JPH09250921A - 被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法 - Google Patents

被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法

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JPH09250921A
JPH09250921A JP8743496A JP8743496A JPH09250921A JP H09250921 A JPH09250921 A JP H09250921A JP 8743496 A JP8743496 A JP 8743496A JP 8743496 A JP8743496 A JP 8743496A JP H09250921 A JPH09250921 A JP H09250921A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の大きさの被製版ロールを全自動製版工
場で扱うために被製版ロールを最初に取り扱う時点で被
製版ロールの長さ及びテーパ軸孔を計測してデータベー
スに登録し、以後、被製版ロールをハンドリングすると
きに利用するための,被製版ロールの長さ及びテーパ軸
孔の計測方法。 【構成】 距離H1 だけ離れた円錐計測コーンTを下降
して被製版ロールRの上端面のテーパ軸孔に嵌合すると
ともに、頂点Pよりも距離H2 だけ高い検出杆Kを円錐
計測コーンTと一体的に下降して早くロール上端面に当
接させて相対的に持ち上がるようにし、円錐計測コーン
Tの下降ストロークS1 と検出杆Kの相対的に持ち上が
りストロークS2 を計測し、被製版ロールRの長さLを
式:L=H1 +H2 −S1 +S2 から算出し、被製版ロ
ールRのテーパ軸孔の端面における直径dを式:d=2
×(H2 +S2 )×tan( α°×1/2)から算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の大きさの被
製版ロールを全自動製版工場で扱うために被製版ロール
を最初に取り扱う時点で被製版ロールのテーパ軸孔の端
面における直径を計測してデータベースに登録し、以
後、被製版ロールをハンドリングするときに利用するた
めの,被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の端面におけ
る直径を計測する被製版ロールの長さ及び軸孔の計測方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スタッカクレーンや産業用ロボッ
トにより被製版ロールをハンドリングするには、被製版
ロールがどの位置にどのような大きさで置かれているか
データが必要である。そこで、種々の大きさの被製版ロ
ールを全自動製版工場で扱うためには、被製版ロールに
固有の番号を付けるとともに、人為的に被製版ロールの
長さ及びテーパ軸孔の端面における直径を計測してデー
タベースに登録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑み案出したもので、種々の大きさの被製版ロールを
全自動製版工場で扱うために被製版ロールを最初に取り
扱う時点で被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の端面に
おける直径を計測してデータベースに登録し、以後、被
製版ロールをハンドリングするときに利用するための,
被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の端面における直径
を計測する,被製版ロールの長さ及び軸孔の計測方法を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、上記
課題を解決するために、床面Fに立てられる被製版ロー
ルRの長さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを計測する
方法であって、円錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ
離れて上方に待機されている円錐角がα°である円錐計
測コーンTをストロークS1 だけ下降して被製版ロール
Rの上端面のテーパ軸孔に嵌合するとともに、下端面を
前記円錐の頂点Pよりも距離H2 だけ高く上方に待機さ
れている検出杆Kを前記円錐計測コーンTと一体的に下
降しかつ該下端面を前記円錐計測コーンTの前記テーパ
軸孔との嵌合よりも早くロール上端面に当接させ、該当
接した後は、検出杆Kを円錐計測コーンTに対して相対
的に持ち上がるようにし、円錐計測コーンTの下降スト
ロークS1 と検出杆Kの相対的に持ち上がりストローク
S2 を計測し、被製版ロールRの長さLを式:L=H1
+H2 −S1 +S2 から算出し、被製版ロールRのテー
パ軸孔の端面における直径dを式:d=2×(H2 +S
2 )×tan( α°×1/2)から算出することを特徴とす
る被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法を提供
するものである。
【0005】本願第二の発明は、上記課題を解決するた
めに、床面Fに立てられる被製版ロールRの長さLと上
端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であって、円
錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上方に待機
される円錐角がα°である円錐計測コーンTをストロー
クS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面のテーパ軸
孔に嵌合するとともに、下端面が床面Fから距離H3 だ
け離れて上方に待機される検出杆Kを前記計測コーンT
と一体的に下降しかつ該下端面を前記円錐計測コーンT
の前記テーパ軸孔への嵌合よりも早くロール上端面に当
接させ、該当接した後は、検出杆Kを円錐計測コーンT
に対して相対的に持ち上がるようにし、円錐計測コーン
Tの下降ストロークS1 と検出杆Kの相対的に持ち上が
りストロークS2 を計測し、被製版ロールRの長さLを
式:L=H1 +H2 −S1 +S2から算出し、被製版ロ
ールRのテーパ軸孔の端面における直径dを式:d=2
×(H2 +S2 )×tan( α°×1/2)から算出するこ
とを特徴とする被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計
測方法を提供するものである。
【0006】本願第三の発明は、上記課題を解決するた
めに、床面Fに立てられる被製版ロールRの長さLと上
端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であって、円
錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上方に待機
される円錐角がα°である円錐計測コーンTをストロー
クS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面のテーパ軸
孔に嵌合するとともに、下端面を前記円錐の頂点Pより
も距離H4 だけ高く上方に待機される検出杆Kを前記円
錐計測コーンTと一体的に下降しかつ前記円錐計測コー
ンTの前記テーパ軸孔への嵌合した後は該検出杆Kを引
き続き独立して下降して下端面をロール上端面に当接さ
せ、円錐計測コーンTの下降ストロークS1 と検出杆K
の独立した下降ストロークS4 を計測し、被製版ロール
Rの長さLを式:L=H1 +H4 −S1 −S4 から算出
し、被製版ロールRのテーパ軸孔の端面における直径d
を式:d=2×(H4 −S4 )×tan( α°×1/2)か
ら算出することを特徴とする被製版ロールの長さ及びテ
ーパ軸孔の計測方法を提供するものである。
【0007】本願第四の発明は、上記課題を解決するた
めに、床面Fに立てられる被製版ロールRの長さLと上
端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であって、円
錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上方に待機
される円錐角がα°である円錐計測コーンTをストロー
クS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面のテーパ軸
孔に嵌合するとともに、下端面が床面Fから距離H5 だ
け離れて上方に待機される検出杆Kを前記円錐計測コー
ンTと一体的に下降しかつ前記円錐計測コーンTの前記
テーパ軸孔への嵌合した後は該検出杆Kを引き続き独立
して下降して下端面をロール上端面に当接させ、円錐計
測コーンTの下降ストロークS1 と検出杆Kの独立した
下降ストロークS4 を計測し、被製版ロールRの長さL
を式:L=H5 −S1 −S4 から算出し、被製版ロール
Rのテーパ軸孔の端面における直径dを式:d=2×
(H5 −H1 −S4 )×tan( α°×1/2)から算出す
ることを特徴とする被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔
の計測方法を提供するものである。
【0008】
【実施の形態】本願第一の発明の被製版ロールのテーパ
軸孔の計測方法の実施の形態を図1を参照して説明す
る。この計測方法は、床面Fに立てられる被製版ロール
Rの長さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを同時に計測
する方法であって、支杆Aを固定している昇降ブラケッ
トBを下降することにより、円錐の頂点Pが床面Fから
距離H1 だけ離れて上方に待機されている円錐角がα°
である円錐計測コーンTをストロークS1 だけ下降して
被製版ロールRの上端面のテーパ軸孔に嵌合するととも
に、持ち上がり自在に前記昇降ブラケットBに付設して
ある,下端面を前記円錐の頂点Pよりも既知の距離H2
だけ高く上方に待機されている検出杆Kを、前記昇降ブ
ラケットBの下降により、前記円錐計測コーンTと一体
的に下降しかつ該下端面を前記円錐計測コーンTの前記
テーパ軸孔への嵌合よりも早くロール上端面に当接さ
せ、該当接した後は、検出杆Kを円錐計測コーンTに対
して相対的に持ち上がるようにし、円錐計測コーンTの
下降ストロークS1 を支杆Aに設けられたラックM1 に
より回転されるピニオンM2 の回転数をロータリーエン
コーダE1 で検出するとともに、検出杆Kの昇降ブラケ
ットBからの持ち上がるストロークS2 を検出杆Kに設
けられたラックM3 により回転されるピニオンM4 の回
転数をロータリーエンコーダE2 で検出し、ロータリー
エンコーダE1 、E2 の検出信号をコントローラCによ
り、カウントして所要の演算を行ってストロークS1 、
S2 を算出し、次いで、被製版ロールRの長さLを式:
L=H1 +H2 −S1 +S2 から算出し、次いで、被製
版ロールRのテーパ軸孔の端面における直径dを式:d
=2×(H2 +S2 )×tan( α°×1/2)から算出し
てLとdをデータベースに登録する。以後、コントロー
ラCは、被製版ロールRの長さLと軸孔の直径dを被製
版ロールRの移送場所のハンドリング装置や製版装置や
製版ラインのハンドリング装置にデータ転送してハンド
リング(チャック動作)に利用する。
【0009】この計測方法で計測される被製版ロールR
の長さLは、最長から最小までの範囲、具体的には 200
cm〜50cmである。α°は既知の角度であり60°とするこ
とが好ましく、コントローラCは、予めα°を入力する
とtan( α°×1/2)の値がRAMに設定されるように
なっているか、またはtan( α°×1/2)の値が直接に
ROMに入力設定されるようになっている。検出杆Kが
持ち上がってもその後の昇降ブラケットBの上昇時に重
力作用により該昇降ブラケットBに対して相対的に下降
復帰するから、H2 は常に既知の数値として扱うことが
でき、コントローラCに予め入力設定する。昇降ブラケ
ットBの上方待機位置が決まっているときはH1 は既知
の数値として扱うことができ、コントローラCに予め入
力設定する。しかし、昇降ブラケットBの上方待機位置
が決まっていないときは、H1 は既知の数値として扱う
ことができないから、既知の数値として扱うために、そ
の都度の昇降ブラケットBの上方待機位置に対応したH
1 をロータリーエンコーダE1 の検出信号としてコント
ローラCに入力設定する。
【0010】図1において、上述した計測方法は、検出
杆Kの下端面と円錐計測コーンTの頂点Pとの距離H2
に基づいて計算しているが、検出杆Kの下端面の床面か
ら距離H3 に基づいて計算しても良い。すなわち、 本
願第二の発明の被製版ロールのテーパ軸孔の計測方法の
実施の形態を図1を参照して説明する。本願第二の発明
の被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法は、床
面に立てられる被製版ロールの長さと上端面のテーパ軸
孔の直径を計測する方法であって、頂点Pが床面Fから
距離H1 だけ離れて上方に待機されている円錐角がα°
である円錐面を備えた円錐計測コーンTをストロークS
1 だけ下降して被製版ロールRの上端面のテーパ軸孔に
嵌合するとともに、下端面を床面から距離H3 だけ離れ
て上方に待機されている検出杆Kを前記円錐計測コーン
Tと一体的に下降しかつ該下端面を前記円錐計測コーン
Tの前記テーパ軸孔との嵌合よりも早くロール上端面に
当接させ、該当接した後は、検出杆Kを円錐計測コーン
Tに対して相対的に持ち上がるようにし、円錐計測コー
ンTの下降ストロークS1 と検出杆Kの相対的に持ち上
がりストロークS2 を計測し、被製版ロールRの長さL
を式:L=H3 −S3 =H3 −S1 +S2 〔∴S3 は検
出杆Kの実下降ストロークを表す〕から算出し、被製版
ロールRのテーパ軸孔の端面における直径dを式:d=
2×X×tan( α°×1/2)=2×(H2 +S2 )×t
an( α°×1/2)〔∴Xは円錐計測コーンTのテーパ軸
孔への嵌合深さを表す〕から算出するものである。
【0011】続いて、本願第三の発明の被製版ロールの
テーパ軸孔の計測方法の実施の形態を図2を参照して説
明する。この計測方法は、床面Fに立てられる被製版ロ
ールRの長さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを同時に
計測する方法であって、支杆Aを固定している昇降ブラ
ケットBを下降することにより、円錐の頂点Pが床面F
から距離H1 だけ離れて上方に待機されている円錐角が
α°である円錐計測コーンTをストロークS1 だけ下降
して被製版ロールRの上端面のテーパ軸孔に嵌合すると
ともに、昇降自在に前記昇降ブラケットBにガイドされ
る検出杆KをロッドレスシリンダDにより上昇させて検
出杆Kの下端面を前記円錐の頂点Pよりも既知の距離H
4 だけ高く持ち上がった状態から、該検出杆Kを、前記
昇降ブラケットBの下降により、前記円錐計測コーンT
と一体的に下降しかつ前記円錐計測コーンTの前記テー
パ軸孔への嵌合した後は該検出杆Kを引き続き独立して
下降して下端面をロール上端面に当接させ、円錐計測コ
ーンTの下降ストロークS1 を支杆Aに設けられたラッ
クM1 により回転されるピニオンM2 の回転数をロータ
リーエンコーダE1 で検出するとともに、検出杆Kの昇
降ブラケットBからの相対下降ストロークS4を検出杆
Kに設けられたラックM3 により回転されるピニオンM
4 の回転数をロータリーエンコーダE2 で検出し、ロー
タリーエンコーダE1 、E2 の検出信号をコントローラ
Cにより、カウントして所要の演算を行ってストローク
S1 、S4 を算出し、次いで、被製版ロールRの長さL
を式:L=H1 +H4 −S1 −S4 から算出し、次い
で、被製版ロールRのテーパ軸孔の端面における直径d
を式:d=2×(H4 −S4 )×tan( α°×1/2)か
ら算出してLとdをデータベースに登録する。以後、コ
ントローラCは、被製版ロールRの長さLと軸孔の直径
dを被製版ロールRの移送場所のハンドリング装置や製
版装置や製版ラインのハンドリング装置にデータ転送し
てハンドリング(チャック動作)に利用する。H4 は常
に既知の数値として扱うことができ、コントローラCに
予め入力設定する。なお、図2において図1と同一の符
号については、同一の構成である。
【0012】図2において、上述した計測方法は、検出
杆Kの下端面と円錐計測コーンTの頂点Pとの距離H4
に基づいて計算しているが、検出杆Kの下端面の床面か
ら距離H5 に基づいて計算しても良い。すなわち、本願
第四の発明の被製版ロールのテーパ軸孔の計測方法は、
床面Fに立てられる被製版ロールRの長さLと上端面の
テーパ軸孔の直径dを計測する方法であって、円錐の頂
点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上方に待機される
円錐角がα°である円錐計測コーンTをストロークS1
だけ下降して被製版ロールRの上端面のテーパ軸孔に嵌
合するとともに、下端面が床面Fから距離H5 だけ離れ
て上方に待機される検出杆Kを前記円錐計測コーンTと
一体的に下降しかつ前記円錐計測コーンTの前記テーパ
軸孔への嵌合した後は該検出杆Kを引き続き独立して下
降して下端面をロール上端面に当接させ、円錐計測コー
ンTの下降ストロークS1 と検出杆Kの独立した下降ス
トロークS4 を計測し、被製版ロールRの長さLを式:
L=H5 −S1 −S4 から算出し、被製版ロールRのテ
ーパ軸孔の端面における直径dを式:d=2×(H5 −
H1 −S4 )×tan( α°×1/2)から算出するもので
ある。H5 は常に既知の数値として扱うことができ、コ
ントローラCに予め入力設定する。なお、図2において
図1と同一の符号については、同一の構成である。
【0013】上記のストロークS1 ,S2 の計測は、ロ
ータリーエンコーダではなくリニアエンコーダによって
行っても良い。上記のような上記実施の形態では、Lと
dと同時に計測しコントローラCに自動入力するので面
倒でなく人為的なミスが発生しない。なお、被製版ロー
ルRの測定位置への位置決めが正確に行われないと、被
製版ロールRのテーパ軸孔に円錐計測コーンTの円錐面
が片当たりして正しい計測が行われないので、被製版ロ
ールRをセンタリングする装置を床面に付設して被製版
ロールRの測定位置への位置決めを正確に行うか、また
は図3のように、円錐計測コーンTと支杆Aの間に多方
向誘導機構Uを介設して円錐計測コーンTを水平面内の
二次元方向に移動自在に設けて被製版ロールRのテーパ
軸孔に円錐計測コーンTの円錐面が片当たりしても円錐
計測コーンTが片当たりを解消するように水平面内の移
動を生じるようにすることが好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の被製
版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法によれば、床
面に立てた被製版ロールRの上端面のテーパ軸孔に円錐
計測コーンTを嵌合させるとともに検出杆Kを被製版ロ
ールRの上端面に当接して、円錐計測コーンTの下降ス
トロークと、検出杆Kの持ち上がりストロークS2 又は
下降ストロークS4 を測定して被製版ロールの長さLと
テーパ軸孔の直径dを計測することができる。本発明の
被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法を、種々
の大きさの被製版ロールを扱う全自動製版工場におい
て、被製版ロールを自動倉庫に最初に収納する時点で適
用しデータベースへの登録に利用すれば、以後、自動倉
庫から被製版ロールを取り出して製版ラインのロールス
トック装置に載置する産業用ロボット等のハンドリング
動作や、さらに製版ラインのロールストック装置に載置
された被製版ロールをスタッカクレーンにより両端チャ
ックするときのチャック動作やスタッカクレーンと感光
膜塗布あるいは現像あるいはエッチング等を行う一連の
製版装置との間で被製版ロールを受渡しを行うハンドリ
ング動作を行うに際してデータベースに登録されたデー
タの中から必要なデータを読み出すことにより正確・適
切なハンドリング動作を実行することができる。これに
よって、被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の径がいか
ようであっても、ハンドリング動作を行う必要がある都
度に被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の径を計測する
必要がなく、種々の大きさの被製版ロールを扱う自動製
版工場において、全自動化を飛躍的に推進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一発明及び第二発明の実施の形態に係る
被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法の説明
図。
【図2】本願第三発明及び第四発明の実施の形態に係る
被製版ロールの長さ及びテーパ軸孔の計測方法の説明
図。
【図3】本願第一乃至第四発明の実施の形態に係る部分
拡大断面図。
【符号の説明】
R ・・・被製版ロール F ・・・床面 T ・・・円錐計測コーン C ・・・コントローラ P ・・・円錐計測コーンの頂点 L ・・・被製版ロールの長さ S1 ・・・円錐計測コーンの下降ストローク S2 ・・・検出杆の持ち上がりストローク S4 ・・・検出杆の独立の下降ストローク d ・・・被製版ロールのテーパ軸孔の端面におけ
る直径 α° ・・・円錐計測コーンの円錐角 H1 ・・・円錐計測コーンの頂点の床面からの距離 H2 ・・・検出杆の円錐計測コーンの頂点からの距
離 H3 ・・・検出杆の床面からの距離 H4 ・・・検出杆の円錐計測コーンの頂点からの距
離 H5 ・・・検出杆の床面からの距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面Fに立てられる被製版ロールRの長
    さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であ
    って、円錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上
    方に待機される円錐角がα°である円錐計測コーンTを
    ストロークS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面の
    テーパ軸孔に嵌合するとともに、下端面を前記円錐の頂
    点Pよりも距離H2 だけ高く上方に待機される検出杆K
    を前記円錐計測コーンTと一体的に下降しかつ該下端面
    を前記円錐計測コーンTの前記テーパ軸孔への嵌合より
    も早くロール上端面に当接させ、該当接した後は、検出
    杆Kを円錐計測コーンTに対して相対的に持ち上がるよ
    うにし、円錐計測コーンTの下降ストロークS1 と検出
    杆Kの相対的に持ち上がりストロークS2 を計測し、被
    製版ロールRの長さLを式:L=H1 +H2 −S1 +S
    2 から算出し、被製版ロールRのテーパ軸孔の端面にお
    ける直径dを式:d=2×(H2 +S2 )×tan( α
    °×1/2)から算出することを特徴とする被製版ロールの
    長さ及びテーパ軸孔の計測方法。
  2. 【請求項2】 床面Fに立てられる被製版ロールRの長
    さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であ
    って、円錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上
    方に待機される円錐角がα°である円錐計測コーンTを
    ストロークS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面の
    テーパ軸孔に嵌合するとともに、下端面が床面Fから距
    離H3 だけ離れて上方に待機される検出杆Kを前記計測
    コーンTと一体的に下降しかつ該下端面を前記円錐計測
    コーンTの前記テーパ軸孔への嵌合よりも早くロール上
    端面に当接させ、該当接した後は、検出杆Kを円錐計測
    コーンTに対して相対的に持ち上がるようにし、円錐計
    測コーンTの下降ストロークS1 と検出杆Kの相対的に
    持ち上がりストロークS2 を計測し、被製版ロールRの
    長さLを式:L=H1 +H2 −S1 +S2 から算出し、
    被製版ロールRのテーパ軸孔の端面における直径dを
    式:d=2×(H2 +S2 )×tan( α°×1/2)から
    算出することを特徴とする被製版ロールの長さ及びテー
    パ軸孔の計測方法。
  3. 【請求項3】 床面Fに立てられる被製版ロールRの長
    さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であ
    って、円錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上
    方に待機される円錐角がα°である円錐計測コーンTを
    ストロークS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面の
    テーパ軸孔に嵌合するとともに、下端面を前記円錐の頂
    点Pよりも距離H4 だけ高く上方に待機される検出杆K
    を前記円錐計測コーンTと一体的に下降しかつ前記円錐
    計測コーンTの前記テーパ軸孔への嵌合した後は該検出
    杆Kを引き続き独立して下降して下端面をロール上端面
    に当接させ、円錐計測コーンTの下降ストロークS1 と
    検出杆Kの独立した下降ストロークS4 を計測し、被製
    版ロールRの長さLを式:L=H1 +H4 −S1−S4
    から算出し、被製版ロールRのテーパ軸孔の端面におけ
    る直径dを式:d=2×(H4 −S4 )×tan( α°
    ×1/2)から算出することを特徴とする被製版ロールの長
    さ及びテーパ軸孔の計測方法。
  4. 【請求項4】 床面Fに立てられる被製版ロールRの長
    さLと上端面のテーパ軸孔の直径dを計測する方法であ
    って、円錐の頂点Pが床面Fから距離H1 だけ離れて上
    方に待機される円錐角がα°である円錐計測コーンTを
    ストロークS1 だけ下降して被製版ロールRの上端面の
    テーパ軸孔に嵌合するとともに、下端面が床面Fから距
    離H5 だけ離れて上方に待機される検出杆Kを前記円錐
    計測コーンTと一体的に下降しかつ前記円錐計測コーン
    Tの前記テーパ軸孔への嵌合した後は該検出杆Kを引き
    続き独立して下降して下端面をロール上端面に当接さ
    せ、円錐計測コーンTの下降ストロークS1 と検出杆K
    の独立した下降ストロークS4 を計測し、被製版ロール
    Rの長さLを式:L=H5 −S1 −S4 から算出し、被
    製版ロールRのテーパ軸孔の端面における直径dを式:
    d=2×(H5 −H1 −S4 )×tan( α°×1/2)か
    ら算出することを特徴とする被製版ロールの長さ及びテ
    ーパ軸孔の計測方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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