JPH09245223A - 通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ - Google Patents

通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ

Info

Publication number
JPH09245223A
JPH09245223A JP5470596A JP5470596A JPH09245223A JP H09245223 A JPH09245223 A JP H09245223A JP 5470596 A JP5470596 A JP 5470596A JP 5470596 A JP5470596 A JP 5470596A JP H09245223 A JPH09245223 A JP H09245223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passbook
test
processing
printer
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5470596A
Other languages
English (en)
Inventor
Nanao Sone
七生 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5470596A priority Critical patent/JPH09245223A/ja
Publication of JPH09245223A publication Critical patent/JPH09245223A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類中の1種類の通帳プリンタをテスト
用プリンタとして、共通の制御プログラムをテストする
方法及びシミユレータに関し、1種類の通帳と通帳プリ
ンタでテストができるテスト方法及びシミュレータの提
供を目的とする。 【解決手段】 異なる種類の通帳に夫々対応する複数種
類の通帳プリンタの通帳処理動作に共通する制御プログ
ラム11を、複数種類中の1種類の通帳プリンタをテスト
用通帳プリンタ10としてテストする方法であって、テス
ト用通帳プリンタ10以外のテストすべき種類の通帳プリ
ンタの処理指令を、第1の変換手段15によってテスト用
通帳プリンタ10の処理指令に変換し、変換した処理指令
によってテスト用通帳プリンタ10で通帳を処理したデー
タを、第2の変換手段16により、当初処理指令された種
類の通帳プリンタの処理指令に対応する予め設定された
データに変換して、制御プログラム11に通知する構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の通帳プ
リンタに共通に使用される制御プログラムのテスト処理
プログラムのテストに係り、特に複数種類の通帳プリン
タの中の1種類の通帳プリンタをテスト用通帳プリンタ
として、共通の制御プログラムによる他の種類の処理を
テストする通帳処理テスト方法及び通帳処理シミユレー
タに関するものである。
【0002】近来、現金自動預金/払出兼用機(Automat
ic Teller Machine:ATM)等の自動取引装置や記帳機
等に記帳機能を有する通帳プリンタが広く使用されてい
る。通帳はユーザ(銀行等の金融機関)固有の仕様があ
るため、特定のユーザの通帳処理を行うには、そのユー
ザ仕様の処理ルーチン(制御プログラム)と通帳プリン
タがなければならない。
【0003】そこで、ユーザの仕様毎に処理ルーチンを
準備せずに、仕様の異なる複数種類の通帳プリンタに共
通に使用できる処理ルーチンを作成しておき、各ユーザ
に対応する処理ルーチンだけを使用する方法が取られる
ようになった。
【0004】しかし、その制御プログラムをテストする
場合には、やはり、ユーザ毎の処理ルーチンに対応する
通帳プリンタと通帳を準備する必要があり、テストの効
率が低下するので、共通の制御プログラムを異なる複数
種類の通帳と通帳プリンタに適用するテストを一種類の
通帳プリンタと通帳で行える方法が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図9はATMや記帳機等に使用される通
帳プリンタを例示する内部側面図である。通帳プリンタ
10aは、通帳1が挿入される挿入口2から続く搬送路
3、通帳1の磁気ストライプ(以下MSという)より磁
気ヘッドにより記録データを読み取るリードライト (以
下R/Wという) 部4、プラテン6及び印字ヘッド7を
備えたプリンタ部5、通帳1を搬送する送りローラR1〜
R3、センサS1、読取センサS2が設けられている。送りロ
ーラR1〜R3は図示省略したパルスモータに連結されてい
る。
【0006】このような構成を有するので、テラーが通
帳1を挿入口2から矢印A方向に挿入すると、通帳1が
搬送されてR/W部4でMSから口座番号、残高等の記
録データが読み取られた後、更に搬送されてセンサS1に
よる先端検出及び読取センサS2のページマーク/既印字
行の検出により、印字可能行がプリンタ部5にセットさ
れる。
【0007】次にテラーが図示していないキーボードか
ら取引データを入力すると、口座番号、残高等の記録デ
ータと共に図示していないホストコンピュータへ送られ
て処理され、記帳データ等が応答されて印字ヘッド7に
よって通帳1に取引金額及び預金残高等の取引データの
印字が行われる。
【0008】印字が終了すると通帳1は矢印B方向に送
られて、R/W部4で取引結果の残高データがMSに書
込まれ、書込みが終了すると通帳1は挿入口2から排出
される。
【0009】もし、ページの最終行まで印字しても、な
お印字すべきデータ残があるときには、通帳1を図示し
ていない自動ページ捲り部(例えば、プリンタ部5の後
方に設けられている。)へ移送して、ページを捲った
後、再び戻してプラテン6にセットして印字を行う。こ
のようにして通帳プリンタ10aによって通帳1の記帳が
行われる。
【0010】上記の通帳処理は、制御部8(CPU9及
び制御プログラム11aを備え、CPU9は制御プログラ
ム11aに従って通帳プリンタ10aを制御する。)の制御
プログラム11aによるシーケンス処理によって遂行され
る。
【0011】しかし、通帳1はユーザ仕様によって、縦
型及び横型、寸法、MSの位置及び方向、MS上のデー
タの種類、記録位置及び順序、印字フォーマット等が異
なるので、通帳プリンタ10aは各仕様に対応するように
構成されており、制御プログラム11aも異なる。
【0012】従って、各ユーザに夫々対応する通帳プリ
ンタが必要であることは当然であるが、制御プログラム
11aは、ユーザ毎に作成したり、修正したりするのはコ
ストが掛かるので、複数のユーザ仕様に夫々対応する処
理ルーチンをすべて含んだ共通のものを作成しておき、
ユーザ仕様毎に対応する処理ルーチンを使用する方法が
取られるようになった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、複数のユーザの通帳処理に共通の制御プログラムを
作成しているが、この共通の制御プログラムで各ユーザ
の通帳処理が正常に行われるか否がをテストする場合
に、ユーザ毎の仕様の通帳と通帳プリンタを準備する必
要があり、テストの効率が低下する。という問題点があ
る。
【0014】本発明は、複数種類の通帳の処理に共通の
制御プログラムのテストを一種類の通帳と通帳プリンタ
で行うことができ、テストの効率を高めることができる
通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータを提供す
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
原理説明図で、図1は請求項1に対応し、図2は請求項
2に対応している。
【0016】図1において、15は第1の変換手段、16は
第2の変換手段、11は異なる種類の通帳に夫々対応する
複数種類の通帳プリンタの通帳処理動作に共通する共通
制御プログラム、10は複数種類の通帳プリンタ中の1種
類のテスト用通帳プリンタである。
【0017】テスト用通帳プリンタ10で共通制御プログ
ラム11をテストする方法であって、テスト用通帳プリン
タ10以外のテストすべき種類の通帳プリンタの処理指令
を、第1の変換手段15によってテスト用通帳プリンタ10
の処理指令に変換し、変換した処理指令によってテスト
用通帳プリンタ10により通帳を処理したデータを、第2
の変換手段16により、当初処理指令された種類の通帳プ
リンタの処理指令に対応する予め設定されたデータに変
換して、共通制御プログラム11に通知するように構成さ
れている。
【0018】従って、テストすべき種類の通帳プリンタ
の処理指令を第1の変換手段15でテスト用通帳プリンタ
10の処理指令に変換して、テスト用通帳プリンタ10によ
り通帳処理を行い、その処理したデータを第2の変換手
段16により元の種類の通帳プリンタの処理指令に対応す
る設定データに変換して通知することにより、複数種類
の通帳プリンタの通帳処理動作に共通する共通制御プロ
グラム11を複数種類の中の1種類のテスト用通帳プリン
タ10によってテストすることができ、通帳プリンタの種
類毎に、対応する通帳及び通帳プリンタを準備する必要
がなくなり、テストの効率を高めることができる。
【0019】図2において、11は異なる種類の通帳に夫
々対応する複数種類の通帳プリンタの通帳処理動作に共
通する共通制御プログラム、10は複数種類の通帳プリン
タ中の1種類のテスト用通帳プリンタ、18はテスト用通
帳プリンタ10以外のテストすべき種類の通帳プリンタの
通帳処理を指令する指令手段、15は指令手段18により指
令された処理指令を、テスト用通帳プリンタ10の処理指
令に変換する第1の変換手段、16は第1の変換手段15に
より変換した処理指令によって、テスト用通帳プリンタ
10により通帳を処理したデータを、指令手段18による処
理指令に対応する予め設定されたデータに変換する第2
の変換手段である。
【0020】共通制御プログラム11をテスト用通帳プリ
ンタ10を使用してテストするシミュレータであって、第
2の変換手段16によって変換されたデータを共通制御プ
ログラム11へ通知するように構成されている。
【0021】従って、テストすべき種類の通帳プリンタ
の処理指令を第1の変換手段15でテスト用通帳プリンタ
10の処理指令に変換して、テスト用通帳プリンタ10によ
り通帳処理を行い、その処理したデータを第2の変換手
段16により元の種類の通帳プリンタの処理指令に対応す
る設定データに変換して通知することにより、複数種類
の通帳プリンタの通帳処理動作に共通する制御プログラ
ムを複数種類の中の1種類のテスト用通帳プリンタ10に
よってテストすることができ、通帳プリンタの種類毎
に、対応する通帳及び通帳プリンタを準備する必要がな
くなり、テストの効率を高めることができる。
【0022】請求項3:通帳処理の指令は、通帳のペー
ジ読み取り処理及び通帳の磁気ストライプ読み取り処理
の少なくとも一方であるように構成されている。 請求項4:通帳処理の指令が通帳のページ読み取り処理
で、複数回指令される場合は、第2の変換手段16は、指
令順序に対応する予め設定されたデータに変換するよう
に構成されている。
【0023】請求項5:通帳処理の指令が通帳の磁気ス
トライプ読み取り処理である場合は、第2の変換手段16
は、通帳の磁気ストライプから読み取ったデータを予め
設定されたデータの順序、位置及び内容に変換するよう
に構成されている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例1及び実施
例2を図2〜図8を参照して説明する。全図を通じて同
一符号は同一対象物を示す。
【0025】1)実施例1 図3〜図7により実施例1を説明する。図3は実施例1
のブロック図、図4は実施例1のデータテーブル、図5
〜図7は実施例1のフローチャートである。図3におい
て、10Aはテスト用通帳プリンタ、11bは共通制御プロ
グラム、12はシミュレータである。なお、共通制御プロ
グラム11bに従って通帳プリンタ10aを駆動制御するC
PUは説明を簡単にするために省略している。
【0026】シミュレータ12は、制御部13、指令メモリ
14、指令変換部15a(第1の変換手段)、データ変換部
16a(第2の変換手段)、データテーブル17及び操作入
力部18a(指令手段)で構成されている。
【0027】共通制御プログラム11bは、ユーザ毎の異
なる通帳1を処理する複数種類の通帳プリンタ10aの制
御に共通して適用されるプログラムで、異なる種類の通
帳プリンタ10aの夫々に対してプログラム中の固有部分
と共用部分が使用される。
【0028】テスト用通帳プリンタ10Aは、異なる複数
種類の通帳1に夫々対応する複数の通帳プリンタ10aの
中の任意の1種類が共通テスト用として使用される通帳
プリンタである。
【0029】シミュレータ12は、テスト用通帳プリンタ
10Aを使用して、複数種類の通帳プリンタ10aの通帳処
理動作(MSリード、ページマークリード(以下ページ
リードという)及びMSライト等)の共通制御プログラ
ム11bをテストする装置で、共通制御プログラム11bと
テスト用通帳プリンタ10Aの間にシミュレータ12が接続
されている。
【0030】制御部13は、図示していないCPUと制御
プログラムを備え、CPUは制御プログラムに従ってシ
ミュレータ12の各部を制御する。即ち、操作入力部18a
からの入力データ(処理指令及びパターンテーブル指定
番号)及びテスト順のページ番号を指令メモリ14へ格納
し、指令変換部15aを制御して処理指令を(MSリード
/MSライト指令の場合はエラーチェック後)テスト用
通帳プリンタ10Aの通帳1Aの仕様の処理指令に変換す
る。
【0031】指令変換部15aからエラー通知があった場
合には、エラーコード(テスト用通帳プリンタ10Aが指
令及びMSデータのエラー時に通知するエラーコード)
を共通制御プログラム11bへ通知する。また、テスト用
通帳プリンタ10Aから送られた処理結果から、データ変
換部16aでデータテーブル17によって変換或いは読み出
して共通制御プログラム11bへ通知する。
【0032】指令メモリ14は、操作入力部18aからの入
力データ(処理対象の通帳1の通帳仕様、MSリード/
ページリード/MSライトの夫々の処理指令、テストパ
ターンテーブル171 から読み出されるパターンテーブル
指定番号)及びそのテストパターンテーブル上のテスト
順のページ番号を指令メモリ14へ格納する。MSリード
/MSライト指令は、指令及びMSパターンで構成され
ている。
【0033】指令変換部15aは、テストすべき仕様の通
帳1のMSリード/ページリード/MSライト指令及び
MSパターンを、テスト用通帳プリンタ10Aに対応する
通帳1AのMSリード/ページリード/MSライト指令及
びMSパターンに変換する。
【0034】即ち、どの仕様の通帳1のMSリード/ペ
ージリード/MSライト指令がきても、すべてテスト用
通帳プリンタ10Aに用いる通帳1AのMSリード/ページ
リード/MSライト指令に変換する。(これにより共通
制御プログラム11bのテスト用通帳プリンタ10Aの通帳
処理ルーチンが起動する。) MSリード指令及びMSライト指令の変換では、指定さ
れたデータテーブル17のMSパターンテーブル170 を参
照して、リード指令のリードデータ或いはライト指令の
ライトデータが正しいか否かをチェックして、正しい時
は、テスト用通帳プリンタ10Aの通帳1AのMSパターン
に変換する。また、エラーがある場合は、制御部13へエ
ラーを通知する。
【0035】データ変換部16aは、データテーブル17を
参照し、テスト用通帳プリンタ10Aから通知されるMS
リードデータ及びMSライトデータをMSパターンテー
ブル170 によって変換し、ページリードの処理結果とし
て、テストパターンテーブル171 のテスト順に対応する
データを読み出す。
【0036】データテーブル17は、図4に示すように、
MSパターンテーブル170 及びテストパターンテーブル
171 で構成されている。MSパターンテーブル170 は、
図4(a) に示すように、テスト用通帳プリンタ10Aの通
帳1A及びテスト対象のプリンタ10Aの通帳1の通帳仕様
(A,B,C,…) の数だけMSパターンが作成されたテーブ
ルで、仕様指定により検索される。MSパターンは、M
Sデータ及びフォーマット、即ち、MSデータの種類、
位置、順番のパターンで構成されている。
【0037】テストパターンテーブル171 は、図4(b)
に示すように、テストのパターン(テスト順に配置した
ページ番号で、リードテストの繰り返しがある場合に、
配置したページ番号の順にテストされる。図では、5,4,
6,…の順にテストすることを示す。)を予め設定してお
くテーブルで、通帳1の仕様毎に複数テーブル (夫々番
号を付けて) ずつ設けられている。
【0038】操作入力部18aは、テストすべき通帳1の
仕様を指定する仕様指定釦180 、テストする処理種類
(MSリード、ページリード、MSライト等)を指令す
る処理指令釦181 、テストパターンテーブル171 の各仕
様内の番号を指定するパターンテーブル番号釦182 を夫
々複数ずつ備えている。
【0039】このような構成及び機能を有するので、次
に「MSリード」「ページリード」「MSライト」の処
理テストを続けて行う場合について、図5〜図7により
作用を説明する。なお、テスト用通帳プリンタ10Aに使
用する通帳1Aを仕様Aとし、テストされる通帳1の仕様
をBとする。
【0040】まず、操作入力部18aの仕様指定釦180
により仕様Bを指定し、MSリード処理指令を入力する
と、初期処理として、指定仕様Bを指令メモリ14に格納
すると共に、MSリード処理指令を共通制御プログラム
11bへ送る。
【0041】共通制御プログラム11bから仕様Bの通
帳1のMSリード指令をシミュレータ12へ送り、MSパ
ターンテーブル170 の仕様Bの通帳1のMSパターンを
参照してリード指令のMSパターンが正しいかどうかを
チェックする。
【0042】チェックの結果、正しければリード指令
を仕様Aに変換すると共に、MSパターンを指令変換部
15aでMSパターンテーブル170 を参照して仕様AのM
Sパターンに変換して、テスト用通帳プリンタ10Aに対
し、MSリードを指令する。
【0043】チェックの結果、MSパターンが間違っ
ていれば、テスト用通帳プリンタ10AがMSデータのエ
ラー時に通知するエラーコードを共通制御プログラム11
bに通知する。そこで共通制御プログラム11bのエラー
修正を行う。
【0044】MSリードを指令されたテスト用通帳プ
リンタ10Aは、任意のページを開いて挿入された仕様A
の通帳1AのMSデータをR/W部4でリードし、リード
したMSパターンをシミュレータ12に通知する。
【0045】シミュレータ12は、指令メモリ14に格納
した仕様Bにより、MSパターンテーブル170 によって
MSパターンを仕様BのMSパターンに変換して、共通
制御プログラム11bへ通知する。
【0046】共通制御プログラム11bは、通知された
MSデータが、正常かエラーかを判定する。エラーであ
れば、エラー種類(テスト用通帳プリンタ10A側の障
害、プログラムエラー、或いはわざとエラーを起こすエ
ラーテスト) によって必要により通帳1Aの再挿入を行
い、エラーが共通制御プログラム11bによるものであれ
ばエラー修正を行う。正常であれば、次に説明するペー
ジリード処理テストへ進む。
【0047】b)ページリード処理テスト(図6) 上記のa)の処理が終了し、操作入力部18aの処理指
令釦181 及びパターンテーブル番号釦182 により、ペー
ジリード処理指令、テストパターンテーブル171 の番号
を入力すると、仕様Bのページリード処理指令、テスト
パターンテーブル番号及びテスト順のページ番号を指令
メモリ14に格納すると共に、ページリード指令を共通制
御プログラム11bへ送る。
【0048】共通制御プログラム11bから仕様Bのペ
ージリード指令をシミュレータ12へ送る。 シミュレータ12は、指令変換部15aで仕様Bの指令を
仕様Aの指令に変換して、テスト用通帳プリンタ10Aに
対し、ページリードを指令する。
【0049】テスト用通帳プリンタ10Aは任意のリー
ドページを開いて挿入された仕様Aの通帳1Aにより読取
センサS2によりページリードを行い、リードデータをシ
ミュレータ12に通知する。
【0050】シミュレータ12は、指令メモリ14に格納
した仕様Bのテストパターンテーブル番号のテスト順の
該当ページ番号を読み出して共通制御プログラム11bへ
通知する。 (例えば、図4(b) の例では、通知データ
は、リードテストを繰り返した場合に、テスト順の1回
目は5で、2回目は4、3回目は6となる。) 共通制御プログラム11bは、通知されたページ番号に
よって、処理が正常かエラーであるかを判定し、エラー
であれば、通帳1Aの再挿入等の処置をとる。エラーが共
通制御プログラム11bによるものであればエラー修正を
行う。正常であれば、通帳印字処理テストへ進む。 (印
字処理テストは、単に印字動作が正常に行われるか否か
のテストであるので、説明を省略する。) c)MSライト処理テスト(図7) 上記の通帳印字処理テストが終了し、処理指令釦181
によりMSライトを指令すると、指令を共通制御プログ
ラム11bへ送る。
【0051】共通制御プログラム11bからMSライト
指令をシミュレータ12へ送り、MSパターンテーブル17
0 の仕様Bの通帳1のMSパターンを参照してライト指
令のMSパターンが正しいかどうかをチェックする。
【0052】チェックの結果、正しければ、指令変換
部15aで仕様Bのライト指令を仕様Aのライト指令に変
換する共に、MSパターンテーブル170 により仕様Bの
MSパターンを仕様AのMSパターンに変換し、テスト
用通帳プリンタ10Aに対してMSライトを指令する。
【0053】チェックの結果、MSパターンが間違っ
ていれば、テスト用通帳プリンタ10AがMSパターンの
エラー時に通知するエラーコードを共通制御プログラム
11bに通知する。そこで共通制御プログラム11bのエラ
ー修正を行う。
【0054】MSライトを指令されたテスト用通帳プ
リンタ10Aは、任意のページを開いて挿入された仕様A
の通帳1AのMSにR/W部4でMSデータをライトし、
ライトした結果(MSパターン)をシミュレータ12に通
知する。
【0055】シミュレータ12は、指令メモリ14に格納
した仕様Bにより、MSパターンテーブル170 によって
MSパターンを仕様BのMSパターンに変換して、共通
制御プログラム11bへ通知し、通帳1Aを送出する。
【0056】共通制御プログラム11bは、通知された
ライト結果が正常であるかエラーがあるかを判定する。
エラーがあれば、必要により通帳1Aの再挿入を行い、エ
ラーが共通制御プログラム11bによるものであればエラ
ー修正を行う。正常であればテストを終了する。
【0057】上記のMSリード、ページリード及びMS
ライトの処理テストは、必要により単独或いは連続して
繰り返してテストされる。各処理テストを夫々単独で実
施する場合には、MSリード処理の場合に指定した通帳
仕様(例えば、仕様B)をその都度指定する必要がある
ことは言うまでもない。
【0058】2)実施例2 図8により実施例2を説明する。実施例2が上記実施例
1と異なるのは、テストパターンテーブル171 に代え
て、ページ変換テーブルを備えたことである。
【0059】即ち、図8に示すように、ページ変換テー
ブル172 は、テストする通帳プリンタ10aの通帳1の仕
様毎に、テスト用通帳プリンタ10Aの仕様Aの通帳1Aの
ページ(1,2,3,…)に対応して、変換ページ(例えば、
仕様Bでは7,8,9,…)が設定されている。
【0060】従って、実施例1における図6のページリ
ード処理ののフローにおいて、シミュレータ12は、指
令メモリ14に格納した仕様Bのパターンテーブル指定番
号により、図8に示したページ変換テーブル172 の仕様
Bのテーブルの変換ページに変換(仕様Aでリードした
通帳ページを変換ページに変換)し、共通制御プログラ
ム11bへ通知する。(例えば、図8の例では、通知デー
タは、通帳ページが1の時は7、2の時は8、3の時は
9となる。) 共通制御プログラム11bは、通知されたページ番号によ
って、処理が正常かエラーかを判定し、エラーであれ
ば、通帳1Aの再挿入等の処置をとる。正常であれば、次
の通帳印字テストへ進む。
【0061】このようにして、実施例1と同様にページ
リード処理を行うことができる。なお、実施例1のペー
ジリード処理では、予めテストパターンを準備しておい
てそれに従ってテストを行うが、実施例2では、オペレ
ータが挿入する通帳1Aの開くページの順を故意に違える
ことにより、エラーテストを行うことができる等、通帳
1Aの挿入の仕方で種々のテストを行うことができるとい
う利点がある。
【0062】以上、実施例1及び実施例2で説明したよ
うに、共通制御プログラム11bによって制御される仕様
Bの通帳1の処理動作を、仕様Aの通帳1Aに使用するテ
スト用通帳プリンタ10Aとシミュレータ12によって処理
動作テストをすることができる。
【0063】同様にして、共通制御プログラム11bによ
って制御される仕様B以外の仕様の通帳1を使用する通
帳プリンタ10aの処理動作をテストすることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数種類の通帳の処理に共通する制御プログラムを、1種
類の通帳と通帳プリンタでテストすることができるの
で、通帳の種類毎に通帳と通帳プリンタを準備する必要
がなく、テストの効率を高めることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理説明図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理説明図
【図3】 本発明の実施例1を示すブロック図
【図4】 実施例1のデータテーブル
【図5】 実施例1のフローチャート(その1)
【図6】 実施例1のフローチャート(その2)
【図7】 実施例1のフローチャート(その3)
【図8】 実施例2のページ変換テーブル
【図9】 通帳プリンタの概要を示す構成図
【符号の説明】
1,1A は通帳、 10,10a,10Aは通帳プリンタ、
11,11bは共通制御プログラム、 11
aは制御プログラム、12はシミュレータ、 15は第
1の変換手段、 15aは指令変換部、16は第2の変換
手段、 16aはデータ変換部、 17はデータテーブ
ル、18は指令手段、 18aは操作入力部、170
はMSパターンテーブル、171 はテストパターンテーブ
ル、172 はページ変換テーブル、
180 は仕様指定釦、181 は処理指令釦、 182 は
パターンテーブル番号釦

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる種類の通帳に夫々対応する複数種
    類の通帳プリンタの通帳処理動作に共通する共通制御プ
    ログラムを、該複数種類中の1種類の通帳プリンタをテ
    スト用通帳プリンタとしてテストする方法であって、 前記複数種類の通帳プリンタの前記テスト用通帳プリン
    タ以外のテストすべき種類の通帳プリンタの処理指令
    を、第1の変換手段によってテスト用通帳プリンタの処
    理指令に変換し、 該変換した処理指令によってテスト用通帳プリンタによ
    り通帳を処理したデータを、第2の変換手段により、当
    初処理指令された種類の通帳プリンタの処理指令に対応
    する予め設定されたデータに変換して、前記共通制御プ
    ログラムに通知することを特徴とする通帳処理テスト方
    法。
  2. 【請求項2】 異なる種類の通帳に夫々対応する複数種
    類の通帳プリンタの通帳処理動作に共通する共通制御プ
    ログラムを、該複数種類中の1種類の通帳プリンタをテ
    スト用通帳プリンタとしてテストするシミュレータであ
    って、 前記テスト用通帳プリンタ以外のテストすべき種類の通
    帳プリンタの通帳処理を指令する指令手段と、 指令手段により指令された処理指令を、テスト用通帳プ
    リンタの処理指令に変換する第1の変換手段と、 該変換した処理指令によって、テスト用通帳プリンタに
    より通帳を処理したデータを、指令手段による処理指令
    に対応する予め設定されたデータに変換する第2の変換
    手段とを備え、 該第2の変換手段によって変換されたデータを前記共通
    制御プログラムへ通知することを特徴とする通帳処理シ
    ミュレータ。
  3. 【請求項3】 前記通帳処理の指令は、通帳のページ読
    み取り処理、及び通帳の磁気ストライプ読み取り処理の
    少なくとも一方であることを特徴とする請求項1或いは
    請求項2の通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記通帳処理の指令が通帳のページ読み
    取り処理で、複数回指令される場合は、前記第2の変換
    手段は、指令順序に対応する予め設定されたデータに変
    換することを特徴とする請求項3の通帳処理テスト方法
    及び通帳処理シミュレータ。
  5. 【請求項5】 前記通帳処理の指令が通帳の磁気ストラ
    イプ読み取り処理である場合は、前記第2の変換手段
    は、通帳の磁気ストライプから読み取ったデータを予め
    設定されたデータの順序、位置及び内容に変換すること
    を特徴とする請求項3の通帳処理テスト方法及び通帳処
    理シミュレータ。
JP5470596A 1996-03-12 1996-03-12 通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ Withdrawn JPH09245223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5470596A JPH09245223A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5470596A JPH09245223A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09245223A true JPH09245223A (ja) 1997-09-19

Family

ID=12978223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5470596A Withdrawn JPH09245223A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09245223A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133430A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 通帳取扱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133430A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 通帳取扱装置
CN102663860A (zh) * 2010-12-20 2012-09-12 日立欧姆龙金融***有限公司 存折处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4438387B2 (ja) 磁気インク文字読取装置
US4661001A (en) Label printer with test pattern for price and bar codes
EP0743186B1 (en) Biaxial printer
JPH09245223A (ja) 通帳処理テスト方法及び通帳処理シミュレータ
JP2000001002A (ja) プリンタ装置、プリンタ制御装置及び方法、記憶媒体、並びに記録媒体
JP3748485B2 (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
EP0249794A2 (en) Automatic stop code insertion feature for a word processing apparatus
JPH0661967B2 (ja) 出力方法
US5446832A (en) Printing method and apparatus
EP0414604A2 (en) Magnetic stripe reading apparatus for passbook
US7004653B2 (en) Printer with a copy function for carrying out two-set double-sided printing
US5174668A (en) Printer capable of vertical and lateral writing
JPS62271189A (ja) マ−ク読み取り制御方式
CA1273844A (en) Method and apparatus for producing characters in bold form
EP0391277B1 (en) Printer capable of vertical and lateral writing
JP2886929B2 (ja) 印刷制御装置
JP3105269B2 (ja) データ出力方式
JP4507625B2 (ja) 単票用紙読み取り装置、複合処理装置、及び単票用紙の読み取り処理方法
JPS63317375A (ja) プリンタ
US4676674A (en) Data input/output unit
JP2886928B2 (ja) 印刷制御装置
JP2906353B2 (ja) 通帳印字装置
JPH07137354A (ja) バーコードリーダ付き印刷装置
JPH06210926A (ja) プリンタ
JPH10228557A (ja) 通帳処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603