JPH09240331A - シートの取付け構造 - Google Patents

シートの取付け構造

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Publication number
JPH09240331A
JPH09240331A JP5583196A JP5583196A JPH09240331A JP H09240331 A JPH09240331 A JP H09240331A JP 5583196 A JP5583196 A JP 5583196A JP 5583196 A JP5583196 A JP 5583196A JP H09240331 A JPH09240331 A JP H09240331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
bracket
hook
wire
mounting surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP5583196A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nakaya
矢 耕 一 中
Arihiro Ihira
平 有 宏 井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH09240331A publication Critical patent/JPH09240331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で取付け作業性に優れた、乗員用
シートの車両への取付け構造を提供する。 【解決手段】 インサートワイヤ(3)にシート(1)
の取付け面(Z1)に向け斜めに延びるブラケット
(5)を設け、車体(10)のシート取付け面(Z)に
前記ブラッケット(5)と係合するフック(6)を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内に配設する
内部にインサートワイヤを設けたシートの取付け構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車等の車室内に配設するシー
トの車両への取付け構造は、図19および図20に示す
ようにシートクッション1の内部の例えばウレタンフォ
ーム内に配設されたインサートワイヤ4の内の2本に、
スタッドボルトBが溶接付された複数の方形の鋼板Pを
それぞれ架け渡して溶接付けし、このスタッドボルトB
を車体のフロア面に設けられた取付け面Zに穿設された
取付け孔Hに貫通してナットNで締付け固着している。
【0003】しかし、かかる取付け構造では、溶接加工
で構成されているので省力化が難しく、また、取付け作
業も工数を要し、しかも、インサートワイヤ4に固着さ
れたスタッドボルトBはその位置精度を規正するのが難
しい。一方、取付け面Zを貫通したスタッドボルトB
は、その先端が床下構造物との干渉の恐れがあって配設
位置には制約があり、また、この様な干渉への対策のた
めには標準外の長さのボルトを採用する必要が生じるな
ど多くのコスト高の要因を有している。しかも、貫通孔
Hの設置によって埃やエンジン室の臭気などが車室内に
侵入するといった気密性の問題も生じる。
【0004】そこで出願人は特願平8−11599号に
て、シートの取付け構造を提案している。本技術は有効
であるが、しかし、この技術はシートの端部を車体側に
固着する技術であるので、シートを安定して取付けるた
めにはシートの取付け面を車体に固着することができ、
しかも上記の問題に対応した技術が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、構造が簡単で取付け作業性に優れた、車両への乗員
用シートの取付け構造を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車室内
に配設する内部にインサートワイヤを設けたシートの取
付け構造において、前記インサートワイヤにシートの取
付け面に向け斜めに延びるブラケットを設け、車体のシ
ート取付け面に前記ブラッケットと弾性により係合する
フックを設けている。
【0007】そして、前記ブラケットは前記インサート
ワイヤを折曲してシートの取付け面に向け斜めに延びて
その先端部が前記フックと弾性により係合する形状に形
成している。
【0008】または、前記ブラケットはシートの取付け
面に向け斜めに延びてその先端部が前記フックと弾性に
より係合する形状に形成したワイヤを前記インサートワ
イヤに固着している。
【0009】または、前記ブラケットはシートの取付け
面に向け斜めに延びてその先端部が前記フックと弾性に
より係合する形状に形成した板体を前記インサートワイ
ヤに固着している。
【0010】また、前記フックは板体を折曲して前記ブ
ラケットと弾性により係合する形状に形成している。
【0011】または、前記フックはワイヤを折曲して前
記ブラケットと弾性により係合する形状に形成してい
る。
【0012】したがって、上記のように構成された本発
明によれば、シートを車体の取付け面に沿って挿入する
と、インサートワイヤに設けられたブラケットと車体に
設けられたフックとが弾性により係合してシートが車体
に取付けられる。
【0013】なお、本発明は、シートクッションの取付
けに限らず、シートバックなどの取付けにも適用でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0015】図1には本発明の一実施形態のシートの取
付け構造が示されており、符号10a、10bは全体を
符号10で示す車体の部分を示し、その車体部分10b
のシート取付け面Zにシートクッション1(部分を図
示)が取付けられている。そのシートクッション1の例
えばウレタンフォームで形成されている内部の端部寄り
には、互いに平行な2本のインサートワイヤ2、3が図
面の直角方向に延びて挿入されている。また、図2には
前記車体部分1b、およびインサートワイヤ2、3がシ
ートクッション1取付け前の位置で示されている。そし
て、図示のようにシートクッション1の端部寄りに挿入
された内側のインサートワイヤ3には、その一部分がシ
ートクッション1の内方に向けて取付け面Z1に向かっ
て斜めにコ字状に折曲げられてブラケット5が形成され
ている。
【0016】一方、板体を折曲げて挿入部S、係止部
K、および取付部Tが形成されたフック6が、その取付
部Tを車体10bの取付け面Zに、例えば溶接により固
着されている。
【0017】したがって、シートクッション1を、車体
10bの取付け面Z上において矢印方向に挿入するとブ
ラケット5の先端部はフック6の挿入部Sを通り、係止
部Kに挿入されてフック6のスプリングバック力により
係合し、シートクッション1は容易に車体に取付けられ
る。また、この取付け状態では、フック6の挿入部Sの
幅が、ブラケット5の平行なワイヤの間隔に挟まれて幅
方向に位置決めされる。
【0018】図3および図4には第3の発明によるブラ
ケット5Aが示されている。このブラケット5Aは、別
体のワイヤをコ字状に折曲げて形成され、2本のインサ
ートワイヤ2、3Aに溶接付けされてその先端がシート
1の内方に向け取付け面Z1に向けて斜めに延びて設け
られている。
【0019】図5ないし図8には第4の発明が示されて
いる。図5および図6に示すブラケット5Bは、板体を
フック6の挿入部S、係止部Kの形状に倣って折曲げら
れており、そして取付け面Z1に向けてインサートワイ
ヤ2、3Aに溶接されて設けられている。
【0020】また、図7および図8に示すブラケット5
Cは、上記第4の発明の別の実施形態で、板体には孔H
が明けられ、その孔Hにフック6の挿入部Sが嵌まり位
置決めされている。
【0021】図9ないし図18には、第6の発明が示さ
れている。図示のフック6Aはワイヤを上方から視てコ
字状に曲げ、側方から視て前記板体のフック6と同様に
挿入部S1、係合部K1、取付部T1が折曲により形成
されている。図9および図10には、前記第2の発明の
ブラケット5との組合わせが示されている。また、図1
1および図12には前記第3の発明のブラケット5Aと
の組合わせ、図13および図14には前記第4の発明の
ブラケット5Bと、図15および図16にはブラケット
5Cとの組合わせが示されている。
【0022】そして、図17および図18に示されてい
るブラケット5Dは、第3の発明の別の実施形態で、上
方から視てコ字状のワイヤが側方から視て係合するフッ
ク6Aの係止部K1、挿入部S1の形状に沿った形状に
折曲げられている。
【0023】以上の各ブラケット5〜5Dとフック6、
6Aとは、それぞれシート1の取付け作業において、一
方向から挿入するだけでその弾性により係合し、シート
1を容易に取り付けることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ートには特別な構造の追加を要せず、インサートワイヤ
にブラケットを設けるだけで低コスト・取付け作業性の
優れたシートの取付け構造とすることができる。そし
て、車体側には穿孔を要せず、したがって、孔位置・ボ
ルト長等の設計上の制約を受けず、また、貫通孔による
気密性の問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施形態を示す断面図。
【図2】図1の斜視図。
【図3】第3の発明の実施形態を示す断面図。
【図4】図3の斜視図。
【図5】第4の発明の実施形態を示す断面図。
【図6】図5の斜視図。
【図7】第4の発明の別の実施形態を示す断面図。
【図8】図7の斜視図。
【図9】第6の発明の実施形態を示す断面図。
【図10】図9の斜視図。
【図11】第6の発明の別の実施形態を示す断面図。
【図12】図11の斜視図。
【図13】第6の発明のさらに別の実施形態を示す断面
図。
【図14】図13の斜視図。
【図15】第6の発明のさらに別の実施形態を示す断面
図。
【図16】図15の斜視図。
【図17】第3の発明の別の実施形態を示す断面図。
【図18】図17の斜視図。
【図19】従来のシートの取付け構造を示す斜視図。
【図20】図19の部分詳細図。
【符号の説明】
1・・・シートクッション 2、3、3A、4・・・インサートワイヤ 5、5A、5B、5C、5D・・・ブラケット 6、6A・・・フック 10・・・車体 Z、Z1・・・取付け面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に配設する内部にインサートワイ
    ヤを設けたシートの取付け構造において、前記インサー
    トワイヤにシートの取付け面に向け斜めに延びるブラケ
    ットを設け、車体のシート取付け面に前記ブラッケット
    と弾性により係合するフックを設けたことを特徴とする
    シートの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットは前記インサートワイヤ
    を折曲してシートの取付け面に向け斜めに延びてその先
    端部が前記フックと弾性により係合する形状に形成した
    請求項1に記載のシートの取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットはシートの取付け面に向
    け斜めに延びてその先端部が前記フックと弾性により係
    合する形状に形成したワイヤを前記インサートワイヤに
    固着した請求項1に記載のシートの取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットはシートの取付け面に向
    け斜めに延びてその先端部が前記フックと弾性により係
    合する形状に形成した板体を前記インサートワイヤに固
    着した請求項1に記載のシートの取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記フックは板体を折曲して前記ブラケ
    ットと弾性により係合する形状に形成した請求項1ない
    し4に記載のシートの取付け構造。
  6. 【請求項6】 前記フックはワイヤを折曲して前記ブラ
    ケットと弾性により係合する形状に形成した請求項1な
    いし4に記載のシートの取付け構造。
JP5583196A 1996-03-13 1996-03-13 シートの取付け構造 Pending JPH09240331A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125138A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toyota Boshoku Corp 乗物用シート
JP2013099693A (ja) * 2013-03-08 2013-05-23 Toyota Boshoku Corp 乗物用シート
WO2019226139A3 (en) * 2018-03-26 2020-01-30 Tofas Turk Otomobil Fabrikasi Anonim Sirketi A rigid nut lock for back seats

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