JPH0924495A - 合成樹脂製ボトルの押し潰し装置 - Google Patents

合成樹脂製ボトルの押し潰し装置

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JPH0924495A
JPH0924495A JP19821695A JP19821695A JPH0924495A JP H0924495 A JPH0924495 A JP H0924495A JP 19821695 A JP19821695 A JP 19821695A JP 19821695 A JP19821695 A JP 19821695A JP H0924495 A JPH0924495 A JP H0924495A
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JP
Japan
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press member
posture
synthetic resin
bottle
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP19821695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Minami
正文 南
Masayuki Takemoto
昌之 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEI HATSUJO KOGYO KK
Toppan Inc
Original Assignee
KYOEI HATSUJO KOGYO KK
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by KYOEI HATSUJO KOGYO KK, Toppan Printing Co Ltd filed Critical KYOEI HATSUJO KOGYO KK
Priority to JP19821695A priority Critical patent/JPH0924495A/ja
Publication of JPH0924495A publication Critical patent/JPH0924495A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/08Accessory tools, e.g. knives; Mountings therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 可動プレス部材8を下方の固定プレス部材9
に対し上下駆動する駆動機構10を備え、その固定プレ
ス部材9により受けられた合成樹脂製ボトルを可動プレ
ス部材8により上方から押し潰す。その駆動力の可動プ
レス部材8への伝達経路に設けられる緩衝機構10は、
可動プレス部材8に作用する押し潰し反力が設定値以上
になると弾性変形する緩衝部材64を有する。 【効果】 過大な押し潰し反力が作用しても駆動系が破
損するのを防止でき、押し潰し装置を小型化し、製造コ
ストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定プレス部材に
より受けられた合成樹脂製ボトルを可動プレス部材によ
り上方から押し潰し可能な合成樹脂製ボトルの押し潰し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、PET(ポリエチレンテレフタ
レート)等の合成樹脂製ボトルは、再利用のために回収
するのが望ましい。しかし、そのままの形で回収したの
では嵩張ってしまうため、押し潰して回収することが提
案されている。
【0003】そのような押し潰し装置として、可動プレ
ス部材と、この可動プレス部材の下方に配置される固定
プレス部材と、その可動プレス部材の上下駆動機構とを
備え、その固定プレス部材により受けられた合成樹脂製
ボトルを可動プレス部材により上方から押し潰し可能な
ものが提案されている(特開平48‐78778号公
報)。その固定プレス部材は、アクチュエータにより合
成樹脂製ボトルを受ける受け姿勢と、その受けた合成樹
脂製ボトルを落下させる排出姿勢とに姿勢変更可能とさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の押し潰し装置で
は、合成樹脂製ボトルの開口がキャップにより閉鎖され
ている場合や、金属等が誤って固定プレス部材に受けら
れた場合、押し潰そうとしても押し潰し反力が大きいた
め、過大な負荷により駆動系が破損するおそれがある。
【0005】また、図12に示すように、合成樹脂製ボ
トル2が取っ手2′を有するような場合、その取っ手
2′部分はボトル本体よりも通常は強度が大きい。その
ため、その取っ手2′部分のボトル本体からの突出方向
(図12において矢印A方向)が上下方向に沿うように
固定プレス部材により受けられると、やはり押し潰し反
力が大きくなる。
【0006】そこで、可動プレス部材の駆動力を大きく
することが考えられる。しかし、駆動力を大きくすると
押し潰し装置が大型化し、製造コストが増大する。ま
た、そのような取っ手2′を有する合成樹脂製ボトル2
の割合は少なく、また、取っ手2′部分のボトル本体か
らの突出方向が固定プレス部材に受けられた際に上下方
向に沿っていなければ、ボトル本体を押し潰すための駆
動力を大きくする必要はない。そのため、可動プレス部
材の駆動力を大きくするのは極めて不経済なものであ
る。
【0007】また、従来の押し潰し装置の固定プレス部
材のボトル受け面は水平面であるため、ボトル受け面に
よる合成樹脂製ボトルの受け位置が安定せず、可動プレ
ス部材に偏った押し潰し反力が作用し、押し潰し効果が
減少し、また、駆動系の破損や故障の原因になる。
【0008】また、合成樹脂製ボトルは押し潰しても元
の形状に復元しようとするため、回収の際の嵩張りを充
分に解消できないという問題がある。
【0009】また、従来の押し潰し装置においては、ア
クチュエータにより固定プレス部材を合成樹脂製ボトル
の受け姿勢と排出姿勢とに姿勢変更させるものであり、
その排出のために専用のアクチュエータが必要でコスト
が増大する。
【0010】また、従来の押し潰し装置は可動プレス部
材と固定プレス部材とは露出するものであり、危険なも
のであった。
【0011】また、従来の押し潰し装置ではボトル以外
の物の選別を行うことができなかった。
【0012】本発明は、上記課題を解決することのでき
る合成樹脂製ボトルの押し潰し装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、可動プレス部
材と、この可動プレス部材の下方に配置される固定プレ
ス部材と、その可動プレス部材を上下駆動する駆動機構
とを備え、その固定プレス部材により受けられた合成樹
脂製ボトルを可動プレス部材により上方から押し潰し可
能な合成樹脂製ボトルの押し潰し装置において、その駆
動機構から可動プレス部材への駆動力の伝達経路に緩衝
機構が設けられ、その緩衝機構は、可動プレス部材に作
用する押し潰し反力が設定値以上になると弾性変形する
緩衝部材を有することを特徴とする。
【0014】その緩衝機構は、その可動プレス部材を緩
衝部材を介して上下動可能に支持する支持部材を有し、
その緩衝部材の弾性変形により支持部材に対して可動プ
レス部材は相対的に上方移動可能とされ、その駆動力に
より支持部材と同行して上下動するボトル突き刺し部材
が設けられ、その緩衝部材の弾性変形により可動プレス
部材が支持部材に対し相対的に上方移動することで、そ
のボトル突き刺し部材は可動プレス部材から下向きに突
出可能とされているのが好ましい。
【0015】その駆動機構は、その駆動力により回転す
るカムと、そのカムの輪郭面に接するカムフォロアとを
有し、そのカムフォロアは、そのカムの回転により可動
プレス部材が上下動するように支持部材に接続され、そ
のカムの輪郭面は、一回の押し潰し工程で可動プレス部
材が複数回上下する形状に設定されているのが好まし
い。
【0016】その固定プレス部材は、下方に向かうに従
い互いに近接するボトル受け面を有するのが好ましい。
【0017】その固定プレス部材は、合成樹脂製ボトル
を受ける受け姿勢と、その受けた合成樹脂製ボトルを落
下させる排出姿勢とに、水平方向軸中心に回転すること
で姿勢変更可能とされ、その固定プレス部材が受け姿勢
になるよう弾力を作用させるバネと、その可動プレス部
材の固定プレス部材から離反する方向への移動と固定プ
レス部材の排出姿勢への回転とを連動させる連動機構と
を備え、その連動は固定プレス部材の排出姿勢への姿勢
変更後に解除可能とされているのが良い。
【0018】その可動プレス部材と固定プレス部材とを
覆う筐体を備え、その筐体にボトル投入口が形成され、
その投入口と固定プレス部材のボトル受け面との間にガ
イド機構が設けられ、そのガイド機構は、その投入口か
ら投入された合成樹脂製ボトルがボトル受け面に移動す
るように案内する案内姿勢と、ボトル受け面に移動する
のを阻止する阻止姿勢とに姿勢変更可能なガイド部材を
有し、その固定プレス部材が排出姿勢になる時にガイド
部材は阻止姿勢になるものとされ、その阻止姿勢のガイ
ド部材と固定プレス部材との間が、排出姿勢の固定プレ
ス部材からの合成樹脂製ボトルの落下経路とされている
のが好ましい。
【0019】その阻止姿勢のガイド部材により移動を阻
止された合成樹脂製ボトルの重量検出手段を備え、その
検出重量が設定重量以上の場合にガイド部材の案内姿勢
への姿勢変更が規制されるのが好ましい。
【0020】
【発明の作用および効果】本発明の押し潰し装置によれ
ば、可動プレス部材に作用する押し潰し反力が設定値以
上になると、緩衝部材の弾性変形により押し潰し反力を
吸収できる。これにより、開口がキャップにより閉鎖さ
れた合成樹脂製ボトルや金属等を押し潰そうとする際
に、過大な押し潰し反力が作用しても駆動系が破損する
のを防止できる。また、取っ手を有する合成樹脂製ボト
ル等に対処するために可動プレス部材の駆動力を大きく
する必要がなくなり、押し潰し装置を小型化し、製造コ
ストを低減できる。
【0021】その緩衝部材の弾性変形により支持部材に
対して可動プレス部材が相対的に上方移動可能とされる
ことで、過大な押し潰し反力が作用すると、その緩衝部
材の弾性変形により可動プレス部材が支持部材に対し相
対的に上方移動する。その相対移動により、その支持部
材と同行して上下動するボトル突き刺し部材が可動プレ
ス部材から下向きに突出可能とされていることで、開口
がキャップにより閉鎖された合成樹脂製ボトルに、その
ボトル突き刺し部材によって孔を開けることができる。
これにより、その合成樹脂製ボトルの内圧上昇を阻止で
きるので、押し潰し反力を低減して押し潰すことが可能
になる。
【0022】カムの輪郭面形状に応じて可動プレス部材
を一回の押し潰し工程で複数回上下させることで、合成
樹脂製ボトルが押し潰し後に元の形状に復元しようとす
る際に再度押し潰すことができ、その復元の程度を小さ
くすることができる。これにより、合成樹脂製ボトルの
回収の際の嵩張りを充分に解消できる。
【0023】その固定プレス部材が下方に向かうに従い
互いに近接するボトル受け面を有することで、ボトル受
け面による合成樹脂製ボトルの受け位置が安定し、可動
プレス部材に偏った押し潰し反力が作用するのを防止で
きる。これにより、押し潰し効果が減少するのを防止で
き、また、駆動系の破損や故障を防止できる。
【0024】その固定プレス部材が受け姿勢になるよう
弾力を作用させるバネと、その可動プレス部材の固定プ
レス部材から離反する方向への移動と固定プレス部材の
排出姿勢への回転とを連動させる連動機構とを備えるこ
とで、その固定プレス部材の排出姿勢への姿勢変更を可
動プレス部材の駆動力を利用して行える。これにより、
その排出のための専用のアクチュエータが不要になりコ
ストを低減できる。
【0025】その可動プレス部材と固定プレス部材とを
覆う筐体を備えることで安全性を向上でき、その筐体に
形成されたボトル投入口から投入された合成樹脂製ボト
ルを、案内姿勢のガイド部材によりボトル受け面に移動
するように案内できる。その固定プレス部材が排出姿勢
になる時にガイド部材が阻止姿勢になるものとされ、そ
の阻止姿勢のガイド部材と固定プレス部材との間が、排
出姿勢の固定プレス部材からの合成樹脂製ボトルの落下
経路とされていることで、固定プレス部材とボトル投入
口との間の距離を小さくすることができ、装置を小型化
して設置スペースを小さくできる。
【0026】その阻止姿勢のガイド部材により移動を阻
止された合成樹脂製ボトルの重量を検出し、その検出重
量が設定重量以上の場合にガイド部材の案内姿勢への姿
勢変更を規制することで、ボトル以外の重量の大きな金
属等を選別することが可能になる。しかも、阻止姿勢の
ガイド部材により移動を阻止された合成樹脂製ボトルの
重量を検出することで、その重量検出のために合成樹脂
製ボトルの移動を阻止する専用の部材が不要で部品点数
の増加を防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0028】図1〜図4に示すペットボトル等の合成樹
脂製ボトルの押し潰し装置1は、図4に示すような箱型
の筐体5を備え、この筐体5により、図1〜図3に示す
ように、可動プレス部材8と、この可動プレス部材8の
下方に配置される固定プレス部材9と、その可動プレス
部材8を上下駆動する駆動機構10とが覆われている。
【0029】図1、図3に示すように、その駆動機構1
0は、筐体5に固定されたビーム3上に取り付けられた
減速機付モータ37と、そのビーム3から下方に延びる
支持アーム42により左右(図1において紙面直交方
向)方向軸38a中心に回転可能に支持されるカム38
と、このカム38の外周の輪郭面に当接するカムフォロ
ア39とを有する。そのモータ37の出力軸とカム38
の回転軸38aとに取り付けられたスプロケット41、
45と、テンションスプロケット47とにチェーン46
が巻き掛けられることで、そのモータ37の回転駆動力
はカム38に伝達される。
【0030】その駆動機構10による駆動力の可動プレ
ス部材8への伝達経路に、緩衝機構60が設けられてい
る。すなわち、その緩衝機構60は、支持部材49と圧
縮コイルバネ(緩衝部材)64とを有する。図3に示す
ように、その支持部材49は、前記カムフォロア39の
回転軸を支持する一対の軸受板48と、左右一対のガイ
ド板50とを有する。各ガイド板50に取り付けられた
引っ張りコイルバネ53を介して、支持部材49は前記
ビーム3に吊り下げ状に支持されている。また、各ガイ
ド板50に、前後方向軸中心に回転可能にガイド輪55
が取り付けられ、各ガイド輪55は筐体5に取り付けら
れたガイドレール56に上下動可能に嵌まり込む周溝を
有する。これにより、モータ37の回転駆動力によりカ
ム38が回転すると、そのカム38の輪郭面にバネ53
の弾力により押し付けられたカムフォロア39と共に、
その支持部材49はカム38の輪郭面形状に応じて上下
動する。
【0031】その支持部材49に、可動プレス部材8が
上下動可能に支持される。図2に示すように、その可動
プレス部材8は、側面視がV字形状とされ、その下面が
下方に向かうに従い互いに近接するプレス面とされ、そ
の上面から上方に突出する左右一対の支持ロッド62を
有する。その支持ロッド62は、支持部材49のガイド
板50から左右に張り出す部分50aに、相対的に上下
動可能に挿通され、その挿通端にナット63がねじ合わ
され、そのナット63が張出部50aの上面に接する。
また、その可動プレス部材8は、上面から上方に突出す
る複数のガイドロッド65を有し、そのガイドロッド6
5は支持部材49に形成されたガイド孔66に相対的に
上下移動可能に挿入されている。これにより、その支持
部材49は可動プレス部材8を吊り持ち状に支持する。
【0032】その緩衝機構60の圧縮コイルバネ64
は、その可動プレス部材8の支持ロッド62に嵌め合わ
され、支持部材49のガイド板50から左右に張り出す
部分50aと可動プレス部材8とに挟まれている。これ
により、その圧縮コイルバネ64は、可動プレス部材8
に下向きの弾力を作用させ、また、弾性的に圧縮変形す
ることで支持部材49に対して可動プレス部材8を相対
的に上方移動させることができる。
【0033】その駆動機構10の駆動力により回転する
カム38の輪郭面形状に応じて支持部材49が上下動す
ると、その駆動力は緩衝機構60を介して可動プレス部
材8に伝達され、可動プレス部材8は固定プレス部材9
に近接する方向と離反する方向とにカム38の輪郭面形
状に応じて上下動する。よって、図7、図9に示すよう
に固定プレス部材9により受けられた合成樹脂製ボトル
2を、可動プレス部材8により上方から押し潰すことが
できる。なお、可動プレス部材8は最も下降した状態で
も固定プレス部材9と接することはない。これは、合成
樹脂製ボトル2を過度に押し潰して偏平にすると、その
偏平な合成樹脂製ボトル2を後工程においてペレット状
に切断する際に、その周囲部分が切断用カッターに食い
込むといった問題があるからである。
【0034】その押し潰しに際し、可動プレス部材8に
作用する押し潰し反力が、予め定めた設定値以上になる
と、その緩衝機構60のバネ64が弾性的に圧縮変形
し、支持部材49に対して可動プレス部材8は相対的に
上方移動する。すなわち、そのバネ64が可動プレス部
材8に作用させる弾力は、予め設定される押し潰し反力
の設定値に応じて設定される。その押し潰し反力の設定
値は、ペットボトル等の合成樹脂製ボトル2を押し潰す
のに充分な値であって、且つ、不必要に大きな値になら
ないように設定される。なお、図3に示すように、可動
プレス部材8の左右両端に、切欠部8aが形成されてい
る。この切欠部8aは、合成樹脂製ボトル2の口金部2
aは強度が高く押し潰すのに過大な圧力が必要なことか
ら、その押し潰し時に可動プレス部材8と口金部との干
渉を防止するために設けられている。
【0035】そのカム38の輪郭面の形状は、一回の押
し潰し工程で可動プレス部材8が複数回、本実施形態で
は2回上下するように設定されている。すなわち、図2
に示す状態でカム38は原点に位置し、この状態から一
回の押し潰し工程で図中矢印B方向に一回転する。その
カム38の輪郭面に当接するカムフォロア39からカム
38の回転軸38aまでの距離は、その原点において最
も小さくなり、その矢印B方向への回転に伴い図7に示
すように次第に大きくなった後に、図8に示すように一
旦は次第に小さくなり、しかる後に図9に示すように再
び次第に大きくなった後に、図10に示すように次第に
小さくなって原点に復帰する。その一回の押し潰し工程
における可動プレス部材8の2回の上下移動において、
1回目におけるよりも2回目の方が可動プレス部材8は
下方まで移動するように、そのカム38の輪郭面の形状
は設定されている。
【0036】図2、図3、図11に示すように、その緩
衝機構60の支持部材49にボトル突き刺し部材67の
上端がねじ込まれ、その支持部材49と同行して上下動
可能とされている。そのボトル突き刺し部材67の下端
は尖鋭とされ、可動プレス部材8に形成された貫通孔
8′に挿通されている。通常の状態では、そのボトル突
き刺し部材67の下端は貫通孔8′内に位置されてい
る。図11に示すように、その合成樹脂製ボトル2の押
し潰しに際し、押し潰し反力が前記設定値以上になって
緩衝機構60のバネ64が圧縮変形し、支持部材49に
対して可動プレス部材8が相対的に上方移動すると、そ
のボトル突き刺し部材67は可動プレス部材8から固定
プレス部材9に向かい突出する。これにより、開口がキ
ャップにより閉鎖された合成樹脂製ボトル2に孔を開け
ることができる。
【0037】図2に示すように、その固定プレス部材9
は側面視がV字形状とされ、その上面が下方に向かうに
従い互いに近接するボトル受け面9aとされている。ま
た、その固定プレス部材9の下部に、左右方向に沿う支
軸31が一体化され、その支軸31に筒状部9bが嵌め
合わされている。その支軸31は、筐体5に左右水平方
向軸中心に相対回転可能に支持されている。その固定プ
レス部材9は支軸31中心に回転することで、そのボト
ル受け面9aが上向きの受け姿勢と、図10に示すよう
にボトル受け面9aが横向きの排出姿勢とに姿勢変更可
能とされ、その排出姿勢において、ボトル受け面9aに
受けた合成樹脂製ボトル2を落下させることができる。
図1に示すように、その落下させた合成樹脂製ボトル2
を回収する回収箱13が筐体5の下部に内蔵されてい
る。
【0038】図3に示すように、その固定プレス部材9
の支軸31にねじりコイルバネ33が嵌め合わされてい
る。そのバネ33は、一端が固定プレス部材9に他端が
筐体5側に取り付けられることで、その固定プレス部材
9を図2において矢印D方向に回転するよう弾力を作用
させる。その固定プレス部材9の下面にクッション34
が取り付けられ、そのクッション34を介し固定プレス
部材9は筐体5に取り付けられた調整ボルト35に、そ
のバネ33の弾力により押し付けられ、その押し付けに
より固定プレス部材9は受け姿勢となる。なお、その調
整ボルト35の回転により固定プレス部材9の受け姿勢
を変更調整できる。
【0039】その可動プレス部材8の固定プレス部材9
から離反する方向への移動と、固定プレス部材9の排出
姿勢への回転とを連動させる連動機構が設けられてい
る。すなわち、図2、図3に示すように、前記支持部材
49の一方のガイド板50から下向きに延びるアーム5
7が設けられ、そのアーム57の下端にラチェット機構
58を介して引っ掛け部材59が取り付けられ、その引
っ掛け部材59は図中矢印Eで示すように上向き方向の
回転が可能で矢印Fで示すように下向き方向の回転が阻
止される。また、固定プレス部材9と一体の筒状部9b
から突出する被引っ掛け部としてピン36が設けられ、
このピン36は固定プレス部材9が受け姿勢にある時に
引っ掛け部材59と上下方向に関し重なる位置に配置さ
れる。これにより、図7〜図9に示すように可動プレス
部材8が固定プレス部材9に近接すると、その引っ掛け
部材59はピン36により押し上げられるのでピン36
の下方に位置し、図10に示すように可動プレス部材8
が固定プレス部材9から離反すると、その引っ掛け部材
59はピン36に引っ掛けられるので、その可動プレス
部材8の上方移動に連動して固定プレス部材9は排出姿
勢になる。さらに可動プレス部材8が上方移動すると、
その引っ掛け部材59はピン36から外れるので、その
連動は解除され、固定プレス部材9はバネ33の弾力に
より前述のように受け姿勢となる。
【0040】その筐体5の前面部は開閉可能な扉14と
され、その扉14にボトル投入口14aが形成されてい
る。このボトル投入口14aの開閉扉15の下端が、扉
14に左右水平方向軸中心に揺動可能に取り付けられて
いる。その開閉扉15に、筐体5内に延びる突出部17
が一体化されている。図1において仮想線で示すよう
に、その開閉扉15を開いた状態で、そのボトル投入口
14aから筐体5内に投入された合成樹脂製ボトル2
を、その開閉扉15と突出部17とで受けることができ
るように、その開閉扉15と突出部17とは側面視でV
字状とされている。その突出部17の左右において、開
閉扉15の内面に、筐体5内に突出する側板16が取り
付けられている。その突出部17に開口20が形成さ
れ、この開口20の大きさは回収対象の合成樹脂製ボト
ル2よりも小さい空き缶、空き瓶、ボトル、その他の異
物を落下させることができる大きさとされている。その
開口20から落下した空き缶等の受け21が扉14の内
面に取り付けられている。その受け21から空き缶等を
取り出すため、その扉14に開口14bと、この開口1
4bの透明開閉蓋22とが設けられている。
【0041】図2に示すように、そのボトル投入口14
aと固定プレス部材9のボトル受け面9aとの間にガイ
ド機構7が設けられている。そのガイド機構7は、筐体
5に支軸27中心に回転可能に支持されたガイド部材2
9を有する。そのガイド部材29は回転することで、そ
のボトル投入口14aから投入された合成樹脂製ボトル
2をボトル受け面9aに移動するように案内する図中仮
想線で示す案内姿勢と、ボトル受け面9aに移動するの
を阻止する図中実線で示す阻止姿勢とに姿勢変更可能と
されている。そのガイド部材29を姿勢変更させるアク
チュエータ30が筐体5に取り付けられている。そのア
クチュエータ30は、例えば、ガイド部材29を電磁力
により案内姿勢にすると共にバネの弾力により阻止姿勢
にするもので構成できる。後述の制御装置11による制
御により、その固定プレス部材9が排出姿勢になる時に
ガイド部材29は阻止姿勢になるものとされる。その阻
止姿勢のガイド部材29と固定プレス部材9との間が、
排出姿勢の固定プレス部材9からの合成樹脂製ボトル2
の落下経路23とされている。
【0042】その阻止姿勢のガイド部材29により移動
を阻止された合成樹脂製ボトル2の重量を検出可能なロ
ードセル28が設けられている。図1に示すように、そ
のロードセル28と前記アクチュエータ30とは、筐体
5の上部に内蔵された制御装置11に接続されている。
その制御装置11による後述の制御により、そのロード
セル28による検出重量が設定重量以上の場合にガイド
部材29の案内姿勢への姿勢変更が規制される。
【0043】その制御装置11に、モータ37のドライ
バー(図示省略)と、モータ37の負荷センサ(図示省
略)と、カム38の前記原点の検知用リミットスイッチ
44と、ボトル投入口14aの開閉扉15の開閉検知用
リミットスイッチ19と、筐体5の扉14の開閉検知用
リミットスイッチ26と、筐体5の扉14に取り付けら
れた表示盤24とが接続されている。その表示盤24
は、図5に示すように、投入可、作動中、取り出し指
示、回収箱13の満杯、及び異常を示す5つの表示と共
に、各表示の横にランプ25が設けられたものである。
【0044】その制御装置11による制御手順を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。先ず、電源を
オンにする(ステップ1)。なお、筐体5の扉14の開
閉検知用リミットスイッチ26から扉14の開信号が入
力した場合、安全上から電源はオフになる。その電源の
オンにより、表示盤24の投入可の表示に対応するラン
プ25を点灯する(ステップ2)。次に、ボトル投入口
14aの開閉扉15が開かれると、リミットスイッチ1
9から開閉扉15の開き信号が入力し(ステップ3)、
開閉扉15が閉じられると、リミットスイッチ19から
開閉扉15の閉じ信号が入力する(ステップ4)。その
開閉扉15の開閉の間にボトル投入口14aから被投入
物が投入される。その被投入物が回収対象の合成樹脂製
ボトル2よりも小さい空き缶等である場合、突出部17
の開口20から落下して受け21に排出され、扉14の
開口14bの透明開閉蓋22を開けて取り出される。そ
の開閉扉15の開き信号の入力と閉じ信号の入力によ
り、ロードセル28によりボトル投入口14aから投入
された被投入物の重力検知信号が読み込まれ、その検知
重量が回収対象の合成樹脂製ボトル2に基づき設定した
重量以上か否かを判断する(ステップ5)。その検知重
量が設定重量以上である場合、表示盤24の取り出し指
示に対応するランプ25を点灯し(ステップ6)、ロー
ドセル28の検知重量が設定値未満か否かを判断し(ス
テップ7)、設定値未満であれば被投入物が取り出され
たと判断してステップ2に戻る。ステップ5における検
知重量が設定値未満の場合、アクチュエータ30を一定
時間駆動してガイド部材29を阻止姿勢から案内姿勢に
姿勢変更させ(ステップ8)、表示盤24の作動中に対
応するランプ25を点灯させ(ステップ9)、モータ3
7を駆動する(ステップ10)。なお、そのガイド部材
29を案内姿勢に姿勢変更してから合成樹脂製ボトル2
が固定プレス部材9のボトル受け面9aに受けられる迄
はある程度の時間が必要であることから、その姿勢変更
から予め設定した時間の経過後にモータ37を駆動す
る。これにより、上記のように合成樹脂製ボトル2の押
し潰しを行なう。次に、モータ37に過負荷が作用して
いるか否か判断する(ステップ11)。固定プレス部材
9により金属等の異物が受けられたり、固定プレス部材
9に受けられた合成樹脂製ボトル2の取っ手2′が上下
方向に沿うような場合等にモータ37に過負荷が作用
し、この場合はモータ37をオフし(ステップ12)、
表示盤24の異常に対応するランプ25を点灯し(ステ
ップ13)、制御を終了する。この場合、扉14を開い
て手動操作により可動プレス部材8を上方移動させ、異
物や取っ手付合成樹脂製ボトル2等の取り出しを行う。
ステップ11において過負荷が作用しない場合、カム3
8が原点に復帰したか否かをリミットスイッチ44から
の信号の有無により判断する(ステップ14)。カム3
8が原点に復帰していなければステップ11に戻り、原
点に復帰していれば押し潰された合成樹脂製ボトル2は
回収箱13に回収されているので、その回収箱13が満
杯か否かを判断する(ステップ15)。その判断は、例
えばカム38の原点への復帰回数をカウントして累積的
に記憶し、予め定めた数になった場合に満杯と判断した
り、あるいは、回収箱13内の合成樹脂製ボトル2の回
収量が設定量になったことを検知する光電センサを設け
ること等により行える。その回収箱13が満杯でなけれ
ばステップ2に戻り、満杯であれば、表示盤24の満杯
に対応するランプ25を点灯し(ステップ16)、制御
を終了する。この場合、扉14を開いて回収箱13から
押し潰された合成樹脂製ボトル2を回収する。
【0045】上記押し潰し装置1によれば、可動プレス
部材8に作用する押し潰し反力が設定値以上になると、
緩衝機構60のバネ64の弾性変形により押し潰し反力
を吸収できる。これにより、開口がキャップにより閉鎖
された合成樹脂製ボトル2や金属等を押し潰そうとする
際に、過大な押し潰し反力が作用しても駆動系が破損す
るのを防止できる。また、取っ手2′を有する合成樹脂
製ボトル2等に対処するために可動プレス部材8の駆動
力を大きくする必要がなくなり、押し潰し装置1を小型
化し、製造コストを低減できる。
【0046】また、過大な押し潰し反力によりバネ64
が弾性変形すると、可動プレス部材8が緩衝機構60の
支持部材49に対し相対的に上方移動し、その相対移動
によりボトル突き刺し部材67が可動プレス部材8から
下向きに突出するので、開口がキャップにより閉鎖され
た合成樹脂製ボトル2に孔を開けることができる。これ
により、その合成樹脂製ボトル2の内圧上昇を阻止でき
るので、押し潰すことができる。
【0047】また、カム38の輪郭面形状に応じて可動
プレス部材8を一回の押し潰し工程で2回上下させるこ
とで、合成樹脂製ボトル2が押し潰し後に元の形状に復
元しようとする際に再度押し潰すことができ、その復元
の程度を小さくすることができる。これにより、合成樹
脂製ボトル2の回収の際の嵩張りを充分に解消できる。
【0048】その固定プレス部材9が下方に向かうに従
い互いに近接するボトル受け面9aを有することで、ボ
トル受け面9aによる合成樹脂製ボトル2の受け位置が
安定し、可動プレス部材8に偏った押し潰し反力が作用
するのを防止できる。これにより、押し潰し効果が減少
するのを防止でき、また、駆動系の破損や故障を防止で
きる。
【0049】その可動プレス部材8の固定プレス部材9
から離反する方向への移動と固定プレス部材9の排出姿
勢への回転とを連動機構により連動させ、しかる後に排
出姿勢の固定プレス部材9を受け姿勢になるようバネ3
3によって弾力を作用させることで、その固定プレス部
材9の排出姿勢への姿勢変更を可動プレス部材8の駆動
力を利用して行え、その排出のための専用のアクチュエ
ータが不要になりコストを低減できる。
【0050】その可動プレス部材8と固定プレス部材9
とを筐体5により覆うことで安全性を向上できる。その
筐体5のボトル投入口14aから投入された合成樹脂製
ボトル2を、固定プレス部材9のボトル受け面9aに案
内する案内姿勢のガイド部材29が、その固定プレス部
材9が排出姿勢になる時に阻止姿勢になり、その阻止姿
勢のガイド部材29と固定プレス部材9との間が、排出
姿勢の固定プレス部材9からの合成樹脂製ボトル2の落
下経路23とされているので、固定プレス部材9とボト
ル投入口14aとの前後間距離を小さくできる。これに
より、押し潰し装置1を小型化して設置スペースを小さ
くできる。
【0051】その阻止姿勢のガイド部材29により移動
を阻止された合成樹脂製ボトル2の重量をロードセル2
8により検出し、その検出重量が設定重量以上の場合に
ガイド部材29の案内姿勢への姿勢変更が規制されるこ
とで、ボトル以外の重量の大きな金属等を選別すること
が可能になる。しかも、阻止姿勢のガイド部材29によ
り移動を阻止された合成樹脂製ボトル2の重量を検出す
ることで、その重量検出のために合成樹脂製ボトル2の
移動を阻止する専用の部材が不要で部品点数の増加を防
止できる。
【0052】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施形態においては、ガ
イド部材29の案内姿勢への姿勢変更後に設定時間経過
した場合にモータ37を駆動したが、固定プレス部材9
のボトル受け面9a上の物体検知センサを設け、そのボ
トル受け面9a上の物体の検知後にモータ37を駆動す
るようにしてもよい。また、表示盤24によるランプ表
示だけでなく、音声等によって種々の案内を行ってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の押し潰し装置の側断面図
【図2】本発明の実施形態の押し潰し装置の要部の側断
面図
【図3】本発明の実施形態の押し潰し装置の正断面図
【図4】本発明の実施形態の押し潰し装置の正面図
【図5】本発明の実施形態の押し潰し装置の指示パネル
の外面図
【図6】本発明の実施形態の押し潰し装置の制御手順の
フローチャート
【図7】本発明の実施形態の押し潰し装置の作用説明用
断面図
【図8】本発明の実施形態の押し潰し装置の作用説明用
断面図
【図9】本発明の実施形態の押し潰し装置の作用説明用
断面図
【図10】本発明の実施形態の押し潰し装置の作用説明
用断面図
【図11】本発明の実施形態の押し潰し装置の作用説明
用断面図
【図12】取っ手付合成樹脂製ボトルの側面図
【符号の説明】
2 合成樹脂製ボトル 5 筐体 7 ガイド機構 8 可動プレス部材 9 固定プレス部材 9a ボトル受け面 10 駆動機構 14a ボトル投入口 23 落下経路 28 ロードセル 29 ガイド部材 33 バネ 38 カム 39 カムフォロア 49 支持部材 60 緩衝機構 64 バネ(緩衝部材) 67 ボトル突き刺し部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 9/32 101 B30B 9/32 101Q 1/26 1/26 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動プレス部材と、この可動プレス部材
    の下方に配置される固定プレス部材と、その可動プレス
    部材を上下駆動する駆動機構とを備え、その固定プレス
    部材により受けられた合成樹脂製ボトルを可動プレス部
    材により上方から押し潰し可能な合成樹脂製ボトルの押
    し潰し装置において、その駆動機構から可動プレス部材
    への駆動力の伝達経路に緩衝機構が設けられ、その緩衝
    機構は、可動プレス部材に作用する押し潰し反力が設定
    値以上になると弾性変形する緩衝部材を有することを特
    徴とする合成樹脂製ボトルの押し潰し装置。
  2. 【請求項2】 その緩衝機構は、その可動プレス部材を
    緩衝部材を介して上下動可能に支持する支持部材を有
    し、その緩衝部材の弾性変形により支持部材に対して可
    動プレス部材は相対的に上方移動可能とされ、その駆動
    力により支持部材と同行して上下動するボトル突き刺し
    部材が設けられ、その緩衝部材の弾性変形により可動プ
    レス部材が支持部材に対し相対的に上方移動すること
    で、そのボトル突き刺し部材は可動プレス部材から下向
    きに突出可能とされている請求項1に記載の合成樹脂製
    ボトルの押し潰し装置。
  3. 【請求項3】 その駆動機構は、その駆動力により回転
    するカムと、そのカムの輪郭面に接するカムフォロアと
    を有し、そのカムフォロアは、そのカムの回転により可
    動プレス部材が上下動するように支持部材に接続され、
    そのカムの輪郭面は、一回の押し潰し工程で可動プレス
    部材が複数回上下する形状に設定されている請求項2に
    記載の合成樹脂製ボトルの押し潰し装置。
  4. 【請求項4】 その固定プレス部材は、下方に向かうに
    従い互いに近接するボトル受け面を有する請求項1〜3
    のいずれかに記載の合成樹脂製ボトルの押し潰し装置。
  5. 【請求項5】 その固定プレス部材は、合成樹脂製ボト
    ルを受ける受け姿勢と、その受けた合成樹脂製ボトルを
    落下させる排出姿勢とに、水平方向軸中心に回転するこ
    とで姿勢変更可能とされ、その固定プレス部材が受け姿
    勢になるよう弾力を作用させるバネと、その可動プレス
    部材の固定プレス部材から離反する方向への移動と固定
    プレス部材の排出姿勢への回転とを連動させる連動機構
    とを備え、その連動は固定プレス部材の排出姿勢への姿
    勢変更後に解除可能とされている請求項4に記載の合成
    樹脂製ボトルの押し潰し装置。
  6. 【請求項6】 その可動プレス部材と固定プレス部材と
    を覆う筐体を備え、その筐体にボトル投入口が形成さ
    れ、その投入口と固定プレス部材のボトル受け面との間
    にガイド機構が設けられ、そのガイド機構は、その投入
    口から投入された合成樹脂製ボトルがボトル受け面に移
    動するように案内する案内姿勢と、ボトル受け面に移動
    するのを阻止する阻止姿勢とに姿勢変更可能なガイド部
    材を有し、その固定プレス部材が排出姿勢になる時にガ
    イド部材は阻止姿勢になるものとされ、その阻止姿勢の
    ガイド部材と固定プレス部材との間が、排出姿勢の固定
    プレス部材からの合成樹脂製ボトルの落下経路とされて
    いる請求項5に記載の合成樹脂製ボトルの押し潰し装
    置。
  7. 【請求項7】 その阻止姿勢のガイド部材により移動を
    阻止された合成樹脂製ボトルの重量検出手段を備え、そ
    の検出重量が設定重量以上の場合にガイド部材の案内姿
    勢への姿勢変更が規制される請求項6に記載の合成樹脂
    製ボトルの押し潰し装置。
JP19821695A 1995-07-10 1995-07-10 合成樹脂製ボトルの押し潰し装置 Pending JPH0924495A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112848469A (zh) * 2021-01-07 2021-05-28 安徽新美格包装发展有限公司 一种金属罐加工环节生产废料回收装置

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