JPH09228595A - 太陽電池モジュール、太陽電池モジュールユニット、これらの取付方法、及びこれらを搭載する屋根 - Google Patents

太陽電池モジュール、太陽電池モジュールユニット、これらの取付方法、及びこれらを搭載する屋根

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JPH09228595A
JPH09228595A JP8039702A JP3970296A JPH09228595A JP H09228595 A JPH09228595 A JP H09228595A JP 8039702 A JP8039702 A JP 8039702A JP 3970296 A JP3970296 A JP 3970296A JP H09228595 A JPH09228595 A JP H09228595A
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俊裕 近藤
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淳 長谷川
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正史 加納
Sota Moriuchi
荘太 森内
Jun Sugita
循 杉田
Satoru Fujii
哲 藤井
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    • E04D2003/0856Clamping of the sheets or glass panes to the glazing bars by means of covering strips locked by screws, bolts or pins
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池モジュールに吹き付けた雨水がその
まま透明ガラス板の上面に溜まることを防止し、透明ガ
ラス板が汚れるのを防止する。 【解決手段】 太陽電池モジュール1が屋根面に設置さ
れる際、傾斜方向に直交する方向に相対向することとな
る封止部材12の二方側の線形部分の軒側の部位に、吹
き付けた雨水を排水するための切欠部12a,12a
を、封止部材12の上面から側面を経て底面側に回り込
む態様に設ける。そして、傾斜方向に雨水を流すための
雨樋部を備えた一対の受け枠を傾斜方向に直交する方向
に、かつ、所定の間隔をあけて対向する状態に屋根面に
配置固定し、この上に太陽電池モジュール1を載置す
る。さらに、この上から一対の押さえ枠により押さえつ
けて太陽電池モジュール1を固定する。これにより、雨
水は切欠部12a,12aを経由して上記雨樋部に流れ
込み排水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等の建物の
屋根に配設するのに適した太陽電池モジュール、太陽電
池モジュールユニット、これらの取付方法、及びこれら
を搭載する屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化石燃料の消費増大等に起因する
地球環境問題・エネルギ枯渇問題の深刻化に伴い、住宅
等の屋根の上に、パネル状の太陽電池モジュールを設置
し、クリーンな太陽エネルギから直接電力を取り出して
住宅に供給する住宅用太陽光発電システムが注目されて
いる。ところで、この種の太陽電池モジュールを屋根面
に設置する際、単に、通常のボルト締めによる固定で
は、雄ねじ部と雌ねじ部との間の隙間から雨水が浸透し
て、屋根下地材が朽ちるので、例えば、実公平7−34
092号公報等に記載されているような連結部材を用い
て、複数の太陽電池モジュールを並べて取り付ける方法
が提供されている。すなわち、図16に示すように、こ
の連結部材101は、左右両側にそれぞれ下翼板101
aと上翼板101bとから挿入空間が構成されてなるも
ので、両側の挿入空間に太陽電池モジュール102,1
02を挿入して固定し、屋根面103に支持部材104
を介して取り付けることで、雨水105が太陽電池モジ
ュール102,102の下方に漏れるのを防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の太陽電池モジュールの取付方法では、同図に示
すように、連結部材101の上流側の太陽電池モジュー
ル102の上面(雨吹付面)と、上翼板101bとの接
触部位に窪みが形成されるために、降雨時に太陽電池モ
ジュール102の上面に吹き付けた雨水105がこの窪
みに溜まってしまう。このため、この窪みの雨水105
が太陽電池モジュール102と連結部材101との間の
隙間から浸透して、耐久性が損なわれる畏れがあった。
また、雨水105が蒸発した後に、雨水105が運んで
きた汚れが太陽電池モジュール102の上面に残ってし
まうという欠点もあり、さらにこの汚れによって太陽電
池モジュール102の透明ガラス板を透過する太陽光の
割合が減少するので、太陽電池モジュール102のエネ
ルギ変換効率が低下するという不都合も生じていた。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、住宅等の屋根面に太陽電池モジュールを設置す
る際に、太陽電池モジュールに吹き付けた雨水がそのま
ま透明ガラス板の上面に溜まることを防止し、透明ガラ
ス板が汚れるのを防止することができる住宅等の建物の
屋根に配設するのに適した太陽電池モジュール、太陽電
池モジュールユニット、これらの取付方法、及びこれら
を搭載する屋根を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、太陽電池セルが透明な表面
カバー材と、裏面カバー材とに挟持されてなる略矩形の
太陽電池モジュール本体の端面を全周に亘り封止部材に
よって封止してなる太陽電池モジュールであって、上記
封止部材の内周面には上記太陽電池モジュール本体の端
面を全周に亘り嵌合状態に密封する凹溝が形成されてい
て、かつ、該封止部材の所定の部位には上記太陽電池モ
ジュール本体の雨吹付面となる上記表面カバー材の表面
から雨水を排出するための排水溝又は排水孔が設けられ
ていることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の太陽電池モジュールであって、上記封止部材の上面
から上方に、又は底面から下方に突隆する角環状の突隆
部が一重又は多重に設けられていて、かつ、上記封止部
材の所定の部位にて上記突隆部を切り欠いて上記排水溝
が設けられていることを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の太陽電池モジュールであって、上記排水溝
は、上記太陽電池モジュールが屋根面に設置される際、
該太陽電池モジュールの傾斜方向に直交する方向に相対
向することとなる上記封止部材の二方側の線形部分のう
ち少なくとも一方側の線形部分の軒側の部位にて、少な
くとも上面から側面にかけて設けられていることを特徴
としている。
【0008】また、請求項4記載の発明に係る太陽電池
モジュール搭載の屋根は、請求項1,2又は3記載の太
陽電池モジュールを、上記排水溝又は排水孔が軒側に位
置するように、傾斜屋根面に設置してなることを特徴と
している。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の太陽電池モジュールを傾斜屋根面に取り
付ける方法であって、上記封止部材の任意の一の線形部
分を載せる長尺の載置面を有し、下面が上記傾斜屋根面
に固定具により固定されると共に、上記載置面に沿っ
て、かつ、該載置面よりも低い位置に雨水を流すための
雨樋部が設けられている長尺の一対の受け枠部材と、上
記受け枠部材の上記載置面に載せられた上記封止部材の
上記線形部分を上方から押さえつける長尺の押さえ面を
有し、該押さえ面によって上記封止部材の上記線形部分
を押圧した状態で固定具により上記受け枠部材にそれぞ
れ固定される長尺の一対の押さえ枠部材とを用意し、ま
ず、一対の上記受け枠部材を傾斜屋根面の傾斜方向に直
交する方向に、かつ、互いに所定の間隔を開けて対向す
る状態に当該傾斜屋根面に配置固定した後、これら一対
の受け枠部材のそれぞれの載置面に上記太陽電池モジュ
ールの排水路を軒側に配置させて上記太陽電池モジュー
ルの封止部材の対応する線形部分を載せ、次に、上記載
置面に載せられた上記封止部材の上記線形部分の上か
ら、一対の上記押さえ枠部材を被せ、これらの押さえ枠
部材を、それぞれの押さえ面によって上記封止部材の上
記線形部分を押圧した状態で固定具により上記一対の受
け枠部材に固定して、上記太陽電池モジュール本体の表
面に吹き付ける雨水が上記排水溝又は排水孔を経由して
上記一対の受け枠部材の上記雨樋部に流れ込むようにす
ることを特徴としている。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の太陽電池モジュールを複数個並べ、枠部
材で組み付けて一体物とした太陽電池モジュールユニッ
トであって、上記複数の太陽電池モジュールは、上記太
陽電池モジュールユニットの両端部に配置される上記封
止部材の線形部分を載せる長尺の載置面を有し、該載置
面に沿って、かつ、該載置面よりも低い位置に雨水を流
すための雨樋部が設けられている長尺の一対の受け枠部
材と、上記受け枠部材の上記載置面に載せられた上記封
止部材の上記線形部分を上方から押さえつける長尺の押
さえ面を有し、該押さえ面によって上記封止部材の上記
線形部分を押圧した状態で固定具により上記受け枠部材
にそれぞれ固定される長尺の一対の押さえ枠部材と、隣
接して並ぶ両側の太陽電池モジュールの封止部材の相対
向する線形部分を載せるために互いに所定の間隔を開け
て平行に延びる長尺の第1及び第2の載置面を有し、該
第1及び第2の載置面に沿って、かつ、該第1及び第2
の載置面よりも低い位置に雨水を流すための雨樋部が設
けられている単数又は複数の長尺の継なぎ用受け枠部材
と、上記継なぎ用受け枠部材の上記第1及び第2の載置
面に載せられた上記各封止部材の上記線形部分を上方か
ら押さえつける長尺の第1及び第2の押さえ面を有し、
これらの押さえ面によって上記各封止部材の上記線形部
分を押圧した状態で、上記第1の押さえ面と第2の押さ
え面との間に設けられた固定具挿通孔に挿通された固定
具により上記継なぎ用受け枠部材に固定される長尺の継
なぎ用押さえ枠部材とで、少なくとも組み付けてなるこ
とを特徴としている。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の太陽電池モジュールユニットを傾斜屋根面に取り付
ける方法であって、上記各受け枠部材、継なぎ用受け枠
部材、押さえ枠部材及び継なぎ用押さえ枠部材の長尺方
向が上記傾斜屋根面の傾斜方向に平行になり、上記複数
の太陽電池モジュールの排水路が軒側に配置されるよう
に、上記太陽電池モジュールユニットを上記傾斜屋根面
に固定具によって取付固定され、上記太陽電池モジュー
ル本体の表面に吹き付ける雨水が上記排水溝又は排水孔
を経由して上記一対の受け枠部材及び上記各継なぎ用受
け枠部材の上記雨樋部に流れ込むようにすることを特徴
としている。
【0012】さらにまた、請求項8記載の発明に係る太
陽電池モジュールユニット搭載の屋根は、請求項6記載
の太陽電池モジュールユニットが傾斜屋根面に設置され
ていることを特徴としている。
【0013】
【作用】この発明の構成によれば、太陽電池モジュール
が屋根面に設置される際、傾斜方向に直交する方向に相
対向することとなる封止部材の二方側の線形部分のうち
少なくとも一方側の線形部分の軒側の部位に、吹き付け
る雨水を排出するための排水溝又は排水孔を設けてある
ので、雨水は、太陽電池モジュール本体上面の軒側の封
止部材で封止された部位の段差によって妨げられること
なく、速やかに排水される。それ故、太陽電池モジュー
ル本体上面の軒側の封止部材で封止された部位には、雨
水は長時間滞留しにくい。また、雨水が蒸発した後に、
雨水が運んできた汚れが太陽電池モジュールの上面に残
ることがないので、美観上も優れ、かつ、太陽電池モジ
ュールの表面カバー材から入射する太陽光の透過率が低
下することなく保持され、太陽電池モジュールのエネル
ギ変換効率が低下するのを未然に防ぐことができる。そ
して、上述した効果は、屋根面の傾斜角度が緩やかなほ
ど顕著にあらわれる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である太
陽電池モジュールの平面図、図2は、図1のA−A線に
沿う断面図、図3は、図1のB−B線に沿う断面図、図
4は、この例の太陽電池モジュール本体の断面図、図5
は、同太陽電池モジュールの製造に用いられる金型の斜
視図、図6は、図5のC−C線に沿う断面図、図7は、
図5のD−D線に沿う断面図、図8は、図5のE−E線
に沿う断面図、図9は、同太陽電池モジュールの製造に
用いられる射出成形装置の概略構成を示す断面図、図1
0は、同太陽電池モジュールの製造方法を説明するため
の工程説明図、図11は、同太陽電池モジュールの取付
構造を分解して示す分解斜視図、図12は、同太陽電池
モジュールを屋根面に取り付けた状態を示す平面図、図
13は、図12のF−F線に沿う拡大断面図、図14
は、図12のG−G線に沿う拡大断面図、また、図15
は、図12のH−H線に沿う拡大断面図である。この例
の太陽電池モジュール1は、図1乃至図3に示すよう
に、略矩形の太陽電池モジュール本体11の端面を全周
に亘り、例えばウレタン樹脂等の弾性体からなる角環状
の封止部材12によって封止してなっている。太陽電池
モジュール本体11は、図4に示すように、多数の単結
晶シリコン太陽電池(pn接合素子)111,111,
…を直並列に配線した後、長期にわたる屋外放置に耐え
られるように、光透過率や耐衝撃強度に優れる白板強化
ガラス等の透明ガラス板112と、耐湿性に優れるEV
A(エチレンビニルアセテート)等の充填材113と、
絶縁性に優れるPVF(弗化ビニル樹脂)で両面をコー
トされたメタルシート114等で層構成にパッケージン
グ(封入)をして形成される。図2及び図3に示すよう
に、封止部材12の内周面には太陽電池モジュール本体
11の端面を全周に亘り嵌合状態に密封する凹溝が形成
されていて、かつ、封止部材12の上面には全周に亘り
上方に突隆する角環状の上方突隆部121,121が、
封止部材12の下面には全周に亘り下方に突隆する角環
状の下方突隆部122,122がそれぞれ二重に設けら
れている。そして、図1乃至図3に示すように、太陽電
池モジュール1が屋根面に設置される際、流れ方向(傾
斜方向)に直交する方向に相対向することとなる封止部
材12の二方側の線形部分の下流側(軒側)の部位に
は、それぞれ、屋根面に設置された太陽電池モジュール
本体11の上面(雨吹付面)に吹き付ける雨水を排水
し、後述する雨樋部Iへ導くための切欠部12a,12
aが、太陽電池モジュール本体11を封止するのに充分
な厚さの肉厚を保ちながら封止部材12の上記部位の外
周部を上面から側面を経て下面側に回り込む態様に切り
欠かれて設けられている。
【0015】次に、上記封止部材12を太陽電池モジュ
ール本体11に取り付ける方法について説明する。この
例の太陽電池モジュールを製造するために用いられる射
出成形装置2は、図5乃至図8に示すような、封止部材
12を太陽電池モジュール本体11と一体的に成形する
ための金型21の所定の部位に、図9に示すように二種
類の液剤を混合して、金型21へ送るためのミキシング
ヘッド22が接続され、さらに、このミキシングヘッド
22の前段には、上記二種類の液剤をそれぞれ射出する
ための液剤圧送ユニット23が設けられてなっている。
金型21は、封止部材12の略上半分を成形するため
の、例えば構造用炭素鋼製の表型211と、表型211
と略同一形状であって、封止部材12の略下半分を成形
するための裏型212とからなっており、これら表型2
11と裏型212との開口面側が、互いの周端部におい
て当接するように合わせられて用いられる。そして、同
図に示すように、太陽電池モジュール本体11を収納し
た状態で組み合わされた金型21は、この内部に、封止
部材12を成形するためのキャビティ部213が形成さ
れると共に、太陽電池モジュール本体11を上下方向か
ら挟み込む一対の挟持面214,214を備えている。
また、表型211のミキシングヘッド22が接続されて
いる所定の部位には、ゲート21aが設けられている。
さらに、キャビティ部213と対応する表型211及び
裏型212には、凸部213a,213a及び環状の凹
溝213b,213b,…がそれぞれ設けられている。
【0016】ミキシングヘッド22には、液剤圧送ユニ
ット23から、それぞれ封止部材12の材料であるウレ
タン樹脂の原料となる、例えば、イソシアネート化合物
である主剤12aと、ポリオール等の硬化剤12bが流
入して、このミキシングヘッド22内で混合され、液状
のウレタン樹脂組成物としてゲート21aからキャビテ
ィ部213へ供給される。この例のウレタン樹脂(ポリ
ウレタン)は、二液混合硬化タイプの熱硬化性樹脂であ
り、上記の主剤12aと硬化剤12bとを配合して、常
温でも硬化させることができる。なお、イソシアネート
化合物としてはMDI(ジフェニルメタン−4,4’−
ジイソシアネート)やTDI(トリレンジイソシアネー
ト)等が、ポリオールとしては、ポリエステルやポリエ
ーテル等が用いられる。
【0017】液剤圧送ユニット23は、主剤12aと硬
化剤12bとをそれぞれミキシングヘッド22へ圧送す
るための装置であり、図9に示すように、主剤12aを
貯留する主剤貯留槽231と、硬化剤12bを貯留する
硬化剤貯留槽232と、主剤12aをミキシングヘッド
22へ送るための経路となる主剤圧送管233と、硬化
剤12bをミキシングヘッド22へ送るための経路とな
る硬化剤圧送管234と、主剤12aを圧送するための
主剤圧送ポンプ235と、硬化剤12bを圧送するため
の硬化剤圧送ポンプ236とを備えてなっている。
【0018】上記構成の射出成形装置2を用いて、太陽
電池モジュール1を製造するには、図10(a)に示す
ように、まず、太陽電池モジュール本体11を、表側及
び裏側がそれぞれ、金型21の表型211の下面と裏型
212の上面に当接するようにして固定する。このと
き、表型211の下面と裏型212の上面は、それぞれ
の周端部において当接した状態で組み合わされている。
金型21は、射出時の圧力で外れたり、ずれたりしない
ように、図示せぬ型締機構によって締め付けられる。次
に、液剤圧送ユニット23の主剤貯留槽231と硬化剤
貯留槽232の中に、それぞれ、主剤12aと硬化剤1
2bを投入する。そして、同図(b)に示すように、図
示せぬ制御装置を介して、主剤圧送ポンプ235と硬化
剤圧送ポンプ236とを同時に始動させ、主剤12aと
硬化剤12bを、同時にそれぞれ所定の圧力で、ミキシ
ングヘッド22へ圧送する。ミキシングヘッド22へ送
られてきた主剤12aと硬化剤12bとはこのミキシン
グヘッド22内で混合され、化学反応をおこして、封止
部材12の材料であるウレタン樹脂組成物となって、ゲ
ート21aからキャビティ部213内へ射出される。上
記ウレタン樹脂組成物がキャビティ部213のあらゆる
微細な箇所に入り込んで、同図(c)に示すように、完
全にキャビティ部213内を充填し終えると、液剤圧送
ユニット23の主剤圧送管233及び硬化剤圧送管23
4に取り付けられた図示せぬバルブが閉められ、主剤圧
送ポンプ235及び硬化剤圧送ポンプ236は、停止さ
れる。上記ウレタン樹脂組成物は、このまま常温で硬化
するので、加熱処理することなく上記型締機構を解除し
て金型21を分解し、封止部材12が切欠部12a,1
2a、上方突隆部121,121及び下方突隆部12
2,122を備えて太陽電池モジュール本体11と一体
的に成形された太陽電池モジュール1を取り出すことが
できる。
【0019】次に、こうして製造された太陽電池モジュ
ール1,1,…を屋根面に設置する方法について説明す
る。太陽電池モジュール1,1,…が取り付けられる屋
根面は、図11、図14及び図15に示すように、たる
木31,31,…の上面に構造用合板やパーティクルボ
ード等の野地板32が配設され、さらにこの野地板32
の上にアスファルトルーフィング等の防水シート33が
敷かれてなっている。なお、屋根面のうち、太陽電池モ
ジュール1,1,…が取り付けられていない領域は、塩
化ビニル鋼板製の折板34で被覆されている。
【0020】図11及び図12に示すように、太陽電池
モジュール1は、例えば、ユニット建物の比較的緩やか
な傾斜屋根面を有する屋根ユニット3の上に、封止部材
12の流れ方向に平行な線形部分で圧接状態に挟着し
て、屋根ユニット3の屋根面に取付固定するための取付
部材41,41及び継なぎ部材42と、取付部材41,
41及び継なぎ部材42に直交する状態に配置される端
枠43,44及び目地板45とを用いて設置される。こ
の例では、4台の太陽電池モジュール1,1,…が2行
2列に並べて配置され、屋根面に取り付けられる。上記
各取付部材41は、太陽電池モジュール1,1を片側に
配置して、それぞれの封止部材12の流れ方向に平行な
線形部分で圧接状態に挟着して、太陽電池モジュール
1,1を屋根面に取付固定するための部材であり、太陽
電池モジュール1,1を載置し固定するための、屋根面
の流れ方向に平行に配置された長尺の受け枠41aと、
太陽電池モジュール1,1の他の太陽電池モジュール
1,1と相対向しない側の端部を上側から押さえ、受け
枠41aの太陽電池モジュール1,1を載置していない
側の側端部を覆う長尺の枠である押さえ枠41bとを有
してなっている。各受け枠41aは、図11、図13及
び図14に示すように、太陽電池モジュール1,1を屋
根面から所定の離隔を保って載置するための載置台S1
を備え、屋根面に当接する下面部の両側の所定の部位
に、屋根面に受け枠41aを固定するビス4a,4a,
…を挿通するための挿通孔を有し、また、押さえ枠41
b又は端枠43,44の上側から取り付けられるビス4
b,4b,…と螺合するための雌ねじ部M1,M1,…
を有している。また、各受け枠41aは、太陽電池モジ
ュール1を載置台S1に載置する際に、太陽電池モジュ
ール1の流れ方向に直交する方向へのずれを所定の長さ
以内に抑えるための、鉛直上方に起立した長尺の位置決
め用起立片S2を備え、さらに、長手方向に沿って、両
側のビス4a,4a,…を挿通するための挿通孔の内側
に、切欠部12a,12aから流下してくる雨水を流す
ための雨樋部I,Iが設けられている。各押さえ枠41
bは、同図に示すように、各太陽電池モジュール1の他
の太陽電池モジュール1と相対向しない側で封止部材1
2を覆って押さえつけるための押さえ面S3を有し、所
定の部位に受け枠41aの雌ねじ部M1,M1,…と螺
合するビス4b,4b,…を挿通するための挿通孔M
2,M2,…が設けられている。また、太陽電池モジュ
ール1と反対の側の上面の端縁から鉛直下方に略屋根面
まで折曲延設された被覆板S4が受け枠41aを覆い隠
し、さらにこの被覆板S4の先端縁において、外側に略
直角に僅かに折曲延設された固定板S5が屋根面に密着
する。
【0021】図11及び図15に示すように、継なぎ部
材42は、太陽電池モジュール1,1,…を両側に配置
して、それぞれの封止部材12の流れ方向に平行な線形
部分で圧接状態に挟着して、太陽電池モジュール1,
1,…を屋根面に取付固定するための部材であり、上記
受け枠41aと略同一構成の継なぎ用受け枠42aと、
流れ方向に直交する方向に相隣る太陽電池モジュール
1,1同士の境界部を上側から覆って押さえつけて固定
するための長尺の継なぎ用押さえ枠42bとを有してな
っている。継なぎ用受け枠42aは、図15に示すよう
に、太陽電池モジュール1,1,…を屋根面から所定の
離隔を保って載置するための載置台S1,S1を備え、
屋根面に当接する下面部の両側の所定の部位に、屋根面
に継なぎ用受け枠42aを固定するビス4a,4a,…
を挿通するための挿通孔を有し、また、継なぎ用押さえ
枠42b、又は端枠43,44の上側から取り付けられ
るビス4b,4b,…と螺合するための雌ねじ部M1,
M1,…を有している。また、継なぎ用受け枠42a
は、各太陽電池モジュール1を載置台S1に載置する際
に、太陽電池モジュール1の流れ方向に直交する方向へ
のずれを所定の長さ以内に抑えるための、鉛直上方に起
立した長尺の位置決め用起立片S2を備え、さらに、長
手方向に沿って、両側のビス4a,4a,…を挿通する
ための挿通孔の内側に、切欠部12a,12aから流下
してくる雨水を流すための雨樋部I,Iが設けられてい
る。継なぎ押さえ枠42bは、相隣る太陽電池モジュー
ル1,1のそれぞれの封止部材12,12を覆って押さ
えつけるための2つの押さえ面S6,S6を有し、所定
の部位に受け枠42aの雌ねじ部M1,M1,…と螺合
するビス4b,4b,…を挿通するための挿通孔M2,
M2,…が設けられている。
【0022】端枠43,44は、並べられた4台の太陽
電池モジュール1,1,…の流れ方向に直交する側端部
を覆う部材であり、各太陽電池モジュール1の他の太陽
電池モジュール1と相対向しない側で封止部材12を覆
って押さえつけるための押さえ板43a,44aを有
し、所定の部位に各受け枠41a、継なぎ用受け枠42
aの雌ねじ部M1,M1,…と螺合するビス4b,4
b,…を挿通するための挿通孔M2,M2,…が設けら
れており、端枠43は上流側に、端枠44は、下流側に
設置される。また、太陽電池モジュール1と反対の側の
上面の端縁から鉛直下方に略屋根面まで折曲延設された
被覆板43b,44bが、各受け枠41a、継なぎ用受
け枠42a、各押さえ枠41b及び継なぎ用押さえ枠4
2bの端部と上記封止部材12の流れ方向に直交する側
端部とを覆い隠し、さらにこの被覆板43b,44bの
先端縁において、外側に略直角に僅かに折曲延設された
固定板43c,44cが屋根面に密着する。また、端枠
43,44は、太陽電池モジュール1に相対向する側
に、各押さえ枠41b、継なぎ押さえ枠42bの端部を
嵌合するための仕切板で仕切られた嵌合部を有してい
る。さらに、端枠44の被覆板44bは、各取付部材4
1及び各継なぎ部材42に取り付けた際に、各受け枠4
1a、継なぎ用受け枠42aの雨樋部I,I,…の端部
に対応することになる部位に、吐出口44d,44d,
…を有している。図11乃至図13に示すように、目地
材45は、流れ方向に相隣る2組の太陽電池モジュール
1,1の境目の隙間を上側から塞ぐための長尺の偏平な
部材である。また、各押さえ枠41b、継なぎ用押さえ
枠42bは、下側の長手方向の中央部に、目地材45の
所定の部位を上側から嵌合するための切欠が設けられて
いる。なお、上記各取付部材41、継なぎ部材42、端
枠43,44、目地板45は、例えば、アルミニウム製
等の部材からなっている。
【0023】上記構成の太陽電池モジュール1,1,…
を屋根面に設置するには、まず、図11に示すように、
各受け枠41a及び継なぎ用受け枠42aを流れ方向に
平行に、屋根ユニット3の防水シート33の上に等間隔
に載置し、ビス4a,4a,…により所定の箇所で固定
する。ビス4a,4a,…は、図14及び図15に示す
ように、野地板32を貫通してたる木31までねじ込ま
れ、各受け枠41a及び継なぎ用受け枠42aを強固に
固定する。次に、各受け枠41a及び継なぎ用受け枠4
2aの載置台S1,S1に太陽電池モジュール1,1,
…を載置し、さらに、目地材45を流れ方向に相隣る2
組の太陽電池モジュール1,1の境目に載置する。そし
てさらにこれらの上に、流れ方向に直交する方向に相隣
る2組の太陽電池モジュール1,1の境目部の各封止部
材12に押さえ面S6が当接するように継なぎ用押さえ
枠42bを、各太陽電池モジュール1の端部で各封止部
材12に押さえ面S3が当接するように各押さえ枠41
bを載置し、上記嵌合部に各押さえ枠41b及び継なぎ
用押さえ枠42bの端部を嵌合させ、かつ、押さえ板4
3a,44aの所定の部位が各押さえ枠41b及び継な
ぎ用押さえ枠42bの端部の上面に当接するように端枠
43,44を配置する。そして、同図に示すように、ビ
ス4b,4b,…を各押さえ枠41b、継なぎ用押さえ
枠42b、及び端枠43,44の所定の箇所に設けられ
た挿通孔M2,M2,…から挿入して、各受け枠41a
及び継なぎ用受け枠42aの上記挿通孔M2,M2,…
に対応する箇所に設けられている雌ねじ部M1,M1,
…に、各固定板S5,43c,44cが完全に屋根面に
密着するまでねじ込み、各押さえ枠41b、継なぎ用押
さえ枠42b、及び端枠43,44をそれぞれ固定する
と共に、各太陽電池モジュール1を上下から圧接状態に
挟持して載置し固定する。この後、上記太陽電池モジュ
ール1,1,…を互いに電気的に直並列接続すると共
に、所定の箇所に、直流を交流に変換するインバータを
設置して、太陽電池モジュールの屋根面への取付けは完
了する。
【0024】ここで、各太陽電池モジュール本体11の
上面に吹き付けた雨水は、例えば、図14中の矢印Jに
示すように、流下して下流側に集まって2箇所の切欠部
12a,12aに流入し、切欠部12a,12aにおけ
る封止部材12の上面と押さえ枠41bの押さえ面S3
又は継なぎ用押さえ枠42bの押さえ面S6との間の隙
間を流れ、上記封止部材12の側端面と受け枠41a又
は継なぎ用受け枠42aの位置決め用起立片S2との間
の隙間を経て、上記封止部材12の下面と受け枠41a
又は継なぎ用受け枠42aの載置台S1の上面との間の
隙間を流れて、太陽電池モジュール1の下側に落ち、雨
樋部I,Iまで導かれる。そして、端枠44の吐水口4
4dから吐き出され、折板34の谷部に落ちて屋根の側
端部に集められて排出される。また、各太陽電池モジュ
ール1は、ねじの締付力により、上面側の各上方突隆部
121,121が押さえ枠41bの押さえ面S3と継な
ぎ用押さえ枠42bの押さえ面S6とにより圧接され、
一方、下面側の各下方突隆部122,122が受け枠4
1aと継なぎ用受け枠42aの載置台S1とに圧接され
ることにより、弾性変形を受けて、これらの押さえ枠4
1b、継なぎ用押さえ枠42b、受け枠41a及び継な
ぎ用受け枠42aに密着している。封止部材12と、各
受け枠41又は継なぎ用押さえ枠42bとのこれらの接
合箇所において、例えば、降雨の際に雨水が吹き込む
と、切欠部12a,12a以外の箇所では、雨水は内側
の上方突隆部121と各押さえ枠41b又は継なぎ押さ
え枠42bとの接合箇所で跳ね返される。また、各押さ
え枠41bの上記固定板S5は屋根面に密着しており、
太陽電池モジュール1が設置されていない側から雨水が
吹き込んできたとしても、内側に漏れて入ってくるのを
抑える。端枠43の固定板43cも屋根面に密着してお
り、例えば、流れ方向から雨水が吹き込んできても、内
部に漏れてくるのを抑える。また、目地材45は、各押
さえ枠41b、継なぎ用押さえ枠42bによって押さえ
られて、流れ方向に相隣る2組の太陽電池モジュール
1,1の境目の隙間を上側から塞いで、この隙間から雨
水が浸入するのを抑える。
【0025】上記構成によれば、封止部材12の流れ方
向に直交する方向に相対向することとなる封止部材12
の二方側の線形部分の下流側の部位に、流れ面(傾斜
面)の方向へ流下する雨水を排出するための切欠部12
a,12aを、封止部材12の上面から側面を経て底面
側に回り込む態様に設けてあるので、雨水は、太陽電池
モジュール本体11上面と封止部材12との下流側にお
ける接合部位の段差によって妨げられることなく、速や
かに排水される。それ故、太陽電池モジュール本体11
上面の下流側の封止部材12によって封止される部位
は、滞留した雨水に長時間浸されることがない。また、
雨水が蒸発した後に、雨水が運んできた汚れが太陽電池
モジュール1の上面に残ることがないので、美観上も優
れ、かつ、太陽電池モジュール1の透明支持基板112
から入射する太陽光の透過率が低下することなく保持さ
れ、太陽電池モジュール1のエネルギ変換効率が低下す
るのを未然に防ぐことができる。また、受け枠41a
(継なぎ用受け枠42a)と押さえ枠41b(継なぎ用
押さえ枠42b)とで太陽電池モジュール1を圧接挟持
して屋根面上に設置するので、太陽電池モジュール1に
例えば、固定具を取り付けるための挿通孔等を設ける必
要がないため、加工に要する手間が省ける上、施工も簡
便かつ迅速に行うことができる。
【0026】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例においては、切欠部を封止部材の下流側の部位の外周
部を上面から側面を経て下面側に回り込む態様に切り欠
かれてそれぞれ設けたが、これに加えて又は単独に、上
記封止部材の上記部位において、太陽電池モジュール本
体の上面に吹き付ける雨水を雨樋部まで導くための排水
孔を上記封止部材中に設けた構成としてもよい。また、
上記実施例においては、切欠部を封止部材の屋根面の流
れ方向に平行な方向の相対向する二辺の下流側に設けた
が、加えて又は単独に、封止部材の流れ方向に直交する
下流側の一辺に単数あるいは複数設けてもよい。また、
封止部材に切欠部を設けるために、予め金型に、切欠部
に対応する凸部を設けて、封止部材を太陽電池モジュー
ル本体と一体的に成形させて太陽電池モジュールを得た
が、成形後に封止部材を加工して切欠部を設けるように
してもよい。また、上方突隆部、下方突隆部をそれぞれ
封止部材の上下両側に二重に設けたが、必要に応じて増
減できる。すなわち、二重に限らず、一重でもよいし、
三重以上でもよい。また、上下面のうちどちらか一方の
面だけに突隆部を設けてもよいし、全く突起部を省略し
ても差し支えない。また、封止部材の材料として、二液
混合硬化タイプのウレタン樹脂を用いたが、エポキシ樹
脂を用いてもよい。また、二液混合硬化タイプでなくて
もよい。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポ
リオレフィン系の樹脂組成物から射出一体成形されても
よい。このほか、例えば、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、塩
素化ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステルアミ
ド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルエステ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ
アクリル酸エステル、ポリメタクリル酸メチル、フッ素
樹脂、サルホン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリビニルブチ
ラール、ポリ弗化ビニリデン、スチレン−アクリル共重
合体等の熱可塑性プラスチックを用いてもよい。また、
ユリア樹脂、メリア樹脂、メラミン・フェノール樹脂等
の熱硬化性プラスチックでもよいし、金属含有プラスチ
ック、ガラス繊維と複合化した強化プラスチック等でも
よい。さらには、EPDM(エチレン−プロピレン−ジ
エン−ターポリマ)等の合成ゴムでもよい。また、取付
枠部材は、アルミニウム製とは限らず、鋼製でもよい
し、エンジニアリングプラスチック製等でもよい。ま
た、屋根仕上材としては、折板に限らずスレートや瓦等
を用いてもよい。また、受け枠を屋根面に固定するため
の固定具は、ビスに限らず、釘等でもよい。さらに、太
陽電池モジュールに組み込まれる太陽電池としては、単
結晶シリコン太陽電池に限らず、多結晶シリコン太陽電
池、アモルファスシリコン太陽電池でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、太陽電池モジュールが屋根面に設置される際、
傾斜方向に直交する方向に相対向することとなる封止部
材の二方側の線形部分のうち少なくとも一方側の線形部
分の軒側の部位に、吹き付ける雨水を排出するための排
水溝又は排水孔を設けてあるので、雨水は、太陽電池モ
ジュール本体上面の軒側の封止部材で封止された部位の
段差によって妨げられることなく、速やかに排水され
る。それ故、太陽電池モジュール本体上面の軒側の封止
部材で封止された部位には、雨水は長時間滞留しにく
い。また、雨水が蒸発した後に、雨水が運んできた汚れ
が太陽電池モジュールの上面に残ることがないので、美
観上も優れ、かつ、太陽電池モジュールの表面カバー材
から入射する太陽光の透過率が低下することなく保持さ
れ、太陽電池モジュールのエネルギ変換効率が低下する
のを未然に防ぐことができる。そして、上述した効果
は、屋根面の傾斜角度が緩やかなほど顕著にあらわれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である太陽電池モジュール
の平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】この例の太陽電池モジュール本体の断面図であ
る。
【図5】同太陽電池モジュールの製造に用いられる金型
の斜視図である。
【図6】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図7】図5のD−D線に沿う断面図である。
【図8】図5のE−E線に沿う断面図である。
【図9】同太陽電池モジュールの製造に用いられる射出
成形装置の概略構成を示す断面図である。
【図10】同太陽電池モジュールの製造方法を説明する
ための工程説明図である。
【図11】同太陽電池モジュールの取付構造を分解して
示す分解斜視図である。
【図12】同太陽電池モジュールを屋根面に取り付けた
状態を示す平面図である。
【図13】図12のF−F線に沿う拡大断面図である。
【図14】図12のG−G線に沿う拡大断面図である。
【図15】図12のH−H線に沿う拡大断面図である。
【図16】従来技術を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 太陽電池モジュール 11 太陽電池モジュール本体 111 単結晶シリコン太陽電池(太陽電池セル) 112 透明ガラス板(表面カバー材) 114 メタルシート(裏面カバー材) 12 封止部材 12a 切欠部(排水溝) 121 上方突隆部 122 下方突隆部 41a 受け枠(受け枠部材) 41b 押さえ枠(押さえ枠部材) I 雨樋部 S1 載置台 S3,S6 押さえ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加納 正史 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内 (72)発明者 森内 荘太 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 杉田 循 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 藤井 哲 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池セルが透明な表面カバー材と、
    裏面カバー材とに挟持されてなる略矩形の太陽電池モジ
    ュール本体の端面を全周に亘り封止部材によって封止し
    てなる太陽電池モジュールであって、 前記封止部材の内周面には前記太陽電池モジュール本体
    の端面を全周に亘り嵌合状態に密封する凹溝が形成され
    ていて、かつ、該封止部材の所定の部位には前記太陽電
    池モジュール本体の雨吹付面となる前記表面カバー材の
    表面から雨水を排出するための排水溝又は排水孔が設け
    られていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 前記封止部材の上面から上方に、又は底
    面から下方に突隆する角環状の突隆部が一重又は多重に
    設けられていて、かつ、 前記封止部材の所定の部位にて前記突隆部を切り欠いて
    前記排水溝が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 前記排水溝は、前記太陽電池モジュール
    が屋根面に設置される際、該太陽電池モジュールの傾斜
    方向に直交する方向に相対向することとなる前記封止部
    材の二方側の線形部分のうち少なくとも一方側の線形部
    分の軒側の部位にて、少なくとも上面から側面にかけて
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の太陽電池モジ
    ュールを、前記排水溝又は排水孔が軒側に位置するよう
    に、傾斜屋根面に設置してなることを特徴とする太陽電
    池モジュール搭載の屋根。
  5. 【請求項5】 請求項1,2又は3記載の太陽電池モジ
    ュールを傾斜屋根面に取り付ける方法であって、 前記封止部材の任意の一の線形部分を載せる長尺の載置
    面を有し、下面が前記傾斜屋根面に固定具により固定さ
    れると共に、前記載置面に沿って、かつ、該載置面より
    も低い位置に雨水を流すための雨樋部が設けられている
    長尺の一対の受け枠部材と、 前記受け枠部材の前記載置面に載せられた前記封止部材
    の前記線形部分を上方から押さえつける長尺の押さえ面
    を有し、該押さえ面によって前記封止部材の前記線形部
    分を押圧した状態で固定具により前記受け枠部材にそれ
    ぞれ固定される長尺の一対の押さえ枠部材とを用意し、 まず、一対の前記受け枠部材を傾斜屋根面の傾斜方向に
    直交する方向に、かつ、互いに所定の間隔を開けて対向
    する状態に当該傾斜屋根面に配置固定した後、これら一
    対の受け枠部材のそれぞれの載置面に前記太陽電池モジ
    ュールの排水路を軒側に配置させて前記太陽電池モジュ
    ールの前記封止部材の対応する線形部分を載せ、 次に、前記載置面に載せられた前記封止部材の前記線形
    部分の上から、一対の前記押さえ枠部材を被せ、これら
    の押さえ枠部材を、それぞれの押さえ面によって前記封
    止部材の前記線形部分を押圧した状態で固定具により前
    記一対の受け枠部材に固定して、 前記太陽電池モジュール本体の表面に吹き付ける雨水が
    前記排水溝又は排水孔を経由して前記一対の受け枠部材
    の前記雨樋部に流れ込むようにすることを特徴とする太
    陽電池モジュールの屋根への取付方法。
  6. 【請求項6】 請求項1,2又は3記載の太陽電池モジ
    ュールを複数個並べ、枠部材で組み付けて一体物とした
    太陽電池モジュールユニットであって、 前記複数の太陽電池モジュールは、前記太陽電池モジュ
    ールユニットの両端部に配置される前記封止部材の線形
    部分を載せる長尺の載置面を有し、該載置面に沿って、
    かつ、該載置面よりも低い位置に雨水を流すための雨樋
    部が設けられている長尺の一対の受け枠部材と、 前記受け枠部材の前記載置面に載せられた前記封止部材
    の前記線形部分を上方から押さえつける長尺の押さえ面
    を有し、該押さえ面によって前記封止部材の前記線形部
    分を押圧した状態で固定具により前記受け枠部材にそれ
    ぞれ固定される長尺の一対の押さえ枠部材と、 隣接して並ぶ両側の太陽電池モジュールの封止部材の相
    対向する線形部分を載せるために互いに所定の間隔を開
    けて平行に延びる長尺の第1及び第2の載置面を有し、
    該第1及び第2の載置面に沿って、かつ、該第1及び第
    2の載置面よりも低い位置に雨水を流すための雨樋部が
    設けられている単数又は複数の長尺の継なぎ用受け枠部
    材と、 前記継なぎ用受け枠部材の前記第1及び第2の載置面に
    載せられた前記各封止部材の前記線形部分を上方から押
    さえつける長尺の第1及び第2の押さえ面を有し、これ
    らの押さえ面によって前記各封止部材の前記線形部分を
    押圧した状態で、前記第1の押さえ面と第2の押さえ面
    との間に設けられた固定具挿通孔に挿通された固定具に
    より前記継なぎ用受け枠部材に固定される長尺の継なぎ
    用押さえ枠部材とで、少なくとも組み付けてなることを
    特徴とする太陽電池モジュールユニット。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の太陽電池モジュールユニ
    ットを傾斜屋根面に取り付ける方法であって、 前記各受け枠部材、継なぎ用受け枠部材、押さえ枠部材
    及び継なぎ用押さえ枠部材の長尺方向が前記傾斜屋根面
    の傾斜方向に平行になり、前記複数の太陽電池モジュー
    ルの排水路が軒側に配置されるように、前記太陽電池モ
    ジュールユニットを前記傾斜屋根面に固定具によって取
    付固定され、 前記太陽電池モジュール本体の表面に吹き付ける雨水が
    前記排水溝又は排水孔を経由して前記一対の受け枠部材
    及び前記各継なぎ用受け枠部材の前記雨樋部に流れ込む
    ようにすることを特徴とする太陽電池モジュールユニッ
    トの屋根への取付方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の太陽電池モジュールユニ
    ットが傾斜屋根面に設置されていることを特徴とする太
    陽電池モジュールユニット搭載の屋根。
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