JPH09243728A - 宇宙航行体搭載用レーダ装置 - Google Patents

宇宙航行体搭載用レーダ装置

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JPH09243728A
JPH09243728A JP8049037A JP4903796A JPH09243728A JP H09243728 A JPH09243728 A JP H09243728A JP 8049037 A JP8049037 A JP 8049037A JP 4903796 A JP4903796 A JP 4903796A JP H09243728 A JPH09243728 A JP H09243728A
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JP
Japan
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antenna
phase shifters
phase
beam scanning
radar
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JP8049037A
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English (en)
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Minoru Okumura
実 奥村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高精度なレーダ性能の取得を実現
して、高精度な観測データを取得し得るようにすること
にある。 【解決手段】複数の移相器211 ,212 ,213 ,
…,21nの移相量をアンテナビーム幅と略等しいビー
ム走査を行うように設定する第1のビーム制御器27
と、複数の移相器211 ,212 ,213 ,…,21n
の移相量をアンテナビーム幅より狭い間隔でビーム走査
を行うように設定する第2のビーム制御器28を設け、
これら第1及び第2のビーム制御器27,28を切換え
選択回路26を介して選択的に切換え設定するように構
成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば人工衛星
等の宇宙航行体に搭載されて気象観測等の各種の観測に
供するのに用いる宇宙航行体搭載用レーダ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、宇宙開発の分野においては、アン
テナビームを電気的に走査可能なフェーズドアレーアン
テナを用いたフェーズドアレーアンテナ方式のレーダ装
置を宇宙航行体に搭載して、広範囲な領域の観測を行う
ことが研究されている。
【0003】図4は、地上環境において用いられている
レーダ装置を示すもので、複数のアンテナ素子11 ,1
2 ,13 ,…,1n には、移相器21 ,22 ,23 ,
…,2n がそれぞれ接続される。そして、移相器21 ,
22 ,23 ,…,2n には、送信機3及び受信機4が電
力分配器5、サーキュレータ6を介して接続される。こ
の移相器21 ,22 ,23 ,…,2n には、ビーム制御
器7の出力端が接続され、その移相量がビーム制御器7
からの移相量制御信号に応じて設定されて送信信号及び
受信信号の位相を制御する。
【0004】上記構成において、送信機3から送信され
た送信信号は、サーキュレータ6を介して電力分配器5
に供給され、該電力分配器6を介して移相器21 ,22
,23 ,…,2n に分配供給される。すると、移相器
21 ,22 ,23 ,…,2n は、入力し送信信号を所定
の移相に設定して、アンテナ素子11 ,12 ,13 ,
…,1n に出力する。アンテナ素子11 ,12 ,13 ,
…,1n は、入力した送信信号を観測対象に向かって放
射する。
【0005】そして、観測対象で反射された送信信号の
反射波がアンテナ素子11 ,12 ,13 ,…,1n で受
信される。このアンテナ素子11 ,12 ,13 ,…,1
n で受信した受信信号は、移相器21 ,22 ,23 ,
…,2n に導かれて所定の位相に制御されて、電力分配
器5に供給される。電力分配器5は、入力した受信信号
を合成して、サーキュレータ6を介して受信機4に出力
し、ここに観測データが取得される。この際、移相器2
1 ,22 ,23 ,…,2n は、その移相量がビーム制御
器7を介して制御されて、送受される電磁波をビーム走
査に必要な位相に制御する。
【0006】このようなレーダ装置は、空間的に離れた
2つの観測対象を識別する空間分解能と称する能力がア
ンテナビーム幅に応じて決定される。他方、このアンテ
ナビーム幅は、一つのアンテナビーム内に含まれ、かつ
等しい間隔距離に存在する2つの観測対象からの反射波
を同時に受信すると、その識別が困難となる。そのた
め、ビーム走査間隔を略アンテナビーム幅と等しく設定
することにより、所望の能力を確保したうえで、信頼性
の高い高精度な観測データの識別を実現するように構成
される。
【0007】ところで、このようなレーダ装置にあって
は、高精度な観測データを取得するために、その送信電
力や受信利得等のレーダ性能を測定器等により測定して
そのレーダ性能に基づいて、取得した観測データを校正
することにより、高精度なレーダ観測が実現される。
【0008】しかしながら、上記従来のレーダ装置で
は、宇宙航行体に搭載して地球環境等の観測を行う場
合、宇宙開発の分野において要請される軽量化等の要請
により、レーダ性能を測定する測定器の搭載が困難なた
めに、直接的に使用することが困難であるという問題を
有する。
【0009】そこで、例えば図5に示すように宇宙航行
体8にレーダ装置9を搭載して、このレーダ装置9の飛
行経路上の地表面上に校正用受信機10を配置して、レ
ーダ装置9からの送信信号を、校正用受信機10で直接
的に受信することにより、該校正用受信機10の受信電
力Pr に基づいてレーダ装置9の送信電力Pt の測定を
行う方法が考えられている。
【0010】すなわち、校正用受信機10の受信電力P
r は、波長をλ、レーダ装置9と校正用受信機10との
距離をr、レーダ装置9のアンテナ利得をGt 、校正用
受信機10のアンテナ利得をGr とすると、 Pt =(λ/4πr)2 ・Pr ・Gt ・Gr …(1) の式により表される。ここで、λ、r、Gt 及びGr
は、既知の値であるから(1)式に基づいて送信電力P
t が算出される。
【0011】しかしながら、上記測定方法にあっては、
例えば図6に示すようにレーダ装置9からのアンテナビ
ーム91 ,92 ,93 ,…,9n が校正用受信機10に
対して正確に指向されていないと、レーダ装置9のアン
テナ利得Gt が既知の値と異なってしまうために、信頼
性の高い高精度な測定が困難であるという問題を有す
る。
【0012】また、宇宙航行体8の姿勢は、一般的に、
0.2°程度の誤差が含まれ、しかも、その予測軌道に
も誤差が含まれているために、実質的に宇宙航行体8の
飛行経路に校正用受信機10を配置するのが困難であ
る。
【0013】例えば、レーダ装置9が、図6に示すよう
にアンテナビーム91 ,92 ,93,…,9n を走査し
た場合には、校正用受信機10がY位置に存在すると、
アンテナビーム91 ,92 ,93 の各位置B1 ,B2 ,
B3 において、それぞれビーム中心からずれた状態とな
るために、該受信機10の受信レベルに誤差が含まれ、
正確な受信レベルの算出が困難となる。
【0014】また、上記アンテナビーム91 ,92 ,9
3 ,…9n の受信レベルは、その時間変化を測定する
と、図7中実線で示すようなパターン特性となり、例え
ば最小二乗法等により、それぞれを関数形で求めること
ができる。そこで、この関数形で求めてパターン特性を
求めて補間すると、図7中破線で示す受信レベルが求め
られ、この受信レベルにより送信電力Pt を求めること
ができる。
【0015】ところが、上記受信レベルの算出方法で
は、アンテナビーム91 ,アンテナビーム92 ,アンテ
ナビーム93 の信号レベルが数十dB以上のレベル差が
あるために、受信レベルの測定データがアンテナビーム
91 ,アンテナビーム92 ,アンテナビーム93 に応じ
て大きな誤差が生じる虞れがあり、高精度に補間するこ
とが困難であり、測定精度の信頼性が劣り、高精度な校
正が困難であるという問題を有する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のレーダ装置では、宇宙航行体に搭載した場合、観測
データの高精度な校正を実行するのが困難であるという
問題を有する。この発明は、上記の事情に鑑みてなされ
たもので、簡易な構成で、高精度なレーダ性能の取得を
実現して、高精度な観測データを取得し得るようにした
宇宙航行体搭載用レーダ装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のアン
テナ素子で送受される電磁波の位相を制御する複数の移
相器と、この複数の移相器に対して送信部から送信され
る送信信号を分配供給して前記複数のアンテナ素子を介
して空間に放射し、前記複数の移相器を介して供給され
る前記複数のアンテナ素子で受信した受信信号を合成し
て受信部に供給する電力分配手段と、前記複数の移相器
をアンテナビーム幅と略等しいビーム走査を行うように
移相量を設定する第1のビーム制御手段と、前記複数の
移相器をアンテナビーム幅より狭い間隔でビーム走査を
行うように移相量を設定する第2のビーム制御手段と、
前記第1及び第2のビーム制御手段を選択的に切換え制
御するビーム走査選択手段とを備えて宇宙航行体搭載用
レーダ装置を構成したものである。
【0018】上記構成によれば、ビーム走査選択手段
は、第1及び第2のビーム制御手段を切換え制御するこ
とにより、ビーム走査の間隔が略アンテナビーム幅間隔
及びアンテナビーム幅間隔より狭い間隔を有するように
移相量を切換え制御する。従って、レーダ観測に適した
略アンテナビーム幅間隔を有したビーム走査及びレーダ
性能の測定に適したアンテナビーム幅間隔より狭い間隔
を有したビーム走査に切換え設定することにより、高精
度な観測データの取得を実現され、且つ、レーダ性能測
定器を備えることなく、可及的に観測データの高精度な
校正が実現される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係る宇宙航行体搭載用レーダ装置を示
すもので、複数のアンテナ素子201 ,202 ,203
,…,20nは、前記宇宙航行体(図5参照)に搭載
される。そして、これら複数のアンテナ素子201 ,2
02 ,203 ,…,20nには、移相器211 ,212
,213 ,…,21nがそれぞれ接続される。これら
複数の移相器211 ,212 ,213 ,…,21nに
は、送信機22及び受信機23が電力分配器24、サー
キュレータ25を介して接続される。そして、これら移
相器211 ,212 ,213 ,…,21nには、切換え
選択回路26を介して第1及び第2のビーム制御器2
7,28がそれぞれ接続される。切換え選択回路26に
は、例えば地上局からのコマンドが入力され、このコマ
ンドに応動して第1及び第2のビーム制御器27,28
を選択的に切換え制御する。
【0020】このうち第1のビーム制御器27には、レ
ーダ観測に適したアンテナビーム幅と略等しい幅間隔で
ビーム走査を行う位相データが記憶され、この位相デー
タに基づいて移相器211 ,212 ,213 ,…,21
nの移相量を制御する。
【0021】他方、第2のビーム制御器28は、送信電
力Pt 等のレーダ性能の取得に適したアンテナビーム幅
より狭い間隔、例えば1/2の幅寸法でビーム走査を行
う位相データが記憶され、この位相データに基づいた移
相器211 ,212 ,213,…,21nの移相量を制
御する。
【0022】上記構成において、レーダ観測時には、コ
マンドにより切換え制御回路26を動作制御して第1の
ビーム制御器27に切換え設定する。ここで、第1のビ
ーム制御器27は、アンテナビーム幅と略等しいビーム
走査幅で走査する位相データに基づいて移相器211 ,
212 ,213 ,…,21nの移相量を設定する。これ
により、送信機22から送信された送信信号は、サーキ
ュレータ25を介して電力分配器24に供給され、該電
力分配器24を介して複数の移相器211 ,212 ,2
13 ,…,21nに分配供給される。移相器211 ,2
12 ,213 ,…,21nは、供給された送信信号を所
定の位相に設定して、アンテナ素子201 ,202 ,2
03 ,…,20nに供給する。ここに、送信信号は、ア
ンテナ素子201 ,202 ,203 ,…,20nを介し
て観測対象に向かって放射される。
【0023】この観測対象に向かって放射された送信信
号は、観測対象で反射されると、その反射波がアンテナ
素子201 ,202 ,203 ,…,20nに受信され
る。このアンテナ素子201 ,202 ,203 ,…,2
0nで受信した受信信号は、移相器211 ,212 ,2
13 ,…,21nに導かれて所定の位相に制御された
後、電力分配器24に導かれて合成される。そして、電
力分配器24で構成された受信信号は、サーキュレータ
25を介して受信機23に導かれ、ここに観測データが
取得される。
【0024】そして、例えば送信電力Pt を求めて観測
データ校正する場合には、前記図5に示す校正用受信機
10を同様に地表面の宇宙航行体8の飛行経路上に配置
する。同時に、地上からのコマンドが切換え選択回路2
6に入力され、該切換え選択回路26が動作制御され
る。ここで、切換え選択回路26は、第1のビーム制御
器27から第2のビーム制御器28に切換え設定する。
【0025】ここで、第2のビーム制御器28は、アン
テナビーム幅より狭い間隔のビーム走査幅で走査する位
相データに基づいた移相量を移相器211 ,212 ,2
13,…,21nに出力して、該移相器211 ,212
,213 ,…,21nの移相量を切換え設定する。
【0026】これにより、送信機22から送信された送
信信号は、サーキュレータ25を介して電力分配器24
に供給された後、移相器211 ,212 ,213 ,…,
21nに供給されて所定の位相に設定される。そして、
この移相器211 ,212 ,213 ,…,21nで位相
が設定された送信信号は、図2に示すようにアンテナ素
子201 ,202 ,203 ,…,20nからビームアン
テナ幅より狭い幅間隔のアンテナビーム301 ,302
,303 ,…,30nでビーム走査される。すると、
このアンテナビーム301 ,302 ,303 ,…,30
nが地表面に配置した校正用受信機10で受信され(図
2参照)、この受信信号が図示しない演算部に導かれ
て、その信号レベルの時間変化を算出して、該受信レベ
ルに基づいてて送信電力Pt が求められる。
【0027】即ち、校正用受信機10は、図2に示す飛
行経路におけるA位置に配置されているとすると、アン
テナビーム301 ,302 ,303 ,304 ,305 の
各位置A1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 に対応され、この
受信レベルの時間変化を採ると、図3中実線で示すパタ
ーンとなり、これを前述した関数形で表すと、図3中破
線で示す受信レベルを求められる。
【0028】この際、位置A3 において、位置A1 ,A
2 と共に、ビーム走査幅に相当する角度以内の信号レベ
ルで受信されて、位置A1 ,A2 に対して数十dB低い
レベル内で受信される。この結果、図3中破線で示すよ
うに関数形で求めた受信レベルの補間が行われ、この受
信レベルに基づいて前記(1)式に基づいて送信電力P
t が求められて、観測データの校正が行われる。ここ
で、受信レベルは、ビーム指向方向が校正用受信機10
の方向と略一致したのと略同様のレベルで推定すること
ができて、送信電力Pt の高精度な算出が可能となる。
【0029】このように、上記宇宙航行体搭載用レーダ
装置は、複数の移相器211 ,212 ,213 ,…,2
1nの移相量をアンテナビーム幅と略等しいビーム走査
を行うように設定する第1のビーム制御器27と、複数
の移相器211 ,212 ,213 ,…,21nの移相量
をアンテナビーム幅より狭い間隔でビーム走査を行うよ
うに設定する第2のビーム制御器28を設け、これら第
1及び第2のビーム制御器27,28を切換え選択回路
26を介して選択的に切換え設定するように構成した。
【0030】これによれば、第1のビーム制御器27に
切換え制御してビーム走査の間隔を略アンテナビーム幅
間隔に設定して観測データの取得を行い、第2のビーム
制御器28に切換え制御してビーム走査間隔をアンテナ
ビーム幅間隔より狭い間隔に設定することにより、高精
度な観測データの取得と共に、従来のようにレーダ性能
測定器を備えることなく、高精度な受信レベルの取得が
可能となり、小形化を確保したうえで、観測データの高
精度な校正が実現されて、高精度なレーダ観測が実現さ
れる。
【0031】なお、上記実施の形態では、校正用受信機
10で受信信号を受信して、そのアンテナビーム301
,302 ,303 ,…,30nに基づいて送信電力Pt
を取得して観測データの校正を行う場合を代表して説
明したが、これに限ることなく、例えば地上に送信機を
配置して受信利得を測定する場合においても適用可能で
ある。
【0032】また、上記実施の形態では、アンテナビー
ム幅より1/2の幅間隔狭いビーム走査幅に構成した場
合で説明したが、これに限ることなく、ビーム走査幅と
しては、アンテナビーム幅より狭い間隔なら1/2の幅
間隔より広くても狭くても良く、狭ければ狭い程、高精
度な受信レベルの推定が可能となり、有効な効果が期待
される。
【0033】さらに、上記実施の形態では、校正用受信
機10を地表面上に配置するように校正した場合で説明
したが、これに限ることなく、例えば宇宙基地等に配置
するように構成しても良い。
【0034】また、さらに、上記実施の形態では、切換
え選択回路26を動作制御するコマンドを地上より送信
するように構成した場合で説明したが、これに限ること
なく、例えば宇宙基地等から送信するように構成するこ
とも可能である。
【0035】よって、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の実施の形態が構成可能であることは勿論のこと
である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、高精度なレーダ性能の取得を実現し
て、高精度な観測データを取得し得るようにした宇宙航
行体搭載用レーダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る宇宙航行体搭載
用レーダ装置を示した図。
【図2】図1の第2のビーム制御器に基づくアンテナビ
ームのビーム走査状態を示した図。
【図3】図2の受信レベルの時間変化を示した図。
【図4】従来のレーダ装置を示した図。
【図5】図4の問題点を説明するために示した図。
【図6】図4のアンテナビームのビーム走査状態を示し
た図。
【図7】図6のビーム走査に基づく受信レベルの時間変
化を示した図。
【符号の説明】
8…宇宙航行体。 10…校正用受信機。 201 ,202 ,203 ,…,20n …アンテナ素子。 211 ,212 ,213 ,…,21n …移相器。 22…送信機。 23…受信機。 24…電力分配器。 25…サーキュレータ。 26…切換え選択回路。 27…第1のビーム制御器。 28…第2のビーム制御器。 301 ,302 ,303 ,…,30n …アンテナビー
ム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナ素子で送受される電磁波
    の位相を制御する複数の移相器と、 この複数の移相器に対して送信部から送信される送信信
    号を分配供給して前記複数のアンテナ素子を介して空間
    に放射し、前記複数の移相器を介して供給される前記複
    数のアンテナ素子で受信した受信信号を合成して受信部
    に供給する電力分配手段と、 前記複数の移相器をアンテナビーム幅と略等しいビーム
    走査を行うように移相量を設定する第1のビーム制御手
    段と、 前記複数の移相器をアンテナビーム幅より狭い間隔でビ
    ーム走査を行うように移相量を設定する第2のビーム制
    御手段と、 前記第1及び第2のビーム制御手段を選択的に切換え制
    御するビーム走査選択手段とを具備した宇宙航行体搭載
    用レーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記ビーム走査選択手段は、地上からの
    コマンドに応動して動作制御されることを特徴とする請
    求項1記載の宇宙航行体搭載用レーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のビーム制御手段で設定するビ
    ーム走査は、アンテナビーム幅の1/2の間隔に設定す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の宇宙航行体搭
    載用レーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のビーム制御手段は、レーダ性
    能の測定時に選択されることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか記載の宇宙航行体搭載用レーダ装置。
JP8049037A 1996-03-06 1996-03-06 宇宙航行体搭載用レーダ装置 Abandoned JPH09243728A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004219095A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Japan Resources Observation System Organization レーダ装置
JP2007057362A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Nagoya Electric Works Co Ltd 特性値計測方法およびその装置

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