JPH09231044A - 画面共有システムおよび方法 - Google Patents

画面共有システムおよび方法

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JPH09231044A
JPH09231044A JP8061654A JP6165496A JPH09231044A JP H09231044 A JPH09231044 A JP H09231044A JP 8061654 A JP8061654 A JP 8061654A JP 6165496 A JP6165496 A JP 6165496A JP H09231044 A JPH09231044 A JP H09231044A
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JP8061654A
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Masanori Kawashima
正徳 川島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側の共有ウィンドウの画面更新
を可能な限り早く行える画面共有システムを提供する。 【解決手段】 サーバ側およびクライアント側の画面共
有システムは、CPU101、ROM102、RAM1
03、入力部104、出力部105および通信制御部1
06から構成される。出力部105は、CRTモニタ等
の出力装置を具備し、画面共有システムで共有する共有
画面や共有領域ウィンドウを表示する。サーバ側の画面
上における共有領域は、アプリケーションウィンドウ5
02および503が表示されている領域を有効領域、そ
れ以外の壁紙が表示されている領域を無効領域として矩
形単位に分割される。有効領域のインデックス値と有効
領域内のビットマップとがサーバ側からクライアント側
に通知される。壁紙情報703は画面共有の最初および
サーバ側で壁紙が変更されたときにだけクライアント側
に送信される。クライアント側の画面共有システムで
は、共有領域の分割情報に従って、共有ウィンドウ70
5内にサーバ側の共有領域の画面表示を再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ側の表示画
面の一部をクライアント側に転送することにより共同作
業が可能な画面共有システムに関し、特に転送する画面
情報量を可能な限り少なくする画面共有システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】専用テレビ会議端末やパーソナルコンピ
ュータを、LAN(ローカルエリアネットワーク)、I
SDN(サービス統合ディジタル網)、電話回線等の通
信回線に接続し、音声、映像、データといった様々なメ
ディアを転送することにより遠隔地間で会議を行うテレ
ビ会議システムが普及してきている。
【0003】このようなテレビ会議システムでは、通信
を行っている少なくとも2つの通信端末間で、一方の表
示画面に表示された画面情報の少なくとも一部をビット
マップや一連の描画コマンド等の情報として他方の通信
端末に送信し、受信側の通信端末側で受信情報を基に送
信側の表示画面に表示されている画面イメージを再現す
ることにより、一方の通信端末の表示画面を共有した共
同作業が可能な画面共有システムがある(以下、共有す
る画面情報を提供する側をサーバ側、共有する画面情報
が提供される側をクライアント側という)。
【0004】このような従来の画面共有システムは、通
常、ウィンドウベースのシステムとして実現され、サー
バ側の表示画面上で共有領域を指定すると、その共有領
域の画面イメージを表示するためのウィンドウ(以下、
共有ウィンドウという)がクライアント側の表示画面上
にオープンされる。
【0005】そして、サーバ側から共有領域の画面情報
がクライアント側に送信されると、クライアント側では
その情報を基に復元した画面イメージが共有ウィンドウ
に表示される。
【0006】更に、クライアント側の共有ウィンドウ内
で発生したイベント(例えば、マウスボタンの押下)
を、そのイベントが発生した位置情報等と共にサーバ側
に通知し、サーバ側で通知されたイベントを共有領域内
の対応する位置で発生したイベントとして再生すること
により、クライアント側からサーバ側の共有領域内で実
行されているアプリケーション(以下、共有アプリケー
ションという)を遠隔制御できるようになっていること
が一般的である。
【0007】このような画面共有システムにおいて、ク
ライアント側のユーザが共有アプリケーションを快適に
操作するためには、ユーザからの共有アプリケーション
に対する入力によりサーバ側の共有領域内の表示が変化
した際、なるべく早くクライアント側の共有ウィンドウ
の表示が更新されるようにすることが重要となる。
【0008】図8は従来の画面共有システムの動作概念
を示す説明図である。図において、800はサーバ側の
表示画面、801はクライアント側の表示画面、802
は共有領域、803は共有ウィンドウ、804は描画領
域を示している。サーバ側の共有領域802をクライア
ント側の共有ウィンドウ803に表示するために、共有
領域802内の全ての画面イメージが描画情報としてク
ライアント側に送信される。この描画情報803がOS
(オペレーティングシステム)やディスプレイドライバ
に依存しないようにするために、共有領域802をビッ
トマップデータにして(圧縮、または非圧縮状態で)伝
送することが一般的に行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、サーバ側の共有領域に表示されている全ての
画面イメージを画面情報としてクライアント側に送信さ
れるので、画面更新時にサーバ側からクライアント側へ
送信される情報量が多くなり、サーバ側の共有領域の画
面表示が更新されてからクライアント側の共有ウィンド
ウの表示が更新されるまでに長い時間がかかってしまう
という問題があった。
【0010】特に、低ビットレートの通信回線を利用し
て画面情報をビットマップとして送った場合、サーバ側
とクライアント側の画面更新の時間差が顕著となり、ク
ライアント側のユーザの利便性に悪影響を及ぼしてしま
うという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、サーバ側の共有領域を
表示内容に応じてクライアント側にとって有効な領域と
そうでない領域とに分割し、有効な領域の画面情報のみ
をクライアント側に送信することにより、サーバ側から
クライアント側へ送信するデータ量を減らし、クライア
ント側の共有ウィンドウの画面更新を可能な限り早く行
える画面共有システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る画面共有システムは、通信
回線を介してサーバ側の少なくとも一部の画面情報を共
有領域としてクライアント側に転送し、該転送された画
面情報を該クライアント側の画面上に表示することによ
り共同作業が可能なクライアント・サーバ方式の画面共
有システムにおいて、前記サーバ側の共有領域を、前記
クライアント側にとって有効な情報が表示されている有
効領域と、それ以外の無効領域とに分割する共有領域分
割手段と、該分割される共有領域の分割情報を前記クラ
イアント側に通知する分割情報通知手段と、前記共有領
域分割手段により分割された有効領域の画面情報を通知
する有効領域通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2に係る画面共有システムでは、請
求項1に係る画面共有システムにおいて前記共有領域分
割手段は、アプリケーションウィンドウが表示されてい
る領域を前記有効領域、それ以外の壁紙が表示されてい
る領域を前記無効領域として分割することを特徴とす
る。
【0014】請求項3に係る画面共有システムは、請求
項1に係る画面共有システムにおいて前記クライアント
側で共有領域の画面情報を表示する際、前記無効領域を
特定のイメージで埋める共有領域表示手段を有すること
を特徴とする。
【0015】請求項4に係る画面共有システムは、請求
項3に係る画面共有システムにおいて壁紙の情報を前記
サーバ側から前記クライアント側に通知する壁紙情報通
知手段を備え、前記共有領域表示手段が前記無効領域を
埋める特定のイメージとして前記壁紙情報通知手段によ
り通知された壁紙の情報を使用することを特徴とする。
【0016】請求項5に係る画面共有方法は、通信回線
を介してサーバ側の少なくとも一部の画面情報を共有領
域としてクライアント側に転送し、該転送された画面情
報を該クライアント側の画面上に表示することにより共
同作業が可能なクライアント・サーバ方式の画面共有方
法において、前記サーバ側の共有領域を、前記クライア
ント側にとって有効な情報が表示されている有効領域
と、それ以外の無効領域とに分割し、該分割される共有
領域の分割情報を前記クライアント側に通知し、前記分
割された有効領域の画面情報を通知することを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の画面共有システムの実施
の形態について説明する。図1は実施の形態における画
面共有システムの構成を示すブロック図である。本実施
の形態における画面共有システムはサーバ側およびクラ
イアント側から構成され、それぞれCPU101、RO
M102、RAM103、入力部104、出力部105
および通信制御部106を有する。
【0018】CPU101は、ROM102に格納され
た様々なプログラムを実行し、画面共有システム全体の
制御を行う。
【0019】ROM102は、本発明の共有領域分割手
段1、分割情報通知手段2、有効領域通知手段3、壁紙
情報通知手段4および共有領域表示手段5を実行するプ
ログラムと、その他の一般的な画面共有システムを構成
するために必要な従来の処理を行うプログラムとを格納
する。
【0020】RAM103は、CPU101の作業領域
およびROM102に格納されている様々なプログラム
により使用されるデータ等を格納する格納領域として使
用される。
【0021】入力部104は、マウス、キーボード、ラ
イトペン等の入力装置を具備し、画面共有システムを制
御または使用するために必要な様々なデータを入力す
る。
【0022】出力部105は、CRTモニタ等の出力装
置を具備し、画面共有システムで共有する共有画面や共
有領域ウィンドウを表示する。
【0023】通信制御部106は、LAN、ISDN、
電話回線等の通信回線に接続され、通信回線の規定にし
たがった回線制御を行うことによりサーバ側の画面共有
システムとクライアント側の画面共有システムとを接続
し、画面共有システム間で画面情報や入力イベント情報
等を送受信する。
【0024】ROM102の共有領域分割手段1は、サ
ーバ側の画面共有システムにおいて、共有領域を領域内
に表示されている画面情報に応じてクライアント側にと
って有効な領域(以下、有効領域という)と、クライア
ント側にとって無効な領域(以下、無効領域という)に
分割する。尚、本実施の形態では、共有アプリケーショ
ンのウィンドウが表示されている領域を有効領域、それ
以外の通常、壁紙が表示されている部分を無効領域とし
て矩形単位に分割する。
【0025】分割情報通知手段2は、共有領域分割手段
1による共有領域の分割結果として分割後の有効領域の
数、各有効領域の位置およびサイズ、各有効領域に対応
するインデックス値等をサーバ側からクライアント側に
通知する。
【0026】有効領域通知手段3は、サーバ側の画面共
有システムにおいて共有領域分割手段1により分割され
た領域のうち、有効領域の情報のみをクライアント側に
通知する。
【0027】壁紙情報通知手段4は、サーバ側で利用し
ている壁紙の情報をクライアント側に通知する。尚、壁
紙の情報としては、使用しているビットマップ、表示形
式(中央に表示、並べて表示等)、背景の模様等が挙げ
られる。
【0028】共有領域表示手段5は、クライアント側の
画面共有システムにおいてサーバ側から分割情報通知手
段2、有効領域通知手段3、壁紙情報通知手段4により
通知された各種情報を基に、サーバ側の共有領域の画面
イメージをクライアント側の共有ウィンドウ内に表示す
る。
【0029】図2は画面共有システムにおけるサーバ側
の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順
は画面共有処理に関連する各種のイベントが発生した場
合に起動する。
【0030】まず、本処理が画面共有の開始または画面
共有中にサーバ側の壁紙が変更されたことにより起動さ
れたか否かを調べる(ステップS200)。共有開始ま
たは壁紙変更により起動された場合、サーバ側において
現在使用している壁紙の情報としてビットマップ、表示
形式、背景の模様などの情報をクライアント側に送信し
(ステップS201)、処理を終了する。
【0031】一方、共有開始または壁紙変更により起動
されていない場合、共有画面の画面情報をクライアント
側に送信するトリガとなるイベントにより起動されたか
否かを調べ(ステップS202)、画面情報を送信する
トリガとなるイベントにより起動された場合、ステップ
S203に進み、そうでない場合、ステップS204に
進む。
【0032】尚、画面情報を送信するトリガとなるイベ
ントとしては、定期的に共有領域の画面情報をクライア
ント側に送信するためのタイマのタイムアウトや共有領
域の画面表示の更新(共有領域に対する描画コマンドを
監視する)等が挙げられる。
【0033】ステップS203では、サーバ側の共有領
域内の画面情報をクライアント側に送信するために、後
述する画面情報送信処理を実行して本処理を終了する。
【0034】ステップS204では、本処理の起動要因
に応じて、ステップS200〜ステップS203までに
示した処理以外の従来と同様の画面共有システムの処理
を実行して本処理を終了する。例えば、クライアント側
から通知された入力イベント情報の受信により本処理が
起動された場合、受信した入力イベントの再生処理を実
行する。
【0035】図3は画面共有システムにおけるサーバ側
の画面情報送信処理手順を示すフローチャートである。
この処理は、サーバ側の共有領域の画面情報をクライア
ント側に送信するために、図2のステップS203にお
いて起動される。
【0036】まず、サーバ側の共有領域を、この領域内
に表示されている内容に応じてクライアント側にとって
有効な情報を持つ領域と有効な情報を持たない無効領域
に矩形単位で分割する(ステップS300)。
【0037】領域分割処理の結果として、分割後の有効
領域の数、各有効領域の位置とサイズ、各有効領域に対
応するインデックス値をクライアント側に送信する(ス
テップS301)。
【0038】ステップS300の領域分割処理により分
割された有効領域の数を変数Nに設定する(ステップS
302)。有効領域のインデックス値を示す変数iを
「1」に初期化する(ステップS303)。
【0039】変数iの値と変数Nの値とを比較する(ス
テップS304)。変数iの値が変数Nの値よりも小さ
いか等しい場合、ステップS305に進み、そうでない
場合、本処理を終了する。
【0040】ステップS305では、変数iに対応する
インデックス値を持つ有効領域の画面情報をインデック
ス値と共にクライアント側に送信する。尚、本実施の形
態では画面情報として有効領域内のビットマップを送信
する。
【0041】変数iを値1増やし(ステップS30
6)、ステップS304に移行する。
【0042】図4は画面共有システムにおけるクライア
ント側の処理手順を示すフローチャートである。この処
理は、画面共有処理に関連する各種のイベントが発生し
た場合に起動される。
【0043】まず、本処理がサーバ側からの壁紙情報の
受信により起動されたか否かを調べる(ステップS40
0)。壁紙情報の受信により起動された場合、ステップ
S401に進み、それ以外の場合、ステップS404に
進む。
【0044】ステップS401では、サーバ側から通知
された壁紙情報(ビットマップ、表示形式、背景の模
様)をRAMに保存する。
【0045】既にサーバ側から共有領域の分割情報を受
信し、表示画面に共有ウィンドウを表示しているか否か
を調べ(ステップS402)、共有ウィンドウを表示中
の場合、ステップS403に進み、それ以外の場合、本
処理を終了する。
【0046】ステップS403では、サーバ側から受信
した壁紙情報と、後述するステップS406で記憶した
共有領域の分割情報とを基に、共有ウィンドウの無効領
域をサーバ側と同様の壁紙で埋め、本処理を終了する。
【0047】ステップS404では、本処理がサーバ側
からの領域分割情報の受信により起動されたか否かを調
べ、領域分割情報の受信により起動された場合、ステッ
プS405に進み、それ以外の場合、ステップS407
に進む。
【0048】ステップS405では、受信した共有領域
の分割情報がそれ以前に受信した分割情報と異なってい
た場合、ステップS406に進み、それ以外の場合、本
処理を終了する。ステップS406では、サーバ側から
受信した共有領域の分割情報をRAMに保存する。
【0049】ステップS407では、本処理がサーバ側
からの有効領域情報の受信により起動されたか否かを調
べ、有効領域情報の受信により起動された場合、ステッ
プS408に進み、それ以外の場合、ステップS410
に進む。
【0050】ステップS408では、サーバ側から受信
した有効領域情報をRAMに保存する。尚、本実施の形
態では、有効領域情報として有効領域のインデックス値
と有効領域内のビットマップとが通知される。
【0051】受信した有効領域のインデックス値が示す
領域を、ステップS406において記憶した分割情報か
ら調べ、共有ウィンドウ内の対応する領域に受信した有
効領域のビットマップを表示し(ステップS409)、
本処理を終了する。
【0052】ステップS410では、本処理の起動要因
に応じて、ステップS400〜ステップS409までに
示した処理以外の従来の画面共有システムの処理を実行
し、本処理を終了する。例えば、本処理が共有ウィンド
ウ内におけるマウスカーソルのボタン押下イベントによ
り起動された場合、ボタン押下イベントが発生した位置
情報と共にボタン押下イベントの発生をサーバ側に通知
する。
【0053】図5、図6および図7を用いて画面共有シ
ステムの動作例を示す。図5はサーバ側の画面表示を示
す説明図である。図において、500はサーバ側の表示
画面、501は共有領域、502および503はサーバ
側で起動されているアプリケーションウィンドウ、50
4は壁紙をそれぞれ示している。
【0054】共有領域は、アプリケーションウィンドウ
502および503が表示されている領域を有効領域、
それ以外の壁紙が表示されている領域を無効領域として
矩形単位に分割される。
【0055】図6は矩形単位に分割された場合の分割結
果を示す説明図である。図において、600、601、
602は有効領域である。603は無効領域である。有
効領域600は図5のアプリケーションウィンドウ50
2の矩形に対応し、有効領域601、602は図5のア
プリケーションウィンドウ503の一部(アプリケーシ
ョンウィンドウ502と重複しない部分)に対応してい
る。
【0056】図7は図5に示したサーバ側の共有領域5
01をクライアント側の共有ウィンドウに表示するため
に、サーバ側からクライアント側に送信されるデータを
示す説明図である。図において、701はクライアント
側画面、703は壁紙情報、704は有効領域情報、7
05は共有ウィンドウである。図において、壁紙情報7
03は画面共有の最初、およびサーバ側で壁紙が変更さ
れたときにだけクライアント側に送信される。また、有
効領域情報704は図6の有効領域600、601、6
02に対応する。クライアント側の画面共有システムで
は、図に示していない共有領域の分割情報に従って、受
信した壁紙情報703および有効領域情報704を基に
共有ウィンドウ705内にサーバ側の共有領域の画面表
示を再現する。
【0057】尚、上記実施の形態では、共有領域を矩形
上に分割したが、任意の多角形に分割してもよく、画面
変更に係わる部分をより限定することによりサーバ側か
らクライアント側に送信される画面情報をより少なくで
きる。
【0058】また、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用してもよいし、1つの機器からなる装置
に適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装
置にプログラムを供給することによって達成される場合
にも適用できることはいうまでもない。この場合、本発
明を達成するためのソフトウェアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読
み出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明
の効果を享受することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る画面共有システ
ムによれば、通信回線を介してサーバ側の少なくとも一
部の画面情報を共有領域としてクライアント側に転送
し、該転送された画面情報を該クライアント側の画面上
に表示することにより共同作業が可能なクライアント・
サーバ方式の画面共有システムにおいて、前記サーバ側
の共有領域を、前記クライアント側にとって有効な情報
が表示されている有効領域と、それ以外の無効領域とに
分割する共有領域分割手段と、該分割される共有領域の
分割情報を前記クライアント側に通知する分割情報通知
手段と、前記共有領域分割手段により分割された有効領
域の画面情報を通知する有効領域通知手段とを備えたの
で、サーバ側からクライアント側に送信される画面情報
を極力減らすことができ、サーバ側の共有領域の画面更
新からクライアント側の共有領域の表示更新までの時間
を従来よりも短くすることができ、ユーザの利便性を向
上できる。
【0060】請求項2に係る画面共有システムによれ
ば、前記共有領域分割手段は、アプリケーションウィン
ドウが表示されている領域を前記有効領域、それ以外の
壁紙が表示されている領域を前記無効領域として分割す
るので、クライアント側でのアプリケーションウィンド
ウの表示更新を早く行うことができ、アプリケーション
の操作性を向上できる。
【0061】請求項3に係る画面共有システムによれ
ば、前記クライアント側で共有領域の画面情報を表示す
る際、前記無効領域を特定のイメージで埋める共有領域
表示手段を有するので、より自然な共有画面を表示でき
る。
【0062】請求項4に係る画面共有システムによれ
ば、壁紙の情報を前記サーバ側から前記クライアント側
に通知する壁紙情報通知手段を備え、前記共有領域表示
手段が前記無効領域を埋める特定のイメージとして前記
壁紙情報通知手段により通知された壁紙の情報を使用す
るので、サーバ側において現在使用している壁紙の情報
をクライアント側に設定できる。
【0063】請求項5に係る画面共有方法によれば、通
信回線を介してサーバ側の少なくとも一部の画面情報を
共有領域としてクライアント側に転送し、該転送された
画面情報を該クライアント側の画面上に表示することに
より共同作業が可能なクライアント・サーバ方式の画面
共有方法において、前記サーバ側の共有領域を、前記ク
ライアント側にとって有効な情報が表示されている有効
領域と、それ以外の無効領域とに分割し、該分割される
共有領域の分割情報を前記クライアント側に通知し、前
記分割された有効領域の画面情報を通知するので、サー
バ側からクライアント側に送信される画面情報を極力減
らすことができ、サーバ側の共有領域の画面更新からク
ライアント側の共有領域の表示更新までの時間を従来よ
りも短くすることができ、ユーザの利便性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における画面共有システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】画面共有システムにおけるサーバ側の処理手順
を示すフローチャートである。
【図3】画面共有システムにおけるサーバ側の画面情報
送信処理手順を示すフローチャートである。
【図4】画面共有システムにおけるクライアント側の処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】サーバ側の画面表示を示す説明図である。
【図6】矩形単位に分割された場合の分割結果を示す説
明図である。
【図7】図5に示したサーバ側の共有領域501をクラ
イアント側の共有ウィンドウに表示するために、サーバ
側からクライアント側に送信されるデータを示す説明図
である。
【図8】従来の画面共有システムの動作概念を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 共有領域分割手段 2 分割情報通知手段 3 有効領域通知手段 4 壁紙情報通知手段 5 共有領域表示手段 501 共有領域 502、503 アプリケーションウィンドウ 600、601、602 有効領域 603 無効領域 703 壁紙情報 704 有効領域情報 705 共有ウィンドウ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してサーバ側の少なくとも
    一部の画面情報を共有領域としてクライアント側に転送
    し、該転送された画面情報を該クライアント側の画面上
    に表示することにより共同作業が可能なクライアント・
    サーバ方式の画面共有システムにおいて、 前記サーバ側の共有領域を、前記クライアント側にとっ
    て有効な情報が表示されている有効領域と、それ以外の
    無効領域とに分割する共有領域分割手段と、 該分割される共有領域の分割情報を前記クライアント側
    に通知する分割情報通知手段と、 前記共有領域分割手段により分割された有効領域の画面
    情報を通知する有効領域通知手段とを備えたことを特徴
    とする画面共有システム。
  2. 【請求項2】 前記共有領域分割手段は、アプリケーシ
    ョンウィンドウが表示されている領域を前記有効領域、
    それ以外の壁紙が表示されている領域を前記無効領域と
    して分割することを特徴とする請求項1記載の画面共有
    システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアント側で共有領域の画面情
    報を表示する際、前記無効領域を特定のイメージで埋め
    る共有領域表示手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の画面共有システム。
  4. 【請求項4】 壁紙の情報を前記サーバ側から前記クラ
    イアント側に通知する壁紙情報通知手段を備え、 前記共有領域表示手段が前記無効領域を埋める特定のイ
    メージとして前記壁紙情報通知手段により通知された壁
    紙の情報を使用することを特徴とする請求項3記載の画
    面共有システム。
  5. 【請求項5】 通信回線を介してサーバ側の少なくとも
    一部の画面情報を共有領域としてクライアント側に転送
    し、該転送された画面情報を該クライアント側の画面上
    に表示することにより共同作業が可能なクライアント・
    サーバ方式の画面共有方法において、 前記サーバ側の共有領域を、前記クライアント側にとっ
    て有効な情報が表示されている有効領域と、それ以外の
    無効領域とに分割し、 該分割される共有領域の分割情報を前記クライアント側
    に通知し、 前記分割された有効領域の画面情報を通知することを特
    徴とする画面共有方法。
JP8061654A 1996-02-26 1996-02-26 画面共有システムおよび方法 Pending JPH09231044A (ja)

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JP8061654A JPH09231044A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 画面共有システムおよび方法

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