JPH09229601A - 平面距離スケールおよびその製造方法 - Google Patents

平面距離スケールおよびその製造方法

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JPH09229601A
JPH09229601A JP5999896A JP5999896A JPH09229601A JP H09229601 A JPH09229601 A JP H09229601A JP 5999896 A JP5999896 A JP 5999896A JP 5999896 A JP5999896 A JP 5999896A JP H09229601 A JPH09229601 A JP H09229601A
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JP
Japan
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film
laminated
laminated film
scale
directions
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Pending
Application number
JP5999896A
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English (en)
Inventor
Hisataka Takenaka
久貴 竹中
Kenji Kurihara
健二 栗原
Masao Nagase
雅夫 永瀬
Hideo Ikutsu
英夫 生津
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 C層とW層とを積層してなるスケールにおい
て一方向のみでなく少くとも2方向以上の平面距離スク
ールとその製造方法を提供すること。 【解決手段】 既知の厚さの薄膜層を複数層積層させた
薄膜の断面の1層ずつの厚みを長さの基準として用いる
平面距離スケールにおいて、1平面内に2以上の積層方
向をもつブロック形成し、これらのブロックの積層方向
をそれぞれ測長方向とすることを特徴とする平面距離ス
ケール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微細構造物の形状測
定や電子ビーム径の測定が可能になるスケールに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】微細加工技術の向上によりμmオーダー
以下の微細な構造物の各種の利用が行われている。この
代表的な例としてLSIがあり、現在ではサブミクロン
オーダーの加工技術を使用して生産が行われている。さ
らに最近マイクロマシンなども作製されている。これら
の微細加工において加工後の構造物の形状の計測や微細
加工用電子ビームの形状測定は非常に重要になる。この
ため加工物の形状観察にSEMなどの各種の高分解能の
顕微法が利用されるようになりμmオーダーでの形状観
察が容易になされるようになってきた。しかしながら、
従来、たとえばSEMにおいて1000倍程度の倍率で
数10〜数100μmの較正用のパターンを観察し、こ
れを基準にして電気的な外挿手法によりμmオーダーの
パターンの寸法を推測しているのが実状であり、収差等
の影響により、その絶対的な寸法はわからず、相対的な
寸法値としてのみ意味をもつ。また、原子間力顕微鏡な
ど走査プローブ顕微鏡は原子オーダー(1nmオーダ
ー)の分解能があり、このレベルの領域では各種の結晶
の原子配列をスケールとして用いることができるが、こ
れよりも大きな領域ではSEMと同様絶対的なスケール
は存在しない。さらにこの顕微法では走査をピエゾ素子
を用いて行っているためSEMと比べると収差は桁違い
に大きく、外挿法でその距離を決めた場合大きな誤差を
生じる。いずれにせよ較正用のパターンの大きさと測定
対象の大きさが一致しておらず外挿によりその寸法を推
測しているのが現状である。
【0003】一部には薄膜、例えばWとCなどを積層さ
せその断面を利用する方法がこころみられつつあり、こ
の方法ではそれが現れる以前のスケールに比べ精度がき
わめてよくなった。しかしながら、SEMでは電子線の
走査方向に平行な方向、原子間力顕微鏡など走査プロー
ブ顕微鏡ではその走査方向に平行な方向など1方向のみ
のスケールにしかならないため、SEM観察などで測定
用の試料をある方向に傾けた場合、1方向のみは測定可
能であっても例えばそれに直交する方向については1回
の観察像で測定することができず、試料の向きを回転さ
せ、測定し直すなどの手間が必要であった。また、原子
間力顕微鏡など走査プローブ顕微鏡においても常に測長
したい方向をプローブの走査方向にそろえる必要があっ
た。この場合、数μmから数10μmレベルのサイズで
ある測長器の測長部分をプローブの位置に合わせるため
に調整に手間を要していた。更に、電子ビームのサイズ
を測定する場合においても、WとCなどからなる積層膜
の断面を利用したスケールの積層面に対し垂直な方向に
しか電子線を走査せざるを得ず、それと垂直な方向のビ
ームサイズを測定する場合、スケールの方向を例えば9
0度回転させ、更にビームが測定部に当たるように調整
するために長時間を要した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、大きさのオーダ
ーが1nm〜10μmの領域では精度の良い2方向較正
用のパターンがなかったため、SEM等各種の顕微法で
は、1度距離較正した方向のみしか正確に測長できな
い。このため、1方向について、距離較正してその方向
のみ測長し、その後、他の測定したい方向に較正用パタ
ーンを回転させ、位置合わせを行った後、距離較正をし
直し、距離を測長する必要があった。この場合、2方向
目の較正を行うのに様々なプロセスが必要でこれに時間
を要し、初期の較正が時間とともにずれてくる可能性が
あった。
【0005】10μm以下のスケールを機械加工で精度
よく形成することは現状の技術では非常に困難である。
また、LSI等の加工に用いられているリソグラフィを
利用しても100nm以下の平面スケールは形成するこ
と自体がほとんど不可能であり、また、仮に形成できた
としてもそれ自体のサイズを測定する方法がなかった。
そこで、2nmから10μm程度の厚さの薄膜は、均一
性、制御性の点でも問題なく高精度に各種の材料でかつ
各種の形成法で形成することができ、さらに、その厚さ
は各種の段差計、あるいは、光学的手法で数Å〜10Å
程度の誤差以内と非常に精度よく測定することができる
ことを利用して、複数の積層薄膜の断面を利用する精度
のよいスケールが考案された。
【0006】しかしながら、このような薄膜断面利用型
スケールにおいては1次元方向のみしか1度に較正でき
ないため、電子ビームの断面サイズを測長するなど2方
向の測長を行う場合、1方向について、距離較正してそ
の方向のみ測長し、その後、他の測定したい方向に較正
用パターンを回転させ、位置合わせを行った後、距離較
正をし直し、他の測定したい方向の距離を測長する必要
があるなど手間と時間を要していた。本発明は上記の欠
点を除去し、2方向の測走を容易に行うことのできる平
面距離スケールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は既知の厚さの薄膜層を複数層積層させた薄膜
の断面の1層ずつの厚みを長さの基準として用いる平面
距離スケールにおいて、1平面内に2以上の積層方向を
もつブロック形成し、これらのブロックの積層方向をそ
れぞれ測長方向とすることを特徴とする平面距離スケー
ルの製造方法を発明の特徴とするものである。さらに本
発明は第一の積層薄膜にホールを形成し、このホールに
第一の積層膜および第一の積層膜の土台となる基板より
も融点の低い材料を、第一の積層膜の垂線とは異なる垂
線に基板を傾けた後、流し込むことで第一の積層膜の基
板面とは異なった傾斜角をもつ第2の積層膜のための土
台面を形成し、この土台上に第2の積層膜を形成した
後、これら積層膜を切断し、切断した多層膜面同志が向
き合うようにして接着剤で接着し、加熱処理を行って接
着剤を硬化し、切片を切り出し、研磨することを特徴と
する平面距離スケールの製造方法を発明の特徴とするも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては基板上に初期の
積層薄膜とは異なる方向に新たに積層薄膜を形成し、あ
るいは、更にこれを繰り返し、2方向以上の方向に積層
膜を形成し、これらの断面を利用して2方向以上に標準
になる距離較正用の平面距離スケールを形成したスケー
ルを作製する。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1において厚み5mmの鏡面研磨された
Siウエハ上にrfスパッタ法でC層2とW層3を交互
に4対積層した多層膜を形成した。このときCの膜厚、
Wの膜厚は基板側からそれぞれ30nm、20nm、1
0nm、5nmとなるように成膜した。この積層膜のW
各層の厚みを電子顕微鏡で観察したところ、いずれのC
層、W層とも設定値からのずれが±0.2nmの厚みで
形成されていることが確認された。この上に、フォトレ
ジスト4を形成し、光露光プロセスを用いて10μm角
の孔10をレジストに形成し(図2)、イオンエッチン
グにより斜め方向より積層膜に孔11を形成した(図
3)。この積層膜のついた基板をスパッタ装置内のスパ
ッタターゲット面の垂線から45度傾けて設置し、基板
温度を400℃に保持したまま、Sn7をスパッタし、
孔の中でSnの流動によって図4に示すようなSn膜か
らなる面を形成した後、このSn7の上にC層とW層を
最初の積層膜形成と同一条件で形成した。このあとレジ
ストを除去して2方向の積層面を持つ距離較正用の平面
距離スケールを形成した(図5)。これを電子顕微鏡で
観察したところ、新たに形成したC層、W層からなる積
層膜の中央部において各層の厚みは設定値からのずれが
±0.3nm以内で形成されていた。
【0010】(実施例2)実施例1と同様に厚み5mm
の鏡面研磨されたSiウエハ1上にrfスパッタ法でC
層2とW層3を交互に4対積層した多層膜を形成した。
このときC層の膜厚、W層の層厚は基板側からそれぞれ
30nm、20nm、10nm、5nmとなるように成
膜した。この上に、フォトレジストを形成し、光露光プ
ロセスを用いて10μm角の孔をレジストに形成後、イ
オンエッチングにて、積層膜に孔を形成した。この積層
膜のついた基板をスパッタ装置内でスパッタターゲット
面の垂線から45度傾けて設置し、基板温度を400℃
に保持したまま、Snをスパッタし、Sn膜からなる面
を形成した後、C層とW層からなる積層膜を最初の積層
膜形成と同一条件で形成した。このあとレジストを除去
して2方向の積層面を持つ積層膜を形成し、更に、図6
に示すように、フォトプロセスを用いて、新たに形成し
た初期の積層膜と異なる方位を有する第2の積層膜8の
横に10μm角の孔12をあけたレジストを形成し、こ
のレジストのついた基板を逆方向に45度傾け、CF4
ガスを用いたプラズマからのイオンビームで第1の積層
膜2,3に孔13をあけ(図7)、最初のSnをつける
プロセスと同一のプロセスでSnの平坦面を形成し、そ
のSnの上に初期の積層膜と同一の第3の積層膜9を形
成した(図8)後、レジストを除去し、3方向の積層面
を持つ積層膜を切断して断面をだし(図9)、多層膜断
面内で約5mm×1mm角になるように2個切り出し、
切り出したものを多層膜面同士が向き合うようにして接
着剤で接着し、およそ10mm×2mm×1mm厚さの
形状にした後、多層膜の断面が見える面を通常の電子顕
微鏡観察用試料作製の研磨技術であるバブ研磨、ディン
プリング、イオンミリングの諸研磨工程を用いて電子ビ
ームがC層を充分通過する厚みまで研磨し、距離較正用
測長スケールを形成した(図10)。図10において、
11は基板、2はC層、3はW層、7は堆積したSn、
8は第2の積層膜、9は第3の積層膜を示す。これを電
子顕微鏡で観察したところ、第1から第3までのいずれ
かの積層膜においてもC層、W層からなる積層膜の中央
部において各層の厚みは設定値からのずれが±0.3n
m以内で形成されていた。
【0011】ついで、この距離較正用の平面スケールを
用い30KeVに加速した電子線ビームのサイズ測定を
行った。第1の積層膜の断面に垂直に走査させたところ
30nm、20nm、10nmの厚みのC膜断面を通過
したこの電子線の強度は本距離較正用平面距離スケール
が無い場合に測定した電子線ビーム強度のほぼ95%で
変化がほとんど無かったが、5nmの厚みのC膜断面を
通過したこの電子線の強度は本距離較正用平面距離スケ
ールが無い場合に測定した電子線ビーム強度の75%と
なって、ビームが全ては通過していなかった。このこと
から、この第1の方向のビームサイズは5nmから10
nmの範囲にあることが判明した。更にこの方向とは9
0度異なる方向にこの電子線を走査させ第3の積層膜の
断面を利用して同様の測定を行ったところ、この電子線
のビームサイズは第1の方向とは90度異なった方向に
おいても5nmから10nmの範囲にあることが判明
し、ビームサイズは縦横共に5nmから10nmの範囲
にあることが判明した。
【0012】(実施例3)実施例1と同様に厚み5mm
の鏡面研磨されたSiウエハ1上にrfスパッタ法でC
層2とW層3を交互に4対積層した多層膜を形成した。
このときC層の膜厚は基板側からそれぞれ30nm、2
0nm、10nm、5nmとなるように、また、W層の
層厚は30nmで一定になるように成膜した。これを実
施例2と同様の工程で距離較正用測長スケールを形成し
た(図10)。これを電子顕微鏡で観察したところ、第
1から第3までのいずれの積層膜においてもC層、W層
からなる積層膜の中央部において各層の厚みは設定値か
らのいずれが±0.3nm以内で形成されていた。
【0013】ついで、この距離較正用の平面スケールを
用い30KeVに加速した電子線ビームのサイズ測定を
行った。第1の積層膜の断面に垂直に走査させたところ
30nm、20nm、10nmの厚みのC膜断面を通過
したこの電子線の強度は本距離較正用平面距離スケール
が無い場合に測定した電子線ビーム強度のほぼ95%で
変化がほとんど無かったが、5nmの厚みのC膜断面を
通過したこの電子線の強度は本距離較正用平面距離スケ
ールが無い場合に測定した電子線ビーム強度の75%と
なって、ビームが全ては通過していなかった。このこと
から、この第1の方向のビームサイズは5nmから10
nmの範囲にあることが判明した。更にこの方向とは9
0度異なる方向にこの電子線を走査させ第3の積層膜の
断面を利用して同様の測定を行ったところ、この電子線
のビームサイズは第1の方向とは90度異なった方向に
おいても5nmから10nmの範囲にあることが判明
し、ビームサイズは縦横共に5nmから10nmの範囲
にあることが判明した。
【0014】(実施例4)次に本発明のスケールの製造
方法について説明する。図11の(e)は本件のスケー
ルの出来上がりの平面図を示すもので、(d)図の空間
の部分に接着剤(エポキシ系熱硬化樹脂例えばペトロエ
ポキシ154)を充填して、上下方向かせ重ね合わせ
る。次に(a)図においてSi基板の上の3角の山は3
種の積層面が形成された状態を示す。次に(a)図にお
いて破線で示すように、真ん中より切断し、積層面に接
着剤をぬって貼り合わせ、熱処理をおこなって硬化した
状態を示す。(b)図参照次に貼り合わせたブロック切
断し、(c)図のように上下から研磨して薄くして完成
する。図11の(e)は本発明のスケールの出来上がり
の平面図を示すもので、(d)図の空間の部分に接着剤
を充填して、上下方向から重ね合わせ、前記の接着剤を
加熱し、硬化したものを示す。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明のスケールは薄
膜の厚みを利用し、かつ、2方向以上の方向のスケール
を持つため、本発明のスケールを使用することで、数1
0nmレベルの高精度測長を1方向測定後、スケール位
置や試料位置を調整し直すという手間なしに、2次元的
に実現できるという効果を有することになる。本実施例
では1層の厚みを40nm、20nm、10nm、5n
mにしたがこれは長さに制限があるわけでは無い。ま
た、本実施例では45度ずつ傾けたスケールを示した
が、スケール平面内で様々な方向にスケールを形成して
おくと一つのスケールで様々な方向の距離の較正が可能
なスケールとなることはいうまでもない。多層膜を切断
するのに多層膜面に対しほぼ垂直にカットしたが、膜面
に対し垂直以外にカットしてもよい。この場合、傾き角
が大きくなるほど垂直にカットした場合よりも大きなサ
イズの測長を行うスケールを作製することができること
もいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板上に形成した積層膜の模式図。
【図2】基板上薄膜にレジストを形成したのちフォトプ
ロセスを用いてレジストに孔をあけた状況を示した図。
【図3】レジストの孔を利用してエッチングで積層膜に
孔をあけた状況を示した図。
【図4】積層膜を形成した基板をスパッタ粒子の飛来方
向に対し45度に傾けて設置し、Snを基板にスパッタ
した様子を示した図。
【図5】Sn膜を孔の中に形成後、第2の積層膜を形成
し、リフトオフでレジスト上のSnや積層膜を除去し
て、第2の積層膜を孔の中に形成した様子を示した図。
【図6】第2の積層膜を孔の中に形成した基板の傾きを
水平に戻し、レジストを再び形成し、フォトプロセスで
第2の積層膜の横の部分のレジストに孔をあけた様子を
示した図。
【図7】第2の積層膜を孔の中に形成した基板に再度レ
ジストを形成した後、基板を第4図とは逆方向に45度
傾け、イオンビームで第1の積層膜に孔をあけたことを
示す図。
【図8】第3の積層膜を形成した状況を示す図。
【図9】3方向の積層面を持つ積層膜を切断して断面を
だした状況を示す図。
【図10】第3の積層膜まで形成した基板を2枚きりだ
し、これらを上下に重ねた様子を示した図。
【図11】本発明のスケールの製造方法を示し、(a)
〜(e)は各工程を示す。
【符号の説明】
1 基板 2 C層 3 W層 4 レジスト 5 イオンビーム 6 Snスパッタ粒子 7 堆積したSn 8 第2の積層膜 9 第3の積層膜 10 孔 11 孔 12 孔 13 孔
フロントページの続き (72)発明者 生津 英夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既知の厚さの薄膜層を複数層積層させた
    薄膜の断面の1層ずつの厚みを長さの基準として用いる
    平面距離スケールにおいて、1平面内に2以上の積層方
    向をもつブロック形成し、これらのブロックの積層方向
    をそれぞれ測長方向とすることを特徴とする平面距離ス
    ケール。
  2. 【請求項2】 第一の積層薄膜にホールを形成し、この
    ホールに第一の積層膜および第一の積層膜の土台となる
    基板よりも融点の低い材料を、第一の積層膜の垂線とは
    異なる垂線に基板を傾けた後、流し込むことで第一の積
    層膜の基板面とは異なった傾斜角をもつ第2の積層膜の
    ための土台面を形成し、この土台上に第2の積層膜を形
    成した後、これら積層膜を切断し、切断した多層膜面同
    志が向き合うようにして接着剤で接着し、加熱処理を行
    って接着剤を硬化し、切片を切り出し、研磨することを
    特徴とする平面距離スケールの製造方法。
JP5999896A 1996-02-21 1996-02-21 平面距離スケールおよびその製造方法 Pending JPH09229601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011096353A1 (ja) * 2010-02-05 2013-06-10 株式会社フジクラ 微細構造の形成方法および微細構造を有する基体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011096353A1 (ja) * 2010-02-05 2013-06-10 株式会社フジクラ 微細構造の形成方法および微細構造を有する基体

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