JPH09247921A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH09247921A
JPH09247921A JP5644896A JP5644896A JPH09247921A JP H09247921 A JPH09247921 A JP H09247921A JP 5644896 A JP5644896 A JP 5644896A JP 5644896 A JP5644896 A JP 5644896A JP H09247921 A JPH09247921 A JP H09247921A
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JP
Japan
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linear motor
armature coil
phase
thrust
field magnet
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JP5644896A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Nanba
克宏 難波
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般的な略台形状着時の界磁マグネットを使
用してもコイルの推力に寄与しない部分を作らずにトル
クリップルを抑制できるリニアモータを提供する。 【解決手段】 本発明のリニアモータは、略台形状の着
磁分布を持つ界磁マグネットと電機子コイルを相対的に
傾きを持たせて構成したことにより、電機子コイルの受
ける磁界が部分部分で位相が異なるため、磁束分布の変
動を分散し、滑らかな変化としてとらえ、コイルに加え
られる正弦波電流とでトルクリップルのない安定した推
力を発生し、コイルが推力に寄与しない部分を設けない
ため、2相や3相のリニアモータにも対応することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器・物品等を直
線的に搬送・移動させる際に用いられるリニアモータに
関する。本リニアモータは、複写機、イメージスキャ
ナ、プリンタ等のOA機器、X−Yテーブル、物品搬送
装置などのFA機器、カメラ等の光学機器等、直線運動
を必要とする全ての分野において使用される。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアモータは、特開昭61−2
4907号公報に開示されるように、リニアモータの一
対のコイルを着磁ピッチの1/2間隔だけずらして配置
してトルクリップル(いわゆるコギング)の発生を抑制
している。また、正弦波状に着磁された界磁マグネット
と電機子コイルを正弦波駆動するようにリニアモータを
構成すれば、トルクリップルの発生しない系が構成され
ることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
リニアモータでは、コイルの推力に寄与しない部分が無
駄になることや、より一般的な3相リニアモータを構成
することができない等の問題がある。また、着磁を厳密
に正弦波状にするには難しく、分布に変動があると、そ
こでトルクリップルを発生してしまうといった問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、一般的な略台形状着磁の
界磁マグネットを使用してもコイルの推力に寄与しない
部分を作らずにトルクリップルを抑制するリニアモータ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリニアモータ
は、長手方向に略台形状磁束分布を持つ複数の界磁マグ
ネットと、電機子コイルからなり、電機子コイルと界磁
マグネットが相対的に傾きを持つように構成される。上
記リニアモータにおいて、電機子コイルが長手方向に対
して垂直な方向に配置され、界磁マグネットの磁極の切
り変わる部分が長手方向の垂直な方向に対して傾きを持
って配置されることが好ましい。または、界磁マグネッ
トの磁局の切り変わる部分が長手方向に対し垂直で電機
子コイルが長手方向の垂直な向きに傾きを持って配置さ
れることが好ましい。または、界磁マグネットの磁局の
切り変わる部分が長手方向に垂直な向きに対して傾きを
持って配置され、電機子コイルが長手方向の垂直方向に
マグネットと異なる角度の傾きを持って配置されること
が好ましい。上記何れかの構成のリニアモータにおい
て、磁極ピッチP、磁極の幅(直径)Rとしたときの相
対的な傾き角θを0より大きく、Tan-1(3P/2
R)未満に設定することが好ましい。または、2相以上
のn相リニアモータにおいて、磁極ピッチP、磁極の幅
(直径)Rとしたときの相対的な傾き角θが略Tan-1
(P/(n・R))であることが好ましい。上記構成に
よると、電機子コイルの受ける磁界が部分部分で位相が
異なるため、磁束分布の変動を分散し、滑らかな変化
(略正弦波状)としてとらえ、コイルに加えられる正弦
波電流とでトルクリップルを抑制して安定した推力を発
生できる。しかも、電機子コイルが推力に寄与しない部
分を設けない設計を採ることができ、2相や3相などの
多相リニアモータにも対応することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリニアモータの実
施形態を図面を参照して説明する。 (1)片側駆動装置の説明 図1の(a)は、本発明のリニアモータを備える片側駆
動装置A、Bを採用した画像読み取り装置の概略構成を
示す図であり、(b)は片側駆動装置A及びBと、装置
Aにより駆動されるキャリッジC1、装置Bにより駆動
されるキャリッジC2の平面図である。なお、図1の
(a)では、駆動装置A、Bは鎖線でその位置だけを示
している。ランプ92及びミラーm1,m2,m3は、
可動キャリッジC1に搭載されており、ミラーm4,m
5は、可動キャリッジc2に搭載されている。画像読み
取り時には、ランプ92及びミラーm1,m2,m3が
キャリッジC1の移動により、また、ミラーm4,m5
がキャリッジC2の移動により、それぞれ原稿画像副走
査方向Xに駆動される。このとき、キャリッジC1は、
キャリッジC2の2倍の速度で移動する。これにより、
画像読取位置93からレンズLNに至る距離に変化は生
ぜず、結像状態が保たれる。CCD撮像部94に結像さ
れた像は、光電変換され、図示しない画像処理回路に送
られ、読取が完了する。この画像読み取り装置における
片側駆動装置Aは、リニアモータLDMaを備える。こ
のモータは、被駆動部材であるキャリッジC1を駆動す
るもので、表面にN極とS極を副走査方向Xに交互に配
置した界磁マグネット11Aを有する副走査方向Xに延
びる、断面円形ロッド形状の固定子1Aと、この固定子
1Aに外嵌し、該固定子に沿って往復動可能の電機子コ
イル22aを有する円筒形可動子2Aとの組み合わせか
らなっている。可動子2Aは両端部に軸受け23aを有
し、この軸受けにより固定子1Aに沿って移動できる。
また、片側駆動装置Bは、前記の固定子1Aと、これに
外嵌し、該固定子に沿って往復動可能の電機子コイル2
2bを有する円筒形可動子2Bの組み合わせからなるリ
ニアモータLDMbを備えている。すなわち、装置Aと
Bは固定子1Aを共通にしている。可動子2Bは両端部
に軸受け23bを有し、この軸受けにより固定子1Aに
沿って移動できる。
【0007】固定子1Aは、図2の(a)及び(b)に
示すように、機械加工により表面が平滑に形成された、
着磁可能の断面円形の直線棒状部材111の中心部に強
磁性体材料からなる棒状の固定子ヨーク12を挿入し、
そのあと界磁マグネット11Aを形成するように、棒状
部材111に、N極とS極が副走査方向Xに交互に並ぶ
ように着磁して形成したものである。界磁マグネット1
1AはN極、S極を一周期とする正弦波の磁束密度の分
布を持つように着磁してある。固定子1Aは、この構成
のものに限定されないが、機械加工により表面を平滑に
形成した着磁可能の棒状部材の中心部に強磁性体材料か
らなる固定子ヨークを挿入し、そのあと棒状部材に着磁
して界磁マグネットを形成したこの構成によると、固定
子表面を容易に平滑化して可動子の移動抵抗を少なくで
きるとともに、中心部に強磁性体ヨークを挿入したまま
後で着磁されていることにより、磁束の高い着磁が得ら
れ、それだけ高い推力を得ることができる。
【0008】可動子2Aは、図2(a)及び(b)に示
すように、強磁性体材料からなる円筒形状の可動子ヨー
ク21aの内側に沿って電機子コイル22aを設け、こ
のコイル22aを固定子の界磁マグネット11Aに対向
配置したものである。可動子2Bも、同様に、強磁性体
材料からなる円筒形状の可動子ヨーク21bの内側に沿
って電機子コイル22bを設け、このコイル22bを固
定子1Aの界磁マグネット11Aに対向配置したもので
ある。可動子の構成はこれに限定されないが、このよう
に強磁性体材料からなる可動子ヨークの内側に固定子に
対向させて電機子コイルを設けた構成の可動子2A(2
B)を採用して前記の特定構成の固定子1Aと組み合わ
せると、図2の(b)に示すように、固定子ヨーク12
−磁石11A−電機子コイル22a(22b)−可動子
ヨーク21a(21b)の間に磁気ループを形成するこ
とができ、結果的に磁気を閉じ込めることができ、これ
により固定子ヨーク12と可動子ヨーク21a(21
b)間の磁束密度が高くなり、高い推力を得ることがで
きる。
【0009】なお、固定子1Aの芯部に強磁性体が無い
と、図2の(c)に示すように、磁気ループである空洞
部の磁束は不規則に発散し、当然磁束密度は低くなる。
可動子2A(2B)における電機子コイル22a(22
b)は、あとで説明する図3の(a)に示すように、電
気角でπ・2/3ずつずらした位置(なお、π・2/3
ずれた位置と同位相の位置でもよい)に配置した3相の
コイルu、v、wからなっており、また、可動子2A
(2B)には位置検出素子を配設してある。この位置検
出素子は、本例ではその位置での界磁マグネット11A
の磁束の大きさと向きを検知する、磁電変換素子の一種
であるホール素子hu、hv、hwである。ホール素子
huはコイルuの中心位置に設けてあり、同様に、素子
hvはコイルvの中心位置に、素子hwはコイルwの中
心位置に設けてある。そしてこれらホール素子が感知し
た磁束の大きさと向きに対応する大きさと向きの電流を
コイルに通電することでモータLDMa(LDMb)が
運転される。
【0010】図1の(b)に示すように、可動子2Aの
一方の側面には図示しない連結部材を介してキャリッジ
C1の片側端部c11が連結固定されており、可動子2
Bの一方の側面には図示しない連結部材を介してキャリ
ッジC2の片側端部c14が連結固定されている。ま
た、キャリッジC1の自由端部c12は、ここに設けら
れた回転自在のローラR1により、固定子1Aと平行配
置のガイドレールG上に移動可能に載置されている。ま
た、キャリッジC2の自由端部c15は、ここに設けら
れた回転自在のローラR2により、同ガイドレールG上
に移動可能に載置されている。後述するように電機子コ
イル22a、22bに通電することで可動子推力が発生
し、可動子2A、2Bが固定子1Aに沿って移動し、こ
れによりキャリッジC1、C2がそれぞれ片側駆動され
る。キャリッジC1及びC2が片側駆動に伴い、それら
に搭載されたランプ92や反射ミラーm1〜m5等の走
査光学系部材が副走査方向に移動せしめられ、原稿画像
の走査、読み取りが行われる。このとき可動子2Aは可
動子2Bの2倍の速度で進行する。また、可動子2A、
2Bが反対方向へ駆動されることで当初位置へ復帰もす
る。
【0011】(2)リニアモータの構成 リニアモータLDMa(LDMb)における固定子1A
の推進用界磁マグネット11Aにおける磁極配列のパタ
ーン及び可動子2A(2B)における電機子コイル22
a(22b)の配列パターンの相互関係について、図3
を参照して説明する。図3の(a)に示すように、リニ
アモータLDMa(LDMb)においては、可動子2A
(2B)の電機子コイル22a(22b)の配列パター
ンは該コイルの空芯部を含む面がキャリッジC1(C
2)の幅方向に平行に、換言すれば可動子の移動方向に
垂直な通常のパターンであるが、界磁マグネット11A
におけるN、Sの磁極配列パターンは、通常のパターン
より傾斜しており、通常のコイル配列パターン及び通常
の磁極配列パターンに対し角度θ1 ずれている。つま
りN、Sの各磁極が、可動子2A(2B)のキャリッジ
C1(C2)連結側に対応する内側において反対の外側
より副走査方向Xへ先行するように角度θ1 傾斜して
いる。図3の(b)は、界磁マグネット11Aの中心線
上の磁束分布を示す。また、この角度θ1 は、固定子
1Aと可動子軸受け23a(23b)間のクリアランス
C(ここでは60μm)及び軸受け23a(23b)間
隔の進行方向長さL(ここでは60mm)について、θ
1 ≧Tan-1(C/L)の条件を満足している。さら
に、固定子1Aの外径R及び固定子ピッチP(マグネッ
ト11Aにおける隣り合うS、Nの二つの磁極の可動子
進行方向の長さ)について、θ1 =Tan-1(P/
R)の条件を満足している。以上、説明した固定子1A
の磁極配列パターン及び可動子2A(2B)のコイル配
列パターン間の相対角度により、電機子コイル通電時、
可動子2A(2B)の、キャリッジを連結した内側部分
に対し外側部分より先行させようとする推力が働き、こ
れが可動子2A(2B)に回転力を与えるように作用
し、この回転力がキャリッジC1(C2)の自由端部c
12(c15)を、遅れて傾こうとする力に抗して副走
査方向Xに振り動かすように作用する。さらに、上記の
例では、θ1 ≧Tan-1(C/L)の条件を満足させ
てあるので、可動子に働く回転力は、キャリッジC1
(C2)の自由端部c12(c15)の遅れを一層確実
に取り戻せるものであり、従って自由端部c12(c1
5)が可動子2A(2B)に連結された片側端部c11
(c14)に対し問題となる遅れをとることなく進行で
き、キャリッジC1(C2)は正しい姿勢で移動する。
かくして原稿画像を精度よく読み取ることができる。ま
た、θ1 =Tan-1(P/R)の条件を満足させてあ
るので、トルクラップ(いわゆるコギング)の発生を抑
制することができる。
【0012】リニアモータLDMaの運転制御について
説明する。既述のとおり、固定子1Aの界磁マグネット
11AはN極、S極を一周期とする正弦波の磁束密度の
分布を持つように着磁してある。また、既述のとおり、
図3の(a)に示すように、可動子2Aの電機子コイル
22aは電気角でπ・2/3ずつずらした位置(π・2
/3ずれた位置と同位相の位置でもよい)に配置した3
相のコイルu、v、wからなっており、各コイルにはそ
の位置での界磁マグネット11Aの磁束の大きさと向き
を検知するホール素子hu、hv、hwを設けてある。
そしてこれらホール素子が感知した磁束の大きさと向き
に対応する大きさと向きの電流をコイルに通電すること
でモータLDMaが運転されるのである。すなわち、こ
こではいわゆる3相駆動方式が採用され、図3の(c)
に示すように、120度ずつ位相のずれた信号をコイル
に入力し、結果的に可動子の位置に関係なく一定推力を
得るようにしてある。また、ここでは、前記3相駆動方
式を採用するとともに、可動子を目標速度で駆動するた
めに、一般にPLLと呼ばれている位相同期制御方式を
採用している。図3の(a)に示すリニアモータLDM
a(LDMb)では、固定子1A(1B)の磁極配列パ
ターンを傾斜させたが、図4に示すように、可動子2A
(2B)の電機子コイル配列パターンを傾斜させてもよ
い。図4に示す例では、固定子1A(1B)の磁極配列
パターンはキャリッジC1(C2)の幅方向と平行であ
るが、可動子2A(2B)の電機子コイル22a(22
b)の配列パターンが通常のコイル配列パターン及び通
常の磁極配列パターンに対し角度θ2 ずれている。つ
まり電機子コイル22a(22b)のコイル空芯部を含
む面が、可動子2A(2B)のキャリッジC1(C2)
連結側において反対の外側より副走査方向Xに対し復帰
方向に後退するように角度θ2 傾斜している。また、
θ2 ≧Tan-1(C/L)及びθ2 =Tan-1(P/
R)の条件を満足している。この場合も、固定子磁極配
列を傾斜させた図3(a)に示す場合と同様の効果があ
る。またさらに、図5に示すように、固定子1A(1
B)の磁極配列パターンを傾斜させると共に、可動子2
A(2B)の電機子コイル22a(22b)の配列パタ
ーンを傾斜させても良い。図5に示す例では、固定子1
A(1B)の磁極配列パターンをθ3傾斜させると共
に、可動子2A(2B)の電機子コイル22a(22
b)の配列パターンをθ4傾斜させて、磁極配列パター
ンとコイル配列パターンが相対角度θ5(=θ4−θ
3)だけ傾いている関係を作る。また、θ5≧Tan-1
(C/L)及びθ5=Tan-1(P/R)の条件を満足
している。この場合も、固定子磁極配列を傾斜させた図
3(a)に示す場合と同様の効果がある。上記例におい
ては、キャリッジC1(C2)の片側端部ついてだけリ
ニアモータを設けたが、キャリッジC1(C2)の両端
部について上記と同様のリニアモータを設けてもよい。
例えば図6に示すように、図3(a)に示すリニアモー
タLDMa(LDMb)と同じものをキャリッジC1
(C2)の反対側端部c12(c15)にも設けてもよ
い。磁極配列パターンの傾斜角度θ6 については、θ
6 ≧Tan-1(C/L)及びθ6 =Tan-1(P/
R)の条件を満足している。この構成では、キャリッジ
C1(C2)を副走査方向Xに進行させるときは図中下
側のリニアモータLDMa(LDMb)を用い、復帰動
作させるときには図中上側のリニアモータLDMa(L
DMb)を用いることで、キャリッジC1(C2)を行
きも帰りも正しい姿勢で駆動することができる。なお、
復帰動作等において、キャリッジC1(C2)の姿勢が
問題にならないようなときは、両方のリニアモータを動
作させることで、キャリッジC1(C2)を高速駆動す
ることもできる。
【0013】以上の実施形態で示すように、本発明のリ
ニアモータは、略台形状の着磁分布を持つ界磁マグネッ
ト11Aと、電機子コイル22a(22b)とに相対的
な傾きθ(図3のリニアモータではθ1、図4のにリニ
アモータではθ2、図5のリニアモータではθ5(=θ
3−θ4)、図6のリニアモータではθ6を意味する。
以下同じ。)を持たせることを特徴とする。このような
傾きを設けることで、電機子コイル22a(22b)の
うける磁界が部分部分で異相となるため、磁束分布の変
動を分散し、なめらかな変化(略正弦波状)としてとら
え、コイルに加えられる正弦波電流とでトルクリップル
を抑制して安定した推力を得ることが可能となる。しか
も、本構成を採用することで、電機子コイル22a(2
2b)が推力に寄与しない部分を設けない構成をとるこ
とができるため、2相や3相の多層リニアモータにも当
該技術を適用することができる。
【0014】上記のように、電機子コイル22a(22
b)と界磁マグネット11Aとの間に相対的な角度を設
けたことで得ることのできる効果について、以下に詳し
く説明する。図7及び図8は、2相モータにおける特性
を計算によって求めた例を示す。図7は、電機子コイル
22a(22b)と界磁マグネット11Aとの間に相対
的な傾きを設けなかった場合の例であり、(a)は、各
相(A相、B相)コイルが場所によって受ける磁束分布
を表す。(a)から(c)に共通の横軸xは、界磁マグ
ネット11Aの長手方向の位置であり、各相とも台形状
に変化する磁束の分布を受けることがわかる。(b)
は、各相の駆動電流の波形である。(c)は、磁束と電
流によって発生する推力を示す。相対角度0度の位置関
係において、推力の平均値が1.00になるように正規
化されている場合の推力変動率f((fmax−fmin)/
ave/2)は、4.8%である。ここで、fmaxは、推
力fの最大値であり、fminは、推力の最低値であり、
aveは、推力の平均値である。図8は、電機子コイル
22a(22b)と界磁マグネット11Aとを相対角度
θだけ傾けさせた場合の例であり、(a)は磁束分布、
(b)は駆動電流波形、(c)は推力を示す。本例の場
合、相対角度θは、Tan-1(P/(2/R))、但
し、Pは着磁ピッチ、Rはシャフトの直径を示す。この
場合、推力は傾けない場合に比べ15%低下するが、推
力変動率fを1.1%まで抑制することができる。これ
は、(a)に示すように、相対的な傾きθの値により電
機子コイル22a(22b)の部分部分での位相が変化
して台形状の磁束分布を滑らかに、ちょうど正弦波状に
変化させるからである。さらに、3相モータの場合につ
いて、図9から図12に示す。図9は、θ=0、図10
は、θ=Tan-1(P/R)、図11は、θ=Tan-1
(2・P/(3・R))、図12は、θ=Tan-1(P
/R)とした場合において、相対的な傾き各θを変えた
場合の(a)磁束分布、(b)駆動電流波形、(c)推
力を示す。この場合も、傾けることにより推力の平均値
aveが低下するが、コイルの受ける磁束も滑らかな正
弦波状になり、Tan-1(P/(3・R))の時には推
力変動率fが0.3%まで低下し、推力の平均値fave
は7%の低下で収まる。図13は、相対的傾き角度θに
対する推力fの変化を示す。ここでの推力fとは、推力
の平均値faveをいう。傾き角度θの増加に従い推力f
が低下し、θ=Tan-1(3P/(2・R))で0にな
る。また、図14及び図15には、台形状の磁束分布の
上底及び下底を変化させた場合の推力変動率fの変化を
示す。図14は、2相モータ、図15は3相モータにつ
いての例であり、矢印Aの上が上底と下底の比が1に近
く(上底部が広く矩形に近い)、下に行くに従い小さな
値(上底部が狭く3角波に近い)となる。2相モータで
は、Tan-1(P/(2・R))近辺で、3相モータで
は、Tan-1(P/(3・R))近辺で低い値となって
いる。また、比が小さくなるに従い推力変動率の変化が
小さくなる傾向があるが、磁束の総量も減少するので推
力の絶対値が小さくなるのが理解される。リニアモータ
としては、推力が大きく、かつ推力の変動が抑制されて
いることが好ましい。従って、n相モータでは、矩形に
近い台形状の着磁を行い、界磁マグネットと電機子コイ
ルとを相対的にTan-1(P/(n・R))だけ傾ける
ことが好ましい。最後に、相対的な傾きを持たせること
により着磁に変動があっても、その影響を抑制できるこ
とを図16及び図17を用いて説明する。着磁が図18
のように一部で台形から外れ変動があるとき、相対的な
傾き角θが0の場合が図16、相対的な傾き角θがTa
-1(P/(n・R))である場合が図17である。着
磁の変動により、図16(a)に示すように電機子コイ
ルの受ける磁束がBer部のように変化し、推力がBe
r部のよう変動して、その結果16%の変動が発生す
る。相対的に傾けると図17の(a)のBer'部のよ
うに、滑らかな変動として受け取られ、推力変動率が
3.5%まで低下する。このように、台形の着磁の一部
に変動が生じたり台形から外れても、相対的な傾きを持
たせることにより変動を拡散して滑らかなものとして捕
らえ、推力変動を抑制することが可能となる。
【0015】以上、説明したように、本発明のリニアモ
ータは、台形波状の着磁分布を持つ界磁マグネット11
Aと電機子コイル22a(22b)とを相対的に傾きを
持たせて設けることで、電機子コイル22a(22b)
の受ける磁界が部分部分で位相が異なり、磁束分布の変
動を分散して滑らかな変化として捕らえ、電機子コイル
22a(22b)に加えられる正弦波電流とでトルクリ
ップルのない安定しか推力を発生できる。しかも、電機
子コイル22a(22b)に推力の寄与しない部分を設
けない構成をとることができ、2相や3相のリニアモー
タにも対応することができる。
【0016】(3)制御回路の説明 以下、リニアモータの制御について説明する。図19の
(a)にモータLDMaの運転制御のための電気回路の
概略ブロック図を、(b)に位相同期制御方式による速
度制御回路を含む運転制御回路の要部を示す。図19
(a)及び(b)において、41は直流電源、42は前
記のホール素子等を含む通電制御回路部、43は可動子
2Aの移動速度を検出するエンコーダ、44は位相同期
制御方式による速度制御部である。エンコーダ43は、
それには限定されないが、ここでは固定子1Aに設けた
図示しないファイン磁極列に沿って可動子2Aとともに
移動する磁気センサ(ここではMR素子と称されている
磁気抵抗素子利用のセンサ)を含む磁気方式のエンコー
ダである。図19の(b)において、45は画像読み取
りのためにモータLDMaの所定の動作を指示するとと
もに、位相同期制御部49に基準クロック信号を出力す
るマイクロコンピュータ、46はコンピュータ45の入
出力ポート、47は増幅器、48はスイッチング部、4
9は前記の位相同期制御部、50は補償回路、51は増
幅回路である。図19に示す制御回路によると、コンピ
ュータ45から目的とする速度に応じた基準クロック信
号が位相同期制御部49に入力されるとともに、エンコ
ーダ43から可動子2Aの移動速度信号が制御部49に
フィードバック入力される。位相同期制御部49は、基
準クロックのパルスとエンコーダ43からのフィードバ
ック信号のパルスの周波数と位相の差に応じた信号を出
力し、補償回路50で伝達系の進み遅れ補償を行い、そ
の出力電圧をホール素子の基準入力電圧とする。ホール
素子は、それがある位置での磁束の大きさと向きに対応
する電圧を出力するが、その出力電圧は基準入力電圧に
比例する特性を持っている。従って、基準クロック信号
とフィードバック信号の差に応じた出力電圧がホール素
子から出力されることになる。ホール素子からの出力電
圧は増幅回路51により比例増幅され、電機子コイルに
通電される。以上により、基準クロックのパルスとフィ
ードバック信号のパルスの周波数と位相を合わせる、換
言すれば、可動子2Aの目標速度と一致するようにモー
タLDMaが運転される。なお、リニアモータLDMb
についても、その可動子2Bは、その電機子コイル22
bが可動子2Aと同様に3相コイルからなり、可動子2
Aと同様にホール素子を有し、図6に示すものと実質上
同じ構成の制御回路により、可動子2Aの移動速度の1
/2の速度で副走査方向Xに移動するように駆動され
る。以上、本実施形態に説明するリニアモータは、固定
子が断面円形状の直線棒形状のもので、可動子がこれに
外嵌して移動するものであるが、固定子が帯板状のもの
で、可動子がこれに対向配置され、これに沿って移動す
るものでもよい。また、本実施形態では、固定子に界磁
マグネットを設け、可動子に電機子コイルを設けている
が、固定子に電機子コイルを、可動子に界磁マグネット
を設けた構成でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のリニア
モータは、台形状の着磁分布を持つ界磁マグネットと電
機子コイルを相対的に傾きを持たせて構成したことによ
り、電機子コイルの受ける磁界が部分部分で位相が異な
るため、磁束分布の変動を分散し、滑らかな変化として
捕らえ、コイルの加えられる正弦波電流とでトルクリッ
プルのない安定した推力を発生することができる。しか
も、電機子コイルが推力に寄与しない部分を設けない構
成がとれ、2相や3相の多相リニアモータに対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は実施形態であるリニアモータを備え
る片側駆動装置を採用する画像読取装置の概略構成を示
す図であり、(b)は(a)に示す装置の平面図であ
る。
【図2】 (a)は図1の(b)に示すリニアモータの
固定子・可動子構造の説明図であり、(b)は(a)に
示す固定子・可動子構造における磁気ループ形成状態の
説明図であり、(c)は固定子の中心部に強磁性体材料
からなる固定子ヨークを備えないときの磁気ループ形成
状態の説明図である。
【図3】 (a)はリニアモータの固定子の界磁マグネ
ット磁極配列パターンと可動子の電機子コイル配列パタ
ーンの関係を示す図であり、(b)は界磁マグネットの
点線上の磁束分布を示す図であり、(c)は3相駆動方
式におけるコイル入力信号の波形図である。
【図4】 リニアモータの固定子の界磁マグネット磁極
配列パターンと可動子の電機子コイル配列パターンの他
の例を示す図である。
【図5】 リニアモータの固定子の界磁マグネット磁極
配列パターンと可動子の電機子コイル配列パターンの他
の例を示す図である。
【図6】 片側駆動装置の他の例の要部の平面図であ
る。
【図7】 2相モータにおいて、電機子コイルと界磁マ
グネットとの間に相対的な傾きを設けなかった場合の
(a)磁束分布、(b)駆動電流波形、(c)推力を示
す図である。
【図8】 2相モータにおいて、電機子コイルと界磁マ
グネットとの間に相対的な傾きθ=Tan-1(P/(2
・R))を設けた場合の(a)磁束分布、(b)駆動電
流波形、(c)推力を示す図である。
【図9】 3相モータにおいて、電機子コイルと界磁マ
グネットとの間に相対的な傾きを設けなかった場合の
(a)磁束分布、(b)駆動電流波形、(c)推力を示
す図である。
【図10】 3相モータにおいて、電機子コイルと界磁
マグネットとの間に相対的な傾きθ=Tan-1(P/
(3・R))を設けた場合の(a)磁束分布、(b)駆
動電流波形、(c)推力を示す図である。
【図11】 3相モータにおいて、電機子コイルと界磁
マグネットとの間に相対的な傾きθ=Tan-1(2P/
(3・R))を設けた場合の(a)磁束分布、(b)駆
動電流波形、(c)推力を示す図である。
【図12】 3相モータにおいて、電機子コイルと界磁
マグネットとの間に相対的な傾きθ=Tan-1(P/
R)を設けた場合の(a)磁束分布、(b)駆動電流波
形、(c)推力を示す図である。
【図13】 相対的傾き角度θに対する推力fの変化を
示す図である。
【図14】 2相モータにおいて、台形状の磁束分布の
上底及び下底を変化させた場合の推力変動率fの変化を
示す。
【図15】 3相モータにおいて、台形状の磁束分布の
上底及び下底を変化させた場合の推力変動率fの変化を
示す。
【図16】 相対的な傾きθ=0の場合に、着磁が変動
した場合におけるおける(a)磁束分布、(b)駆動電
流波形、(c)推力を示す図である。
【図17】 相対的な傾きθ=Tan-1(P/(n・
R))の場合に、着磁が変動した場合におけるおける
(a)磁束分布、(b)駆動電流波形、(c)推力を示
す図である。
【図18】 着時の状態が一部で台形形状から外れた状
態を示す図である。
【図19】 (a)はリニアモータの運転制御回路の概
略を示すブロック図であり、(b)は位相同期制御方式
の速度制御回路を含む運転制御回路の要部を示す図であ
る。
【符号の説明】
A、B 片側駆動装置 LDMa(LDMb) リニアモータ 1A 固定子 11A 推進用界磁マグネット 2A、2B 可動子 21a、21b 円筒形可動子ヨーク 22a、22b 電機子コイル 23a、23b 軸受け C1 画像読み取り装置の照明ランプ及び反射ミラー支
持用のキャリッジ C2 画像読み取り装置の他の反射ミラー支持用のキャ
リッジ θ1 、θ2 、θ3 、θ4、θ5、θ6 界磁マグネ
ットの磁極の配列パターンと電機子コイルの配列パター
ン間の相対傾斜角度。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に略台形状磁束分布を持つ複数
    の界磁マグネットと、 電機子コイルからなり、 電機子コイルと界磁マグネットが相対的に傾きを持つよ
    うに構成されるリニアモータ。
  2. 【請求項2】 電機子コイルが界磁マグネットの長手方
    向に対して垂直な方向に配置され、 界磁マグネットの磁極の切り変わる部分が長手方向の垂
    直な方向に対して傾きを持って配置される請求項1に記
    載のリニアモータ。
  3. 【請求項3】 界磁マグネットの磁局の切り変わる部分
    が界磁マグネットの長手方向に対し垂直で電機子コイル
    が上記長手方向の垂直な向きに傾きを持って配置される
    請求項1に記載のリニアモータ。
  4. 【請求項4】 界磁マグネットの磁局の切り変わる部分
    が長手方向に垂直な向きに対して傾きを持って配置さ
    れ、 電機子コイルが長手方向の垂直方向にマグネットと異な
    る角度の傾きを持って配置される請求項1に記載のリニ
    アモータ。
  5. 【請求項5】 磁極ピッチP、磁極の幅(直径)Rとし
    たときの相対的な傾き角θを0より大きく、Tan
    -1(3P/(2・R))未満に設定した請求項1乃至請
    求項4の何れか1つに記されたリニアモータ。
  6. 【請求項6】 2相以上のn相リニアモータにおいて、
    磁極ピッチP、磁極の幅(直径)Rとしたときの相対的
    な傾き角θが略Tan-1(P/(n・R))である請求
    項1乃至請求項4の何れか1つに記載されたリニアモー
    タ。
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