JPH09225455A - 水の濾過器 - Google Patents
水の濾過器Info
- Publication number
- JPH09225455A JPH09225455A JP8033385A JP3338596A JPH09225455A JP H09225455 A JPH09225455 A JP H09225455A JP 8033385 A JP8033385 A JP 8033385A JP 3338596 A JP3338596 A JP 3338596A JP H09225455 A JPH09225455 A JP H09225455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- filtered
- filter
- pressurizing
- filter body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filtration Of Liquid (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯が可能で停電時においても川の水等を利
用し飲料水や雑用水を得ることができる水の濾過器を提
供することを目的とする。 【解決手段】 濾過器本体１内の被濾過水を加圧する加
圧板３を上下移動させる加圧手段７と、加圧された被濾
過水が通り濾過されるように濾過器本体１内に設けた濾
過手段１２を備え、加圧手段７の操作を手動で行う構成
とし、災害等が発生した場合に水の必要な場所に持って
いき、川の水等の被濾過水を濾過器本体１内に入れ、手
動により加圧手段７を操作し、加圧された被濾過水を濾
過手段１２を通すことにより濾過水が得られる。
用し飲料水や雑用水を得ることができる水の濾過器を提
供することを目的とする。 【解決手段】 濾過器本体１内の被濾過水を加圧する加
圧板３を上下移動させる加圧手段７と、加圧された被濾
過水が通り濾過されるように濾過器本体１内に設けた濾
過手段１２を備え、加圧手段７の操作を手動で行う構成
とし、災害等が発生した場合に水の必要な場所に持って
いき、川の水等の被濾過水を濾過器本体１内に入れ、手
動により加圧手段７を操作し、加圧された被濾過水を濾
過手段１２を通すことにより濾過水が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害等による非常
時等に川の水やプールの水を飲料水および雑用水等に利
用できる水にする水の濾過器に関する。
時等に川の水やプールの水を飲料水および雑用水等に利
用できる水にする水の濾過器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、雨水等を飲料水や雑用水に濾過で
きるものの一例として特開平７−１３２２９９号公報に
記載されたものが知られていた。以下、その装置につい
て図２を参照しながら説明する。
きるものの一例として特開平７−１３２２９９号公報に
記載されたものが知られていた。以下、その装置につい
て図２を参照しながら説明する。
【０００３】図に示すように、雨水処理ユニット１０１
は、雨水貯留槽１０２の雨水を吸い上げ循環させる原水
循環ポンプ１０３、フィルター濾過機１０４、活性炭濾
過機１０５、消毒装置として次亜塩素注入装置１０６、
ＰＨ調整装置１０７、自動濾過弁１０８および制御盤１
０９等から構成され、原水を各濾過機を通して浄化して
いた。
は、雨水貯留槽１０２の雨水を吸い上げ循環させる原水
循環ポンプ１０３、フィルター濾過機１０４、活性炭濾
過機１０５、消毒装置として次亜塩素注入装置１０６、
ＰＨ調整装置１０７、自動濾過弁１０８および制御盤１
０９等から構成され、原水を各濾過機を通して浄化して
いた。
【０００４】また、他に電動ポンプ等によって簡易に浄
水処理する装置もあった。
水処理する装置もあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の雨水
処理ユニットでは装置が大型で移動が困難であるととも
に、電気を使用して機器を運転しなければならないの
で、地震等の災害により停電したときには使用できない
という問題があり、停電時においても、川の水やプール
の水を飲料用や雑用水に利用できる水の濾過器の要求が
高まっている。
処理ユニットでは装置が大型で移動が困難であるととも
に、電気を使用して機器を運転しなければならないの
で、地震等の災害により停電したときには使用できない
という問題があり、停電時においても、川の水やプール
の水を飲料用や雑用水に利用できる水の濾過器の要求が
高まっている。
【０００６】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、携帯が可能で停電時においても川の水等を利
用し飲料水や雑用水を得ることができる水の濾過器を提
供することを目的とする。
るもので、携帯が可能で停電時においても川の水等を利
用し飲料水や雑用水を得ることができる水の濾過器を提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の水の濾過器は上
記目的を達成するために、有底筒状の濾過器本体と、こ
の濾過器本体内の被濾過水を加圧する逆止弁を有した加
圧板を上下移動させる加圧手段と、この加圧手段により
加圧された被濾過水が通り濾過されるように前記濾過器
本体内に設けられた濾過手段と、この濾過手段により濾
過された濾過水を給水する給水手段とを備え、前記加圧
手段の操作を手動で行う構成としたものである。
記目的を達成するために、有底筒状の濾過器本体と、こ
の濾過器本体内の被濾過水を加圧する逆止弁を有した加
圧板を上下移動させる加圧手段と、この加圧手段により
加圧された被濾過水が通り濾過されるように前記濾過器
本体内に設けられた濾過手段と、この濾過手段により濾
過された濾過水を給水する給水手段とを備え、前記加圧
手段の操作を手動で行う構成としたものである。
【０００８】本発明によれば、携帯が可能で停電時にお
いても、川の水等を利用し飲料水や雑用水を得ることが
できる水の濾過器が得られる。
いても、川の水等を利用し飲料水や雑用水を得ることが
できる水の濾過器が得られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、有底筒状の濾過器本体
と、この濾過器本体内の被濾過水を加圧する逆止弁を有
した加圧板を上下移動させる加圧手段と、この加圧手段
により加圧された被濾過水が通り濾過されるように前記
濾過器本体内に設けられた濾過手段と、この濾過手段に
より濾過された濾過水を給水する給水手段とを備え、前
記加圧手段の操作を手動で行う構成としたものであり、
災害等が発生した場合に、川の水等の被濾過水を濾過器
本体内に入れ、手動により加圧手段を操作して加圧板に
より被濾過水を加圧し、濾過手段を通し濾過し、給水手
段により濾過水が得られるという作用を有する。
と、この濾過器本体内の被濾過水を加圧する逆止弁を有
した加圧板を上下移動させる加圧手段と、この加圧手段
により加圧された被濾過水が通り濾過されるように前記
濾過器本体内に設けられた濾過手段と、この濾過手段に
より濾過された濾過水を給水する給水手段とを備え、前
記加圧手段の操作を手動で行う構成としたものであり、
災害等が発生した場合に、川の水等の被濾過水を濾過器
本体内に入れ、手動により加圧手段を操作して加圧板に
より被濾過水を加圧し、濾過手段を通し濾過し、給水手
段により濾過水が得られるという作用を有する。
【００１０】また、加圧板をスプリング圧により加圧す
るようにスプリングを介して設けられる加圧手段と、こ
の加圧手段の加圧状態を保持する保持手段と、抗菌フィ
ルターおよび殺菌フィルターを含む複数のカートリッジ
式フィルターを設けた濾過手段とを備えたものであり、
加圧手段を手動で操作した加圧状態で保持手段により保
持し、加圧手段に設けたスプリングのスプリング圧によ
り被濾過水が加圧され濾過されるため、常時手動により
加圧する必要がなく、その間他の仕事をすることが可能
となり使い勝手が良くなると共に、フィルターの交換も
容易にできるという作用を有する。
るようにスプリングを介して設けられる加圧手段と、こ
の加圧手段の加圧状態を保持する保持手段と、抗菌フィ
ルターおよび殺菌フィルターを含む複数のカートリッジ
式フィルターを設けた濾過手段とを備えたものであり、
加圧手段を手動で操作した加圧状態で保持手段により保
持し、加圧手段に設けたスプリングのスプリング圧によ
り被濾過水が加圧され濾過されるため、常時手動により
加圧する必要がなく、その間他の仕事をすることが可能
となり使い勝手が良くなると共に、フィルターの交換も
容易にできるという作用を有する。
【００１１】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１２】
【実施例】図１に示すように、有底筒状の濾過器本体１
内の被濾過水を加圧する逆止弁２を設けた加圧板３の上
面に押え棒４を設け、濾過器本体１の上方部一端を支点
に上下移動する取手５と押え棒４に連結するスプリング
６を設けて加圧手段７を形成し、加圧手段７の取手５が
押し下げられ加圧状態位置で取手５に係合し、取手５を
保持する保持手段８を設け、濾過器本体１内には加圧板
３により加圧された被濾過水が通るほぼＮ字状の通路を
形成し、大腸菌などの繁殖するのを抑える抗菌フィルタ
ー９や、活性炭を含む脱臭フィルター１０および大腸菌
などを殺菌する殺菌フィルター１１を着脱自在なカート
リッジ式にした複数のフィルターにより形成した濾過手
段１２を設け、濾過手段１２により濾過された濾過水を
給水する給水手段１３を濾過手段１２に接続し構成す
る。
内の被濾過水を加圧する逆止弁２を設けた加圧板３の上
面に押え棒４を設け、濾過器本体１の上方部一端を支点
に上下移動する取手５と押え棒４に連結するスプリング
６を設けて加圧手段７を形成し、加圧手段７の取手５が
押し下げられ加圧状態位置で取手５に係合し、取手５を
保持する保持手段８を設け、濾過器本体１内には加圧板
３により加圧された被濾過水が通るほぼＮ字状の通路を
形成し、大腸菌などの繁殖するのを抑える抗菌フィルタ
ー９や、活性炭を含む脱臭フィルター１０および大腸菌
などを殺菌する殺菌フィルター１１を着脱自在なカート
リッジ式にした複数のフィルターにより形成した濾過手
段１２を設け、濾過手段１２により濾過された濾過水を
給水する給水手段１３を濾過手段１２に接続し構成す
る。
【００１３】上記構成において、川の水等を濾過すると
きには、取手５を上方に引上げた状態で加圧板３上に川
の水等の被濾過水を入れると、被濾過水は加圧板３の開
口状態の逆止弁２を通り濾過器本体１内に入り、一定量
の被濾過水が溜まる。この状態において加圧手段７の取
手５を押し下げると、スプリング６が縮小され取手５が
下降された位置で取手５を保持手段８に保持すると、逆
止弁２が閉鎖状態となった加圧板３は加圧手段７に設け
たスプリング６のスプリング圧により下降し、濾過器本
体１内の被濾過水が加圧され、加圧された被濾過水は濾
過手段１２の抗菌フィルター９、脱臭フィルター１０、
殺菌フィルター１１を順次通り濾過された濾過水は給水
手段１３より給水されて濾過水が得られる。この作用を
繰返し行うことにより必要量の濾過水が得られる。
きには、取手５を上方に引上げた状態で加圧板３上に川
の水等の被濾過水を入れると、被濾過水は加圧板３の開
口状態の逆止弁２を通り濾過器本体１内に入り、一定量
の被濾過水が溜まる。この状態において加圧手段７の取
手５を押し下げると、スプリング６が縮小され取手５が
下降された位置で取手５を保持手段８に保持すると、逆
止弁２が閉鎖状態となった加圧板３は加圧手段７に設け
たスプリング６のスプリング圧により下降し、濾過器本
体１内の被濾過水が加圧され、加圧された被濾過水は濾
過手段１２の抗菌フィルター９、脱臭フィルター１０、
殺菌フィルター１１を順次通り濾過された濾過水は給水
手段１３より給水されて濾過水が得られる。この作用を
繰返し行うことにより必要量の濾過水が得られる。
【００１４】このように本発明の実施例の水の濾過器に
よれば電力を使用する必要がなく、携帯できる大きさに
形成することが可能となるので災害時に停電した場合に
おいても、水の必要な場所において川の水等を利用し、
飲料水および雑用水を簡単に得ることができる。
よれば電力を使用する必要がなく、携帯できる大きさに
形成することが可能となるので災害時に停電した場合に
おいても、水の必要な場所において川の水等を利用し、
飲料水および雑用水を簡単に得ることができる。
【００１５】また、加圧手段７にスプリング６等を用
い、加圧状態で保持する保持手段８を設けることによ
り、常時手動により加圧する必要がなく、労力の消耗も
少なくなり、使い勝手を良くすることができる。
い、加圧状態で保持する保持手段８を設けることによ
り、常時手動により加圧する必要がなく、労力の消耗も
少なくなり、使い勝手を良くすることができる。
【００１６】なお、実施例では加圧板３を加圧するのに
スプリング６を用いて説明したが、ばねを用いても良
く、機械的に圧力が加わる部材であれば良いことはいう
までもない。
スプリング６を用いて説明したが、ばねを用いても良
く、機械的に圧力が加わる部材であれば良いことはいう
までもない。
【００１７】また、濾過手段１２として三種類のフィル
ターを用いて説明したが、濾過水が飲料用にも使用可能
に濾過できる濾過部材を用いても良いことはいうまでも
ない。
ターを用いて説明したが、濾過水が飲料用にも使用可能
に濾過できる濾過部材を用いても良いことはいうまでも
ない。
【００１８】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば濾過器本体内の被濾過水を加圧する加圧板を
上下移動させる加圧手段により加圧された被濾過水が通
り濾過されるように濾過器本体内に濾過手段を設け、加
圧手段の操作を手動で行う構成としたので、携帯が可能
で停電時においても川の水等を利用し飲料水や雑用水を
得ることができる水の濾過器を提供できる。
明によれば濾過器本体内の被濾過水を加圧する加圧板を
上下移動させる加圧手段により加圧された被濾過水が通
り濾過されるように濾過器本体内に濾過手段を設け、加
圧手段の操作を手動で行う構成としたので、携帯が可能
で停電時においても川の水等を利用し飲料水や雑用水を
得ることができる水の濾過器を提供できる。
【００１９】また、加圧板をスプリング圧により加圧す
るように設けた加圧手段の加圧状態を保持する保持手段
を設けたので、常時手動により加圧する必要がなく、使
い勝手が良くなる。
るように設けた加圧手段の加圧状態を保持する保持手段
を設けたので、常時手動により加圧する必要がなく、使
い勝手が良くなる。
【図１】本発明の実施例の水の濾過器の概略構成を示す
断面図
断面図
【図２】従来の雨水処理ユニットの構成を示す構成図
１ 濾過器本体 ２ 逆止弁 ３ 加圧板 ６ スプリング ７ 加圧手段 ８ 保持手段 ９ 抗菌フィルター １１ 殺菌フィルター １２ 濾過手段 １３ 給水手段
Claims (2)
- 【請求項１】有底筒状の濾過器本体と、この濾過器本体
内の被濾過水を加圧する逆止弁を有した加圧板を上下移
動させる加圧手段と、この加圧手段により加圧された被
濾過水が通り濾過されるように前記濾過器本体内に設け
られた濾過手段と、この濾過手段により濾過された濾過
水を給水する給水手段とを備え、前記加圧手段の操作を
手動で行う構成とした水の濾過器。 - 【請求項２】加圧板をスプリング圧により加圧するよう
にスプリングを介して設けられる加圧手段と、この加圧
手段の加圧状態を保持する保持手段と、抗菌フィルター
および殺菌フィルターを含む複数のカートリッジ式フィ
ルターを設けた濾過手段とを備えた請求項１記載の水の
濾過器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033385A JPH09225455A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 水の濾過器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033385A JPH09225455A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 水の濾過器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225455A true JPH09225455A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12385139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8033385A Pending JPH09225455A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 水の濾過器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09225455A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014124564A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 濾過ユニット、及び濁水処理装置 |
| WO2014119243A1 (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | 日本原料株式会社 | 無電源浄水システム |
| CN106315894A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-01-11 | 合肥信诺捷科节能服务有限公司 | 一种自来水厂用安全过滤装置 |
| CN110339605A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-10-18 | 丹阳市现代实业有限公司 | 一种绿色水性涂料制备专用板式过滤机 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8033385A patent/JPH09225455A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014124564A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 濾過ユニット、及び濁水処理装置 |
| WO2014119243A1 (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-07 | 日本原料株式会社 | 無電源浄水システム |
| CN106315894A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-01-11 | 合肥信诺捷科节能服务有限公司 | 一种自来水厂用安全过滤装置 |
| CN110339605A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-10-18 | 丹阳市现代实业有限公司 | 一种绿色水性涂料制备专用板式过滤机 |
| CN110339605B (zh) * | 2019-05-29 | 2023-07-28 | 丹阳市现代实业有限公司 | 一种绿色水性涂料制备专用板式过滤机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |