JPH09244832A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH09244832A
JPH09244832A JP8051301A JP5130196A JPH09244832A JP H09244832 A JPH09244832 A JP H09244832A JP 8051301 A JP8051301 A JP 8051301A JP 5130196 A JP5130196 A JP 5130196A JP H09244832 A JPH09244832 A JP H09244832A
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image
signal
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computer
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JP8051301A
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Tatsuki Inuzuka
達基 犬塚
Toshiaki Nakamura
敏明 中村
Manabu Jo
学 城
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計算機とプリンタを接続して印字出力におい
て、高速なプリントアウトを行う装置構成の提供を目的
とする。 【解決手段】計算機側に画像データである多値データを
圧縮する手段を備え、プリンタ側に、前記圧縮された多
値データに対し各種信号処理を施す信号処理手段を備え
た。 【効果】計算機側の信号処理をプリンタ特性に非依存と
することで、高速,高画質な印字出力を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号の処理装
置に係り、特に計算機とプリンタを接続する形態での信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号をプリンタで印字する装置につ
いて、電子写真学会誌,第33巻,第2号(1994)
177から184ページに、「バブルジェット記録方式
における画質制御技術」と題する論文に記載されてい
る。この論文は、計算機を用いて作成した2値画像信号
をプリンタに伝送した後、プリンタ側で高速かつ高画質
で印字するための各種の制御技術について述べている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印字を行うための信号
処理には、計算機側での信号処理とプリンタ本体の信号
処理があり、両者の組み合わせによって印字能力が定ま
る。しかし、上記従来技術は、プリンタ本体での制御に
ついて述べたものであり、全体システムとしての印字特
性(高速,高画質)について言及していない。
【0004】例えば同じ画像信号であっても、計算機の
信号処理能力,印刷時の解像度設定、あるいは、計算機
とプリンタの接続インターフェースの伝送速度によっ
て、大きく印字時間が変動するなどの、次に示すような
問題点がある。
【0005】(1)プリンタ特性への対応 接続するプリンタによって機器特性・性能が異なる。例
えば、計算機側の表示装置とプリンタでは、1画素で表
現できる階調数あるいは解像度が異なるため変換処理が
必要とされる。このためプリンタに対応した信号処理を
計算機側で実行しなくてはならない。
【0006】(2)信号処理時間 プリンタの階調特性に合わせた信号処理を実行するため
の処理時間が必要である。多くの場合、特定のハードウ
ェア構成に依存しない構成とするために、ソフトウェア
で信号処理を実行する。このため、特に階調を持ったカ
ラー画像データの信号処理には多大な処理時間を要す
る。
【0007】(3)信号順序変換 例えばインクジェットプリンタでは、複数のノズル(イ
ンクの噴出口)を用いて印字を行う装置構成が広く使わ
れている。しかし、計算機から転送する画像データ順序
と、該ノズルを用いた印字順序が異なる場合には、これ
らの信号の順序の変換を行わなくてはならない。
【0008】本発明の目的によれば、計算機とプリンタ
を接続して印字出力を行う装置構成において、計算機側
の信号処理をプリンタ特性に依存することなく、プリン
タでの印字出力の高速化を図り得る画像処理システムを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像信号を圧
縮データとして出力する計算機と、出力された画像信号
を印字記録する印字装置からなる画像処理システムであ
って、前記印字装置内に、前記計算機から出力される圧
縮データを入力する手段と、入力された圧縮データを蓄
積する手段と、前記蓄積手段に記憶された多値レベルの
圧縮データを伸長する手段と、伸長した多値レベルの画
像信号を印字手段の能力に合致するように変換する信号
変換手段を設け、前記伸長手段が印字手段の印字データ
出力順序に同期して圧縮データを伸長するように構成し
たことに特徴がある。
【0010】本発明によれば、印字装置(プリンタ)側
に信号処理手段が備えられるので、プリンタ自身の特性
に合わせた変換処理を実行でき、以下の効果がある。
【0011】(1)計算機側に、外部接続するプリンタ
特性に依存した信号変換手段を準備する必要がない。
【0012】(2)計算機側で、信号変換手段に基づく
変換を行う必要がなく、信号処理時間の短縮の効果があ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】
(1)基本構成 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
【0014】図1に本発明の基本構成を示す。画像信号
の生成を行う計算機1、および画像信号の印字を行うプ
リンタ2を接続した装置形態を示している。ここで、計
算機とは、いわゆるパーソナル・コンピュータ,ワーク
ステーション,ワードプロセッサなどの画像信号の生成
・表示を行う機器を指す。一般には、画像信号を表示装
置に示しながら、作成,編集などを行う。表示装置3と
して、CRT(cathoderay tube),LCD(liquid cryst
al display)等が広く使われ、多値のmレベルのカラー
画像を表示可能である。
【0015】一方プリンタは、レーザ・プリンタ,イン
クジェットプリンタ、など多くの種類があり、また機種
によって装置特性・性能が大きく分布している。一つの
分類方法として、印字する1ドット当りの階調数nがあ
る。1ドット当り多くの階調再現ができるカラープリン
タとして銀塩写真方式あるいは昇華染料方式などがあ
り、前記した表示装置と同様に多値レベルのカラー画像
を印字できる。しかしながら、多値レベル印字のプリン
タは、2値レベル印字のプリンタに比較して装置コスト
が高くなることが避けられず、多くの市場調査結果から
も2値レベル印字プリンタが、広く普及すると予想され
ている。
【0016】ここで、上記のように計算機とプリンタを
接続して使う場合、両者の表示能力の違いから、信号レ
ベル変換、さらには色変換,解像度変換等が不可欠であ
る。本発明では、計算機1の画像信号生成部10で作成
・表示して、画像信号蓄積部11に記憶したmレベルの
画像信号を信号送信部13を用いてプリンタ側にデータ
伝送したのち、上記のようにプリンタ特性に依存した信
号処理はプリンタ側で実行することを基本として装置構
成を行うことを特長とする。例えばプリンタの印字部1
8の特性がnレベル印字であれば、受信部15で入力し
たmレベルの画像信号を対象に、プリンタ特性に合わせ
るためのmからnへの信号変換(m>n)をレベル変換部
17で実行する。また、計算機側で作成した画像信号と
プリントする画像信号の解像度の変換、さらに色変換,
解像度変換等をプリンタ側の信号処理部16で実行す
る。図2(1)に従来方式の構成例を、図2(2)に本
発明の構成を示す。本発明の構成では、1)プリンタに
依存した信号処理を計算機側で考慮する必要がなくな
る、2)信号変換をプリンタ側で用意した回路で実行す
ることで高速な信号処理が可能となる。
【0017】ここで問題となるのは画像信号のデータ量
であり、特にカラー画像では膨大となる。データ量を決
定する要因には、画面サイズ,解像度,色信号の種類,
階調数、などがある。伝送路14の伝送容量によっては
伝送時間が長くなることから、伝送するデータを圧縮変
換することにより時間短縮を図る。データ伝送時間の短
縮を目的とした場合、その圧縮方式を限定する必要はな
く、例えば広く使われているJPEG(joint photograp
hic expert group)方式などを利用することができる。
しかし特に、圧縮率が固定である圧縮方式を採用するこ
とで、次のような特長を実現できる。
【0018】1)送受信データのフロー制御が容易にな
る。
【0019】2)圧縮伸長の信号処理時間を確定でき
る。
【0020】3)圧縮データを蓄積するメモリ容量をあ
らかじめ確定できる。
【0021】4)画像信号の画素位置と、該信号の圧縮
データのメモリアドレスとの関係を一意的に判断でき
る。
【0022】このために、圧縮率が固定である圧縮処理
部12と伸長処理部16を、それぞれ計算機側とプリン
タ側に備えることで大きなメリットを実現できる。
【0023】(2)圧縮方式 固定圧縮率の圧縮方式としては、例えばベクトル量子
化,ブロック近似符号化、あるいは係数調整のフィード
バックループを付加したJPEG方式、などがある。ま
た、本発明の発明者らが、先に出願した特許(特公平6
−7688 号)に基づく符号化方式を利用できる。これは
図3に例示するように、画像を複数のブロックからなる
ブロックに分割し、これらのブロック内に出現する色の
種類をブロック内画素数よりも少ない数に限定する。こ
うしてブロック内の画像信号は、近似色を表す信号と、
各画素の近似色の選択を示す選択信号に変換され、この
結果として原画像よりも少ないデータ量で画像信号を表
すことができる。図中の条件を用いるならば、原画像を
6分の1の固定圧縮率で圧縮データに変換できる。
【0024】図4に、この設定に基づき圧縮データを作
成するための信号処理手順を示す。上記に示した圧縮方
式はいずれも信号非保存型であり、これが画質の劣化を
招く場合がある。従って、圧縮伸長の信号処理手順にお
いては、画質劣化の特性を調整する手段を備え、ユーザ
の要求に対応して特性設定ができることが望ましい。こ
のことから本発明の特長の一つとして、圧縮率を高めれ
ばデータ伝送時間が高速となるが画質劣化をもたらす場
合がある一方で、圧縮率を低めることでデータ伝送時間
が若干長くなるが画質は保たれるという、トレードオフ
の関係を調整できる手段を用意する。
【0025】この調整機能を実現するには、例えば前記
したブロック符号化方式の場合には、 1)ブロックサイズ(4×4,5×5,6×6など) 2)ブロック内近似色数(2色,4色など) 等のパラメータを設定する手段を用意する。
【0026】初期設定ステップのブロックサイズと近似
色数をパラメータとして設定することで、圧縮率を設定
することができる。
【0027】(3)画質処理方式 上記に述べた本発明の特長を整理すれば、本発明を実現
するために、以下に示す信号処理を図5に示すように用
意する。図5は、計算機とプリンタにおける信号処理手
順を説明する図である。
【0028】計算機を操作するユーザが作成した画像信
号を対象にして、計算機側では、1)部分領域のデータ
を生成、あるいはメモリから読み出す、2)圧縮処理、
3)送信,プリンタ側では、1)受信、2)伸長、3)
色変換、4)解像度変換、5)信号レベル変換、6)信
号順序変換などを実行する。上記は一例であり、一部の
処理手順の変更、あるいは別機能実現のための追加等を
行うことができることは言うまでもない。ポイントは、
プリンタ側に用意した信号処理手段を用いることで、多
値レベルの信号処理を高速かつ高画質に実行することで
ある。ここで、代表的な信号処理の目的と処理手順の概
要を説明し、次項で本発明の装置構成を明らかにする。
【0029】色変換について以下に説明する。計算機側
の表示装置の多くは、色信号としてRGB(赤緑青)を
用いている。これに対してプリンタの多くはCMYK
(シアン,マゼンタ,イエロ−,黒)を用いている。従
って、これらの色信号の変換が不可欠である。これらの
色信号は基本的に画像を構成する各画素に独立した数値
であり、変換処理も画素毎に行う。変換方式は限定され
たものではないが、例え表検索等の手法を用いたとして
も膨大な信号処理を必要とする。
【0030】解像度変換について以下に説明する。計算
機側の表示装置と、プリンタでは単位長さ(あるいは面
積)あたりに配置される画素数が異なる場合が多い。例
えば、前者ではCRTのドットピッチに基づき72dpi
(dot per inch) であるのに対して、プリンタの解像度
は例えば200dpi である、というような場合がある。
従って、プリンタに印字出力する画像信号を作り出すた
めの解像度変換手段が必要となる。
【0031】信号レベル変換について以下に説明する。
計算機側の表示装置の多くは多値レベルの表示ができる
のに対して、プリンタが印字できる階調レベルは機種に
よって異なる。概して、再現できる階調レベルが多いほ
ど高額な機種であり、安価で普及しているプリンタの多
くは2階調レベル程度の再現能力しかない。このため、
ディザ方式あるいは誤差拡散方式として知られている疑
似的な中間調再現を行うための信号処理手段が広く使わ
れている。
【0032】信号順序変換について以下に説明する。プ
リンタの機種によって、印字のための画像信号の使われ
る順序が異なる。このための、信号順序の変換が必要で
ある。
【0033】(4)計算機側の構成 図6(1)に、計算機側で実行する信号処理手順の一例
を示す。基本的に実行するものは、圧縮処理と送信処理
である。計算機そのものは汎用の構成であり、新たなハ
ード付加をしない場合の例である。従来は、プリンタ特
性に対応した、色変換,解像度変換,信号レベル変換
を、ソフトウェアで実行していたために長大な処理時間
を要していた。しかし、本発明の構成では、これらの信
号処理は全て不要となる。ただし、データ伝送時間の短
縮を主な目的とした圧縮処理の処理時間が新たに必要と
なるが、前記したブロック近似符号化方式を利用する場
合には、その処理方式は比較的簡易であり、図4に基づ
くソフトウェア処理、あるいは図4に手順を実行するハ
ードウェアの追加を行うことで、処理時間の観点からの
問題とはならない。
【0034】また、圧縮処理による画質劣化の影響に対
応して、ユーザによる画質劣化の程度を設定できる手段
を用意する。これについては、例えば印刷条件設定画面
をユーザに提示し、いわゆる対話型の設定手順を提供す
ることができる。
【0035】図6(2)に計算機とプリンタ間の伝送手
順の例を示す。印字開始の要求を計算機からプリンタに
出してレディー状態を確認した後に、メモリ蓄積してあ
る画像信号を部分領域単位で読み出して、圧縮データに
変換して送り出す。そして必要なデータの送出が終了す
るまで手順を繰り返す。ここで、伝送データは、複数ラ
インからなる部分領域の画像信号を固定圧縮率で圧縮し
たデータであるから、伝送するデータ量をあらかじめ確
定できる。従って、伝送に必要な時間が明らかであるた
め、上記の伝送手順の管理が用意である。また、受信側
で用意しなければならないバッファの容量を確定できる
特長がある。
【0036】(5)プリンタ側の構成 図7に、プリンタ側の装置構成例を示す。プリンタ側で
実行する信号処理の基本的な項目は、1)受信、2)伸
長、3)色変換、4)解像度変換、5)信号レベル変
換、6)信号順序変換である。
【0037】従来のように計算機側で処理した結果を受
け取る方式とは異なり、計算機で作成した多値レベルの
画像信号を(圧縮伸長処理の影響はあるが)そのまま入
力するため、各種の信号処理を実行することができる。
図7において、プロセッサ201はプログラムメモリ2
02に搭載されたプログラムに基づき全体管理および各
種の信号処理を実行する。まず、データ入出力インター
フェース204を用いて接続されている計算機との動作
の協調を行う。例えば印字開始の要求が来た場合には、
プリンタ自身の初期化あるいは能力の確認等を行い、印
字のための画像信号を入力可能の状況であれば、その旨
を示す信号を計算機に返す。引き続き入力される画像信
号を一時的にメモリ205に蓄積し、各種信号処理の順
番待ち、あるいは印字機構207の動作との同期を行
う。プリンタ側で実行する画像信号に対する信号処理の
多くは、注目する画素を中心として高々10画素程度の
画素信号を参照するものであるため、ハードウェア化す
るに適しており、ASIC(application specific IC)
203にまとめることができる。プリンタの動作状況の
多くは信号として計算機に送ることで、計算機側の表示
装置に掲示することが可能である。また同じ内容を、プ
リンタ自身が備えるパネル206に表示することもでき
る。
【0038】なお文字データについては、計算機側から
文字コードを受け取り、プリンタ側に備えた文字データ
を用いてドットの集合からなる画像信号を作ることがで
きる。図7においては、例えばプログラムメモリ202
の一部に文字データを蓄積しておくことで、このような
信号処理を実行できる。この場合、展開した文字のドッ
ト情報を蓄積するメモリが必要となるが、図7のメモリ
205を利用できる。ここで、メモリ205に蓄積され
ている圧縮データは固定圧縮率であり、画素の位置とメ
モリアドレスが一意に確定できることから、文字データ
を書き込む画像領域に対応した該メモリに蓄積された圧
縮データについてデータの書き換えを行うことができ
る。すなわち、計算機から送られてきた圧縮データとプ
リンタ側で展開した文字データを合成し、得られた合成
データをメモリ205に蓄積することができる。この結
果、印字を行う際のデータフローにおいては両者の区別
はなく、単一の信号処理手順で印字することができる。
【0039】次に、誤差拡散処理と信号順序変換を組み
合わせた装置構成について説明する。一般に誤差拡散処
理は、各画素の2値化処理により発生する誤差成分を隣
接する画素信号に反映させることで局所的な濃度の保存
を行う方式である。例えば対象画素の入力多値信号をx
(i),2値化信号をz(i)とすれば、誤差成分(x
(i)−z(i))を無視することなく隣接画素の信号に加
算していく。誤差成分は一般に複数の画素に対して伝達
することから、該画素の信号処理を実行する時点まで、
誤差成分を保存しておかなくてはならない。従ってライ
ン毎に信号処理を実行する場合には、誤差成分を保存す
るための少なくとも1ライン分の誤差成分メモリが必要
となる。
【0040】ところで、インクジェットプリンタの多く
は、複数のノズルを用いて複数ラインの印字を同時に行
う。一例として図8(1)に示すように、Nラインの印
字を同時に行いながら、ライン方向にスキャンする場合
を考察する。このためには、印字データを作成するため
の誤差拡散処理をNラインに渡ってあらかじめ実行し、
Nライン印字データをメモリ蓄積しておく。そして、印
字ヘッドのノズル位置に対応したN画素データをメモリ
から読み出しながら、ライン方向にNライン同時にスキ
ャン印字することになる。これは、計算機からのデータ
転送順序と、誤差拡散処理の信号処理順序と、印字のた
めのデータ転送順序が異なることから、順序変換手段が
必要であることを意味する。また、少なくともNライン
印字データおよび1ライン分の誤差成分メモリが、メモ
リ容量として必要である。
【0041】ここで、図8(2)を用いて、誤差拡散処
理の信号処理順序の変更について考察する。印字ヘッド
の1スキャンでカバーする範囲を一枚の画像の単位とし
て、誤差拡散処理の信号処理を該画像単位のなかで印字
ヘッドのスキャン動作に同期しながら実行する。印字ヘ
ッドのノズルがスキャン方向と直交する方向に一列に並
んでいるのであれば、そのノズル方向に各画素の信号処
理を実行する。これは、画面をNライン単位で分割し、
各分割領域毎に従来方式の信号処理順序を90度回転し
て実行することに相当する。この方式によるメリット
は、印字ヘッドのスキャンに同期して信号生成を行うこ
とができるため、Nライン印字データをあらかじめメモ
リ蓄積する必要がないことである。さらに、誤差成分を
印字ヘッドのスキャン方向に伝達するならば、誤差成分
をN画素分だけ蓄積すれば誤差拡散処理を実行できるこ
とである。また、印字ヘッドのノズルが1列ではなく2
次元的に配列されている場合には、該ノズルの配列範囲
内の画素成分を保存しておけば良い。この場合でも、誤
差拡散処理を印字ヘッドのスキャン方向、すなわちライ
ン方向に実行するならば、誤差成分をN画素分だけ蓄積
すれば良い。そして、画像データを圧縮データ形式で蓄
積しておき、印字出力順序に従って、伸長と誤差拡散処
理および他の信号処理を高速に実行することで、大幅に
メモリ容量を削減することができる。
【0042】ところで、図9(1)に示すようにNライ
ン毎に印字ヘッドをスキャンして印字すると、印字ヘッ
ドスキャンによって作られる画像境界で不連続性による
画質劣化が発生する場合がある。この要因には、印字ヘ
ッドの送り機構の精度によるものと、誤差成分の伝達順
序の不連続性によるものがある。後者については、図1
0(1)に示すように1画面全体を順次に処理する場合
には問題とならないが、同図(2)に示すようにNライ
ンの画像単位内で誤差拡散の伝達を閉じてしまい画像単
位間での伝達を行わない場合に発生するものである。
【0043】これを防止するため、次の二つの装置構成
を利用できる。第1の構成は、誤差拡散処理をNライン
単位で実行しながら、図10(3)に示すように1ライ
ン分の誤差成分メモリを用意することで、画像単位の境
界をまたがって誤差成分の伝達を行い、誤差成分の伝達
方向をスキャン方向に平行方向と直交方向の2次元とす
ることで、境界部分の濃度連続性を向上させるものであ
る。誤差成分メモリには、次のNラインの画像単位の先
頭ラインに伝達する誤差成分を蓄積する。そして、次の
Nラインの画像単位の誤差拡散処理は、誤差成分メモリ
から読み出した信号を直上のラインから伝達された誤差
成分として利用することができる。このように誤差成分
をライン間で伝達していくことで、画像全体を一回の誤
差拡散処理で変換したものと同一の結果を得ることがで
きる。この方法は、誤差拡散処理の信号処理を印字ヘッ
ドのスキャンに同期しながら実行でき、誤差成分伝達の
連続性を維持できるメリットがある。これは、1ライン
分の誤差成分メモリがあり、また、印字ヘッドの送り機
構の精度が高い場合に有効である。
【0044】第2の構成として、図9(2)に示すよう
にサブサンプリング印字を行うことで、境界の不連続性
を目に見えにくくすることができる。印字ヘッドのスキ
ャンに同期して、Nラインの伸長と誤差拡散処理および
他の信号処理を行うが、その結果をサブサンプリングし
て印字する。この結果、印字した画像におけるNライン
の画像単位間の境界が視覚的に不明瞭となることから、
境界部分の濃度連続性を向上させることができる。この
ような印字を行う場合、1ラインデータを複数回のスキ
ャンで印字することになる。仮に印字データがメモリに
蓄積されているならば、該メモリからデータを複数回読
み出して印字ヘッドに出力すれば良いが、これでは少な
くともNライン印字データを蓄積するメモリが不可欠と
なる。これを解決する第2の装置構成例を図11(1)
および(2)に示す。計算機から送られてくる画像デー
タを圧縮データ形式で蓄積しておき、印字スキャンに同
期して必要なデータを伸長し、誤差拡散処理等の信号処
理を行ったのち、印字するデータをサブサンプリングし
てから印字ヘッドに出力することで、メモリ容量の削減
と画質劣化の防止を実現することができる。サブサンプ
リング印字するため、同一画素について複数回の伸長と
誤差拡散処理等を実行することになるが、このための信
号処理は高速に実行できることから、装置構成上の問題
とはならない。ここで、サブサンプリングの比率および
パタンは、一定あるいは可変に設定することができる。
印字ヘッドのノズルの数と配置によって設定をすること
ができる。また、印字する画像性質に応じてサブサンプ
リング比率とパタンを適応的に設定することもできる。
例えば、文字・図形画像などではサブサンプリングをせ
ず、自然画像などではサブサンプリングを行うように設
定することができる。両者の区別は、印字開始を指示す
る操作者が画像種別を指定することも、あるいは信号性
質(例えば信号振幅の分布など)を判断する手段を用い
て実行することができる。また、印字速度と画質につい
ての操作者の要求に対応して、サブサンプリング比率と
パタンを設定することもできる。こうして、文字・図形
画像の印字速度の向上と、自然画像の画質向上を実現す
ることができる。
【0045】なお、分割画像を作成するためのNライン
の設定は、印字ヘッドのノズル配置領域に一致する画像
のライン数として設定することができる。また、前記し
たNライン分割画像の誤差拡散処理における領域境界条
件の影響を減少させるため、印字ヘッドのノズル配置領
域のまわりに複数ラインの付加領域を設けるようにNラ
インを設定して、実際の印字データは該領域内の印字ヘ
ッドノズル位置に対応するデータを切り出して利用する
ことができる。このような信号処理を実行するため圧縮
データをメモリ蓄積しておくが、圧縮伸長処理が例えば
複数の画素数を単位として行う場合には、該圧縮伸長処
理の単位画素数と前記Nラインの値を倍数の関係で設定
することもできる。
【0046】このように本発明によれば、信号処理の多
くをプリンタ側に備えたハードウェアで実行すること
で、高速かつ高画質な印字画像を出力することができ
る。また、メモリ蓄積する圧縮データを固定圧縮率とす
ることで画素位置とメモリアドレスの対応を一意に設定
できることから、印字ヘッドに同期して画像データ出力
するためのメモリ読み出しと、計算機から送られてくる
データのメモリ蓄積を、簡易な処理手順で実行できるメ
リットが得られる。これに対して、ランレングス符号
化,JPEG符号化方式などでは、絵柄によって圧縮率
が変動することから、メモリ蓄積およびメモリ読み出し
の手順が複雑になる。
【0047】(6)双方向スキャン印字 印字時間短縮のため、印字ヘッドの左右双方向のスキャ
ン動作に同期して印字することがある。この場合にも、
圧縮データの伸長および誤差拡散処理などの信号処理
を、印字に必要なタイミングとデータ量に基づき実行す
ることができる。また、カラー印字のため、印字ヘッド
のスキャン動作と印字する色種類を一定の規則に基づい
て設定し、印字動作を実行することもある。例えば、右
方向と左方向のスキャン方向によって印字する色種類を
決めておくことができる。固定圧縮率の圧縮データでメ
モリ蓄積しておくことで、このようなスキャン方向,色
種類などの印字データ作成順序に関わらず、印字のため
のデータをメモリから一意に読み出すことができる。
【0048】(7)信号変換 色信号を扱う機器の特性に依存しない色信号を設定する
ことで、伝送する色信号の標準化を行うことができる。
例えば、国際標準であるITU−T T.42では通信
端末で用いる標準の色信号としてCIE Labを設定
している。このような標準信号を伝送信号として利用で
きることは言うまでもないが、プリンタ側での色変換が
必要である。
【0049】また、計算機のディスプレイに表示するた
めの画像信号をプリントする場合に、画素数の変換が行
われる。例えば、640×480画素で構成される表示
用の画像信号を、A4サイズ(210×290mm),2
00dpi で印字するには、画素数の増加のための拡大処
理が必要である。
【0050】ここで、前記した圧縮方式に基づく圧縮デ
ータ形式では、ブロック内を近似する色信号と、近似色
信号の配置を示す選択信号から構成されることに着目す
る。図12(1)に示すように、色信号の変換のためR
GB信号をCMY信号に変換する例を考えれば、該圧縮
データの近似色信号のみを対象とした色変換を行えばよ
いことが分かる。この際に、選択信号に信号処理を施す
必要はない。また、図12(2)に示すように、選択信
号に拡大処理を行うことで、画素数の増加すなわち画像
の拡大を実行することができる。これは、縮小,回転、
などの信号処理も同様に実現できる。
【0051】図11(1)および(2)は色変換の処理
手順で区別した構成例であり、図11(1)は画像を構
成する各画素を対象にして色信号の変換を行うのに対し
て、同図(2)ではブロック内を近似する色信号を対象
にすればよい。図11(1)に比べて(2)の構成のほう
が、処理対象とするデータ量が少ないことから高速な信
号処理を実現できる。
【0052】(8)プリンタ特性 上記のような構成とすることで、計算機側に接続するプ
リンタ特性の詳細をあらかじめ計算機に登録する必要を
なくすことができる。計算機からプリンタに伝送する信
号は何らかの基準に準じて設定した多値のカラー信号で
あれば、各種のプリンタ装置特有の濃度特性,色補正,
解像度などを調整するための信号処理はプリンタ側で実
行すれば良い。仮に、基準に準じないカラー信号であっ
ても、プリンタ側に備える色補正手段を用いて、色の調
整を行うことができる。あるいは、テストパタンに相当
する色画像を印字し、その印字結果を測定することで、
色補正のためのパラメータを算出し、計算機側あるいは
プリンタ側に備えた色補正手段に該パラメータを設定す
ることができる。
【0053】計算機側には、基本的な印刷条件を設定と
データ伝送の実行を行うドライバ・ソフトと呼ばれる処
理手順が必要である。本発明によれば、プリンタ種別に
依存した色信号処理などが不要となり、また高速な実行
速度を実現することができる。
【0054】以下に、図2に示した、計算機としてパー
ソナルコンピュータ(パソコン),プリンタとしてイン
クジェットプリンタを組み合わせた構成で、上記の本発
明の実施例の効果を示すための数値例を求める。
【0055】計算機側で作成・表示する画像データを、
A4サイズ(210×290mm),72dpi ,RGB各
8ビットとすれば、データ量は約1468kByteであ
る。一方、画像データを印字するプリンタの機器能力
を、A4サイズ(210×290mm),200dpi ,C
MYK各1ビットとする。印字する画像信号のデータ量
は約1888kByteである。従来は、この画像信号に計
算機側で変換を行ってから、プリンタに伝送していた。
上記結果から、解像度変換と色変換を行った画像信号
は、2値レベルでありながら多値レベルの原画像のデー
タ量よりも増加していることが分かる。ここで、2値レ
ベルの画像データを対象に圧縮処理を行うこともできる
が、しかし、例えば階調レベルを誤差拡散処理で表現し
た画像データでは圧縮処理による圧縮の効果は少なく、
場合によっては圧縮処理によりデータ量が増加すること
が知られている。
【0056】本発明を用いれば、 1)計算機側で作成・表示された画像データを伝送する
ため、プリンタの機器能力に依存した信号変換を行う必
要がない。
【0057】2)原画像のデータ量を圧縮処理して伝送
するため、伝送時間が短縮し、高速な印字出力を行うこ
とができる、例えば圧縮率が6分の1であれば、上記デ
ータ量を例に取れば伝送時間は従来に比べて約1/7.
7(=(1468/6)/1888)となる。圧縮率は
固定であるから、絵柄により伝送時間が変動することは
ない。
【0058】3)プリンタ側で、多値レベルの画像信号
を用いた信号処理を実行することで、高画質な印字を行
うことができる。また、これらの信号処理はプリンタ側
の簡易なハードウェアで実行可能であり、従来は計算機
側で実行していた処理時間を短縮することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、計算機とプリンタを接
続して印字出力を行う装置構成において、計算機側の信
号処理をプリンタ特性に依存しないようにすることが可
能となる。また、プリンタでの印字出力の高速化が可能
となり、更には、高画質な印字出力を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】計算機とプリンタの信号処理分担を説明する図
である。
【図3】圧縮方式の一例を説明する図である。
【図4】圧縮データを作成するための信号処理手順を説
明する図である。
【図5】計算機とプリンタにおける信号処理手順を説明
する図である。
【図6】計算機側の信号処理。
【図7】プリンタ装置の構成図である。
【図8】誤差拡散処理を説明する図である。
【図9】プリンタ印字順序の説明図である。
【図10】誤差成分メモリの構成図である。
【図11】プリンタ信号処理部の構成図である。
【図12】信号変換部の構成図である。
【符号の説明】
1…計算機、2…プリンタ、3…表示装置、10…画像
信号生成部、11…画像信号蓄積部、12…圧縮処理
部、13…信号生成部、14…受信部、15…伸長処理
部、16…信号変換部、17…印字部、201…プロセ
ッサ、202…プログラムメモリ、203…ASIC、
204…データ入出力インターフェース、205…メモ
リ、206…パネル、207…印字機構。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号を圧縮データとして出力する計算
    機と、出力された画像信号を印字記録する印字装置から
    なる画像処理システムであって、 前記印字装置は、 前記計算機から出力される圧縮データを入力する手段
    と、 入力された圧縮データを蓄積する手段と、 前記蓄積手段に記憶された多値レベルの圧縮データを伸
    長する手段と、 伸長した多値レベルの画像信号を印字手段の能力に合致
    するように変換する信号変換手段を有し、 前記伸長手段は印字手段の印字データ出力順序に同期し
    て圧縮データを伸長することを特徴とする画像処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記計算機は、多値レ
    ベルの画像信号を固定圧縮率で圧縮すると共に、前記伸
    長手段は、前記圧縮データを固定圧縮率で伸長すること
    を特徴とする画像処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記信号変換手段は、
    多値レベルの画像信号を対象にした誤差拡散処理手段を
    有し、Nラインからなる画像の部分領域についての誤差
    拡散処理を複数回繰り返すことで、該画像全体の誤差拡
    散処理を実行することを特徴とする画像処理システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、Nラインからなる部分
    領域についての誤差拡散処理を、ライン方向と直交する
    方向に順次行うことを特徴とする画像処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記印字装置は、印字
    のための画像データをサブサンプリングする手段を備
    え、該サブサンプリングの位置を順次切り替えて複数回
    の印字によりサンプリング画素を補完することを特徴と
    する画像処理システム。
  6. 【請求項6】請求項3において、前記部分領域を作成す
    るためのNラインは、印字ヘッドのノズル領域に対応し
    た画像ライン数を上回る値として設定することを特徴と
    する画像処理システム。
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WO2011037009A1 (en) * 2009-09-25 2011-03-31 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and processing method therefor
US8452083B2 (en) 2010-06-09 2013-05-28 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium
US8509532B2 (en) 2010-04-28 2013-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium

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