へ
の記録紙搬送を開始する。ピックアップされた記録紙
は、やがて反転経路搬送コロ２０にかまれて反転搬送経
路１２内を搬送されていく。ピックアップコロ１８は、
反転経路搬送コロ２０に記録紙１０がかまれた後、任意
のタイミングで離間させれば良い。その後、記録紙は１
８０°反転した後反転搬送終了位置に収容され、再び再
給紙方向８2へ搬送されていく。
送手段としては接離可能なピックアップコロ（反転搬送
方向）１８が設置されているのみであり、ピックアップ
コロ１８が離間している場合は搬送手段がない構成にな
っている。これは、搬送方向を９０°転換するために常
設コロを設置できないためである。反転搬送開始位置
（Ｃ）内に記録紙１０が収まると、これを図示しないセ
ンサが検知し、任意のタイミングをもってピックアップ
コロ１８を当接する。ピックアップコロ１８は常時回転
しており、当接することにより反転経路搬送方向１２へ
の記録紙搬送を開始する。ピックアップされた記録紙
は、やがて反転経路搬送コロ２０にかまれて反転搬送経
路１２内を搬送されていく。ピックアップコロ１８は、
反転経路搬送コロ２０に記録紙１０がかまれた後、任意
のタイミングで離間させれば良い。その後、記録紙は１
８０°反転した後反転搬送終了位置に収容され、再び再
給紙方向８2へ搬送されていく。
【００２０】図５は、請求項５の発明を説明するための
要部構成図で、図面上において、反転搬送方向１２は左
斜め４５°上向き方向であり、再給紙方向８2は垂直下
向き方向である。反転搬送経路１２を搬送されてきた記
録紙１０は、反転経路搬送コロ２１によって反転搬送終
了位置内に搬送される。この反転経路搬送コロ２１は反
転搬送経路１２内の最後尾の搬送コロであり、この搬送
コロ２１を抜けてサイドフェンス２２に至るエリアを反
転搬送終了位置と定義する。反転搬送終了位置内に搬送
されてきた記録紙１０は、サイドフェンス２２に突き当
たって停止する訳であるが、反転経路搬送コロ２１〜サ
イドフェンス２２間の距離は記録紙１０の幅方向長より
も長く、よって記録紙１０は反転経路搬送コロ２１を抜
けてからは放出された勢いによってサイドフェンス２２
に到達することになる。
要部構成図で、図面上において、反転搬送方向１２は左
斜め４５°上向き方向であり、再給紙方向８2は垂直下
向き方向である。反転搬送経路１２を搬送されてきた記
録紙１０は、反転経路搬送コロ２１によって反転搬送終
了位置内に搬送される。この反転経路搬送コロ２１は反
転搬送経路１２内の最後尾の搬送コロであり、この搬送
コロ２１を抜けてサイドフェンス２２に至るエリアを反
転搬送終了位置と定義する。反転搬送終了位置内に搬送
されてきた記録紙１０は、サイドフェンス２２に突き当
たって停止する訳であるが、反転経路搬送コロ２１〜サ
イドフェンス２２間の距離は記録紙１０の幅方向長より
も長く、よって記録紙１０は反転経路搬送コロ２１を抜
けてからは放出された勢いによってサイドフェンス２２
に到達することになる。
【００２１】反転搬送終了位置内においては、搬送手段
としては接離可能なピックアップコロ（再給紙搬送方
向）２３が設置されているのみであり、ピックアップコ
ロ２３が離間している場合は自由落下による搬送しか搬
送手段がない構成になっている。これは、搬送方向を９
０°転換するために常設コロを設置できないためであ
る。反転搬送終了位置内に記録紙１０が収まると、これ
を図示しないセンサが検知し、任意のタイミングをもっ
てピックアップコロ２３を当接する。ピックアップコロ
２３は常時回転しており、当接することによリ再給紙経
路搬送方向８2への記録紙搬送を開始する。この記録紙
搬送を妨げないタイミングで、可動式仕切板２４を開放
して再給紙経路を開くものとする。可動式仕切板２４は
再給紙搬送方向８2に対して直角に設置されており、記
録紙は搬送方向に正しく向いた状態でピックアップコロ
２３にホールドされ、斜行することなく搬送される。ピ
ックアップされた記録紙は、やがて再給紙経路搬送コロ
２５にかまれて再給紙搬送経路内８2を搬送されてい
く。ピックアップコロ２３は、再給紙経路搬送コロ２５
に記録紙１０がかまれた後、任意のタイミングで離間さ
せれば良い。その後、記録紙は再給紙経路８2を搬送さ
れていき、給紙搬送経路１に流れ込んでいくことにな
る。
としては接離可能なピックアップコロ（再給紙搬送方
向）２３が設置されているのみであり、ピックアップコ
ロ２３が離間している場合は自由落下による搬送しか搬
送手段がない構成になっている。これは、搬送方向を９
０°転換するために常設コロを設置できないためであ
る。反転搬送終了位置内に記録紙１０が収まると、これ
を図示しないセンサが検知し、任意のタイミングをもっ
てピックアップコロ２３を当接する。ピックアップコロ
２３は常時回転しており、当接することによリ再給紙経
路搬送方向８2への記録紙搬送を開始する。この記録紙
搬送を妨げないタイミングで、可動式仕切板２４を開放
して再給紙経路を開くものとする。可動式仕切板２４は
再給紙搬送方向８2に対して直角に設置されており、記
録紙は搬送方向に正しく向いた状態でピックアップコロ
２３にホールドされ、斜行することなく搬送される。ピ
ックアップされた記録紙は、やがて再給紙経路搬送コロ
２５にかまれて再給紙搬送経路内８2を搬送されてい
く。ピックアップコロ２３は、再給紙経路搬送コロ２５
に記録紙１０がかまれた後、任意のタイミングで離間さ
せれば良い。その後、記録紙は再給紙経路８2を搬送さ
れていき、給紙搬送経路１に流れ込んでいくことにな
る。
【００２２】〔請求項６の発明〕請求項６の発明は、図
５においてピックアップコロ２３が設置されていないも
ので、記録紙の搬送動作は、記録紙１０が反転搬送終了
位置内に収まるまでは前述の説明と同じであり、反転搬
送終了位置に収まった記録紙は、可動式仕切板２４の上
に乗って停止している。記録紙を再給紙経路方向へ搬出
したい場合には、この可動式仕切板２４を動作させて再
給紙経路を開放すれば良い。これによって記録紙は自重
により自由落下し、再給紙経路搬送コロ２５にかまれて
搬送されていく。ただし、この場合は、回転している再
給紙経路搬送コロ２５に記録紙１０がかまれる時点で、
記録紙の向きが正しく再給紙経路搬送コロ２５の向きに
一致していなければ、斜行したりしわになるなどして紙
詰まりの原因となってしまう。そのため、自由落下によ
る搬出の場合には、記録紙の向きを正す様な工夫が搬送
経路に必要となる。それは、例えば、記録紙幅と同一の
幅に設定されたサイドフェンスを設けることなどであ
る。
５においてピックアップコロ２３が設置されていないも
ので、記録紙の搬送動作は、記録紙１０が反転搬送終了
位置内に収まるまでは前述の説明と同じであり、反転搬
送終了位置に収まった記録紙は、可動式仕切板２４の上
に乗って停止している。記録紙を再給紙経路方向へ搬出
したい場合には、この可動式仕切板２４を動作させて再
給紙経路を開放すれば良い。これによって記録紙は自重
により自由落下し、再給紙経路搬送コロ２５にかまれて
搬送されていく。ただし、この場合は、回転している再
給紙経路搬送コロ２５に記録紙１０がかまれる時点で、
記録紙の向きが正しく再給紙経路搬送コロ２５の向きに
一致していなければ、斜行したりしわになるなどして紙
詰まりの原因となってしまう。そのため、自由落下によ
る搬出の場合には、記録紙の向きを正す様な工夫が搬送
経路に必要となる。それは、例えば、記録紙幅と同一の
幅に設定されたサイドフェンスを設けることなどであ
る。
【００２３】図６は、請求項７の発明を説明するための
要部構成図で、この発明はサイドフェンスを移動可能と
して位置調整用突き当てフェンス（図中ではサイドフェ
ンスと表示）とした場合の例である。再給紙される記録
紙は画像形成部における位置合わせの関係上、再給紙搬
送経路に対して記録紙の片端若しくは中心線で位置合わ
せをする必要がある。ここでは、記録紙の中心線２７を
再給紙搬送経路８2の中心線と合致させる場合を説明す
る。この記録紙反転装置を装備する画像形成装置におい
ては、数種類のサイズの記録紙１０1，１０2が使用され
ることを考える必要がある。記録紙のサイズが異なって
いると、紙の端部から中心線までの距離が異なってくる
ので、図６に示す様に、サイドフェンス２６を移動させ
て記録紙の幅方向の位置を調整しなければならない。
要部構成図で、この発明はサイドフェンスを移動可能と
して位置調整用突き当てフェンス（図中ではサイドフェ
ンスと表示）とした場合の例である。再給紙される記録
紙は画像形成部における位置合わせの関係上、再給紙搬
送経路に対して記録紙の片端若しくは中心線で位置合わ
せをする必要がある。ここでは、記録紙の中心線２７を
再給紙搬送経路８2の中心線と合致させる場合を説明す
る。この記録紙反転装置を装備する画像形成装置におい
ては、数種類のサイズの記録紙１０1，１０2が使用され
ることを考える必要がある。記録紙のサイズが異なって
いると、紙の端部から中心線までの距離が異なってくる
ので、図６に示す様に、サイドフェンス２６を移動させ
て記録紙の幅方向の位置を調整しなければならない。
【００２４】例えば、反転経路搬送方向１２から、この
画像形成装置で使用される記録紙のうち最大サイズであ
る記録紙Ａが搬送されてきた場合、サイドフェンス２６
は図中最も左に寄せた“記録紙Ａの場合のサイドフェン
ス位置”にセットする必要がある。その後、使用する記
録紙がそれより小さいサイズの記録紙Ｂに変わった場
合、記録紙Ｂの中心線が再給紙搬送経路の中心線に一致
する様に、サイドフェンスの位置を“記録紙Ｂの場合の
サイドフェンス位置”に設置し直さなければならない。
この場合のサイドフェンスの移動は手動で行っても良い
し、モータによって駆動して自動設定にしても良い。こ
の様にして、記録紙のサイズに応じてサイドフェンスの
位置をセットすると、反転搬送経路から搬送されてきた
記録紙はその中心線を再給紙搬送経路の中心線と一致さ
せた状態で、再給紙搬送経路８2を搬送されていくこと
になる。これにより、記録紙の裏面にも適正な位置に画
像を形成することができる。
画像形成装置で使用される記録紙のうち最大サイズであ
る記録紙Ａが搬送されてきた場合、サイドフェンス２６
は図中最も左に寄せた“記録紙Ａの場合のサイドフェン
ス位置”にセットする必要がある。その後、使用する記
録紙がそれより小さいサイズの記録紙Ｂに変わった場
合、記録紙Ｂの中心線が再給紙搬送経路の中心線に一致
する様に、サイドフェンスの位置を“記録紙Ｂの場合の
サイドフェンス位置”に設置し直さなければならない。
この場合のサイドフェンスの移動は手動で行っても良い
し、モータによって駆動して自動設定にしても良い。こ
の様にして、記録紙のサイズに応じてサイドフェンスの
位置をセットすると、反転搬送経路から搬送されてきた
記録紙はその中心線を再給紙搬送経路の中心線と一致さ
せた状態で、再給紙搬送経路８2を搬送されていくこと
になる。これにより、記録紙の裏面にも適正な位置に画
像を形成することができる。
【００２５】
【発明の効果】請求項１の発明によると、記録紙として
カット紙を用い、該記録紙の両面に画像形成できる機能
を備えた画像形成装置の記録紙反転装置において、排紙
経路と給紙経路を連通させて再給紙経路を形成し、その
再給紙経路中に記録紙搬送方向と直角方向に記録紙を送
出し、円弧を描いて１８０°反転して戻って来る記録紙
反転搬送経路を設け、搬送方向に対する記録紙の前後を
反転させず、表裏のみを反転するようにしたので、表面
と裏面の画像領域の先端位置合わせを容易にすることが
できる。
カット紙を用い、該記録紙の両面に画像形成できる機能
を備えた画像形成装置の記録紙反転装置において、排紙
経路と給紙経路を連通させて再給紙経路を形成し、その
再給紙経路中に記録紙搬送方向と直角方向に記録紙を送
出し、円弧を描いて１８０°反転して戻って来る記録紙
反転搬送経路を設け、搬送方向に対する記録紙の前後を
反転させず、表裏のみを反転するようにしたので、表面
と裏面の画像領域の先端位置合わせを容易にすることが
できる。
【００２６】請求項２の発明によると、請求項１の発明
において、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終
了位置が異なる位置とし、また請求項３の発明による
と、請求項１の発明において、記録紙反転搬送経路の搬
送開始位置と搬送終了位置が同一位置とし、搬送方向に
対して記録紙の前後を反転させずに表裏のみを反転させ
るようにしたので、表面と裏面の画像領域の先端位置合
わせを容易に行うことができる。
において、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終
了位置が異なる位置とし、また請求項３の発明による
と、請求項１の発明において、記録紙反転搬送経路の搬
送開始位置と搬送終了位置が同一位置とし、搬送方向に
対して記録紙の前後を反転させずに表裏のみを反転させ
るようにしたので、表面と裏面の画像領域の先端位置合
わせを容易に行うことができる。
【００２７】請求項４の発明によると、請求項１の発明
において、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置において
は、記録紙反転搬送方向への搬送用コロのみを接離可能
に設置し、再給紙方向への搬送用コロは設置しないよう
にしたので、部品点数を減らし、省スペースを図ること
ができる。すなわち、記録紙反転搬送経路の反転搬送開
始位置内において、再給紙方向への搬送コロを設置した
場合には、記録紙が反転搬送開始位置内で搬送方向搬送
を９０°転換する時に、再給紙搬送方向への搬送コロを
離間させ、反転搬送方向への搬送コロを当接する必要が
あるが、記録紙の反転は、搬送速度が速い場合等を考え
るとできるだけスムーズに行う必要があり、反転に伴う
駆動部品が少ないのが理想である。そこで、反転搬送開
始位置への記録紙の搬入を、反転搬送開始位置外の再給
紙経路搬送コロによる搬送力の惰性で行うものとする
と、反転に伴い駆動する部品の点数が少なくなることに
なり、スムーズな搬送かつ省スペースを実現できる。
において、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置において
は、記録紙反転搬送方向への搬送用コロのみを接離可能
に設置し、再給紙方向への搬送用コロは設置しないよう
にしたので、部品点数を減らし、省スペースを図ること
ができる。すなわち、記録紙反転搬送経路の反転搬送開
始位置内において、再給紙方向への搬送コロを設置した
場合には、記録紙が反転搬送開始位置内で搬送方向搬送
を９０°転換する時に、再給紙搬送方向への搬送コロを
離間させ、反転搬送方向への搬送コロを当接する必要が
あるが、記録紙の反転は、搬送速度が速い場合等を考え
るとできるだけスムーズに行う必要があり、反転に伴う
駆動部品が少ないのが理想である。そこで、反転搬送開
始位置への記録紙の搬入を、反転搬送開始位置外の再給
紙経路搬送コロによる搬送力の惰性で行うものとする
と、反転に伴い駆動する部品の点数が少なくなることに
なり、スムーズな搬送かつ省スペースを実現できる。
【００２８】請求項５の発明によると、請求項１の発明
において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置において
は、再給紙方向への搬送用コロのみを接離可能に設置
し、記録紙反転搬送方向への搬送用コロは設置しないよ
うにしたので、部品点数を減らし、省スペースを図るこ
とができる。すなわち、記録紙反転搬送経路の反転搬送
終了位置内において、反転搬送方向への搬送コロを設置
した場合には、記録紙が反転搬送終了位置内で搬送方向
を９０°転換する時に、反転搬送方向への搬送コロを離
間させ、再給紙搬送方向への搬送コロを当接する必要が
あるが、記録紙の反転は、搬送速度が速い場合等を考え
るとできるだけスムーズに行う必要があり、反転に伴う
駆動部品が少ないのが理想である。そこで、反転搬送終
了位置への記録紙の搬入を、反転搬送終了位置外の反転
経路搬送コロによる搬送力の惰性で行うものとすると、
反転に伴い駆動する部品の点数が少なくなることにな
り、スムーズな搬送かつ省スペースを実現できる。
において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置において
は、再給紙方向への搬送用コロのみを接離可能に設置
し、記録紙反転搬送方向への搬送用コロは設置しないよ
うにしたので、部品点数を減らし、省スペースを図るこ
とができる。すなわち、記録紙反転搬送経路の反転搬送
終了位置内において、反転搬送方向への搬送コロを設置
した場合には、記録紙が反転搬送終了位置内で搬送方向
を９０°転換する時に、反転搬送方向への搬送コロを離
間させ、再給紙搬送方向への搬送コロを当接する必要が
あるが、記録紙の反転は、搬送速度が速い場合等を考え
るとできるだけスムーズに行う必要があり、反転に伴う
駆動部品が少ないのが理想である。そこで、反転搬送終
了位置への記録紙の搬入を、反転搬送終了位置外の反転
経路搬送コロによる搬送力の惰性で行うものとすると、
反転に伴い駆動する部品の点数が少なくなることにな
り、スムーズな搬送かつ省スペースを実現できる。
【００２９】請求項６の発明によると、請求項１の発明
において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置において
は、搬送用コロが設置されておらず、再給紙方向への搬
送開始は記録紙の自重による自由落下により行うように
したので自由落下により再給紙搬送方向への搬送を開始
することで駆動する部品がなくなり、制御の簡略化及び
省スペースが実現できる。
において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置において
は、搬送用コロが設置されておらず、再給紙方向への搬
送開始は記録紙の自重による自由落下により行うように
したので自由落下により再給紙搬送方向への搬送を開始
することで駆動する部品がなくなり、制御の簡略化及び
省スペースが実現できる。
【００３０】請求項７の発明によると、請求項１又は５
又は６の発明において、記録紙反転搬送経路の搬送終了
位置において、記録紙反転搬送方向の突き当てフェンス
が可動であり、記録紙サイズに応じて記録紙幅方向の位
置調整が可能であるので記録紙サイズに応じて幅方向の
位置調整を行うことができる。すなわち、記録紙を反転
した場合にも、記録紙は、搬送経路の中心線（若しくは
片端）に位置合わせされている必要があるが、可動式の
記録紙幅方向位置調整フェンスを設けておくと、記録紙
サイズに応じて幅方向の位置調整を行うことができる。
又は６の発明において、記録紙反転搬送経路の搬送終了
位置において、記録紙反転搬送方向の突き当てフェンス
が可動であり、記録紙サイズに応じて記録紙幅方向の位
置調整が可能であるので記録紙サイズに応じて幅方向の
位置調整を行うことができる。すなわち、記録紙を反転
した場合にも、記録紙は、搬送経路の中心線（若しくは
片端）に位置合わせされている必要があるが、可動式の
記録紙幅方向位置調整フェンスを設けておくと、記録紙
サイズに応じて幅方向の位置調整を行うことができる。
【図１】 一般的な記録紙反転装置の一例を説明するた
めの全体構成図である。
めの全体構成図である。
【図２】 請求項１及び２の記録紙反転装置における記
録紙反転動作を説明するための要部概略構成図である。
録紙反転動作を説明するための要部概略構成図である。
【図３】 請求項３の記録紙反転装置の反転動作を説明
するための要部概略構成図である。
するための要部概略構成図である。
【図４】 請求項４の記録紙反転搬送開始位置の構成の
一例を説明するための図である。
一例を説明するための図である。
【図５】 請求項５の記録紙反転搬送終了位置の構成の
一例を説明するための図である。
一例を説明するための図である。
【図６】 請求項７の位置調整用突き当てフェンスを移
動させた場合の例の説明するための図である。
動させた場合の例の説明するための図である。
１…給紙搬送経路、２…レジストローラ、３…感光体、
４…転写チャージ、５…定着ローラ、６…排紙搬送経
路、７…排紙経路切替機器、８1…再給紙経路、８2…再
給紙経路、９…反転トレイ、１０…記録紙、１０1…記
録紙Ａ、１０2…記録紙Ｂ、１１…反転搬送開始位置、
１２…記録紙反転搬送経路、１３…反転搬送終了位置、
１５…反転搬送開始＆終了位置、１７，２５…再給紙経
路搬送コロ、１８，２３…ピックアップコロ、１９…再
給紙方向突き当てフェンス、２０，２１…反転経路搬送
コロ、２２…サイドフェンス、２４…可動式仕切板、２
６1…記録紙Ａの場合のサイドフェンス位置、２６2…記
録紙Ｂの場合のサイドフェンス位置、２７…給紙搬送経
路及び記録紙の中心線。
４…転写チャージ、５…定着ローラ、６…排紙搬送経
路、７…排紙経路切替機器、８1…再給紙経路、８2…再
給紙経路、９…反転トレイ、１０…記録紙、１０1…記
録紙Ａ、１０2…記録紙Ｂ、１１…反転搬送開始位置、
１２…記録紙反転搬送経路、１３…反転搬送終了位置、
１５…反転搬送開始＆終了位置、１７，２５…再給紙経
路搬送コロ、１８，２３…ピックアップコロ、１９…再
給紙方向突き当てフェンス、２０，２１…反転経路搬送
コロ、２２…サイドフェンス、２４…可動式仕切板、２
６1…記録紙Ａの場合のサイドフェンス位置、２６2…記
録紙Ｂの場合のサイドフェンス位置、２７…給紙搬送経
路及び記録紙の中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/00 ５１０ Ｇ０３Ｇ 15/00 ５１０
Claims (7)
- 【請求項１】 記録紙としてカット紙を用い、該記録紙
の両面に画像形成できる機能を備えた画像形成装置の記
録紙反転装置において、排紙経路と給紙経路を連通させ
て再給紙経路を形成し、該再給紙経路中に記録紙搬送方
向に対して直角方向に記録紙を１８０°回転する記録紙
反転搬送経路を設け、搬送方向に対する記録紙の前後を
変えずに、表裏のみを反転することを特徴とする記録紙
反転装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の記録紙反転装置におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置
が異なる位置であることを特徴とする記録紙反転装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の記録紙反転装置におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置と搬送終了位置
が同一位置であることを特徴とする記録紙反転装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載の記録紙反転装置におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送開始位置においては、記
録紙反転搬送方向への搬送用コロのみが接離可能に設置
され、再給紙方向への搬送用コロは設置されていないこ
とを特徴とする記録紙反転装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載の記録紙反転装置におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置においては、再
給紙方向への搬送用コロのみが接離可能に設置され、記
録紙反転搬送方向への搬送用コロは設置されていないこ
とを特徴とする記録紙反転装置。 - 【請求項６】 請求項１に記載の記録紙反転装置におい
て、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置においては、搬
送用コロが設置されておらず、再給紙方向への搬送開始
は記録紙の自重による自由落下により行うことを特徴と
する記録紙反転装置。 - 【請求項７】 請求項１又は５又は６に記載の記録紙反
転装置において、記録紙反転搬送経路の搬送終了位置に
おいて、記録紙反転搬送方向の突き当てフェンスが可動
であり、記録紙サイズに応じて記録紙幅方向の位置調整
が可能なことを特徴とする記録紙反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8103843A JPH09267528A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 記録紙反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8103843A JPH09267528A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 記録紙反転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09267528A true JPH09267528A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14364722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8103843A Pending JPH09267528A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 記録紙反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09267528A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002019999A (ja) * | 2000-05-17 | 2002-01-23 | Nexpress Solutions Llc | 枚葉紙状材料を整列するための方法 |
| US7445326B2 (en) | 2002-10-22 | 2008-11-04 | Ricoh Company, Ltd | Ink-jet recording apparatus, ink-jet copier and recording medium |
| JP2010260680A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
| JP2011057381A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 反転装置および画像形成装置 |
| JP2012154958A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8103843A patent/JPH09267528A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002019999A (ja) * | 2000-05-17 | 2002-01-23 | Nexpress Solutions Llc | 枚葉紙状材料を整列するための方法 |
| US7445326B2 (en) | 2002-10-22 | 2008-11-04 | Ricoh Company, Ltd | Ink-jet recording apparatus, ink-jet copier and recording medium |
| US7673980B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-03-09 | Ricoh Company, Ltd. | Ink-jet recording apparatus, ink-jet copier and recording medium |
| US8052274B2 (en) | 2002-10-22 | 2011-11-08 | Ricoh Company, Ltd. | Ink-jet recording apparatus, ink-jet copier and recording medium |
| JP2010260680A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
| US8437684B2 (en) | 2009-05-01 | 2013-05-07 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
| JP2011057381A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 反転装置および画像形成装置 |
| JP2012154958A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
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