JPH09227347A - 1剤式毛髪脱色剤 - Google Patents

1剤式毛髪脱色剤

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JPH09227347A
JPH09227347A JP6190396A JP6190396A JPH09227347A JP H09227347 A JPH09227347 A JP H09227347A JP 6190396 A JP6190396 A JP 6190396A JP 6190396 A JP6190396 A JP 6190396A JP H09227347 A JPH09227347 A JP H09227347A
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hair
hair bleaching
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composition
bleaching agent
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So Miyabe
創 宮部
Hiroko Horichi
寛子 堀地
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器が過酸化水素により腐食されたり、容器
内圧が過度に高まったりすることがなく、しかも泡状に
毛髪脱色性組成物を吐出するノンエアゾール式の1剤式
毛髪脱色剤を提供する。また、そのような毛髪脱色剤か
ら吐出される泡が、毛髪になじみ易い泡質を有し、しか
も毛髪への適用後にはベタつかず、良好な感触を毛髪に
付与できるようにする。 【解決手段】 以下の成分(A)及び(B): (A)過酸化水素 (B)起泡剤 を含有する毛髪脱色性組成物を、内容液と空気とを混合
して泡状に吐出可能な泡吐出手段を有するフォーマー容
器に内容液として充填する。特に成分(B)の起泡剤と
して、両性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤を併用
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪脱色性組成物
を泡状に吐出する1剤式毛髪脱色剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、過酸化水素を利用して毛髪を
脱色することが行われているが、一般には、アルカリ剤
を含有する第1剤と過酸化水素水を含有する第2剤とか
らなる2剤式毛髪脱色剤が使用されている。このような
2剤式毛髪脱色剤は、使用時に第1剤と第2剤とを混合
するという繁雑な操作が必須であるという問題がある。
【0003】このため、最近、使用前にそのような混合
操作が不要な1剤式毛髪脱色剤が広く使用されるように
なっている。
【0004】このような1剤式毛髪脱色剤としては、内
容液を霧状に吐出させる手段を有するスプレー容器に、
少なくとも過酸化水素を含有する液状の毛髪脱色性組成
物を充填したスプレー式毛髪脱色剤や、内容液を噴射剤
とともに泡状に吐出させる手段を有するエアゾール容器
に毛髪脱色性組成物を充填したエアゾール式毛髪脱色剤
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スプレ
ー式毛髪脱色剤の場合、内容液が飛び散るために目等に
毛髪脱色性組成物が入る危険性が高く、そのため使用時
に顔面等を覆うという面倒な操作が必要となる。また、
エアゾール式毛髪脱色剤の場合、毛髪脱色性組成物が泡
状に吐出されるために飛び散る危険性はないが、金属製
の耐圧容器やマウンテンカップを使用するために、それ
らが過酸化水素により酸化されて腐食したり、過酸化水
素の分解により耐圧容器の内圧が過度に上昇したりする
という危険性があり、保管上問題がある。
【0006】このため、容器が過酸化水素により腐食し
たり、容器内圧が過度に高まったりすることがなく、し
かも泡状に毛髪脱色性組成物を吐出できるノンエアゾー
ル式の1剤式毛髪脱色剤が強く求められている。
【0007】また、そのような1剤式毛髪脱色剤から吐
出される泡についても、毛髪になじみ易い良好な泡質で
あり、しかも毛髪へ適用された後にはべたつかず、良好
な感触を実現できることが求められている。
【0008】本発明は以上のような従来技術の課題を解
決しようとするものであり、容器が過酸化水素により腐
食されたり、容器内圧が異常に高まったりすることがな
く、しかも泡状に毛髪脱色性組成物を吐出するノンエア
ゾール式の1剤式毛髪脱色剤を提供することを第1の目
的とする。また、そのような1剤式毛髪脱色剤から吐出
された泡が、毛髪になじみ易い泡質を有し、しかも毛髪
への適用後にはべたつかず、良好な感触を毛髪に付与で
きるようにすることを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、過酸化水
素と起泡剤とを含有する液状の毛髪脱色性組成物を、内
容液と空気とを混合して泡状に吐出可能な泡吐出手段を
有するフォーマー容器に内容液として充填することによ
り、上述の第1の目的を達成できることを見出し、本発
明を完成させるに至った。また、特に、毛髪脱色性組成
物の起泡剤として、両性界面活性剤とカチオン性界面活
性剤とを併用することにより上述の第2の目的を達成で
きることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】即ち、本発明は、以下の成分(A)及び
(B): (A)過酸化水素 (B)起泡剤 を含有する毛髪脱色性組成物が、内容液と空気とを混合
して泡状に吐出可能な泡吐出手段を有するフォーマー容
器に内容液として充填されていることを特徴とする1剤
式毛髪脱色剤を提供する。
【0011】また、本発明は、特に好ましい態様の一つ
として成分(B)の起泡剤として、両性界面活性剤及び
カチオン性界面活性剤を使用する1剤式毛髪脱色剤を提
供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明の1剤式毛髪脱色剤は、毛髪脱色性
組成物と、それが充填されるフォーマー容器とから構成
される。
【0014】ここで、毛髪脱色性組成物は成分(A)過
酸化水素と成分(B)起泡剤とを含有する。
【0015】成分(A)の過酸化水素は、毛髪のメラニ
ン色素を酸化脱色する成分である。
【0016】毛髪脱色性組成物中の成分(A)の過酸化
水素の含有量は、特に制限されず、所望の脱色力に応じ
て含有量を決定することができるが、皮膚に対する過度
の刺激を避けるためには、好ましくは6重量%以下、よ
り好ましくは4重量%以下とする。
【0017】成分(B)の起泡剤は、フォーマー容器の
泡吐出手段において空気と毛髪脱色剤組成物を混合して
容易に泡を形成し且つその泡を安定化するための成分で
あり、公知の起泡剤を使用することができる。例えば、
アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩等のアニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメ
チルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウ
ム等のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミドプロピルベ
タイン、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキル
カルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベ
タイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性
界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ア
ルキルアルカノールアミド等のノニオン性界面活性剤、
ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルアルキ
ルジメチルアンモニウムクロライド等のイオン性ポリマ
ーなどを単独もしくは混合して成分(B)の起泡剤とし
て使用することができる。
【0018】毛髪脱色性組成物中の成分(B)の起泡剤
の含有量は、少なすぎると安定な泡が得られず、多すぎ
ると毛髪にベタツキやきしみ感が生ずるので、好ましく
は0.1〜5重量%、より好ましくは0.5〜3重量%
である。
【0019】なお、毛髪のベタツキやきしみ感を改善し
て使用後の毛髪に更に良好な感触を実現するために、成
分(B)の起泡剤として、好ましくは、上述の両性界面
活性剤及びカチオン性界面活性剤、特に、両性界面活性
剤として脂肪酸アミドプロピルベタイン及びカチオン性
界面活性剤として塩化アルキルトリメチルアンモニウム
を併用することが好ましい。この場合、毛髪脱色性組成
物中の両性界面活性剤の含有量は、少なすぎると安定な
泡が得られず、多すぎると毛髪にベタつきやきしみ感が
生ずるので、好ましくは0.1〜3重量%、より好まし
くは0.1〜1重量%である。また、カチオン性界面活
性剤の含有量は、少なすぎると毛髪に良好な感触を付与
できず、多すぎると毛髪にベタつきが生ずるので、好ま
しくは0.01〜1重量%、より好ましくは0.05〜
0.5重量%である。
【0020】更に、本発明においては、、毛髪に良好な
感触を付与することを目的として、シリコーン化合物を
毛髪脱色性組成物中に配合することが好ましい。
【0021】このようなシリコーン化合物としては、ア
ミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、ジ
メチルポリシロキサンなどを挙げることができる。ま
た、毛髪脱色性組成物中のシリコーン化合物の含有量
は、好ましくは0.01〜2重量%、より好ましくは
0.05〜0.5重量%である。
【0022】本発明において、毛髪脱色性組成物の粘度
は、粘度が高過ぎると低温での発泡性が低下するので、
25℃において好ましくは30cp以下、より好ましく
は0.1〜20cpとする。
【0023】また、毛髪脱色性組成物のpHは、低すぎ
ると皮膚刺激が高まり、高過ぎると過酸化水素の分解が
促進されてしまうので、好ましくは2〜6、より好まし
くは2.5〜4に設定する。
【0024】なお、毛髪脱色性組成物には、上述した成
分に加えて、香料、紫外線吸収剤、金属封鎖剤、殺菌
剤、防腐剤、水溶性溶剤(エタノール等)、水、水溶性
高分子化合物、保湿剤等を必要に応じて配合することが
できる。
【0025】次に、本発明において毛髪脱色性組成物を
収容するフォーマー容器は、噴射剤を使用することな
く、内容液と空気とを混合して泡状に吐出可能な泡吐出
手段を有する。従って、毛髪脱色剤の使用時における毛
髪脱色性組成物が飛び散ることを防止することができ
る。
【0026】以上説明した毛髪脱色性組成物が充填され
るフォーマー容器としては、内容液と空気とを混合して
泡状に吐出可能な泡吐出手段を有する公知のポンプフォ
ーマー容器、スクイズフォーマー容器あるいは蓄圧式ポ
ンプフォーマー容器等を使用することができる。例え
ば、食品と容器(vol.35,No.10,p588
〜593(1994);vol.35,No.11,p
624〜627(1994);vol.36,No.
3,p154〜158(1995))に記載のポンプフ
ォーマーE3タイプ、同F2タイプ(以上、大和製罐社
製)、スクイズフォーマー(大和製罐社製)、エアスプ
レーフォーマー(エアスプレーインターナショナル社
製)等が挙げられる。
【0027】なお、本発明において使用するフォーマー
容器において、内容物である毛髪脱色性組成物に接触す
る部分(容器内壁、泡吐出手段内壁等)には、過酸化水
素により腐食せず、また、過酸化水素が分解して発生し
た酸素が透過するような材質で構成することが好まし
い。これにより、容器の腐食と内圧の過度の上昇を防止
して、毛髪脱色剤の保管上の安全性を確保することがで
きる。
【0028】本発明の毛髪脱色剤は、過酸化水素と起泡
剤と必要に応じて他の成分とを均一に混合して毛髪脱色
性組成物を調製し、それを上述のフォーマー容器に常法
により充填することにより製造することができる。
【0029】本発明の毛髪脱色剤は、フォーマー容器か
ら吐出させた毛髪脱色性組成物の泡を毛髪に塗布し、必
要により乾燥もしくは洗浄することにより使用すること
ができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0031】実施例1〜9 表1に示す組成の毛髪脱色性組成物を常法により調製
し、それを表1に示すフォーマー容器に常法により充填
することにより毛髪処理剤を製造した。
【0032】まず、得られた毛髪処理剤を常温で365
日間保管し、保管終了時の容器の腐食と容器の異常な膨
らみに関し、目視にて外観検査した。その結果を表1及
び表2に示す。
【0033】次に、10名のパネラーの頭髪に、毛髪処
理剤から吐出させた泡を塗布し乾燥してもらい、その際
の泡の「毛髪への塗布性」、頭髪に塗布して乾燥した後
の「しっとり感」及び頭髪に塗布して乾燥した後の「べ
たつき」のそれぞれについて、以下の得点表に従って4
段階に官能評価させ、得られた得点の平均点を以下の判
定基準にしたがって評価した。その結果を表1及び表2
に示す。
【0034】また、泡を吐出させた際に毛髪脱色剤が飛
び散るか否かについても目視にて観察した。その結果も
表1及び表2に示す。
【0035】「毛髪への塗布性」得点表 得点 評価内容 3: 頭髪に非常に塗りやすい 2: 頭髪に塗りやすい 1: どちらともいえない 0: 頭髪に塗りにくい
【0036】「しっとり感」評価基準 得点 評価内容 3: しっとりする 2: ややしっとりする 1: どちらともいえない 0: しっとりしない
【0037】「べたつき」 得点 評価内容 3: ベタつかない 2: ほとんどベタつかない 1: どちらともいえない 0: ベタつく
【0038】「判定基準」 ランク 平均点 ◎: 2.4以上 ○: 1.8以上2.4未満 △: 1.0以上1.8未満 ×: 1.0未満
【0039】
【表1】 (重量%) 実施例 毛髪脱色性組成物成分 1 2 3 4 5 過酸化水素水(35%) 8.57 ← ← ← ← ラウリン酸アミト゛フ゜ロヒ゜ルヘ゛タイン 0.3 ← ← ← ← ラウリルシ゛メチルアミノ酢酸ヘ゛タイン / / / / / 2-アルキル-N-カルホ゛キシメチル-N-ヒト゛ロキシエチルイミタ゛ソ゛リニウムヘ゛タイン / / / / / 塩化トリメチルセチルアンモニウム 0.1 ← ← ← / 塩化シ゛メチルステアリルアンモニウム / / / / / ホ゜リオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 1.0 ← ← ← ← アミノ変性シリコーン 0.05 ← ← / 0.05 95%エタノール 8.0 ← ← ← ← 香料 0.1 ← ← ← ← りん酸 適量 ← ← ← ← 精製水 ハ゛ランス ← ← ← ← 毛髪脱色剤組成物 pH 3.0 ← ← ← ← 粘度(cp/25℃) 1.4 ← ← 1.7 1.4 フォーマー容器*1 A B C A A (評価) 保管上の安全性 問題なし ← ← ← ← 泡の飛び散りの有無 無し ← ← ← ← 毛髪への塗布性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ しっとり感 ◎ ◎ ◎ ○ ○べたつき ◎ ◎ ◎ ○ ○
【0040】表1及び表2注 フォーマー容器*1 A: ポンプフォーマー(F2タイプ(ボール材とスプ
リング材としてSUS316を使用),大和製罐社製) B: 蓄圧式ポンプフォーマー(エアスプレーフォーマ
ー(ボール材とスプリング材としてSUS316を使
用),エアスプレーインターナショナル社製) C: スクイズフォーマー(正立タイプ,大和製罐社
製)
【0041】
【表2】 (重量%) 実施例 毛髪脱色性組成物成分 6 7 8 9 過酸化水素水(35%) 8.57 ← ← ← ラウリン酸アミト゛フ゜ロヒ゜ルヘ゛タイン 1.0 0.3 / / ラウリルシ゛メチルアミノ酢酸ヘ゛タイン / / 0.5 / 2-アルキル-N-カルホ゛キシメチル-N-ヒト゛ロキシエチルイミタ゛ソ゛リニウムヘ゛タイン / / / 0.5 塩化トリメチルセチルアンモニウム 0.1 0.3 / / 塩化シ゛メチルステアリルアンモニウム / / 0.15 ← ホ゜リオキシエチレン(20)ラウリルエーテル 0.5 1.0 ← ← アミノ変性シリコーン 0.05 ← ← ← 95%エタノール 8.0 ← ← ← 香料 0.1 ← ← ← りん酸 適量 ← ← ← 精製水 ハ゛ランス ← ← ← 毛髪脱色剤組成物 pH 3.0 ← ← ← 粘度(cp/25℃) 1.4 1.7 1.5 1.5 フォーマー容器*1 A C A B (評価) 保管上の安全性 問題なし ← ← ← 泡の飛び散りの有無 無し ← ← ← 毛髪への塗布性 ◎ ◎ ◎ ◎ しっとり感 ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき ◎ ◎ ◎ ◎
【0042】表1及び表2から、実施例1〜9の本発明
の1剤式毛髪脱色剤は、容器の腐食や内圧の過度の上昇
などの保管上の安全性に関する問題がなく、しかも使用
時に毛髪脱色性組成物が飛び散ることがない。
【0043】更に、起泡剤として両性界面活性剤とカチ
オン性界面活性剤とを併用した実施例1〜3の結果と、
起泡剤として両性界面活性剤のみを使用した実施例5の
結果から、両性界面活性剤とカチオン性界面活性剤とを
併用することにより、毛髪に対する良好な塗布性を有
し、しかも毛髪に適用された後にはべたつかず、良好な
感触(しっとり感)を毛髪に付与できることがわかる。
【0044】また、シリコーン化合物を使用した実施例
1〜3の結果とシリコーン化合物を使用しない実施例4
の結果から、シリコーン化合物を使用することにより、
毛髪に適用した後のベタつきとしっとり感とを改善でき
ることがわかる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、容器が過酸化水素によ
り腐食されたり、容器内圧が異常に高まったりすること
がなく、しかも泡状に毛髪脱色性組成物を吐出するノン
エアゾール式の1剤式毛髪脱色剤を提供することができ
る。しかも、本発明の毛髪脱色剤から吐出される泡は、
毛髪になじみ易い泡質を有し、毛髪へ適用された後には
ベタつかず、良好な感触を毛髪に付与することができ
る。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分(A)及び(B): (A)過酸化水素 (B)起泡剤 を含有する毛髪脱色性組成物が、内容液と空気とを混合
    して泡状に吐出可能な泡吐出手段を有するフォーマー容
    器に内容液として充填されていることを特徴とする1剤
    式毛髪脱色剤。
  2. 【請求項2】 フォーマー容器が、ポンプフォーマー容
    器、スクイズフォーマー容器又は蓄圧式ポンプフォーマ
    ー容器である請求項1記載の1剤式毛髪脱色剤。
  3. 【請求項3】 成分(B)の起泡剤がアニオン性界面活
    性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオ
    ン性界面活性剤又はイオン性ポリマーである請求項1又
    は2記載の1剤式毛髪脱色剤。
  4. 【請求項4】 成分(B)の起泡剤の毛髪脱色性組成物
    中の含有量が0.1〜5重量%である請求項3記載の1
    剤式毛髪脱色剤。
  5. 【請求項5】 成分(B)の起泡剤が、両性界面活性剤
    及びカチオン性界面活性剤である請求項1又は2記載の
    1剤式毛髪脱色剤。
  6. 【請求項6】 両性界面活性剤が、脂肪酸アミドプロピ
    ルベタイン、アルキルジメチルアミンオキサイド、アル
    キルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウ
    ムベタイン又はアルキルジメチルアミノ酢酸ベタインで
    あり、カチオン性界面活性剤が、塩化アルキルトリメチ
    ルアンモニウム又は塩化ジアルキルジメチルアンモニウ
    ムである請求項5記載の1剤式毛髪脱色剤。
  7. 【請求項7】 両性界面活性剤が脂肪酸アミドプロピル
    ベタインであり、カチオン性界面活性剤が塩化アルキル
    トリメチルアンモニウムである請求項6記載の1剤式毛
    髪脱色剤。
  8. 【請求項8】 毛髪脱色性組成物中の両性界面活性剤の
    含有量が0.1〜3重量%であり、カチオン性界面活性
    剤の含有量が0.01〜1重量%である請求項5〜7の
    いずれかに記載の1剤式毛髪脱色剤。
  9. 【請求項9】 更に、シリコーン化合物を毛髪脱色性組
    成物中に0.01〜2重量%含有する請求項1〜8のい
    ずれかに記載の1剤式毛髪脱色剤。
  10. 【請求項10】 毛髪脱色性組成物の粘度が25℃にお
    いて30cp以下である請求項1〜9のいずれかに記載
    の1剤式毛髪脱色剤。
  11. 【請求項11】 毛髪脱色性組成物のpHが2〜6であ
    る請求項1〜10のいずれかに記載の1剤式毛髪脱色
    剤。
  12. 【請求項12】 成分(A)の過酸化水素が毛髪脱色性
    組成物中に6重量%以下である請求項1〜11のいずれ
    かに記載の1剤式毛髪脱色剤。
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