JPH09253842A - パイプライン溶接施工方法 - Google Patents

パイプライン溶接施工方法

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JPH09253842A
JPH09253842A JP7195296A JP7195296A JPH09253842A JP H09253842 A JPH09253842 A JP H09253842A JP 7195296 A JP7195296 A JP 7195296A JP 7195296 A JP7195296 A JP 7195296A JP H09253842 A JPH09253842 A JP H09253842A
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JP
Japan
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welding
pipeline
pipe
control device
pipes
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Pending
Application number
JP7195296A
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English (en)
Inventor
Shingo Nagashima
伸吾 長島
Yuuichi Maki
雄一 萬來
Seiji Mizukami
清二 水上
Ikuo Mibu
生男 壬生
Koji Ito
浩司 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル内のような狭隘な場所にパイプライ
ンを敷設するのに適した、施工スペースを圧縮すること
ができ、また施工作業を合理化(スピードアップ、労力
低減)できるパイプライン溶接施工方法を提供する。 【解決手段】 本発明のパイプライン溶接施工方法は、
多数のパイプ2、3、4、5を連続的に突き合せ溶接し
てパイプラインを敷設する際の溶接施工方法である。溶
接装置10の制御装置14及び電源装置15、16を、
該パイプ内を移動可能な寸法・構造とし、これらを、溶
接施工待ちの仮敷設パイプ5内に収容し、溶接施工の進
行(パイプライン敷設の進行)とともに、次々と後続の
仮敷設パイプ内を移動させて行くことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガスの高圧ラ
インの敷設工事のような、多数のパイプを連続的に突き
合せ溶接してパイプラインを敷設する際の溶接施工方法
に関する。特には、トンネル内のような狭隘な場所にパ
イプラインを敷設するのに適した、施工スペースを極端
に圧縮することができ、また施工作業を合理化(スピー
ドアップ、労力低減)できるパイプライン溶接施工方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】狭隘な現場における従来の工法の代表的
な例として、トンネル内における配管作業の工法を、図
7により説明する。この例は、パイプ径900A、トン
ネル径2,400mmの場合である。図7においては、
狭隘なトンネル1内に敷設した固定側パイプ2と、継ぎ
側パイプ3をパイプ円周自動溶接装置20によりパイプ
継ぎ目を溶接している。また、現在の溶接作業に続いて
次に接続するパイプ4をインナークランプ装置6によ
り、継ぎ目ギャップとパイプの芯合せ設定を行ってい
る。さらに、後続の継ぎパイプ5は、台車7に搭載され
レール8上を、敷設位置に向けて搬送されているところ
である。
【0003】図中において、符号9は、パイプ3、4を
吊り上げて保持する門型クレーンである。パイプ円周自
動溶接装置20は、本例としては、2トーチ/2ヘッド
の場合を示している。F−F矢視図に示すように、パイ
プ円周自動溶接装置20のNo.1溶接ヘッド11、No.
2溶接ヘッド12は、パイプ外周に巻かれたガイドレー
ル13上を走行する。両溶接ヘッドは、No.1ヘッド1
1用の制御装置21と電源装置15、No.2ヘッド用の
制御装置22と電源装置16により運転制御し溶接作業
を行う。No.1、No.2溶接ヘッドはいずれも同一仕様
である。制御装置21(22)詳細を図8、図9に、溶
接電源15(16)の詳細を図5、図6に示す。これら
の装置(従来例)については、第151回溶接資料の下
記文献集に報告されている。制御装置21、22及び電
源装置15、16は、敷設するパイプの溶接部近くにお
いてパイプの外側に設置されている。 溶接学会第151回溶接法研究委員会資料 ・「陸上ガスパイプライン自動溶接機」 ・「パイプライン用内外面MAG全自動溶接の開発」
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のトンネル内にお
いてパイプを敷設する場合、制御装置や電源装置は、溶
接装置が1トーチ/1ヘッドであるか又は2トーチ/2
ヘッドであるかにかかわらず、敷設するパイプの溶接部
の近傍の外側に設置(外置)しているので、次のような
問題がある。 (1)制御装置や電源装置はボックスタイプで容積が大
きく、トンネル内のような狭隘な場所では、設置場所の
確保及び設置作業は容易でない。
【0005】(2)また長大なパイプを次々に継ぎ合せ
溶接する都度、次の溶接部近くにそれらの装置を移動す
ることとなり、その移動作業の労力は大変なものであ
る。なお、狭い場所での設備の移動、設置は、慎重さ、
労力、時間を要する。 (3)制御装置、電源装置の設置、移動作業の間はパイ
プ継ぎ溶接ができず、ロス時間となる。この時間が、上
述の作業の大変さのため長くなる(約80分)。パイプ
敷設作業は制御装置や電源装置の設置、移動を合理化す
ることにより大幅に効率アップすることができる。
【0006】本発明は、トンネル内のような狭隘な場所
にパイプラインを敷設するのに適した、施工スペースを
圧縮することができ、また施工作業を合理化(スピード
アップ、労力低減)できるパイプライン溶接施工方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のパイプライン溶接施工方法は、多数のパイ
プを連続的に突き合せ溶接してパイプラインを敷設する
際の溶接施工方法であって;溶接装置の制御装置及び電
源装置を、該パイプ内を移動可能な寸法・構造とし、こ
れらを、溶接施工待ちの仮敷設パイプ内に収容し、溶接
施工の進行(パイプライン敷設の進行)とともに、次々
と後続の仮敷設パイプ内を移動させて行くことを特徴と
する。
【0008】制御装置等を敷設するパイプ内で設置、移
動できるようにしたことにより、従来外置きのために要
した大型サイズの装置設置場所の確保、移動作業のため
の労力、時間を削減できるので、パイプ敷設工事の大幅
な効率アップを図ることができる。さらには、他の施工
装置(門型クレーン等)の小型化とも相俟って、パイプ
ラインを敷設するトンネルの径を小さくすることも可能
である。その場合、パイプライン敷設のための工事費の
低減は莫大なものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態及び実施例】本発明の実施例につい
て、図1〜図4により説明する。本実施例は、シールド
トンネル1内に敷設する都市ガス高圧パイプライン用パ
イプ900Aについての適用例である。本発明の溶接シ
ステム(円周自動溶接装置10)は、図1矢視C−Cに
示す通り、2トーチ/2ヘッドの2系列方式である。し
かし、従来の方式(図7)に対し、本実施例では、従来
の2溶接ヘッドで2台の制御装置21、22を1台の制
御装置14とした。また、この制御装置14と電源装置
15、16を、敷設パイプ内に設置できるようにし、そ
れらをパイプ内を移動する方式とした。さらにインナー
クランプ装置6をも移動式とし、敷設パイプ内を移動し
ながら、順次パイプの継ぎ目を2トーチ/2ヘッド方式
のパイプ円周自動溶接装置10により溶接するものであ
る。
【0010】継ぎパイプのセッティング及び継ぎ目溶接
の手順は従来の方法と同じである。しかし、本発明にお
いては、制御装置14、電源装置15、16をパイプ内
に設置、移動できる大きさにする必要がある。図5、図
6に示す電源装置15、16は、従来の大きさでパイプ
内に設置移動できるので、そのまま用いることができる
が、図8、図9に示す従来の制御装置21、22はパイ
プ内に収納できなかったため、コンパクト化の手段を講
じて、2台を1台とし、図2〜図4に示すサイズの制御
装置14とすることができた。
【0011】制御装置のコンパクト化の方法について述
べる。図8、図9の従来の制御装置21(22)は、上
段部はディスプレイ部23、中段部はパソコン部24、
下段部は強電機器部25である。今回の制御装置14
は、このディスプレイ部23を切り離してオプションと
して必要に応じて着脱できるようにし、パソコン部24
及び強電機器部25について、2台分を1台とする制御
装置14とした。
【0012】図2、図3は制御装置14の形状図で、長
さ1200×幅250×高さ880とすることにより、
パイプ内にての設置、移動を可能とした。図中におい
て、符号30は両開き扉、31は操作パネル、32はオ
プション(ディスプレイ、キーボード、マウス:いずれ
も図示せず)のコネクター部である。34はキャスター
35付回転式アーム34で、アーム34を幅方向に回転
し固定することにより制御装置14の転倒を防止する。
33もキャスターであり、キャスターは全て回り止めス
トッパー付である。
【0013】図4は制御装置14の内部機器配置図であ
る。図4において、41はパソコン部であり、高速cp
uボード及びパルス波形制御ボードを開発し高性能、小
型化し、従来の横型を縦型とした。強電機器類であるト
ランス43、サーボドライバー群44、電磁接触器群4
5及びその他の機器類は、従来用いていたものと同一で
ある。それらの強電機器類は、強電機器取付ボード40
の上に平面的に配置している。42はパソコン部と強電
機器類との中継部である。この実施例の制御装置は、コ
ンパクト化されるとともに平面的な機器配置と両開き扉
によりメンテも容易となった。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、狭隘な場所におけるパイプ継ぎ溶接工事の段取
り作業である大型サイズの制御装置、電源装置等の設置
の労力、時間を省くことができ、パイプ敷設の効率を大
幅に向上できる。また、制御装置等を敷設するパイプ内
で設置、移動できるようにしたことにより、従来外置き
のために要した大型サイズの装置設置場所の確保、移動
作業のための労力、時間を削減できるので、パイプ敷設
工事の大幅な効率アップを図ることができる。さらに
は、他の施工装置(門型クレーン等)の小型化とも相俟
って、パイプラインを敷設するトンネルの径を小さくす
ることも可能である。その場合、パイプライン敷設のた
めの工事費の低減は莫大なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパイプライン溶接施工
方法(トンネル内ガスパイプライン施工方法)を模式的
に示す図である。
【図2】図1のパイプライン溶接施工方法に用いる制御
装置の正面図である。
【図3】図1のパイプライン溶接施工方法に用いる制御
装置の側面図である。
【図4】図1のパイプライン溶接施工方法に用いる制御
装置の内部機器配置図である。
【図5】パイプの円周自動溶接装置用の電源装置の正面
図である。
【図6】図5の電源装置の側面図である。
【図7】従来のパイプライン溶接施工方法(トンネル内
ガスパイプライン施工方法)を模式的に示す図である。
【図8】図7の従来のパイプライン溶接施工方法に用い
る制御装置の正面図である。
【図9】図7の従来のパイプライン溶接施工方法に用い
る制御装置の側面図である。
【符号の説明】
1 トンネル 2 敷設パイプ固
定側 3、4、5 敷設パイプ継ぎ側 6 インナークラ
ンプ装置 7 台車 8 レール 9 門型クレーン 10 パイプ円周自
動溶接装置 11 No.1ヘッド 12 No.2ヘッ
ド 13 ガイドレール 14 制御装置 15 No.1電源装置 16 No.2電源
装置 20 パイプ円周自動溶接装置 21 No.1制御
装置 22 No.2制御装置 23 ディスプレ
イ部 24 パソコン部 25 強電機器部 30 両開き扉 31 操作パネル 32 オプションコネクター部 33 キャスター 34 回転式アーム 35 キャスター 40 強電機器取付ボード 41 パソコン部 42 中継部 43 トランス 44 サーボドライバー 45 電磁接触器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 壬生 生男 茨城県那珂郡那珂町菅谷2982−3 (72)発明者 伊藤 浩司 茨城県ひたちなか市大成町14−19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のパイプを連続的に突き合せ溶接し
    てパイプラインを敷設する際の溶接施工方法であって;
    溶接装置の制御装置及び電源装置を、該パイプ内を移動
    可能な寸法・構造とし、これらを、溶接施工待ちの仮敷
    設パイプ内に収容し、溶接施工の進行(パイプライン敷
    設の進行)とともに、次々と後続の仮敷設パイプ内を移
    動させて行くことを特徴とするパイプライン溶接施工方
    法。
  2. 【請求項2】 上記溶接作業を外部ヘッド式の円周自動
    溶接装置を用いて行う請求項1記載のパイプライン溶接
    施工方法。
  3. 【請求項3】 さらに、既設パイプと継ぎパイプとの溶
    接接続部内面を固定するインナークランプ装置を用い、
    このインナークランプ装置をも溶接施工の進行(パイプ
    ライン敷設の進行)とともに、次々と後続の仮敷設パイ
    プ内を移動させて行く請求項1又は2記載のパイプライ
    ン溶接施工方法。
JP7195296A 1996-03-27 1996-03-27 パイプライン溶接施工方法 Pending JPH09253842A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222226A (ja) * 2008-02-19 2009-10-01 Jfe Engineering Corp パイプライン敷設方法及び該方法に用いる架台
CN115592327A (zh) * 2022-11-11 2023-01-13 山推工程机械股份有限公司(Cn) 钢轮的自动焊接生产线

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222226A (ja) * 2008-02-19 2009-10-01 Jfe Engineering Corp パイプライン敷設方法及び該方法に用いる架台
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