JPH09223983A - スペクトラム拡散通信用送信機及び受信機 - Google Patents

スペクトラム拡散通信用送信機及び受信機

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JPH09223983A
JPH09223983A JP8029610A JP2961096A JPH09223983A JP H09223983 A JPH09223983 A JP H09223983A JP 8029610 A JP8029610 A JP 8029610A JP 2961096 A JP2961096 A JP 2961096A JP H09223983 A JPH09223983 A JP H09223983A
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code
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JP8029610A
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Inventor
Takeshi Inoue
武志 井上
Koji Matsuyama
幸二 松山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/10Code generation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の帯域幅及び拡散率のもとで情報伝送速
度を増加させ、かつ、通常のスペクトラム拡散方式と同
等のチップタイミング及びシンボルタイミング同期特性
を得る。 【解決手段】 直交変調のQ相信号のための拡散符号系
列に対して遅延器20及び選択器22によって情報2に
よる位相変調を適用し、I相信号のための拡散符号系列
には位相変調を適用しない。受信側においては、I相信
号に対してチップタイミング同期及び符号同期を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接拡散方式によ
るスペクトラム拡散通信のための送信機と受信機並びに
スペクトラム拡散通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】伝送すべきディジタル情報をディジタル
符号系列(code sequence)で直接拡散す
る直接拡散方式のスペクトラム通信においては、符号系
列の一周期を情報の1ビットに対応させる場合、符号系
列一周期のビット長が一定であると、伝送すべき情報の
速度に比例して使用帯域が広がる。一方、定められた帯
域内で情報速度を上げるためには、符号系列のビット長
を短かくして拡散率を下げる必要がある。すなわち一般
の直接拡散方式のスペクトラム拡散通信では、与えられ
た帯域幅と拡散率(拡散符号のビット長)の下では或る
一定値以上に情報の速度を上げることができない。
【0003】特開平7−46222号公報には、伝送す
べき情報を直接拡散するための符号系列の符号の位相を
さらに他の情報に基いて変調すること、又は符号系列そ
のものを位相変調して伝送することにより、定められた
帯域幅及び拡散符号長のもとで、一般の直接拡散方式の
スペクトラム拡散通信よりも多量の情報を伝送できる通
信方式が記載されている。この方式では、受信信号にお
いて符号の位相が変調のために変動するので、一般のス
ペクトラム拡散通信において行なわれるように受信信号
と受信側の逆拡散符号との相関を計算することによって
符号同期及びチップ同期を確立し同期を保持することが
できない。そこで、上記公報には通信開始前に特別のビ
ットパターンを双方向で送って同期を確立し、同期確立
後は受信側の符号系列をそれとは逆方向の送信側の符号
系列に同期させることにより同期保持を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、通信を開始する毎に同期を確立するためのビット
パターンを送る必要があり、また、同期確立後の周波数
の微少変動による位相のずれに対応できないという問題
がある。従って本発明の目的は、与えられた帯域幅及び
符号系列長の下でより多くの情報を伝送することがで
き、かつ、受信信号に対する同期の確立及び保持が可能
なスペクトラム拡散通信方式を提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば第1の符
号系列を含む第1の信号を発生する第1の信号発生部
と、第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を
含む第2の信号を発生する第2の信号発生部と、第1及
び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを具備するス
ペクトラム拡散通信用送信機が提供される。
【0006】本発明によれば、第1の符号系列を含む第
1の信号と、第1の情報信号で位相変調された第2の符
号系列を含む第2の信号とで変調された搬送波からなる
受信波を受信して情報信号を復元する受信機であって、
該受信波を復調する復調部と、該復調部で復調された第
1の信号に含まれる第1の符号系列との同期を確立する
ことによって第1の信号の位相を決定する同期部と、該
第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2の
信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定することに
よって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部とを
具備するスペクトラム拡散通信用受信機もまた提供され
る。
【0007】本発明によれば、第1の符号系列を含む第
1の信号を発生する第1の信号発生部と、第1の情報信
号で位相変調された第2の符号系列を含む第2の信号を
発生する第2の信号発生部と、第1及び第2の信号で搬
送波を変調する変調部とを含む送信機と、該送信機から
の受信波を受信して情報信号を復元する受信機であっ
て、該受信波を復調する復調部と、該復調部で復調され
た第1の信号に含まれる第1の符号系列との同期を確立
することによって第1の信号の位相を決定する同期部
と、該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された
第2の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定する
ことによって第1の情報信号を復元する第1の情報復元
部とを含む受信機とを具備するスペクトラム拡散通信シ
ステムもまた提供される。
【0008】第2の信号に含まれる第2の符号系列が情
報信号で位相変調されているのに対して、第1の信号に
含まれる第1の符号系列は位相変調されていないので、
同期の確立及び保持が可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明のスペクトラム拡散
通信用送信機の一具体例に係る送信機のブロック図であ
る。情報1は情報2の2倍のビット速度を有し、シリア
ル/パラレル変換器10で2ビットのパラレル信号に変
換され、各ビットはそれぞれI相(同相)信号及びQ相
(直交)信号として乗算器12,14の一方の入力へ印
加される。乗算器12の他方の入力へはM系列発生器1
6が発生する例えばI相信号の7倍の速度を有する7ビ
ットの符号語からなるM系列(最長符号系列:maximalc
ode sequence)またはより一般的にはPN系列(以下同
様)が印加される。M系列発生器18が出力する7ビッ
トのM系列は遅延器20で1チップ分遅延され、選択器
22へは遅延器20の出力及びM系列発生器18の出力
が入力される。選択器22へは選択信号としての情報2
が入力され、その値に応じて遅延器20の出力又はM系
列発生器18の出力が選択されて、情報2で位相変調さ
れたM系列が出力される。選択器22の出力は乗算器1
4の他方の入力へ印加される。乗算器12及び14にお
いてM系列及び情報2で位相変調されたM系列でそれぞ
れ直接拡散されたI相信号及びQ相信号は直交変調器2
4で、QPSK(4相位相シフトキーイング)変調され
て送信される。直交変調器24は、局部発振器24、局
部発振器24の出力の位相を90°遅らせる遅延器2
8、位相が互いに直交する局部発振信号を拡散されたI
相信号及びQ相信号にそれぞれ乗算する乗算器30及び
32、及び乗算器30,32の出力を合成する合成器3
4からなる周知の構成を有している。
【0010】図2は図1の送信機の動作を説明するタイ
ミングチャートである。M系列発生器16からは(b)
欄に示すように(1110010)のM系列が出力され
る。乗算器12からは、(c)欄に示すように、(a)
欄に示す情報1のI相(情報1I)がHレベルである間
は(b)欄のM系列を反転した(0001101)が出
力され、Lレベルである間はそのまま出力される。この
ようにして、情報1IはM系列(1110010)で直
接拡散される。M系列発生器18からは(f)欄に示す
ようにM系列(1110100)が出力され、(g)欄
に示すように遅延器20で1チップだけ遅延されて(1
101001)が出力される。(e)欄に示す情報2が
Lレベルである間は、(h)欄に示すように選択器22
は遅延されないM系列(1110100)を選択し、H
レベルである間は、遅延されたM系列(110100
1)を選択する。このようにして、M系列発生器18が
出力するM系列は情報2によって位相変調される。乗算
器14からは、(i)欄に示すように、(d)欄に示す
情報1のQ相(情報1Q)がLレベルである間は(h)
欄の選択器22の出力がそのまま出力され、Hレベルで
ある間は反転したものが出力される。このようにして、
情報1Qは情報2で位相変調されたM系列で直接拡散さ
れる。
【0011】図3は本発明のスペクトラム拡散通信用受
信機の一具体例に係る受信機であって、図1の送信機か
らの受信波を受信して情報1及び2を復元する受信機の
ブロック図である。受信入力は直交復調器36によって
I相信号及びQ相信号が復調される。直交復調器36は
局部発振器38、遅延器40及び乗算器42,44から
なる周知の構成を有している。同期部46は図1の送信
側のM系列発生器16が発生するM系列と同一の符号語
(1110010)を有する符号系列をI相信号と同期
させることによってI相信号に含まれるM系列を再生す
るとともに、相関器48,50へシンボルタイミング信
号を与える。同期部46で再生されたM系列により乗算
器52においてI相信号を逆拡散することにより、情報
1Iが復元される。相関器48は同期部46から与えら
れるシンボルタイミング信号に基いて、図1の送信側の
M系列発生器18が発生するM系列と同一の符号語(1
110100)を有し、同期部46において再生された
M系列に同期したM系列を再生するとともに、再生され
たM系列とQ相信号との相関値を計算して出力する。相
関器50は相関器48において再生されるM系列よりも
1チップ分遅延されたM系列を再生し、それとQ相信号
との相関値を計算する。相関器48,50が計算した相
関値は比較器54において比較され、どちらがより高い
相関を示すかを連続的に決定することによって情報2が
復元される。選択器56は相関器48及び50が出力す
る再生M系列の一方を比較器54における比較結果に従
って選択することによって、情報2で位相変調されたM
系列を復元する。これによって乗算器58においてQ相
信号を逆拡散することによって、情報1Qが復元され
る。
【0012】図4は図3の同期部46の構成を示す回路
図である。ラッチ60には図1の送信側のM系列発生器
16が出力する符号系列と同一の符号語がラッチされて
いる。シフトレジスタ62へは入力信号としてI相信号
が1チップずつ入力される。乗算器641-7 においてラ
ッチ60にラッチされている符号語の各ビットとシフト
レジスタ62に現在格納されている入力信号の各ビット
との間でそれぞれ乗算が行なわれ、加算器66において
それらが加算されて、ラッチ60にラッチされている符
号語とシフトレジスタ62に格納されている各ビットと
の間の相関値が計算される。この相関値は比較器68に
おいて固定値と比較され、比較結果をループフィルタ7
0で波形整形することにより、シンボルタイミングを表
わす信号が生成される。この信号により、シフトレジス
タ72へ符号語がロードされ、その内容を1ビットずつ
出力することによって入力信号に符号同期した符号系列
が再生される。なお、実際はシフトレジスタ62,72
へ供給するチップクロックの位相(チップの位相)も入
力信号に同期させる必要があるが、これについても、I
相信号に対して周知のディレイロックドループ(DL
L)を適用することにより容易に達成される。
【0013】図5は図3の相関器48の構成を示す回路
図である。相関値を各符号位相毎に計算する部分及び再
生系列を出力する部分は図4と同一なので同一の符号を
付してその説明を省略する。ラッチ60には図1の送信
側のM系列発生器18が出力する符号系列と同一の符号
語がラッチされる。ラッチ74には同期部46から与え
られるシンボルタイミングに同期して加算器66からの
相関値がラッチされる。
【0014】図6は図3の相関器50の構成を示す回路
図である。ラッチ75及びシフトレジスタ72へはシン
ボルタイミングを遅延器76及び77で1チップ分遅延
したものが与えられる、図7に示すように相関器48,
50の大部分を共通化することもできる。図1に示した
送信機と図3に示した受信機を組み合わせることによ
り、本発明のスペクトラム拡散通信システムが構成され
る。
【0015】図1の送信機において、情報信号に符号系
列を乗算した後、搬送波を乗算しているが、符号系列に
搬送波を乗算した後、情報信号を乗算しても、情報信号
に搬送波を乗算した後、符号系列を乗算しても良い。し
たがって、「符号系列で拡散した情報信号を直交変調す
る」との文言は上記の3通りの場合を包含するものとし
て解釈すべきである。
【0016】説明を簡単にするため、図1には1シンボ
ル周期において2通りの符号位相を1ビットの情報信号
に従って選択する構成を示したが、例えば符号長7のM
系列で直接拡散する場合、22 =4(≦7)通りの位相
を2ビットの情報信号に従って選択する構成も可能であ
る。また、例えば7ビットのM系列に0を追加した符号
長8の符号系列のように、符号長2n の符号系列を使用
すれば、拡散利得は減少するがnビットの情報信号で位
相変調することができる。情報1I又は1Q或いはそれ
らの双方を0または1に固定すれば、1I、1Qの分が
減り情報速度は低くなるが上記の符号長2n の符号系列
のような相関の低い符号系列を用いたときの誤検出を防
止することができる。この場合、乗算器12又は14或
いはそれらの双方は不要である。受信側においても、乗
算器52,58、選択器56及び符号系列を再生するた
めの回路部分は適宜不要になる。
【0017】M系列発生器16及びM系列発生器18に
おいて発生する符号系列は相異なる符号系列であること
が望ましいが同一でも良い。図3の受信機において、位
相不確定性、すなわち、I相信号とQ相信号が入れ替わ
って出力される可能性の除去については示されていない
が、同期語の挿入や差動符号の使用によってこれを達成
する以外に、符号系列の相異を利用して、例えばI相側
で使用されている符号系列と相関の高い復調出力をI相
とすることで達成することもできる。
【0018】図8は本発明のスペクトラム拡散通信用送
信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。図
8の送信機においては、図1の直交変調器24が多値変
調器80に置き換えられる以外は図1の送信機と同じで
ある。多値変調器80は、情報1の連続する2ビットを
シリアル/パラレル変換器10で並列信号に変換した各
ビットX,Yを4レベルの信号に変換するD/A変換器
82と、D/A変換器82の出力電圧に比例した周波数
の信号を出力することによって4FSK変調信号を生成
する電圧制御発振器(VCO)84とから構成される。
VCO84を、局部発信信号の振幅をD/A82の出力
で振幅変調する振幅変調器に置き換えれば、4ASK変
調となる。
【0019】図9に受信側の構成を示す。ミキサ86に
おいて局部発振器88からの局部発振信号を混合してベ
ースバンド信号を得、判定器90において、4FSK変
調にあっては周波数を、4ASK変調にあっては振幅を
判定することによって、信号X,Yを得る。その後の処
理は図3と同じである。従って、図1及び図3のシステ
ムについて述べたと同じ変形が多値変調の場合にもすべ
て可能である。4FSK,4ASKの様な多値変調にお
いては、受信信号の周波数又は振幅を判定することによ
って、X,Yが一義的に決定されるので、直交変調のと
きのような位相不確定性の問題は生じない。従って、前
述したような位相不確定性除去のための特別な処理は不
要である。
【0020】図1及び図3を参照して説明した直交変調
のシステムにおける信号I,Qのそれぞれについてさら
に図8及び図9の多値振幅変調を適用することによって
直交振幅変調(QAM)のような多値位相振幅変調のシ
ステムを容易に実現することができる。この場合、1つ
のチャネルのみについては符号位相を固定して符号位相
の基準として、他のチャネルの符号位相を判定する。
【0021】図10は本発明のスペクトラム拡散通信用
送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。
図10の送信機においては、図8の多値変調器80が、
M系列で直接拡散された信号X,Yをそれぞれ変調する
2値変調器92,94及びそれらの出力を合成して符号
多重する合成器96で置き換えられる。符号多重である
ので、M系列発生器16と18が発生するM系列の符号
語が異なっていることが望ましいが、符号の位相が一致
しないようにすれば同一の符号語であっても良い。
【0022】図11は受信側の構成を示す。判定器98
においては2値が判定され、同期部46及び相関器4
8,50に並列に供給され、符号語の相異又は符号位相
の相異を利用して情報が分離される。図10及び図11
のシステムにおいて、2値変調を図8及び図9の多値変
調方式で置き換えることもできる。この場合にも、複数
のチャネルのうち1つのチャネルについては符号系列に
位相変調をかけないで、他のチャネルの位相の基準とす
る。
【0023】図12は本発明のスペクトラム拡散通信用
送信機の他の具体例に係る送信機のブロック図である。
乗算器14から出力される、情報2で位相変調されたM
系列で情報1を直接拡散したものに、選択器100にお
いて同期語発生器102からの同期語が所定の時間間隔
で挿入され、2値変調器104で変調される。同期語と
しては、すべての可能な符号系列に対して相関の高い符
号系列を使うことが望ましい。例えば、1シンボル内の
すべてのチップで“0”が連続したものと“1”が連続
したものを交互に挿入する。
【0024】図13に受信側の構成を示す。同期部10
6は図4に示した同期部46の構成と同様で良いが、間
欠的に含まれる同期語に対してシンボルタイミングを連
続的に出力するための保護回路が必要である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、限
られた帯域幅及び所定の拡散率のもとで、伝送容量を増
加させることができ、しかも、通常のスペクトラム拡散
通信と同等のチップタイミング及びシンボルタイミング
同期特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の一具
体例に係る送信機のブロック図である。
【図2】図1の送信機の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図3】本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の一具
体例に係る受信機のブロック図である。
【図4】同期部46の構成を示す回路図である。
【図5】相関器48の構成を示す回路図である。
【図6】相関器50の構成を示す回路図である。
【図7】相関器48,50の構成の他の例を示す回路図
である。
【図8】本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他の
具体例に係る送信機のブロック図である。
【図9】本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の他の
具体例に係る受信機のブロック図である。
【図10】本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他
の具体例に係る送信機のブロック図である。
【図11】本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の他
の具体例に係る受信機のブロック図である。
【図12】本発明のスペクトラム拡散通信用送信機の他
の具体例に係る送信機のブロック図である。
【図13】本発明のスペクトラム拡散通信用受信機の他
の具体例に係る受信機のブロック図である。
【符号の説明】
24…直交変調器 80…多値変調器

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の符号系列を含む第1の信号を発生
    する第1の信号発生部と、 第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む
    第2の信号を発生する第2の信号発生部と、 第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを具備
    するスペクトラム拡散通信用送信機。
  2. 【請求項2】 前記第2の信号発生部は、 第2の符号系列を発生する符号系列発生器と、 符号系列発生器の出力を様々に遅延することによって符
    号の位相が互いに異なる複数の符号系列を発生する遅延
    器と、 第1の情報信号の値に応じて該複数の符号系列の1つを
    選択して出力することによって、位相変調された第2の
    符号系列を発生する選択器とを含む請求項1記載の送信
    機。
  3. 【請求項3】 前記第2の信号発生部は、位相変調され
    た第2の符号系列で第2の情報信号を直接拡散して第2
    の信号を発生する乗算器を含む請求項1又は2記載の送
    信機。
  4. 【請求項4】 前記第1の信号発生部は、第3の情報信
    号を第1の符号系列で直接拡散して第1の信号を発生す
    る乗算器を含む請求項1,2又は3記載の送信機。
  5. 【請求項5】 前記変調部は、第1及び第2の信号をそ
    れぞれ同相信号入力及び直交信号入力とする直交変調器
    を含む請求項1〜4のいずれか1項記載の送信機。
  6. 【請求項6】 前記変調部は、第1及び第2の信号を、
    相異なる複数の値を有する多値信号であって第1及び第
    2の信号の値の可能な組み合わせの各々が相異なる値の
    各々に対応するものに変換する信号変換器と、 該多値信号で搬送波を変調する変調器とを含む請求項1
    〜4のいずれか1項記載の送信機。
  7. 【請求項7】 前記変調部は、第1及び第2の信号で搬
    送波をそれぞれ変調する第1及び第2の変調器と、 該第1及び第2の変調器の出力を合成して送信信号とす
    る合成器とを含む請求項1〜4のいずれか1項記載の送
    信機。
  8. 【請求項8】 前記第1の信号発生部は、第1の信号と
    して、第1の符号系列からなる同期語を発生し、 前記変調部は、 該第1の信号及び第2の信号を交互に選択して出力する
    選択器と、 該選択器の出力で搬送波を変調する変調器とを含む請求
    項1〜3のいずれか1項記載の送信機。
  9. 【請求項9】 前記第2の符号系列の符号長は2のべき
    乗である請求項1〜8のいずれか1項記載の送信機。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の符号系列は互いに
    同一の符号語を有する請求項1〜7のいずれか1項記載
    の送信機。
  11. 【請求項11】 第1の符号系列を含む第1の信号と、
    第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む
    第2の信号とで変調された搬送波からなる受信波を受信
    して情報信号を復元する受信機であって、 該受信波を復調する復調部と、 該復調部で復調された第1の信号に含まれる第1の符号
    系列との同期を確立することによって第1の信号の位相
    を決定する同期部と、 該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2
    の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定すること
    によって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部と
    を具備するスペクトラム拡散通信用受信機。
  12. 【請求項12】 前記第1の情報復元部は、前記第2の
    符号系列と同一の符号語を有し第1の信号の位相を基準
    とした符号の位相が互いに異なる複数の符号系列と第2
    の信号との相関値をそれぞれ計算する複数の相関器と、 該複数の相関器が計算した相関値を互いに比較して第2
    の信号との相関が最も高い符号系列を連続的に決定する
    ことによって、第1の情報信号を復元する比較器とを含
    む請求項11記載の受信機。
  13. 【請求項13】 前記第2の信号は、位相変調された第
    2の符号系列で第2の情報信号を直接拡散して発生され
    たものであり、 復元された第1の情報信号に基づき、前記複数の符号系
    列の中から第2の信号との相関が最も高いものを連続的
    に選択する選択器と、 該選択器が選択した符号系列を第2の信号に乗算するこ
    とによって第2の情報信号を復元する乗算器とを含む第
    2の情報復元部をさらに具備する請求項12記載の受信
    機。
  14. 【請求項14】 前記第1の信号は、第1の符号系列で
    第3の情報信号を直接拡散して発生されたものであり、 前記同期部は第1の信号に含まれる第1の符号系列と同
    一の符号語を有し第1の符号系列と同期した符号系列を
    出力し、 同期部が出力する符号系列を第1の信号に乗算すること
    によって第3の情報信号を復元する乗算器を含む第3の
    情報復元部をさらに具備する請求項12又は13記載の
    受信機。
  15. 【請求項15】 前記受信波は第1及び第2の信号をそ
    れぞれ同相信号入力及び直交信号入力として搬送波を直
    交変調したものからなり、 前記復調部は受信波を直交復調して第1及び第2の信号
    を出力する直交復調器を含む請求項11〜14記載のい
    ずれか1項記載の受信機。
  16. 【請求項16】 前記受信波は、第1及び第2の信号の
    値の可能な組み合わせの各々が相異なる値の各々に対応
    する多値信号で搬送波を変調したものからなり、 前記復調部は受信波を多値復調して第1及び第2の信号
    を出力する多値復調器を含む請求項11〜14のいずれ
    か1項記載の受信機。
  17. 【請求項17】 前記受信波は搬送波を第1及び第2の
    信号でそれぞれ変調した後合成したものからなる請求項
    11〜14のいずれか1項記載の受信機。
  18. 【請求項18】 前記受信波は前記第1の信号及び第2
    の信号を交互に含む請求項11〜13のいずれか1項記
    載の受信機。
  19. 【請求項19】 前記第2の符号系列の符号長は2のべ
    き乗である請求項11〜18のいずれか1項記載の受信
    機。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2の符号系列は互いに
    同一の符号語を有する請求項11〜17のいずれか1項
    記載の受信機。
  21. 【請求項21】 第1の符号系列を含む第1の信号を発
    生する第1の信号発生部と、 第1の情報信号で位相変調された第2の符号系列を含む
    第2の信号を発生する第2の信号発生部と、 第1及び第2の信号で搬送波を変調する変調部とを含む
    送信機と、 該送信機からの受信波を受信して情報信号を復元する受
    信機であって、 該受信波を復調する復調部と、 該復調部で復調された第1の信号に含まれる第1の符号
    系列との同期を確立することによって第1の信号の位相
    を決定する同期部と、 該第1の信号の位相に基いて、復調部で復調された第2
    の信号に含まれる第2の符号系列の位相を判定すること
    によって第1の情報信号を復元する第1の情報復元部と
    を含む受信機とを具備するスペクトラム拡散通信システ
    ム。
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