JPH09257897A - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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Publication number
JPH09257897A
JPH09257897A JP8064678A JP6467896A JPH09257897A JP H09257897 A JPH09257897 A JP H09257897A JP 8064678 A JP8064678 A JP 8064678A JP 6467896 A JP6467896 A JP 6467896A JP H09257897 A JPH09257897 A JP H09257897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
holder
magnetic sensor
conversion element
magnetoelectric conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8064678A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Honda
修一 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8064678A priority Critical patent/JPH09257897A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電圧のバラツキが小さい磁気センサを提
供する。 【解決手段】 磁電変換素子と磁石がケ−スに収納され
た磁気センサにおいて、バイアス磁界を印加するための
磁石と磁電変換素子との距離を、ネジ部あるいはスペ−
サからなる間隔調整部材により正確に設定する構造を有
する磁気センサを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は磁電変換素子を応
用した磁気センサ、たとえば紙幣鑑別器などに使用され
る磁気センサに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の磁気センサを図3を用いて説明
する。図3は従来の磁気センサ40の断面図である。
【0003】磁気センサ40は、ホルダ1と、ホルダ1
の素子載置部7aに載置された磁電変換素子2と、ホル
ダ1の磁石収容部7bに収容され樹脂6で接着固定され
た磁石3と、入出力部4とを有し、これらをケ−ス5に
収容し、底部5aによりケ−ス5を密封した構造からな
る。
【0004】磁石3は磁電変換素子2にバイアス磁界を
印加することにより、磁電変換素子2の強磁性体検出を
可能にし、検出電圧を大きな振幅で得るために設けられ
ている。
【0005】磁電変換素子2は、磁気抵抗効果を示すた
とえばInSbからなる膜(図示せず)からなり、膜の
電気抵抗値の変化を取り出すために入出力部4と電気的
に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 従来の磁気センサ
は、それを構成する磁電変換素子の感度または取り付け
位置にバラツキがあると、出力電圧にバラツキが生じて
しまうという問題があった。この出力電圧のバラツキ
を、バイアス磁界を変えることによって、調整する方法
が知られている。しかしながら、バイアス磁界は、図4
に示すように、主として磁石と磁電変換素子との間の距
離によって決まるので、磁石が一旦取り付けられたあと
樹脂で固定されると、磁気センサの出力の調整ができな
いという問題があった。
【0007】そこで磁気センサの出力電圧の調整は、磁
気センサをたとえば紙幣鑑別器等に取り付けたあと、紙
幣鑑別器の増幅回路において、ゲイン調整用のボリュ−
ムを用いて回路定数を調整するなどして行なっていた。
しかし、この方法には、測定装置が必要で、高度な技術
と時間とを要するという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明の磁気センサ
は、上記問題点を解決するためになされたものであり、
磁石と磁電変換素子との間隔を間隔調整部材を用いて調
整することにより、特性バラツキを補正できるようにし
たものである。
【0009】具体的には、本発明の磁気センサは、ホル
ダと、前記ホルダの一方の面に載置された磁電変換素子
と、前記ホルダに形成された磁石収容部内に、前記磁電
変換素子に近接するように収容された磁石と、前記磁電
変換素子に接続する入出力部と、から構成された磁気セ
ンサにおいて、前記磁電変換素子と磁石との間隔が間隔
調整部材により調整されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、2を
用いて説明する。
【0011】(実施例1)図1は本発明の一実施例磁気
センサ20の断面図である。なお従来の磁気センサと同
一の部分については同一の符号を用いその説明を省略す
る。
【0012】磁気センサ20は、ホルダ1と、ホルダ1
の素子載置部7aに取り付けられた磁電変換素子2と、
ホルダ1の磁石収容部7bに収容された磁石3とを有し
てなる。
【0013】ホルダ1の磁石収容部7bには、メネジ部
9aが形成され、このメネジ部9aには、周囲にオネジ
部9bが形成された回転板8が螺合されている。これら
の構成が、本発明の特徴部分である間隔調整部材10に
該当する。磁石3は、回転板8上に取り付けられ、回転
板8を回転させることにより、磁電変換素子2までの距
離が調整される。
【0014】磁気センサ20の出力電圧は、それを構成
する磁電変換素子2と磁石3との間隔によって決まるの
で、出力電圧のバラツキを小さくするためには、間隔を
正確に調整する必要がある。本発明の一実施例の磁気セ
ンサ20は、回転板8を回転することによって、回転板
8上に取り付けられた磁石3と、ホルダ1に載置された
磁電変換素子2との間隔が正確に調整される。そして位
置が決まったあと、回転板8がホルダ1に、樹脂6によ
り接着固定される。
【0015】ネジのピッチは1ミリメ−トル以下に形成
されているので、回転板8の進行方向の寸法、すなわち
磁石と磁電変換素子との間隔は0.1ミリメ−トル以下
の精度で正確に調整できる。
【0016】なお本発明の磁気センサ20を構成する間
隔調整部材10は、ホルダ1の磁石収容部7bに形成さ
れたメネジ部9aと、外周にオネジ部9bが形成された
磁石3とで構成されてもよい。この場合には、回転板は
不要である。
【0017】さらに本発明の磁気センサ20を構成する
間隔調整部材10は、金属ケ−ス5と底部5aとにそれ
ぞれ形成され、互いに螺合するメネジ部9aと、オネジ
部9bとによって、構成されてもよい。この場合には底
部5aに磁石3が載置される。
【0018】以上のいずれの変形例においても、磁電変
換素子2と磁石3との距離が調整された後で、間隔調整
部材10が樹脂6により、接着固定される。なお樹脂を
用いずに加熱溶融して接着固定されてもよい。
【0019】(実施例2)図2は本発明の別の実施例磁
気センサ30の断面図である。なお従来の磁気センサと
同一の部分については同一の符号を用いその説明を省略
する。
【0020】磁気センサ30は、ホルダ1と、ホルダ1
の素子載置部7aに取り付けられた磁電変換素子2と、
ホルダ1の磁石収容部7bに、スペ−サ11を介して取
り付けられた磁石3と、入出力部4とが、金属ケ−ス5
に収納されて構成されている。
【0021】スペ−サ11の厚みは、次の手順で決定さ
れる。
【0022】まず、スペ−サ11を介さない状態で、出
力電圧を測定しながら、ホルダ1の磁石収容部7bに磁
石3を徐々に挿入する。次に出力電圧が所望の値になっ
た時点で、磁石3の挿入を止め、その際の磁石収容部7
bの最奥部と磁石3との間隔を測定する。この値が、選
択されるスペ−サ11の厚みとなる。
【0023】なお磁石3の位置を正確に設定するため
に、ボ−ルネジや、差動トランスや、リニヤセンサなど
を応用した精密位置決め機構で構成された組み立て手段
を用いると、容易にかつ正確に磁気センサを組み立てる
ことができる。
【0024】本発明の磁気センサは、上述したように出
力電圧を正確に設定できるので、紙幣鑑別器のみなら
ず、磁気センサを検出部として有する装置を、容易に正
確に調整することができる。
【0025】
【発明の効果】 本発明の磁気センサは、間隔調整部材
を有するホルダに磁石が取り付けられているので、出力
電圧を正確に設定できる。したがって、磁気センサを応
用した、たとえば紙幣鑑別器に本発明の磁気センサを用
いると、出力電圧を、容易にしかも正確に調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気センサの断面図であ
る。
【図2】本発明の別の実施例の磁気センサの断面図であ
る。
【図3】従来の磁気センサの断面図である。
【図4】磁気センサの出力電圧を示す図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 2 磁電変換素子 3 磁石 4 入出力部 5 ケ−ス 5a 底部 6 樹脂 7a 素子載置部 7b 磁石収容部 8 回転板 9a メネジ部 9b オネジ部 10 間隔調整部材 11 スペ−サ 20、30、40 磁気センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダと、前記ホルダの一方の面に載置
    された磁電変換素子と、前記ホルダに形成された磁石収
    容部内に、前記磁電変換素子に近接するように収容され
    た磁石と、前記磁電変換素子に接続する入出力部と、か
    ら構成された磁気センサにおいて、 前記磁電変換素子と磁石との間隔が間隔調整部材により
    調整されることを特徴とする磁気センサ。
JP8064678A 1996-03-21 1996-03-21 磁気センサ Pending JPH09257897A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8064678A JPH09257897A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 磁気センサ

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JP8064678A JPH09257897A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 磁気センサ

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JPH09257897A true JPH09257897A (ja) 1997-10-03

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ID=13265076

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JP8064678A Pending JPH09257897A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 磁気センサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506572A (ja) * 2000-08-22 2004-03-04 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト ドライビングダイナミクスコントロール装置とドライビングダイナミクスセンサの位置決め方法
JP2006058028A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Chichibu Fuji Co Ltd 磁気センサ
JP2009145076A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Hitachi Cable Ltd 回転角度検出装置

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