JPH09238741A - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具

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Publication number
JPH09238741A
JPH09238741A JP4914796A JP4914796A JPH09238741A JP H09238741 A JPH09238741 A JP H09238741A JP 4914796 A JP4914796 A JP 4914796A JP 4914796 A JP4914796 A JP 4914796A JP H09238741 A JPH09238741 A JP H09238741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
applicator
brush
cosmetic
container
wiping
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4914796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takahashi
俊 高橋
Akihito Torii
晶仁 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Publication of JPH09238741A publication Critical patent/JPH09238741A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧用塗布具の払拭部材に付着した化粧料を
容器本体内にスムースに戻すとと共に化粧筆の挿入時に
容器内部の圧力が増加して筆軸が飛び出すことを防止す
る。 【解決手段】 容器本体11の口部近傍には、キャップ
12に取付けられた化粧筆15に付着した余分の化粧料
を扱いて落とす払拭部材13が取付けられている。払拭
部材13の円筒部13aの内壁には化粧料を案内する縦
線状の案内溝13eが形成され、また、払拭部13bに
は、ピンホール13dが設けられてる。ピンホール13
dによって、容器の内外が連通される結果、化粧筆の挿
入時に容器の内圧が増加して筆軸が飛び出すことが防止
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧用塗布具に関
し、特に、マスカラ、アイライナー等の化粧用筆や刷毛
等の塗布体を備える化粧用塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】マスカラやアイライナー等、化粧筆や刷
毛を使用して塗布する化粧料用の塗布具は、従来より、
化粧料を収納する容器本体と、化粧筆あるいは刷毛等の
塗布体を備えるキャップ体から成るものが使用されてい
る。
【0003】図3は従来の一般的なアイライナー用の化
粧用塗布具を示すものである。化粧用塗布具1は、アイ
ライナー化粧料(図示せず)を収納する容器本体2と、
この容器本体のキャップ4からなる。キャップ4には先
端部に化粧料を塗布するための化粧筆6を有する軸5が
固定されており、キャップ4を装着したとき、化粧筆6
は容器内部に挿入されるようになっている。容器本体2
の口部には、キャップ4を取り外して化粧料が付着した
化粧筆6を外部に取り出す際、化粧筆6に付着している
余分な化粧料をしごいて落とす払拭部材3が装着されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の化粧用塗布
具にあっては、払拭部材3は、軸5に付着した化粧料を
しごき落とすため、軸5を締め付けるように密着されて
いる。したがって、キャップ4を容器本体2より取り外
すときは、払拭部材3により化粧料はしごき落とされる
が、使用後、キャップ4を装着する際にも、化粧筆6は
払拭部材3によりしごき落とされて、払拭部材3の容器
口部側にも化粧料が付着した状態となる。払拭部材3の
容器口側に化粧料が付着した状態で、その後使用する場
合、キャップ4を外して化粧筆6を取り出す際、軸5に
払拭部材に付着していた化粧料が付着して、化粧時に手
その他不必要な部分を汚すこととなる。
【0005】また、軸5は払拭部材3により締め付けら
れるように摺動するため、化粧筆6を挿入する際、軸5
の体積の増加分だけ、容器の内圧が増加して、手を離す
と軸5が飛び出すことがあり、衣類や手を汚す可能性が
あるといった欠点があった。本発明は、上記問題点に鑑
みなされたもので、容器口に設けられている払拭部材の
外側に余分な化粧料が付着することを防止すると共に、
キャップの装着時に容器内部の内圧が増加してキャップ
に取付けられている軸が飛び出すようなことがないよう
にした化粧用塗布具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明に
よる化粧用塗布具は、化粧料を収納する容器本体と、先
端に塗布体が取付けられた軸を有するキャップと、前記
容器本体の口部に装着される払拭部材と、からなる化粧
用塗布具において、前記払拭部材は、円筒部と該円筒部
の一端に設けられた軸挿通孔が形成された払拭部を有
し、前記円筒部の内壁には縦方向に沿って化粧料を案内
する縦線状の案内溝が形成されていることを特徴とす
る。
【0007】本発明による化粧用塗布具によれば、キャ
ップを取り外して塗布体を引き抜く際、塗布体は払拭部
材の払拭部によりしごき落とされ、案内溝が形成された
円筒部内壁をつたわって容器内部に戻される。また、本
願の請求項2の発明による化粧用塗布具は、前記請求項
1の発明において、払拭部材の払拭部にピンホールを設
けたことを特徴とする。
【0008】塗布体を容器内部に挿入する際に、払拭部
により擦り落とされた化粧料は、ピンホールを通って容
器内部に戻され、払拭部材の容器口側に化粧料が残留す
ることがなくなる。案内溝が形成された円筒部内壁には
化粧料が残留することがなく、ピンホールが化粧料によ
って閉塞することを防ぐことができる。
【0009】また、払拭部にはピンホールが形成されて
いるため、塗布体を容器内に戻すとき、容器内部の圧力
は払拭部のピンホールにより逃がされて容器の内圧が上
昇して塗布体の軸が飛び出ることが防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面に示した実
施例により説明する。図1及び図2は、本発明をアイラ
イナー用の化粧用塗布具に適用した例を示す。
【0011】アイライナー用の化粧用塗布具10は、ア
イライナー化粧料(図示せず)を収容する容器本体11
と、キャップ12から成る。容器本体11の口部にはキ
ャップ12のネジ部12aが螺合される口ネジ11aが
形成されている。キャップ12の内部には塗布体である
化粧筆15を取付けるための筆軸16が一体的に形成さ
れた内栓14が取付けられ、筆軸の先端には化粧筆15
が取付けられている。 容器本体の口部近傍には、化粧
筆に付着している化粧料を擦り落とす払拭部材13が装
着されている。図3に、払拭部材13の詳細を示す。
【0012】払拭部材13は、エラストマーを材料とし
て一体成形され、内部に中空通路を有する全体として略
円筒の形状をなした円筒部13aから成るもので、容器
本体11の口部に固定される。円筒部13aの一端の内
部には化粧筆15に付着している化粧料をしごき落とす
ための鍔状の払拭部13bが形成されている。払拭部1
3bの中心には化粧筆および筆軸が挿通する挿通孔13
cを有すると共に、容器本体11の内外を連通するピン
ホール13dが複数設けられている。
【0013】また、円筒部13aの内壁には、化粧料を
下方に案内するための縦線状の案内溝eが形成されてい
る。尚、払拭部材13は払拭部13bが容器口部側に位
置するように容器本体11に取付けらるものである。
【0014】次に、上記構造の化粧用塗布具の使用に当
たっては、キャップ12をネジを外して取外し、容器本
体11の内部の化粧料(図示せず)に浸漬している化粧
筆15を引き抜く。この時、化粧筆15に付着している
余分の化粧料は、払拭部材13の挿通孔13cを通過す
る際、払拭部13bによりしごかれて擦り落とされ、容
器内部に戻される。
【0015】化粧筆15の使用後には、化粧筆15を容
器本体11の内部に挿入してキャップ12を装着する
が、この際にも、化粧筆15が払拭部材13の挿通孔1
3cを通過する際、化粧筆15に付着している化粧料は
払拭部13bによってしごかれるように擦り落とされ
て、払拭部13bの容器本体の口部側である上方に溜ま
る。
【0016】払拭部13bの上方に擦り落とされた化粧
料は、ピンホール13dを通って下方の容器本体側に流
れる。ピンホール13dを通った化粧料は円筒部13a
の内壁に形成されている案内溝13eに案内されて下方
にスムースに流下して容器本体11の内部に戻る。これ
により、円筒部13aの内壁に化粧料が残留することが
なく、ピンホール13dが閉塞することが回避される。
【0017】ピンホール13dは、また、容器本体の1
1の内外を連通するため、化粧筆15を内部に挿入する
際に、筆軸16の内部への挿入に伴って増加する内圧が
ピンホール13dによって逃がされることになる結果、
内圧が増加することを防ぐことができる。従って、化粧
筆15を挿入する際、内圧増加によって、筆軸16が上
方に飛び出すようなことはなくなる。
【0018】上記実施例は、アイライナー用の化粧用塗
布具に関するものであるが、本発明はこれに限るもので
なく、例えば、マスカラのような、化粧料塗布用の刷毛
やスポンジ等の塗布体を有する化粧用塗布具にも適用で
きることは明らかである。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本願請求項1の発明によれ
ば、払拭部材の円筒部内壁に縦線状の案内溝を形成した
ことにより、払拭部材に付着した化粧料をスムースに容
器本体内部の化粧料収納部に戻すことができる。
【0020】また、請求項2の発明によれば、塗布体を
容器本体内に挿入する際に、容器内部の圧力増加によっ
て、軸が飛び出すことを防止することができ、使用に際
して手や衣服等を汚すことを防止することができる。ま
た、化粧用塗布具を容器内の戻す際に払拭部材の容器口
側に溜まった化粧料がピンホールを通って容器内部に戻
るとき、化粧料が案内溝に案内されてスムースに流れる
ため、ピンホールが詰まるこが防止できる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る化粧用塗布具の断面構造
図である。
【図2】本発明による払拭部材を示す図で、(a)は部
分断面図、(b)は正面図を示す図である。
【図3】従来の化粧用塗布具を示す図である。
【符号の説明】
10 化粧用塗布具 11 容器本体 12 キャップ 13 払拭部材 14 内栓 15 化粧筆 13a 円筒部 13b 払拭部 13c 挿通孔 13d ピンホール 13e 案内溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料を収納する容器本体と、先端に塗
    布体が取付けられた軸を有するキャップと、前記容器本
    体の口部に装着される払拭部材と、からなる化粧用塗布
    具において、 前記払拭部材は、円筒部と該円筒部の一端に設けられ軸
    挿通孔が形成された払拭部を有し、前記円筒部の内壁に
    は縦方向に沿って化粧料を案内する縦線状の案内溝が形
    成されていることを特徴とする化粧用塗布具。
  2. 【請求項2】 払拭部にピンホールが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の化粧用塗布具。
JP4914796A 1996-03-06 1996-03-06 化粧用塗布具 Withdrawn JPH09238741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4914796A JPH09238741A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 化粧用塗布具

Applications Claiming Priority (1)

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JP4914796A JPH09238741A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 化粧用塗布具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09238741A true JPH09238741A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12822988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4914796A Withdrawn JPH09238741A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 化粧用塗布具

Country Status (1)

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JP (1) JPH09238741A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458126B2 (en) 2002-10-10 2008-12-02 L'oreal Applicator for applying a substance to nails
US7491004B2 (en) 2004-03-18 2009-02-17 Kose Corporation Container with applicator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7458126B2 (en) 2002-10-10 2008-12-02 L'oreal Applicator for applying a substance to nails
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20030506