JPH0922497A - 交通個別誘導方法及び装置 - Google Patents

交通個別誘導方法及び装置

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Publication number
JPH0922497A
JPH0922497A JP7169874A JP16987495A JPH0922497A JP H0922497 A JPH0922497 A JP H0922497A JP 7169874 A JP7169874 A JP 7169874A JP 16987495 A JP16987495 A JP 16987495A JP H0922497 A JPH0922497 A JP H0922497A
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JP
Japan
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road
route
management computer
traffic
passerby
Prior art date
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Pending
Application number
JP7169874A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shimizu
宏 清水
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Akira Naito
彰 内藤
Masahiko Nozoe
賢彦 野添
Chiyo Akamatsu
千代 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路管理コンピュ−タが、道路状況をモニタ
ーして渋滞が発生する以前に、各車両別にそれぞれの予
定ルートを考慮して、渋滞に対する対応策を個別に指示
することで、渋滞の発生を未然に回避するものである。 【構成】 道路状況をモニターする道路管理センター
が、道路の混雑具合と同時に通行する各車両の今後通る
ルートを検出する手段と、検出したルート情報に応じ
て、道路の混雑を予測する手段と、予測した混雑状況に
応じて、どの程度の台数の車両をその道路から他のルー
トに誘導するべきかを算出する手段と、他のルートに誘
導する車両を選択する選択手段と、選択した情報に応じ
て、各車両毎に他のルートへのルート変更を指示する伝
達手段と、各車両がセンターから送られたルート変更指
示を受信し表示する手段を設けること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交通渋滞を緩和するた
めの交通誘導システムに係わり、特に、各車両個別の事
情に応じて、必要な誘導を行うための個別誘導システム
に係わる。
【0002】
【従来の技術】高速道路等の、特に外部からの流入経路
が一定のルートに限定される道路に於ける渋滞は、基本
的に道路自体の持つ輸送能力に対して、通行しようとす
る車両の数が過剰になったときに発生する。一般の道路
では、特にその道路をよく通行する車両は、その道路の
渋滞状況により、各ドライバーが個別に判断して別な道
を選択する、いわゆる裏道を通ることで渋滞の動的な解
決を行っている。しかし高速道路では外部からの流入経
路と共に、流出経路が一定しており、さらに高速道路自
体の輸送能力のポテンシャルの高さにより、各ドライバ
ーは出来るだけ高速道路に留まろうとするため、渋滞の
発生の原因となる。
【0003】特に首都圏の交通に於ける渋滞情報は、首
都圏の主な道路や首都高速道路上に大型ディスプレイを
設置して、逐次ドライバーに伝達する方式を持ってい
る。さらに、各車両個別に有するナビゲーションシステ
ム(自己ルート管理コンピュータ)による地図出力を用
いて、各車両が携帯電話により日本道路交通情報センタ
ーより提供された上記情報を入手し、車載のディスプレ
イに渋滞情報や、工事情報等を表示する方式として、A
TISと呼ばれるシステムが現在試行中である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この技術によれば、A
TISシステム端末を登載した車両は、特に道路上に設
置したディスプレイの視界範囲内でなくても、道路の渋
滞情報を知ることが出来、各車両のドライバーの判断
で、渋滞を回避するべく別なルートを選択して通行する
ことが出来る。
【0005】しかし、この技術はすでに発生した渋滞に
対する対応策であり、またATISシステム端末を登載
した車両が、得られた渋滞情報に対してどのような対応
をするかは、各車両のドライバーに任されている。さら
に渋滞情報を得た各車両の渋滞回避動作によって、新た
な渋滞が発生するという現象に関しては、再び新たな渋
滞情報を流して、各ドライバーに個別に対応策を取って
もらう以外の方法はなかった。
【0006】本発明の目的は、センターが道路状況をモ
ニターして、渋滞が発生する以前に、各車両別にそれぞ
れの予定ルートを考慮して、渋滞に対する対応策をセン
ターから個別に指示することで、渋滞の発生を未然に回
避するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本課題は、道路状況をモ
ニターするセンターが、道路の混雑具合と同時に、通行
する各車両の今後通るルートを検出する手段と、検出し
たルート情報に応じて、道路の混雑を予測する手段と、
予測した混雑状況に応じて、どの程度の台数の車両をそ
の道路から他のルートに誘導するべきかを算出する手段
と、他のルートに誘導する車両を選択する選択手段と、
選択した情報に応じて、各車両毎に他のルートへのルー
ト変更を指示する伝達手段と、各車両がセンターから送
られたルート変更指示を受信し表示する手段を設けるこ
とで解決することが出来る。
【0008】
【作用】センターは道路に設けたカメラ等のセンサや、
工事予定スケジュール等から得た情報及び、各車両が有
するナビゲーションシステムに登録されている目的地及
び予定ルート情報を、伝達手段により受信し、個々の道
路の今後の混雑予想を行う。ある特定の道路が、その道
路の通行容量に比べて流入車両が多く、渋滞が発生する
ことが予想されれば、流入車両のうちのどの程度の台数
を、その道路に入れなければよいかを判定する。次に、
各車両毎の目的地及び予定ルートによって、優先的にそ
の道路を通行させる車を選択し、他の車両には、その道
路を回避するよう指示を出す。
【0009】
【実施例】以下、本発明による交通個別誘導システムの
実施例を図を用いて説明する。
【0010】図1は本発明による交通個別誘導システム
の説明図である。車両1400は、登載したナビゲーシ
ョンコンピュータに自身の目的地や通行ルート等が記憶
されており、GPS(グローバルポジショニングシステ
ム)1300より得た情報により、車両自身の現在位置
を把握しつつ通行している。道路管理センター1000
は、監視カメラ1010等により道路の状況を常に監視
し、道路の通行許容量と、実際の通行量を常に把握して
いる。また、道路管理センター1000は車両1400
と携帯電話1100により通信し、車両1400が保有
している目的地や通行ルート等の情報を得て、道路の今
後の混雑状況を予測する。ここで道路管理センター10
00は車両1400に登載されている携帯電話1100
のアクセス番号を知るすべがないので、まず放送120
0により車両1400に道路管理センター1000に電
話をかけるよう指示を出す。このとき放送1200の電
波には道路管理センター1000のアクセス番号が載せ
られて、車両1400に伝達される。また、この放送は
道路の渋滞情報を伝達するためにも用いることが出来
る。
【0011】図2は本発明による交通個別誘導システム
の実際の動作を示すための、道路状況を上から見た図で
ある。道路2300は、基本的に2車線の道路である。
そしてその道路の通行許容量は、道路の制限速度×2車
線で表現することが出来る。ここで、道路の右車線で事
故が発生2000した状況を示す。事故の発生により車
線は1車線となり、また通行速度も低下するため、道路
の通行許容量は例えば5分の2に減る。この場合、この
道路を走行できる車の台数は、上記制限速度×2車線で
表現される走行台数の5分の2となり、これ以上の台数
の車が流入すると渋滞が発生する。ここで事故発生20
00という事態と、この道路に流入した車両の台数は、
図1に於ける道路管理センターの監視カメラ及び車両か
らの携帯電話によるルート情報より得る。
【0012】ここで仮にこの道路に流入した車両の台数
が、この道路の通行許容量の80%とする。事故による
通行許容量が5分の2になったことで、この道路を渋滞
なく通行可能な台数はこの道路の通行許容量の40%で
あり、この時点での道路の通行許容量の2倍の台数の車
が流入している。従って渋滞を避けるためには、50
%、即ち2台に1台をこの道路から他のルートに回避さ
せる必要があることが分かる。そこでこの道路を通行す
る車両の2台に1台を道路外誘導車両2100として、
回避ルート2400、例えば高速道路の場合は適当な出
口から降ろす等の処置を行い、残りの車は継続通行車両
2200として、この道路2300をそのまま通行させ
る。ここで継続通行させる車両の選択は、図1に於ける
車両自身が有する目的地やルート情報により、どうして
もこの道路を継続利用する必要がある車両を優先的に通
す形で行う。
【0013】図3は本発明による交通個別誘導システム
の、道路管理センターに設置された道路管理コンピュー
タと、車両に登載された車載ナビゲーションコンピュー
タ、即ち自己ルート管理コンピュータのシステムブロッ
ク図の例である。図3(a)は、道路管理コンピュータ
のブロック図である。交通状況検出手段3030は、道
路状況を監視する監視カメラ3000、3010や、監
視センサ3020等の道路状況監視手段、及び後述する
方法で入手した通行車両の車両別ルート情報3051か
ら、道路の状況に関する情報を入手する。この情報の内
容は具体的には実際の道路の通行量(台数/分等)や、
事故や渋滞の発生状況、そして今後この道路に流入する
車両の予測台数等である。
【0014】これらの情報を元に交通量制御指示手段3
040は、これからこの道路に流入する車両の台数と、
この道路が渋滞なく通行可能な台数を比較して、この道
路からどの程度の台数の車両を、どの場所から他のルー
トに回避させればよいかを算出し、通行車両に伝達する
指示として出力する。
【0015】個別情報判断・伝達手段3050は、この
指示情報を各車両別に判断して指示を行う手段である。
車両より各車両別ルート情報を得て、その内容によっ
て、例えばその道路をそのまま利用することで、目的地
への所要時間が大きく短縮できる車両は、優先的にその
道路を通行させ、逆に他の回避ルートを通行しても、目
的地への所要時間にあまり影響が出ない車両には、他の
回避ルートにルート変更をするような指示を、通信設備
を用いて伝達する。
【0016】車両との通信設備として、放送局3200
と、携帯電話に代表される無線による通信手段3100
を備えている。放送局3200は車両に対する一方通行
の情報伝達手段であり、この情報は通行しているすべて
の車両に向けられて発信される。通信手段3100は道
路管理コンピュータと車載ナビゲーションコンピュータ
とを双方向通信で結ぶ手段であり、携帯電話利用による
周波数分離や、後述する赤外線等の光通信によるエリア
分離により、他の車両と混信しない一対一の通信を行
う。
【0017】図3(b)は、車載ナビゲーションコンピ
ュータのブロック図である。CPU3300と、そのバ
ス3350を中心として、メモリ3310、ディスプレ
イ3320、リモコンI/F3330、ICカードI/
F3340、位置検出手段3390や各種通信手段との
I/Fをする変調・復調回路等が接続されている。メモ
リ3310には、マップ3311情報がある。これは地
図のイメージデータであり、ディスプレイ3320に地
図を表示することが可能である。ドライバーはディスプ
レイ3320で地図を見ることが出来る。
【0018】ルート情報3312は、あらかじめドライ
バーがプログラムした、車両の目的地及び途中経路の情
報である。この情報はリモコンI/F3330を介し
て、ドライバーがディスプレイ3320に表示されたガ
イダンスに従って、図示しないリモコンを用いて入力を
行う。また、図5で後述するように、他のコンピュータ
を用いて編集したルート情報を、ICカードに記憶し、
ICカードI/F3340を介してメモリ3310に転
送することも出来る。位置検出手段3390は、GPS
3391により人工衛星から得た情報を用いて車両の座
標を算出する。
【0019】また、トンネルの中などで人工衛星からの
電波が受信できない区間では、トンネルの入り口に於け
る車両の絶対座標と、トンネルの入り口からの車両の相
対移動量をジャイロで検出し、その合成で車両の絶対位
置座標を算出することも可能とする。一般のナビゲーシ
ョンシステムは、前記した地図の上に、位置検出手段3
390で算出した座標にマークを表示し、車両の現在位
置を示す。さらにルート情報3312に従って、途中経
路に進行方向を示すマークを表示する。
【0020】本発明による交通個別誘導システムは、こ
のルート情報3312と、位置検出手段3390による
車両の現在位置情報を、変・復調回路3380により変
調して、通信手段3381により道路管理コンピュータ
に伝送する。そして道路管理コンピュータより得た新た
なルート情報をメモリ3310に記憶し、元のルート情
報3312と併記してディスプレイに表示して、ドライ
バーにルートの変更を促す。場合によってはルート情報
3312を、道路管理コンピュータからの指示に完全に
書き換えることもある。
【0021】道路管理コンピュータと車載ナビゲーショ
ンコンピュータの接続は、以下の手順によって行う。道
路管理コンピュータは管理している道路を通行する車両
の、例えば携帯電話の電話番号等のアクセス番号を知ら
ないので、まず道路管理コンピュータから、放送局32
00を用いて一斉に同報通信を行う。放送内容は、まず
渋滞の発生の可能性を示唆する情報であり、車両から道
路管理コンピュータにアクセスさせる指示、そして道路
管理コンピュータのアクセス番号である。車載ナビゲー
ションコンピュータは、ラジオ3371によってこの情
報を受信し、復調回路3370によりラジオの電波から
情報を取り出す。同時に復調回路3370はハードウェ
アやソフトウェアによる割込み3360によってCPU
3300の動作に割込みをかけ、通常のナビゲーション
動作から、道路管理コンピュータとの通信動作に切換え
る。
【0022】CPU3300は復調回路3370よりバ
ス3350を通じて道路管理コンピュータからの情報を
受け取り、その指示に従って変・復調回路3380を通
して携帯電話等の通信手段3381により道路管理コン
ピュータに接続する。この接続を通して車載ナビゲーシ
ョンコンピュータは、自身のルート情報を始め、車両の
登録番号や道路管理コンピュータから車両にアクセスす
るためのアクセス番号を伝達する。これらの情報の例は
図4にて後述する。そして、同じ回線もしくは放送によ
り、このまま同じ道路を進むか、回避ルートにルート変
更するかの指示を道路管理コンピュータから受信し、デ
ィスプレイ3320に表示して、ドライバーに示す。ま
た、放送を用いて伝達する場合は、放送するデータのフ
ォーマットとして、図10を用いて後述する。
【0023】図4は本発明による交通個別誘導システム
の、道路管理センターに設置された道路管理コンピュー
タに、車両に登載された車載ナビゲーションコンピュー
タが伝達する、車両のナビゲーションデータの内容の一
例を示すフォーマット図である。図4(a)はデータフ
ォーマット例であり、例えば上から順番に並んだシーケ
ンシャルデータである。実際の伝送時にはこのイメージ
のままでもよく、また圧縮処理や符号化処理により、短
時間でエラーのない伝送を行えるような工夫を施しても
良い。4000は車の呼出し番号であり、図3で説明し
たアクセス番号に相当する。
【0024】具体的には、(b)データ具体例に記載し
た携帯電話の電話番号等となる。4010は車種で、該
当車両の名称を示す。特にその車両を目視で確認したと
きに分かりやすい名称となる。4020は登録ナンバー
であり、該当車両を数値的に表現したもので、車両個々
に取り付けてあるナンバープレートの表示と同じもので
ある。4030〜4060は、ナビゲーションデータ本
体であり、座標とその座標を通過した時刻をペアとして
ある。即ち始点座標4030と、時刻4031、中継点
1座標4040と時刻4041、中継点2座標4050
と時刻4051、そして終点座標4060と時刻406
1である。その内容は、例えば13543-4221、07:23のよ
うに表わされ、これは東経135度43分、北緯42度
21分、時刻7時23分という形式となっている。
【0025】また、時刻が未達となっているのは、車両
がその座標にまだ達していないことを示している。最後
に記載したのは車両の現在位置であり、現在位置座標4
070と時刻4071である。この時刻4071は現在
位置座標4070を取得した時刻であり、車載の時計に
より得た情報である。また他の時刻も車載の時計により
取得したものであるので、もし車載の時計が狂っていた
場合でも、道路管理コンピュータは各中継点の時刻を、
このデータを受信した時点での時刻4071からオフセ
ットして求めることで、正確な時刻を割り出すことが出
来る。しかし、車両がGPSにより人工衛星から正確な
現在時刻データを入手している場合は、この時刻は正確
な値を示しているので、その場合は時刻4071の転送
は不要としてもよい。4080は車両の属性を示してお
り、一般/緊急等の区別がつけられている。救急車や消
防車等の車両は緊急扱いとし、目的地が近距離であって
も、特に目的地への到着時刻が最短になるような配慮を
受けることが出来る。
【0026】図5は本発明による交通個別誘導システム
の、車両に登載された車載ナビゲーションコンピュータ
へのルート情報をプログラムする手段を示した説明図で
ある。本実施例では、家庭内ルート編集コンピュータ5
100を用いて、車内ではなく家庭内で行き先への道筋
をプログラムすることが出来る。車両5400の内部に
設置された車載コンピュータ5000は、図3のブロッ
ク図と同様で、地図データ5010を有し、これを図示
しないディスプレイに表示することで、ドライバーに道
を示すことが出来る。家庭内ルート編集コンピュータも
同様な地図データ5110を有しており、家庭内のTV
等の大型ディスプレイに地図を表示して、マウス等でC
AD図面を書くが如く、ルートをプログラムすることが
出来る。このとき地図データ5110は、車載の地図デ
ータ5010と必ずしも同じではなく、例えば行き先の
観光情報や、宿の情報等を含んでも良い。
【0027】さらに図示しない電話回線等のネットワー
クを用いて、観光情報や宿の情報の最新データを逐次ダ
ウンロードすることも出来、例えば宿泊する宿を指定し
た時点で、ネットワークを通じて宿に予約を入れること
も可能である。家庭内ルート編集コンピュータ5100
で編集されたルート情報は、ICカード5300に一度
コピーされ、そのカードを車載コンピュータ5000に
装着することで、図3に示した如く車載コンピュータの
メモリにルート情報が入力される。また、図3の通信手
段を用いて、ICカードのような物理媒体を持たずに、
無線通信5200で、屋外の車両に直接ルート情報を伝
送することも出来る。この無線通信は、通常は車両の駐
車場が家屋から数100m以内にあるとして、携帯電話
のような強力なシステムではなく、小電力無線等や、場
合によっては赤外線による無線通信を用いても良い。ま
た、前記した図示しない電話回線等のネットワークを通
じて、家庭内ルート編集コンピュータから直接道路管理
コンピュータに、ルート情報を伝送することも可能であ
る。
【0028】図6は本発明による交通個別誘導システム
の、各車の予定時刻からの遅延時間を最小にするための
誘導処理を行うとき、遅延時間の評価を行う方法を示し
た第1の実施例である。
【0029】図6(a)は、渋滞回避操作を行わずに、
自然に渋滞が生じたときの各車の遅延時間をグラフに示
したものである。縦軸は遅延時間を時間単位で、横軸は
ここではA〜Hまでの8台の車両のIDを示してある。
分かりやすいように遅延時間が長い順から並べ替えてあ
る。図6(b)は、本発明による交通個別誘導システム
により渋滞回避操作を行った結果を、図6(a)と同様
に示している。ここでは全車の遅延時間の総和が最小に
なるような渋滞回避操作を行った結果である。A〜Eま
では、該当道路をそのまま走行し、F〜Hまでは該当道
路から回避ルートに廻った結果である。A〜Fまでの車
両は遅延時間が減っており、特にFは該当道路から回避
ルートに廻ったことで遅延時間が減ったことを示してい
る。ここで車両GとHは、逆に遅延時間が増加している
が、その増加量はわずかであり、一部の車両のわずかな
時間の損失があっても、全体の遅延時間の総和は激減し
ていることが分かる。
【0030】図7は本発明による交通個別誘導システム
の、各車の予定時刻からの遅延時間を最小にするための
誘導処理を行うとき、遅延時間の評価を行う方法を示し
た第2の実施例である。グラフの構成は図6と同様であ
るが、ここでは縦軸の遅延時間の単位が、目的地までの
予定時間に対するパーセント表示としている。図7
(a)は、図6(a)と同様で、渋滞回避操作を行わず
に、自然に渋滞が生じたときの各車の遅延時間をグラフ
に示したものである。ここでA〜Hまでの車両は、目的
地までの予定時間が長い順に並べてある。
【0031】渋滞による時間損失は、各車両とも時間単
位で略同じと考えられるので、AからHに向かう方向
で、遅延時間のパーセントが増加している。本実施例で
は各車の遅延時間のパーセント表示が、各車の間で同じ
になるような渋滞回避を行った結果である。車両A〜C
は遅延時間のパーセントが増加しているが、これで該当
道路を通行する各車に公平な渋滞回避操作を行うことが
出来る。また図6と同様に遅延時間のパーセント表示の
総和を最小にするような渋滞回避操作を行うことも出来
る。
【0032】いずれにおいても特に目的地が遠距離で、
所要時間がかかる車両ほど、渋滞による遅延時間の重み
が少なくなるので、逆に時間単位での所要時間がかかる
結果になるが、これは必ずしも目的地が遠距離の車両が
回避ルートに降りる訳ではなく、逆に目的地が近距離の
車を積極的に回避ルートに降ろして、早く目的地に到着
させるための操作である。具体的には図2において、目
的地が遠距離の車両は1車線になった道路を継続して通
行する。しかしこの道路の通行速度は必ずしも通常の状
態に戻った訳ではないので、遅延が生ずる。逆に目的地
が近距離の車両は回避ルートに回すことで、さらに早い
ペースで目的地に到着することが可能となる。
【0033】図7(c)は、各車の遅延時間の最適化に
重み付けを行った場合を示す。車両Dは図4の属性情報
に「緊急」と記載された、緊急時の救急車や消防車のよ
うな緊急車両である。これらの車両は遅延時間の評価に
一定の重み付けをすることで、優先度をつけることが出
来る。具体的には遅延時間を例えば10倍に評価して同
様の計算を行えば良く、緊急車両は他の車両の遅延時間
の1/10で目的地に達することが出来る。
【0034】また、本実施例では各車両の到着までの時
間だけをパラメータとして計算を行っているが、例えば
図4の車載コンピュータから道路管理コンピュータへ転
送する情報に、各車両の速度対燃費の情報を盛り込み、
さらにドライバーが「到着までの時間よりも燃費を優先
する」といったリクエストを入れることで、各車両毎に
回避操作を行ったときの燃費計算を行って、これを最適
にするようなルート指示を行うことも可能である。さら
にドライバーが「××時までに到着すれば良い」という
情報を入れれば、この情報を利用してさらに他の車に優
先順位を回して、最適な道路管理を行うことが出来る。
【0035】図8は本発明による交通個別誘導システム
の、道路管理センターに設置された道路管理コンピュー
タと、車両に登載された車載ナビゲーションコンピュー
タの通信方法について示した実施例の説明図である。道
路に流入する車両が必ず通過する場所、例えば高速道路
に於ける料金所8100などに、通信ユニット8020
を設置する。この通信ユニットは小電力無線や赤外光等
の短距離の通信機能を有するもので、本実施例では料金
所8100を通過した車両B8210から、情報821
1を受信する。この情報は道路管理コンピュータ800
0に集められ、図3のブロック図で示した処理を経て通
信ユニット8010を用いて再び車両に戻される。ここ
ではルート変更等の情報8201を車両A8200に送
信しているところである。
【0036】図9は本発明による交通個別誘導システム
の、通信ユニットの具体的な構造の例を示す説明図であ
る。通信ユニット9000は、道路方向に一定の長さを
もっている。従って通信ユニット有効送受信長さ901
0も道路方向に一定の長さを有しており、この区間を走
行する自動車と通信することが出来る。ここで例として
車両速度を最大180km=50m/秒、通信ユニット
有効送受信長さを5mとすると、5m/50m=0.1
秒間だけ通信することが出来る。9600bpsで通信
したとすると、960ビット≒96バイト(シリアル通
信のスタートビット+8ビットデータ+パリティビット
=10ビットとする)の通信を行うことが出来、図4に
示した情報を符号化して転送するには十分なビット数と
考えて良い。
【0037】さらに多くの情報を送りたいときは、通信
ユニット有効送受信長さ9010を長くすれば良く、ま
た料金所等の速度が遅いところで通信する場合は、これ
よりはるかに沢山の情報を伝達することが可能となる。
また、渋滞が発生する近辺ではやはり速度が低下するた
め、多くの情報を通信することが可能である。但し、混
信を防ぐためには通信ユニット有効送受信長さ9010
は、車間距離9110よりも短いことが必要である。し
かし一般的には速度が上がれば上がるほど車間距離は増
加し、車間距離が小さいときは速度が低いので、通信ユ
ニット有効受信長さ9010のエリア内を通過するのに
時間がかかるため、十分な通信時間を持つことが出来
る。
【0038】図10は、図3に於いて放送によって各車
両にルート変更を指示するときの放送データのフォーマ
ット例を示した説明図である。放送であるため個々の車
両に一対一の接続をするわけではなく、放送された内容
はすべての車両が受信する。従って放送内容にはすべて
の車両に対する指示が入っている必要があり、本実施例
では各車両毎にひとまとめになった情報に該当する車両
のID番号をヘッダとして付加して送信する。
【0039】受信する車両は、受信した情報のヘッダを
見て、自身に関する情報を選択して受け取る。図10
(a)は、本実施例によるデータフォーマット例であ
り、ヘッダとして車種10010及び登録ナンバー10
020を先頭に、始点座標10030及び時刻1003
1、中継点1座標10040及び時刻10041、中継
点2座標10050及び予定時刻10051、そして終
点座標10060及び予定時刻10061が転送され
る。ここで始点座標と中継点1座標及びそれぞれの時刻
は、該車両がすでに通過した点であり、確定しているデ
ータである。
【0040】中継点2以降の座標及び予定時刻は、道路
管理コンピュータが算出した最適な渋滞の回避ルート及
びそのルートを通った場合の予定時刻である。図10
(b)に本データフォーマット例に従ったデータの具体
例を示す。記載内容は図4と同一である。また、ドライ
バーが自分の車両の目的地やルートを公開したくない場
合もある。この場合は各車両毎に別な暗号化テーブルに
よる暗号化を行うことで、放送内容を他の車が傍受して
も内容を理解できないようにすることが出来る。具体的
には図10(a)の10030〜10061までを暗号
化すればよい。どの暗号化テーブルを使用するかは、図
4で示したような車両と道路管理コンピュータとの一対
一の通信の中でテーブル番号や内容を、車両と道路管理
コンピュータで示し合わせれば良い。
【0041】図11は本発明による交通個別誘導システ
ムの実際の動作の例を示す動作フローチャートである。
本実施例は一台の車両と交信する都度に、即時回避ルー
トの演算を行い、交信中に指示を返す例である。車両が
一台通過する度に(11000)、図4に示したような
ルート情報を道路管理コンピュータが受信する(110
10)。次に図1の監視カメラ等から入手した道路上の
車の密度等により、道路の走行速度を算出する(110
20)。この情報とルート情報により、車両の中継点及
び目的地までの予想到達時刻を算出する(1103
0)。このとき併せて道路が混雑していないときに車両
が中継点及び目的地に到達するまでの予測も行う。そし
て、混雑による車両の遅延時間を算出する。次に図7
(c)で示したような重み付けを行う(11040)。
【0042】そして、この道路の車両が走行している場
所以降の、幾つかの回避ルート案それぞれについて、過
去に通過した車両すべての遅延時間を再計算し(110
50)、各車の目的地への到着予想時刻を行い(110
60)、これまでに通過した全車両の遅延時間の総和を
計算し評価する(11070)。もっともいい回避ルー
トが確認された時点で、現在交信中の車両のルート変更
指示可否決定を行い通知する(11080)。このとき
すでに該当箇所を通過してすでに回避ルートの指示をも
らっている車両に対しても、道路上の先の場所で改めて
新たな回避ルートを伝達することもある。最後に得た情
報をデータベース(DB)に統計情報として取得し、一
通りの処理を終了する。ここで得た統計情報は、最終的
に実際に発生した混雑や渋滞結果と加味して、次回の混
雑や渋滞の発生を予測する情報とする。
【0043】ここでは1台車両が通過して、その車両と
通信する度にルート情報の収集から指示までをまとめて
行っているが、例えば図8に示したように道路に流入す
るすべての車両に関する情報を入手することが出来れ
ば、図11の11020での車密度による走行速度算出
を、監視カメラによるすでに発生しかけている渋滞から
算出することなく、渋滞の発生以前に車の密度、渋滞の
発生の可能性を算出することが出来、事前に各車に渋滞
回避指示を出すことで、渋滞の発生をさらに未然に防ぐ
ことが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上のような本発明により、従来渋滞が
発生してしまってから情報を流して、回避ルートの選択
も各ドライバーに任されていた道路管理を、渋滞の発生
以前に予測して、且つ各車個別に個々の車両のルート情
報に応じた最適な回避ルートを指示することが出来、交
通網の輸送能力を特定の道路に集中させることなく、十
分に利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による交通個別誘導システムの説明図で
ある。
【図2】本発明による交通個別誘導システムの実際の動
作を示すための、道路状況を上から見た図である。
【図3】本発明による交通個別誘導システムの、道路管
理センターに設置された道路管理コンピュータと、車両
に登載された車載ナビゲーションコンピュータのシステ
ムブロック図の例である。
【図4】本発明による交通個別誘導システムの、道路管
理センターに設置された道路管理コンピュータに、車両
に登載された車載ナビゲーションコンピュータが伝達す
る、車両のナビゲーションデータの内容の一例を示すフ
ォーマット図である。
【図5】本発明による交通個別誘導システムの、車両に
登載された車載ナビゲーションコンピュータへのルート
情報をプログラムする手段を示した説明図である。
【図6】本発明による交通個別誘導システムの、各車の
予定時刻からの遅延時間を最小にするための誘導処理を
行うとき、遅延時間の評価を行う方法を示した第1の実
施例である。
【図7】本発明による交通個別誘導システムの、各車の
予定時刻からの遅延時間を最小にするための誘導処理を
行うとき、遅延時間の評価を行う方法を示した第2の実
施例である。
【図8】本発明による交通個別誘導システムの、道路管
理センターに設置された道路管理コンピュータと、車両
に登載された車載ナビゲーションコンピュータの通信方
法について示した実施例の説明図である。
【図9】本発明による交通個別誘導システムの、通信ユ
ニットの具体的な構造の例を示す説明図である。
【図10】放送によって各車両にルート変更を指示する
ときの放送データのフォーマット例を示した説明図であ
る。
【図11】本発明による交通個別誘導システムの実際の
動作の例を示す動作フローチャートである。本実施例は
一台の車両と交信する都度に、即時回避ルートの演算を
行い、交信中に指示を返す例である。
【符号の説明】
1000 道路管理センター 1010,3000 監視カメラ 1100 携帯電話 1200,3200 放送 1300,3391 GPS 2300 道路 2400 回避ルート 3030 交通状況検出手段 3040 交通量制御指示手段 3050 個別情報判断・伝達手段 3051 車両別ル−ト情報 3310 メモリ 3320 ディスプレイ 3390 位置検出手段 5000 車載コンピュータ 5110 地図データ 5100 家庭内ルート編集コンピュータ 8000 道路管理コンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 内藤 彰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 野添 賢彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 赤松 千代 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の通行状態を管理する道路管理コン
    ピュータと、前記道路管理コンピュータと会話でき且つ
    各通行者の予定ル−ト情報を所持する自己ルート管理コ
    ンピュータとから構成される交通個別誘導装置を用いた
    誘導方法において、自己ルート管理コンピュータは、各
    通行者の予定ルート情報を道路管理コンピュータに伝送
    し、道路管理コンピュータは、道路の通行量及び/また
    は前記予定ル−ト情報を検出してこれらに基づいて特定
    の道路における通行者の集中する予測を行い、前記予測
    結果に基づいて前記特定の道路と他の回避ル−トへのそ
    れぞれの通行量を算出し、前記算出結果に基づいて各通
    行者個別に適した特定の道路または回避ルートを設定
    し、前記設定結果を自己ルート管理コンピュータに伝送
    することを特徴とする交通個別誘導方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 道路管理コンピュ−タは、特定の道路への通行者の集中
    により、各通行者が目的地に到達する当初の予想時刻に
    対して遅延する到達時刻の全通行者の遅延時間の総和が
    最小になるように各通行者個別のル−トを設定すること
    を特徴とする交通個別誘導方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 道路管理コンピュ−タは、特定の道路への通行者の集中
    により、各通行者が目的地に到達する当初の予想時間に
    対して遅延する遅延時間の、前記予想時間に対する増加
    比率が各通行者の間で略等しくなるように各通行者個別
    のルートを設定することを特徴とする交通個別誘導方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 道路管理コンピュ−タから自己ル−ト管理コンピュ−タ
    への信号伝送方法は、携帯電話、放送または赤外線によ
    る光通信を用いることを特徴とする交通個別誘導方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 各通行者の通行するルートの設定を、前記自己ルート管
    理コンピュータ以外の第2のコンピュータにより行い、
    設定したルート情報を自己ルート管理コンピュータに入
    力すると同時に通信手段を通じて道路管理コンピュータ
    にルート情報を伝送することを特徴とする交通個別誘導
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項2または3において、 各通行者の遅延時間の評価を、各通行者別に有する優先
    順位に応じて重み付けをすることを特徴とする交通個別
    誘導方法。
  7. 【請求項7】 道路の通行量及び通行者から得られた各
    通行者の予定ル−ト情報を検出する交通状況検出手段
    と、前記検出手段からの出力に基づいて特定の道路にお
    ける通行者の集中する予測を行い、前記予測結果に基づ
    いて前記特定の道路と他の回避ル−トへのそれぞれの通
    行量を算出する交通量制御指示手段と、前記制御指示手
    段からの出力に基づいて各通行者個別に適した特定の道
    路または回避ルートを設定し、前記設定結果を各通行者
    に伝達する個別情報判断・伝達手段と、から構成される
    ことを特徴とする道路の通行状態を管理する道路管理コ
    ンピュータ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 交通量制御指示手段及び個別情報判断・伝達手段は、特
    定の道路への通行者の集中により、各通行者が目的地に
    到達する当初の予想時刻に対して遅延する到達時刻の全
    通行者の遅延時間の総和が最小になるように各通行者個
    別のル−トを設定して伝達する機能を有することを特徴
    とする道路管理コンピュータ。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 交通量制御指示手段及び個別情報判断・伝達手段は、特
    定の道路への通行者の集中により、各通行者が目的地に
    到達する当初の予想時間に対して遅延する遅延時間の、
    前記予想時間に対する増加比率が各通行者の間で略等し
    くなるように各通行者個別のルートを設定して伝達する
    機能を有することを特徴とする道路管理コンピュータ。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 道路管理コンピュ−タから各通行者への信号伝送手段と
    しての、携帯電話または赤外線による光通信を行う通信
    手段、または放送局を付加したことを特徴とする道路管
    理コンピュータ。
  11. 【請求項11】 請求項8または9において、 各通行者の遅延時間の評価を、各通行者別に有する優先
    順位に応じて重み付けをすることを特徴とする道路管理
    コンピュータ。
  12. 【請求項12】 GPS及びジャイロにより道路を通行
    する通行者の位置を検出する位置検出手段と、各通行者
    が通行するル−ト情報及びマップ情報を記憶するメモリ
    と、通行者の位置情報及びル−ト情報を道路管理コンピ
    ュ−タに伝送するための携帯電話または赤外線光通信用
    通信手段と、道路管理コンピュ−タが指示したル−トま
    たは通行者が設定したル−トを表示するディスプレイ
    と、から構成される自己ル−ト管理コンピュ−タ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の自己ル−ト管理コ
    ンピュ−タを用いたル−ト管理方法において、 各通行者の通行するルートの設定を、前記自己ルート管
    理コンピュータ以外の第2のコンピュータにより行い、
    設定したルート情報を着脱可能な媒体に複写して前記媒
    体を前記自己ルート管理コンピュータに装着し、または
    設定したル−ト情報を無線通信手段を利用することによ
    り、ルート情報を前記自己ルート管理コンピュータに入
    力することを特徴とする自己ルート管理方法。
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