JPH09240073A - 印刷制御方法及び装置及び該装置を含む印刷システム及び前記方法を実施する制御手順を記憶した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御方法及び装置及び該装置を含む印刷システム及び前記方法を実施する制御手順を記憶した記憶媒体

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JPH09240073A
JPH09240073A JP8051738A JP5173896A JPH09240073A JP H09240073 A JPH09240073 A JP H09240073A JP 8051738 A JP8051738 A JP 8051738A JP 5173896 A JP5173896 A JP 5173896A JP H09240073 A JPH09240073 A JP H09240073A
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JP8051738A
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Fumihiro Tanaka
文博 田中
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1バンド分の印刷パターンを記憶するメモリ
のメモリサイズを大きくすることなく、1ページの印刷
データを効率良くパターンに展開して印刷できる印刷制
御方法及びその装置及び該装置を含む印刷システムを提
供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ1010から受信し
た印刷データを印刷データ保持領域1007に保持し、
その保持領域1007に保持された印刷データの各ラス
タにパターンデータがあるかどうかを示すフラグ情報を
フラグ情報保持領域1008に記憶する。その保持領域
1008に保持されたフラグ情報を参照して、画像パタ
ーンが存在する連続するラスタ量がバンドメモリ100
5のバンド幅を越えるかを調べ、越えないときは1つの
バンドとして処理し、越えるときはその連続するラスタ
分の画像パターンを複数のバンドに分割する。こうして
決定されたバンド幅に従って印刷データをパターン展開
し、その画像パターンをバンド単位で出力して記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷データに基づい
て印刷を制御する印刷制御方法及び装置及び該装置を含
む印刷システム及び前記方法を実施する制御手順を記憶
した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータなどのデータ
発生源より送られくるデータから画像パターンを生成し
て記録するプリンタ装置では、フレームメモリと呼ばれ
る、少なくとも1ページ分の大きさの画像パターンを保
持するメモリ領域を設けている。そして、その受信した
データに対応した少なくとも1ページ分の画像パターン
をそのメモリ領域内に生成し、改ページコードなどの記
録開始を指示するデータを検出すると、そのメモリ領域
に記憶している画像パターンを順次読み出して画像記録
部に転送して画像記録を行うものがあった。
【0003】また、このような1ページ分のメモリ容量
を有するフレームメモリを備える代わりに、1ページ分
の画像を、画像記録時の副走査線方向のn線(ラスタ)
分毎に分割した大きさの画像(バンドデータ)に分割し
て保持するためのバンドバッファを備え、受信した印刷
データをそのまま若しくは加工して内部バッファに一時
的に保持し、記録開始を指示するデータを検出した時点
で、その内部バッファよりバンドバッファに、そのバン
ドバッファのデータ容量分ずつ画像パターンを生成す
る。そして、その生成したバンドバッファ分のイメージ
データを、画像記録部における画像記録速度に同期して
順次転送して画像を記録する。このような動作を繰り返
すことによって、1ページ分の画像を記録する画像記録
装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の前者のよ
うに、1ページ分のフレームメモリを確保し、そのフレ
ームメモリに記録画像パターンを生成して記録する画像
記録装置では、フレームメモリのために必要となるメモ
リ容量が大きくなり、更に、生成する記録画像パターン
の解像度が高くなればなるほど、必要となるメモリ容量
が大きくなるという欠点がある。
【0005】また、上記従来例の後者の、1ページ分の
フレームメモリより小さいバンドバッファを用いて画像
パターンを生成して記録する画像記録装置では、少なく
とも1ページ分の印刷データを処理する間に使用する、
各バンドのバンドバッファのメモリ容量は一定であり、
また、各バンドは1ページ分の画像に対し、上から順に
隙間なく接するように対応している。このため、1ペー
ジ分の画像パターンを記録する際には、ホストコンピュ
ータより受信して 内部バッファに保持した印刷データ
を、1ページ分に相当するバンドの数だけ繰り返し処理
する必要がある。このため、1ページ分の印刷データの
データサイズが大きくなればなるほど、バンドバッファ
で処理するための画像処理時間が増大してしまうという
欠点があった。
【0006】更には、各バンドの境界にまたがる位置に
描かれる文字や図形などのデータは、各バンドごとにパ
ターン生成されるため、各バンドの境界に跨るような文
字、図形は、1文字、1図形につき2回、若しくはそれ
以上の回数、パターン生成処理をする必要があるという
欠点があった。
【0007】またカラー画像データを処理してカラープ
リンタにより印刷する場合、ユーザはプリンタ制御プロ
グラムに対して、そのカラー画像データに対してどのよ
うな画像処理、或は色変換処理を施すかを指示すること
ができる。しかしながら、このような処理の指定は、あ
くまでも、その印刷したいカラー画像が例えば2値の文
書データか、写真などのような中間画像であるか等に応
じてなされるものであるため、ユーザがある色変換処理
或は画像処理を選択することにより、ユーザが考えてい
た場合よりもはるかに処理時間が長くなってしまうこと
が起こり得た。また同じ処理を選択した場合でも、その
処理対象の画像データの種類によっては、ユーザが期待
していたよりもはるかに長い時間がかかってしまった
り、逆に予想した時間よりもはるかに速く処理が終了す
る場合もある。このように、従来はユーザが希望する処
理時間内で処理を行うためにはどのような画像処理や色
変換処理を選択すれば良いのかという基準がなかったた
め、最も高品位な画像を希望する時間内で得られるか
を、印刷を行う前に判断することができなかった。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、例えば1バンド分の印刷パターンを記憶するメモリ
のメモリサイズを大きくすることなく、1ページの印刷
データを効率良くパターンに展開して印刷できる印刷制
御方法及び装置及び該装置を含む印刷システム及び前記
方法を実施する制御手順を記憶した記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0009】また本発明の目的は、1ページ分の印刷デ
ータからバンドメモリへのデータ展開回数を少なくして
印刷処理に要する時間を短縮できるようにした印刷制御
方法及び装置及び該装置を含む印刷システム及び前記方
法を実施する制御手順を記憶した記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0010】また本発明の他の目的は、文字や図形など
の印刷データのパターンがバンドの境界に跨るのをでき
るだけ回避することによって、印刷に要する時間を短縮
した印刷制御方法及び装置及び該装置を含む印刷システ
ム及び前記方法を実施する制御手順を記憶した記憶媒体
を提供することにある。
【0011】本発明の目的は、1つのオブジェクトのパ
ターンが複数のバンドに跨るのを防止して印刷に要する
時間を短縮できるようにした印刷制御方法及び装置及び
該装置を含む印刷システム及び前記方法を実施する制御
手順を記憶した記憶媒体を提供することにある。
【0012】また本発明の目的は、カラー画像データを
印刷する際、所望の時間内で処理が終了するような画像
処理と色変換処理とを選択できるようにしたことによ
り、ユーザが所望の印刷時間内で、できる限り高品位の
印刷画像を得ることができるようにした印刷制御方法及
び装置及び該装置を含む印刷システム及び前記方法を実
施する制御手順を記憶した記憶媒体を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷制御装置は以下のような構成を備える。
即ち、データ源より受信した印刷データを基に画像パタ
ーンを生成して印刷する印刷制御装置であって、受信し
た印刷データを保持する保持手段と、前記保持手段に保
持された印刷データの所定位置にパターンデータがある
かどうかを示すデータ有無情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータ有無情報に従って、前
記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で生
成して出力するためのバンドメモリのメモリサイズを決
定し、前記バンドメモリを用いて印刷データをパターン
展開したパターンデータを出力する出力制御手段とを有
する。
【0014】また上記目的を達成するために本発明の印
刷制御装置は以下のような構成を備える。即ち、データ
源より受信した印刷データを基に画像パターンを生成し
て印刷する印刷制御装置であって、受信した印刷データ
を保持する保持手段と、前記保持手段に保持された印刷
データの所定位置にパターンデータがあるかどうかを示
すデータ有無情報を記憶する記憶手段と、前記印刷デー
タに対応する画像パターンを所定量単位で生成して記憶
するためのバンドデータ記憶手段と、前記バンドデータ
記憶手段の最大メモリサイズを保持しておき、前記印刷
データに対応する画像パターンを前記最大メモリサイズ
で分割したときに、前記最大メモリサイズ内に前記デー
タ有無情報が連続してデータ有りであることを示すデー
タ領域が収まるときは当該データ領域までを1バンドと
して処理し、そうでないときは前記最大メモリサイズ以
下の連続するデータ有り領域まで、或は前記データ有無
情報が連続してデータ有りであるデータ領域を複数バン
ドに分割し、前記バンドデータ記憶手段を用いて印刷デ
ータをパターン展開したパターンデータを出力する出力
制御手段とを有する。
【0015】また上記目的を達成するために本発明の印
刷制御方法は以下のような工程を備える。即ち、データ
源より受信した印刷データを基に画像パターンを生成し
て印刷する印刷制御方法であって、印刷データの所定位
置にパターンデータがあるかどうかを判別してデータ有
無情報を求める工程と、前記印刷データに対応する画像
パターンを所定量単位で生成して記憶するためのバンド
メモリの最大メモリサイズを保持しておき、前記印刷デ
ータに対応する画像パターンを前記最大メモリサイズで
分割したときに、前記最大メモリサイズ内に前記データ
有無情報が連続してデータ有りであることを示すデータ
領域が収まるときは当該データ領域までを1バンドとし
て処理し、そうでないときは前記最大メモリサイズ以下
の連続するデータ有り領域まで、或は前記データ有無情
報が連続してデータ有りであるデータ領域を複数バンド
に分割し、前記バンドデータ記憶手段を用いて印刷デー
タをパターン展開したパターンデータを出力する工程と
を有する。
【0016】また上記目的を達成するために本発明の印
刷システムは以下のような構成を備える。即ち、ホスト
コンピュータからプリンタ装置に印刷データに対応する
画像パターンを出力して印刷する印刷システムであっ
て、前記ホストコンピュータは、前記印刷データを保持
する保持手段と、前記保持手段に保持された印刷データ
を処理する複数の画像処理手段と、前記印刷データの処
理時間の目標時間を記憶する目標時間記憶手段と、前記
印刷データに対応する画像パターンの各ラスタにおける
データの有無を記憶するデータ有無記憶手段と、前記デ
ータ有無記憶手段に記憶されたデータを基に、前記印刷
データに対する前記複数の画像処理手段のそれぞれによ
る画像処理における処理時間を求める演算手段と、前記
演算手段により求められた処理時間と前記目標時間記憶
手段に記憶された目標時間とに基づいて前記複数の画像
処理手段の内のいずれかを選択して画像処理を行う制御
手段と、前記制御手段の制御の下に実行された画像処理
により処理された画像パターンを前記プリンタ装置に出
力する出力手段とを有する。
【0017】また上記目的を達成するために本発明のコ
ンピュータにより読取り可能な記憶媒体は以下のような
構成を備える。即ち、データ源より受信した印刷データ
を基に画像パターンを生成して印刷する印刷制御手順を
記憶するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であ
って、印刷データの所定位置にパターンデータがあるか
どうかを判別してデータ有無情報を求める手順モジュー
ルと、前記データ有無情報に従って、前記印刷データに
対応する画像パターンを所定量単位で生成して出力する
ためのバンドメモリのメモリサイズを決定する手順モジ
ュールと、前記バンドメモリを用いて印刷データをパタ
ーン展開したパターンデータを出力する手順モジュール
とを有する。
【0018】また上記目的を達成するために本発明のコ
ンピュータにより読取り可能な記憶媒体は以下のような
構成を備える。即ち、データ源より受信した印刷データ
を基に画像パターンを生成して印刷する印刷制御手順を
記憶するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であ
って、印刷データの所定位置にパターンデータがあるか
どうかを判別してデータ有無情報を求める手順モジュー
ルと、前記印刷データに対応する画像パターンを所定量
単位で生成して記憶するためのバンドメモリの最大メモ
リサイズを保持しておき、前記印刷データに対応する画
像パターンを前記最大メモリサイズで分割したときに、
前記最大メモリサイズ内に前記データ有無情報が連続し
てデータ有りであることを示すデータ領域が収まるとき
は当該データ領域までを1バンドとして処理し、そうで
ないときは前記最大メモリサイズ以下の連続するデータ
有り領域まで、或は前記データ有無情報が連続してデー
タ有りであるデータ領域を複数バンドに分割し、前記バ
ンドデータ記憶手段を用いて印刷データをパターン展開
したパターンデータを出力する手順モジュールとを有す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0020】[実施の形態1] <装置構成の説明>図1は、本実施の形態の画像記録装
置1001(例えばプリンタ装置)の構成を示すブロッ
ク図である。尚、この画像記録装置としては、例えばイ
ンクジェットプリンタやレーザビームプリンタ、サーマ
ルプリンタ等の各種プリンタ装置であっても良く、その
印刷方式は特に限定されない。
【0021】図中、1001は本実施の形態における画
像記録装置本体を示し、ホストコンピュータ1010に
より実行されているアプリケーション・プログラム等に
よって生成され、インターフェースケーブル等を介して
受信した印刷データに基づいて記録画像パターンを生成
して記録する。
【0022】以下、その画像記録装置1001の構成を
説明する。
【0023】1002はデータ入出力コントローラで、
ホストコンピュータ1010から画像記録装置1001
に転送される印刷データや制御コマンドなどの受信を制
御している。1003はCPUで、プログラムROM1
004に記憶された制御プログラムに従って、この画像
記録装置1001全体の制御を行っている。プログラム
ROM1004は、ホストコンピュータ1010から受
信した印刷データから記録画像パターンを生成したり、
画像記録部(プリンタエンジン)1006を制御して画
像を記録する、一連の画像記録動作を行うためのプログ
ラムを格納している。尚、この制御プログラムは、例え
ばフロッピィディスク1013などに記憶されていて、
ディスクドライバ1012、ディスクコントローラ10
11を介して主メモリ(RAM)にダウンロードされて
実行されても良い。
【0024】1005はバンドメモリで、主メモリ(R
AM)に設けられ、制御プログラムの制御の下に生成さ
れた2値の記録画像パターンを、バンド単位で一時的に
保持している。画像記録部1006は、バンドメモリ1
005に保持された2値の画像パターンを記録用紙上に
記録する。この画像記録部1006で記録できる画像は
2値の記録パターンである。1007は印刷データ保持
領域で、受信した1ページ分の印刷データが格納されて
保持される。1008はフラグ情報保持領域で、図3に
示すように、1ページ分の記録画像パターンを構成する
(1〜N)ラスタの各ラスタに対応したフラグを有し、
記録画像パターンの各ラスタ毎に、図形や文字などの画
像パターン(プリントデータ)が存在するか否かを示す
フラグ情報を格納している。即ち、このフラグ情報がオ
ンであれば、その対応するラスタに記録パターンが存在
することを示し、オフであればそのラスタにはパターン
が存在しないことを示している。
【0025】1009はワークメモリ(RAM)で、描
画処理をはじめとした画像記録装置の各種の処理におい
て使用され、各種データを一時的に保持するのに使用さ
れる。1010は、本実施の形態の画像記録装置に印刷
データを供給するホストコンピュータである。
【0026】<処理動作の説明>次に、図2のフローチ
ャートを参照して、本実施の形態1の画像記録装置の描
画処理(画像パターン生成処理)動作について説明す
る。
【0027】図2は、本実施の形態1の画像記録装置で
の描画処理を示したフローチャートで、この処理を実行
する制御プログラムはプログラムROM1004に記憶
されている。尚、前述したように、このフローチャート
を実行するプログラムはフロッピィディスク1013等
の記憶媒体からメモリ1009にロードされて実行され
ても良い。このフローチャートに示した処理の概要は、
ホストコンピュータ1010から受信した印刷データを
読み込んで記録画像パターンを生成するものである。
【0028】まずステップS1で、ホストコンピュータ
1010から受信した印刷データを取り込む。次にステ
ップS2に進み、1ページ分の印刷データの読み込みが
完了したかどうかを判断する。本実施の形態1では、1
ページ分の画像データは排紙命令で区切られるものとす
る。即ち、ここでは、読み込んだデータが排紙命令であ
ったかどうかを判断し、排紙命令であった場合に、1ペ
ージ分のデータ読み込みが終了したと判断する。このス
テップS2で、1ページ分のデータ読み込みが終了して
いないと判断した場合はステップS3へ進む。
【0029】ステップS3では、ステップS1で読み込
んだ印刷データに含まれる印字位置情報やサイズ情報を
取り出し、それらの情報に基づいて描画データ範囲情報
を生成する。この描画データ範囲情報とは、印刷データ
の印字位置情報やサイズ情報から算出するもので、印刷
データに基づいて記録画像パターンを生成した時に、そ
の印刷データが記録画像パターン中のどの範囲の矩形領
域に収まるかを示す情報である。
【0030】次にステップS4では、ステップS3で算
出した印刷データの記録画像パターンの範囲情報に基づ
いて、所定のY座標の範囲(垂直方向)にパターンが存
在するかどうかを調べ、存在するときは該当するラスタ
に対応するフラグ情報をオンにセットする。尚、図には
示していないが、1ページ分の印刷データの処理を開始
する際の初期化処理において、これら全てのラスタに対
応するフラグ情報はオフに初期化されているものとす
る。
【0031】次にステップS5に進み、その処理した印
刷データを、後の記録画像パターン生成のために印刷デ
ータ保持領域1007に保持しておく。その後ステップ
S1に戻り、前述と同様の処理を繰り返す。
【0032】一方、ステップS2で排紙命令が検出され
て1ページ分のデータ読み込みが終了したと判断した場
合にはステップS6へ進み、以下、画像パターンの先頭
ラスタから順次処理して記録画像パターンの生成を行
う。
【0033】まずステップS6では、無効ラスタ、即
ち、印刷データの存在しない(フラグ情報保持領域10
08のフラグがオフ)ラスタの処理を行う。この時点
で、フラグ情報保持領域1008に保持されているフラ
グ情報がオフであるラスタは、そのページ内では画像パ
ターンが存在しないことを示している。そこで、画像パ
ターンの上から順次フラグ情報を調べていき、無効ラス
タがいくつ連続しているかをカウントする。そして、連
続する無効ラスタの数に相当する分だけ画像記録位置を
ずらすために、ラスタ改行命令を画像記録部1006に
転送する。即ち、無効ラスタ部分には記録パターンが存
在しないため、この部分のパターン生成処理が行なわれ
なくなる。
【0034】次にステップS7に進んでフラグ情報を順
次調べ、後に続く有効ラスタ(画像パターンが存在する
ラスタ)の数を算出する。次にステップS8へ進み、連
続する有効ラスタの数に対応する記録幅が最大バンド高
を越えるかどうかを比較する。この最大バンド高は、予
めプログラム中で持っている定数値である。
【0035】このステップS8で、連続する有効ラスタ
の数に対応する記録幅が最大バンド高を越えない場合は
ステップS9へ進み、それら連続する有効ラスタ分の記
録画像パターンをバンドメモリ1005に生成する。こ
の1バンド分の画像パターン(バンドデータ)の生成
は、ステップS5において、印刷データ保持領域100
7に蓄積された印刷データを読み出しながら行う。こう
してバンドデータを生成した後、バンドメモリ1005
の連続する有効ラスタ分のパターンを画像記録部100
6へ転送して画像記録を行う。そしてステップS11に
進み、1ページ中の全ラスタ分の記録処理を終了したか
どうか判断し、終了していれば当該ページの描画処理を
終了する。また、未処理のラスタが残っていればステッ
プS6へ戻り、それ以降のラスタの処理を前述と同様に
繰り返す。
【0036】またステップS8で、連続する有効ラスタ
に基づく記録幅が最大バンド高を越えていると判断され
た場合にはステップS10に進む。この時、連続する有
効ラスタの画像パターンのデータ量がバンドバッファ1
005のメモリサイズを越えてしまうことになるので、
バンドバッファ1005への記録画像パターンの生成と
画像記録を、それら連続している有効ラスタの上から順
に複数回繰り返すことによって処理する。即ち、連続し
ている有効ラスタの上から、バンドメモリ1005のメ
モリ容量に応じた量の画像パターンを作成してバンドメ
モリ1005に記憶して、その分のバンドデータを画像
記録部1006に出力して印刷を行う。次に、それら連
続する有効ラスタの残りのラスタの上から、また前述と
同様に、バンドメモリ1005のメモリ容量に応じた量
の画像パターンを作成してバンドメモリ1005に記憶
して、その分のバンドデータを画像記録部1006に出
力して印刷を行う。これらの処理を。それら連続する有
効ラスタ分の画像データを全て印刷するまで繰返し実行
する。
【0037】この様子を示したのが図4で、印刷データ
保持領域1007に展開されたデータに基づいてフラグ
情報保持領域1008にフラグ情報がセットされる。図
4において、フラグ情報の斜線部がフラグ情報がオンで
あるラスタ部分を示している。これにより、連続する有
効ラスタからなるバンド部分400,401,402が
抽出され、他のラスタは無効ラスタ(記録パターンが存
在しない領域)となる。これら連続する有効ラスタから
なるバンド部分の内、402で示す記録幅は最大バンド
高以上となっているため、このバンド402のデータ
は、まずバンド403の部分がバンドメモリ1005に
展開されて記録され、次にバンド404のデータがバン
ドメモリ1005に展開されて記録される。
【0038】以上説明したように本実施の形態1によれ
ば、バンドメモリのメモリ容量を大きくすることなく、
バンドの境界に跨る文字や図形などのパターンを効率良
く処理して記録することができる。
【0039】[実施の形態2]前述の実施の形態1で
は、1ページ分の記録画像パターン中の各ラスタごとに
パターンデータがあるかどうかを示すフラグ情報を各ラ
スタに割当てて処理したが、この実施の形態2では、各
ラスタに1つのフラグ情報を割り当てる代わりに、数ラ
スタを1単位としてフラグ情報を割り当てることによっ
て、フラグ情報を保持するためのメモリ容量を減らすよ
うにしている。
【0040】以下、実施の形態2の構成を説明する。
【0041】図5は、本実施の形態2の画像記録装置2
001の構成を示すブロック図で、前述の図1の構成と
共通する部分は同じ番号で示し、その説明を省略する。
【0042】図中、2002は単位ラスタ数格納領域で
あり、フラグ情報保持領域2008で管理されるフラグ
情報を、何ラスタを最小単位として管理するかを指示す
る値を保持している。フラグ情報保持領域2008は、
この単位ラスタ数格納領域2002に格納されている値
に応じたラスタ単位でフラグ情報を保持している。例え
ば、この単位ラスタ数格納領域2002に保持されてい
る値が“4”の場合は、図6に示すように、フラグ情報
管理領域2008に保持されるフラグは、印刷データの
該当する4ラスタ単位で、印刷パターンが存在している
かどうかを示すように構成される。即ち、そのフラグが
オンであれば、その対応する4ラスタのいずれかに印刷
されるパターンが含まれており、オフであればその対応
する4ラスタのいずれにも印刷パターンが存在しないこ
とを意味している。
【0043】従って、1ページの印刷データのラスタ数
が前述の実施の形態1の場合と同じであっても、フラグ
情報を記憶するメモリ容量を、前述の実施の形態1の場
合に比べて少なくできる。
【0044】<処理動作の説明>次に図7のフローチャ
ートを参照して、本実施の形態2の画像記録装置の描画
処理(画像パターン生成処理)動作について説明する。
【0045】図7は、この実施の形態2の画像記録装置
での描画処理を示したフローチャートである。このフロ
ーチャートに示した処理は、前述の図2の場合と同様
に、ホストコンピュータ1010から送信された印刷デ
ータを読み込んで記録画像パターンを生成する処理であ
る。
【0046】まずステップS21で、ホストコンピュー
タ1010から受信した印刷データを取り込む。次にス
テップS22に進み、1ページ分の印刷データの読み込
みが完了したかどうか、即ち、読み込んだデータが排紙
命令であったかどうかを判断し、排紙命令であった場合
に、1ページ分のデータ読み込みが終了したと判断して
ステップS23へ進む。ステップS23では、ステップ
S21で読み込んだ印刷データに含まれる印字位置情報
やサイズ情報を取り出し、それらの情報に基づいて描画
データ範囲情報を生成する。この描画データ範囲情報と
は、印刷データの印字位置情報やサイズ情報から算出す
るもので、印刷データに基づいて記録画像パターンを生
成した時に、その印刷データが記録画像パターン中のど
の範囲の矩形領域に収まるかを示す情報である。
【0047】次にステップS24に進み、現在処理して
いる印刷データの記録画像パターンがiラスタ目からj
(i<j)ラスタ目の間に連続して印刷されるものであ
った場合、iラスタ目がどのフラグ情報に対応するか、
またjラスタ目がどのフラグ情報に対応するかを、単位
ラスタ数格納領域2002に格納されている数値を用い
て計算する。その後ステップS25に進み、ステップS
24で求めたi,jラスタのそれぞれに対応する2つの
ラスタ間に対応するフラグ情報を全てオンにセットす
る。これにより、例えば、図6に示すように、4ラスタ
単位のフラグ情報が、その画像パターンの連続する幅に
応じてセットされる。
【0048】そしてステップS26に進み、その処理し
た印刷データを、後の記録画像パターン生成のために印
刷データ保持領域1007に保持しておく。その後ステ
ップS1に戻り、前述と同様の処理を繰り返す。
【0049】一方、ステップS22で排紙命令が検出さ
れて1ページ分のデータ読み込みが終了したと判断した
場合にはステップS27に進み、以下、記録画像パター
ンの先頭ラスタから順次処理して記録画像パターンの生
成を行う。
【0050】まずステップS27では、無効ラスタ、即
ち、印刷データの存在しない(フラグ情報保持領域20
08フラグがオフ)ラスタの処理を行う。この時点で、
フラグ情報保持領域2008に保持されているフラグ情
報がオフであるラスタは、そのページ内では画像記録パ
ターンが存在しないことを示している。そこで、画像パ
ターンの上から順次フラグ情報を調べていき、無効ラス
タがいくつ連続しているかをカウントする。この場合、
その連続するオフとなっているフラグの数に、単位ラス
タ数格納領域2002にセットされた数値が乗算された
数が連続する無効ラスタの数に相当している。そこでこ
の連続する無効ラスタ数に相当する分だけ画像記録位置
をずらすために、ラスタ改行命令を画像記録部1006
に転送する。即ち、無効ラスタ部分には記録パターンが
存在しないため、この部分のパターン生成処理が行なわ
れなくなる。
【0051】次にステップS28に進んでフラグ情報を
順次調べ、後に続く有効ラスタの数を算出する。次にス
テップS29へ進み、連続する有効ラスタの数に対応す
る記録幅、即ち、連続するオンとなっているフラグの数
に、単位ラスタ数格納領域2002にセットされた数値
が乗算された数に相当するラスタの記録幅が最大バンド
高を越えるかどうかを比較する。この最大バンド高は、
予めプログラム中で持っている定数値である。
【0052】このステップS29で、連続する有効ラス
タの数に対応する記録幅が最大バンド高を越えない場合
はステップS30へ進み、それら連続する有効ラスタ分
の記録画像パターンをバンドメモリ1005に生成す
る。このバンドパターンの生成は、ステップS26にお
いて、印刷データ保持領域1007に蓄積された印刷デ
ータを読み出しながら行う。こうしてバンドデータを生
成した後、バンドメモリ1005の連続する有効ラスタ
分のパターンを画像記録部1006へ転送して画像の記
録を行う。そしてステップS32に進み、1ページ中の
全ラスタ分の記録処理を終了したかどうか判断し、終了
していれば当該ページの描画処理を終了する。また、未
処理のラスタが残っていればステップS27へ戻り、そ
れ以降のラスタの処理を前述と同様に繰り返す。
【0053】またステップS29で、連続する有効ラス
タ数に基づく記録幅が最大バンド高を越えていると判断
された場合にはステップS31に進む。そして、前述の
ステップS10と同様にして、バンドメモリ1005の
メモリ容量に応じた量の画像パターンを作成してバンド
メモリ1005に記憶して、その分のバンドデータを画
像記録部1006に出力して印刷を行う。これらの処理
を。それら連続する有効ラスタ分の画像データを全て印
刷するまで繰返し実行する。
【0054】以上説明したように本実施の形態2では、
前述の実施の形態1の効果に加えてラスタに対応したフ
ラグ情報を記憶するためのメモリ領域のサイズを少なく
抑えることができる。
【0055】[実施の形態3]前述の2つの実施の形態
では、記録画像パターンの生成時、連続する有効ラスタ
数が許容値(最大バンド高)以下である場合には、その
有効ラスタ数分をまとめて1バンドデータとして処理し
ていた。しかしながら、図9の915,916917,
198でに示す場合のように、有効ラスタ数と無効ラス
タ数とが少しずつ交互に連続して出現するような場合に
は、かえってバンド数が多くなり、保持した1ページ分
の印刷データへのアクセス回数が多くなることによっ
て、全体の処理速度が低下するというケースも考えられ
る。
【0056】そこで、単に連続する有効ラスタを1バン
ドとして印刷するのではなく、図9の915〜918で
示すように、バンド幅より短い幅の連続有効ラスタと連
続無効ラスタとが交互に出現するような場合には、いく
つかの連続有効ラスタと連続無効ラスタとを1つのバン
ドとしてまとめて処理するようにしている。図9の例で
は、連続する有効ラスタ部分915,916が1つのバ
ンド921で印刷され、連続する有効ラスタ部分91
7,918が1つのバンド922で印刷されている。
【0057】図8は本発明の実施の形態3における画像
記録装置の描画処理(画像パターン生成処理)動作を示
すフローチャートである。尚、この実施の形態3の画像
記録装置の構成は前述の実施の形態1と同様であるた
め、その説明を省略する。また、図8のステップS41
〜ステップS46の処理は前述の図2のステップS1〜
ステップS6の処理と同様であるため、その説明を省略
する。
【0058】ステップS46で無効ラスタを処理した
後、ステップS47に進み、最大バンド高でのバンドで
のパターン生成をすると仮定した場合のバンドの境界を
調べる。即ち、これからパターン生成する連続する有効
ラスタから、最大バンド高のバンドでパターンを生成し
た時、そのバンドの最下位ラスタには無効ラスタがくる
か有効ラスタがくるか、及びそのバンドの最下位ラスタ
の次のラスタが有効ラスタか無効ラスタであるかを調べ
る。
【0059】次にステップS48で、境界の直前、即
ち、そのバンドの最下位ラスタが無効ラスタであるかど
うかを判断し、そうであった場合には、最大バンド高よ
り低いバンド高であっても、バンド内に含まれる連続す
る有効ラスタ群(バンド)の数は変わらないことにな
る。そこでステップS54に進み、最大バンド高のバン
ドの最下位ラスタの位置からフラグ情報を上方向に検索
して、最も下部に位置しているバンドが丁度収まるだけ
のバンド高を調べ、その高さのバンドデータを用いて記
録画像パターンの生成処理を行う。
【0060】一方、ステップS48で、最大バンド高で
区切った境界の直前のラスタが有効ラスタであると判断
された場合はステップS49に進む。ここで、その境界
の直後のラスタが無効ラスタであると判断された場合に
は、それまで連続していた有効ラスタ領域が、丁度最大
バンド高内に収まることを示している。そこでステップ
S53に進み、そのまま最大バンド高のバンドでのパタ
ーン生成を行う。
【0061】またステップS49で、その境界の直後の
ラスタが有効ラスタであると判断された場合は、この最
大バンド高のバンドを用いると、ある連続した有効ラス
タからなるバンドの途中までを処理することになってし
まう。そこでこの場合はステップS50に進み、最大バ
ンド高のバンド内に、連続した有効ラスタからなるバン
ドがいくつ存在するかを調べる。この場合、この最大バ
ンド高のバンド内にはバンドが1つだけ存在する、つま
り、この最大バンド高のバンド内に含まれるラスタがす
べて有効ラスタであった場合には、この有効ラスタのよ
る記録幅は最大バンド高以上に連続したものであるとい
うことを示している。その場合はステップS51に進
み、最大バンド高のバンドで記録画像の生成を行う。
【0062】またステップS50で、最大バンド高のバ
ンド内のバンドが複数個存在する場合、即ち、その最大
バンド高のバンド内に無効ラスタが含まれている場合は
ステップS523に進み、その最大バンド高のバンド内
の最後の(最下位に位置する)有効ラスタまでが含まれ
るバンドまでを1バンドとして扱って記録画像パターン
の生成処理を行う。そしてステップS55へ進み、未処
理のラスタが残っているかどうかを判定し、残っていれ
ばステップS46に戻り、前述と同様の処理を繰り返
す。
【0063】以上説明したように本実施の形態3によれ
ば、単に連続する有効ラスタを1バンドとするのではな
く、小さい幅の連続する有効ラスタと無効ラスタとが交
互に出現するような場合には、これらいくつかの連続す
る有効ラスタと無効ラスタとをまとめて1バンドとして
印刷することができる。これにより、記録画像パターン
の生成処理に用いるバンド数を減らすことができ、保持
した印刷データを読み出す回数をも減少でき、パターン
生成処理に要する時間も短縮することができる。
【0064】[実施の形態4]次に本発明の実施の形態
4について説明する。
【0065】図10は、本実施の形態4の画像記録装置
の構成を示すブロック図で、前述の図1と共通する部分
は同じ番号で示し、その説明を省略する。
【0066】図10において、2101は分割データ数
保持領域で、図12に示すように、ある1つのラスタか
ら次の隣接するラスタへ跨る描画オブジェクトの数を全
ラスタについて調べた数を、その各ラスタ毎に記憶して
いる。従って、あるラスタまでを1バンドとして描画し
たとき、その最終のラスタで分割される描画オブジェク
トの数は、この分割データ数保持領域2101に保持さ
れている対応するラスタのオブジェクト数を調べること
により得ることができる。2102は分割データ目標値
格納領域で、バンドメモリ1005のメモリ容量を決定
する際に、目標とする分割データの数を格納している。
即ち、バンドメモリ1005のメモリ容量に応じてバン
ド単位に分割される描画オブジェクトの数が、できるだ
けこの値以下になるようにバンドメモリ1005のメモ
リ容量が決定される。
【0067】次に図11のフローチャートを参照して、
本実施の形態4の画像記録装置2100の描画処理(画
像パターン生成処理)動作について説明する。
【0068】図11は、実施の形態4の画像記録装置2
100での描画処理を示したフローチャートである。
【0069】ステップS61〜S63では、前述した図
2のステップS1〜S3の処理と同様に、ホストコンピ
ュータ1010から受信した印刷データを読み込んで1
ページの終了かどうかを判断し、そうでないときはステ
ップS63に進んで、その読み込んだデータ中の印字位
置情報やサイズ情報を取り出し、描画データ範囲情報を
生成する。ここでの描画データ範囲情報とは、前述の実
施の形態と同様に、印刷データの印字位置情報やサイズ
情報から算出するもので、印刷データから記録画像パタ
ーンを生成した時に、その印刷データが記録画像パター
ン中のどの範囲の矩形領域に収まるかを示す情報であ
る。
【0070】次にステップS64に進み、ステップS6
3で算出した印刷データのパターン範囲情報の内のY座
標の範囲(垂直方向)に該当する分割データ数を1だけ
加算する。例えば、図13に示すように、ラスタiから
ラスタj(i<j)までのラスタに描画されるような印
刷データ(図形1300)があった場合には、分割デー
タ数保持領域2101のラスタiに該当する分割データ
数からラスタjに該当する分割データ数までを“1”だ
け増加する。この時、この図形1300は、ラスタjか
ら(j+1)へは跨っていないので、ラスタjに該当す
る分割データ数は増加されない。
【0071】尚、このフローチャートには示していない
が、1ページ分のデータ処理をはじめる際に初期化処理
において、分割データ数保持領域2101の全ての分割
データ数は“0”に初期化されているものとする。次に
ステップS65に進み、その処理した印刷データを、後
続の記録画像パターン生成処理のために印刷データ保持
領域1007に保持しておく。その後、再びステップS
61へ戻り、前述と同様の処理を繰り返す。
【0072】一方、ステップS62で排紙命令が検出さ
れて1ページ分の印刷データ読み込みが終了したと判断
された場合はステップS66に進み、以下、記録画像パ
ターンの先頭ラスタから順次処理し、記録画像パターン
の生成を行う。この時点で、分割データ数保持領域21
01には、1ページ分の描画データの各ラスタに対応す
る分割データ数がセットされている。例えば、その1ペ
ージ分の印刷データが図13に示すような図形1300
〜1302を含む場合には、分割データ数保持領域21
01には、図13の右側に示すような数値がセットされ
ている。
【0073】ステップS66では、まずバンドサイズを
予め定めた標準バンドサイズに設定する。次にステップ
S67へ進み、現在設定されているサイズのバンドでパ
ターン生成した時に、そのバンドによって分割されるデ
ータ数を分割データ数保持領域2101の値を用いて調
べる。次にステップS68に進み、ステップS67で求
めた分割データ数と、分割データ数目標値格納領域21
02に保持されている目標値とを比較する。ステップS
67で求めた分割データ数が目標値以下であった場合に
はステップS71に進み、現在のサイズのバンドメモリ
1005を用いてパターン生成を行う。
【0074】一方、ステップS68で目標値より大きい
と判断された場合はステップS69に進み、バンドサイ
ズを小さくする余地があるかどうかを調べる。ここで
は、現時点でのバンドサイズを採用した時、そのバンド
の最下位のラスタに対応する分割データ数情報から順次
上側のラスタ方向に向かって、より小さい分割データ数
を有するラスタが存在するかどうかを調べる。ここで該
当するラスタが見つかった場合には、そこまでのラスタ
を含むバンドサイズを新たなバンドサイズとしてステッ
プS67へ戻る。
【0075】そしてステップS69で、これ以上分割デ
ータ数を小さくできるラスタが存在しない場合にはステ
ップS71へ進み、現在のバンドメモリ1005のサイ
ズを用いてパターン生成を行う。その後、ステップS7
2に進み、1ページ分のラスタの処理が終了したかどう
かを調べ、まだ終っていなければステップS66へ戻っ
て、それ以降、同様の処理を繰り返す。
【0076】図14は、本実施の形態4のバンド分割処
理を説明する図である。
【0077】印刷データ保持領域1007に保持されて
いる印刷データにより求められた分割データ数は、14
0で示すように分割データ数保持領域2101に保持さ
れてい。そして、この印刷データを141で示す標準バ
ンド高を基準にして分割する際、その最下位のラスタの
分割数が目標値(ここでは“1”)より大きいかどうか
を調べる。例えば図14のa4で示すような場合は、そ
の最下位のラスタにおける分割数が“3”(描画オブジ
ェクトB,C,G)であるため、そこからラスタを順次
上方向に遡って、分割数が“1”になるラスタの位置を
求めて、そのラスタまでを1つのバンド(4)として決
定する。同様に、図14のa6においても、そのバンド
の最下位のラスタにおける分割数“2”(描画オブジェ
クトD,E)で“1”よりも大きいため分割数が“0”
であるラスタ位置まで戻して、そこまでを1つのバンド
(6)としている。更にa7においても、その最下位の
ラスタの分割数が“3”(描画オブジェクトD,F,
E)であるため、分割数が“2”であるラスタ位置まで
戻し、それ以上分割数を小さくできないので分割数が目
標値に最も近い“2”であるラスタまでを1つのバンド
(7)としている。更にa8の場合には、その最下位の
ラスタの分割数が“2”であるが、それ以上バンド幅を
小さくしても、その分割数は目標値に近づかないので、
標準バンド幅に応じた幅のバンド(8)を設定してい
る。
【0078】以上説明したように本実施の形態4によれ
ば、バンドの境界に跨る描画オブジェクトの数がなるべ
く小さくなるように各バンド幅を設定して画像パターン
の生成を行うことができるので、1つのオブジェクトが
バンド間に跨るために、その跨っているオブジェクトの
パターンを何回も生成する処理回数を減少できる。これ
により印刷効率が高められ、印刷速度が上昇するという
効果がある。
【0079】[実施の形態5]図15は本発明の実施の
形態5の画像記録装置2200の構成を示すブロック図
で、前述の図10と共通する部分は同じ番号で示し、そ
の説明を省略する。
【0080】図15において、2103はバンドサイズ
上限値保持領域で、バンドメモリ1005として利用で
きるバンドデータの上限値を保持している。この上限値
は、バンドで分割されるオブジェクトの数が少なくなる
ようなバンド位置を探す際に、そのバンドメモリのメモ
リサイズをどこまで大きくできるかを示す値が格納され
ている。
【0081】図16は、この実施の形態5の画像記録装
置2200による画像記録処理を示すフローチャートで
ある。
【0082】図16のステップS81〜ステップS85
の処理は図11のステップS61〜S65の処理と同様
であり、またステップS88〜S94の処理は、図11
のステップS66〜S72の処理と同様であるための、
その説明を省略する。
【0083】ステップS82で、1頁の印刷データの終
了と判断するとステップS86に進み、バンドサイズを
拡大する方向で、かつバンドによって分割される描画オ
ブジェクトの数が少なくなる点を探す。その結果、ステ
ップS87で、その条件を満たすバンドサイズが見つか
った時はステップS94に進み、未処理のラ須賀あれば
ステップS86に戻り、その1頁印刷データの処理が終
わるまで、その処理を繰返し実行する。
【0084】一方、ステップS87で、適当なバンドサ
イズが見つからないときはステップS88に進み、バン
ドサイズをバンドメモリ1005の標準値に戻し、前述
の実施の形態4と同様の処理を行う。
【0085】次に図17のフローチャートを参照して、
図16のステップS86の処理を詳細に説明する。
【0086】まずステップS101で、バンドサイズを
予め定められた標準のバンドサイズに設定する。そして
ステップS102で、現在設定されているサイズのバン
ドでパターン生成したときに、そのバンドによって分割
されるデータ数を、分割データ数保持領域2101に保
持されている値を基に調べる。そしてステップS103
に進み、ステップS102で求めた分割データ数と、分
割データ目標値格納領域2102に格納されている目標
値と比較する。ここで目標値以下であったときはステッ
プS106に進み、現在のサイズのバンドメモリを用い
てパターン生成を行う。この場合は、この処理は成功と
みなして図16のステップS87の処理に戻る。
【0087】一方、ステップS103で目標値よりも大
きいときはステップS104に進み、バンドサイズがバ
ンドサイズ上限値保持領域2103に保持されている上
限値に達したかどうかを調べ、そうであれば、バンドを
拡大する方向では分割データ数を小さくすることができ
ないことになるので、この処理は失敗したものとして処
理を終了する。またステップS104で上限値に達して
いないと判断されるとステップS105に進み、そのバ
ンドサイズを大きくしてステップS101の処理に戻
る。
【0088】以上説明したように本実施の形態5によれ
ば、予め標準サイズとして定められたバンドメモリの容
量よりも少しだけバンドメモリの容量を大きくすれば、
分割データ数を小さくできるような場合に対して、より
効率良くバンド処理を行うことができる。
【0089】[実施の形態6]次に、本発明の実施の形
態6のカラープリンタ制御システムについて説明する。
【0090】図18は、本実施の形態6のカラープリン
タ制御システムの構成を示すブロック図で、プリンタ6
26にカラープリントデータを出力するホストコンピュ
ータ601の構成を中心に示している。
【0091】図中、ホストコンピュータ601は、例え
ばパーソナルコンピュータやワークステーション等のコ
ンピュータ機器で、ハードディスク619に記憶され、
RAM603にダウンロードされて実行されるアプリケ
ーション・プログラムなどによって生成された、文字、
図形及びイメージ等の混在するデータを、同じくハード
ディスク619に記憶され、RAM603のワークメモ
リ1009等にロードされて実行されるプリンタ制御プ
ログラム609を介してプリンタ626に出力してい
る。CPU602は、ホストコンピュータ601の制御
を行うCPUである。603はRAMであり、ホストコ
ンピュータ601で動作する全てのプログラムがハード
ディスク619などからロードされたり、またそのプロ
グラムが動作中にワークメモリとして使用するワーク領
域1009を有している。604は処理時間指定値格納
領域であり、プリンタ制御プログラム609で行う色変
換処理、及び画像処理に要する時間の上限を指定する時
間値が格納されている。この値は、キーボード622を
使用してユーザにより入力される。1008は前述した
フラグ情報格納領域であり、処理中のページ内の各ラス
タごとに、そのラスタに印刷データが存在するかどうか
を示すフラグが格納されている。具体的には、図3に示
すように、1ページ分の記録画像パターンの各ラスタに
対して各々フラグが対応付けられており、そのフラグに
よって対応するラスタ位置に画像データが存在するかど
うかを判断できるものである。606は処理時間格納領
域で、プリンタ制御プログラム609で実行する色変換
処理、画像処理の各々について、1ラスタ分の処理に要
する時間値を格納するための領域である。ここに格納さ
れた時間値は、1ページ分のデータを処理するのに必要
な色変換処理、画像処理の合計時間を算出する際に用い
られる。
【0092】619はハードディスク(HDD)コント
ローラであり、ハードディスク608に記憶されている
データやプログラムの読み書きのための制御を行うもの
である。ハードディスク608は、アプリケーション・
プログラムや、プリンタ制御プログラム609などの各
種プログラムの他、各プログラムが動作する際に必要な
データなどが格納されている。このプリンタ制御プログ
ラム609は、ホストコンピュータ601の各種アプリ
ケーション・プログラムなどで作成された画像データを
印刷するために、アプリケーション・プログラムからの
描画指示に基づいて画像パターンを生成し、プリントデ
ータに加工してプリンタ626に転送するプログラムで
ある。
【0093】620はROMであり、ホストコンピュー
タ601で各種プログラムを実行したり、各種コントロ
ーラの制御を行うなどの様々な基本動作のためのプログ
ラム6202及びデータ6203のほか、CRT614
に各種情報を表示する際に用いるフォントデータ620
1などが格納されている。621はキーボード・コント
ローラであり、ホストコンピュータ601に接続された
キーボード622及びマウス等からのキー或はデータ入
力を制御するものである。623はCRTコントローラ
であり、CRTディスプレイ624への各種データの表
示を制御している。625はデータ出力コントローラ
で、プリンタ制御プログラム609で生成されたプリン
タ用のコマンドやデータをプリンタ626へ伝送してい
る。
【0094】626はプリンタで、ホストコンピュータ
601のプリンタ制御プログラム609で生成された画
像パターン(プリントデータ)を受け取り、これに基づ
いて記録紙上に画像を記録(印刷)するプリンタであ
る。尚、このプリンタ626としては、例えばレーザビ
ーム・プリンタ、インクジェット・プリンタ、或は感
熱、熱転写プリンタ、液晶プリンタなど、どのようなプ
リンタであっても良い。
【0095】次に、ハードディスク608に記憶された
プログラム等の各種データを説明する。
【0096】プリンタ制御プログラム609は、ホスト
コンピュータ601の各種アプリケーション・プログラ
ム等で作成されたカラー画像データを印刷するために、
アプリケーション・プログラムからの描画指示に基づき
カラー画像パターンを生成し、プリンタデータに加工し
てプリンタ626へ転送するプログラムである。即ち、
アプリケーション・プログラムからの描画指示により多
値のRGB画像パターンを生成し、後述の色変換プログ
ラム、及び画像処理プログラムを用いてYMCKの画像
パターンに変換する。610,611は色変換プログラ
ム(1,2)で、プリンタ制御プログラム609から起
動される。これらのプログラムは、プリンタ制御プログ
ラム609で生成された多値のRGB画像パターンを多
値のYMCK画像パターンに色変換する。また、色変換
プログラム2(611)は、RGBからYMCKへの変
換の過程において、カラープリンタ626での出力画像
がより高品位になるように、合わせて色補正を行う。従
って、色の補正処理を行う分だけ色変換プログラム2
(612)の方が処理時間を要するが、プリンタ626
から出力される画質はより向上する。612,613の
それぞれは、色変換プログラム1(610)、色変換プ
ログラム2(611)における色変換や色補正処理で使
用される色変換データである。
【0097】614,615は画像処理プログラム
(1,2)で、前述の色変換プログラム610,611
と同様に、プリンタ制御プログラム609から起動され
る。これはプリンタ制御プログラム609で生成された
多値のYMCK画像パターンをカラープリンタ626で
の画像記録用に2値のYMCKパターン又は4値のYM
CKパターンに変換するものである。画像処理プログラ
ム1(614)がYMCK2値パターンへの変換、画像
処理プログラム2(615)がYMCK4値パターンへ
の変換をそれぞれ行っている。616,617のそれぞ
れは、画像処理に使用するためのデータである。618
は描画指示データ格納領域で、アプリケーション・プロ
グラムなどから指示された描画内容を一時的に格納する
ための領域である。
【0098】次に図19のフローチャートを参照して、
ホストコンピュータ601で動作するプリンタ制御プロ
グラム609の動作について説明する。尚、ここでいう
プリンタ制御プログラム609には、ホストコンピュー
タ601で動作するアプリケーション・プログラムから
起動されるアプリケーション・プログラム専用のプリン
タ制御プログラム以外に、オペレーティングシステムに
固有で、特定のアプリケーション・プログラムには依存
しないプリンタ制御プログラムも含まれる。
【0099】但し、ここでは説明を簡潔化するために固
有のアプリケーション・プログラムから起動され、アプ
リケーション・プログラムによって作成された文字、図
形、イメージが混在する文書データからプリンタ用のコ
マンドを含むプリントデータを生成してプリンタ626
へ転送するプリンタ制御プログラム609の場合で説明
する。
【0100】図19は、本実施の形態6のプリンタ制御
プログラム609によるプリンタコマンド生成処理を示
したフローチャートである。このフローチャートに示し
た処理は、アプリケーション・プログラムで作成した文
書データ内の文字、図形、イメージデータひとつずつに
対して、また、排紙指示などのアプリケーションからの
指示ごとに行われる処理である。
【0101】まずステップS111でアプリケーション
・プログラムからの指示の内容を解析する。次にステッ
プS112に進み、1ページの印刷データの終了かどう
かを判断する。ここでは、前述の実施の形態と同様に、
排紙指示であった場合に1ページの終了であると解釈す
る。1ページの終了でないと判断された場合にはステッ
プS113に進む。この場合は描画指示であるため、こ
の指示によって描画されるオブジェクトの位置を算出す
る。そしてステップS114で、フラグ情報の更新を行
う。その後ステップS115に進み、描画指示の内容、
即ち、描画オブジェクトの種類、描画位置、サイズ、色
など、後にパターン生成を行う際に必要となる情報を描
画指示データ格納領域618に格納する。その後、ステ
ップS111に戻って前述と同様の処理を繰り返す。
【0102】ステップS112で1ページの終了と判断
された場合にはステップS116に進み、YMCKの各
色ごとに、フラグ情報中の描画データが存在するラスタ
数の合計をカウントする。次にステップS117に進
み、予め処理時間格納領域606に格納されている、第
1色変換処理による1ラスタ分の色変換所要時間と、ス
テップS116でカウントしたラスタ数とから、現在処
理している1ページ分の画像を第1の色変換処理で処理
するのに必要となる処理時間を算出する。
【0103】次にステップS118に進み、ステップS
117と同様に、処理時間格納領域606に格納されて
いる、第1の画像処理による1ラスタ分の画像処理所要
時間と、ステップS116でカウントしたラスタ数とか
ら、現在処理している1ページ分の画像を第1の画像処
理で処理するのに必要となる処理時間を算出する。
【0104】次にステップS119に進み、色変換処理
と画像処理との処理時間の合計が、処理時間指定値格納
領域604に保持されている時間より短いかどうかを判
断し、短い場合にはステップS120に進む。
【0105】ステップS120では、第1の画像処理と
第1の色変換処理とを、その後の記録画像パターン生成
に用いるように設定し、ステップS123で描画指示デ
ータ格納領域618に保持されている情報を基に、1ペ
ージ分のパターン生成処理を行い、プリンタ626ヘコ
マンド出力する。
【0106】またステップS119で、指定時間より長
いと判断された場合はステップS121に進む。ここで
は、第2の画像処理と第2の色変換処理を採用した場合
にかかる処理時間を、それぞれステップS117、ステ
ップS118と同様にして算出し、画像処理と色変換処
理との可能な全ての組み合わせの処理合計時間を求め
る。次にステップS122に進み、指定時間以内で処理
できる処理の組み合わせを1つ選択する。その後、ステ
ップS123に進み、これら選択した画像処理と色変換
処理とを用いて、描画指示データ格納領域618に保持
されている情報を基に、1ページ分のパターン生成処理
を行い、プリンタ626ヘコマンド出力する。
【0107】以上説明したように本実施の形態6によれ
ば、ホストコンピュータのアプリケーション・プログラ
ムによりカラープリンタにカラー画像を印刷する場合、
できる限り指定時間内で印刷処理が終了するように画像
処理及び色変換処理を選択して印刷データを生成でき
る。これによりユーザは、印刷に要する時間を優先しな
がら、所望する処理時間内で、できる限り高品位の印刷
結果を得ることができる。
【0108】[実施の形態7]前述の実施の形態6で
は、1ページ分の記録画像パターンの各ラスタ毎に、印
刷すべきデータがあるかどうかを示すフラグ情報を割り
当てるもので、色毎にパターン情報に対しては考慮して
いなかった。
【0109】そこで本実施の形態7では、各ラスタの各
色要素毎に印刷すべきデータがあるかどうかを示すフラ
グ情報を設け、これによりより実際の印刷に要する時間
値を算出して選択する処理を決定するようにしている。
【0110】以下、本発明の実施の形態7のカラープリ
ンタ制御システムについて説明する。
【0111】図20は、本実施の形態7のカラープリン
タ制御システムの構成を示すブロック図で、ホストコン
ピュータ601aの構成を中心に示し、前述の図18と
共通する部分は同じ番号で表してそれらの説明を省略す
る。
【0112】この図20では、フラグ情報格納領域40
05は、画像記録パターンのYMCKの各色毎に、各ラ
スタにおいて印刷すべきパターン情報が存在しているか
どうか示すフラグ情報を記憶している。このフラグ情報
格納領域4005におけるフラグ情報の構成を図22に
示す。
【0113】図21は、本実施の形態7のカラープリン
タ制御システムにおける処理を示すフローチャートで、
この処理を実行する制御プログラムはRAM603にロ
ードされて実行される。
【0114】図21は、本実施の形態7のプリンタ制御
プログラム609によるプリンタコマンド生成処理を示
したフローチャートである。このフローチャートに示し
た処理は、アプリケーション・プログラムで作成した文
書データ内の文字、図形、イメージデータひとつずつに
対して、また、排紙指示などのアプリケーションからの
指示ごとに行われる処理である。
【0115】まずステップS131〜S133で、図1
9のステップS111〜S113と同様にして描画され
るオブジェクトの位置を算出する。そしてステップS1
34で、描画対象オブジェクトの色情報をYMCKの色
情報に変換する。次にステップS135に進み、ステッ
プS134で得られた描画オブジェクトのY,M,C,
Kの各色要素のうち、ゼロである(その色に対応するパ
ターンデータが存在しない)色要素に対しては、後で生
成される描画パターンもゼロであるため、その色のフラ
グ情報をセット(オン)せずに、対応する色のパターン
情報が存在するラスタの色要素に対しては、フラグ情報
をセットするように更新する。例えば、赤色の図形を描
画する際には、YとMの色要素は存在するが、CとKの
色要素は存在しないため、その赤色の図形パターンが存
在するラスタのYとMのフラグ情報のみがオンにセット
され、他の色のフラグ情報がセットされない。また同様
に黒文字の場合は、その文字が存在するラスタの黒
(K)のフラグのみがセットされる。
【0116】こうして各色のフラグ情報が更新されると
ステップS136に進み、描画指示の内容、即ち、描画
オブジェクトの種類、描画位置、サイズ、色など、後に
パターン生成を行う際に必要となる情報を描画指示デー
タ格納領域618に格納する。その後、ステップS13
1に戻って前述と同様の処理を繰り返す。
【0117】ステップS132で1ページの終了と判断
された場合にはステップS137に進み、色変換の処理
対象となるラスタ数と、画像処理の対象となるラスタ数
とをカウントする。この色変換処理は、RGB画像デー
タからYMCKへの色情報の変換であるため、YMCK
のそれぞれのフラグ情報の内、少なくとも1つの色要素
にパターンが存在すれば、そのラスタは色変換処理の対
象としてカウントされる。また画像変換処理は、YMC
Kのそれぞれのラスタ毎に処理するものであるため、Y
MCKのそれぞれのフラグ情報の内、パターンが存在す
る色要素の数だけが画像変換処理としてカウントされ
る。
【0118】こうして得られた結果を基に、ステップS
138〜S144で処理時間を算出し、前述の図19の
ステップS117乃至S123と同様にして、パターン
の生成が行われる。
【0119】以上説明したように本実施の形態7によれ
ば、画像記録パターンの各ラスタにおいて、YMCKの
各色毎に印刷すべきパターンが存在するかどうかを調
べ、その各ラスタ毎の色情報に応じて画像変換処理の所
要時間を算出することによって、その印刷に要する時間
計算の精度をより高めて、所望の時間内に印刷を行うこ
とができる。
【0120】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0121】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0122】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0123】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0124】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0125】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0126】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図23のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。即ち、少なくとも
「データ有無情報を求める手順のモジュール」「バンド
メモリのメモリサイズを決定するモジュール」および
「パターンデータを出力するモジュール」等の各モジュ
ールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
尚、図23に示すモジュールは、必ずしも同時に全て記
憶されていなければならないものでなく、必要とする手
順に応じて適宜、追加或は削除されても良い。
【0127】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、画像パターンが存在しない無効ラスタはパターン生
成処理を行わず、また、画像パターンが存在する連続ラ
スタ(有効ラスタ)に効率良く対応させてパターン生成
処理が行えるため、1ページ分の印刷データからバンド
メモリへ画像パターンを生成する処理の回数を減らすこ
とができる。これにより、印刷データの読み出し回数も
減少するため、印刷処理時間を短縮することができる。
【0128】また、有効ラスタの先頭はバンドメモリの
先頭に対応付けられるようになるため、文字や図形がバ
ンドメモリ間に跨ることが少なくなり、個々の印刷デー
タに対する印刷パターン生成の回数が減少するため、全
体の印刷処理時間を短縮することができるという効果が
ある。
【0129】尚、前述の実施の形態1〜7はそれぞれ独
立して説明したが本発明はこれに限定されるものでな
く、各実施の形態はそれぞれ単独で或は適宜組み合わさ
れて実施されても良い。
【0130】また、前述の実施の形態1〜5はプリンタ
装置の構成で、また実施の形態6及び7はホストコンピ
ュータの構成として説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、実施の形態1〜5の構成をホストコン
ピュータに含んでも、或は実施の形態6及び7の構成が
プリンタ装置に含まれても良い。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば1バンド分の印刷パターンを記憶するメモリのメモ
リサイズを大きくすることなく、1ページの印刷データ
を効率良くパターンに展開して印刷できるという効果が
ある。
【0132】また本発明によれば、1ページ分の印刷デ
ータからバンドメモリへのデータ展開回数を少なくして
印刷処理に要する時間を短縮できる。
【0133】また本発明によれば、文字や図形などの印
刷データのパターンがバンドの境界に跨るのをできるだ
け回避することによって、印刷に要する時間を短縮でき
る効果がある。
【0134】また本発明によれば、1つのオブジェクト
のパターンが複数のバンドに跨るのを防止して印刷に要
する時間を短縮できるという効果がある。
【0135】また本発明によれば、カラー画像データを
印刷する際、所望の時間内で処理が終了するような画像
処理と色変換処理とを選択できるようにしたことによ
り、ユーザが所望の印刷時間内で、できる限り高品位の
印刷画像を得ることができるという効果がある。
【0136】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のプリンタ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1のプリンタ装置における制御プ
ログラムの描画処理(画像パターン生成処理)を示すフ
ローチャートである。
【図3】本実施の形態1,6における1ページ分の記録
画像と各ラスタに対応したフラグ情報とを説明する図で
ある。
【図4】実施の形態1における1ページ分の記録画像デ
ータとフラグ情報及び画像生成処理中に用いるバンドメ
モリとの対応例を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態2のプリンタ装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】実施の形態2における1ページ分の記録画像デ
ータとフラグ情報との対応を説明する図である。
【図7】実施の形態2におけるプリンタ制御プログラム
の描画処理(画像パターン生成処理)を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の実施の形態3におけるプリンタ制御プ
ログラムの描画処理(画像パターン生成処理)を示すフ
ローチャートである。
【図9】実施の形態1と3における1ページ分の記録画
像データとフラグ情報及び画像生成処理中に用いるバン
ドメモリとの対応例を比較して示す図である。
【図10】本発明の実施の形態4のプリンタ装置の構成
を示すブロック図である。
【図11】本実施の形態4のプリンタ装置における制御
プログラムの描画処理(画像パターン生成処理)を示す
フローチャートである。
【図12】本実施の形態4における1ページ分の記録画
像と各ラスタにおいて次のラスタに跨るオブジェクト数
を示すフラグ情報を説明する図である。
【図13】本実施の形態4における印刷データと、分割
データ数との対応の具体例を示す図である。
【図14】本実施の形態4における印刷データと分割デ
ータ数とに基づく、1ページの印刷データのバンド分割
の具体例を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態5のプリンタ装置の構成
を示すブロック図である。
【図16】本実施の形態5のプリンタ装置における制御
プログラムの描画処理(画像パターン生成処理)を示す
フローチャートである。
【図17】本実施の形態5のプリンタ装置におけるバン
ドを拡大する方向に分割する処理を示すフローチャート
である。
【図18】本実施の形態6のカラープリンタ制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図19】本実施の形態6のホストコンピュータにおけ
るプリンタ制御プログラムの描画処理を示すフローチャ
ートである。
【図20】本実施の形態7のカラープリンタ制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図21】本実施の形態7のホストコンピュータにおけ
るプリンタ制御プログラムの描画処理を示すフローチャ
ートである。
【図22】本実施の形態7におけるフラグ情報格納領域
におけるフラグ情報の構成を示す図である。
【図23】本実施の形態の記憶媒体に記憶された制御手
順モジュールの構成例を示す図である。

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ源より受信した印刷データを基に
    画像パターンを生成して印刷する印刷制御装置であっ
    て、 受信した印刷データを保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された印刷データの所定位置にパタ
    ーンデータがあるかどうかを示すデータ有無情報を記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータ有無情報に従って、前
    記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で生
    成して出力するためのバンドメモリのメモリサイズを決
    定し、前記バンドメモリを用いて印刷データをパターン
    展開したパターンデータを出力する出力制御手段と、を
    有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 データ源より受信した印刷データを基に
    画像パターンを生成して印刷する印刷制御装置であっ
    て、 受信した印刷データを保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された印刷データの所定位置にパタ
    ーンデータがあるかどうかを示すデータ有無情報を記憶
    する記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で
    生成して記憶するためのバンドデータ記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の最大メモリサイズを保持し
    ておき、前記印刷データに対応する画像パターンを前記
    最大メモリサイズで分割したときに、前記最大メモリサ
    イズ内に前記データ有無情報が連続してデータ有りであ
    ることを示すデータ領域が収まるときは当該データ領域
    までを1バンドとして処理し、そうでないときは前記最
    大メモリサイズ以下の連続するデータ有り領域まで、或
    は前記データ有無情報が連続してデータ有りであるデー
    タ領域を複数バンドに分割し、前記バンドデータ記憶手
    段を用いて印刷データをパターン展開したパターンデー
    タを出力する出力制御手段と、を有することを特徴とす
    る印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定位置は、前記画像パターンを構
    成する1ラスタに相当することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記所定位置は、前記画像パターンを構
    成する複数ラスタに相当することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記データ有無情報が連続してデータ有
    りを示し、かつ前記データ有無情報に対応する画像パタ
    ーンの容量が前記バンドメモリの最大許容メモリサイズ
    を越えるときは、前記出力制御手段は、前記バンドメモ
    リを複数回使用して前記画像パターンを出力することを
    特徴とする請求項1、3又は4のいずれか1項に記載の
    印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 データ源より受信した印刷データを基に
    画像パターンを生成して印刷する印刷制御装置であっ
    て、 受信した印刷データを保持する保持手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより
    次のラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する計数
    手段と、 各ラスタより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の
    許容値を記憶する許容値記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定ラスタ単
    位で生成して記憶するためのバンドデータ記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の記憶容量に応じたラスタに
    おける前記計数手段の計数値と前記許容値とに応じて前
    記バンドデータ記憶手段の記憶容量を決定し、前記バン
    ドデータ記憶手段を用いて前記印刷データをパターン展
    開したパターンデータを出力する出力制御手段と、を有
    することを特徴とする印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 データ源より受信した印刷データを基に
    画像パターンを生成して印刷する印刷制御装置であっ
    て、 受信した印刷データを保持する保持手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより
    次のラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する計数
    手段と、 各ラスタより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の
    許容値を記憶する許容値記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定ラスタ単
    位で生成して記憶するためのバンドデータ記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の記憶容量の上限値を記憶す
    る上限値記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の記憶容量の上限値に応じた
    ラスタにおける前記計数手段の計数値と前記上限値とに
    応じて前記バンドデータ記憶手段の記憶容量を決定し、
    前記バンドデータ記憶手段を用いて前記印刷データをパ
    ターン展開したパターンデータを出力する出力制御手段
    と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 印刷データを基に画像パターンを生成し
    て印刷する印刷制御装置であって、 前記印刷データを保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された印刷データを処理する画像処
    理手段と、 前記印刷データの処理時間の目標時間を記憶する目標時
    間記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタにお
    けるデータの有無を記憶するデータ有無記憶手段と、 前記データ有無記憶手段に記憶されたデータを基に、前
    記印刷データに対する前記画像処理手段による画像処理
    における処理時間を求める演算手段と、 前記演算手段により求められた処理時間と前記目標時間
    記憶手段に記憶された目標時間とに基づいて前記画像処
    理手段における画像処理を決定する制御手段と、を有す
    ることを特徴とする印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 印刷データを基に画像パターンを生成し
    て印刷する印刷制御装置であって、 前記カラー印刷データを保持する保持手段と、 前記保持手段に保持されたカラー印刷データを処理する
    画像処理手段と、 前記カラー印刷データの処理時間の目標時間を記憶する
    目標時間記憶手段と、 前記カラー印刷データに対応する画像パターンの各ラス
    タにおけるデータの有無を各色ごとに記憶するデータ有
    無記憶手段と、 前記データ有無記憶手段に記憶されたデータを基に、前
    記カラー印刷データの各色に対する前記画像処理手段に
    よる画像処理における処理時間を求める演算手段と、 前記演算手段により求められた処理時間と前記目標時間
    記憶手段に記憶された目標時間とに基づいて前記画像処
    理手段における画像処理を決定する制御手段と、を有す
    ることを特徴とする印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理手段は更に色変換手段を
    有し、前記制御手段は更に、前記演算手段により求めら
    れた処理時間と前記目標時間記憶手段に記憶された目標
    時間とに基づいて前記画像処理手段における色変換処理
    法を決定することを特徴とする請求項9に記載の印刷制
    御装置。
  11. 【請求項11】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御方法であっ
    て、 印刷データの所定位置にパターンデータがあるかどうか
    を判別してデータ有無情報を求める工程と、 前記データ有無情報に従って、前記印刷データに対応す
    る画像パターンを所定量単位で生成して出力するための
    バンドメモリのメモリサイズを決定する工程と、 前記バンドメモリを用いて印刷データをパターン展開し
    たパターンデータを出力する工程と、を有することを特
    徴とする印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御方法であっ
    て、 印刷データの所定位置にパターンデータがあるかどうか
    を判別してデータ有無情報を求める工程と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で
    生成して記憶するためのバンドメモリの最大メモリサイ
    ズを保持しておき、前記印刷データに対応する画像パタ
    ーンを前記最大メモリサイズで分割したときに、前記最
    大メモリサイズ内に前記データ有無情報が連続してデー
    タ有りであることを示すデータ領域が収まるときは当該
    データ領域までを1バンドとして処理し、そうでないと
    きは前記最大メモリサイズ以下の連続するデータ有り領
    域まで、或は前記データ有無情報が連続してデータ有り
    であるデータ領域を複数バンドに分割し、前記バンドデ
    ータ記憶手段を用いて印刷データをパターン展開したパ
    ターンデータを出力する工程と、を有することを特徴と
    する印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 前記所定位置は、前記画像パターンを
    構成する1ラスタに相当することを特徴とする請求項1
    1又は12に記載の印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 前記所定位置は、前記画像パターンを
    構成する複数ラスタに相当することを特徴とする請求項
    11又は12に記載の印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 前記データ有無情報が連続してデータ
    有りを示し、かつ前記データ有無情報に対応する画像パ
    ターンの容量が前記バンドメモリの最大許容メモリサイ
    ズを越えるときは、前記バンドメモリを複数回使用して
    前記画像パターンを出力することを特徴とする請求項1
    1、13又は14のいずれか1項に記載の印刷制御方
    法。
  16. 【請求項16】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御方法であっ
    て、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより
    次のラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する工程
    と、 各ラスタより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の
    許容値を記憶しておき、前記印刷データに対応する画像
    パターンを所定ラスタ単位で生成して記憶するためのバ
    ンドメモリのメモリ容量に応じた位置のラスタにおける
    オブジェクトの計数値と前記許容値とに応じて、前記バ
    ンドメモリのメモリ容量を決定し、前記バンドメモリを
    用いて前記印刷データをパターン展開したパターンデー
    タを出力する工程と、を有することを特徴とする印刷制
    御方法。
  17. 【請求項17】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御方法であっ
    て、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより
    次のラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する工程
    と、 前記バンドデータメモリのメモリ容量の上限値に応じた
    位置のラスタにおけるオブジェクトの計数値と、各ラス
    タより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の上限値
    とに応じて前記バンドメモリのメモリ容量を決定し、前
    記バンドメモリを用いて前記印刷データをパターン展開
    したパターンデータを出力する工程と、を有することを
    特徴とする印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 印刷データを基に画像パターンを生成
    して印刷する印刷制御方法であって、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタにお
    けるデータの有無を検出してラスタ毎のデータ有無情報
    を求める工程と、 前記データの有無情報を基に、前記印刷データに対する
    画像処理における処理時間を求める工程と、 その求めた処理時間と目標時間とに基づいて画像処理の
    種類を決定する工程と、を有することを特徴とする印刷
    制御方法。
  19. 【請求項19】 印刷データを基に画像パターンを生成
    して印刷する印刷制御方法であって、 カラー印刷データに対応する画像パターンの各ラスタに
    おける各色毎のデータの有無を示すデータ有無情報を求
    める工程と、 前記データ有無情報を基に、前記カラー印刷データの各
    色に対する画像処理における処理時間を求める工程と、 前記処理時間と目標時間とに基づいて前記画像処理にお
    ける画像処理法を決定する工程と、 を有することを特徴とする印刷制御方法。
  20. 【請求項20】 前記画像処理は更に色変換工程を有
    し、前記処理時間と前記目標時間とに基づいて前記画像
    処理における色変換処理法を決定することを特徴とする
    請求項19に記載の印刷制御方法。
  21. 【請求項21】 ホストコンピュータからプリンタ装置
    に印刷データに対応する画像パターンを出力して印刷す
    る印刷システムであって、 前記ホストコンピュータは、 印刷データの所定位置にパターンデータがあるかどうか
    を示すデータ有無情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータ有無情報に従って、前
    記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で生
    成して出力するためのバンドメモリのメモリサイズを決
    定し、前記バンドメモリを用いて前記印刷データをパタ
    ーン展開した画像パターンを前記プリンタ装置に出力す
    る出力制御手段と、を有することを特徴とする印刷シス
    テム。
  22. 【請求項22】 ホストコンピュータからプリンタ装置
    に印刷データに対応する画像パターンを出力して印刷す
    る印刷システムであって、 前記ホストコンピュータは、 印刷データの所定位置にパターンデータがあるかどうか
    を示すデータ有無情報を記憶する記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で
    生成して記憶するためのバンドデータ記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の最大メモリサイズを保持し
    ておき、前記印刷データに対応する画像パターンを前記
    最大メモリサイズで分割したときに、前記最大メモリサ
    イズ内に前記データ有無情報が連続してデータ有りであ
    ることを示すデータ領域が収まるときは当該データ領域
    までを1バンドとして処理し、そうでないときは前記最
    大メモリサイズ以下の連続するデータ有り領域まで、或
    は前記データ有無情報が連続してデータ有りであるデー
    タ領域を複数バンドに分割し、前記バンドデータ記憶手
    段を用いて前記印刷データをパターン展開した画像パタ
    ーンを前記プリンタ装置に出力する出力制御手段と、を
    有することを特徴とする印刷システム。
  23. 【請求項23】 ホストコンピュータからプリンタ装置
    に印刷データに対応する画像パターンを出力して印刷す
    る印刷システムであって、 前記ホストコンピュータは、 印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより次の
    ラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する計数手段
    と、 各ラスタより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の
    許容値を記憶する許容値記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定ラスタ単
    位で生成して記憶するためのバンドデータ記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の記憶容量に応じたラスタに
    おける前記計数手段の計数値と前記許容値とに応じて前
    記バンドデータ記憶手段の記憶容量を決定し、前記バン
    ドデータ記憶手段を用いて前記印刷データをパターン展
    開した画像パターンを前記プリンタ装置に出力する出力
    制御手段と、を有することを特徴とする印刷システム。
  24. 【請求項24】 ホストコンピュータからプリンタ装置
    に印刷データに対応する画像パターンを出力して印刷す
    る印刷システムであって、 前記ホストコンピュータは、 印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより次の
    ラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する計数手段
    と、 各ラスタより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の
    許容値を記憶する許容値記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定ラスタ単
    位で生成して記憶するためのバンドデータ記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の記憶容量の上限値を記憶す
    る上限値記憶手段と、 前記バンドデータ記憶手段の記憶容量の上限値に応じた
    ラスタにおける前記計数手段の計数値と前記上限値とに
    応じて前記バンドデータ記憶手段の記憶容量を決定し、
    前記バンドデータ記憶手段を用いて前記印刷データをパ
    ターン展開した画像パターンを前記プリンタ装置に出力
    する出力制御手段と、を有することを特徴とする印刷シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 ホストコンピュータからプリンタ装置
    に印刷データに対応する画像パターンを出力して印刷す
    る印刷システムであって、 前記ホストコンピュータは、 前記印刷データを保持する保持手段と、 前記保持手段に保持された印刷データを処理する複数の
    画像処理手段と、 前記印刷データの処理時間の目標時間を記憶する目標時
    間記憶手段と、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタにお
    けるデータの有無を記憶するデータ有無記憶手段と、 前記データ有無記憶手段に記憶されたデータを基に、前
    記印刷データに対する前記複数の画像処理手段のそれぞ
    れによる画像処理における処理時間を求める演算手段
    と、 前記演算手段により求められた処理時間と前記目標時間
    記憶手段に記憶された目標時間とに基づいて前記複数の
    画像処理手段の内のいずれかを選択して画像処理を行う
    制御手段と、 前記制御手段の制御の下に実行された画像処理により処
    理された画像パターンを前記プリンタ装置に出力する出
    力手段と、を有することを特徴とする印刷システム。
  26. 【請求項26】 ホストコンピュータからカラープリン
    タ装置に印刷データに対応する画像パターンを出力して
    印刷する印刷システムであって、 前記ホストコンピュータは、 前記カラー印刷データを保持する保持手段と、 前記保持手段に保持されたカラー印刷データを処理する
    画像処理手段と、 前記カラー印刷データの処理時間の目標時間を記憶する
    目標時間記憶手段と、 前記カラー印刷データに対応する画像パターンの各ラス
    タにおけるデータの有無を各色ごとに記憶するデータ有
    無記憶手段と、 前記データ有無記憶手段に記憶されたデータを基に、前
    記カラー印刷データの各色に対する前記画像処理手段に
    よる画像処理における処理時間を求める演算手段と、 前記演算手段により求められた処理時間と前記目標時間
    記憶手段に記憶された目標時間とに基づいて前記画像処
    理手段における画像処理を決定する制御手段と、 前記制御手段の制御の下に実行された画像処理により処
    理された画像パターンを前記プリンタ装置に出力する出
    力手段と、を有することを特徴とする印刷システム。
  27. 【請求項27】 請求項11〜20のいずれか1項に記
    載の方法を実行する手順を記憶したことを特徴とするコ
    ンピュータにより読取り可能な記憶媒体。
  28. 【請求項28】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御手順を記憶
    するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であっ
    て、 印刷データの所定位置にパターンデータがあるかどうか
    を判別してデータ有無情報を求める手順モジュールと、 前記データ有無情報に従って、前記印刷データに対応す
    る画像パターンを所定量単位で生成して出力するための
    バンドメモリのメモリサイズを決定する手順モジュール
    と、 前記バンドメモリを用いて印刷データをパターン展開し
    たパターンデータを出力する手順モジュールと、を有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御手順を記憶
    するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であっ
    て、 印刷データの所定位置にパターンデータがあるかどうか
    を判別してデータ有無情報を求める手順モジュールと、 前記印刷データに対応する画像パターンを所定量単位で
    生成して記憶するためのバンドメモリの最大メモリサイ
    ズを保持しておき、前記印刷データに対応する画像パタ
    ーンを前記最大メモリサイズで分割したときに、前記最
    大メモリサイズ内に前記データ有無情報が連続してデー
    タ有りであることを示すデータ領域が収まるときは当該
    データ領域までを1バンドとして処理し、そうでないと
    きは前記最大メモリサイズ以下の連続するデータ有り領
    域まで、或は前記データ有無情報が連続してデータ有り
    であるデータ領域を複数バンドに分割し、前記バンドデ
    ータ記憶手段を用いて印刷データをパターン展開したパ
    ターンデータを出力する手順モジュールと、を有するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御手順を記憶
    するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であっ
    て、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより
    次のラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する手順
    モジュールと、 各ラスタより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の
    許容値を記憶しておき、前記印刷データに対応する画像
    パターンを所定ラスタ単位で生成して記憶するためのバ
    ンドメモリのメモリ容量に応じた位置のラスタにおける
    オブジェクトの計数値と前記許容値とに応じて、前記バ
    ンドメモリのメモリ容量を決定し、前記バンドメモリを
    用いて前記印刷データをパターン展開したパターンデー
    タを出力する手順モジュールと、を有することを特徴と
    する記憶媒体。
  31. 【請求項31】 データ源より受信した印刷データを基
    に画像パターンを生成して印刷する印刷制御手順を記憶
    するコンピュータにより読取り可能な記憶媒体であっ
    て、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタより
    次のラスタに跨る描画オブジェクトの数を計数する手順
    モジュールと、 前記バンドデータメモリのメモリ容量の上限値に応じた
    位置のラスタにおけるオブジェクトの計数値と、各ラス
    タより次のラスタに跨る描画オブジェクトの数の上限値
    とに応じて前記バンドメモリのメモリ容量を決定し、前
    記バンドメモリを用いて前記印刷データをパターン展開
    したパターンデータを出力する手順モジュールと、を有
    することを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 印刷データを基に画像パターンを生成
    して印刷する印刷制御手順を記憶するコンピュータによ
    り読取り可能な記憶媒体であって、 前記印刷データに対応する画像パターンの各ラスタにお
    けるデータの有無を検出してラスタ毎のデータ有無情報
    を求める手順モジュールと、 前記データの有無情報を基に、前記印刷データに対する
    画像処理における処理時間を求める手順モジュールと、 その求めた処理時間と目標時間とに基づいて画像処理の
    種類を決定する手順モジュールと、を有することを特徴
    とする記憶媒体。
  33. 【請求項33】 印刷データを基に画像パターンを生成
    して印刷する印刷制御手順を記憶する記憶媒体であっ
    て、 カラー印刷データに対応する画像パターンの各ラスタに
    おける各色毎のデータの有無を示すデータ有無情報を求
    める手順モジュールと、 前記データ有無情報を基に、前記カラー印刷データの各
    色に対する画像処理における処理時間を求める手順モジ
    ュールと、 前記処理時間と目標時間とに基づいて前記画像処理にお
    ける画像処理法を決定する手順モジュールと、を有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
JP8051738A 1996-03-08 1996-03-08 印刷制御方法及び装置及び該装置を含む印刷システム及び前記方法を実施する制御手順を記憶した記憶媒体 Withdrawn JPH09240073A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1122940A2 (en) * 2000-01-31 2001-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method and apparatus
JP2007087156A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Sky Com:Kk 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラムおよび記録媒体
JP2008052505A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Ricoh Co Ltd 画像処理システム、画像処理装置および画像処理方法
JP2008210251A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Seiko Epson Corp プリンタ及びその制御方法
JP2021077399A (ja) * 2021-02-02 2021-05-20 ブラザー工業株式会社 画像処理プログラム及び画像処理装置

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