JPH09223241A - オブジェクトの選択方法 - Google Patents

オブジェクトの選択方法

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JPH09223241A
JPH09223241A JP8030522A JP3052296A JPH09223241A JP H09223241 A JPH09223241 A JP H09223241A JP 8030522 A JP8030522 A JP 8030522A JP 3052296 A JP3052296 A JP 3052296A JP H09223241 A JPH09223241 A JP H09223241A
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JP
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JP8030522A
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English (en)
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Akiko Shinozuka
晶子 篠塚
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先に入力された序列が下位の少なくとも2つ
のオブジェクトが、後から入力された序列が上位のオブ
ジェクトの表示部領域内に完全に重なって隠れている場
合でも、これらのオブジェクトのうちの所望のオブジェ
クトを選択可能とする。 【解決手段】 左右2つのボタンを有するマウスを用
い、このこのマウスの左ボタンを押したとき、序列が最
上位のオブジェクトの表示領域内にカーソルの位置座標
を含むときは、最上位のオブジェクトが選択されたもの
とし、前記マウスの右のボタンを押したときは、前記序
列が最上位のオブジェクト以外のオブジェクトのうち
の、表示領域内にカーソルの位置座標を含むオブジェク
トを選択されたオブジェクトとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置にお
ける表示装置の画面上に表示された複数のオブジェクト
のうちの所望のオブジェクトを、ポインティングデバイ
スにより選択するためのオブジェクト選択方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、静止画を作成するドローツール
や、ハイパーメディアアプリケーションを構築するオー
サリングツール等の画像処理装置においては、表示装置
の画面上で図形や記号あるいは文字,イラスト等の画像
をレイアウトする機能を有している。
【0003】このレイアウトでは、図形や画像・文字を
それぞれ独立したオブジェクトとして扱い、所望のオブ
ジェクトをマウス等のポインティングデバイスやキーボ
ードにより順次入力した後、入力したオブジェクトの移
動、あるいはオブジェクトの色や大きさなどの属性設定
等の処理を行うために、その処理の対象となるオブジェ
クトを指定して選択することが行われる。
【0004】図6及び図7はこのようなレイアウトにお
ける従来のオブジェクト選択方法を示しており、図にお
いて8aと8bは図示しないマウス(ポインティングデ
バイス)やキーボードにより入力されてブラウン管ある
いは液晶による表示装置の画面上に表示されたオブジェ
クト、Cはカーソル、Mは選択されたオブジェクトに符
されるマークである。
【0005】この種の表示装置の画面は3次元的に扱わ
れていて、同一領域に複数のオブジェクトが入力された
場合、これらのオブジェクトには入力順序によって重な
りの上下関係が生じるのもとなっており、この図では矩
形のオブジェクト8aは楕円のオブジェクト8bより先
に入力され、オブジェクト8aの一部はオブジェクト8
bと同一領域に表示されるため、オブジェクト8bの下
に隠れている状態を示している。
【0006】尚、入力されるすべてのオブジェクトは、
表示領域の重なりいかんによらず入力順に序列をもって
組み込まれるものとなっている。そこで、いま、矩形の
オブジェクト8aを選択する場合を例にとって説明する
と、図6(a)に示したようにカーソルCをオブジェク
ト8a上のオブジェクト8bと重なっていない部分に移
動してマウスのボタンをクリックする。
【0007】これによりオブジェクト8aが選択され、
その印として図6(b)に示したようにオブジェクト8
aにマークMが符される。無論、カーソルCをオブジェ
クト8b上に移動して、マウスのボタンをクリックすれ
ば、オブジェクト8bが選択され、マークMが符されて
表示されるが、この方法では、図6(a)に示した斜線
の領域、つまりオブジェクト8aとオブジェクト8bが
重なっている部分にカーソルCを移動して、マウスのボ
タンをクリックした場合、通常は、後から入力されたオ
ブジェクト8bつまり序列が上位のオブジェクト8bが
選択されるものとなっている。
【0008】一方、別の方法としては、図7(a)に破
線で示したようにマウスのドラッグスルーでオブジェク
ト8aをとり囲む矩形を描く方法があり、これによりオ
ブジェクト8aが選択され、その印として図7(b)に
示したようにオブジェクト8aにマークMが符される。
このようなオブジェクトの選択処理において、選択され
たオブジェクトの認識は、入力されたすべてのオブジェ
クトの表示領域のデータと、入力順の序列データを基に
行われている。
【0009】すなわち、図6の方法では、カーソル移動
後、マウスのボタンがクリックされると、画面上に存在
するオブジェクトを序列が最上位のものから順に検索
し、カーソルが位置する座標を領域内に含むオブジェク
トが存在した場合は、そのオブジェクトを選択されたも
のとして認識する。また、図7の方法は、前記序列デー
タは参照せず、マウスのドラッグスルーで囲まれた領域
に包含されるオブジェクトを検索し、該当するオブジェ
クトを選択されたものとして認識するもので、この方法
では、マウスのドラッグスルーで複数のオブジェクトが
囲まれた場合、囲まれたすべてのオブジェクトを選択さ
れたものとして認識するものとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオブジェクト選択方法は、以下の課題を有して
いる。図8は同一領域に2つのオブジェクトが入力され
た状態を示す図であり、同図(a) は先に入力された矩
形のオブジェクト8cが、後から入力れたオブジェクト
8dの下側に完全に隠れて存在する状態を表している。
【0011】このような状態の場合、上述した図6の方
法では、2つのオブジェクトが重なっている部分のカー
ソルCを移動してマウスのボタンをクリックすると、後
から入力されたオブジェクトつまり序列が上位のオブジ
ェクトが選択されるものとなっていることから、先に入
力された矩形のオブジェクト8cを選択することが不可
能である。
【0012】一方、図7の方法では、マウスのドラッグ
スルーにより、図8 (b) または同図 (c) に示したよ
うにオブジェクト8cをとり囲む矩形を描くことができ
るので、オブジェクト8cを選択することは可能である
が、オブジェクト8dを選択しようとして、このオブジ
ェクト8dをマウスのドラッグスルーにより矩形で囲む
と、このオブジェクト8dの表示領域内にあるオブジェ
クト8cまで囲んでしまうため、オブジェクト8dとオ
ブジェクト8cの両方が選択されることになってしま
い、オブジェクト8dのみを選択することが不可能であ
る。
【0013】そこで、図6の方法と図7の方法の両方を
合わせ、オブジェクト8cを選択する場合は、図7の方
法で行い、オブジェクト8dを選択する場合は、図6の
方法で行いう方法が提案されている。しかし、このよう
な方法でもオブジェクトの選択が困難な場合がある。す
なわち、図9は同一領域に3つのオブジェクトが入力さ
れた状態を示す図であり、先に入力された矩形のオブジ
ェクト8e,8fが、後から入力れたオブジェクト8g
の下側に隠れて存在する状態を表している。
【0014】一般にこのような場合の表示装置の画面の
状態は、オブジェクト8gのみが目視可能で、このオブ
ジェクト8gの下にあるオブジェクト8e,8fは目視
できない状態にあり、そのためオペレータは入力時の自
身の記憶により位置を想像してマウスを操作することに
よりオブジェクト8eまたは8fを選択することになる
が、この図9に見られるように2つのオブジェクト8
e,8fの大きさに殆ど差がなく、しかも両者が完全に
重なった状態にあると、マウスのドラッグスルーにより
小さい方のオブジェクト8eをとり囲む矩形を正確に描
くことは難しく、従ってオブジェクト8eの選択が極め
て困難である。
【0015】また、この方法では、マウスのドラッグス
ルーが描く矩形で囲まれたオブジェクトはすべて選択さ
れることになるため、オブジェクト8fを選択するため
にこれを矩形で囲むと、このオブジェクト8fより小さ
いオブジェクト8eも同時に選択されてしまい、そのた
めオブジェクト8fを単独で選択することは不可能であ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明は、表示装置の画面の同一領域に入力され、
その入力順の早い方を下位、遅い方を上位とする序列を
もって上下に重なるように表示された複数のオブジェク
トをカーソルで指定して選択するためのオブジェクトの
選択方法において、2つのオブジェクト選択ボタンを有
するポインティングデバイスを用い、このポインティン
グデバイスの一方のオブジェクト選択ボタンを押したと
き、序列が最上位のオブジェクトの表示領域内にカーソ
ルの位置座標を含むときは、最上位のオブジェクトが選
択されたものとし、前記ポインティングデバイスの他方
のオブジェクト選択ボタンを押したときは、前記序列が
最上位のオブジェクト以外のオブジェクトのうちの、表
示領域内にカーソルの位置座標を含むオブジェクトを選
択されたオブジェクトとすることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明によるオブジェクト
選択方法の第1の実施の形態を示すフローチャート、図
2は本発明で用いる画像処理装置の構成を示すブロック
図である。まず、図2について説明すると、1はオブジ
ェクトの入力や選択されたオブジェクトの属性設定等を
行うためのキーボード等の入力装置、2は1つまたは2
つのオブジェクト選択ボタンを有するマウス、3は入力
装置1やマウス2によって入力されたオブジェクト等を
表示するCRTやLCDによる表示装置、4は図1の方
法を実行するためのプログラムを格納したROM、5は
入力されたオブジェクトの領域データと入力順の序列デ
ータ及び選択されたオブジェクトの有無のデータを格納
するRAM、6は1〜5の構成要素を制御して図1の方
法を実行させるCPU(制御手段)である。
【0018】図3は入力された各オブジェクトの関係を
示す説明図で、7aと7bと7cはオブジェクトであ
り、7cが最初、7bがその次、7aが最後に入力され
たものとする。また、オブジェクト7cは7bより小さ
く、オブジェクト7bは7aより小さいものとしてい
る。
【0019】この図においては、オブジェクト7aは7
bに完全に重なり、オブジェクト7bも7cに完全に重
なった状態で入力されている状態を示し、従ってオブジ
ェクト7a〜7bの重なり状態は図の如くとなり、表示
装置3の画面上ではオブジェクト7cのみが目視可能と
なっているが、オブジェクト7a〜7bは必ずしもこの
ような重なりで入力されるわけではなく、オブジェクト
7aから オブジェクト7bや7cの一部または全部が
はみ出すような入力状態もあり、更にオブジェクト7b
から7cがはみ出すような入力状態もあり得る。
【0020】次に、図2及び図3を参照して図1に示し
たオブジェクト選択方法をSで示したステップに従って
説明する。尚、この実施形態ではマウス2は左右の2つ
のボタン(オブジェクト選択ボタン)を有するものと
し、予めオブジェクト7a〜7bが入力されてその情報
がRAM5に格納されているものとする。 S1: CPU6はマウス2を監視しており、オペレー
タによりマウス2の左ボタンが押されたかどうかを判断
して、押されたと判断した場合はS3へ、押されないと
判断した場合はS2へ移行する。 S2: CPU6はオペレータによりマウス2の右ボタ
ンが押されたかどうかを判断して、右ボタンが押された
と判断した場合はS3へ、押されないと判断した場合は
S1へ戻り、押されたと判断した場合はS3へ移行す
る。 S3: CPU6はRAM5の格納データに基づいて選
択されたオブジェクトの有無を判断し、無い場合は5に
跳び、有る場合はS4へ移行する。 S4: CPU6は選択状態にあるオブジェクトを非選
択状態にし、そのデータをRAM5に格納する。 S5: CPU6はRAM5の格納データのうちの、最
後に入力された序列が最上位のオブジェクト、つまり、
図3に示したオブジェクト7aの領域データを読み出
す。 S6: CPU6は読み出したオブジェクトの領域デー
タに基づいて、このオブジェクトの表示領域内に現在の
表示装置3の画面上におけるカーソルCの位置の座標を
含んでいるか否かを判断し、含んでいる場合はS9へ移
行し、含んでいない場合はS7へ移行する。 S7: CPU6は序列が最下位のオブジェクトまで調
べたか否かを判断し、調べた場合はオペレータの入力ミ
スとして処理終了とし、まだ調べていない場合はS8へ
移行する。 S8: CPU6はRAM5の格納データのうちの、序
列が次のオブジェクトの領域データを読み出し、S6へ
戻る。 S9: CPU6は前記S5またはS8で読み出したオ
ブジェクトをオペレータが選択したものと認識し、この
オブジェクトを選択したというデータをRAMに格納し
て選択処理を終了する。
【0021】以上のS1〜S9の処理によれば、S1か
らS3〜S6を経てS9を通るステップにより序列が最
上位のオブジェクト7aを選択することができ、またオ
ブジェクト7aからはみ出したオブジェクトがある場
合、そのオブジェクトをS6からS7,S8を通るステ
ップにより選択することができる。 S10: 前記S2にて、右ボタンが押されたと判断し
た場合、CPU6はRAM5の格納データに基づいて納
されている選択されたオブジェクトの有無を判断し、無
い場合はオペレータの入力ミスとして処理終了とし、有
る場合はS11へ移行する。 S11: CPU6はRAM5の格納データのうちの、
現在選択されているオブジェクトの選択状態を解除し
て、序列が次位のオブジェクトの領域データを読み出
す。 S12: CPU6は読み出したオブジェクトの領域デ
ータに基づいて、このオブジェクトの表示領域内に現在
の表示装置3の画面上におけるカーソルCの位置の座標
を含んでいるか否かを判断し、含んでいる場合はS15
へ移行し、含んでいない場合はS13へ移行する。 S13: CPU6は序列が最下位のオブジェクトまで
調べたか否かを判断し、調べた場合はオペレータの入力
ミスとして処理終了とし、まだ調べていない場合はS1
4へ移行する。 S14: CPU6はRAM5の格納データのうちの、
次の序列のオブジェクトの領域データを読み出し、S1
4へ戻る。 S15: CPU6は前記S11またはS14で読み出
したオブジェクトをオペレータが選択したものと認識
し、このオブジェクトを選択したというデータをRAM
に格納して選択処理を終了する。
【0022】以上のS2、S10〜S15の処理により
最上位のオブジェクト7aの下に完全に重なっているオ
ブジェクト7bまたは7cを選択することができ、しか
も、この場合オブジェクト7bと7cは完全に重なって
いなくとも、その選択を可能としている。図4は上述し
たオブジェクトの選択方法の要約を示す図で、ここでは
図3と同様にオブジェクト7aの下にオブジェクト7b
と7cが完全に重なった状態で入力されて表示されてい
る状態を示している。
【0023】そこで、図4(a)に示したように、カー
ソルCをオブジェクト7a,7b,7cが重なった部分
の位置に移動させ、この状態でマウス2の左ボタンをク
リックをすると、オブジェクト7aにマークMが符さ
れ、オブジェクト7aが選択状態になる。一方、オブジ
ェクト7aが選択されている状態で、マウス2の右ボタ
ンをクリックすると、同図(b)に示したように、オブ
ジェクト7aの下位にあるオブジェクト7bにマークM
が符され、オブジェクト7bが選択状態になる。
【0024】この、オブジェクト7bが選択された状態
においてマウス2の右ボタンを再度クリックすると、同
図(c)に示したように、オブジェクト7bの下位にあ
るオブジェクト7cにマークMが符され、オブジェクト
7cが選択状態になる。以上説明した第1の実施の形態
によれば、先に入力された序列が下位の少なくとも2つ
のオブジェクトが、後から入力された序列が上位のオブ
ジェクトの表示部領域内に隠れている場合でも、これら
のオブジェクトのうちの所望のオブジェクトを選択する
ことが可能となる。
【0025】図5は本発明によるオブジェクト選択方法
の第2の実施の形態を示すフローチャートで、このオブ
ジェクト選択方法を図2及び図3を参照し、ステップに
従って説明する。尚、この実施形態ではマウス2の使用
ボタン(オブジェクト選択ボタン)は1つとし、予めオ
ブジェクト7a〜7bが入力されてその情報がRAM5
に格納されているものとする。 S1: CPU6はマウス2を監視しており、オペレー
タによりマウス2のボタンが押されたかどうかを判断し
て、押されないと判断した場合は監視を続け、押された
と判断した場合はS2へ移行する。 S2: CPU6はRAM5の格納データに基づいて選
択されたオブジェクトの有無を判断し、有る場合はS8
へ、無い場合はS3へ移行する。 S3: CPU6はRAM5の格納データのうちの最後
に入力された序列が最上位のオブジェクト、つまり、図
3に示したオブジェクト7aの領域データを読み出す。 S4: CPU6は読み出したオブジェクトの領域デー
タに基づいて、このオブジェクトの表示領域内に現在の
表示装置3の画面上におけるカーソルCの位置の座標を
含んでいるか否かを判断し、含んでいる場合はS7へ移
行し、含んでいない場合はS5へ移行する。 S5: CPU6は序列が最下位のオブジェクトまで調
べたか否かを判断し、調べた場合はオペレータの入力ミ
スとして処理終了とし、まだ調べていない場合はS6へ
移行する。 S6: CPU6はRAM5の格納データのうちの、次
の序列のオブジェクトの領域データを読み出してS4へ
戻る。 S7: CPU6は前記S3またはS6で読み出したオ
ブジェクトをオペレータが選択したものと認識し、この
オブジェクトを選択したというデータをRAMに格納し
て選択処理を終了する。
【0026】以上のS1〜S7の処理によれば、S1か
らS3,S4を経てS7を通るステップにより序列が最
上位のオブジェクト7aを選択することができ、またオ
ブジェクト7aからはみ出したオブジェクトがある場
合、そのオブジェクトをS4からS5,S6を通るステ
ップにより選択することができる。 S8: 前記S2にて選択されたオブジェクトが有ると
判断した場合、CPU6はその選択されているオブジェ
クト領域データをRAM5から読み出す。 S9: CPU6は読み出したオブジェクトの領域デー
タに基づいて、このオブジェクトの表示領域内に現在の
表示装置3の画面上におけるカーソルCの位置の座標を
含んでいるか否かを判断して、含んでいない場合はS1
0へ移行し、含んでいる場合はS11へ移行する。 S10: CPU6は選択状態にあるオブジェクトを非
選択状態にし、そのデータをRAM5に格納して、S3
へ移行する。 S11: CPU6はRAM5の格納データのうちの、
現在選択されているオブジェクトの選択状態を解除し
て、序列が次位のオブジェクトの領域データを読み出
す。 S12: CPU6は読み出したオブジェクトの領域デ
ータに基づいて、このオブジェクトの表示領域内に現在
の表示装置3の画面上におけるカーソルCの位置の座標
を含んでいるか否かを判断し、含んでいる場合はS14
へ移行し、含んでいない場合はS16へ移行する。 S13: CPU6は序列が最下位のオブジェクトまで
調べたか否かを判断し、調べた場合はオペレータの入力
ミスとして処理終了とし、まだ調べていない場合は、S
14へ移行する。 S14: CPU6はRAM5の格納データのうちの、
次の序列のオブジェクトの領域データを読み出し、S1
2へ戻る。 S15: CPU6は前記S11またはS14で読み出
したオブジェクトをオペレータが選択したものと認識
し、このオブジェクトを選択したというデータをRAM
に格納して選択処理を終了する。
【0027】以上のS2、S8〜S15の処理により最
上位のオブジェクト7aの下に完全に重なっているオブ
ジェクト7bまたは7cを選択することができ、しか
も、この場合オブジェクト7bと7cは完全に重なって
いなくとも、その選択を可能としている。この第2の実
施の形態におけるオペレータの操作を図4を参照して説
明する。
【0028】オブジェクトが何も選択されていない時、
図4(a)に示したように、カーソルCをオブジェクト
7a,7b,7cが重なった部分の位置に移動させ、こ
の状態でマウス2のボタンをクリックをすると、オブジ
ェクト7aにマークMが符され、オブジェクト7aが選
択状態になる。一方、オブジェクト7aが選択されてい
る状態で、マウス2のボタンを再度クリックすると、同
図(b)に示したように、オブジェクト7aの下位にあ
るオブジェクト7bにマークMが符され、オブジェクト
7bが選択状態になる。
【0029】この、オブジェクト7bが選択された状態
において、マウス2のボタンを更にクリックすると、同
図(c)に示したように、オブジェクト7bの下位にあ
るオブジェクト7cにマークMが符され、オブジェクト
7cが選択状態になる。従って、この第2の実施の形態
においても、第1の実施の形態と同様に、先に入力され
た序列が下位の少なくとも2つのオブジェクトが、後か
ら入力された序列が上位のオブジェクトの表示部領域内
に隠れている場合でも、これらのオブジェクトのうちの
所望のオブジェクトを選択することが可能となる。
【0030】尚、上述した実施の形態では、マウスを使
用するものとして説明したが、これにに限定されるもの
ではなく、マウスと同様の機能を持つポインティングデ
バイスを使用しても同様にオブジェクトを選択すること
が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2つのオ
ブジェクト選択ボタンを有するポインティングデバイス
を用い、このポインティングデバイスの一方のオブジェ
クト選択ボタンを押したとき、序列が最上位のオブジェ
クトの表示領域内にカーソルの位置座標を含むときは、
最上位のオブジェクトが選択されたものとし、前記ポイ
ンティングデバイスの他方のオブジェクト選択ボタンを
押したときは、前記序列が最上位のオブジェクト以外の
オブジェクトのうちの、表示領域内にカーソルの位置座
標を含むオブジェクトを選択されたオブジェクトとする
か、または、1つのオブジェクト選択ボタンを有するポ
インティングデバイスを用い、このポインティングデバ
イスのオブジェクト選択ボタンを押したとき、選択され
た状態のオブジェクトの有無を調べ、選択された状態の
オブジェクトが無く、序列が最上位のオブジェクトの表
示領域内にカーソルの位置座標を含むときは、最上位の
オブジェクトが選択されたものとし、選択された状態の
オブジェクトがあるときは、前記序列が最上位のオブジ
ェクト以外のオブジェクトのうちの、表示領域内にカー
ソルの位置座標を含むオブジェクトを選択されたオブジ
ェクトとする方法としているため、先に入力された序列
が下位の少なくとも2つのオブジェクトが、後から入力
された序列が上位のオブジェクトの表示部領域内に完全
に重なって隠れている場合でも、これらのオブジェクト
のうちの所望のオブジェクトを選択することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオブジェクト選択方法の第1の実
施の形態を示すフローチャートである。
【図2】本発明で用いる画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】各オブジェクトの関係を示す説明図である。
【図4】オブジェクトの選択操作を示す説明図である。
【図5】本発明によるオブジェクト選択方法の第2の実
施の形態を示すフローチャートである。
【図6】従来例を示す図である。
【図7】別の従来例を示す図である。
【図8】同一領域に2つのオブジェクトが入力された状
態を示す図である。
【図9】同一領域に3つのオブジェクトが入力された状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 マウス 3 表示装置 4 ROM 5 RAM 6 CPU 7a〜7c オブジェクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の画面の同一領域に入力され、
    その入力順の早い方を下位、遅い方を上位とする序列を
    もって上下に重なるように表示された複数のオブジェク
    トをカーソルで指定して選択するためのオブジェクトの
    選択方法において、 2つのオブジェクト選択ボタンを有するポインティング
    デバイスを用い、 このポインティングデバイスの一方のオブジェクト選択
    ボタンを押したとき、序列が最上位のオブジェクトの表
    示領域内にカーソルの位置座標を含むときは、最上位の
    オブジェクトが選択されたものとし、 前記ポインティングデバイスの他方のオブジェクト選択
    ボタンを押したときは、前記序列が最上位のオブジェク
    ト以外のオブジェクトのうちの、表示領域内にカーソル
    の位置座標を含むオブジェクトを選択されたオブジェク
    トとすることを特徴とするオブジェクトの選択方法。
  2. 【請求項2】 表示装置の画面の同一領域に入力され、
    その入力順の早い方を下位、遅い方を上位とする序列を
    もって上下に重なるように表示された複数のオブジェク
    トを選択するためのオブジェクトの選択方法において、 1つのオブジェクト選択ボタンを有するポインティング
    デバイスを用い、 このポインティングデバイスのオブジェクト選択ボタン
    を押したとき、選択された状態のオブジェクトの有無を
    調べ、 選択された状態のオブジェクトが無く、序列が最上位の
    オブジェクトの表示領域内にカーソルの位置座標を含む
    ときは、最上位のオブジェクトが選択されたものとし、 選択された状態のオブジェクトがあるときは、前記序列
    が最上位のオブジェクト以外のオブジェクトのうちの、
    表示領域内にカーソルの位置座標を含むオブジェクトを
    選択されたオブジェクトとすることを特徴とするオブジ
    ェクトの選択方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8468463B2 (en) 2007-03-12 2013-06-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, image processing method and computer readable medium
US8787661B2 (en) 2010-01-07 2014-07-22 Wingarcist Inc. Object processing device and object selection method

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