JPH09228256A - フレキシブルコンテナ - Google Patents
フレキシブルコンテナInfo
- Publication number
- JPH09228256A JPH09228256A JP8036290A JP3629096A JPH09228256A JP H09228256 A JPH09228256 A JP H09228256A JP 8036290 A JP8036290 A JP 8036290A JP 3629096 A JP3629096 A JP 3629096A JP H09228256 A JPH09228256 A JP H09228256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible container
- thermoplastic resin
- container according
- ammonium polyphosphate
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、高周波接合性に優れた熱可塑性樹脂
からなる耐熱性フレキシブルコンテナを提供せんとする
ものである。 【解決手段】本発明のフレキシブルコンテナは、繊維基
布の少なくとも片面に熱可塑性樹脂で被覆されてなるフ
レキシブルコンテナにおいて、該熱可塑性樹脂が、ＪＩ
ＳＺ−１６５１に規定される方法で測定した耐熱温度が
８０℃を越えるハロゲン元素を含まない熱可塑性樹脂で
あって、かつ、下記式で表されるポリ燐酸アンモニウム
を５〜３０重量部含有することを特徴とするものであ
る。 【化１】
からなる耐熱性フレキシブルコンテナを提供せんとする
ものである。 【解決手段】本発明のフレキシブルコンテナは、繊維基
布の少なくとも片面に熱可塑性樹脂で被覆されてなるフ
レキシブルコンテナにおいて、該熱可塑性樹脂が、ＪＩ
ＳＺ−１６５１に規定される方法で測定した耐熱温度が
８０℃を越えるハロゲン元素を含まない熱可塑性樹脂で
あって、かつ、下記式で表されるポリ燐酸アンモニウム
を５〜３０重量部含有することを特徴とするものであ
る。 【化１】
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、高周波接
合性に優れたフレキシブルコンテナに関するものであ
る。
合性に優れたフレキシブルコンテナに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、繊維布帛に塩化ビニル樹脂をカレ
ンダー法、コーティング法、Ｔダイ押し出し法など種々
の方法で被覆加工してターポリンを製造し、フレキシブ
ルコンテナに使用されている。塩化ビニル樹脂は低コス
トで取扱い性が良く、フレキシブルコンテナの縫製にお
ける高周波接合性に優れるなどの長所を有するが、燃焼
時に、ハロゲン元素を含む有毒なガスや煙り、残渣を放
出するという重大な欠点を有するものであり、地球環境
的規模からも環境保全を目的にハロゲン元素を含まない
樹脂による製品の開発が切望されている。
ンダー法、コーティング法、Ｔダイ押し出し法など種々
の方法で被覆加工してターポリンを製造し、フレキシブ
ルコンテナに使用されている。塩化ビニル樹脂は低コス
トで取扱い性が良く、フレキシブルコンテナの縫製にお
ける高周波接合性に優れるなどの長所を有するが、燃焼
時に、ハロゲン元素を含む有毒なガスや煙り、残渣を放
出するという重大な欠点を有するものであり、地球環境
的規模からも環境保全を目的にハロゲン元素を含まない
樹脂による製品の開発が切望されている。
【０００３】かかる観点から、オレフィン樹脂によるフ
レキシブルコンテナの検討が行われ、高周波接合性の観
点から、エチレン・酢酸ビニル共重合体が採用され、プ
ラスチックペレットの運搬に使用されている。
レキシブルコンテナの検討が行われ、高周波接合性の観
点から、エチレン・酢酸ビニル共重合体が採用され、プ
ラスチックペレットの運搬に使用されている。
【０００４】エチレン・酢酸ビニル共重合体としては高
周波接合性能の面から酢酸ビニル成分の含有量が１９重
量パーセント以上のものが使用されており、該樹脂は軟
化温度が低いため、７０〜９０℃以上の温度のプラスチ
ックペレットを投入すると、ペレットがコンテナ樹脂表
面に熱融接着するという重大な欠点を有する。
周波接合性能の面から酢酸ビニル成分の含有量が１９重
量パーセント以上のものが使用されており、該樹脂は軟
化温度が低いため、７０〜９０℃以上の温度のプラスチ
ックペレットを投入すると、ペレットがコンテナ樹脂表
面に熱融接着するという重大な欠点を有する。
【０００５】かかる問題を解決するため、軟化温度の高
いオレフィン樹脂での検討がされているが、軟化温度の
高い樹脂は高周波接合性が低下するため、高周波接合性
と耐熱性を兼ね備えたハロゲン元素を含まない熱可塑性
樹脂製のフレキシブルコンテナが切望されている。
いオレフィン樹脂での検討がされているが、軟化温度の
高い樹脂は高周波接合性が低下するため、高周波接合性
と耐熱性を兼ね備えたハロゲン元素を含まない熱可塑性
樹脂製のフレキシブルコンテナが切望されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高周波接合
性に優れた熱可塑性樹脂からなる耐熱性フレキシブルコ
ンテナを提供せんとするものである。
性に優れた熱可塑性樹脂からなる耐熱性フレキシブルコ
ンテナを提供せんとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために次のような構成を有する。すなわち本発
明のフレキシブルコンテナは、繊維基布の少なくとも片
面に熱可塑性樹脂で被覆されてなるフレキシブルコンテ
ナにおいて、該熱可塑性樹脂が、ＪＩＳ Ｚ−１６５１
に規定される方法で測定した耐熱温度が８０℃を越える
ハロゲン元素を含まない熱可塑性樹脂であって、かつ、
下記式で表されるポリ燐酸アンモニウムを５〜３０重量
部含有することを特徴とするものである。
解決するために次のような構成を有する。すなわち本発
明のフレキシブルコンテナは、繊維基布の少なくとも片
面に熱可塑性樹脂で被覆されてなるフレキシブルコンテ
ナにおいて、該熱可塑性樹脂が、ＪＩＳ Ｚ−１６５１
に規定される方法で測定した耐熱温度が８０℃を越える
ハロゲン元素を含まない熱可塑性樹脂であって、かつ、
下記式で表されるポリ燐酸アンモニウムを５〜３０重量
部含有することを特徴とするものである。
【化２】
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、従来、エチレン・酢酸
ビニル共重合体からなるフレキシブルコンテナが耐熱性
に劣り、用途が限定されているという事実に鑑み、鋭意
検討したところ、かかるエチレン・酢酸ビニル共重合体
よりも耐熱性に優れた熱可塑性樹脂にポリ燐酸アンモニ
ウムを特定量配合すれば、樹脂の柔軟性、物理的強度を
維持したまま高周波接合性を改善できることを究明した
ものである。
ビニル共重合体からなるフレキシブルコンテナが耐熱性
に劣り、用途が限定されているという事実に鑑み、鋭意
検討したところ、かかるエチレン・酢酸ビニル共重合体
よりも耐熱性に優れた熱可塑性樹脂にポリ燐酸アンモニ
ウムを特定量配合すれば、樹脂の柔軟性、物理的強度を
維持したまま高周波接合性を改善できることを究明した
ものである。
【０００９】本発明の熱可塑性樹脂とは、ＪＩＳ Ｚ−
１６５１に規定される耐熱温度が８０℃を越えるもので
あれば特に限定されるものではなく、柔軟性のあるオレ
フィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂等が使用で
きるが、易廃棄性、焼却性、軽量性等の点からオレフィ
ン系樹脂が好ましい。
１６５１に規定される耐熱温度が８０℃を越えるもので
あれば特に限定されるものではなく、柔軟性のあるオレ
フィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂等が使用で
きるが、易廃棄性、焼却性、軽量性等の点からオレフィ
ン系樹脂が好ましい。
【００１０】本発明のオレフィン系樹脂としては、エチ
レンとブテン−１またはヘキセン−１またはオクテン−
１または４メチルペンテン−１などのαオレフィンを２
〜１５重量％を共重合したエチレン・αオレフィン共重
合体、エチレンにアクリル酸アルキルを５〜３０重量％
共重合したエチレン・アクリル酸アルキル共重合体や高
分子鎖中にゴム弾性を持つゴム成分（ソフトセグメン
ト）と常温付近で塑性変形を防止する結晶ないしガラス
状成分（ハードセグメント）との互いに相溶しない両成
分を有するオレフィンエラストマーなどを使用すること
ができる。
レンとブテン−１またはヘキセン−１またはオクテン−
１または４メチルペンテン−１などのαオレフィンを２
〜１５重量％を共重合したエチレン・αオレフィン共重
合体、エチレンにアクリル酸アルキルを５〜３０重量％
共重合したエチレン・アクリル酸アルキル共重合体や高
分子鎖中にゴム弾性を持つゴム成分（ソフトセグメン
ト）と常温付近で塑性変形を防止する結晶ないしガラス
状成分（ハードセグメント）との互いに相溶しない両成
分を有するオレフィンエラストマーなどを使用すること
ができる。
【００１１】かかるオレフィンエラストマーを具体的に
例示すると、ミラストマー（三井石油化学工業株式会社
製）、サントプレーン（エーイーエスジャパン株式会社
製）、日石ソフトレックス（日本石油化学株式会社
製）、オレフレックス（昭和電工株式会社製）、スミフ
レックス（住友ベークライト株式会社製）、住友ＴＰＥ
（住友化学株式会社製）、サーモラン（三菱化学株式会
社製）などを使用することができるが、これらに限定さ
れるものではない。
例示すると、ミラストマー（三井石油化学工業株式会社
製）、サントプレーン（エーイーエスジャパン株式会社
製）、日石ソフトレックス（日本石油化学株式会社
製）、オレフレックス（昭和電工株式会社製）、スミフ
レックス（住友ベークライト株式会社製）、住友ＴＰＥ
（住友化学株式会社製）、サーモラン（三菱化学株式会
社製）などを使用することができるが、これらに限定さ
れるものではない。
【００１２】本発明は前記したＪＩＳ Ｚ−１６５１に
規定される耐熱温度が８０℃を越えるオレフィン樹脂に
特定量のポリ燐酸アンモニウムを混合し、高周波溶着性
を付与するものである。
規定される耐熱温度が８０℃を越えるオレフィン樹脂に
特定量のポリ燐酸アンモニウムを混合し、高周波溶着性
を付与するものである。
【００１３】本発明のポリ燐酸アンモニウムとは、下記
式で表されるものであり、重合度ｎは、耐水性などから
正数５０以上、好ましくは２００以上、さらに好ましく
は５００〜１０００であり、メラミンやイソシアネート
化合物などで変性されていても良く、具体的には、Ｅｘ
ｏｌｉｔ４２２、４６２（ヘキスト社製）やスミセーフ
Ｐ（住友化学株式会社製）などを使用することができ
る。
式で表されるものであり、重合度ｎは、耐水性などから
正数５０以上、好ましくは２００以上、さらに好ましく
は５００〜１０００であり、メラミンやイソシアネート
化合物などで変性されていても良く、具体的には、Ｅｘ
ｏｌｉｔ４２２、４６２（ヘキスト社製）やスミセーフ
Ｐ（住友化学株式会社製）などを使用することができ
る。
【００１４】
【化３】 本発明のポリ燐酸アンモニウムの混合量は、オレフィン
樹脂１００重量部に対し５〜３０重量部であり、好まし
くは１０〜２５重量部である。５重量部より少ないと高
周波溶着性能が不十分な場合があり、３０重量部を越え
ると混合樹脂シートの強力等の物理的物性が低下する場
合がある。本発明のポリ燐酸アンモニウムの混合量は、
使用する樹脂の種類と目的とする高周波縫製性に応じて
決定すればよい。これらの樹脂に難燃剤、安定剤、帯電
防止剤、着色剤、充填剤などを混合することができる。
樹脂１００重量部に対し５〜３０重量部であり、好まし
くは１０〜２５重量部である。５重量部より少ないと高
周波溶着性能が不十分な場合があり、３０重量部を越え
ると混合樹脂シートの強力等の物理的物性が低下する場
合がある。本発明のポリ燐酸アンモニウムの混合量は、
使用する樹脂の種類と目的とする高周波縫製性に応じて
決定すればよい。これらの樹脂に難燃剤、安定剤、帯電
防止剤、着色剤、充填剤などを混合することができる。
【００１５】本発明の繊維基布とは、ポリエステル、ポ
リアミド、ビニロンなどの合成繊維や木綿、麻などの天
然繊維を単独あるいは混合して構成された編織物であ
り、繊維は長繊維でも短繊維でもよい。中でも、強度、
寸法安定性などからポリエステル繊維長繊維からなる織
物が好ましい。該編織物に樹脂シートとの接着性を高め
るための接着剤を付与してもかまわない。
リアミド、ビニロンなどの合成繊維や木綿、麻などの天
然繊維を単独あるいは混合して構成された編織物であ
り、繊維は長繊維でも短繊維でもよい。中でも、強度、
寸法安定性などからポリエステル繊維長繊維からなる織
物が好ましい。該編織物に樹脂シートとの接着性を高め
るための接着剤を付与してもかまわない。
【００１６】本発明の耐熱性と高周波溶着性に優れたフ
レキシブルコンテナを製造する方法は特に限定されるも
のではなく、通常の方法を採用できるが、例えば、該熱
可塑性樹脂とポリ燐酸アンモニウムを均一に混合したも
のをカレンダー法やＴダイ押し出し法などで８０〜３０
０ミクロンの厚みにシート化したものを該繊維基布の両
面に熱圧着することで製造することができる。
レキシブルコンテナを製造する方法は特に限定されるも
のではなく、通常の方法を採用できるが、例えば、該熱
可塑性樹脂とポリ燐酸アンモニウムを均一に混合したも
のをカレンダー法やＴダイ押し出し法などで８０〜３０
０ミクロンの厚みにシート化したものを該繊維基布の両
面に熱圧着することで製造することができる。
【００１７】
【実施例】以下、実施例により詳しく説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例及
び比較例に示す性能値は次の方法で測定した。 （耐熱性）ＪＩＳ Ｚ−１６５１に規定される方法によ
り、幅２cm、長さ３cmのシートの表面同志を重ね合わせ
て、５cm×５cmの平滑なガラス板２枚で挟み、１Kgの荷
重をのせて、恒温乾燥機中で温度を変えて１時間処理し
たのち取り出し、直ちに２枚のシートを引き剥がし、表
面の粘着、亀裂、損傷、被膜の剥離などの異常の有無を
調べ、異常のない限界温度を耐熱温度とした。
明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例及
び比較例に示す性能値は次の方法で測定した。 （耐熱性）ＪＩＳ Ｚ−１６５１に規定される方法によ
り、幅２cm、長さ３cmのシートの表面同志を重ね合わせ
て、５cm×５cmの平滑なガラス板２枚で挟み、１Kgの荷
重をのせて、恒温乾燥機中で温度を変えて１時間処理し
たのち取り出し、直ちに２枚のシートを引き剥がし、表
面の粘着、亀裂、損傷、被膜の剥離などの異常の有無を
調べ、異常のない限界温度を耐熱温度とした。
【００１８】（高周波溶着）山本ビニター株式会社製高
周波ウエルダーＹＦ７０００Ａ型装置を使用して、陽極
電流値１Ａ、押え圧力３Kg／cm2 、溶着時間８秒、冷却
時間３秒で接着加工を行い、ＪＩＳ Ｋ ６３２８に規
定される方法でタテ方向の３cm幅の剥離強力を測定しKg
表示した。（シートの引張り強力）Ｔダイ押出しで成型
した厚みが２３０ミクロンのシートのタテ方向の引張り
強力をＪＩＳ Ｋ ６７３０に規定される方法で測定
し、ポリ燐酸アンモニウムを含まないシートに対する強
力保持率を計算した。
周波ウエルダーＹＦ７０００Ａ型装置を使用して、陽極
電流値１Ａ、押え圧力３Kg／cm2 、溶着時間８秒、冷却
時間３秒で接着加工を行い、ＪＩＳ Ｋ ６３２８に規
定される方法でタテ方向の３cm幅の剥離強力を測定しKg
表示した。（シートの引張り強力）Ｔダイ押出しで成型
した厚みが２３０ミクロンのシートのタテ方向の引張り
強力をＪＩＳ Ｋ ６７３０に規定される方法で測定
し、ポリ燐酸アンモニウムを含まないシートに対する強
力保持率を計算した。
【００１９】実施例１〜９、比較例１〜３ 次に示す青色顔料、酸化防止剤等を混合した樹脂にポリ
燐酸アンモニウムを混合し、Ｔダイ押し出し法で２３０
ミクロン厚みのシートを成型し、７５０デニール、９６
フィラメントのポリエステル繊維（東レ株式会社製）を
タテ糸、ヨコ糸に使用した平織物（タテ糸密度２１本／
インチ、ヨコ糸密度２０本／インチ、厚さ３２０ミクロ
ン）の両面に熱圧着し、厚さ７３０ミクロンのフレキシ
ブルコンテナを得た。該フレキシブルコンテナの性能を
表１に示す。
燐酸アンモニウムを混合し、Ｔダイ押し出し法で２３０
ミクロン厚みのシートを成型し、７５０デニール、９６
フィラメントのポリエステル繊維（東レ株式会社製）を
タテ糸、ヨコ糸に使用した平織物（タテ糸密度２１本／
インチ、ヨコ糸密度２０本／インチ、厚さ３２０ミクロ
ン）の両面に熱圧着し、厚さ７３０ミクロンのフレキシ
ブルコンテナを得た。該フレキシブルコンテナの性能を
表１に示す。
【００２０】（樹脂の種類） ａ．エチレン・酢酸ビニル共重合体（住友化学株式会社
製 エバテートＣＶ２０９７） ｂ．エチレン・αオレフィン共重合体（住友化学株式会
社製 スミカセンＶＬ１００） ｃ．オレフィンエラストマー（三井石油化学株式会社製
ミラストマー７０３０） ｄ．ポリ燐酸アンモニウム（ヘキスト社製 Ｅｘｏｌｉ
ｔ４２２）
製 エバテートＣＶ２０９７） ｂ．エチレン・αオレフィン共重合体（住友化学株式会
社製 スミカセンＶＬ１００） ｃ．オレフィンエラストマー（三井石油化学株式会社製
ミラストマー７０３０） ｄ．ポリ燐酸アンモニウム（ヘキスト社製 Ｅｘｏｌｉ
ｔ４２２）
【表１】 表１から本発明によるものは、樹脂シートの強力低下が
小さく、耐熱性、高周波接合性の両方を兼ね備えたもの
であることが分かる。
小さく、耐熱性、高周波接合性の両方を兼ね備えたもの
であることが分かる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、耐熱性、高周波接合性
に優れたフレキシブルコンテナを安定に供給し得る。
に優れたフレキシブルコンテナを安定に供給し得る。
Claims (7)
- 【請求項１】繊維基布の少なくとも片面に熱可塑性樹脂
で被覆されてなるフレキシブルコンテナにおいて、該熱
可塑性樹脂が、ＪＩＳ Ｚ−１６５１に規定される方法
で測定した耐熱温度が８０℃を越えるハロゲン元素を含
まない熱可塑性樹脂であって、かつ、下記式で表される
ポリ燐酸アンモニウムを５〜３０重量部含有することを
特徴とするフレキシブルコンテナ。 【化１】 - 【請求項２】該熱可塑性樹脂が、オレフィン樹脂である
請求項１記載のフレキシブルコンテナ。 - 【請求項３】該被覆が、熱圧着によるものである請求項
１記載のフレキシブルコンテナ。 - 【請求項４】該被覆が、８０〜３００ミクロンの厚さの
熱可塑性樹脂被膜によるものである請求項１記載のフレ
キシブルコンテナ。 - 【請求項５】該繊維基布が、織物である請求項１記載の
フレキシブルコンテナ。 - 【請求項６】該繊維基布が、長繊維で構成されたもので
ある請求項１記載のフレキシブルコンテナ。 - 【請求項７】該繊維基布が、ポリエステル系繊維で構成
されたものである請求項１記載のフレキシブルコンテ
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8036290A JPH09228256A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | フレキシブルコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8036290A JPH09228256A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | フレキシブルコンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228256A true JPH09228256A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12465676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8036290A Pending JPH09228256A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | フレキシブルコンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228256A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006063125A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Kawashima Textile Manuf Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP8036290A patent/JPH09228256A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006063125A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Kawashima Textile Manuf Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5985071A (en) | Reinforced laminate with elastomeric tie layer | |
| US20040058603A1 (en) | Laminated tarp material | |
| JP2011144253A (ja) | ターポリン用架橋性樹脂組成物及びそれを用いたターポリン | |
| JPH10130991A (ja) | 経緯交差部を熱接着した不織布又は織編布およびそれを用いた積層体 | |
| JP2003164680A (ja) | ポリオレフィン系樹脂シート接合体及びその製造方法 | |
| JPH09228256A (ja) | フレキシブルコンテナ | |
| JP2000008244A (ja) | 強化積層用フラットヤーンクロス | |
| JP4746250B2 (ja) | 発泡粘着シート | |
| EP0916710A1 (en) | Adhesive tape for binding wire harnesses | |
| JP3113589B2 (ja) | ラミネートシート | |
| JP3222069B2 (ja) | オレフィン系樹脂成形品 | |
| JP2007161855A (ja) | 組立て部品保護シート | |
| JP4142965B2 (ja) | 手切れ性を改良した粘着シート | |
| JP2001322208A (ja) | 難燃性ポリオレフィン系樹脂被覆シート及び、その製造方法 | |
| JP3654348B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂高強度膜材 | |
| JP3954013B2 (ja) | 建築工事現場に展張する難燃性積層体 | |
| JP2003342539A (ja) | 再帰反射粘着シート | |
| WO2023166921A1 (ja) | エアバッグクッション | |
| JPH11291419A (ja) | クロスシート | |
| JPH11179862A (ja) | ポリオレフィン系複合シート及びその製造方法 | |
| EP4292808A1 (en) | Laminate and method for molding laminate molded article | |
| JPH10237395A (ja) | 粘着テープ | |
| JP2006045685A (ja) | 耐熱クリープ性に優れたポリオレフィン系樹脂製ターポリン | |
| JP2000127312A (ja) | クロスシート | |
| JP3160563B2 (ja) | フレキシブルコンテナ用原反 |