JPH09226850A - 乳児用飲料容器 - Google Patents
乳児用飲料容器Info
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- JPH09226850A JPH09226850A JP4227996A JP4227996A JPH09226850A JP H09226850 A JPH09226850 A JP H09226850A JP 4227996 A JP4227996 A JP 4227996A JP 4227996 A JP4227996 A JP 4227996A JP H09226850 A JPH09226850 A JP H09226850A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3205—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
- B65D81/3211—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め容器本体に収容した液体と保護体に密閉
収容された乳剤とを衛生的に混合する簡単な操作で乳児
に授乳できる容器を提供すること。 【解決手段】 液体３が収容された容器本体１と、乳首
10を収容したキャップ９が装着された首部７と、乳剤４
が収容された保護体２とからなり、保護体２の内部には
穿刺針６が設けられ、容器本体１と保護体２とを遮断す
る密閉シ−ト８を穿刺して、容器本体１の液体３と保護
体２の乳剤４とを混合する。次に、乳首10を収容したキ
ャップ９を回転させることによって、キャップ９の内壁
に形成されたリブ11が容器首部７の口部に取りつけられ
たタブ12と係合して脆弱部13が捩切られ、容器内部に収
容されている混合乳液が乳首10から乳児に授乳される。
収容された乳剤とを衛生的に混合する簡単な操作で乳児
に授乳できる容器を提供すること。 【解決手段】 液体３が収容された容器本体１と、乳首
10を収容したキャップ９が装着された首部７と、乳剤４
が収容された保護体２とからなり、保護体２の内部には
穿刺針６が設けられ、容器本体１と保護体２とを遮断す
る密閉シ−ト８を穿刺して、容器本体１の液体３と保護
体２の乳剤４とを混合する。次に、乳首10を収容したキ
ャップ９を回転させることによって、キャップ９の内壁
に形成されたリブ11が容器首部７の口部に取りつけられ
たタブ12と係合して脆弱部13が捩切られ、容器内部に収
容されている混合乳液が乳首10から乳児に授乳される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は乳児用飲料容器に関
し、詳しくは容器本体に収容された液体と保護体に収容
された乳剤とを密閉状態で混合して乳児に衛生的に授乳
するための乳児用飲料容器に関する。
し、詳しくは容器本体に収容された液体と保護体に収容
された乳剤とを密閉状態で混合して乳児に衛生的に授乳
するための乳児用飲料容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、脱脂粉乳、調整粉乳等の乳児用粉
乳は水との溶解度が高く、混和性もよく、蛋白質は加熱
によってソフト化されているので、牛乳より消化性がよ
いといわれており乳児用の栄養剤として一般に広く使用
されている。そして、この使用方法はまず哺乳瓶に必要
量の粉乳を測っていれた後、温湯または水を哺乳瓶に注
入し、次いでキャップ付乳首で哺乳瓶の開口を密閉して
温湯中または空気中で哺乳瓶を震盪させることによって
粉乳は水に溶解する。その後乳首のキャップを外して乳
児に乳児用飲料を飲ませている。しかしながら、かかる
乳児への授乳方法は大気中で粉乳を水に溶解して飲料す
るために、大気中の種々の細菌が調合中に粉乳の中へ混
入する危険があり非衛生である。また、授乳のたびごと
に粉乳を測定して水に溶解しなければならないので、調
合が間違う危険もある。しかも使用前の乳首は使用時に
熱湯で消毒しなけれはならないので操作が面倒であり、
乳児に授乳するまでに時間を要するなど種々の問題点を
有する。
乳は水との溶解度が高く、混和性もよく、蛋白質は加熱
によってソフト化されているので、牛乳より消化性がよ
いといわれており乳児用の栄養剤として一般に広く使用
されている。そして、この使用方法はまず哺乳瓶に必要
量の粉乳を測っていれた後、温湯または水を哺乳瓶に注
入し、次いでキャップ付乳首で哺乳瓶の開口を密閉して
温湯中または空気中で哺乳瓶を震盪させることによって
粉乳は水に溶解する。その後乳首のキャップを外して乳
児に乳児用飲料を飲ませている。しかしながら、かかる
乳児への授乳方法は大気中で粉乳を水に溶解して飲料す
るために、大気中の種々の細菌が調合中に粉乳の中へ混
入する危険があり非衛生である。また、授乳のたびごと
に粉乳を測定して水に溶解しなければならないので、調
合が間違う危険もある。しかも使用前の乳首は使用時に
熱湯で消毒しなけれはならないので操作が面倒であり、
乳児に授乳するまでに時間を要するなど種々の問題点を
有する。
【０００３】本発明者等はこれらの問題を解決した乳児
用飲料容器として既に粉ミルクを予め液体に溶解させた
乳児用飲料を密閉状態で保管して乳児に授乳する乳児用
飲料容器を開発し特願平７−４３７０２号として特許出
願したが、予め液体に溶解させた乳児用飲料は保存期間
が約１ケ月しかなく、保存期間を過ぎると乳児用飲料が
変性する欠点を有している。本発明はこれらの問題を解
決するためになされたものであって、その目的は予め容
器本体に収容した液体と保護体に密閉収容された乳剤と
を衛生的に混合する簡単な操作で乳児に授乳できる容器
を提供するものである。
用飲料容器として既に粉ミルクを予め液体に溶解させた
乳児用飲料を密閉状態で保管して乳児に授乳する乳児用
飲料容器を開発し特願平７−４３７０２号として特許出
願したが、予め液体に溶解させた乳児用飲料は保存期間
が約１ケ月しかなく、保存期間を過ぎると乳児用飲料が
変性する欠点を有している。本発明はこれらの問題を解
決するためになされたものであって、その目的は予め容
器本体に収容した液体と保護体に密閉収容された乳剤と
を衛生的に混合する簡単な操作で乳児に授乳できる容器
を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は液体
が収容された容器本体と、乳首が装着可能な首部と、穿
刺可能な密閉シ−トで前記容器本体と遮断され乳剤が収
容された保護体が設けられた底部とからなる乳児用飲料
容器であって、前記保護体の内部に前記密閉シ−トを穿
刺するための穿刺針が設けられてなる乳児用飲料容器で
ある。また、本発明は前記乳児用飲料容器において、容
器首部の口部が容器に一体に成形された脆弱部と該脆弱
部より厚肉のタブとからなり、該脆弱部を捩切ることに
よって口部が開口されうるようになっている乳児用飲料
容器である。更に、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、容器首部の外壁にキャップの内壁と嵌合または螺合
可能なルア−テ−パ−または雄ネジが設けられてなり、
前記キャップの内壁に容器首部の口部に設けられたタブ
と係合して容器首部の口部の脆弱部を捩切るための少な
くとも１のリブが形成されてなる乳児用飲料容器であ
る。
が収容された容器本体と、乳首が装着可能な首部と、穿
刺可能な密閉シ−トで前記容器本体と遮断され乳剤が収
容された保護体が設けられた底部とからなる乳児用飲料
容器であって、前記保護体の内部に前記密閉シ−トを穿
刺するための穿刺針が設けられてなる乳児用飲料容器で
ある。また、本発明は前記乳児用飲料容器において、容
器首部の口部が容器に一体に成形された脆弱部と該脆弱
部より厚肉のタブとからなり、該脆弱部を捩切ることに
よって口部が開口されうるようになっている乳児用飲料
容器である。更に、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、容器首部の外壁にキャップの内壁と嵌合または螺合
可能なルア−テ−パ−または雄ネジが設けられてなり、
前記キャップの内壁に容器首部の口部に設けられたタブ
と係合して容器首部の口部の脆弱部を捩切るための少な
くとも１のリブが形成されてなる乳児用飲料容器であ
る。
【０００５】更にまた、本発明は前記乳児用飲料容器に
おいて、保護体が可撓性フイルムからなる乳児用飲料容
器である。また、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、保護体がアルミニウムフイルムからなる乳児用飲料
容器である。更に、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、密閉シ−トがアルミニウムフイルムからなる乳児用
飲料容器である。更にまた、本発明は前記乳児用飲料容
器において、容器本体の底部付近の側部外壁と、その内
壁が螺合し内部に保護体が収容されてなる筒状体が設け
られてなる乳児用飲料容器である。また、本発明は前記
乳児用飲料容器において、穿刺針の胴体に突条および小
孔が形成されてなる乳児用飲料容器である。
おいて、保護体が可撓性フイルムからなる乳児用飲料容
器である。また、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、保護体がアルミニウムフイルムからなる乳児用飲料
容器である。更に、本発明は前記乳児用飲料容器におい
て、密閉シ−トがアルミニウムフイルムからなる乳児用
飲料容器である。更にまた、本発明は前記乳児用飲料容
器において、容器本体の底部付近の側部外壁と、その内
壁が螺合し内部に保護体が収容されてなる筒状体が設け
られてなる乳児用飲料容器である。また、本発明は前記
乳児用飲料容器において、穿刺針の胴体に突条および小
孔が形成されてなる乳児用飲料容器である。
【０００６】本発明乳児用飲料容器を図１で説明する
と、保護体２の底を手指で押すと穿刺針６が容器本体１
と保護体２とを区分する密閉シ−ト８を突き破り、容器
本体１の液体３が保護体２の内部に入る。次いで、乳児
用飲料容器全体を振ることによって液体３と乳剤４とが
混合される。引続き、乳首10を収容したキャップ９を回
転させることによって、キャップ９の内壁に形成された
リブ11が容器首部７の口部に取りつけられたタブ12と係
合して脆弱部13が捩切られ、容器内部に収容されている
混合乳液が乳首10から乳児に授乳される。
と、保護体２の底を手指で押すと穿刺針６が容器本体１
と保護体２とを区分する密閉シ−ト８を突き破り、容器
本体１の液体３が保護体２の内部に入る。次いで、乳児
用飲料容器全体を振ることによって液体３と乳剤４とが
混合される。引続き、乳首10を収容したキャップ９を回
転させることによって、キャップ９の内壁に形成された
リブ11が容器首部７の口部に取りつけられたタブ12と係
合して脆弱部13が捩切られ、容器内部に収容されている
混合乳液が乳首10から乳児に授乳される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の一例を発明の実施の
形態で説明する。図１は本発明の一例を示す乳児用飲料
容器の平面図であり、図２は図１のキャップの横断面図
であり、図３は本発明の他の実施例を示す保護体の説明
図であり、図４は図３の穿刺針が密閉シ−トを突き破っ
た際の説明図である。図中、１は容器本体、２は保護
体、３は液体、４は乳剤、５は筒状体、６は穿刺針、７
は首部、８は密閉シ−ト、９はキャップ、10は乳首、11
はリブ、12はタブ、13は脆弱部、17はパッキング、18は
乳首ホルダ−、19はアルミニウムフイルム、20はプラス
チックフイルムを示す。
形態で説明する。図１は本発明の一例を示す乳児用飲料
容器の平面図であり、図２は図１のキャップの横断面図
であり、図３は本発明の他の実施例を示す保護体の説明
図であり、図４は図３の穿刺針が密閉シ−トを突き破っ
た際の説明図である。図中、１は容器本体、２は保護
体、３は液体、４は乳剤、５は筒状体、６は穿刺針、７
は首部、８は密閉シ−ト、９はキャップ、10は乳首、11
はリブ、12はタブ、13は脆弱部、17はパッキング、18は
乳首ホルダ−、19はアルミニウムフイルム、20はプラス
チックフイルムを示す。
【０００８】図１は本発明の一例を示す乳児用飲料容器
の平面図であり、乳児用飲料容器は液体３が収容された
容器本体１と、乳首10を収容したキャップ９が装着され
た首部７と、乳剤４が収容された保護体２とからなり、
保護体２の内部には容器本体１と保護体２とを遮断する
密閉シ−ト８を穿刺するための穿刺針６が設けられ、容
器本体１の液体３と保護体２の乳剤４とを混合する。液
体としては、温湯または水あるいはこれらの中にアミノ
酸、オリゴ糖等の栄養成分を含有させたもの等が挙げら
れる。容器本体１はポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニルおよびそれら
の混合物の可撓性樹脂からなりブロ−成形、射出成形等
の方法によって製造される。容器本体１の外壁には目盛
りが付されていてもよい。
の平面図であり、乳児用飲料容器は液体３が収容された
容器本体１と、乳首10を収容したキャップ９が装着され
た首部７と、乳剤４が収容された保護体２とからなり、
保護体２の内部には容器本体１と保護体２とを遮断する
密閉シ−ト８を穿刺するための穿刺針６が設けられ、容
器本体１の液体３と保護体２の乳剤４とを混合する。液
体としては、温湯または水あるいはこれらの中にアミノ
酸、オリゴ糖等の栄養成分を含有させたもの等が挙げら
れる。容器本体１はポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニルおよびそれら
の混合物の可撓性樹脂からなりブロ−成形、射出成形等
の方法によって製造される。容器本体１の外壁には目盛
りが付されていてもよい。
【０００９】保護体２は、筒状体５の内部に収容され、
筒状体５の上部内壁に形成された雌ネジ16と容器本体１
の下部側壁に形成された雄ネジ15とを螺合することによ
って容器本体１の底部の密閉シ−ト８と保護体２の天面
部が合着される。密閉シ−ト８は、容器本体１の底部の
中央部に形成され、容器本体１を形成する壁厚より薄い
厚さのシ−トと、保護体２の天面部を形成するアルミニ
ウムフイルム19とのラミネ−トからなっており、穿刺針
６によって突き破られるようになっている。容器本体１
の底部と保護体２の天面部との周辺の間には隙間が形成
されてなり、穿刺針６によって突き破られた密閉シ−ト
８から液体３が隙間に流出して乳児用飲料容器の外部に
洩れるのを防止するために、Ｏ−リングのようなパッキ
ング17が取りつけられている。保護体２の底部および側
面部は、外層がアルミニウムフイルム19、内層がプラス
チックフイルム20のラミネ−トフイルムからなってお
り、底部の中央部から上方に向けて内層と同じプラスチ
ックからなる穿刺針６がその根元で溶着されて起立して
いる。プラスチックフイルム20としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
塩化ビニルおよびそれらの混合物が挙げられる。筒状体
５は保護体２を収容するだけでなく乳児用飲料容器を起
立させて保管する作用もある。
筒状体５の上部内壁に形成された雌ネジ16と容器本体１
の下部側壁に形成された雄ネジ15とを螺合することによ
って容器本体１の底部の密閉シ−ト８と保護体２の天面
部が合着される。密閉シ−ト８は、容器本体１の底部の
中央部に形成され、容器本体１を形成する壁厚より薄い
厚さのシ−トと、保護体２の天面部を形成するアルミニ
ウムフイルム19とのラミネ−トからなっており、穿刺針
６によって突き破られるようになっている。容器本体１
の底部と保護体２の天面部との周辺の間には隙間が形成
されてなり、穿刺針６によって突き破られた密閉シ−ト
８から液体３が隙間に流出して乳児用飲料容器の外部に
洩れるのを防止するために、Ｏ−リングのようなパッキ
ング17が取りつけられている。保護体２の底部および側
面部は、外層がアルミニウムフイルム19、内層がプラス
チックフイルム20のラミネ−トフイルムからなってお
り、底部の中央部から上方に向けて内層と同じプラスチ
ックからなる穿刺針６がその根元で溶着されて起立して
いる。プラスチックフイルム20としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
塩化ビニルおよびそれらの混合物が挙げられる。筒状体
５は保護体２を収容するだけでなく乳児用飲料容器を起
立させて保管する作用もある。
【００１０】図２は容器首部７に装着された乳首10とそ
れを収容する図１のキャップ９の横断面図である。容器
口部は脆弱部13と該脆弱部13より厚肉のタブ12とからな
り、タブ12が回転することによって脆弱部13が捩切ら
れ、タブ12が容器から離れ、容器口部が開口するように
なっている。脆弱部13は細頸、あるいは細幅薄肉の線状
に形成されてなる。タブ12は、例えば長方形に形成され
たタブ12の端部をキャップ９の内壁に形成されたリブ11
と係合し、キャップ９が回転することによってリブ11が
タブ12を回転させて脆弱部13が捩切られる。また、キャ
ップ９を外してタブ12を手で掴んで捩切り、その後乳首
10を装着することもできる。この際、捩切られたタブ12
はキャップ９から廃棄されるが、乳首10を介してタブ12
を回転させて脆弱部13が捩切られる場合のようにタブ12
が乳首10の内部に存在していてもよい。
れを収容する図１のキャップ９の横断面図である。容器
口部は脆弱部13と該脆弱部13より厚肉のタブ12とからな
り、タブ12が回転することによって脆弱部13が捩切ら
れ、タブ12が容器から離れ、容器口部が開口するように
なっている。脆弱部13は細頸、あるいは細幅薄肉の線状
に形成されてなる。タブ12は、例えば長方形に形成され
たタブ12の端部をキャップ９の内壁に形成されたリブ11
と係合し、キャップ９が回転することによってリブ11が
タブ12を回転させて脆弱部13が捩切られる。また、キャ
ップ９を外してタブ12を手で掴んで捩切り、その後乳首
10を装着することもできる。この際、捩切られたタブ12
はキャップ９から廃棄されるが、乳首10を介してタブ12
を回転させて脆弱部13が捩切られる場合のようにタブ12
が乳首10の内部に存在していてもよい。
【００１１】容器首部７の外壁には雄ネジ21が形成さ
れ、キャップ９に嵌合された乳首ホルダ−18の内壁に形
成された雌ネジ21と螺合して、乳首10の基部22が容器首
部７の外壁に密着され容器首部７に固定保持される。図
１および図２に示す乳首10は扁平形状をしているが円形
状でもよい。キャップ９の内壁には少なくとも１のリブ
12が形成されてなり、図２に示すように、扁平形状をし
た乳首10の細幅箇所がリブ11の間に挟まれた状態になっ
ている。そして、キャップ９を回転させたとき、リブ11
が乳首10を介してタブ12と係合するようになっており、
タブ12を回転させて脆弱部13が捩切られ容器口部が開口
される。
れ、キャップ９に嵌合された乳首ホルダ−18の内壁に形
成された雌ネジ21と螺合して、乳首10の基部22が容器首
部７の外壁に密着され容器首部７に固定保持される。図
１および図２に示す乳首10は扁平形状をしているが円形
状でもよい。キャップ９の内壁には少なくとも１のリブ
12が形成されてなり、図２に示すように、扁平形状をし
た乳首10の細幅箇所がリブ11の間に挟まれた状態になっ
ている。そして、キャップ９を回転させたとき、リブ11
が乳首10を介してタブ12と係合するようになっており、
タブ12を回転させて脆弱部13が捩切られ容器口部が開口
される。
【００１２】図３は本発明の他の実施例を示す保護体の
説明図であり、穿刺針26がその胴体に少なくとも１の小
孔23および突条24が形成されてなる保護体25である。突
条24は、穿刺針26の胴体の外壁にリング状または点状に
形成されてなり、その位置が小孔23より尖端側に配置さ
れる。保護体25の底を手指で押すと、穿刺針26が密閉シ
−ト８を突き破り、その尖端が容器本体１の内部に突入
し、突条24が図４に示すように容器本体１の底部の内壁
に懸架され、保護体25の底部が凹んだ状態で固定保持さ
れる。その結果、容器本体１の内部に収容されている液
体３が、穿刺針26の尖端から穿刺針26の内腔に入り、次
いで小孔23から保護体25の内部に入って保護体25の内部
に収容されている乳剤と混合される。乳剤は粉状、顆粒
状、固形状等如何なる形態のものでも使用することがで
きる。
説明図であり、穿刺針26がその胴体に少なくとも１の小
孔23および突条24が形成されてなる保護体25である。突
条24は、穿刺針26の胴体の外壁にリング状または点状に
形成されてなり、その位置が小孔23より尖端側に配置さ
れる。保護体25の底を手指で押すと、穿刺針26が密閉シ
−ト８を突き破り、その尖端が容器本体１の内部に突入
し、突条24が図４に示すように容器本体１の底部の内壁
に懸架され、保護体25の底部が凹んだ状態で固定保持さ
れる。その結果、容器本体１の内部に収容されている液
体３が、穿刺針26の尖端から穿刺針26の内腔に入り、次
いで小孔23から保護体25の内部に入って保護体25の内部
に収容されている乳剤と混合される。乳剤は粉状、顆粒
状、固形状等如何なる形態のものでも使用することがで
きる。
【００１３】本発明乳児用飲料容器の使用方法を図１に
従って説明すると、保護体２の底を手指で押すと穿刺針
６が密閉シ−ト８を突き破り、容器本体１の液体３が保
護体２の内部に入る。次いで、乳児用飲料容器全体を上
下左右に振ることによって液体３と乳剤４とが混合され
る。引き続き、乳首10を収容したキャップ９を回転させ
ることによって、キャップ９の内壁に形成されたリブ11
が容器首部７の口部に取りつけられたタブ12と係合して
脆弱部13が捩切られ、容器内部に収容されている混合乳
液が乳首10から乳児に授乳される。
従って説明すると、保護体２の底を手指で押すと穿刺針
６が密閉シ−ト８を突き破り、容器本体１の液体３が保
護体２の内部に入る。次いで、乳児用飲料容器全体を上
下左右に振ることによって液体３と乳剤４とが混合され
る。引き続き、乳首10を収容したキャップ９を回転させ
ることによって、キャップ９の内壁に形成されたリブ11
が容器首部７の口部に取りつけられたタブ12と係合して
脆弱部13が捩切られ、容器内部に収容されている混合乳
液が乳首10から乳児に授乳される。
【００１４】
【発明の効果】予め容器に収容されている乳剤と液体と
を夫々の室で分離して保管し、使用時に密閉状態で混合
する簡単な操作で衛生的に乳児に乳児用飲料を授乳する
ことができる。
を夫々の室で分離して保管し、使用時に密閉状態で混合
する簡単な操作で衛生的に乳児に乳児用飲料を授乳する
ことができる。
【図１】本発明の一例を示す乳児用飲料容器の平面図
【図２】図１のキャップの横断面図
【図３】本発明の他の実施例を示す保護体の説明図
【図４】図３の穿刺針が密閉シ−トを突き破った際の説
明図
明図
１ 容器本体 ２、25 保護体 ３ 液体 ４ 乳剤 ５ 筒状体 ６、26 穿刺針 ７ 首部 ８ 密閉シ−ト ９ キャップ 10 乳首 11 リブ 12 タブ 13 脆弱部 17 パッキング 18 乳首ホルダ− 19 アルミニウムフイルム 20 プラスチックフイルム
フロントページの続き (72)発明者 難波 良平 大阪市北区本庄西３丁目９番３号株式会社 ニッショ−内
Claims (8)
- 【請求項１】 液体が収容された容器本体と、乳首が装
着可能な首部と、穿刺可能な密閉シ−トで前記容器本体
と遮断され乳剤が収容された保護体が設けられた底部と
からなる乳児用飲料容器であって、前記保護体の内部に
前記密閉シ−トを穿刺するための穿刺針が設けられてな
る乳児用飲料容器。 - 【請求項２】 容器首部の口部が容器に一体に成形され
た脆弱部と該脆弱部より厚肉のタブとからなり、該脆弱
部を捩切ることによって口部が開口されうるようになっ
ている請求項１記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項３】 容器首部の外壁にキャップの内壁と嵌合
または螺合可能なルア−テ−パ−または雄ネジが設けら
れてなり、前記キャップの内壁に容器首部の口部に設け
られたタブと係合して容器首部の口部の脆弱部を捩切る
ための少なくとも１のリブが形成されてなる請求項１ま
たは２に記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項４】 保護体が可撓性フイルムからなる請求項
１〜３のいずれかに記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項５】 保護体がアルミニウムフイルムからなる
請求項１〜４のいずれかに記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項６】 密閉シ−トがアルミニウムフイルムから
なる請求項１〜５のいずれかに記載の乳児用飲料容器。 - 【請求項７】 容器本体の底部付近の側部外壁と、その
内壁が螺合し内部に保護体が収容されてなる筒状体が設
けられてなる請求項１〜６のいずれかに記載の乳児用飲
料容器。 - 【請求項８】 穿刺針の胴体に突条および小孔が形成さ
れてなる請求項１〜７のいずれかに記載の乳児用飲料容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4227996A JPH09226850A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 乳児用飲料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4227996A JPH09226850A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 乳児用飲料容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226850A true JPH09226850A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12631618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4227996A Pending JPH09226850A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 乳児用飲料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09226850A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001005675A1 (en) * | 1999-07-19 | 2001-01-25 | Societe Des Produits Nestle S.A. | An assembly for two products to be mixed just prior to use |
| JP2006198295A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Nikkiso Co Ltd | 透析用剤収納容器 |
| FR2921907A1 (fr) * | 2007-10-05 | 2009-04-10 | Adapt Plastics Sarl | Cartouche destinee a contenir un solide en poudre et embout d'utilisation d'une telle cartouche |
| CN105853234A (zh) * | 2015-01-19 | 2016-08-17 | 深圳好父母婴幼儿用品有限公司 | 一种冲奶装置的奶嘴盖 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4227996A patent/JPH09226850A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001005675A1 (en) * | 1999-07-19 | 2001-01-25 | Societe Des Produits Nestle S.A. | An assembly for two products to be mixed just prior to use |
| JP2006198295A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Nikkiso Co Ltd | 透析用剤収納容器 |
| FR2921907A1 (fr) * | 2007-10-05 | 2009-04-10 | Adapt Plastics Sarl | Cartouche destinee a contenir un solide en poudre et embout d'utilisation d'une telle cartouche |
| CN105853234A (zh) * | 2015-01-19 | 2016-08-17 | 深圳好父母婴幼儿用品有限公司 | 一种冲奶装置的奶嘴盖 |
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