JPH09253308A - 遊技情報媒体 - Google Patents

遊技情報媒体

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JPH09253308A
JPH09253308A JP8087123A JP8712396A JPH09253308A JP H09253308 A JPH09253308 A JP H09253308A JP 8087123 A JP8087123 A JP 8087123A JP 8712396 A JP8712396 A JP 8712396A JP H09253308 A JPH09253308 A JP H09253308A
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JP
Japan
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card
game
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game information
terminal device
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JP8087123A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技情報媒体の使用頻度に応じて、遊技者に
特典を付与する。 【解決手段】 遊技店における使用量を記憶する使用量
記憶手段と、使用量記憶手段における記憶に基づいて、
所定期間における使用量が所定値を超えているか否かを
判断する使用頻度判断手段と、使用頻度判断手段におい
て、所定期間における使用量が所定値を超えていると判
断した場合に、特典を付与する特典付与手段と、使用頻
度判断手段において、所定期間における使用量が所定値
を超えていないと判断した場合に、特典の付与を規制す
る特典付与規制手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技店において使
用されるICカード等の遊技情報媒体に関し、特に、遊
技情報媒体の使用頻度に応じて、特典を与えるようにし
たものである。
【0002】
【従来の技術】近年、予め有価価値情報を記憶した磁気
カード等のプリペイドカードを遊技者に購入させ、この
プリペイドカードを使用して遊技媒体であるパチンコ球
等を貸し出すことにより、パチンコ機等の遊技機におい
て遊技を行うことができる遊技システムが普及してきて
いる。
【0003】このプリペイドカードを使用した遊技シス
テムでは、プリペイドカードを販売する際に、プレミア
ムを付加している。プリペイドカードにプレミアムを付
加する方法としては、プリペイドカードの販売金額に応
じて所定の使用金額を付加する方法や、プリペイドカー
ドを購入した際に、所定数のパチンコ球を貸し出す等の
方法が採られている。
【0004】また、パチンコ機等の遊技機において遊技
を行った後に、獲得した賞球を貯玉として会員カードに
記憶し、この貯玉記憶により、貯玉を使用できるように
している遊技店もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のプリペイドカードを用いた遊技システムでは、プレミ
アムの付加は、プリペイドカードの販売時にのみ行われ
ているので、遊技者は、プリペイドカードを購入した際
に、一律に利益が得られるのみである。すなわち、遊技
店では、遊技店を頻繁に利用してくれる遊技者に対して
より多くのプレミアムを付加することにより、遊技者に
対するサービスを向上させようとするのであるが、上記
した従来のプリペイドカードを用いた遊技システムで
は、頻繁に遊技を行う遊技者と、それほど頻繁に遊技を
行わない遊技者との間で、付与する利益に差を設けるこ
とができないという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑み提案されたもので、遊技情報媒体の
使用頻度に応じて、遊技者に特典を付与できるようにし
た遊技情報媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するために提案されたものであり、請求項1に記
載のものは、遊技店において使用され、少なくとも遊技
に使用される価値情報が記憶可能な遊技情報媒体におい
て、遊技店における使用量を記憶する使用量記憶手段
と、前記使用量記憶手段における記憶に基づいて、所定
期間における使用量が所定値を超えているか否かを判断
する使用頻度判断手段と、前記使用頻度判断手段におい
て、所定期間における使用量が所定値を超えていると判
断した場合に、特典を付与する特典付与手段と、前記使
用頻度判断手段において、所定期間における使用量が所
定値を超えていないと判断した場合に、特典の付与を規
制する特典付与規制手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0008】具体的には、上記した遊技情報媒体は、例
えば、電気的に情報を記憶可能なICカードにより構成
される。
【0009】また、上記した使用量記憶手段,使用頻度
判断手段,特典付与手段,特典付与規制手段は、ICカ
ードを構成するCPU(中央演算装置),ROM(リー
ドオンリメモリ),RAM,EEPROM等により構成
される。
【0010】請求項2に記載のものは、請求項1に記載
の構成に加えて、前記特典付与手段は、獲得遊技媒体を
景品に交換するための交換率を変更することにより、特
典を付与することを特徴とする。
【0011】具体的には、上記した獲得遊技媒体とは、
例えば、パチンコ機において獲得した賞球のことであ
る。
【0012】請求項3に記載のものは、上記した請求項
1に記載の構成に加えて、前記特典付与手段は、獲得遊
技媒体を遊技媒体の貸し出しに使用可能な有価価値情報
に変換するための変換率を変更することにより特典を付
与することを特徴とする。
【0013】具体的には、上記した遊技媒体の貸し出し
に使用可能な有価価値情報は、例えば、いわゆる貯玉記
憶である。
【0014】請求項4に記載のものは、上記した請求項
1に記載の構成に加えて、遊技情報媒体には、遊技情報
を記憶する遊技情報記憶手段と、遊技情報を表示する表
示手段と、を備え、前記特典付与手段は、前記遊技情報
記憶手段に記憶された特定の遊技情報を前記表示手段に
表示可能とすることにより特典を付与することを特徴と
する。
【0015】具体的には、上記した遊技情報記憶手段
は、例えば、ICカードを構成するEEPROM(Elec
trically Erasable and Programmable ROM)等により構
成される。
【0016】また、上記した表示手段は、例えば、IC
カードに格納された液晶表示装置等により構成される。
【0017】また、遊技情報とは、例えば、特定の遊技
機における始動口への入賞回数,大当たりの回数,獲得
球数,遊技に使用した金額等の情報である。
【0018】したがって、上記した発明によれば、次の
ような作用を奏する。すなわち、請求項1に記載の発明
では、ICカード等からなる情報媒体には、遊技に使用
される価値情報が記憶されている。
【0019】ICカードを所有している遊技者は、この
ICカードを用いて、パチンコ機等の遊技機で遊技を行
う。ICカードが使用されると、使用量記憶手段にIC
カードの使用量が記憶される。
【0020】使用頻度判断手段では、この使用量記憶手
段に記憶された、所定期間におけるICカードの使用量
が所定値を超えているかどうかを判断する。
【0021】そして、特典付与手段では、所定期間にお
ける使用量が所定値を超えていると判断した場合に、遊
技者に対して特典を付与する。
【0022】一方、特典付与規制手段では、所定期間に
おける使用量が所定値を超えていないと判断した場合
に、特典の付与を規制する。
【0023】請求項2に記載の発明では、獲得遊技媒体
を景品に交換するための交換率を変更することにより特
典を付与する。
【0024】具体的には、例えば、ある遊技店におい
て、3ヶ月間に20回以上ICカードが使用された場合
に、通常2.5円/玉の交換率で行っている景品交換
を、3.0円/玉の交換率に変更するという特典を得る
ことができる。
【0025】請求項3に記載の発明では、遊技媒体を遊
技媒体の貸し出しに使用可能な有価価値情報に変換する
ための変換率を変更することにより特典を付与する。
【0026】具体的には、例えば、ある遊技店におい
て、3ヶ月間に20回以上ICカードが使用された場合
に、通常2.5円/玉の交換率で行っている貯玉金額記
憶を、3.0円/玉の交換率に変更するという特典を得
ることができる。
【0027】請求項4に記載の発明では、遊技情報記憶
手段により、遊技情報を記憶する。そして、特典の付与
として、表示手段により、遊技情報記憶手段に記憶され
た特定の遊技情報を表示する。
【0028】具体的には、例えば、ある遊技店におい
て、3ヶ月間に20回以上ICカードが使用された場合
に、特定の遊技機における大当たりの回数等の遊技情報
を表示可能することにより、遊技者は、当該遊技情報に
基づいて有利な遊技機を選択する等の特典を得ることが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る遊技情報媒体の実施の形態を説明する。以下に説明
する実施形態では、本発明に係る遊技情報媒体として、
電気的に情報を記憶可能なICカードを使用し、このI
Cカードを使用して遊技を行う遊技店として、代表的な
遊技機であるパチンコ機が設置された遊技店を例にとっ
て説明する。
【0030】図1は、遊技店に設置した各機器の概略構
成を示したブロック図である。遊技店1内の適宜箇所に
は、図1に示すように、情報媒体としてのICカード2
を発行するカード発行機3,パチンコ機等の複数の遊技
機4…,遊技者が獲得した獲得遊技媒体である賞球を賞
球数に見合った景品と交換するための景品交換装置とし
ての景品POS(Point Of Sale)5,各遊技機4毎の
大当たりの発生回数等に関する遊技情報を表示する遊技
情報表示端末装置6,ICカード2に対して金額情報を
付加するための金額付加機7,遊技店1内に設置された
各装置を電気的に管理する管理装置8等が設置されてい
る。
【0031】上記した各装置は、図1に示すように、デ
ータの送受信を行うため、データ伝送路を介して相互に
連絡している。すなわち、カード発行機3,遊技機4,
景品POS5,遊技情報表示端末装置6,金額付加機7
は、赤外線等を利用した光通信により、下位中継装置9
と相互に連絡し、下位中継装置9は、赤外線等を利用し
た光通信により、上位中継装置10と相互に連絡し、上
位中継装置10は、遊技店1の管理装置8と電気的配線
11により相互に連絡している。
【0032】また、遊技店1の管理装置8は、図1に示
すように、電話回線12を介してICカード2の発行及
び精算を統括して管理するカード会社に設置した管理装
置13と電気的に連絡している。
【0033】なお、各装置間を連絡するデータ伝送路
は、データの送受信を行えればどのような手段でもよ
く、上記した赤外線通信、電気的配線11、電話回線1
2等の他に、光ファイバー通信、無線通信等を利用する
こともできる。
【0034】上記した下位中継装置9と、カード発行機
3,遊技機4,景品POS5,金額付加機7との間で
は、ポーリング処理によるデータの送受信が行われてい
るとともに、各下位中継装置9と上位中継装置10との
間では、ポーリング処理、あるいはイーサネット方式に
よるデータの送受信が行われている。
【0035】このイーサネット方式とは、代表的なLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)の接続方式であ
り、各カード発行機3等のノードが伝送路の信号(キャ
リア)を監視し、他のノードがいずれも信号を送り出し
ていないことを確認したうえでデータを送信する。ま
た、異なるノードが同時に信号を送り出した場合には、
一定時間後に、当該データを再送する。
【0036】上記したICカード2の運用方法を、さら
に詳しく説明する。カード会社は、複数の遊技店11に
対して、ICカード2を発行し、管理装置13によりI
Cカード2の発行及び精算を管理する。
【0037】このICカード2を購入した遊技店1は、
カード会社に対して、購入したICカード2の代金と、
ICカード2に対して付加された金額あるいは追加記憶
された金額とを支払う。
【0038】また、遊技店1において、遊技媒体である
パチンコ球が、景品POS5で貯球金額として扱われた
場合には、カード会社に対して貯球金額を支払う。
【0039】一方、ICカード2を販売したカード会社
は、付加金額と、貯球金額とをプールする。
【0040】そして、遊技店1では、遊技者に対してI
Cカード2を販売する。
【0041】また、遊技店1においてこのICカード2
が使用されると、遊技店1では、カード会社に対して、
ICカード2により貸し出されたパチンコ球の代金であ
る球貸金額と、景品POS5で貯球金額を使用して換金
された換金額とを請求する。
【0042】一方、球貸金額等の請求を受けたカード会
社では、プールしていた付加金額等の中から、遊技店1
に対して、球貸金額,換金額を支払う。
【0043】このような遊技システムを導入することに
より、ICカード2を全国共通に使用できるものとし
て、遊技者の便宜を図るとともに、遊技店1の経営の明
瞭化を図ることができる。
【0044】次に、図2から図4に基づき、遊技情報媒
体であるICカード2の第1実施形態を説明する。図
2,図3は、第1実施形態に係るICカードを示したも
ので、図2(A)はICカードの正面図、図2(B)は
ICカードの裏面図、図3はICカードの概略構成を示
したブロック図である。また、図4はICカードに記憶
するカード情報の内容を説明した説明図である。
【0045】なお、以下の説明では、カード発行機3,
遊技機4,景品POS5,遊技情報表示端末装置6,金
額付加機7を総称して「端末装置」として説明する。
【0046】図2,図3に示したICカード2は、接触
式のICカード2であり、端末装置でICカード2を使
用する際に、これらの機器にICカード2を接触させて
接続することにより、これらの機器とICカード2との
間でデータの送受信を行うようにしたものである。
【0047】このICカード2は、図2(A)に示すよ
うに、薄板状のプラスチック製カードの内部に、所定の
プログラムを格納し、このプログラムに基づいて動作す
るワンチップマイクロコンピュータ及びデータを記憶す
るための不揮発性メモリ等を備えた制御部20が搭載さ
れ、端末装置との間でデータの送受信を行えるようにし
たものである。
【0048】また、ICカード2の表面には、表示手段
として機能する液晶表示装置22と、この液晶表示装置
22を駆動するための電力を供給する太陽電池21とを
設け、ICカード2の内部には、液晶表示装置22にお
ける表示内容をサイクリックに切り替えるためのキース
イッチ23を設けてある。
【0049】また、ICカード22の裏面には、図2
(B)に示すように、端末装置との間でデータの送受信
を行う際に、端末装置に設けたカードリーダライタと電
気的に接続するための外部端子24を設けてある。
【0050】上記したICカード2を構成する制御部2
0及びその他の機器を、図3に基づき、さらに詳しく説
明する。上記したICカード2は、図3に示すように、
外部端子24,受信回路25,送信回路26,電源回路
27,クロック回路(クロック)28,クロック切替回
路29,電力切替回路30,太陽電池21,昇圧回路3
1,ドライバ回路(ドライバ)32,液晶表示装置(L
CD)21,CPU(中央演算装置)32,ROM(リ
ードオンリメモリ)33,RAM(ランダムアクセスメ
モリ)34,EEPROM35,キースイッチ23,時
計回路36,電池37を備えている。
【0051】外部端子24は、先に説明したように、各
端末装置に設けたカードリーダライタと電気的に接続す
るための端子であり、ICカード2を各端末装置と直接
接続することにより、ICカード2と各端末装置との間
で信号の送受信を行う。
【0052】なお、ICカード2と各端末装置に設けた
カードリーダライタとの間で送受信される情報とは、デ
ータ,コマンド,パラメータ,クロック信号等を含む広
い概念である。
【0053】以下に、上記したICカード2を構成する
各機器の関係を説明する。受信回路25は、外部端子2
4を介して各端末装置から信号を受信するための回路で
あり、受信した信号をCPU32に出力するとともに、
クロック切替回路29に対して、クロックの切替信号を
出力する。
【0054】送信回路26は、外部端子24を介して各
端末装置に対して信号を送信するための回路であり、C
PU32から出力される信号を外部端子24を介して各
端末装置に出力する。
【0055】クロック回路28は、CPU32の処理に
必要なクロック信号を生成して、クロック切替回路29
に出力する。クロック切替回路29は、各端末装置から
信号を受信するオンラインの状態と、オフラインの状態
(携帯時)とにおいて、CPU32に供給するクロック
信号を切り替えるための回路であり、オンラインの状態
では、各端末装置から供給されるクロック信号をCPU
32に供給し、オフラインの状態では、クロック回路2
8から供給されるクロック信号をCPU32に供給す
る。
【0056】太陽電池21は、太陽光等の光線を受けて
直流電力を発生して、電力切替回路30に供給する。
【0057】電力切替回路30は、ICカード2への電
力供給を、電源回路27あるいは太陽電池21に切り替
えるもので、ICカード2がカードリーダライタに装着
されたオンラインの状態では、外部端子より供給される
電力を、電源回路27を介して安定化した直流電力をC
PU32に供給し、ICカード2がカードリーダライタ
に装着されていないオフラインの状態では、太陽電池2
1からの直流電力をCPU32及び昇圧回路31に供給
する。
【0058】昇圧回路31は、液晶表示装置22を駆動
するために必要な電力に昇圧するための回路で、電力切
替回路30から供給された直流電圧を所定電圧に昇圧し
て、ドライバ回路32に供給する。
【0059】ドライバ回路32は、昇圧回路31によっ
て昇圧された直流電力により液晶表示装置22を駆動
し、このときCPU32の出力信号に基づいて、液晶表
示装置22に情報を表示する。液晶表示装置22は、ド
ライバ回路32によって駆動され、CPU32の出力信
号に基づいて、対応する情報を表示する。
【0060】キースイッチ23は、遊技者によって操作
されるスイッチであり、キーを押す毎に液晶表示装置2
2に表示する情報をサイクリックに切り替える。
【0061】CPU32は、ICカード2へのデータの
書き込み及び読み出しに必要な処理を行い、ROM33
は、CPU32において実行するプログラムや処理に必
要なデータを記憶している。RAM34は、ワークエリ
アとして用いられる。EEPROM35は、不揮発なメ
モリであり、電源供給が断たれても、データを保持する
ことができる。
【0062】時計回路36は、期間情報を計算するため
に、CPU32に対して時間情報を供給するための回路
で、電池37により電力を供給されている。
【0063】上記したCPU32,ROM33,RAM
34が、使用頻度判断手段、特典付与手段、特典付与規
制手段として機能し、上記したEEPROM35が、使
用量記憶手段、遊技情報記憶手段として機能し、上記し
た液晶表示装置22が、表示手段として機能する。
【0064】次に、図4に基づいて、ICカード2に記
憶するカード情報の内容を説明する。ICカード2のE
EPROM35には、図4に示すような、カード情報が
記憶される。
【0065】このカード情報は、図4に示すように、I
Cカード2を個別に識別するためのカード番号,セキュ
リティ情報,カード発行機3との間で相互認証を行うた
めの発行機識別番号,金額付加機7との間で相互認証を
行うための金額付加機識別番号,遊技機4との間で相互
認証を行うための遊技機識別番号,景品POS5との間
で相互認証を行うための景品POS識別番号、遊技情報
表示端末装置6との間で相互認証を行うための遊技情報
表示端末装置識別番号,球貸し金額,貯球金額,持ち球
数,遊技店1を個別に識別するためのホール識別情報,
遊技店1の名称であるホール名,ICカード2を最新に
使用した使用年月日,遊技情報として、獲得遊技媒体で
ある賞球を換金する際の換金率,賞球を貯球金額する際
の貯球交換率,ICカード2を最新に使用した遊技機4
の機種名,ICカード2を最新に使用した遊技機4にお
ける始動口入賞回数,ICカード2を最新に使用した遊
技機4における大当たり回数,ICカード2を最新に使
用した遊技機4における球貸し使用金額,ICカード2
を最新に使用した遊技機4における獲得球数,ICカー
ド2を所有している遊技者に対して特典を付与する際の
遊技者のレベル,遊技店1における新装開店情報,所定
の期間内における当該ICカード2の使用頻度等を計数
した期間計数情報,特典付与の条件に関する期間情報,
当該ICカード2の発行から現在までの使用頻度等を累
計した累計計数情報,その他の遊技情報等から構成され
る。
【0066】上記したICカード2に記憶された遊技情
報は、遊技者に対する特典として液晶表示装置22に表
示され、遊技者はこの遊技情報をもとに遊技を行うこと
ができる。
【0067】次に、図5から図7に基づいて、ICカー
ドの第2実施形態を説明する。図5から図7は第2実施
形態に係るICカードを示したもので、図5はICカー
ドの正面図、図6はICカードの概略構成を示したブロ
ック図、図7はICカード及び端末装置のカードリーダ
ライタの概略構成を示したブロック図である。
【0068】図5から図7に示したICカード40は、
非接触式のICカードであり、端末装置でICカード4
0を使用する際に、端末装置にICカード40を近接さ
せることにより、これらの機器とICカード40との間
で無線通信によりデータの送受信を行うようにしたもの
である。
【0069】このICカード40は、図5に示すよう
に、薄板状のプラスチック製カードの内部に、所定のプ
ログラムを格納し、このプログラムに基づいて動作する
ワンチップマイクロコンピュータ及びデータを記憶する
ための不揮発性メモリ等を備えた制御部41が搭載さ
れ、端末装置との間で無線通信によりデータの送受信を
行えるようにしたものである。
【0070】また、ICカード40の表面には、表示手
段として機能する液晶表示装置43と、この液晶表示装
置43を駆動するための電力を供給する太陽電池42と
を設け、ICカード40の内部には、端末装置との間で
無線通信によりデータの送受信を行うための送受信平面
コイル44と、液晶表示装置43における表示内容をサ
イクリックに切り替えるためのキースイッチ45を設け
てある。
【0071】上記したICカード40を構成する制御部
41及びその他の機器を、図6に基づき、さらに詳しく
説明する。上記したICカード40は、図6に示すよう
に、送受信平面コイル44,クロック取出回路46,直
流化回路47,送信回路48,復調回路49,クロック
回路(クロック)50,クロック切替回路51,電力切
替回路52,太陽電池42,昇圧回路53,ドライバ回
路(ドライバ)54,液晶表示装置(LCD)42,C
PU(中央演算装置)55,ROM(リードオンリメモ
リ)56,RAM(ランダムアクセスメモリ)57,E
EPROM58,キースイッチ45,時計回路59,電
池60を備えている。
【0072】上記した送受信平面コイル44は、端末装
置に設けたカードリーダライタから発射される電磁波を
捕捉して、電力、情報の供給を受けると、無線による電
磁結合により、カードリーダライタに対して情報を間接
的に送信するもので、ICカード40を無接点カードと
して機能させるものである。
【0073】なお、カードリーダライタから発射される
電磁波を捕捉する際に、その電磁エネルギーを捕捉し
て、ICカード40に供給すべき電力を得ている。
【0074】また、ICカード40と、端末装置に設け
たカードリーダライタとの間で送受信される情報とは、
データ,コマンド,パラメータ,クロック信号等を含む
広い概念である。
【0075】以下に、上記したICカード40を構成す
る各機器の関係を説明する。なお、以下の説明では、無
線による電磁結合により電力の供給を行い、相互に情報
の転送を行う状態を、「電力供給信号がある」という表
現を用いて説明する。
【0076】クロック取出回路46は、送受信平面コイ
ル44を介して受信したカードリーダライタからの無線
による電磁結合信号からクロック信号を取り出して、ク
ロック切替回路51に出力する。
【0077】一方、クロック回路50は、オフライン状
態(携帯時)におけるCPU55の処理に必要なクロッ
ク信号を生成して、クロック切替回路51に出力する。
【0078】クロック切替回路51は、クロック取出回
路46あるいはクロック回路50の出力を切り替えるも
のであり、ICカード40がカードリーダライタに装着
されて電磁結合している状態では、クロック取出回路4
6からのクロック信号をCPU55に供給し、カードリ
ーダライタに装着されていない状態では、クロック回路
50のクロック信号をCPU55に供給する。
【0079】直流化回路47は、送受信平面コイル44
を介して、捕捉したカードリーダライタからの無線によ
る電磁結合信号からICカード40への供給電力となる
電磁エネルギーを取り出して直流変換し、電力切替回路
52及び送信回路48に供給する。
【0080】太陽電池42は、太陽光等の光線を受けて
直流電力を発生して、電力切替回路52に供給する。
【0081】電力切替回路52は、ICカード40への
電力供給を直流化回路47あるいは太陽電池42に切り
替えるもので、ICカード40がカードリーダライタに
装着されて電磁結合している場合には、直流化回路47
からの直流電力をCPU55に供給し、ICカード40
がカードリーダライタに装着されていない場合には、太
陽電池42からの直流電力をCPU55及び昇圧回路5
3に供給する。
【0082】昇圧回路53は、液晶表示装置43を駆動
するために必要な電力に昇圧するための回路で、電力切
替回路52から供給された直流電圧を所定電圧に昇圧し
て、ドライバ回路54に供給する。
【0083】ドライバ回路54は、昇圧回路53によっ
て昇圧された直流電力により液晶表示装置43を駆動
し、このときCPU55の出力信号に基づいて、液晶表
示装置43に情報を表示する。
【0084】液晶表示装置43は、ドライバ回路54に
よって駆動され、CPU55の出力信号に基づいて、対
応する情報を表示する。
【0085】キースイッチ45は、遊技者によって操作
されるスイッチであり、キーを押す毎に液晶表示装置4
3に表示される情報をサイクリックに切り替える。
【0086】復調回路49は、送受信平面コイル44を
介して捕捉したカードリーダライタからの無線による電
磁結合信号を復調して、必要なデータを取り出し、取り
出したデータをCPU55に出力する。
【0087】送信回路48は、CPU55の出力信号に
基づいて、直流化回路47から供給される電力を消費す
ることで、カードリーダライタに対して、間接的にIC
カード40からの信号を送信する。
【0088】時計回路59は、期間情報を計算するため
に、CPU55に対して時間情報を供給するための回路
で、電池60により電力を供給されている。
【0089】CPU55は、ICカード40へのデータ
の書き込み及び読み出しに必要な処理を行い、ROM5
6は、CPU55において実行するプログラムや処理に
必要なデータを記憶している。RAM57は、ワークエ
リアとして用いられる。EEPROM58は、不揮発な
メモリであり、電源供給が断たれても、データを保持す
ることができる。
【0090】上記したCPU55,ROM56,RAM
57が、使用頻度判断手段、特典付与手段、特典付与規
制手段として機能し、上記したEEPROM58が、使
用量記憶手段、遊技情報記憶手段として機能し、上記し
た液晶表示装置43が、表示手段として機能する。
【0091】次に、図7に基づき、端末装置に設けたカ
ードリーダライタ70を電気的に制御するためのカード
リーダライタ制御装置71と、ICカード40との関係
を説明する。
【0092】カードリーダライタ制御装置(カードR/
W制御装置)71は、図7に示すように、CPU(中央
演算装置)72,変調回路73,受信回路74,送受信
平面コイル75,インターフェイス回路76,クロック
回路(クロック)77を備えている。
【0093】CPU72は、クロック回路77から動作
クロックの供給を受けて、ICカード40からのデータ
の読み出し及び書き込みに必要な演算処理を行い、カー
ドリーダライタ70を電気的に制御する。
【0094】変調回路73は、CPU72の出力信号に
基づき、ICカード40に対して動作電力を供給する信
号を変調して、送受信平面コイル75に出力する。した
がって、送受信平面コイル75には、ICカード40の
動作電力を供給する信号に対して、データが重畳して乗
ることになる。
【0095】送受信平面コイル75は、変調回路73の
出力に基づいて駆動され、ICカード40の送受信平面
コイル44に対して電磁結合によりICカード40の動
作電力及び送信データ,信号(クロック信号を含む)を
送信する。
【0096】受信回路74は、送受信平面コイル75に
供給される変調回路73の出力がどのように変化するか
を監視する。すなわち、ICカード40の送受信平面コ
イル44とカードリーダライタ制御装置71の送受信平
面コイル75との間の電磁結合により、ICカード40
の送信回路48によって送信すべき情報に基づいて電力
を消費するので、それに対応する電圧波形を監視するこ
とにより、間接的にICカード40からのデータに対応
した信号変化を検出して、ICカード40からのデータ
を受信することができる。
【0097】インターフェイス回路76は、CPU72
と、端末装置とを電気的に連絡するための回路であり、
各端末装置とCPU72とは、このインターフェイス回
路76を介して信号を送受信する。
【0098】次に、図8から図16に基づき、ICカー
ドにおける処理の手順の第1実施形態を説明する。図8
から図16は、ICカードにおける処理の手順の第1実
施形態を示したフローチャートで、図8から図11は、
オフライン状態のICカードにおける処理の手順を示し
たフローチャート、図12から図14は、オンライン状
態のICカードにおける処理の手順を示したフローチャ
ート、図15は、図14に示した遊技機処理の手順を示
したフローチャート、図16は、図14に示した遊技情
報表示端末装置処理の手順を示したフローチャートであ
る。なお、先に述べたように、カード発行機3,遊技機
4,景品POS5,遊技情報表示端末装置6,金額付加
機7を総称して「端末装置」として説明する。
【0099】また、ICカードは、第1実施形態に係る
接触型のICカード2として説明するが、第2実施形態
に係る非接触型のICカード40における処理も同様に
行われる。
【0100】ICカード2では、まずICカード2がオ
フラインの状態、すなわち、ICカード2を各端末装置
に装着せずに、遊技者が携帯している状態であるかどう
かを判断する(S1)。
【0101】ここで、オンラインの状態、すなわち、I
Cカード2を各端末装置に装着した状態であると判断し
た場合には、後に詳述するオンラインの状態における処
理(S31〜S67)を行う。
【0102】一方、オフラインの状態であると判断した
場合には、ICカード2が発行前の状態、すなわち、既
発行のICカード2であるか、あるいは未だ発行処理が
行われていない状態のICカード2であるかどうかを判
断する(S2)。
【0103】ここで、発行前のICカード2であると判
断した場合には、液晶表示装置22に発行前のICカー
ド2である旨の「初期」表示を行い(S3)、オフライ
ンモードの判断処理(S1)に戻る。
【0104】一方、既発行のICカード2であると判断
した場合には、キースイッチ23の操作に対応して、液
晶表示装置22に遊技情報を表示する。
【0105】すなわち、液晶表示装置22には、複数の
遊技情報が表示されるが、液晶表示装置22に表示され
る遊技情報は、キースイッチ23が1回操作される毎
に、サイクリックに切り替えて表示される。
【0106】液晶表示装置22には、まず、球貸し金額
を表示し(S4)、キースイッチ23が操作されると
(S5)、貯球金額を表示し(S6)、次にキースイッ
チ23が操作されると(S7)、持ち球数を表示し(S
8)、次にキースイッチ23が操作されると(S9)、
ホール名を表示する(S10)。
【0107】そして、次にキースイッチ23が操作され
ると(S11)、会員フラグがセットされているかどう
かを判断する(S12)。
【0108】ここで、会員フラグがセットされていない
と判断した場合には、オフラインモードの判断処理(S
1)に戻る。
【0109】一方、会員フラグがセットされていると判
断した場合には、液晶表示装置22に会員レベルを表示
する。すなわち、上記した球貸し金額,貯玉金額,持ち
球数,ホール名等の遊技情報は、どのレベルの遊技者で
あっても表示させることができるが、それ以外の遊技情
報は、ICカード2の使用頻度が高く、会員レベルに達
した遊技者のみが表示させることができる。
【0110】そして、次にキースイッチ23が操作され
ると(S14)、最新に遊技を行った遊技機の機種名を
表示し(S15)、次にキースイッチ23が操作される
と(S16)、最新に遊技を行った遊技機4における始
動口入賞数を表示し(S17)、次にキースイッチ23
が操作されると(S18)、最新に遊技を行った遊技機
4における大当たり回数を表示し(S19)、次にキー
スイッチ23が操作されると(S20)、最新に遊技を
行った遊技機4における球貸し使用金額を表示し(S2
1)、次にキースイッチ23が操作されると(S2
2)、最新に遊技を行った遊技機4における獲得球数を
表示し(S23)、次にキースイッチ23が操作される
と(S24)、当該遊技者が獲得球を貯球金額する際に
適用される貯球交換率値を表示し(S25)、次にキー
スイッチ23が操作されると(S26)、当該遊技者が
獲得球を換金する際に適用される換金率値を表示し(S
27)、次にキースイッチ23が操作されると(S2
8)、ICカード2を発行した遊技店1の新装開店情報
を表示し(S29)、次にキースイッチ23が操作され
ると(S30)、オフラインモードの判断処理(S1)
に戻り、上記した各遊技情報が、キースイッチ23の操
作に対応してサイクリックに表示される。
【0111】また、上記したオフラインモードの判断処
理(S1)において、オンラインの状態である、すなわ
ち、いずれかの端末装置に装着されていると判断した場
合には、まず、ICカード2を装着した端末装置との間
の通信における通信初期化処理を行う(S31)。
【0112】そして、通信初期化処理(S31)にエラ
ーがあるかどうかを判断し(S32)、エラーが発生し
た場合には、再度、通信初期化処理(S31)を行う。
【0113】一方、正常に通信初期化処理(S32)を
行うことができた場合には、端末装置からのセキュリテ
ィ情報の送信要求を待ち(S33)、セキュリティ情報
の送信要求があると、端末装置に対してセキュリティ情
報を送信する(S34)。
【0114】次に、端末装置から端末装置番号が送信さ
れてくるのを待ち(S35)、端末装置から端末装置番
号が送信されてくると、送信されてきた端末装置番号を
解析する(S36)。このようにして、ICカード2と
端末装置との間で相互に認証を行う。
【0115】そして、ICカード2と端末装置との間の
認証にエラーがあるかどうかを判断し(S37)、エラ
ーが発生した場合には、端末装置に対してエラー情報を
送信して(S38)、再度、通信初期化処理(S31)
を行う。
【0116】一方、ICカード2と端末装置との間で、
正常に相互認証が行われた場合には、端末装置に対して
ホール情報の送信を要求し、ホール情報が送信されてく
るのを待つ(S40)。ICカード2は、複数の遊技店
1において使用可能であるため、このホール情報によ
り、当該遊技店1における会員レベルを判断する。
【0117】次に、受信したホール情報が、既にICカ
ード2に記憶されているかどうかを判断し(S41)、
未登録なホール情報であれば、ICカード2に当該ホー
ル情報を登録する(S42)。具体的には、ICカード
2には、複数のホール情報、例えば、5箇所の遊技店に
関するホール情報を記憶することができる。
【0118】次に、ホール情報に対応する計数メモリ値
を取得するとともに(S43)、時間情報を取得し(S
44)、所定の更新期間を経過しているかどうかを判断
する(S45)。
【0119】ここで、更新期間が経過しいると判断した
場合には、期間計数メモリをクリアする(S46)。
【0120】すなわち、更新期間として所定の期間が設
定されていて、この更新期間が経過した場合には、期間
計数メモリをクリアして、改めて、計数を再開するので
ある。具体的には、更新期間は、例えば、1月1日から
3月31日までの3ヶ月間とか、ICカードを購入した
日から3ヶ月間のように設定され、期間情報としてIC
カード2に記憶される。なお、上記期間情報の設定は、
遊技店により自由に行うことができる。
【0121】一方、更新期間が経過していない場合に
は、期間計数メモリを更新するとともに(S47)、期
間累計メモリを更新する(S48)。
【0122】次に、期間計数メモリに記憶した期間計数
情報、あるいは期間累計メモリに記憶した累計計数情報
が所定値以上であるかどうかを判断する(S49)。
【0123】具体的には、期間計数メモリに記憶した期
間計数情報とは、例えば、所定期間内に、当該遊技店1
においてICカード2を使用した回数等の情報である。
また、期間累計メモリに記憶した累計計数情報とは、遊
技カードが発行されてから、該遊技店1においてICカ
ード2を使用した回数等の情報である。そして、この期
間計数情報が、期間情報として記憶された条件、例え
ば、3ヶ月間に、当該遊技店1において90回以上、I
Cカード2を使用する等の条件を満たすかどうか、ある
いは累計計数情報が、1,000回に達するかどうか等
が判断される。
【0124】なお、所定値の判断(S46)は、期間計
数メモリに記憶した期間計数情報のみに基づいて行って
もよいし、期間情報として他の条件を記憶し、この期間
情報に基づいて判断を行ってもよい。例えば、期間情報
として、3ヶ月間に、当該遊技店1において、1,00
0円以上使用した日数が60日以上である等の条件を付
加してもよい。
【0125】上記した判断処理(S49)が、使用頻度
判断手段において行われる。ここで、期間計数メモリに
記憶した期間計数情報等が所定値を超えている場合に
は、会員レベルとして会員フラグをセットし(S5
0)、一般遊技者と比較して有利な会員貯球交換率をセ
ットし(S51)、一般遊技者と比較して有利な会員換
金率をセットする(S52)。
【0126】上記した会員に対する処理(S50〜S5
2)が、特典付与手段において行われる。
【0127】一方、期間計数メモリに記憶した期間計数
情報等が所定値を超えていない場合には、会員フラグを
クリアし(S53)、通常貯球交換率をセットし(S5
4)、通常換金率をセットする(S55)。
【0128】上記した一般遊技者に対する処理(S53
〜S55)が、特典付与規制手段において行われる。
【0129】具体的には、例えば、一般遊技者の通常貯
球交換率及び通常換金率が2.5円/球である場合に、
会員貯球交換率及び会員換金率を3.0円/球とする。
【0130】次に、ICカード2を装着した端末装置に
対応した処理を行う。すなわち、端末装置がカード発行
機3である場合には(S56)、発行機処理を行い(S
57)、端末装置が金額付加機7である場合には(S5
8)、金額付加機処理を行い(S59)、端末装置が遊
技機4である場合には(S60)、遊技機処理を行い
(S61)、端末装置が景品POS5である場合には
(S62)、景品POS処理を行い(S63)、端末装
置が遊技情報表示端末装置6である場合には(S6
4)、遊技情報表示端末装置処理を行い(S65)、端
末装置が登録端末装置である場合には(S66)、登録
端末処理を行う(S67)。
【0131】上記した登録端末装置とは、例えば、遊技
店1に設置された装置であって、ICカード2を装着す
ることにより、遊技者の特典付与のレベルに応じて、各
種の遊技情報をICカード2に記憶するための装置であ
る。
【0132】図15に基づき、上記した遊技機処理(S
61)をさらに詳しく説明する。遊技機処理(S61)
では、まず、遊技機4からカード情報が要求されるのを
待つ(S61a)。
【0133】そして、遊技機4からカード情報の要求が
あると、遊技機4に対して、カード番号,球貸し金額,
貯玉金額,持ち球数等のカード情報を送信する(S61
b)。
【0134】次に、遊技機4からリード要求があるかど
うかを判断する(S61c)。ここで、遊技機4からリ
ード要求があった場合には、要求された情報を遊技機4
に対して送信し(S61d)、リード要求判断処理(S
61c)に戻る。
【0135】一方、遊技機4からリード要求がない場合
には、遊技機4からライト要求があるかどうかを判断す
る(S61e)。
【0136】ここで、遊技機4からライト要求があった
場合には、要求された情報を更新して書き込み(S61
f)、リード要求判断処理(S61c)に戻る。
【0137】図16に基づき、上記した遊技情報表示端
末装置処理(S65)をさらに詳しく説明する。遊技情
報表示端末装置処理(S65)では、まず、遊技情報表
示端末装置6から会員レベル情報が要求されるのを待つ
(S65a)。
【0138】そして、遊技情報表示端末装置6から会員
レベル情報の要求があると、遊技情報表示端末装置6に
対して、現在の会員レベルを送信する(S65b)。
【0139】次に、遊技情報表示端末装置6からリード
要求があるかどうかを判断する(S65c)。
【0140】ここで、遊技情報表示端末装置6からリー
ド要求があった場合には、要求された情報を遊技情報表
示端末装置6に対して送信し(S65d)、リード要求
判断処理(S65c)に戻る。
【0141】一方、遊技情報表示端末装置6からリード
要求がない場合には、遊技情報表示端末装置6からライ
ト要求があるかどうかを判断する(S65e)。
【0142】ここで、遊技情報表示端末装置6からライ
ト要求があった場合には、要求された情報を更新して書
き込み(S65f)、リード要求判断処理(S65c)
に戻る。
【0143】次に、図17から図19に基づき、ICカ
ード2における処理の手順の第2実施形態を説明する。
図17は、図13,図14に示した第1実施形態に係る
処理の手順に相当する、オンライン状態のICカードに
おける処理の手順を示したフローチャート、図18は、
図17に示した遊技機処理の手順を示したフローチャー
ト、図19は、図18に示した使用金額判定処理の手順
を示したフローチャートである。
【0144】この第2実施形態に係る処理では、上記し
た第1実施形態に係る処理がICカード2の使用回数に
対応して特典を付与していたのに対して、ICカード2
による球貸し使用金額に対して特典を付与するようにし
たものである。
【0145】なお、上記した第1実施形態に係る処理の
うち(S1)〜(S40)に説明した処理は、この第2
実施形態に係る処理にいても同様であるため説明を省略
し、図13に示した結合子以降の処理について説明す
る。
【0146】端末装置に対してホール情報の送信を要求
し、ホール情報が送信されてくると(図12において、
(S39)〜(S40))、受信したホール情報が、既
にICカードに記憶されているかどうかを判断し(S7
0)、未登録なホール情報であれば、ICカード2に当
該ホール情報を登録する(S71)。
【0147】次に、ホール情報に対応する玉貸しメモリ
値を取得してから(S72)、ICカード2を装着した
端末装置に対応した処理を行う。
【0148】すなわち、端末装置がカード発行機3であ
る場合には(S73)、発行機処理を行い(S74)、
端末装置が金額付加機7である場合には(S75)、金
額付加機処理を行い(S76)、端末装置が遊技機4で
ある場合には(S77)、遊技機処理を行い(S7
8)、端末装置が景品POS5である場合には(S7
9)、景品POS処理を行い(S80)、端末装置が遊
技情報表示端末装置6である場合には(S81)、遊技
情報表示端末装置処理を行い(S82)、端末装置が登
録端末装置である場合には(S83)、登録端末処理を
行う(S84)。
【0149】図18に基づき、上記した遊技機処理(S
78)をさらに詳しく説明する。遊技機処理(S78)
では、まず、遊技機4からカード情報が要求されるのを
待つ(S78a)。
【0150】そして、遊技機4からカード情報の要求が
あると、遊技機4に対して、カード番号,球貸し金額,
貯玉金額,持ち球数等のカード情報を送信する(S78
b)。
【0151】次に、遊技機4からリード要求があるかど
うかを判断する(S78c)。ここで、遊技機4からリ
ード要求があった場合には、要求された情報を遊技機4
に対して送信し(S78d)、リード要求判断処理(S
78c)に戻る。
【0152】一方、遊技機4からリード要求がない場合
には、遊技機4からライト要求があるかどうかを判断す
る(S78e)。
【0153】ここで、遊技機4からライト要求があった
場合には、要求された情報を更新して書き込み(S78
f)、使用金額判定処理を行って(S78g)、リード
要求判断処理(S78c)に戻る。
【0154】図19に基づき、上記した使用金額判定処
理(S78g)をさらに詳しく説明する。使用金額判定
処理(S78g)では、まず、更新した球貸し金額と、
前回の球貸し金額との差分を球貸しメモリに更新して記
憶する(S90)。
【0155】そして、球貸しメモリに記憶した球貸し使
用金額が、所定値を超えているかどうかを判断する(S
91)。
【0156】上記した判断処理(S91)が、使用頻度
判断手段において行われる。ここで、球貸しメモリに記
憶した球貸し使用金額が所定値を超えている場合には、
会員フラグをセットし(S92)、一般遊技者と比較し
て有利な会員貯球交換率をセットし(S93)、一般遊
技者と比較して有利な会員換金率をセットする(S9
4)。
【0157】上記した会員に対する処理(S92〜S9
4)が、特典付与手段において行われる。
【0158】一方、球貸しメモリに記憶した球貸し使用
金額が所定値を超えていない場合には、会員フラグをク
リアし(S95)、通常貯球交換率をセットし(S9
6)、通常換金率をセットし(S97)、処理を復帰す
る。
【0159】上記した一般遊技者に対する処理(S95
〜S97)が、特典付与規制手段において行われる。
【0160】具体的には、例えば、一般遊技者の通常貯
球交換率及び通常換金率が2.5円/球である場合に、
会員貯球交換率及び会員換金率を3.0円/球とする。
【0161】次に、図20,図21に基づき、遊技情報
表示端末装置6を説明する。図20は遊技情報表示端末
装置6の正面図、図21は遊技情報表示端末装置6を電
気的に制御する制御装置の概略構成を示したブロック図
である。
【0162】この遊技情報表示端末装置6は、各遊技機
4における始動口への入賞回数,大当たりの回数,獲得
球数,遊技に使用した金額等の遊技情報を表示するため
の装置である。
【0163】この遊技情報表示端末装置6は、図20に
示すように、箱状の本体80の前面の上部に、CRT等
からなる情報表示装置81とタッチ式入力部82を左右
に並べて設け、タッチ式入力部82の下方には、ICカ
ード2を挿入するためのICカード挿入口83を設け、
ICカード挿入口83の右側には、遊技情報表示端末装
置6の状態等を表示するためのランプ84を設け、本体
80の上部には、下位中継装置9との間でデータの送受
信を行うための通信制御装置85の通信部を設けてあ
る。
【0164】また、本体80の内部には、ICカード挿
入口83に連通する位置にカードリーダライタ86を設
け、前面に向かってスピーカ87を取り付けてある。
【0165】この遊技情報表示端末装置6内の適宜箇所
には、遊技情報表示端末装置6を電気的に制御するため
の制御装置90を設けてある。
【0166】この制御装置90は、図21に示すよう
に、相互に電気的に連絡したCPU(中央演算装置)9
1,ROM(リードオンリメモリ)92,RAM(ラン
ダムアクセメモリ)93と、CPU91に動作クロック
を供給するクロック発生器(クロック)94とを備えた
マイクロコンピュータにより構成されている。
【0167】そして、CPU91には、I/Oインター
フェイス95を介して、ハードディスク記憶装置等から
なる外部記憶装置96,ICカード2からの情報の読み
取り及びICカード2に対する情報の書き込みを行うカ
ードリーダライタ70を制御するためのカードリーダラ
イタ制御装置(カードR/W制御装置)97,下位中継
装置9との間でデータの送受信を行うための通信制御装
置85が電気的に連絡していて、相互にデータの送受信
を行っている。
【0168】また、CPU91には、I/Oインターフ
ェイス95を介して、情報表示装置(表示装置)81が
電気的に連絡しているとともに、タッチ式入力部82か
らのタッチ入力を処理するためのタッチモジュール98
が、タッチモジュール回路99を介して電気的に連絡し
ていて、相互にデータの送受信を行っている。
【0169】また、CPU91には、I/Oインターフ
ェイス95を介して、ランプ84が電気的に連絡してい
て、相互にデータの送受信を行っている。
【0170】さらに、CPU91には、I/Oインター
フェイス95を介して、音声情報を生成するためのサウ
ンドジェネレータ100が電気的に連絡していて、相互
にデータの送受信を行うとともに、サウンドジェネレー
タ100には、アンプ101を介してスピーカ87が電
気的に連絡していて、サウンドジェネレータ100で生
成した音声情報をアンプ101で増幅し、スピーカ87
から発生している。
【0171】次に、図22,図23に基づき、遊技情報
表示端末装置6における処理の手順を説明する。図2
2,図23は、遊技情報表示端末装置6における処理の
手順を示したフローチャートである。
【0172】遊技情報表示端末装置6では、遊技店1が
開店して電源が投入されると、RAM93をクリアした
り、各機器を初期設定したりする初期化処理を行い(S
100)、管理装置8との間の回線テスト処理を行い
(S101)、管理装置8に対して初期値を要求する初
期値要求処理を行い(S102)、管理装置8から開店
指令が送信されてくるのを待つ(S103)。
【0173】そして、管理装置8から開店指令が送信さ
れてくると、ICカード挿入口83からカードリーダラ
イタ70内にICカード2が装着されたかどうかを判断
する(S104)。
【0174】ここで、ICカード2が装着されていない
と判断した場合には、情報表示装置81において、遊技
情報表示端末装置6の操作方法の説明や、サービスタイ
ム等の各種のお知らせや、デモ表示等を行う普段処理を
行い(S105)、ICカード2が装着されるのを待つ
(S104)。
【0175】そして、ICカード2が装着されると、I
Cカード2に対してセキュリティ情報を要求し(S10
6)、正規なICカード2であるかどうかを判断する
(S107)。
【0176】ここで、セキュリティ情報に異常を発見
し、正規なICカード2ではないと判断した場合には、
ICカード挿入口83からICカード2を排出し(S1
08)、カード装着判断処理(S104)に戻る。
【0177】一方、正規なICカード2であると判断し
た場合には、ICカード2との間で相互認証を行うた
め、ICカード2に対して遊技情報表示端末装置6の番
号情報を送信する(S109)。
【0178】次に、ICカード2からエラー情報が送信
されてきたかどうかを判断する(S110)。ここで、
ICカード2との間で相互認証に失敗し、ICカード2
からエラー情報が送信されてきた場合には、ICカード
挿入口83からICカード2を排出し(S111)、カ
ード装着判断処理(S104)に戻る。
【0179】一方、ICカード2との間で相互認証に成
功した場合には、ICカード2からホール情報が要求さ
れるのを待つ(S112)。
【0180】そして、ICカード2からホール情報の送
信要求があると、ICカード2に対してホール情報を送
信し(S113)、ICカード2に対して会員レベル情
報を要求し(S114)、ICカード2から会員レベル
情報が送信されてくるのを待つ(S115)。
【0181】そして、ICカード2から会員レベル情報
が送信されてくると、ICカード2の所有者が、特典を
付与することができる会員レベルに達しているかどうか
を判断する(S116)。
【0182】ここで、遊技者が特典を付与することがで
きる会員レベルに達していると判断した場合には、会員
レベルに達した遊技者のみが情報表示装置81に表示可
能な遊技情報を表示させるための会員遊技情報報知処理
を行い(S117)、終了スイッチが操作されるのを待
つ(S118)。例えば、会員遊技情報報知処理では、
稼働率の高い遊技機、始動口への入賞率の高い遊技機等
を報知する。
【0183】そして、終了スイッチが操作されると、I
Cカード挿入口83からICカード2を排出し(S11
9)、カード装着判断処理(S104)に戻る。
【0184】一方、遊技者が特典を付与することができ
る会員レベルに達していないと判断した場合、すなわち
一般レベルの遊技者である場合には、一般遊技者が情報
表示装置81に表示可能な遊技情報を表示させるための
通常遊技情報報知処理を行い(S120)、終了スイッ
チが操作されるのを待つ(S121)。
【0185】そして、終了スイッチが操作されると、I
Cカード挿入口83からICカード2を排出し(S11
9)、カード装着判断処理(S104)に戻る。
【0186】なお、上記した実施形態では、パチンコ機
からなる遊技機4を設置した遊技場について説明を行っ
たが、本発明に係る情報媒体を使用した遊技場設備は、
その他の遊技場、例えば、スロットマシン、いわゆるパ
チスロ機、雀球遊技機、アレンジボール式遊技機等を設
置した遊技場に対しても応用することができる。
【0187】
【発明の効果】本発明は、上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。請求
項1に記載の発明では、特典付与手段により、所定期間
における遊技情報媒体の使用量が所定値を超えていると
判断した場合に、遊技者に対して特典を付与することが
できる。
【0188】したがって、請求項1記載の発明では、遊
技情報媒体の使用頻度に応じて、遊技者に特典を付与す
ることが可能な遊技情報媒体を提供することが、遊技者
に対するサービスを向上させることができるとともに、
遊技情報媒体の利用を促進することにより、遊技店の利
益も向上させることができる。具体的には、当該遊技店
で頻繁に遊技を楽しむ優良顧客(所謂リピーター)を特
定でき、この様な顧客への特別なサービスを提供するこ
とができ、顧客サービスの差別化ができる。
【0189】請求項2に記載の発明では、獲得遊技媒体
を景品に交換するための交換率を変更することにより、
特典を付与することができる。
【0190】したがって、請求項2に記載の発明では、
上記した請求項1に記載の発明の効果に加えて、遊技者
に対するサービスをさらに向上させることができるとと
もに、遊技情報媒体の利用を促進することにより、遊技
店の利益もさらに向上させることができる。
【0191】請求項3に記載の発明では、遊技媒体を遊
技媒体の貸し出しに使用可能な有価価値情報に変換する
ための変換率を変更することにより、特典を付与するこ
とができる。
【0192】したがって、請求項3に記載の発明では、
上記した請求項1に記載の発明の効果に加えて、遊技者
に対するサービスをさらに向上させることができるとと
もに、遊技情報媒体の利用を促進することにより、遊技
店の利益もさらに向上させることができる。
【0193】請求項4に記載の発明では、遊技情報記憶
手段により、遊技情報を記憶し、特典の付与として、表
示手段により、遊技情報記憶手段に記憶された特定の遊
技情報を表示する。
【0194】したがって、請求項4に記載の発明では、
上記した請求項1に記載の発明の効果に加えて、遊技者
に有用な遊技情報を提供することができるので、遊技者
に対するサービスをさらに向上させることができるとと
もに、遊技情報媒体の利用を促進することにより、遊技
店の利益もさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技店に設置した機器の概略構成を示したブロ
ック図である。
【図2】第1実施形態に係るICカードを示したもの
で、(A)は正面図、(B)は裏面図である。
【図3】第1実施形態に係るICカードの概略構成を示
したブロック図である。
【図4】第1実施形態に係るICカードに記憶するカー
ド情報の内容を説明した説明図である。
【図5】第2実施形態に係るICカードの正面である。
【図6】第2実施形態に係るICカードの概略構成を示
したブロック図である。
【図7】第2実施形態に係るICカード及びカードリー
ダライタの概略構成を示したブロック図である。
【図8】オフライン状態のICカードにおける処理の手
順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図9】オフライン状態のICカードにおける処理の手
順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図10】オフライン状態のICカードにおける処理の
手順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図11】オフライン状態のICカードにおける処理の
手順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図12】オンライン状態のICカードにおける処理の
手順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図13】オンライン状態のICカードにおける処理の
手順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図14】オンライン状態のICカードにおける処理の
手順の第1実施形態を示したフローチャートである。
【図15】図14に示した遊技機処理の手順を示したフ
ローチャートである。
【図16】図14に示した遊技情報表示端末装置処理の
手順を示したフローチャートである。
【図17】オンライン状態のICカードにおける処理の
手順の第2実施形態を示したフローチャートである。
【図18】図17に示した遊技機処理の手順を示したフ
ローチャートである。
【図19】図18に示した使用金額判定処理の手順を示
したフローチャートである。
【図20】遊技情報表示端末装置の正面図である。
【図21】遊技情報表示端末装置を電気的に制御する制
御装置の概略構成を示したブロック図である。
【図22】遊技情報表示端末装置における処理の手順を
示したフローチャートである。
【図23】遊技情報表示端末装置における処理の手順を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技店 2 ICカード 3 カード発行機 4 遊技機 5 景品POS 6 遊技情報表示端末装置 7 金額付加機 8 管理装置 9 下位中継装置 10 上位中継装置 11 電気的配線 12 電話回線 13 カード会社の管理装置 (ICカード2) 20 制御部 21 太陽電池 22 液晶表示装置 23 キースイッチ 24 外部端子 25 受信回路 26 送信回路 27 電源回路 28 クロック回路 29 クロック切替回路 30 電力切替回路 31 ドライバ回路 32 CPU 33 ROM 34 RAM 35 EEPROM 36 時計回路 37 電池 40 ICカード(第2実施形態) 41 制御部 42 太陽電池 43 液晶表示装置 44 送受信平面コイル 45 キースイッチ 46 クロック取出回路 47 直流化回路 48 送信回路 49 復調回路 50 クロック回路 51 クロック切替回路 52 電力切替回路 53 昇圧回路 54 ドライバ回路 55 CPU 56 ROM 57 RAM 58 EEPROM 59 時計回路 60 電池 70 カードリーダライタ 71 カードリーダライタ制御装置 72 CPU 73 変調回路 74 受信回路 75 送受信平面コイル 76 インターフェイス回路 77 クロック回路 (遊技情報表示端末装置6) 80 本体 81 情報表示装置 82 タッチ式入力部 83 ICカード挿入口 84 ランプ 85 通信制御装置 86 カードリーダライタ 87 スピーカ 90 制御装置 91 CPU 92 ROM 93 RAM 94 クロック発生器 95 I/Oインターフェイス 96 外部記憶装置 97 カードリーダライタ制御装置 98 タッチモジュール 99 タッチモジュール回路 100 サウンドジェネレータ 101 アンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店において使用され、少なくとも遊
    技に使用される価値情報が記憶可能な遊技情報媒体にお
    いて、 遊技店における使用量を記憶する使用量記憶手段と、 前記使用量記憶手段における記憶に基づいて、所定期間
    における使用量が所定値を超えているか否かを判断する
    使用頻度判断手段と、 前記使用頻度判断手段において、所定期間における使用
    量が所定値を超えていると判断した場合に、特典を付与
    する特典付与手段と、 前記使用頻度判断手段において、所定期間における使用
    量が所定値を超えていないと判断した場合に、特典の付
    与を規制する特典付与規制手段と、 を備えたことを特徴とする遊技情報媒体。
  2. 【請求項2】 前記特典付与手段は、 獲得遊技媒体を景品に交換するための交換率を変更する
    ことにより、特典を付与することを特徴とする請求項1
    に記載の遊技情報媒体。
  3. 【請求項3】 前記特典付与手段は、 獲得遊技媒体を遊技媒体の貸し出しに使用可能な有価価
    値情報に変換するための変換率を変更することにより、
    特典を付与することを特徴とする請求項1または2に記
    載の遊技情報媒体。
  4. 【請求項4】 遊技情報媒体には、 遊技情報を記憶する遊技情報記憶手段と、 遊技情報を表示する表示手段と、を備え、前記特典付与
    手段は、 前記遊技情報記憶手段に記憶された特定の遊技情報を、
    前記表示手段に表示可能とすることにより、特典を付与
    することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    の遊技情報媒体。
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