JPH09248679A - 抵抗溶接機用電極チップ研磨装置 - Google Patents
抵抗溶接機用電極チップ研磨装置Info
- Publication number
- JPH09248679A JPH09248679A JP8883996A JP8883996A JPH09248679A JP H09248679 A JPH09248679 A JP H09248679A JP 8883996 A JP8883996 A JP 8883996A JP 8883996 A JP8883996 A JP 8883996A JP H09248679 A JPH09248679 A JP H09248679A
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- Japan
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- gun
- electrode tip
- electrode
- polishing
- electrode tips
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- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 20
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極チップ先端の研磨中に横方向に生じるね
じり荷重を軽減し両電極チップを同時に研磨することを
目的とする。 【構成】 抵抗スポット溶接機及びスポット溶接ガン等
の電極チップ先端を研磨して整形する電極チップ研磨装
置において，両側の電極チップを各々研磨する一対の回
転ブレードと，各回転ブレードを同時に各々逆方向に回
転させて，両電極チップを同時に研磨する。これにより
抵抗スポット溶接機及びスポット溶接ガンを閉じた状態
で両電極チップを同時に研磨した際，ロボットなどのア
ーム機構にかかる横方法へのねじり荷重を相殺させるこ
とができ，研磨時間の短縮と剛性の低いガンやロボット
の使用と寿命の延長をはかることができる。
じり荷重を軽減し両電極チップを同時に研磨することを
目的とする。 【構成】 抵抗スポット溶接機及びスポット溶接ガン等
の電極チップ先端を研磨して整形する電極チップ研磨装
置において，両側の電極チップを各々研磨する一対の回
転ブレードと，各回転ブレードを同時に各々逆方向に回
転させて，両電極チップを同時に研磨する。これにより
抵抗スポット溶接機及びスポット溶接ガンを閉じた状態
で両電極チップを同時に研磨した際，ロボットなどのア
ーム機構にかかる横方法へのねじり荷重を相殺させるこ
とができ，研磨時間の短縮と剛性の低いガンやロボット
の使用と寿命の延長をはかることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，抵抗スポット溶接
機の電極チップ先端を研磨して整形する電極チップ研磨
装置に関する
機の電極チップ先端を研磨して整形する電極チップ研磨
装置に関する
【０００２】
【従来の技術】従来の電極チップ研磨装置は，通常，図
２に示すように，架台１に支持されたエアまたは電気モ
ータＭおよび１枚の両刃回転ブレード２の平歯車３と前
記モータの出力軸４の平歯車５とが噛み合った動力伝達
機構を介して１枚の両刃回転ブレード２を矢印Ａのよう
に１方向に回転させて，そこにロボットなどによりスポ
ット溶接ガンの電極チップ６，電極チップ７を上下から
押し当て，磨耗して先端径が拡大した電極チップ先端部
の整形を行っていた。
２に示すように，架台１に支持されたエアまたは電気モ
ータＭおよび１枚の両刃回転ブレード２の平歯車３と前
記モータの出力軸４の平歯車５とが噛み合った動力伝達
機構を介して１枚の両刃回転ブレード２を矢印Ａのよう
に１方向に回転させて，そこにロボットなどによりスポ
ット溶接ガンの電極チップ６，電極チップ７を上下から
押し当て，磨耗して先端径が拡大した電極チップ先端部
の整形を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】１枚の両刃回転ブレー
ド２が電極チップ６と電極チップ７を同時に研磨すると
きには両電極チップを回そうとする力が働き，電極チッ
プ先端が荒れていたり，垂直に押しつけられていなかっ
たり，両刃回転ブレードの切れ味が鈍っていたり，刃が
電極チップに食い込んだりすると，電極チップを支える
ガンアームや，さらにそれを保持するロボットアームに
大きな横方向のねじり荷重がかかる。
ド２が電極チップ６と電極チップ７を同時に研磨すると
きには両電極チップを回そうとする力が働き，電極チッ
プ先端が荒れていたり，垂直に押しつけられていなかっ
たり，両刃回転ブレードの切れ味が鈍っていたり，刃が
電極チップに食い込んだりすると，電極チップを支える
ガンアームや，さらにそれを保持するロボットアームに
大きな横方向のねじり荷重がかかる。
【０００４】１枚の回転ブレードは通常両面に刃をもつ
が，スポット溶接ガンを閉じて両電極チップを同時に研
磨すると，研磨中に回転ブレードが電極チップおよびそ
れを保持するガンアームやロボットアームにかかるねじ
り荷重が大きく，ガンアームの特に横方向強度を高めな
くてはならないことと，ガンを保持するロボットにも剛
性の高いものを使用する必要があった。さらにその場合
でも大きなねじり荷重を受けるガンやロボットアームの
機構部分にはガタが来やすく，寿命を短くする恐れがあ
った。
が，スポット溶接ガンを閉じて両電極チップを同時に研
磨すると，研磨中に回転ブレードが電極チップおよびそ
れを保持するガンアームやロボットアームにかかるねじ
り荷重が大きく，ガンアームの特に横方向強度を高めな
くてはならないことと，ガンを保持するロボットにも剛
性の高いものを使用する必要があった。さらにその場合
でも大きなねじり荷重を受けるガンやロボットアームの
機構部分にはガタが来やすく，寿命を短くする恐れがあ
った。
【０００５】そこで通常はこのねじり荷重を軽減するた
めに電極チップを片側ずつ研磨するが，この場合，スポ
ット溶接ガンおよびロボットアームにかかるねじり荷重
は半分にできるが，研磨時間が２倍となり，生産性を阻
害するという問題があった。
めに電極チップを片側ずつ研磨するが，この場合，スポ
ット溶接ガンおよびロボットアームにかかるねじり荷重
は半分にできるが，研磨時間が２倍となり，生産性を阻
害するという問題があった。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】本発明はかかる不具合
を解決するためになされたもので，抵抗スポット溶接機
の電極チップ先端を研磨して整形する電極チップ研磨装
置において，両側の電極チップを各々研磨する一対の回
転ブレードと，各回転ブレードを同時に各々逆方向に回
転させて，両電極チップを同時に研磨することを特徴と
する抵抗溶接機用電極チップ研磨装置を提供する。
を解決するためになされたもので，抵抗スポット溶接機
の電極チップ先端を研磨して整形する電極チップ研磨装
置において，両側の電極チップを各々研磨する一対の回
転ブレードと，各回転ブレードを同時に各々逆方向に回
転させて，両電極チップを同時に研磨することを特徴と
する抵抗溶接機用電極チップ研磨装置を提供する。
【０００７】片面刃をもつ回転ブレード２枚を背中あわ
せに設置して，さらに各回転ブレードを同時に各々逆方
向に回転させる動力伝達機構を組み込むようにしたか
ら，これによりスポット溶接ガンを閉じた状態で両電極
チップを同時に研磨して研磨時間を短縮させながら，か
つガンアームおよびスポット溶接ガンを保持するロボッ
トなどのアーム機構にかかるねじり荷重を相殺させるこ
とができる。これは従来のように電極チップを片側ずつ
研磨する場合に比べてもさらにガンおよびロボットアー
ムにかかるねじり荷重を軽減し，原理的にはほぼゼロに
近づけることができる。
せに設置して，さらに各回転ブレードを同時に各々逆方
向に回転させる動力伝達機構を組み込むようにしたか
ら，これによりスポット溶接ガンを閉じた状態で両電極
チップを同時に研磨して研磨時間を短縮させながら，か
つガンアームおよびスポット溶接ガンを保持するロボッ
トなどのアーム機構にかかるねじり荷重を相殺させるこ
とができる。これは従来のように電極チップを片側ずつ
研磨する場合に比べてもさらにガンおよびロボットアー
ムにかかるねじり荷重を軽減し，原理的にはほぼゼロに
近づけることができる。
【０００８】かくして，従来の電極チップの研磨時間を
半減させながら，より剛性の低いガンやロボットの使用
を可能とし，さらにそれらの機構部にかかるねじり荷重
がきわめて少ないために寿命の延長をはかることができ
る。
半減させながら，より剛性の低いガンやロボットの使用
を可能とし，さらにそれらの機構部にかかるねじり荷重
がきわめて少ないために寿命の延長をはかることができ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本発明の電極チップ研磨装置の原理
は，図１に示すように，架台１にエアまたは電気モータ
Ｍが支持され，エアまたは電気モータＭの出力軸４に主
動かさ歯車８が取付けられていて，この主動かさ歯車８
と片面刃をもつ一対の片刃回転ブレード９，片刃回転ブ
レード１０に各々設置された従動歯車１１及び従動歯車
１２とが噛み合わさっており，しかも必要に応じて各従
動歯車１１，１２の片側は主動かさ歯車８と反対側に回
転フリーに支持された従動かさ歯車１３と噛み合って支
持されている。
づいて説明する。本発明の電極チップ研磨装置の原理
は，図１に示すように，架台１にエアまたは電気モータ
Ｍが支持され，エアまたは電気モータＭの出力軸４に主
動かさ歯車８が取付けられていて，この主動かさ歯車８
と片面刃をもつ一対の片刃回転ブレード９，片刃回転ブ
レード１０に各々設置された従動歯車１１及び従動歯車
１２とが噛み合わさっており，しかも必要に応じて各従
動歯車１１，１２の片側は主動かさ歯車８と反対側に回
転フリーに支持された従動かさ歯車１３と噛み合って支
持されている。
【００１０】電気モータＭの出力軸４を回転すれば，主
動かさ歯車８が片刃回転ブレード９，片刃回転ブレード
１０の従動歯車１１，１２をそれぞれ矢印Ａ方法と矢印
Ｂ方向に逆回転させる。そこにロボットなどにより溶接
ガンの電極チップ６，電極チップ７を上下から押し当て
ドレッシングに入る。この間，片刃回転ブレード相互間
の逆回転により，上下から押し当てられた電極チップ６
および電極チップ７への横方向へのねじり荷重が相殺し
ながら先端径が拡大した電極チップ先端部のドレッシン
グを短時間に行う。
動かさ歯車８が片刃回転ブレード９，片刃回転ブレード
１０の従動歯車１１，１２をそれぞれ矢印Ａ方法と矢印
Ｂ方向に逆回転させる。そこにロボットなどにより溶接
ガンの電極チップ６，電極チップ７を上下から押し当て
ドレッシングに入る。この間，片刃回転ブレード相互間
の逆回転により，上下から押し当てられた電極チップ６
および電極チップ７への横方向へのねじり荷重が相殺し
ながら先端径が拡大した電極チップ先端部のドレッシン
グを短時間に行う。
【００１１】
【発明の効果】以上，本発明の装置によれば，片面刃を
もつ回転ブレード２枚を背中あわせに設置して，さらに
各回転ブレードを同時に各々逆方向に回転させる動力伝
達機構を組み込むようにしたから，これにより抵抗スポ
ット溶接機及びスポット溶接ガンを閉じた状態で両電極
チップを同時に研磨した際，ロボットなどのアーム機構
にかかる横方法へのねじり荷重を相殺させることがで
き，研磨時間の短縮と剛性の低いガンやロボットの使用
と寿命の延長をはかることができる。
もつ回転ブレード２枚を背中あわせに設置して，さらに
各回転ブレードを同時に各々逆方向に回転させる動力伝
達機構を組み込むようにしたから，これにより抵抗スポ
ット溶接機及びスポット溶接ガンを閉じた状態で両電極
チップを同時に研磨した際，ロボットなどのアーム機構
にかかる横方法へのねじり荷重を相殺させることがで
き，研磨時間の短縮と剛性の低いガンやロボットの使用
と寿命の延長をはかることができる。
【図１】本発明装置の実施例を示す原理図である。
【図２】従来装置の実施例を示す原理図である。
１・・・・架台 ６・・・・電極チップ ７・・・・電極チップ ８・・・・主動かさ歯車 ９・・・・片刃回転ブレード １０・・・・片刃回転ブレード １１・・・・従動歯車 １２・・・・従動歯車 １３・・・・従動かさ歯車
Claims (1)
- 【請求項１】抵抗スポット溶接ガンの電極チップ先端を
研磨して整形する電極チップ研磨装置において，両側の
電極チップを各々研磨する一対の回転ブレードと，各ブ
レードを同時に各々逆方向に回転させて，両電極チップ
を同時に研磨することを特徴とした抵抗溶接機用電極チ
ップ研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8883996A JPH09248679A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 抵抗溶接機用電極チップ研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8883996A JPH09248679A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 抵抗溶接機用電極チップ研磨装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248679A true JPH09248679A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13954137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8883996A Pending JPH09248679A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 抵抗溶接機用電極チップ研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09248679A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100374236C (zh) * | 2002-12-24 | 2008-03-12 | 小原株式会社 | 电极头修整器中的切屑回收装置 |
| CN102672577A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-09-19 | 长城汽车股份有限公司 | 一种台式电极帽修磨装置 |
| CN110293342A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-10-01 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种焊接组合转台装置及采用其的真空室 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP8883996A patent/JPH09248679A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100374236C (zh) * | 2002-12-24 | 2008-03-12 | 小原株式会社 | 电极头修整器中的切屑回收装置 |
| CN102672577A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-09-19 | 长城汽车股份有限公司 | 一种台式电极帽修磨装置 |
| CN110293342A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-10-01 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种焊接组合转台装置及采用其的真空室 |
| CN110293342B (zh) * | 2019-06-24 | 2021-03-02 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种焊接组合转台装置及采用其的真空室 |
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