JPH09248313A - パッド冷熱装置 - Google Patents

パッド冷熱装置

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Publication number
JPH09248313A
JPH09248313A JP9729596A JP9729596A JPH09248313A JP H09248313 A JPH09248313 A JP H09248313A JP 9729596 A JP9729596 A JP 9729596A JP 9729596 A JP9729596 A JP 9729596A JP H09248313 A JPH09248313 A JP H09248313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
liquid
heat
cooled
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP9729596A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Hayashi
哲 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Denshi KK
Original Assignee
Komatsu Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Denshi KK filed Critical Komatsu Denshi KK
Priority to JP9729596A priority Critical patent/JPH09248313A/ja
Publication of JPH09248313A publication Critical patent/JPH09248313A/ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】体にあてて冷却及び暖めて使用するパッドが柔
軟性を持ち使用温度に早く準備ができて使用時間が経過
しても冷熱効果を持続できることを目的とする。 【構成】液体冷熱器8に接続されている液体温度センサ
ー9とパッド12に接続されているパッド温度センサー
13と温度設定部3により制御された電流をペルチェ素
子電流調整部2よりペルチェ素子7に印加し、表面積と
熱容量が小さい液体冷熱器8内部の液体を冷却及び暖
め、ポンプ11により断熱チューブ10を通じて、パッ
ド12内の表面に細く一層状に配置された熱伝導チュー
ブ内に液体を送ることで、パッド12を冷却及び暖める
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は、体にあてて使用する冷熱
パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より体にあてて冷やしたり暖めたり
するパッド状の物として、氷嚢、水枕及び保温効果の高
いゲル状の物質を密閉した枕、湿布、使い捨てカイロが
一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、氷嚢、
水枕及び保温効果の高いゲル状の物質を密閉した枕は、
使用温度にする前準備が必要で、人手や時間がかかる。
また、氷嚢、水枕及び保温効果の高いゲル状の物質を密
閉した枕、湿布、使い捨てカイロは使用時間が経過する
につれて使用温度が周囲温度に近くなり冷熱効果が減少
する。本発明の目的は、体にあてて使用するパッドが、
氷嚢や水枕及び保温効果の高いゲル状の物質を密閉した
枕や湿布の様な柔軟性を持ち、使用温度に到達すること
が早く、使用時間が経過しても冷熱効果を持続させるこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパッド冷熱装置
は、使用時間に関係無く冷熱効果を持続させるために熱
電素子であるペルチェ素子を使用して電気的に冷却及び
発熱を行い、体にあてるパッドに柔軟性を持たせるため
にペルチェ素子により液体を冷却叉は暖めてパッドの中
に液体を送り込むことでパッド自体から硬い物の排除を
行い、使用温度への到達を早くするために液体冷熱容器
の熱容量を小さくしてペルチェ素子の熱影響を受け易く
することと、液体冷熱容器の表面積を小さくしてペルチ
ェ素子以外の外部からの熱影響を受けなくすることと、
パッド内にパッドの厚さより小さい外径を持つ熱伝導チ
ューブを一層状に配置させることにより冷却及び暖める
液体の量を少なくしてペルチェ素子の冷熱対象の液体熱
容量を少なくすることを手段とする。
【0005】
【作用】本発明のパッド冷熱装置により、体にあてるパ
ッドが柔らかいままで、設定使用温度への到達が早くで
き、冷熱効果が持続できるため、体を冷却及び暖める時
に人手をかけずに早く準備できて心地良い感触で使用温
度状態を長い時間に渡り保つことができる。
【0006】
【実施例】本発明を図面に示す実施例を参照してパッド
の冷却使用時について説明する。図1は本発明のパッド
冷熱装置の構成図である。電源部1は、ペルチェ素子
7、ファン5、ポンプ11に電力を供給する。ペルチェ
電流調整部2は、温度設定部3により設定された温度設
定値と、液体冷熱器8に接続されている液体温度センサ
ー9の温度測定値と、パッド12に接続されているパッ
ド温度センサー13の温度測定値により、ペルチェ素子
7に印加される電流を調整しながら出力する。ペルチェ
電流切換スイッチ4はペルチェ素子7に送る電流の方向
を設定し、ここではペルチェ素子7と液体冷熱器8の接
触面が吸熱作用を起こす様に電流の方向を設定してあ
る。液体冷熱器8は内部に液体が流れる様になってい
る。液体冷熱器8は、図2、図3に示す様な外観形状で
あり、断熱材14と金属板15から成る容器で表面積を
小さく抑えている。図4と図5は液体冷熱器8の内部構
造を示す図である。断熱チューブ16を通じて液体冷熱
器8の内部に液体が送り込まれ排出される。金属板15
は、ペルチェ素子7と面接触する部分であり、熱を伝え
易い熱伝導率と板厚から成り、大きさはペルチェ素子7
の冷熱面と同等の面積を持つことで熱容量を小さくして
ある。液体は金属板15からのみペルチェ素子7の熱影
響を受ける。液体冷熱器8は、ペルチェ素子7の冷熱面
にはさみ込まれていて、ペルチェ素子7に電流を印加す
ると、ペルチェ素子7と液体冷熱器8の金属板15の密
着面で吸熱作用を起こし、金属板15を介して液体冷熱
器8の内部にある液体を冷却する。ファン5と放熱フィ
ン6は、ペルチェ素子7と液体冷熱器8の金属板15の
密着面で吸熱作用を起こすことで、ペルチェ素子7のも
う一方の面が発熱するのでここで発生した熱を発散させ
てペルチェ素子7の温度上昇を抑える。液体冷熱器8で
冷却された液体はポンプ11により断熱チューブ10を
通じて保冷された状態でパッド12に送られる。パッド
12は、変形し易くかつ熱が伝わり易い熱伝導チューブ
17及び熱伝導マット19と変形し易くかつ断熱性に優
れたスポンジ18から構成され、パッド12の内部には
図6に示す様に熱伝導チューブ17が重なり合うことな
く一層状に配置されている。図7に示す様に熱伝導マッ
ト19はスポンジ18の表面に貼られいる。熱伝導チュ
ーブ17は熱伝導マット19に全長に渡り密着してお
り、熱伝導チューブ17の内部には液体が通り、液の流
れに支障をきたさない程度でスポンジ18の厚さよりも
小さな内径を持つ。スポンジ18は熱伝導チューブ17
の熱伝導マット19に密着していない部分を覆い、熱伝
導チューブ17の型崩れ防止と熱伝導チューブ17の荷
重によるチューブの液詰まりを緩和し、また、パッド1
2の変形と同時に熱伝導チューブ17が変形してもチュ
ーブの折れ曲がりによる液詰まりを予防している。冷却
された液体がパッド12に入ると熱伝導チューブ17と
熱伝導マット19を冷やす。パッド温度センサー13は
熱伝導チューブ17の液温を測定し、ペルチェ電流調整
部2に温度測定値を送る。パッド12の冷えた熱伝導マ
ット19を体に面で密着させることで体の表面を冷却す
る。
【0007】パッド12の温熱使用時には、ペルチェ電
流切換スイッチ4によりペルチェ素子7に送る電流の方
向を逆に切り換え、ペルチェ素子7と液体冷熱器8の接
触面で発熱作用を起こす様に電流の方向を設定する。液
体は暖められ、パッド12が暖められる。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したように、ペルチェ電流調
整部2によりペルチェ素子7の温度を容易に変えること
ができ、ペルチェ素子7は電力供給されていれば冷熱効
果を持続することができる。表面積と熱容量の少ない液
体冷熱器8によりペルチェ素子7の冷熱作用を外部温度
の影響なしに無駄なく液体に伝達できる。パッド12は
冷媒となる液体と熱伝導チューブ17とスポンジ18と
熱伝導マット19による変形し易い素材で構成されるこ
とにより柔軟性を持たせることができ、人に心地良くか
つ体の形状に沿って取付ができる。パッド12は、熱伝
導チューブ17をパッド12の厚さよりも小さい径で一
層状に配置してあることにより熱伝導マット19を使用
温度にするために必要な液体循環量が少なくて済み、冷
却及び暖める液の全体量を少なくできるため、パッド1
2の冷熱動作を早くすることができる。パッド12を厚
手のクッションの上に固定することでパッド12を枕と
して使用でき、またパッド12にテープを取り付けるこ
とで手足に巻き付けたり、肩に貼ったりして使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッド冷熱装置の構成図
【図2】液体冷熱器8の正面図
【図3】液体冷熱器8の側面図
【図4】図3の液体冷熱器8の側面図におけるB−B断
面図
【図5】図2の液体冷熱器8の正面図におけるA−A断
面図
【図6】パッド12の液体循環図
【図7】パッド12の縦断面図
【符号の説明】
1 電源部 2 ペルチェ電流調整部 3 温度設定部 4 ペルチェ電流切換スイッチ 5 ファン 6 放熱フィン 7 ペルチェ素子 8 液体冷熱器 9 液体温度センサー 10 断熱チューブ 11 ポンプ 12 パッド 13 パッド温度センサー 14 断熱材 15 金属板 16 断熱チューブ 17 熱伝導チューブ 18 スポンジ 19 熱伝導マット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面積と熱容量を小さくした容器の中の
    液体をペルチェ素子で冷却及び暖め、細い熱伝導チュー
    ブを一層状に配置してスポンジ表面に取り付けたパッド
    に前記液体を前記パッドの熱伝導チューブの中にポンプ
    により送ることで、前記パッドを冷却及び暖めることを
    特徴としたパッド冷熱装置。
JP9729596A 1996-03-14 1996-03-14 パッド冷熱装置 Pending JPH09248313A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9729596A JPH09248313A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 パッド冷熱装置

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JP9729596A JPH09248313A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 パッド冷熱装置

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JPH09248313A true JPH09248313A (ja) 1997-09-22

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09276315A (ja) * 1996-04-16 1997-10-28 Nichirin:Kk 電子温冷治療装置
JP2006343498A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Nec Viewtechnology Ltd 電子機器の冷却装置および投写型光学装置
KR100886951B1 (ko) * 2007-07-12 2009-03-09 한국전기연구원 열전소자를 구비한 냉각장치
CN102488615A (zh) * 2011-11-25 2012-06-13 王政 热烫能量锤、健身医疗***及加热方法
JP2017166211A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 ケミカルグラウト株式会社 凍結工法
JP2022549490A (ja) * 2019-09-24 2022-11-25 蘇州微創康復医療科技(集団)有限公司 罨法システム

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