JPH09232942A - 半導体論理回路 - Google Patents

半導体論理回路

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JPH09232942A
JPH09232942A JP8034578A JP3457896A JPH09232942A JP H09232942 A JPH09232942 A JP H09232942A JP 8034578 A JP8034578 A JP 8034578A JP 3457896 A JP3457896 A JP 3457896A JP H09232942 A JPH09232942 A JP H09232942A
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JP
Japan
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node
logic circuit
logic
transistor
clock signal
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Application number
JP8034578A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kusunoki
武志 楠
Hiroaki Nanbu
博昭 南部
Kazuo Kanetani
一男 金谷
Su Yamazaki
枢 山崎
Kenji Kaneko
憲二 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体論理回路の1種であるドミノ回路の高速
化を図る。 【解決手段】従来のドミノ回路で、クロック信号CK2
により駆動させるトランジスタMN2を設ける。動作時
の直前に、トランジスタMN2を導通させ、MP1とM
N2のコンダクタンスの比によりノードVpの電位を、
出力バッファの論理しきい値電位とほぼ同じ値に設計す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体論理回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている半導体論理回路
の一例として、ダイナミック回路の1種である、ドミノ
回路がある。この回路構成を図2に示す。また、その動
作波形を図3に示す。このドミノ回路の回路構成、及び
その動作は、例えば、“CMOSVLSI設計の原理”(富沢・
松山監訳,丸善)の141頁〜144頁に記載されてい
る。
【0003】この回路は、ゲートにクロック信号CK1
が入力され、ソースはVDDに、ドレインはノードVp
に接続されているpMOSトランジスタMP1と、ゲー
トにクロック信号CK1が入力され、ドレインにノード
Vpが、ソースにノードVnを介してn形論理部ブロッ
クNLBが接続されているnMOSトランジスタMN1が
設けられている。また、出力バッファであるインバータ
INV1は、ノードVpが入力され、出力OUTに信号
を出力している。
【0004】n形論理ブロックNLBは、複数のnMO
Sトランジスタにより構成されており、nMOSトラン
ジスタのドレインとソースがお互いに接続されて論理を
構成している。また、n形論理ブロックNLBの最下層
のトランジスタのソースにはグランドが、最上層のトラ
ンジスタのドレインにはノードVnが接続され、それぞ
れのnMOSトランジスタのゲートには入力IN1〜I
Nnが接続されている。
【0005】クロックCK1がLレベルの時、nMOS
トランジスタMN1は非導通になり、n形論理ブロック
NLBは、ノードVpから切り離される。また、pMO
SトランジスタMP1が導通し、ノードVpはVDDに
プリチャージされている。この時、出力OUTはLレベ
ルが出力される。この状態は、一般にプリチャージ状態
と呼ばれる。
【0006】ドミノ回路の入力には、ドミノ回路の出力
が接続されるため、プリチャージ状態の時、入力IN1
〜INnには、Lレベルが入力され、n形論理ブロック
NLBの全てのトランジスタは非導通になっている。
【0007】動作時には、CK1がHレベルに切り換わ
り、pMOSトランジスタMP1が非導通になり、nM
OSトランジスタMN1が導通し、ノードVpがn形論
理ブロックNLBと接続される。この時、入力IN1〜
INnはまだLレベルであり、ノードVpは電位VDD
を保ちつつ、フローティング状態になっている。ここ
で、前段のドミノ回路が動作し、その出力信号がLレベ
ルからHレベルに切り換わる。この時、その出力信号が
入力されているn形論理ブロックNLB内のnMOSトラン
ジスタが導通し、その論理によりn形論理ブロックNL
Bが導通状態か非導通状態になる。
【0008】n形論理ブロックNLBが導通する場合、
ノードVpの電位が論理ブロックNLBにより引き下げ
られ、出力バッファINV1の論理しきい値電位Vth
り下がると、出力OUTがLレベルからHレベルに切り
換わる。逆に、n形論理ブロックNLBが非導通の場合
には、ノードVpはVDDのままフローティング状態に
なり、出力OUTはLレベルのままになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ドミノ回路では、動作
時にノードVpの電位がVDDから下がり始め、出力バ
ッファのインバータINVの論理しきい値電位Vthより
下がった時に、出力OUTがLレベルからHレベルに切り
換わる。このため、プリチャージ時にノードVpの電位
が論理しきい値電位Vthよりも少し高電位VDD2にな
っていれば、動作時には、すぐにノードVpの電位が論
理しきい値電位Vthより下がることができる。つまり、
動作時の出力OUTの信号の切り換わりを速くできる。
【0010】しかし、ノードVpが電位VDD2になっ
ているとインバータINV1に貫通電流が流れるため、
常にノードVpの電位がVDD2になっているのは望ま
しくない。このため、動作時の直前にノードVpをVD
D2にする回路が必要である。また、温度,電源電圧,
プロセス等がばらついた場合でも、VDD2が論理しき
い値電位Vthより下がらないようにする必要がある。
【0011】本発明の第1の目的は、動作時の直前に、
出力バッファのゲート電位を論理しきい値電位Vthより
も少し高電位VDD2にすることにより、高速化を図る
回路形式を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、上記目的1
のVDD2を、出力バッファの論理しきい値電位の変動
に追従するように補償した回路形式を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として、本発明が明示している代表的なものを以下に示
す。
【0014】(1)第1の論理回路と、第1の論理回路
の出力に接続された第2の論理回路とからなる半導体論
理回路で、第1の論理回路にクロック信号を入力し、こ
のクロック信号に基づいて、第1の論理回路の出力を、
ほぼ第2の論理回路の論理しきい値電位になるように制
御する。
【0015】(2)上記手段(1)で、第1の論理回路
が、複数のトランジスタによって構成される論理ブロッ
クNLB、及び第1のクロック信号CK1により第1の
論理回路の出力ノードVpを電源電圧にプリチャージす
る第1のトランジスタMP1と、第2のクロック信号C
K3によりノードVpと論理ブロックNLBを接続する
第2のトランジスタMN1と、ノードVpに接続され、
第3のクロック信号CK2によりノードVpをほぼ第2の
論理回路の論理しきい値電位VDD2に引き下げる第3
のトランジスタMN2により構成され、MN2のソース
電位をグランドに接続し、MN2とMP1のコンダクタ
ンス比をほぼ1にすることにより上記電位VDD2を発
生させる。
【0016】(3)上記手段(1)で、第1の論理回路
が、複数のトランジスタによって構成される論理ブロッ
クNLB、及び第1のクロック信号CK1により第1の
論理回路の出力ノードVpを電源電圧にプリチャージす
る第1のトランジスタMP1と、第2のクロック信号C
K3によりノードVpと論理ブロックNLBを接続する
第2のトランジスタMN1と、第3のクロック信号CK
2によりノードVpをほぼ第2の論理回路の論理しきい
値電位VDD2に引き下げる第3のトランジスタMN2
により構成され、MN2のソース電位に、上記第2の論
理回路と同じ構成,同じサイズ比のダミー論理回路を接
続し、このダミー論理回路を用いて上記電位VDD2を
発生させる。
【0017】上記手段(2)で、動作時の直前に上記ク
ロック信号CK2を駆動して、上記第3のトランジスタ
MN2を導通させ、ノードVpをほぼ第2の論理回路の
論理しきい値電位VDD2に引き下げる。動作時には、
ノードVpの電位がすぐに第2の論理回路の論理しきい
値電位を超えるため、第2の論理回路の出力が高速に切
り換わる。
【0018】上記手段(3)で、VDD2を第2の論理
回路と同じ構成,同じサイズ比のダミー論理回路の入力
と出力を接続して発生させる。この時、上記電位VDD
2は、ダミー論理回路の論理しきい値電圧、つまり第2
の論理回路の論理しきい値電圧と同じ値になり、VDD
2が第2の論理回路の論理しきい値の変動を追従するよ
うに補償できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例であ
り、動作時の直前に、出力バッファのゲート電位をほぼ
出力バッファの論理しきい値電位にして動作時の遅延時
間を低減したドミノ回路図である。また、図4にこの第
1の実施例の動作波形図を示す。
【0020】この回路は、図2の従来のドミノ回路に於
いて、ゲートにクロック信号CK2が接続され、ソース
にグランド,ドレインにノードVpを接続したnMOS
トランジスタMN2を新たに設けた回路構成になってい
る。最初、CK1とCK2を供にLレベルにすると、M
N2が非導通となり、ノードVpがVDDにプリチャー
ジされ、出力がLレベルとなって、従来のドミノ回路の
プリチャージ状態と同じ状態になる。
【0021】次に、CK1をHレベルに切り換えて動作
状態にする直前に、CK2をHレベルに切り換え、MN
2を導通させる。この時、MN2によりノードVpがグ
ランドに引き下げられる。しかし、この時にはMP1が
導通しており、MP1とMN2のコンダクタンスの比によ
り、ノードVpの電位が決定される。
【0022】今、MP1とMN2のコンダクタンスの比
を1にすると、ノードVpの電位は、VDDのほぼ半分
の電位になる。電位VDD2を、インバータINV1の
論理しきい値電位Vthよりも少し高電位に設定し、出力
をLレベルのままに保持しておく。以下、このノードV
pがインバータINV1の論理しきい値電位Vthよりも
少し高電位VDD2にプリチャージされている状態をHa
lf−VDDプリチャージ状態と呼ぶ。
【0023】動作時は、CK2をLレベルに切り換えて
MN2を非導通にし、CK1をHレベルに切り換えてM
P1を非導通に、MN1を導通状態にする。従来のドミ
ノ回路と同様に、入力信号IN1〜INnがHレベルに
なり、n形論理ブロックNLBが導通して、ノードVpの
電位が引き下げられ、INV1の論理しきい値電位Vth
より下がると出力が切り換わる。だだし、その直前にノ
ードVpがインバータINV1の論理しきい値電位Vth
より少し高電位VDD2にプリチャージされているた
め、ノードVpの電位はすぐにINV1の論理しきい値
電位Vthより下がり、出力OUTはLからHレベルに切
り換わる。このように、クロック信号CK2により駆動
するトランジスタMN2により、動作時直前にノードV
pをINV1の論理しきい値電位Vthよりも少し高電位
VDD2にすることにより、動作時の遅延時間を低減す
ることができる。
【0024】図5は本発明の第2の実施例を示した回路
図である。この回路は、第1の実施例のクロック信号C
K1を、ノードVpをプリチャージするpMOSトラン
ジスタMP1を駆動するクロック信号CK3と、n形論
理ブロックNLBとノードVpを接続するMN1を駆動
するクロック信号CK1とに分離した回路構成になって
いる。
【0025】第1の実施例の回路では、Half−VDDプ
リチャージ状態時に、MP1とMN2のコンダクタンスの
比により、ノードVpの電位をVDD2(インバータIN
V1の論理しきい値電位Vthよりも少し高電位)にしてい
る。この時、VDDからMP1,MN2を通ってグランド
に貫通電流が流れている。
【0026】本実施例の回路では、Half−VDDプリチ
ャージ状態時に、クロックCK3をHレベルにすること
により、MP1を非導通に制御して、貫通電流を流さな
いようにできる。この時、ノードVpはトランジスタM
N2のみによって、徐々にグランドに引き下げられる。
だだし、CK2をHレベルのままにしておくと、ノード
Vpはグランドまで引き下げられるので、ノードVpが
VDD2になった時点で、CK2をLレベルに制御する
必要がある。
【0027】なお、以下で述べる実施例3,4,5,
6,16で、本実施例のようにクロック信号を分離する
ことにより、貫通電流を流さないという同様の効果が得
られる。
【0028】図6は本発明の第3の実施例を示した回路
図である。この回路は、第1の実施例で、ソースをグラ
ンドに接続し、ドレインとゲートを接続したnMOSト
ランジスタMN3を設け、そのドレインをMN2のソー
スに接続した回路構成になっている。この回路では、M
N2のソース電位は、必ずMN3のしきい値電圧以上の
電位になる。これより、Half−VDDプリチャージ状態
時に、ノードVpがMN3のしきい値電圧以下に低下す
るのを防止することができる。また、MN3を複数設け
て縦積みにすることにより、この効果を縦積み個数倍に
上げることができる。
【0029】なお、以下で述べる実施例4,5,6,1
6で、本実施例のようにMN3 を追加することにより同様
の効果が得られる。
【0030】図7は本発明の第4の実施例を示した回路
図である。この回路は、第1の実施例で、ゲートをグラ
ンドに接続し、ソースをVDDに、ドレインをノードV
pに接続したpMOSトランジスタMP2を新たに設け
た回路構成になっている。このMP2のコンダクタンス
は、論理ブロックNLBやトランジスタMN2のコンダ
クタンスに比べて十分小さい値にする。
【0031】実施例の1で、動作時に出力がLレベルを
出力する場合は、ノードVpはINV1の論理しきい値電位
thより少し高電位VDD2のまま、フローティング状
態になっている。この時、ノイズによりノードVpの電
位が変動しても、電位VDD2に戻らない。この電位が、I
NV1の論理しきい値電位よりも下がってしまうと、出
力にHレベル、つまり間違ったデータが出力されてしま
う。
【0032】これを防止するため本実施例では、MP2
によりノードVpをVDDに引き上げ、フローティング
状態をなくしている。また、MP2のコンダクタンス
は、論理ブロックNLBやトランジスタMN2のコンダ
クタンスに比べて十分小さい値に設定するため、ノード
Vpをグランドや電位VDD2に引き下げる時の妨げに
はならない。だだし、クロック信号CK1をHレベルに
切り換えたあとに入力IN1〜INnが切り換わるまで
のフローティング状態に、MP2によりノードVpがV
DDに引き上げられるため、実施例1で述べた、動作時
の直前にノードVpをVDD2にすることによる高速化
の効果がなくなってしまう。このため、入力IN1〜I
Nnは、クロック信号CK1を切り換える前にデータが
確定しているのが望ましい。
【0033】なお、以下で述べる実施例6,7,8,
9,12,13,16で、本実施例のようにMP2を追
加することにより同様の効果が得られる。
【0034】図8は本発明の第5の実施例を示した回路
図である。この回路は、第1の実施例で、n形論理ブロ
ックNLBをCMOSで構成されたCMOS形論理ブロ
ックCLBに置き換え、CLBとノードVpの間に、ゲ
ートにクロック信号CK1の相補信号を接続したpMO
SトランジスタMP2を追加した回路構成になってい
る。この回路では、動作時には、CLB内のpMOSト
ランジスタにより、ノードVpのフローティング状態を
VDDに引き上げる。これにより、第4の実施例と同様
の効果が得られる。
【0035】ノードVpをVDDまで引き上げる必要が
ないならば、pMOSトランジスタMP2は省いても良
い。この場合、ノードVpはVDDからMN1のしきい
値電圧だけ下がった電位まで引き上げられる。
【0036】なお、以下で述べる実施例6,7,8,
9,12,13,16で、本実施例のようにn形論理ブ
ロックNLBをCMOS形論理ブロックCLBに置き換
えることにより同様の効果が得られる。
【0037】図9は第4と第5の実施例の動作波形図を
示す。
【0038】図10は本発明の第6の実施例を示す回路
図である。この回路は、第1の実施例で、ゲートにクロ
ック信号CK2を接続し、ドレインをVDDに接続した
nMOSトランジスタMN3と、ゲートを出力OUTに接続
し、ドレインをMN3のソースに接続し、ソースにノー
ドVpを接続したnMOSトランジスタMN4を新たに
設けた回路構成になっている。
【0039】Half−VDDプリチャージ状態の時、CK
2がHレベル、ノードVpがVDD2(INV1の論理しき
い値Vthよりも少し高電位)に、出力OUTがLレベル
になっており、MN3は導通、MN4は非導通になって
いる。今、温度,電源電圧,プロセスのばらつきなどに
より、VDD2がINV1の論理しきい値電位Vthより
下がってしまった場合、出力がHレベルに切り換わって
しまう。この時、出力OUTを入力しているMN3が導
通し、ノードVpを高電位側に引き上げ,出力をLレベ
ル側に引き下げる働きをする。このように、MN3とM
N4によって出力OUTからの帰還をかけて、VDD2
の変動を小さくするようにしている。なお、Half−VD
Dプリチャージ状態以外のときは、CK2がLレベルで
あり、MN3が非導通になって、この帰還回路は動作し
ない。
【0040】図11は本発明の第7の実施例を示す回路
図である。この回路は、図2の従来のドミノ回路で、M
P1とノードVpの間に、ゲートにクロック信号CK2
を接続したpMOSトランジスタMP3を挿入してい
る。また、入力にノードVpを接続した、INV1と同
じ回路構成,サイズ比のインバータINV2を設け、ソ
ースにノードVpを接続し、ゲートにクロック信号CK
2を接続したnMOSトランジスタMN2のドレイン
と、ソースにノードVpを接続し、ゲートにCK2の相
補信号を接続したpMOSトランジスタMP2のドレイ
ンを、INV2の出力に接続した回路構成になってい
る。
【0041】この回路は、Half−VDDプリチャージ状
態以外のときは、CK2はLレベルであり、MP3が導
通、MP2,MN2が非導通状態になっており、従来の
ドミノ回路と同じ動作をする。Half−VDDプリチャー
ジ状態時は、CK2がHレベル,CK2の相補信号がL
レベルになり、MP3は非導通になって、プリチャージ
を行うMP1がノードVpから切り離される。また、M
N2とMP2が導通し、ノードVpはINV2の出力に
接続される。つまり、インバータINV2の入力と出力
が共通にノードVpに接続された状態になり、ノードV
pの電位VDD2は、INV2の論理しきい値電位になる。
【0042】INV2の回路構成,サイズ比はINV1
と同じであるため、INV2の論理しきい値電位はIN
V1の論理しきい値電位とほぼ同じ値である。これよ
り、Half−VDDプリチャージ状態の電位VDD2は、
INV1の論理しきい値電位とほぼ同じ値になる。よっ
て、VDD2がINV1の論理しきい値の変動に追従す
るように補償できる。
【0043】図12は本発明の第8の実施例を示す回路
図である。この回路は、図11の第7の実施例で、イン
バータINV2の入力をノードVpから切り離し、出力
と入力を接続した構成になっている。この回路は、常に
インバータINV2の入力と出力を接続してINV2の
論理しきい値電位を発生させ、Half−VDDプリチャー
ジ時に、MP2とMN2を導通させて、ノードVpをI
NV1の論理しきい値電位にしている。
【0044】この回路は、第7の実施例に比べてノード
Vpの寄生容量がINV2のゲート容量の分だけ小さ
い。よって、第7の実施例に比べて高速化できる。ただ
し、INV2には、常に貫通電流が流れており、第7の
実施例に比べて、消費電力は大きい。
【0045】図13は本発明の第9の実施例を示す回路
図である。この回路は、第8の実施例の論理回路を複数
個配置し、それぞれのINV2を共通化した回路構成に
なっている。この回路は、第8の実施例で、常に貫通電
流が流れているINV2の個数を共通化して1個にした
ため、第8の実施例に比べて消費電力が小さい利点があ
る。また、レイアウト面積も低減できる利点がある。
【0046】図14は本発明の第10の実施例を示す回
路図であり、一般のCMOSゲートにHalf−VDDプリ
チャージの機能を適用した回路構成を示した図である。
この回路は、ゲートにクロック信号CK2が接続されて
いるpMOSトランジスタMP1と、ゲートにCK2の
相補信号が接続されているnMOSトランジスタMN1
を介してCMOSの論理ブロックCLBの出力が、ノー
ドVpに接続されている。また、入力にノードVpを接
続したインバータINV2を設け、その出力を、ゲート
にクロック信号CK2が接続されているnMOSトラン
ジスタMN2と、ゲートにCK2の相補信号が接続されて
いるpMOSトランジスタMP2を介してノードVpに
接続している回路構成になっている。
【0047】この回路は、クロック信号CK2がLレベ
ルのときは、MP1とMN1が導通,MP2とMN2が
非導通であり、CLBとINV1によって構成されたス
タティック動作のCMOS論理ゲートと等価である。C
K2がHレベルになると、MP1,MN1が非導通にな
り、論理ブロックCLBはノードVpと切り離される。
また、MP2とMN2が導通し、ノードVpにインバー
タINV2の入力と出力が共通に接続された状態にな
る。この時、ノードVpは、第7の実施例と同様に、イ
ンバータINV1の論理しきい値電位を補償した電位に
なる。このように、通常はCMOS論理ゲートとして動
作し、切り換え動作の直前にHalf−VDDプリチャージ状
態になる。
【0048】図15は本発明の第11の実施例を示す回
路図である。この回路は、第10の実施例で、インバー
タINV2を除き、MP2とMN2のソースに電位VD
D2を発生する電源を接続した回路構成になっている。
この回路は、実施例10で、VDD2の発生回路である
INV2を電源VDD2に置き換えることにより、ゲー
ト内のトランジスタ数を低減している。
【0049】図16は本発明の第12の実施例を示す回
路図である。この回路は、第6の実施例のノードVpの
下がりすぎを防止する帰還回路を第7の実施例に付加し
た回路構成になっている。だだし、実施例6のnMOS
トランジスタMN3を、ゲートにクロック信号CK2の
相補信号を接続したpMOSトランジスタMP4に置き
換えている。nMOSトランジスタを使用した場合は、
そのトランジスタのしきい値電圧以上に、ノードVpが
上昇しない。しかし、これを上記のようにpMOSトランジ
スタに置き換えると、ノードVpをVDDまで変化させ
ることができる。
【0050】図17は本発明の第13の実施例を示す回
路図である。この回路は、第12の実施例で、INV2
の出力とノードVpの接続/切り離しを行うトランジス
タMP2と、ノードVpの下がりすぎ防止用帰還回路の
オン/オフを行うトランジスタMP4を、図17のMP
2によって共通化している。また、MN3のドレインを
VDDに、ソースをINV2の出力に接続している。こ
れより、この回路は、第12の実施例に比べて、トラン
ジスタ数を削減できる利点がある。
【0051】図18は本発明の第14の実施例を示す回
路図であり、実施例1のクロック信号CK1,CK2を
発生する回路の構成例を示している。この回路は、ある
クロック信号CKと、CKが遅延段INVA1 〜INV
2nを通過した信号CKD1を入力し、クロック信号C
K2を出力するNORゲートNOR1と、CKが遅延段
INVBを通過した信号CKD2と、CKD2が遅延段
INVC1〜INVC2m+1 を通過した信号CKD3を入力し、ク
ロック信号CK1を出力するNORゲートNOR2により構
成されている。
【0052】図19にこの回路の動作波形を示す。この
回路で、クロック信号CK1は、CKD2がHからLレ
ベルに切り換わるタイミングにLからHレベルに切り換
わり、CKD3がLからHレベルに切り換わるタイミン
グにHからLに切り換わる。このCK1のパルス幅は、
遅延段INVC1〜INVC2m+1 の遅延時間の和とな
る。また、クロック信号CK2は、CKD1がHからL
レベルに切り換わるタイミングにLからHレベルに切り
換わり、CKがLからHレベルに切り換わるタイミング
にHからLに切り換わる。
【0053】ここで、CKD2は、CKが遅延段INV
Bを通過した信号であるため、CK1がLからHに切り換
わるタイミングは、CK2がHからLに切り換わるタイ
ミングから遅延段INVBの遅延時間だけ遅れたタイミ
ングとなる。よって、CK1により実施例1のトランジ
スタMP1をオフするタイミングと、CK2により実施
例1のトランジスタMN2をオフするタイミングをほぼ
同じにできる。
【0054】図20は本発明の第15の実施例を示す回
路図であり、実施例1のクロック信号CK1,CK2を
発生する回路の他の構成例を示している。この回路は、
あるクロック信号CKが遅延段INVA1 〜INVA2n
を通過した信号CKD1と、CKが遅延段INVB1
INVB2を通過した信号CKD3を入力し、クロック
信号CK2を出力するNORゲートNOR1と、CKが
遅延段INVB1を通過した信号CKD2と、CKD2
が遅延段INVC1〜INVC2m+1 を通過した信号CK
D4を入力し、クロック信号CK1を出力するNORゲ
ートNOR2により構成されている。
【0055】図21にこの回路の動作波形図を示す。こ
の回路は、第14の実施例と同様に、CK1により実施
例1のトランジスタMP1をオフするタイミングと、C
K2により実施例1のトランジスタMN2をオフするタ
イミングをほぼ同じにできる。だだし、この回路は、第
14の実施例で、NOR1に入力するクロック信号CK
をINVB1とINVB2の遅延時間だけ遅らせた構成に
なっている。これより、第14の実施例とは逆に、CK
1がLからHに切り換わってから遅延段INVB2 の遅
延時間だけ遅れたタイミングに、CK2がHからLに切
り換わる。
【0056】図22は本発明の第16の実施例を示す回
路図である。この回路は、第1の実施例で、出力バッフ
ァのインバータINV1を他の論理ゲートにした場合の
回路構成例を示している。この実施例では、2入力のN
ANDゲートの場合を示している。なお、本発明の実施
例2〜13でも、同様に、出力バッファのインバータI
NV1を他の論理ゲートにした回路構成にできる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、動作直前に出力バッフ
ァのゲート電位をほぼ出力バッファの論理しきい値にで
きるので、動作時の出力信号の切り換わりを高速化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のドミノ回路の回路図。
【図2】従来のドミノ回路図。
【図3】図2の従来例の動作波形図。
【図4】本発明の第1の実施例の動作波形図。
【図5】本発明の第2の実施例であり、第1の実施例の
MP1に貫通電流が流れるのを防止した回路図。
【図6】本発明の第3の実施例であり、第1の実施例に
電位VDD2の下がりすぎを防止するトランジスタを付
加した回路図。
【図7】本発明の第4の実施例であり、第1の実施例に
フローティング防止用のpMOSを付加した回路図。
【図8】本発明の第5の実施例であり、第1の実施例の
n形論理ブロックをCMOS形論理ブロックに置き換え
ることにより、フローティングを防止した回路図。
【図9】本発明の第4,5の実施例の動作波形図。
【図10】本発明の第6の実施例であり、第1の実施例
にVDD2の下がりすぎを防止する帰還回路を付加した
回路図。
【図11】本発明の第7の実施例であり、第1の実施例
で、電位VDD2が出力バッファの論理しきい値を補償
するようにした回路図。
【図12】本発明の第8の実施例であり、第7の実施例
のVDD2発生回路をノードVpから分離した回路図。
【図13】本発明の第9の実施例であり、第8の実施例
で、複数のゲートのVDD2発生回路を共通化した回路図。
【図14】本発明の第10の実施例であり、CMOS論
理ゲートにHalf−VDDプリチャージ機能を適用した回
路図。
【図15】本発明の第11の実施例であり、第10の実
施例で、VDD2発生回路を電源に置き換えた場合の回
路図。
【図16】本発明の第12の実施例であり、第7の実施
例にVDD2の下がりすぎを防止する帰還回路を付加し
た回路図。
【図17】本発明の第13の実施例であり、第12の実
施例で、帰還回路のオン/オフを制御するトランジスタ
を削除した回路図。
【図18】本発明の第14の実施例であり、実施例1の
CK1,CK2の発生回路図。
【図19】本発明の第14の実施例の動作波形図。
【図20】本発明の第15の実施例であり、実施例1の
CK1,CK2の発生回路図。
【図21】本発明の第15の実施例の動作波形図。
【図22】本発明の第16の実施例であり、第1の実施
例の出力バッファINV1をNANDゲートにした場合の回
路図。
【符号の説明】
NLB…n形論理ブロック、CLB…CMOS形論理ブ
ロック、INV1,INV2…インバータ、NOR1,
NOR2…NOR形論理ゲート、NAND…NAND形
論理ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 枢 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 金子 憲二 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の論理回路と、上記第1の論理回路の
    出力に接続された第2の論理回路からなる半導体論理回
    路において、上記第1の論理回路にクロック信号を入力
    し、上記クロック信号に基づいて、上記第1の論理回路
    の出力を、ほぼ上記第2の論理回路の論理しきい値電位
    になるように制御したことを特徴とする半導体論理回
    路。
  2. 【請求項2】上記第1の論理回路が、複数のトランジス
    タによって構成される論理ブロック、及び第1のクロッ
    ク信号により上記第1の論理回路のノードを電源電圧に
    プリチャージする第1のトランジスタと、第2のクロッ
    ク信号によりノードと論理ブロックを接続する第2のト
    ランジスタと、ノードに接続され、第3のクロック信号
    によりノードをほぼ上記第2の論理回路の論理しきい値
    電位に引き下げる第3のトランジスタにより構成される
    請求項1に記載の半導体論理回路。
  3. 【請求項3】上記第1の論理回路が、複数のトランジス
    タによって構成される論理ブロック、及び第1のクロッ
    ク信号により上記第1の論理回路のノードを電源電圧に
    プリチャージする第1のトランジスタと、第2のクロッ
    ク信号によりノードと論理ブロックを接続する第2のト
    ランジスタと、ノードに接続され、第3のクロック信号
    によりノードをほぼ第2の論理回路の論理しきい値電位
    に引き下げる第3のトランジスタにより構成され、上記
    第3のトランジスタのソース電位をグランドに接続し、
    上記第3のトランジスタと上記第1のトランジスタのコ
    ンダクタンス比をほぼ1にすることにより上記論理しき
    い値電位を発生させる請求項1に記載の半導体論理回
    路。
  4. 【請求項4】上記第1の論理回路が、複数のトランジス
    タによって構成される論理ブロック、及び第1のクロッ
    ク信号により上記第1の論理回路のノードVpを電源電
    圧にプリチャージする第1のトランジスタMP1と、第
    2のクロック信号によりノードと論理ブロックを接続す
    る第2のトランジスタと、第3のクロック信号によりノ
    ードをほぼ第2の論理回路の論理しきい値電位に引き下
    げる第3のトランジスタにより構成され、上記第3のト
    ランジスタのソースに、上記第2の論理回路と同じ構
    成,同じサイズ比のダミー論理回路を接続し、上記ダミ
    ー論理回路を用いて上記論理しきい値電位を発生させる
    請求項1に記載の半導体論理回路。
  5. 【請求項5】上記第1の論理回路が、複数のトランジス
    タによって構成される論理ブロック、及び第1のクロッ
    ク信号により上記第1の論理回路のノードと上記論理ブ
    ロックを接続する第1のトランジスタと、ノードに接続
    され、上記第1のクロック信号によりノードをほぼ第2
    の論理回路の論理しきい値電位に引き下げる第2のトラ
    ンジスタにより構成される請求項1に記載の半導体論理
    回路。
  6. 【請求項6】上記第1の論理回路が、複数のトランジス
    タによって構成される論理ブロック、及び第1のクロッ
    ク信号により上記第1の論理回路のノードと論理ブロッ
    クを接続する第1のトランジスタと、ノードに接続さ
    れ、上記第1のクロック信号によりノードをほぼ第2の
    論理回路の論理しきい値電位に引き下げる第2のトラン
    ジスタにより構成され、上記第2のトランジスタのソー
    スに、上記第2の論理回路と同じ構成,同じサイズ比の
    ダミー論理回路を接続し、このダミー論理回路を用いて
    上記論理しきい値電位を発生させる請求項1に記載の半
    導体論理回路。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の上記第1のクロック信号
    と、上記第3のクロック信号を同一のクロック信号から
    発生し、上記第1のクロック信号で上記第1のトランジ
    スタをオフするタイミングと、上記第3のクロック信号
    で上記第3のトランジスタをオフするタイミングをほぼ
    同じにした半導体論理回路。
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