JPH09244015A - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネルInfo
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- JPH09244015A JPH09244015A JP5289996A JP5289996A JPH09244015A JP H09244015 A JPH09244015 A JP H09244015A JP 5289996 A JP5289996 A JP 5289996A JP 5289996 A JP5289996 A JP 5289996A JP H09244015 A JPH09244015 A JP H09244015A
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- Japan
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- light
- shielding film
- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示部の周辺の駆動回路の目視による表示品
質の劣化を防止する。 【解決手段】 互いに対向する透明基板の間にシール材
で封止された液晶が介在され、いずれかの側の透明基板
面から観た液晶封止領域内であって該シール材に近接し
て設けられた駆動回路が前記透明基板のいずれか一方の
面に形成された液晶表示パネルにおいて、少なくとも前
記駆動回路の直接の目視を妨げる遮光膜が形成されてい
る。
質の劣化を防止する。 【解決手段】 互いに対向する透明基板の間にシール材
で封止された液晶が介在され、いずれかの側の透明基板
面から観た液晶封止領域内であって該シール材に近接し
て設けられた駆動回路が前記透明基板のいずれか一方の
面に形成された液晶表示パネルにおいて、少なくとも前
記駆動回路の直接の目視を妨げる遮光膜が形成されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルに係
り、特に、互いに対向する透明基板の間にシール材で封
止された液晶が介在され、いずれかの側の透明基板面か
ら観た液晶封止領域内であって該シール材に近接して設
けられた駆動回路が前記透明基板のいずれか一方の面に
形成された液晶表示パネルに関する。
り、特に、互いに対向する透明基板の間にシール材で封
止された液晶が介在され、いずれかの側の透明基板面か
ら観た液晶封止領域内であって該シール材に近接して設
けられた駆動回路が前記透明基板のいずれか一方の面に
形成された液晶表示パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】このように駆動回路が内蔵された液晶表
示パネルは、いわゆるその表示領域内の各画素毎に設け
られる薄膜トランジスタを構成する半導体層が多結晶シ
リコン（ポリシリコン）で形成されたものに見られる。
示パネルは、いわゆるその表示領域内の各画素毎に設け
られる薄膜トランジスタを構成する半導体層が多結晶シ
リコン（ポリシリコン）で形成されたものに見られる。
【０００３】すなわち、マトリックス状に配置される各
画素は、ゲート信号線からの走査信号によってオンされ
る前記薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トラン
ジスタを介してドレイン信号線からの映像信号が供給さ
れる画素電極（透明電極）とから構成されている。
画素は、ゲート信号線からの走査信号によってオンされ
る前記薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トラン
ジスタを介してドレイン信号線からの映像信号が供給さ
れる画素電極（透明電極）とから構成されている。
【０００４】そして、駆動回路はコンプリメンタリ型の
ＭＩＳ型トランジスタの集合からなり、これら各ＭＩＳ
型トランジスタは前記薄膜トランジスタの製造と並行し
て形成されることから、その半導体層も多結晶シリコン
で形成されたものとなっている。
ＭＩＳ型トランジスタの集合からなり、これら各ＭＩＳ
型トランジスタは前記薄膜トランジスタの製造と並行し
て形成されることから、その半導体層も多結晶シリコン
で形成されたものとなっている。
【０００５】このため、このような液晶表示パネルは、
その表示部側からの観察によって、液晶を封入する枠状
のシール材内において、実質的に表示部として機能する
表示領域と、この表示領域とシール材との間に形成され
た駆動回路形成領域（ただし、これは極めて狭い範囲で
形成されている）とを有することになる。
その表示部側からの観察によって、液晶を封入する枠状
のシール材内において、実質的に表示部として機能する
表示領域と、この表示領域とシール材との間に形成され
た駆動回路形成領域（ただし、これは極めて狭い範囲で
形成されている）とを有することになる。
【０００６】一方、この種の液晶表示パネルは、通常小
型のもので、投射型の液晶表示装置あるいはヘッド用マ
ウント液晶表示装置に組み込まれて使用されるようにな
っている。
型のもので、投射型の液晶表示装置あるいはヘッド用マ
ウント液晶表示装置に組み込まれて使用されるようにな
っている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された液晶表示パネルは、それが投射型の液晶表示装
置に組み込まれて使用された場合、その映像は拡大され
てスクリーン上に投影されることになる。
成された液晶表示パネルは、それが投射型の液晶表示装
置に組み込まれて使用された場合、その映像は拡大され
てスクリーン上に投影されることになる。
【０００８】また、ヘッド用マウント液晶表示装置に組
み込まれて使用された場合、その映像は眼前に大きく写
し出されることになる。
み込まれて使用された場合、その映像は眼前に大きく写
し出されることになる。
【０００９】このため、観察者は、注意して観察するこ
とによって、各画素がマトリックス状に配置された表示
部のみならず、その周辺の駆動回路までが目視できてし
まい、それが気になりだすと極めて目障りとなってしま
うことが指摘されるに至った。
とによって、各画素がマトリックス状に配置された表示
部のみならず、その周辺の駆動回路までが目視できてし
まい、それが気になりだすと極めて目障りとなってしま
うことが指摘されるに至った。
【００１０】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、表示部の周辺の駆動回路
の目視による表示品質の劣化を防止した液晶表示パネル
を提供することにある。
れたものであり、その目的は、表示部の周辺の駆動回路
の目視による表示品質の劣化を防止した液晶表示パネル
を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、互いに対向する透明
基板の間にシール材で封止された液晶が介在され、いず
れかの側の透明基板面から観た液晶封止領域内であって
該シール材に近接して設けられた駆動回路が前記透明基
板のいずれか一方の面に形成された液晶表示パネルにお
いて、少なくとも前記駆動回路の直接の目視を妨げる遮
光膜が形成されていることを特徴とするものである。
るために、本発明は、基本的には、互いに対向する透明
基板の間にシール材で封止された液晶が介在され、いず
れかの側の透明基板面から観た液晶封止領域内であって
該シール材に近接して設けられた駆動回路が前記透明基
板のいずれか一方の面に形成された液晶表示パネルにお
いて、少なくとも前記駆動回路の直接の目視を妨げる遮
光膜が形成されていることを特徴とするものである。
【００１２】このように構成された液晶表示パネルは、
そのパネル自体に該遮光膜が形成されていることから、
この遮光膜によって駆動回路の直接の目視を防止できる
ことになる。
そのパネル自体に該遮光膜が形成されていることから、
この遮光膜によって駆動回路の直接の目視を防止できる
ことになる。
【００１３】この場合、この遮光膜は、特に、実質的に
表示部となる表示領域に及ぶことなく、駆動回路を完全
に覆い隠すようにしなければならないことから、該表示
領域との境界となる周辺を精度よく位置づける必要があ
る。
表示部となる表示領域に及ぶことなく、駆動回路を完全
に覆い隠すようにしなければならないことから、該表示
領域との境界となる周辺を精度よく位置づける必要があ
る。
【００１４】このため、該遮光膜をフォトリソグラフ技
術を用いた選択エッチングあるいは印刷によってパネル
自体に形成することによって上記要請を達成することが
できるようになる。
術を用いた選択エッチングあるいは印刷によってパネル
自体に形成することによって上記要請を達成することが
できるようになる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液晶表示パネ
ルの実施例について図面を用いて説明する。
ルの実施例について図面を用いて説明する。
【００１６】実施例１．図１は、本発明よる液晶表示パ
ネルの一実施例を示す構成図であり、その（ａ）は平面
図、（ｂ）は（ａ）のｂ−ｂ線における断面図である。
ネルの一実施例を示す構成図であり、その（ａ）は平面
図、（ｂ）は（ａ）のｂ−ｂ線における断面図である。
【００１７】同図において、まず、液晶を介して互いに
対向配置される透明基板があり、このうち、図中上側に
位置づけられる透明基板がいわゆるＴＦＴ基板１０とな
り、下側に位置づけられる透明基板がいわゆるフィルタ
基板２０となっている。
対向配置される透明基板があり、このうち、図中上側に
位置づけられる透明基板がいわゆるＴＦＴ基板１０とな
り、下側に位置づけられる透明基板がいわゆるフィルタ
基板２０となっている。
【００１８】ＴＦＴ基板１０は、その周囲を除く中央部
において実質的に表示部となる表示領域１１を備えてい
る。
において実質的に表示部となる表示領域１１を備えてい
る。
【００１９】この表示領域１１におけるＴＦＴ基板１０
の液晶側の面には、図示していないが、そのｘ方向に延
在しかつｙ方向に並設されるゲート信号線と、これらゲ
ート信号線に絶縁されてｙ方向に延在しかつｘ方向に並
設されるドレイン信号線とが形成され、これら各信号線
で囲まれるそれぞれの領域が画素領域となっている。
の液晶側の面には、図示していないが、そのｘ方向に延
在しかつｙ方向に並設されるゲート信号線と、これらゲ
ート信号線に絶縁されてｙ方向に延在しかつｘ方向に並
設されるドレイン信号線とが形成され、これら各信号線
で囲まれるそれぞれの領域が画素領域となっている。
【００２０】これら各画素領域はマトリックス状に配置
され、このマトリックス状に配置された各画素領域によ
って表示領域を構成するようになっている。
され、このマトリックス状に配置された各画素領域によ
って表示領域を構成するようになっている。
【００２１】なお、これら各画素領域には、ゲート信号
線からの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタ
と、このオンされた薄膜トランジスタを介してドレイン
信号線からの映像信号が印加される画素電極（透明電
極）とが形成されている。
線からの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタ
と、このオンされた薄膜トランジスタを介してドレイン
信号線からの映像信号が印加される画素電極（透明電
極）とが形成されている。
【００２２】ここで、薄膜トランジスタは、その半導体
が多結晶シリコン（ポリシリコン）で形成されたものと
なっている。
が多結晶シリコン（ポリシリコン）で形成されたものと
なっている。
【００２３】そして、上述した表示領域１１のたとえば
図中左側には、その辺に沿って（ｙ方向）延在する垂直
走査回路１２が形成され、前記各ゲート信号線にはこの
垂直走査回路１２から順次走査信号が供給されるように
なっている。
図中左側には、その辺に沿って（ｙ方向）延在する垂直
走査回路１２が形成され、前記各ゲート信号線にはこの
垂直走査回路１２から順次走査信号が供給されるように
なっている。
【００２４】また、表示領域１１のたとえば図中上側に
は、その辺に沿って（ｘ方向）延在する映像駆動回路１
３が形成され、前記各ドレイン信号線にはこの映像駆動
回路１３から前記走査信号供給タイミングに合わせて映
像信号が供給されるようになっている。
は、その辺に沿って（ｘ方向）延在する映像駆動回路１
３が形成され、前記各ドレイン信号線にはこの映像駆動
回路１３から前記走査信号供給タイミングに合わせて映
像信号が供給されるようになっている。
【００２５】ここで、垂直走査回路１２および映像駆動
回路１３はともにコンプリメンタリ型のＭＩＳ型トラン
ジスタの集合からなり、これら各トランジスタの半導体
は多結晶シリコンから構成されているとともに、前記表
示領域１１内の薄膜トランジスタの形成と並行して形成
されるようになっている。
回路１３はともにコンプリメンタリ型のＭＩＳ型トラン
ジスタの集合からなり、これら各トランジスタの半導体
は多結晶シリコンから構成されているとともに、前記表
示領域１１内の薄膜トランジスタの形成と並行して形成
されるようになっている。
【００２６】そして、垂直走査回路１２および映像駆動
回路１３への各入力端子は図示しない配線層を介してＴ
ＦＴ基板１１のたとえば下側の辺にまで延在され、この
辺部において接続端子群１４として引き出されるように
なっている。
回路１３への各入力端子は図示しない配線層を介してＴ
ＦＴ基板１１のたとえば下側の辺にまで延在され、この
辺部において接続端子群１４として引き出されるように
なっている。
【００２７】このようなＴＦＴ基板１０と対向して配置
されるフィルタ基板２０は、ＴＦＴ基板１０とほぼ同じ
大きさとなっているが、該ＴＦＴ基板１０に形成された
前記接続端子群１４を露呈させる程度に小さく形成され
たものとなっている。
されるフィルタ基板２０は、ＴＦＴ基板１０とほぼ同じ
大きさとなっているが、該ＴＦＴ基板１０に形成された
前記接続端子群１４を露呈させる程度に小さく形成され
たものとなっている。
【００２８】このフィルタ基板２０の液晶側の面には、
各画素領域に共通な共通電極（透明電極）、カラーフィ
ルタ、およびブラックマトリックスが形成されたものと
なっている。
各画素領域に共通な共通電極（透明電極）、カラーフィ
ルタ、およびブラックマトリックスが形成されたものと
なっている。
【００２９】なお、前記共通電極は、ＴＦＴ基板１０側
の前記接続端子群１４のうちの一つの接続端子に引き出
されるようになっているが、この場合、フィルタ基板２
０の四隅においてＴＦＴ基板１０との間に設けた導電体
を介して引き出されるようになっている。
の前記接続端子群１４のうちの一つの接続端子に引き出
されるようになっているが、この場合、フィルタ基板２
０の四隅においてＴＦＴ基板１０との間に設けた導電体
を介して引き出されるようになっている。
【００３０】そして、上述したＴＦＴ基板１０とフィル
タ基板２０との間に介在される液晶は、前記各基板の間
に枠状に設けたシール材１５によって封止されるように
なっている。
タ基板２０との間に介在される液晶は、前記各基板の間
に枠状に設けたシール材１５によって封止されるように
なっている。
【００３１】枠状のシール材１５は、前記表示領域１１
はもちろんのこと、この表示領域１１の周辺に形成され
た垂直走査回路１２および映像駆動回路１３をもとも
に、囲むようにして形成されている。
はもちろんのこと、この表示領域１１の周辺に形成され
た垂直走査回路１２および映像駆動回路１３をもとも
に、囲むようにして形成されている。
【００３２】このように、垂直走査回路１２および映像
駆動回路１３をシール材１５の内部に配置させるのは、
たとえば次のような理由による。
駆動回路１３をシール材１５の内部に配置させるのは、
たとえば次のような理由による。
【００３３】この種の液晶表示パネルは、その画素領域
が小さいため、ＴＦＴ基板１０とフィルタ基板２０との
間の均一なギャップを確保するための微粒子からなるス
ペーサをシール材１５のみに混入させ、液晶内には全く
混入させない構成となっている。そして、シール材１５
の硬化は各基板を介した圧着によって行っているため、
この圧着によって、前記シール材１５の下に配置されて
しまう極細の信号線の損傷を回避するためである。
が小さいため、ＴＦＴ基板１０とフィルタ基板２０との
間の均一なギャップを確保するための微粒子からなるス
ペーサをシール材１５のみに混入させ、液晶内には全く
混入させない構成となっている。そして、シール材１５
の硬化は各基板を介した圧着によって行っているため、
この圧着によって、前記シール材１５の下に配置されて
しまう極細の信号線の損傷を回避するためである。
【００３４】そして、このように構成される液晶表示パ
ネルは、そのＴＦＴ基板１０側において観察者が観察す
る側となり、フィルタ基板２０側にバックライト３０が
配置されるようになっている。
ネルは、そのＴＦＴ基板１０側において観察者が観察す
る側となり、フィルタ基板２０側にバックライト３０が
配置されるようになっている。
【００３５】そして、このように観察者が観察する側の
ＴＦＴ基板１０の表面には、その周囲において、たとえ
ばフォトリソグラフ技術を用いた選択エッチングあるい
は印刷によって遮光膜１６が形成されている。すなわ
ち、この遮光膜１９は実質的に表示部となる表示領域１
１のみを光学的に露出するようにして形成されている。
ＴＦＴ基板１０の表面には、その周囲において、たとえ
ばフォトリソグラフ技術を用いた選択エッチングあるい
は印刷によって遮光膜１６が形成されている。すなわ
ち、この遮光膜１９は実質的に表示部となる表示領域１
１のみを光学的に露出するようにして形成されている。
【００３６】この場合の遮光膜１６としては、光を遮蔽
するたとえばクロムのような金属層でもよく、また、た
とえば黒色顔料を含有させた樹脂膜等であってもよい。
さらに、不透明な粘着テープの貼付によって形成しても
よいことはいうまでもない。
するたとえばクロムのような金属層でもよく、また、た
とえば黒色顔料を含有させた樹脂膜等であってもよい。
さらに、不透明な粘着テープの貼付によって形成しても
よいことはいうまでもない。
【００３７】このように構成された液晶表示パネルは、
前記遮光膜１６が形成されていることから、この遮光膜
１６によって垂直走査回路１２および映像駆動回路１３
の直接の目視を防止できることになる。
前記遮光膜１６が形成されていることから、この遮光膜
１６によって垂直走査回路１２および映像駆動回路１３
の直接の目視を防止できることになる。
【００３８】この場合、この遮光膜１６は、特に、実質
的に表示部となる表示領域１１に及ぶことなく、垂直走
査回路１２および映像駆動回路１３を完全に覆い隠すよ
うにしなければならないことから、該表示領域１１との
境界となる周辺を精度よく位置づける必要がある。
的に表示部となる表示領域１１に及ぶことなく、垂直走
査回路１２および映像駆動回路１３を完全に覆い隠すよ
うにしなければならないことから、該表示領域１１との
境界となる周辺を精度よく位置づける必要がある。
【００３９】このため、該遮光膜をフォトリソグラフ技
術を用いた選択エッチングあるいは印刷によってパネル
自体に形成することによって上記要請を達成することが
できるようになる。
術を用いた選択エッチングあるいは印刷によってパネル
自体に形成することによって上記要請を達成することが
できるようになる。
【００４０】なお、図１（ｂ）においては、フィルタ基
板２０のバックライト３０側の面において、また、ＴＦ
Ｔ基板１０の観察者側の面において、それぞれ偏光板２
０ａ、１０ａが形成されている。
板２０のバックライト３０側の面において、また、ＴＦ
Ｔ基板１０の観察者側の面において、それぞれ偏光板２
０ａ、１０ａが形成されている。
【００４１】上述した実施例では、前記表示領域１１の
みを露呈させるようにして遮光膜１６を形成したもので
あるが、これに限定されることはなく、少なくとも垂直
走査回路１２および映像駆動回路１３を覆うように形成
しても同様の効果を奏することはいうまでもない。
みを露呈させるようにして遮光膜１６を形成したもので
あるが、これに限定されることはなく、少なくとも垂直
走査回路１２および映像駆動回路１３を覆うように形成
しても同様の効果を奏することはいうまでもない。
【００４２】実施例２．図２は、本発明よる液晶表示パ
ネルの他の実施例を示す断面図である。
ネルの他の実施例を示す断面図である。
【００４３】同図において、ＴＦＴ基板１０はバックラ
イト３０側に位置づけられ（したがって、フィルタ基板
２０が観察者側となる）、かつ、このＴＦＴ基板１０側
にＡｌ（アルミニュウム）からなるブラックマトリック
ス１７が形成された構成となっている。
イト３０側に位置づけられ（したがって、フィルタ基板
２０が観察者側となる）、かつ、このＴＦＴ基板１０側
にＡｌ（アルミニュウム）からなるブラックマトリック
ス１７が形成された構成となっている。
【００４４】この場合、ブラックマトリックス１７は垂
直走査回路１２および映像駆動回路１３をも覆って形成
されることが通常となるが、これら各回路を覆うブラッ
クマトリックス１７は、フィルタ基板２０を介して観察
者が目視できることになるので、この目視をフィルタ基
板２０に形成された遮光膜１６で妨げるように構成して
いる。
直走査回路１２および映像駆動回路１３をも覆って形成
されることが通常となるが、これら各回路を覆うブラッ
クマトリックス１７は、フィルタ基板２０を介して観察
者が目視できることになるので、この目視をフィルタ基
板２０に形成された遮光膜１６で妨げるように構成して
いる。
【００４５】ブラックマトリックス１７それ自体の目視
は特に問題となることはないが、それがＡｌで形成され
ているため、外来光による反射光が観察者にとって目障
りになることの防止を図らんとしたものである。
は特に問題となることはないが、それがＡｌで形成され
ているため、外来光による反射光が観察者にとって目障
りになることの防止を図らんとしたものである。
【００４６】この場合においても、遮光膜１６は表示領
域１１のみを露呈させるようにして形成してもよいし、
また、駆動回路（垂直走査回路１２および映像駆動回路
１３）の形成領域のみを覆うようにして形成してもよい
ことはいうまでもない。
域１１のみを露呈させるようにして形成してもよいし、
また、駆動回路（垂直走査回路１２および映像駆動回路
１３）の形成領域のみを覆うようにして形成してもよい
ことはいうまでもない。
【００４７】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による液晶表示パネルによれば、その表示部の周
辺の駆動回路の目視による表示品質の劣化を防止できる
ようになる。
本発明による液晶表示パネルによれば、その表示部の周
辺の駆動回路の目視による表示品質の劣化を防止できる
ようになる。
【図１】本発明による液晶表示パネルの一実施例を示す
構成図である。
構成図である。
【図２】本発明による液晶表示パネルの他の実施例を示
す構成図である。
す構成図である。
１０……ＴＦＴ基板、２０……フィルタ基板、１１……
表示領域、１２……垂直走査回路、１３……映像駆動回
路、１６……遮光膜。
表示領域、１２……垂直走査回路、１３……映像駆動回
路、１６……遮光膜。
Claims (4)
- 【請求項１】 互いに対向する透明基板の間にシール材
で封止された液晶が介在され、いずれかの側の透明基板
面から観た液晶封止領域内であって該シール材に近接し
て設けられた駆動回路が前記透明基板のいずれか一方の
面に形成された液晶表示パネルにおいて、 少なくとも前記駆動回路の直接の目視を妨げる遮光膜が
形成されていることを特徴とする液晶表示パネル。 - 【請求項２】 観察者が観察する側の透明基板の液晶側
の面に前記駆動回路が形成されているとともに、他の透
明基板の液晶側の面にブラックマトリックスが形成され
たものであって、少なくとも駆動回路の直接の目視を妨
げる遮光膜が、観察者が観察する側の透明基板の表面に
形成されていることを特徴とする請求項１記載の液晶表
示パネル。 - 【請求項３】 観察者が観察する側の透明基板と異なる
他の透明基板の液晶側の面に前記駆動回路およびこの駆
動回路を覆ってＡｌからなるブラックマトリックスが形
成されているものであって、少なくとも駆動回路の形成
領域におけるブラックマトリックスの直接の目視を妨げ
る遮光膜が、観察者が観察する側の透明基板の表面に形
成されていることを特徴とする請求項１記載の液晶表示
パネル。 - 【請求項４】 遮光膜をフォトリソグラフ技術を用いた
選択エッチングあるいは印刷によって形成することを特
徴とする請求項１、２、３のうちいずれか記載の液晶表
示パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289996A JPH09244015A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289996A JPH09244015A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 液晶表示パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09244015A true JPH09244015A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12927706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5289996A Pending JPH09244015A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 液晶表示パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09244015A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004258527A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2006064731A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Kyocera Corp | 液晶表示装置及び表示機器 |
| KR100830524B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2008-05-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 빛샘 방지 구조 |
| US7724340B2 (en) | 2007-01-18 | 2010-05-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display panel having power supply lines and liquid crystal display |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP5289996A patent/JPH09244015A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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