JPH09236548A - 廃棄物識別装置 - Google Patents

廃棄物識別装置

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JPH09236548A
JPH09236548A JP28255696A JP28255696A JPH09236548A JP H09236548 A JPH09236548 A JP H09236548A JP 28255696 A JP28255696 A JP 28255696A JP 28255696 A JP28255696 A JP 28255696A JP H09236548 A JPH09236548 A JP H09236548A
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JP
Japan
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waste
emission spectrum
laser
light
emission
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Pending
Application number
JP28255696A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Hayashibara
浩文 林原
Kozo Yoshikawa
孝三 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】似かよった色調を持つが組成が異なり、したが
って処理法が異なる廃棄物が2種類あってとしても、こ
れらを確実に識別する。 【解決手段】ベルトコンベア11上を搬送される廃棄物12
の表面にレーザ光用レンズ14を介してレーザ光を照射す
るレーザ発振器13と、レーザ照射により廃棄物表面から
生じた発光を分光させるポリクロメータ15と、このポリ
クロメータ15による発光スペクトルを電気信号に変換す
るマルチチャンネル検出器16と、上記レーザ発振器13及
びマルチチャンネル検出器16に夫々電気的に接続され、
取込んだ発光スペクトルの発光ピーク強度比と標準物質
を用いて予め取得した発光スペクトルのデータとを比較
するコンピュータ17とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は廃棄物識別装置に
関し、特に廃棄物種類の識別作業を自動化する廃棄物識
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物を各種処理法(再利用、焼却、埋
立て等)に適した種類毎に識別する作業は、大量の廃棄
物を迅速に処理する必要があることから、図6に示すよ
うなカラー画像処理方法を採用していた。
【0003】図中の1は、廃棄物2を図中の矢印Aの方
向に移動するベルトコンベアである。このベルトコンベ
ア1の上方にはCCDカメラ3が配置されており、この
CCDカメラ3にはコンピュータ4が電気的に接続され
ている。上記CCDカメラ3の近くには、該カメラ3直
下の廃棄物2を照射するライト5が配置されている。直
下の廃棄物2がライト5からの光を照射される位置で廃
棄物2のカラー画像をCCDカメラ3で撮像し、コンピ
ュータ4でこのCCDカメラ3で得たカラー画像から廃
棄物2の色調を比較するようになるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、似かよった色調を持つ廃棄物の場合は同
じ種類の廃棄物として判断されてしまうため、たとえ組
成が異なり処理法が異なる廃棄物が2種類あっても、こ
れらが同じ色調を持つ場合には識別することができな
い。
【0005】また反対に、主成分が同じ組成で同じ処理
方法を行なう廃棄物であっても、表面の色調が塗料や発
色剤等で異なる場合には、種類が異なる廃棄物であると
判断されてしまうことになる。
【0006】上記色調による識別は、図7に示すような
廃棄物表面からの反射光のスペクトルを比較することで
行なわれる。反射光スペクトルは物質の組成によって変
化するが、固体物質の特定成分が特定波長の光を吸収す
ることに起因するピークは、図7中のa′のように波長
幅が広いため、共存する物質の影響が大きく、組成の識
別は非常に困難である。
【0007】また、反射光スペクトルは表面物質からの
情報しか得られないため、廃棄物の表面に塗料や汚れが
ある場合には、構成物質の正しい情報を得ることができ
ない。
【0008】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、表面の色調に惑わ
されず、廃棄物の表面に塗料や汚れがある場合であって
もその組成に基づいた種類を正確に識別することを可能
とした廃棄物識別装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
廃棄物の表面にレーザ光用レンズを介してレーザ光を照
射するレーザ発振器と、レーザ照射により廃棄物表面か
ら生じた発光を分光させるポリクロメータと、このポリ
クロメータによる発光スペクトルを電気信号に変換する
マルチチャンネル検出器と、上記レーザ発振器及びマル
チチャンネル検出器に夫々電気的に接続され、取込んだ
発光スペクトルの発光ピーク強度比と標準物質を用いて
予め取得した発光スペクトルのデータとを比較するコン
ピュータとを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、廃棄物の表面にレ
ーザ光用レンズを介してレーザ光を照射するレーザ発振
器と、レーザ照射により廃棄物表面から生じた発光を集
光するレンズと、このレンズで集光した廃棄物表面から
の発光に対し、上記廃棄物を構成する各種成分固有の周
波数帯域の発光スペクトルピークのみを透過するバンド
パスフィルタと、このバンドパスフィルタを透過した発
光スペクトルピークの有無を検出して電気信号に変換す
る光電変換検出器と、上記レーザ発振器及び光電変換検
出器に夫々電気的に接続され、取込んだ発光スペクトル
の発光スペクトルピークの強度比と標準物質を用いて予
め取得した発光スペクトルのデータとを比較するコンピ
ュータとを具備したことを特徴とする。
【0011】上記請求項1及び請求項2いずれに記載の
発明の構成においても、作業員による目視やカラー画像
処理に代えて、廃棄物表面に高出力のレーザ光を照射
し、高エネルギー密度のスポットを形成して廃棄物表面
の構成物質を瞬間的に加熱・気化させ、気化した高温の
気体が放射する発光のスペクトルを測定することによ
り、表面の色調に惑わされず、廃棄物の表面に塗料や汚
れがある場合であってもその組成に基づいた種類をきわ
めて正確に識別することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下この発明の第1の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1はその構成を説明する
もので、図中11は、廃棄物12を上に乗せて矢印Aの
方向に搬送するベルトコンベアである。このベルトコン
ベア11の上方にはレーザ発振器13が配置されてお
り、下方のベルトコンベア11上のガラスや金属等から
なる廃棄物12が当該レーザ発振器13の直下に移動し
てきた時に廃棄物12表面に向けてレーザ光が照射され
る。
【0013】このレーザ光はレーザ光用レンズ14によ
って集光され、廃棄物12の表面に高エネルギー密度の
スポットを形成する。このスポット周辺の物質は瞬間的
に加熱・気化され、高温の気体に変化する。この気体は
レーザ光によって励起状態にあるので、原子及び分子の
発光を放射している。
【0014】上記レーザ発振器13の近くにはレーザ照
射により廃棄物表面から生じた発光を分光させるポリク
ロメータ15が配置され、このポリクロメータ15には
該ポリクロメータ15による発光スペクトルを電気信号
に変換するマルチチャンネル検出器16が電気的に接続
されている。
【0015】上記レーザ発振器13及びマルチチャンネ
ル検出器16は、共にコンピュータ17が電気的に接続
されている。図中の18は、廃棄物12からの発光を集
光してポリクロメータ15に導くための発光用レンズで
ある。
【0016】図2は、発光スペクトルの例を示す。発光
スペクトルにおいて、廃棄物中の成分A及びBに起因す
るピークa及びbがあるものとする。成分A,Bの発光
強度は廃棄物の表面状態によって異なるが、そのピーク
a:bの発光強度比は成分A,Bの存在比が一定であれ
ば、表面状態に左右されることはない。
【0017】したがって、発光スペクトルにおいて、廃
棄物中の各成分に起因する発光ピークの強度比を比較す
ることで、廃棄物の組成を識別することができる。コン
ピュータ17は、上記ベルトコンベア11による廃棄物
12の移動速度、レーザ発振器13のレーザ光照射タイ
ミンブ、及びマルチチャンネル検出器16の発光スペク
トル取込みタイミング等を制御する一方、マルチチャン
ネル検出器16から取込んだ発光スペクトルの発光ピー
ク強度比と、標準物質を用いて予め取得した発光スペク
トルのデータとを比較する。
【0018】図3はこのコンピュータ17によるシーケ
ンス制御の内容を例示するものである。つまり、レーザ
発振器13からのトリガ信号を受けてから(ステップS
1)、一定時間、例えば0.1[msec]程度経過し
た時点でマルチチャンネル検出器16からのスペクトル
データを読込むようにすることで(ステップS2)、ベ
ルトコンベア11上の廃棄物12がレーザ光の焦点を通
過するタイミングとレーザ発振器13によるレーザ発振
のタイミングとを同期させる。
【0019】ついで、スペクトル解析として、読込んだ
スペクトルデータにおける各元素の発光ピーク強度を読
取り(ステップS3)、各元素間のピーク強度比を算出
して(ステップS4)、これを標準物質を用いて予め取
得している発光スペクトルのデータとしての同ピーク強
度比と比較することで廃棄物12の正確な組成を判別す
るもので(ステップS5)、判別結果は例えばコンピュ
ータ17の図示しないディスプレイ装置等上に表示出力
し、以上で一連の組成判別を終了する、といった処理を
繰返し連続して実行するものである。
【0020】上記のような実施の形態において、測定し
た発光スペクトルには廃棄物12の構成物質から発生し
た原子及び分子からの発光が含まれており、これらの発
光は原子及び分子の種類に応じた固有の波長を持ち、発
光波長幅がきわめて狭く識別が容易である。したがっ
て、各波長の発光強度比の異なる廃棄物12は構成物質
の組成が異なるので、識別対象物質の組成に起因する元
素のスペクトルを知ることで廃棄物12の識別が可能に
なる。
【0021】また、レーザ光による照射で廃棄物12の
表面物質は気化して消失するため、表面に塗料や汚れが
ある場合でもその影響を受けずに、正確に構成物質の情
報を得ることができる。
【0022】上記実施の形態に係る廃棄物識別装置によ
れば、図6及び図7で示した上記従来の廃棄物識別方法
である色調の比較だけでは不可能であった、廃棄物組成
の正確な識別が可能になる。例えば、上記ポリクロメー
タ15及びマルチチャンネル検出器16を用いると、1
回の発光スペクトル測定は1秒以内で終了可能である。
また、レーザ発振器13にパルス固体レーザを使用する
と、メンテナンス・フリーとなり、長時間の連続運転が
可能である。
【0023】したがって、レーザ発振、発光スペクトル
測定及び発光スペクトルの比較、これらの操作をコンピ
ュータ17を構成する例えばパーソナルコンピュータで
シーケンス処理することにより、1分間に数十個程度の
オーダーで廃棄物を連続的に流れ処理することができ
る。
【0024】(第2の実施の形態)次にこの発明の第2
の実施の形態を図面を参照して説明する。図4はその構
成を説明するもので、基本的には上記図1に示したもの
と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその
説明は省略するものとする。
【0025】図中21は、上記図1のポリクロメータ1
5に代えて、発光用レンズ18で集光された廃棄物12
の発光を入射するバンドパスフィルタ21である。この
バンドパスフィルタ21は、廃棄物12を構成する各種
成分に固有の発光スペクトルピークのみを透過するよう
にその通過周波数帯域が設定されているもので、このバ
ンドパスフィルタ21の後段には上記図1のマルチチャ
ンネル検出器16に代えて光電変換検出器22が配設さ
れる。
【0026】この光電変換検出器22は、例えば光電管
等で構成され、バンドパスフィルタ21を透過した各種
周波数毎の発光スペクトルピークの有無を検出してそれ
らを電気信号に変換し、コンピュータ17に送出する。
【0027】上記のような構成にあって、廃棄物12表
面にレーザ光を照射することで得られる発光スペクトル
が上記図2に示したものと同様であるものとする。すな
わち、廃棄物12中の成分A及びBに起因するピークa
及びbがあるもので、成分A,Bの発光強度は廃棄物1
2の表面状態によって異なるが、そのピークa:bの発
光強度比は廃棄物12における成分A,Bの存在比が一
定であれば、表面状態に左右されることはない。したが
って、得られる発光スペクトルにおいて、廃棄物中の各
成分に起因する発光ピークの強度比を比較することで、
廃棄物の組成を識別することができる。
【0028】コンピュータ17は、上記ベルトコンベア
11による廃棄物12の移動速度、レーザ発振器13の
レーザ光照射タイミンブ、及び光電変換検出器22から
の発光スペクトル取込みタイミング等を制御する一方、
光電変換検出器22から取込んだ各周波数帯域の発光ス
ペクトルの発光ピーク強度比と、複数の標準物質を用い
て予め取得した各種発光スペクトルのデータとを比較す
ることで、廃棄物12の組成からその種類を特定するも
のである。
【0029】図5はこのコンピュータ17によるシーケ
ンス制御の内容を例示するものである。つまり、レーザ
発振器13からのトリガ信号を受けてから(ステップS
1)、一定時間、例えば0.1[msec]程度経過し
た時点でバンドパスフィルタ21を透過した発光スペク
トルピークに関する光電変換検出器22からのスペクト
ルデータを読込むようにすることで(ステップS
2′)、ベルトコンベア11上の廃棄物12がレーザ光
の焦点を通過するタイミングとレーザ発振器13による
レーザ発振のタイミングとを同期させる。
【0030】ついで、スペクトル解析として、読込んだ
スペクトルデータにおける各元素の発光ピーク強度を読
取り(ステップS3)、各元素間のピーク強度比を算出
して(ステップS4)、これを標準物質を用いて予め取
得している発光スペクトルのデータとしての同ピーク強
度比と比較することで廃棄物12の正確な組成を判別す
るもので(ステップS5)、判別結果は例えばコンピュ
ータ17の図示しないディスプレイ装置等上に表示出力
し、以上で一連の組成判別を終了する、といった処理を
繰返し連続して実行するものである。
【0031】上記のような実施の形態において、測定し
た発光スペクトルには廃棄物12の構成物質から発生し
た原子及び分子からの発光が含まれており、これらの発
光は原子及び分子の種類に応じた固有の波長を持ち、発
光波長幅がきわめて狭く識別が容易である。したがっ
て、各波長の発光強度比の異なる廃棄物12は構成物質
の組成が異なるので、識別対象物質の組成に起因する元
素のスペクトルを知ることで廃棄物12の識別が可能に
なる。
【0032】また、レーザ光による照射で廃棄物12の
表面物質は気化して消失するため、表面に塗料や汚れが
ある場合でもその影響を受けずに、正確に構成物質の情
報を得ることができる。
【0033】上記実施の形態に係る廃棄物識別装置によ
れば、図6及び図7で示した上記従来の廃棄物識別方法
である色調の比較だけでは不可能であった、廃棄物組成
の正確な識別が可能になる。例えば、上記バンドパスフ
ィルタ21及び光電変換検出器22を用いると、1回の
発光スペクトル測定は1秒以内で終了可能である。ま
た、レーザ発振器13にパルス固体レーザを使用する
と、メンテナンス・フクリーとなり、長時間の連続運転
が可能である。
【0034】したがって、レーザ発振、発光スペクトル
測定及び発光スペクトルの比較、これらの操作をコンピ
ュータ17を構成する例えばパーソナルコンピュータで
シーケンス処理することにより、1分間に数十個程度の
オーダーで廃棄物を連続的に流れ処理することができ
る。
【0035】さらに、上記した如くバンドパスフィルタ
21及び光電変換検出器22を用いることにより、上記
図1のようにポリクロメータ15及びマルチチャンネル
検出器16を用いた場合と比べて、発光スペクトルの分
散がないために検出感度を向上させることができ、発光
が微弱な場合でも測定を実行することができる。また、
測定する発光スペクトルピークの波長を変更する場合で
も、バンドパスフィルタ21を他の所望の周波数帯域特
性を有するものに変更するだけでよく、2つの発光スペ
クトルピークの波長が大きく異なる時でも、ポリクロメ
ータ15の如き分光器のように測定波長を掃引する必要
がなく、変更に要する作業をごく短時間のうちに完了す
ることができる。
【0036】なお、この発明は上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変形して実施することが可能であるもの
とする。
【0037】
【発明の効果】請求項1及び請求項2いずれに記載の発
明によっても、作業員による目視やカラー画像処理に代
えて、廃棄物表面に高出力のレーザ光を照射し、高エネ
ルギー密度のスポットを形成して廃棄物表面の構成物質
を瞬間的に加熱・気化させ、気化した高温の気体が放射
する発光のスペクトルを測定することにより、表面の色
調に惑わされず、廃棄物の表面に塗料や汚れがある場合
であってもその組成に基づいた種類をきわめて正確に識
別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る廃棄物識別
装置の構成を示す図。
【図2】図1の装置による発光強度と発光波長との関係
を示す特性図。
【図3】図1のコンピュータによるシーケンス制御の内
容を示すフローチャート。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係る廃棄物識別
装置の構成を示す図。
【図5】図4のコンピュータによるシーケンス制御の内
容を示すフローチャート。
【図6】従来の廃棄物識別方法を説明する図。
【図7】図6の方法により得られる反射光強度と反射光
波長との関係を示す特性図。
【符号の説明】
11…ベルトコンベア 12…廃棄物 13…レーザ発振器 14…レーザ光用レンズ 15…ポリクロメータ 16…マルチチャンネル検出器 17…コンピュータ 18…発光用レンズ 21…バンドパスフィルタ 22…光電変換検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物の表面にレーザ光用レンズを介し
    てレーザ光を照射するレーザ発振器と、 レーザ照射により廃棄物表面から生じた発光を分光させ
    るポリクロメータと、 このポリクロメータによる発光スペクトルを電気信号に
    変換するマルチチャンネル検出器と、 上記レーザ発振器及びマルチチャンネル検出器に夫々電
    気的に接続され、取込んだ発光スペクトルの発光ピーク
    強度比と標準物質を用いて予め取得した発光スペクトル
    のデータとを比較するコンピュータとを具備したことを
    特徴とする廃棄物識別装置。
  2. 【請求項2】 廃棄物の表面にレーザ光用レンズを介し
    てレーザ光を照射するレーザ発振器と、 レーザ照射により廃棄物表面から生じた発光を集光する
    レンズと、 このレンズで集光した廃棄物表面からの発光に対し、上
    記廃棄物を構成する各種成分固有の周波数帯域の発光ス
    ペクトルピークのみを透過するバンドパスフィルタと、 このバンドパスフィルタを透過した発光スペクトルピー
    クの有無を検出して電気信号に変換する光電変換検出器
    と、 上記レーザ発振器及び光電変換検出器に夫々電気的に接
    続され、取込んだ発光スペクトルの発光スペクトルピー
    クの強度比と標準物質を用いて予め取得した発光スペク
    トルのデータとを比較するコンピュータとを具備したこ
    とを特徴とする廃棄物識別装置。
JP28255696A 1995-12-25 1996-10-24 廃棄物識別装置 Pending JPH09236548A (ja)

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JP28255696A JPH09236548A (ja) 1995-12-25 1996-10-24 廃棄物識別装置

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JP33698795 1995-12-25
JP7-336987 1995-12-25
JP28255696A JPH09236548A (ja) 1995-12-25 1996-10-24 廃棄物識別装置

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