JPH09249325A - 画像形成装置の紙粉除去装置 - Google Patents

画像形成装置の紙粉除去装置

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JPH09249325A
JPH09249325A JP8085898A JP8589896A JPH09249325A JP H09249325 A JPH09249325 A JP H09249325A JP 8085898 A JP8085898 A JP 8085898A JP 8589896 A JP8589896 A JP 8589896A JP H09249325 A JPH09249325 A JP H09249325A
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JP
Japan
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roller
paper
charging roller
image forming
cleaning roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP8085898A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Shimodaira
信幸 下平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において発生する紙粉を静電吸
着して除去するための帯電ローラから、付着している紙
粉を効果的に除去可能とする。 【解決手段】 給紙トレー1と作像系とを結ぶ用紙搬送
経路7中に、周面を帯電部材とした帯電ローラ4と、帯
電ローラ4の周面に摺接してこれを帯電させる摩擦部材
5を備え、転写紙Pの紙粉を帯電ローラ4に静電吸着さ
せる画像形成装置の紙粉除去装置である。周面に粘着性
素材を備えたクリーニングローラ6を帯電ローラ4の周
面に当接させて備える。クリーニングローラ6は、帯電
ローラ4とともに回転し帯電ローラ上に付着した紙粉を
その粘着力により吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置における用紙搬送経路
中に備えられる帯電ローラを用いた紙粉除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置内で搬送される用紙上の紙
粉は、感光体ドラム上に付着し、画像上の黒い粒状の汚
れとなって現れるため、用紙が感光体ドラムに搬送され
る前にこれを除去する必要が生じる。従来、このような
紙粉の除去のために、搬送経路上のローラにクリーニン
グ部材などを付設したり、テフロンなどの帯電部材を設
置しこれを帯電させ紙粉を静電吸着することが一般的に
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の紙粉除去の機構においては、紙粉が一旦固まっ
て付着すると取りにくくなり、また飽和状態でこびりつ
くと初期の機能が失われてしまうという問題があった。
そのため従来では一定期間毎に上記クリーニング部材や
帯電部材の交換が必要となり、これら部材の経済的な使
用ができなかった。
【0004】そこで本発明は、周面に粘着性素材を備え
たクリーニングローラを帯電ローラに当接させて備える
ことにより、帯電ローラに付着した紙粉を効率的に除去
できる画像形成装置の紙粉除去装置を提供することを目
的としている。
【0005】また本発明は、上記帯電ローラを帯電させ
る摩擦部材の下流側に上記クリーニングローラを位置さ
せることにより、摩擦部材で除去できなかった紙粉のみ
をクリーニングローラで除去することによりクリーニン
グローラの寿命を延ばすことができる画像形成装置の紙
粉除去装置を提供することを目的としている。
【0006】さらに本発明は、一枚ずつ引き剥がし可能
な複数の粘着性フィルムを上記クリーニングローラに積
層状に備えることにより、粘着性フィルムの引き剥がし
により連続的な使用ができる画像形成装置の紙粉除去装
置を提供することを目的としている。
【0007】また本発明は、クリーニングローラを帯電
ローラに対しその軸方向に移動自在としクリーニングロ
ーラの寿命を延ばずことができる画像形成装置の紙粉除
去装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
紙粉除去装置のうち請求項1に係るものは、給紙トレー
と作像系とを結ぶ用紙搬送経路中に、周面を帯電部材と
した帯電ローラと、該帯電ローラの周面に摺接して該帯
電ローラを帯電させる摩擦部材を備えて、上記帯電ロー
ラを通過した転写紙の紙粉を帯電ローラに静電吸着させ
る画像形成装置の紙粉除去装置において、周面に粘着性
素材を備えたクリーニングローラを上記帯電ローラの周
面に当接させて帯電ローラ上に付着した紙粉を上記クリ
ーニングローラ側に吸着させることを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記クリーニン
グローラを上記帯電ローラの回転方向における上記摩擦
部材の下流側に位置させることを特徴とする。
【0010】同請求項3に係るものは、上記クリーニン
グローラが、その周面に一枚ずつ引き剥がし可能な複数
の粘着性フィルムを積層状に備えることを特徴とする。
【0011】同請求項4に係るものは、上記クリーニン
グローラの幅を上記帯電ローラの幅の少なくとも2倍以
上とし、上記クリーニングローラを上記帯電ローラに対
しその軸方向に移動自在としたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明する。図1は本発明に係る紙粉除去装置を備
えた画像形成装置の用紙搬送経路を示す概略側面図であ
る。図において1は給紙トレー、2は給紙コロ、3は一
対のグリップローラ、4は帯電ローラ、5は帯電ローラ
に当接された摩擦部材、6は本発明に係るクリーニング
ローラ、7は用紙搬送経路である。
【0013】給紙コロ2は、給紙トレー1に積層された
用紙の最上部の用紙Pを一枚ずつ排出し、用紙搬送経路
7に送り出す。一対のグリップローラ3は、給紙コロ2
により送り出された用紙Pを用紙搬送経路7を通して作
像部まで搬送するための一対のローラであり、用紙搬送
経路7中に適宜間隔で複数配置してある。帯電ローラ4
は、用紙搬送経路7の途中に設置され、その周面にテフ
ロン等の帯電部材を備えて形成されている。帯電ローラ
4は、この帯電部材を帯電させることによって、帯電ロ
ーラ4を通過した用紙Pに付着した紙粉をその周面に静
電吸着する。帯電ローラ4の用紙搬送経路7の対向側に
はローラ8が設けられており、用紙Pは帯電ローラ4と
このローラ8の間を通過する間に、その紙粉が除去され
る。摩擦部材5は、帯電ローラ4を帯電させるためのも
のであり、帯電ローラ4の周面に摺接する。摩擦部材5
はポリエステルフィルム片からなり、帯電ローラ4が回
転されると、摩擦部材5との摩擦によって帯電ローラ4
の周面には静電気が蓄積される。また、摩擦部材5は、
帯電ローラ4の幅方向全域に亙って接触し、帯電ローラ
4に吸着した紙粉を削ぎ落とす役割をもつ。削ぎ落とさ
れた紙粉はトレー9に受け入れられる。
【0014】クリーニングローラ6は、帯電ローラ4に
接触し帯電ローラ4の回転に伴って回転する。クリーニ
ングローラ6の周面には粘着性素材が設けられ、その粘
着力によって帯電ローラ4周面に付着した紙粉を吸着す
る。クリーニングローラ6は常時帯電ローラ4に接触し
ているので、帯電ローラ4に付着した紙粉の除去が帯電
ローラ4の駆動中常に行なわれることとなる。粘着性素
材は、粘着性テープをクリーニングローラ6の周面に張
り付けることによって設けていも良いし、粘着性塗料を
塗布して設けていも良い。また、クリーニングローラ6
を帯電ローラ4の角速度と異なる角速度で駆動すること
によって、帯電ローラ4上の紙粉をクリーニングローラ
6で削ぎ落とすように構成しても良い。
【0015】図1において、給紙トレー2上に積載され
ている用紙Pは、給紙コロ2によって1枚ずつ給送さ
れ、グリップローラ4、帯電ローラ4を通過して作像系
に運ばれていく。帯電ローラ4には、摩擦部材5との摩
擦により静電気が蓄えられている。ここで紙粉の多い用
紙を用紙搬送経路7に通過させると、紙粉は帯電ローラ
4に静電吸着される。帯電ローラ4に吸着された紙粉
は、次にクリーニングローラ6にその粘着力によって付
着し帯電ローラ4から取り除かれる。
【0016】図2はクリーニングローラ6を、摩擦部材
5の下流側に設置した本発明の他の実施形態を示してい
る。これにより、帯電ローラ4に吸着した紙粉は、最初
摩擦部材5によって取り除かれ、摩擦部材5によって取
り除けなかった紙粉がクリーニングローラ6側に送られ
取り除かれる。このためクリーニングローラ6に付着す
る紙粉の量は減少し、クリーニングローラ6の寿命を延
ばすことができる。
【0017】図3はクリーニングローラ6の他の実施形
態を示す側面図及び斜視図である。本実施形態において
クリーニングローラ6は、その周面に複数の粘着性フィ
ルム10を積層状に貼着して備えており、各粘着性フィ
ルム10は、一枚ずつ引き剥がし可能に構成されてい
る。上層の粘着フィルム10に相当量の紙粉11が付着
し粘着性フィルム10の粘着力が低下した場合には、該
上層を剥離し新たな粘着層を露出させる。クリーニング
ローラ6は、積層した粘着性フィルム10が尽きるまで
使用することができ、クリーニングローラの寿命を延ば
すことができる。
【0018】図4はクリーニングローラのさらに他の実
施形態を示す斜視図である。本実施形態においてクリー
ニングローラ12は、帯電ローラ4の2倍の幅寸法を有
している。またクリーニングローラ12は、その軸方向
に移動自在に支持されており、帯電ローラ4に対する接
触位置を可変できるようになっている。クリーニングロ
ーラ12は、最初に図4(A)に示すようにその左半部
12aを帯電ローラ4に接触させて紙粉の吸着を行な
う。そして左半部12aの吸着力が低下してきたら、ク
リーニングローラ12を移動させ、その右半部12bを
帯電ローラ4に接触させて紙粉の除去を行なう。これに
よりクリーニングローラの交換期間を長くすることがで
き、交換に掛かる手数、コストを削減することができ
る。なお、本実施形態におけるクリーニングローラ12
の粘着面を、積層した粘着性フィルムで構成することも
でき、これによってさらにクリーニングローラの寿命を
延ばすことが可能となる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置の紙粉除去装置
は以上説明してきたように、周面に粘着性素材を備えた
クリーニングローラを帯電ローラの周面に当接させて帯
電ローラ上に付着した紙粉を除去することにより、帯電
ローラの周面を常時紙粉が付着していない状態に保つこ
とができ、帯電ローラの紙粉付着効果を長期間にわたっ
て維持することができるという効果がある。
【0020】請求項2の画像形成装置の紙粉除去装置
は、請求項1の効果に加えて、クリーニングローラを帯
電ローラの回転方向における摩擦部材の下流側に配置す
ることにより、ほとんどの紙粉は摩擦部材によって取り
除かれ、その結果クリーニングローラで除去する紙粉が
減少するのでクリーニングローラの寿命を延ばすことが
できるという効果がある。
【0021】請求項3の画像形成装置の紙粉除去装置
は、請求項1、2の効果に加えて、クリーニングローラ
の粘着面を、一枚ずつ引き剥がし可能な複数の粘着性フ
ィルムを積層状に備えることによって形成したため、粘
着力の低下した粘着性フィルムを引き剥がし新たなフィ
ルム面を露出させることができ、その結果クリーニング
ローラの寿命を延ばすことができるという効果がある。
【0022】請求項4の画像形成装置の紙粉除去装置
は、請求項1、2、3の効果に加えて、クリーニングロ
ーラの幅を帯電ローラの幅の少なくとも2倍以上とし、
かつ帯電ローラに対しその軸方向に移動自在としたた
め、帯電ローラに対する接触位置を変えることができ
る。したがって粘着力が低下したクリーニングローラの
領域をずらすように該ローラを移動させて新たな粘着面
を帯電ローラに接触させることができ、その結果、一つ
のクリーニングローラの寿命を長くし、クリーニングロ
ーラの交換に掛かる手数、コストを削減することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙粉除去装置を備えた画像形成装
置の用紙搬送経路を示す概略側面図である。
【図2】クリーニングローラを摩擦部材の下流側に設置
した本発明の他の実施形態を示す側面図である。
【図3】クリーニングローラの他の実施形態を示す側面
図及び斜視図である。
【図4】クリーニングローラのさらに他の実施形態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 給紙トレー 2 給紙コロ 3 グリップローラ 4 帯電ローラ 5 摩擦部材 6 クリーニングローラ 7 用紙搬送経路 8 ローラ 9 トレー 10 粘着性フィルム 11 紙粉 12 クリーニングローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレーと作像系とを結ぶ用紙搬送経
    路中に、周面を帯電部材とした帯電ローラと、該帯電ロ
    ーラの周面に摺接して該帯電ローラを帯電させる摩擦部
    材を備えて、上記帯電ローラを通過した転写紙の紙粉を
    帯電ローラに静電吸着させる画像形成装置の紙粉除去装
    置において、周面に粘着性素材を備えたクリーニングロ
    ーラを上記帯電ローラの周面に当接させて帯電ローラ上
    に付着した紙粉を上記クリーニングローラ側に吸着させ
    ることを特徴とする画像形成装置の紙粉除去装置。
  2. 【請求項2】 上記クリーニングローラを上記帯電ロー
    ラの回転方向における上記摩擦部材の下流側に位置させ
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置の紙粉除去
    装置。
  3. 【請求項3】 上記クリーニングローラが、その周面に
    一枚ずつ引き剥がし可能な複数の粘着性フィルムを積層
    状に備えることを特徴とする請求項1または2の画像形
    成装置の紙粉除去装置。
  4. 【請求項4】 上記クリーニングローラの幅を上記帯電
    ローラの幅の少なくとも2倍以上とし、上記クリーニン
    グローラを上記帯電ローラに対しその軸方向に移動自在
    としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの
    画像形成装置の紙粉除去装置。
JP8085898A 1996-03-13 1996-03-13 画像形成装置の紙粉除去装置 Pending JPH09249325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017201361A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 キヤノン株式会社 画像形成装置
CN114956879A (zh) * 2022-05-09 2022-08-30 洛阳理工学院 一种环保施工用的污泥制肥装置

Cited By (3)

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US10082749B2 (en) 2016-05-02 2018-09-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for forming and transferring a toner image
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