JPH09266157A - 縮小投影露光方法およびその装置 - Google Patents

縮小投影露光方法およびその装置

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JPH09266157A
JPH09266157A JP8074845A JP7484596A JPH09266157A JP H09266157 A JPH09266157 A JP H09266157A JP 8074845 A JP8074845 A JP 8074845A JP 7484596 A JP7484596 A JP 7484596A JP H09266157 A JPH09266157 A JP H09266157A
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JP
Japan
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bulge
irradiation area
light
stage
projection exposure
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Pending
Application number
JP8074845A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Yamamoto
冨男 山本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】縮小投影露光方法およびその装置において、定
期的にゴミ10の付着の有無の検査を行なうこと無くス
テージ4とウェハ9との間に介在するゴミ10によって
生ずるパターン転写不良を無くす。 【解決手段】一照射領域12毎にレーザ光を照射するレ
ーザ発振器5と、反射するレーザ光量を測定するセンサ
6とを設け、投影レンズの焦点深度を超える膨らみ11
による異常な高さ変化量をセンサ6で検知し、アラーム
を発生するとともに装置を停止させかつ膨らみ11のあ
る照射領域12の位置を位置表示部1aに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一露光光の照射領
域毎に露光光を繰返して照射し半導体基板にレチクルパ
ターンを転写する縮小投影露光方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積度化に伴ないこの種
の縮小投影露光装置の投影レンズの開口数が増大が要求
され、近年、0.2ミクロンの微細化パターンが対応で
きるようになった。しかしながら、この開口数が増大す
るにつれて焦点深度が浅くなり、被加工物である半導体
基板(以下単にウェハと記す)にある僅かな段差でもパ
ターンの転写が不鮮明となり品質に重大な欠陥をもたら
すという問題があった。
【0003】このため、パターンを転写すべきウェハの
面の平坦化を図る対策は勿論、ウェハを載置するステー
ジ面の改善など装置側にも行なわれてきた。しかしなが
ら、平坦化技術や装置側の改善で解消できない問題があ
る。その一つは、ステージの上に微小なゴミが付着し、
その上にウェハを乗せたとき、ゴミの上のウェハの領域
は上に膨らむように湾曲し、転写されたパターンに寸法
異常やパターン切れなど起すような使用上における問題
がある。この転写不良を含むウェハが後工程に流れる
と、それ以降の工程が無駄な工数となり、損失費用が増
大するという問題がある。
【0004】従来、この問題の対策としては決定的な手
段はなく、ステージの載置面の平坦度およびゴミの有無
を定期的に検査して対処せざる得なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定期的
にステージの平坦度をチェックするにしても、ゴミの付
着そのものがランダムに起きチェックする間にもゴミが
付着する。このため、その間に露光処理したウェハに多
量の不良品を発生させるという問題がある。また、チェ
ックのインターバルを短くしても完全に解消するもので
はなく、むしろ、検査工数を増大させるだけではなく高
価な装置を休ませるという新たな問題を起すことにな
る。
【0006】このゴミの付着する問題を解消する縮小投
影露光装置として、特開昭63一29929号公報に開
示されている。この装置は、ウェハの裏面に高圧エアを
吹き付けるノズルを設け、ウェハの裏面に付着するゴミ
を吹き飛ばし、しかる後ウェハの外周囲を保持する吸着
台を降しステージにウェハを載置している。しかしなが
ら、この装置でゴミの付着の問題を解消することは困難
である。何となれば、吹き飛ばされたゴミがステージ外
に排出されるという保証がない。むしろ、飛ばされたゴ
ミがステージに再付着するという恐れもあるし、もとも
とステージに付着したゴミは取除くことができない。さ
らに、問題なのは、ゴミがステージに付着していないこ
とを確認する術もない。
【0007】従って、本発明の目的は、定期的にゴミの
付着の有無の検査を行なうこと無くステージとウェハと
の間に介在するゴミによって生ずるパターン転写不良を
無くすことができる縮小投影露光方法およびその装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、一露光
光の照射領域毎に露光光を繰返して照射し半導体基板に
レチクルパターンを転写する縮小投影露光方法におい
て、前記照射領域毎にレーザ光を照射しその反射光量を
測定し該光量により該照射領域上に膨らみの有無を調べ
該膨らみが規定の膨らみより大きいか否かを判定し、も
し該膨らみが大きければ警報を発するとともに露光動作
を停止しかつ該膨らみのある該照射領域の位置を表示す
る縮小投影露光方法である。
【0009】また、他の特徴は、前記照射領域にレーザ
光を照射するレーザ光発振器と、前記照射領域から反射
する該レーザ光量を測定するセンサと、該センサの測定
値と規定値と比較し前記照射領域に膨らみの有無および
該膨らみが規定の膨らみより大きいか否かを判定する手
段と、もし該膨らみが前記規定の膨らみより大きければ
警報を発し露光動作を停止するとともに該照射領域の位
置を表示する手段とを備える縮小投影露光装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態の縮
小投影露光装置におけるステージを示す模式断面図であ
る。この縮小投影露光装置は、図1に示すように、露光
光が一ショットで照射される照射領域12にレーザ光を
照射するレーザ光発振器5と、照射領域12から反射す
るレーザ光をスリット7を介してレーザ光を入光しその
光量を測定するセンサ6と、センサ6が最大となるよう
に高さ調整部8でステージ高さを調整し、その変化量Δ
zと規格値と比較し照射領域12にゴミ10による膨ら
み11の有無とこの膨らみ11の大きさが規定の膨らみ
より大きいか否かを判定する比較判定部3と、もし膨ら
み12が規定の膨らみより大きければ警報器1bを動作
させるとともに露光シーケンス動作を停止しかつステー
ジ4に対し膨らみ11のある照射領域12の位置をマッ
プとして位置表示部1aに表示する制御部2を備えてい
る。
【0011】比較判定部3は、センサ6からの光電流が
最大となるようにステージ高さをzを調整したときその
変化量Δzμmを電圧信号に変換しその電圧を規定電圧
と比較しハイレベルの電圧を出力する比較回路、例えば
市販のフリップフロップ回路を備えている。また、この
規定電圧は、露光装置における投影レンズの焦点進度が
カバーできる程度の膨らみ11における高さ変化量で発
生する電圧に設定することが望ましい。
【0012】制御部2は、比較判定部3からの出力電圧
により警報器1bを動作させるスイチングトランジスタ
と、位置表示部1aであるディスプレイに画面表示され
たウェハマップに該当する照射領域12の位置を示すド
ット信号を転送する出力部と、比較判定部3からの出力
電圧により装置の動作を仕さどるシーケンス回路部の停
止リレーを動作させるすスイチングトランジスタと、焦
点合せのときにステージ4の高さを調節する高さ調整部
8を駆動する駆動回路部とを備えている。
【0013】図2は本発明の縮小投影露光方法の一実施
の形態を説明するためのフローチャートである。次に、
図1の縮小投影露光装置の動作を説明することで本発明
の露光方法について述べる。
【0014】まず、図2のステップAで、レチクルをセ
ットした図1の縮小投影露光装置のステージ4にウェハ
9を載置する。次に、図2のステップBでアライメント
マークによるレチクルパターンの位置合せを行なう。し
かる後、ステップCで、レーザ発振器5によりレーザ光
を照射領域12に照射し、その反射光量で焦点が合った
か否かを判定し、焦点が合えば、ステップEで露光す
る。もし焦点が合わなければ、図1の制御部2により高
さ調整部8を動作させ、ステージ4の高さを調節し焦点
を合せる。
【0015】次に、図2のステップFで、図1のレーザ
発振器5でレーザ光を照射領域12に照射し、その反射
光量が最大となるまでステージ高さを調整する。その変
化量Δzμmが規格値以内であれば、ステップHで判定
し全ショットが完了していなければ、他の照射領域を露
光位置に移動させステップCからステップFまで繰返し
て行なう。もし、ステップFで変化量Δzが規定値を超
えたとき、図1の比較判定部3より信号が制御部2に転
送され、ステップGにより警報を発生するとともに装置
の動作が停止する。なお、このとき、図1の位置表示部
1aには、ゴミによる膨らみ11のある照射領域12の
位置が表示されているので、ステップIでウェハ9を取
り外し、照射領域12に対応するステージ4の領域を清
掃する。
【0016】このように、一ショット毎にゴミによる膨
らみ11の有無を調らべ、一ショット領域でもゴミによ
る膨らみ11が有れば、そのウェハを不良品として扱い
再工事または廃棄することで、後工程への流出を防止す
ることができる。また、コミが付着するステージの場所
が即座に判明するので、ゴミの有無の検査工数を無くす
ことができるという利点がある。
【0017】なお、この発明の実施の形態では、一照射
領域内で一点にレーザ光を照射してゴミによる膨らみの
有無を検査する方法で説明したが、一照射領域が大きい
場合は、複数の点にレーザ光を照射して膨らみの有無を
検査しても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一照射領
域毎にレーザ光を照射するレーザ光源と、反射するレー
ザ光量を測定するセンサとを設け、投影レンズの焦点深
度を超える膨らみによる異常な高さ変化量をセンサで検
知し、アラームを発生するとともに装置を停止させ、こ
の異常な膨らみによる転写不良を起している照射領域を
含むウェハを再工事または廃棄するので、パターン転写
不良の起さず、常に良品のウェハを後工程に流すことが
できるという効果がある。
【0019】また、異常な膨らみのある領域の位置を表
示する表示部を設けることによって、即座にステージの
ゴミのある部分を発見できるので、従来のように定期的
なステージのウェハ載置面の検査が必要になくなり、検
査工数の低減および稼働率の向上が図れるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の縮小投影露光装置にお
けるステージを示す模式断面図である。
【図2】本発明の縮小投影露光方法の一実施の形態を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1a 位置表示部 1b 警報器 2 制御部 3 比較判定部 4 ステージ 5 レーザ発振器 6 センサ 7 スリット 8 高さ調整部 9 ウェハ 10 ゴミ 11 膨らみ 12 照射領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一露光光の照射領域毎に露光光を繰返し
    て照射し半導体基板にレチクルパターンを転写する縮小
    投影露光方法において、前記照射領域毎にレーザ光を照
    射しその反射光量を測定し該光量により該照射領域上に
    膨らみの有無を調べ該膨らみが規定の膨らみより大きい
    か否かを判定し、もし該膨らみが大きければ警報を発す
    るとともに露光動作を停止しかつ該膨らみのある該照射
    領域の位置を表示することを特徴とする縮小投影露光方
    法。
  2. 【請求項2】 前記照射領域にレーザ光を照射するレー
    ザ光発振器と、前記照射領域から反射する該レーザ光量
    を測定するセンサと、該センサの測定値と規定値と比較
    し前記照射領域に膨らみの有無および該膨らみが規定の
    膨らみより大きいか否かを判定する手段と、もし該膨ら
    みが前記規定の膨らみより大きければ警報を発し露光動
    作を停止するとともに該照射領域の位置を表示する手段
    とを備えることを特徴とする縮小投影露光装置。
JP8074845A 1996-03-28 1996-03-28 縮小投影露光方法およびその装置 Pending JPH09266157A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015095602A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 キヤノン株式会社 異物の検出方法および検出装置、露光方法、ならびに、デバイスの製造方法

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Effective date: 19990330