JPH09262771A - 砥石、砥石の製造方法、切削具、切削具の製造方法 - Google Patents

砥石、砥石の製造方法、切削具、切削具の製造方法

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JPH09262771A
JPH09262771A JP7641896A JP7641896A JPH09262771A JP H09262771 A JPH09262771 A JP H09262771A JP 7641896 A JP7641896 A JP 7641896A JP 7641896 A JP7641896 A JP 7641896A JP H09262771 A JPH09262771 A JP H09262771A
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grindstone
cutting tool
powder
intermetallic compound
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JP7641896A
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Kenichi Sunamoto
健市 砂本
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AKANE KK
Akane Co Ltd
Original Assignee
AKANE KK
Akane Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒子分散強化を十分に生かして砥石の機械的
強度、耐熱性(耐熱強度)を著しく向上する。 【解決手段】 マトリックス40内部に金属間化合物が
分散粒子として分散されている。この金属間化合物39
(C03 Ti)は、焼結時に、焼結体としての砥石12
が形成される際に、砥石粉末材料8中におけるCo金属
粉末とTi金属粉末とによって生成され、その生成に基
づき、微細化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥石、砥石の製造方
法、切削具、切削具の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】金属の強度強化法として、粒子分散強化
(Dispersion Hardening)が知ら
れている。この粒子分散強化は、金属中に、酸化物、炭
化物等の非常に剛性の大きい微粒子を分散すれば、当該
金属(分散強化合金)の強度を向上させることができる
というものであり、その強度は、分散粒子間の平均距離
が短ければ短いほど、より向上することになっている。
このため、分散粒子の体積率が一定の場合、分散粒子の
平均粒径が小さくなるに従って分散粒子間の平均距離が
短くなることに着目し、ボ−ルミル内に、混合すべき粉
末と、ステンレス、超硬、アルミナ等の球を入れ、その
状態で、ボ−ルミルを1〜2時間回転させること(メカ
ニカルアロイング(MA)法)により、混合状態を良好
にすると共に分散用粒子(分散前の粒子であって分散後
に分散粒子となるもの)を微細化(ボ−ルミルの内壁と
球とにより粉砕)し、その上で、そのような材料を分散
強化合金の金属材料として用いることとされている。
【0003】ところで、上記MA法を用いつつ、粒子分
散強化を砥石に対して行えば、砥石においても、機械強
度、耐熱性(耐熱強度)等が向上すると考えられる。す
なわち、砥石粉体材料と、酸化物等の分散用粒子とをボ
−ルミル内に入れて、MA法により、その砥石粉体材料
と分散用粒子とを混合すると共に粉砕し、その混合粉砕
材料を焼結処理して、焼結体としての砥石を得るのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記MA法で
は、分散用粒子を十分微細に粉砕することが困難である
ことが多くの研究報告により明らかになってきており、
分散用粒子の粒径は、MA法の処理後も、砥石材料に対
する添加時の粒径が維持される傾向が強い。このため、
この分散用粒子の微細化が困難であることに基づき、図
4に示すように、分散粒子41間距離L1、L2、L3
等は、砥石材料の混合終了時の距離とほぼ同じとされ、
粒子分散強化を砥石42に十分に生かすことが困難と考
えられる。また、砥石粉体材料(例えばコバルト粉末C
o等)と、分散用粒子としての酸化物(例えばアルミナ
Al23 )や炭化物(例えば炭化チタンTiC)と
は、ぬれ性が悪く、単なる混合機による砥石粉体材料と
分散用粒子との混合は勿論、MA法による混合粉砕を行
うとしても、焼結処理後、砥石(焼結体)42内部に
は、図4に示すように、マトリックス(母材)43と各
分散粒子41(分散用粒子が分散し終えたもの)との間
に、該各分散粒子41の周囲において、空孔44が形成
される傾向が強いと考えられ、この空孔(複数の空孔)
44の存在によっても、砥石42強度の向上が抑制され
ると考えられる。
【0005】本発明は上記実情を鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、粒子分散強化を十分に生かして
機械的強度、耐熱性(耐熱強度等)を著しく向上できる
砥石を提供することにある。第2の目的は、上記砥石の
製造方法を提供することにある。第3の目的は、上記砥
石を利用した切削具を提供することにある。第4の目的
は、上記切削具の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1の発明にあっては、母材内部に、砥石
粉末材料中における少なくとも異なった2種の単体金属
材料によって生成された金属間化合物が分散粒子として
分散されている、構成としてある。
【0007】上記請求項1の好ましい態様としては、請
求項2〜6の記載の通りとなる。
【0008】上記第2の目的を達成するために請求項7
の発明にあっては、少なくとも異なった2種の単体金属
材料を混合して砥石粉末材料を得、前記砥石粉末材料に
対して焼結処理をすることにより、焼結体を生成すると
共に、該焼結体の内部に、前記少なくとも異なった2種
の単体金属材料に基づく金属間化合物を生成する、こと
を特徴とする砥石の製造方法とした構成としてある。
【0009】上記請求項7の好ましい態様としては、請
求項8〜12の記載の通りとなる。
【0010】上記第3の目的を達成するために請求項1
3の発明にあっては、砥石台に対して砥石が接合され、
前記砥石内には、砥石粉末材料中における少なくとも異
なった2種の単体金属材料によって生成された金属間化
合物が分散されている、ことを特徴とする切削具とした
構成としてある。
【0011】上記請求項13の好ましい態様としては、
請求項14〜20の記載の通りとなる。
【0012】上記第4の目的を達成するために請求項2
1の発明にあっては、少なくとも異なった2種の単体金
属材料を含む粉末材料を混合して砥石粉末材料を得、前
記砥石粉末材料を砥石台に対して加圧しつつ焼結して、
該砥石台上に焼結体を生成すると共に、該焼結体の内部
に、前記少なくとも異なった2種の単体金属材料に基づ
く金属間化合物を生成し、しかも、該焼結体と前記砥石
台とを拡散接合する、ことを特徴とする切削具の製造方
法とした構成としてある。
【0013】上記請求項21の好ましい態様としては、
請求項22の記載の通りとなる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、母材内部に、
硬くて変形しにくい金属間化合物が分散されていること
から、金属間化合物を分散粒子として利用できることに
なり、粒子分散強化を砥石に適用することができること
になる。また、金属間化合物は、そのもの自体が砥石粉
末材料中に当初から存在するのではなく、焼結時の熱を
利用して、少なくとも異なった2種の単体金属材料同士
間で生成されるものであり、その金属間化合物は、反応
の一般的傾向から、完全にではなく、少なくとも異なっ
た2種の単体金属材料同士の界面を介して部分的に(断
片的に)複数生成され、その各金属間化合物は、砥石粉
末材料当初の金属材料の粒子径よりもかなり小さくな
る。このため、分散粒子としての各金属間化合物間の平
均距離は短縮され、この観点から、機械的強度、耐熱性
(耐熱強度等)が向上される。さらに、金属間化合物
は、そのもの自体が当初から分散粒子として砥石粉末材
料中に混合されるのではなく、焼結時に初めて生成され
るものであることから、金属間化合物生成材料としての
単体金属材料を、砥石粉末材料の混合の前工程におい
て、容易に、硬い性質を有する金属間化合物や酸化物等
に比べてより微細化することができ、そのような微細化
された単体金属の下で、金属間化合物を生成できること
になる。このため、このことによっても、分散粒子とし
ての各金属間化合物の微細化を図って、各金属間化合物
間の平均距離を短縮することができることになり、この
ことも、機械的強度、耐熱性(耐熱強度)の向上に寄与
することになる。さらにまた、単体金属同士のぬれ性
は、一般に、酸化物、炭化物等を相手にする場合に比べ
て良好であり、焼結処理後、焼結体内部には、マトリッ
クス(母材)と各金属間化合物との間に、該各金属間化
合物の周囲において、空孔が形成される可能性を少なく
することができ、空孔(複数の空孔)の存在によって、
砥石強度等の向上が抑制されることはない。このような
結果、粒子分散強化を十分に生かして機械的強度、耐熱
性(耐熱強度等)を著しく向上できる砥石を提供できる
ことになる。
【0015】請求項2の発明によれば、少なくとも異な
った2種の単体金属材料が、ぬれ性に関して、高い材料
であることから、焼結処理後、焼結体内部には、マトリ
ックス(母材)と各金属間化合物との間に、該各金属間
化合物の周囲において、空孔が形成される可能性を、一
般的な単体金属を用いる場合に比べて、より少なくする
ことができることになる。このため、この観点から、砥
石の機械的強度、耐熱性(耐熱強度)の向上を、一層、
図ることができることになる。
【0016】請求項3の発明によれば、砥石粉末材料中
に、単体金属材料以外の材料が含まれていることから、
その単体金属材料以外の材料の含有量調整により母材の
性質等を調整できることになる。
【0017】請求項4の発明によれば、単体金属材料以
外の材料がダイヤモンド粒子であることから、ダイヤモ
ンド砥石にも、上記請求項1等と同様の作用効果を得る
ことができることになる。
【0018】請求項5の発明によれば、少なくとも異な
った2種の単体金属材料が、コバルト金属粉末とチタン
金属粉末とであることから、その両者の性質を利用し
て、請求項1〜4の作用効果を的確に得ることができる
ことになる。
【0019】請求項6の発明によれば、金属間化合物が
Co3 Tiであることから、分散粒子としてCo3 Ti
を利用することによって、粒子分散強化を十分に生かす
ことができることになる。
【0020】請求項7の発明によれば、砥石粉末材料を
得る際、少なくとも異なった2種の単体金属材料が混合
されることから、一の単体金属材料に対して他の単体金
属材料は分散されることになり、焼結により、これらの
単体金属材料に基づいて金属間化合物が生成されたとき
には、その金属間化合物は、分散粒子として、分散され
た状態となる。また、上記金属間化合物は、そのもの自
体が砥石粉末材料中に当初から存在するのではなく、焼
結時の熱を利用して、少なくとも異なった2種の単体金
属材料同士間で生成されるものであり、その金属間化合
物は、反応の一般的傾向から、完全にではなく、異種の
単体金属材料の界面を介して部分的に(断片的に)複数
生成され、その各金属間化合物は、砥石粉末材料当初の
少なくとも異なった2種の金属材料の粒子径よりもかな
り小さくなる。このため、分散粒子としての各金属間化
合物間の平均距離は短縮され、この観点から、機械的強
度、耐熱性(耐熱強度)が向上される。さらに、金属間
化合物は、そのもの自体が当初から分散粒子として砥石
粉末材料中に混合されるのではなく、焼結時に初めて生
成されるものであることから、金属間化合物生成材料と
しての単体金属材料(Ti等)を、砥石粉末材料の混合
の前工程において、容易に、硬い性質を有する金属間化
合物や酸化物等に比べてより微細化することができ、そ
のような微細化された単体金属の下で、金属間化合物を
生成できることになる。このため、このことによって
も、分散粒子としての各金属間化合物の微細化を図っ
て、各金属間化合物間の平均距離を短縮することができ
ることになり、このことも、機械的強度、耐熱性(耐熱
強度)の向上に寄与することになる。さらにまた、単体
金属同士のぬれ性は、一般に、酸化物、炭化物等を相手
にする場合に比べて良好であり、焼結処理後、焼結体内
部には、マトリックス(母材)と各金属間化合物との間
に、該各金属間化合物の周囲において、空孔が形成され
る可能性を少なくすることができ、空孔(複数の空孔)
の存在によって、砥石強度の向上が抑制されることはな
い。加えて、上記金属間化合物の生成は、焼結時の熱を
利用して、焼結工程において行われ、別途、特別な工程
は必要ではない。この結果、工程を増やすことなく、粒
子分散強化を十分に生かして機械的強度、耐熱性(耐熱
強度)を著しく向上できる砥石を製造でき、前述の請求
項1に係る砥石の製造方法を提供できることになる。
【0021】請求項8の発明によれば、焼結処理後、焼
結体内部には、マトリックス(母材)と各金属間化合物
との間に、該各金属間化合物の周囲において、空孔が形
成される可能性を、一般的な単体金属を用いる場合に比
べて、より少なくすることができ、この観点から、砥石
の強度等の向上を、一層、図ることができることから、
前述の請求項2に係る砥石の製造方法を提供できること
になる。
【0022】請求項9の発明によれば、その単体金属材
料以外の材料の含有量調整により母材の性質等を調整で
きることになることから、前述の請求項3に係る砥石の
製造方法を提供できることになる。
【0023】請求項10の発明によれば、ダイヤモンド
砥石にも、上記請求項1等と同様の作用効果を得ること
ができることから、前述の請求項4に係る砥石の製造方
法を提供できることになる。
【0024】請求項11の発明によれば、コバルト金属
粉末とチタン金属粉末により金属間化合物をCo3 Ti
を生成し、そのCo3 Tiを分散粒子として利用するこ
とによって請求項1〜4の作用効果を的確に得ることに
なることから、前述の請求項5に係る砥石の製造方法を
提供できることになる。
【0025】請求項12の発明によれば、焼結時の加圧
力により、母材(マトリックス)と分散粒子としての各
金属間化合物との間に空孔が形成される可能性を、より
一層低くすることができることになる。
【0026】請求項13の発明によれば、前述の請求項
1の砥石が砥石台に接合されることから、前述の請求項
1に係る砥石を利用した切削具を提供できることにな
る。
【0027】請求項14の発明によれば、前述の請求項
2の砥石が砥石台に接合されることから、前述の請求項
2に係る砥石を利用した切削具を提供できることにな
る。
【0028】請求項15の発明によれば、前述の請求項
3の砥石が砥石台に接合されることから、前述の請求項
3に係る砥石を利用した切削具を提供できることにな
る。
【0029】請求項16の発明によれば、前述の請求項
4の砥石が砥石台に接合されることから、前述の請求項
4に係る砥石を利用した切削具を提供できることにな
る。
【0030】請求項17の発明によれば、前述の請求項
5の砥石が砥石台に接合されることから、前述の請求項
5に係る砥石を利用した切削具を提供できることにな
る。
【0031】請求項18の発明によれば、前述の請求項
6の砥石が砥石台に接合されることから、前述の請求項
6に係る砥石を利用した切削具を提供できることにな
る。
【0032】請求項19の発明によれば、砥石と砥石台
とが拡散接合されることから、両者を強固に固定するこ
とができることになる。
【0033】請求項20の発明によれば、切削具とし
て、前述の請求項13〜19の作用効果を有するいわゆ
るコアドリルを得ることができることになる。
【0034】請求項21の発明によれば、砥石台に接合
される砥石に関し、前述の請求項7と同様、焼結によ
り、異なった2種の単体金属材料に基づいて金属間化合
物が生成されたときには、その金属間化合物が、分散粒
子として、分散された状態となること、各金属間化合物
が、砥石粉末材料当初の少なくとも異なった2種の金属
材料の粒子径よりもかなり小さくなって分散粒子として
の各金属間化合物間の平均距離は短縮されること、単体
金属同士の良好なぬれ性に基づき、焼結体内部に、マト
リックス(母材)と各金属間化合物との間に、該各金属
間化合物の周囲において、空孔が形成される可能性を少
なくすることができること、上記金属間化合物の生成に
おいて、別途、特別な工程が必要ではないこと等が得ら
れ、この結果、工程を増やすことなく、粒子分散強化を
十分に生かして機械的強度、耐熱性(耐熱強度)を著し
く向上できる切削具を製造できることになり、前述の請
求項13に係る切削具の製造方法を提供できることにな
る。しかも、焼結時の加圧力により、母材(マトリック
ス)と分散粒子としての各金属間化合物との間に空孔が
形成される可能性を、より一層低くすることができ、さ
らには、焼結工程の熱を利用して、焼結体(砥石)と砥
石台とを拡散接合することができ、焼結体(砥石)と砥
石台との接合のために、別途、接合工程を設ける必要性
をなくすことができることになる。
【0035】請求項22の発明によれば、焼結処理後、
焼結体内部には、マトリックス(母材)と各金属間化合
物との間に、該各金属間化合物の周囲において、空孔が
形成される可能性を、一般的な単体金属を用いる場合に
比べて、より少なくすることができ、この観点から、砥
石の強度等の向上を、一層、図ることができることか
ら、前述の請求項14に係る切削具の製造方法を提供で
きることになる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、砥石
を利用した切削具の製造工程の流れに乗って説明する。
【0037】先ず、少なくとも異なった2種の単体金属
材料を含む粉末材料を混合して砥石粉末材料を得る。こ
れは、本実施形態に係る砥石を的確に生成させるべく、
材料を整えるために行われる。
【0038】上記砥石粉末材料中に、「少なくとも異な
った2種の単体金属材料を含む」のは、その単体金属材
料に基づいて、後の焼結処理工程で金属間化合物を生成
するためである。この少なくとも異なった2種の単体金
属材料は、原則的には、主砥石粉末材料と添加粉末材料
との関係に立っており、それらの割合は、後の焼結処理
を経て砥石(焼結体)が形成されたとき、その砥石内の
マトリックス(母材)が本来の機能(例えば、後述のダ
イヤモンド粒子の保持機能、切削、研磨に伴い新たな面
が現れるようにすべく、欠け落ちる機能(自浄作用)
等)を維持できるようにしつつ金属間化合物が新たに生
成される観点から適宜決められることになっており、主
として、主砥石粉末材料が砥石粉末材料中の大部分を占
め、添加粉末材料が主砥石粉末材料に比べてわずかな量
となることになっている。また、この少なくとも異なっ
た2種の単体金属材料には、後の焼結処理を経て砥石が
形成されたとき、その砥石内に空孔が形成されないよう
にするべく、互いにぬれ性が良好なものが選択されるこ
とになっている。このような少なくとも2種の単体金属
材料としては、具体的には、例えば、コバルト金属粉末
(Co)とチタン金属粉末(Ti)、ニッケル金属粉末
(Ni)とアルミニウウム金属粉末(Al)、NiとA
lとCr、NiとAlとTi、NiとAlとNb(ニオ
ブ)等が用いられる。その中でも特に、コバルト金属粉
末(Co)を主砥石粉末材料として用い、チタン金属粉
末(Ti)を添加粉末材料として用いるのが好ましい。
これは、コバルト金属粉末(Co)とチタン金属粉末
(Ti)とのぬれ性が特に良好であると共に、コバルト
金属粉末(Co)によって、砥石のマトリックスの良好
な自浄作用、耐熱性の向上等が期待できるからである。
【0039】上記砥石粉末材料が、「少なくとも異なっ
た2種の単体金属材料を含む」としている意味の中に
は、砥石粉末材料が、上記金属間化合物生成材料を含む
ことの他に、ダイヤモンド粒子を含むこと、さらには、
他の材料を含んでいてもよいことも含まれている。ダイ
ヤモンド粒子を含むのは、ダイヤモンド砥石を形成し
て、そのダイヤモンド粒子により切削(研磨等を含む)
を可能とするためである。さらに他の材料が含んでいて
いてもよいとしたのは、その他の材料によりマトリック
スの性質等を所望のものに調整できるようにするためで
ある。この他の材料として、例えば黄銅、青銅、タング
ステン−カ−バイト(W−C)、銀、h−BN(窒化ホ
ウ素)等が用いられることがある。特に、h−BN(窒
化ホウ素)は、自己潤滑性を有しており、その自己潤滑
性に基づき、切削、研磨時の摩擦抵抗を減少させて、砥
石の寿命を長くする役割を有している。このような機能
を発揮するものとして、黒鉛があるが、この黒鉛は、マ
トリックスの炭化を促進させて、別な化合物を作る可能
性があり、h−BNの方が黒鉛よりも優れている。この
場合、h−BNの添加量は、微量で足り、その量は、全
体の1(体積%)前後が好ましい。
【0040】上記砥石粉末材料を得るために、少なくと
も異なった2種の単体金属材料を含む粉末材料を「混
合」するのは、主砥石粉末材料(一方の単体金属材料)
に対して添加粉末材料(他方の単体金属材料)をできる
だけ均等に分散し、これにより、後の工程で両単体金属
材料に基づいて生成される金属間化合物も均等に分散す
るためである。このような混合を行う手段として、前述
のMA法を用いてもよい。
【0041】次に、図1に示すように、前記砥石粉末材
料8を砥石台3に対して加圧しつつ焼結処理する。砥石
粉末材料8に基づき焼結体としての砥石12を形成する
と共にその砥石12内部に空孔を形成することなく金属
間化合物を生成させ、さらには、砥石12と砥石台3と
を拡散接合するためである。
【0042】具体的に説明すると、上記砥石台3は、本
実施形態においては掘削具としてのいわゆるコアドリル
を製造することから、図1に示すように、円筒形状とさ
れ、その砥石台3の一端部は、他の部分に比べて径方向
において厚肉とされた厚肉部21として形成され、その
厚肉部21端面には、複数の断面楔状の突出部5が、該
砥石台3の周回り方向において一定間隔毎に突設されて
いる。砥石台2の一端部のみに厚肉部21を形成するの
は、砥石12を得るべく、砥石粉末材料8を受け止める
受面を確保する一方、掘削時に、砥石台3の一端部以外
の部分が掘削対象物に接触しないようにして、摩擦をで
きるだけ低減させるためである。砥石台3の厚肉部21
端面に複数の断面楔状の突出部5を設けたのは、砥石1
2との接合面積をできるだけ増大させるためである。
尚、22は砥石台3の他端部外周に設けられるねじ部で
ある。
【0043】このような砥石台3は、焼結処理に際し
て、その他端を下方に向けて支持台23上に載置され、
その砥石台3に対して型6がセットされることになって
おり、その型6は、本実施形態においては、セラミック
ス製等の下段側型24と、該下段側型24の上方に配設
される黒鉛製等の上段側型25とからなっている。下段
側型24は、円柱状の型26と円筒状の型27とを有し
ている。型26は砥石台3内部に嵌合され、型27は砥
石台3の外周に対して嵌合されることになっており、そ
の両型26、27は、砥石台3の厚肉部21の一部が該
両型26、27上面から突出するようにして、該砥石台
3の内外周の周囲を囲むように配設されることになって
いる。上段側型25は、図1、図2に示すように、円筒
状の型28と、その内部に配設される円柱状の型29
と、複数の型片30aからなる型30と、複数の仕切り
型31とを有している。型28は、その内周面が、前記
型27の上面上において、砥石台3の厚肉部21の外周
面に嵌合されるように配設され、型29は、砥石台3の
内部において配設され、型30は、その複数の型片30
aが型29の外周面を囲むように配設されることになっ
ており、型28の内周面と型30の外周面とは、その間
に円環状の空間32を形成することになっている。複数
の仕切り型31は、円環状の空間32内に、周回り方向
において等間隔毎に配設されて、砥石台3における突出
部5位置に対応する複数の孔7を形成しており、その各
孔7は、これらの型6(24、25)が砥石台3上にセ
ットされたとき、砥石台3の厚肉部21を嵌合すると共
に、該厚肉部21上方において十分な空間を残しつつ各
突出部5を収納することになっている。この場合、各仕
切り型31は、型25の周回り方向に変位動不能とする
ため、型28内周面に形成される溝33、各型片30a
外周面に形成される溝34に嵌め込まれることになって
いる。このように、型6が複数の型24〜31により構
成されているのは、焼結時の熱膨張等を考慮したためで
ある。
【0044】焼結処理に際しての砥石台3に対する砥石
粉末材料8の加圧は、図1に示すように、砥石粉末材料
8を前記各孔7に充填し、その砥石粉末材料8を、押圧
装置35の押圧力に基づき、高強度部材、例えばセラミ
ックス等により形成されるパンチ9と砥石台3とにより
行われる。この加圧は、焼結時に、所望の焼結条件を得
ると共に、砥石12が形成されたとき、その砥石12内
において存する金属間化合物とマトリックスとの間に空
孔が形成されないようにするために行われる。
【0045】上記焼結処理は、図1、図2に示すよう
に、一対の電極36、37を上段側型25の側面に対向
するようにして当接されて、一方の電極36から上段側
型25を介して他方の電極37に電流(図1中、矢印は
電流の流れを示す)を流し、砥石粉末材料8にジュ−ル
熱を付与することにより、行われる。この焼結処理の目
的は、基本的には、砥石粉末材料8を焼結して砥石12
を形成することであり、その他に、その砥石12を、焼
結時の熱を利用して砥石台3に対して拡散接合すると共
に、砥石粉末材料8中の異なる2種の単体金属材料(例
えばCo,Tiの組み合わせ)により金属間化合物(C
3 Ti)を生成することをも目的としている。
【0046】以上の工程を経ることにより、本実施形態
に係るダイヤモンド砥石12を備えた切削具38を得
る。切削具38は、砥石12と砥石台3とが拡散接合さ
れており、この拡散接合により、融点の高いろう材を用
いなくても、砥石12と砥石台3とを強固に接合でき、
融点の高いろう材を用いるときのように砥石粉末材料8
が酸化、炭化されることを防止できることになる。
【0047】また、この切削具38においては、図3に
示すように、その砥石12内部に金属間化合物39が生
成されている。この金属間化合物39について、砥石粉
末材料がCoとTiとの組み合わせである場合を例にと
り、図3をもって説明すれば、Coが主としてマトリッ
クス40を形成する一方、CoとTiとが金属間化合物
39(Co3 Ti:一点鎖線をもって示す)を生成して
おり、そのCo3 Tiは、反応の一般的傾向から、Co
とTiとの界面を介して部分的に複数生成され、その各
Co3 TiはTi粒子よりもかなり小さくなっている。
このため、各Co3 Ti間の距離は、図3中の一つの金
属間化合物39に着目しても明らかなように、l1、l
2、l3、l4、l5等となり、その平均距離は、酸化
物等を入れて砥石粉末材料を混合するだけの該酸化物等
間の平均距離(図4参照)に比べてかなり短くなる。こ
れにより、金属間化合物39(Co3 Ti)の硬くて変
形しにくい性質を利用して該Co3 Tiを分散粒子に用
いることができることは勿論、各Co3 Ti間の平均距
離離の短縮に基づき、粒子分散強化を十分に生かして、
機械的強度、耐熱強度等を著しく向上させることができ
ることになる。しかもこの場合、Co 3 Tiの微細化に
基づきより均等な分散を図ることもできることになり、
このことも、機械的強度、耐熱強度等の向上に寄与する
ことになる。
【0048】その一方、砥石粉末材料8にぬれ性の高い
単体金属粉末Co、Tiが使用され、しかも、焼結時に
加圧されていることから、Co3 Tiとマトリックス4
0との間には、図4に示すような空孔44が形成される
ことはなく(図3と図4比較参照)、空孔に基づいて、
砥石12の強度が低下されることはない。
【0049】また、本実施形態においては、型片30a
の厚みの異なるものを用いて、砥石12の幅が薄いもの
(例えばいわゆるカントレ部)等、種々の幅の砥石12
を有する切削具38を簡単に得ることができることにな
る。
【0050】以上、上記場合は、砥石12、切削具38
の機能、寿命等を伸ばす観点から述べたが、従来の強度
を基準とする場合には、砥石の大きさを小さく、例えば
細幅とするとしても、構造体としての強度を保持できる
ことになる。これにより、使用時の切削面積(当接面
積)の減少に基づいて切削能力を向上させることができ
ると共に、砥石12形成に必要な砥石粉末材料を減らす
ことができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る切削具の製造方法を説明する説
明図。
【図2】実施形態に係る切削具を製造する装置(型等)
を示す平面図。
【図3】実施形態に係る砥石内部の状態を示す概念図。
【図4】従来に係る砥石内部の状態を示す概念図。
【符号の説明】
3 砥石台 8 砥石粉末材料 12 砥石 38 切削具 39 金属間化合物 40 マトリックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 26/00 C22C 26/00 32/00 32/00 P H

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母材内部に、砥石粉末材料中における少
    なくとも異なった2種の単体金属材料によって生成され
    た金属間化合物が分散粒子として分散されている、こと
    を特徴とする砥石。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、ぬれ性
    に関して、高い材料である、ことを特徴とする砥石。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記砥石粉末材料中には、前記単体金属材料以外の材料
    が含まれている、ことを特徴とする砥石。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記単体金属材料以外の材料がダイヤモンド粒子であ
    る、ことを特徴とする砥石。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、コバル
    ト金属粉末とチタン金属粉末である、ことを特徴とする
    砥石。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記金属間化合物がCo3 Tiである、ことを特徴とす
    る砥石。
  7. 【請求項7】 少なくとも異なった2種の単体金属材料
    を混合して砥石粉末材料を得、 前記砥石粉末材料に対して焼結処理をすることにより、
    焼結体を生成すると共に、該焼結体の内部に、前記少な
    くとも異なった2種の単体金属材料に基づく金属間化合
    物を生成する、ことを特徴とする砥石の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、ぬれ性
    に関して、高い材料である、ことを特徴とする砥石の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、 前記砥石粉末材料中に、前記単体金属材料以外の材料が
    含まれている、ことを特徴とする砥石の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記単体金属材料以外の材料がダイヤモンド粒子であ
    る、ことを特徴とする砥石の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれかにおいて、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、コバル
    ト金属粉末とチタン金属粉末である、ことを特徴とする
    砥石の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11のいずれかにおいて、 前記焼結処理が前記砥石粉末材料を加圧しつつ行われ
    る、ことを特徴とする砥石の製造方法。
  13. 【請求項13】 砥石台に対して砥石が接合され、 前記砥石内には、砥石粉末材料中における少なくとも異
    なった2種の単体金属材料によって生成された金属間化
    合物が分散されている、ことを特徴とする切削具。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、ぬれ性
    に関して、高い材料である、ことを特徴とする切削具。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14において、 前記砥石粉末材料中には、前記単体金属材料以外の材料
    が含まれている、ことを特徴とする切削具。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記単体金属材料以外の材料がダイヤモンド粒子であ
    る、ことを特徴とする切削具。
  17. 【請求項17】 請求項13〜16のいずれかにおい
    て、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、コバル
    ト金属粉末とチタン金属粉末である、ことを特徴とする
    切削具。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記金属間化合物がCo3 Tiである、ことを特徴とす
    る切削具。
  19. 【請求項19】 請求項13〜18のいずれかにおい
    て、 前記砥石と前記砥石台とが拡散接合されている、ことを
    特徴とする切削具。
  20. 【請求項20】 請求項13〜19のいずれかにおい
    て、 前記砥石台が筒状に形成され、 前記砥石が、前記砥石台の端面に、所定間隔毎に複数設
    けられている、ことを特徴とする切削具。
  21. 【請求項21】 少なくとも異なった2種の単体金属材
    料を含む粉末材料を混合して砥石粉末材料を得、 前記砥石粉末材料を砥石台に対して加圧しつつ焼結し
    て、該砥石台上に焼結体を生成すると共に、該焼結体の
    内部に、前記少なくとも異なった2種の単体金属材料に
    基づく金属間化合物を生成し、しかも、該焼結体と前記
    砥石台とを拡散接合する、ことを特徴とする切削具の製
    造方法。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前記少なくとも異なった2種の単体金属材料が、ぬれ性
    に関して、高い材料である、ことを特徴とする切削具の
    製造方法。
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