JPH09221183A - 全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容 器 - Google Patents
全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容 器Info
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- JPH09221183A JPH09221183A JP8059896A JP5989696A JPH09221183A JP H09221183 A JPH09221183 A JP H09221183A JP 8059896 A JP8059896 A JP 8059896A JP 5989696 A JP5989696 A JP 5989696A JP H09221183 A JPH09221183 A JP H09221183A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、再生可能な金属容器やガラス瓶などは適
切な再生方法で再生してきた。そこで、本発明は、全て
の構成部材を合成樹脂のみの素材で製作し、組み立て
て、使用済みのエアゾール製品用容器を回収して再生す
ることを本発明の第一の課題とする。また、蓋体を上方
から押圧するだけで蓋体をエアゾール製品用容器の開口
部に嵌め込み得ることを本発明の第二の課題とする。ま
た、ステムを支持する合成樹脂製バルブ作動体を容器本
体の開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、前記バルブ作動
体の先端に弾性を持たせることを本発明の第三の課題と
する。 【解決手段】本発明は、弾性合成樹脂製成形体により成
形されたバルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口
部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して組み立
てた全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品
用容器である。
切な再生方法で再生してきた。そこで、本発明は、全て
の構成部材を合成樹脂のみの素材で製作し、組み立て
て、使用済みのエアゾール製品用容器を回収して再生す
ることを本発明の第一の課題とする。また、蓋体を上方
から押圧するだけで蓋体をエアゾール製品用容器の開口
部に嵌め込み得ることを本発明の第二の課題とする。ま
た、ステムを支持する合成樹脂製バルブ作動体を容器本
体の開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、前記バルブ作動
体の先端に弾性を持たせることを本発明の第三の課題と
する。 【解決手段】本発明は、弾性合成樹脂製成形体により成
形されたバルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口
部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して組み立
てた全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品
用容器である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、全構成部材を合成樹脂
製部材にしたエアゾール製品用容器に関し、特に、全て
の構成部材を合成樹脂のみの素材にして製作するととも
に組み立てを容易にした全構成部材を合成樹脂製部材に
したエアゾール製品用容器に関する。
製部材にしたエアゾール製品用容器に関し、特に、全て
の構成部材を合成樹脂のみの素材にして製作するととも
に組み立てを容易にした全構成部材を合成樹脂製部材に
したエアゾール製品用容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、エアゾール製品用容器は、金
属缶の上部開口部に金属製マウンテンキャップを被せて
一体化し、その金属製マウンテンキャップの中央部分の
筒状部内にエアゾールバルブを挿入したものが使用され
てきた。金属缶と金属製マウンテンキャップと金属製コ
イルばねなどのエアゾール製品用容器の金属製部品は、
金属回収により再利用するために適した鉄製金属缶やア
ルミニューム製金属缶などとは異なり、エアゾール製品
用容器の部品が、全て金属製部品で製作されているので
はなく、事実上、合成樹脂製部品と金属製部品との結合
体で構成されていると云える。それ故に、廃品回収によ
り使用済みのエアゾール製品用容器の回収をしても、合
成樹脂製部品と金属製部品との結合体で構成されている
ことにより再生し加工しにくい。それに対して、全ての
部品を金属製にし、その部品で製作されている金属製部
品は、鉄製金属缶やアルミニューム製金属缶などの再生
処理により示されているように廃品回収の手順により回
収して再生し加工処理することが可能であり適してい
る。ところが、全ての部品を金属製にした製品は、高価
になりがちであり、現在では、金属製部品に代えて合成
樹脂製部品を使用して、合成樹脂製部品と金属製部品と
の結合体を製品にして、その製品の製造費を下げること
に努力してきた。そして、製品の製造費を下げ得ても、
製品の使用後に、合成樹脂製部品と金属製部品との結合
体による製品であるために、合成樹脂製部品と金属製部
品とを分離して解体することが回収して再生し加工処理
することの前提となり、その分離して解体し、回収して
再生し加工処理する手間と時間と、その分離し解体する
技術が容易なことではないことが理解できる。
属缶の上部開口部に金属製マウンテンキャップを被せて
一体化し、その金属製マウンテンキャップの中央部分の
筒状部内にエアゾールバルブを挿入したものが使用され
てきた。金属缶と金属製マウンテンキャップと金属製コ
イルばねなどのエアゾール製品用容器の金属製部品は、
金属回収により再利用するために適した鉄製金属缶やア
ルミニューム製金属缶などとは異なり、エアゾール製品
用容器の部品が、全て金属製部品で製作されているので
はなく、事実上、合成樹脂製部品と金属製部品との結合
体で構成されていると云える。それ故に、廃品回収によ
り使用済みのエアゾール製品用容器の回収をしても、合
成樹脂製部品と金属製部品との結合体で構成されている
ことにより再生し加工しにくい。それに対して、全ての
部品を金属製にし、その部品で製作されている金属製部
品は、鉄製金属缶やアルミニューム製金属缶などの再生
処理により示されているように廃品回収の手順により回
収して再生し加工処理することが可能であり適してい
る。ところが、全ての部品を金属製にした製品は、高価
になりがちであり、現在では、金属製部品に代えて合成
樹脂製部品を使用して、合成樹脂製部品と金属製部品と
の結合体を製品にして、その製品の製造費を下げること
に努力してきた。そして、製品の製造費を下げ得ても、
製品の使用後に、合成樹脂製部品と金属製部品との結合
体による製品であるために、合成樹脂製部品と金属製部
品とを分離して解体することが回収して再生し加工処理
することの前提となり、その分離して解体し、回収して
再生し加工処理する手間と時間と、その分離し解体する
技術が容易なことではないことが理解できる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、全ての構成部
材を合成樹脂のみの素材で製作し、組み立てを容易にし
て、使用済みのエアゾール製品用容器を回収して再生し
加工処理することを可能にした全構成部材を合成樹脂製
部材にしたエアゾール製品用容器を提供することを本発
明の第一の課題とする。また、蓋体を上方から押圧する
だけで蓋体をエアゾール製品用容器本体の上部開口部に
嵌め込み得るエアゾール製品用容器を提供することを本
発明の第二の課題とする。また、ステムを支持する合成
樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部
の閉鎖用蓋体とは一体構造でなく別体にし、合成樹脂製
バルブ作動体の先端部分に弾発性を持たせ得るエアゾー
ル製品用容器を提供することを本発明の第三の課題とす
る。また、本発明は、合成樹脂製成形体により成形され
たバルブステムとそのバルブステムを支持する弾性合成
樹脂製成形体により成形された合成樹脂製バルブ作動体
を合成樹脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別
体にし、その合成樹脂製バルブ作動体を上部から挿入し
て簡単に組み立てて製品化することを本発明の第四の課
題とする。
材を合成樹脂のみの素材で製作し、組み立てを容易にし
て、使用済みのエアゾール製品用容器を回収して再生し
加工処理することを可能にした全構成部材を合成樹脂製
部材にしたエアゾール製品用容器を提供することを本発
明の第一の課題とする。また、蓋体を上方から押圧する
だけで蓋体をエアゾール製品用容器本体の上部開口部に
嵌め込み得るエアゾール製品用容器を提供することを本
発明の第二の課題とする。また、ステムを支持する合成
樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部
の閉鎖用蓋体とは一体構造でなく別体にし、合成樹脂製
バルブ作動体の先端部分に弾発性を持たせ得るエアゾー
ル製品用容器を提供することを本発明の第三の課題とす
る。また、本発明は、合成樹脂製成形体により成形され
たバルブステムとそのバルブステムを支持する弾性合成
樹脂製成形体により成形された合成樹脂製バルブ作動体
を合成樹脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別
体にし、その合成樹脂製バルブ作動体を上部から挿入し
て簡単に組み立てて製品化することを本発明の第四の課
題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性合成樹脂
製成形体により成形された合成樹脂製バルブ作動体を合
成樹脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体に
し、上部から挿入して組み立て得る構成にしたことを特
徴にした全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール
製品用容器である。
製成形体により成形された合成樹脂製バルブ作動体を合
成樹脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体に
し、上部から挿入して組み立て得る構成にしたことを特
徴にした全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール
製品用容器である。
【０００５】
【作用】本発明は、弾性合成樹脂製成形体により成形さ
れた合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上
部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して
組み立てた全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾー
ル製品用容器であるから、全ての構成部材を合成樹脂の
みの素材にして製作するとともに組み立てを容易にし得
るし、そのエアゾール製品用容器の全構成部材を合成樹
脂製部材にしたので、使用済みのエアゾール製品用容器
を回収して再生し加工処理することができる。また、エ
アゾール製品用容器であるから、蓋体を上部から押圧す
るだけで蓋体をエアゾール製品用容器本体の上部開口部
に容易に嵌め込み得る。また、ステムを支持する合成樹
脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部の
閉鎖用蓋体とは一体構造でなく別体にし、合成樹脂製バ
ルブ作動体の先端部分に弾発性を持たせることにより、
その合成樹脂製バルブ作動体の先端部分で合成樹脂製バ
ルブステムを、常時は、上昇させてバルブステムの下方
開口部を閉鎖しており、使用時に、バルブステムを下降
させてバルブステムの下方開口部を開放して、内容物を
外部に放出し得る。また、本発明は、合成樹脂製成形体
により成形されたバルブステムとそのバルブステムを支
持する弾性合成樹脂製成形体により成形された合成樹脂
製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部の閉
鎖用蓋体とは別体にし、その合成樹脂製バルブ作動体を
上部から挿入して簡単に組み立てて容易に製品化し得
る。そして、全ての構成部材を合成樹脂のみの素材によ
り製作するとともに組み立てたので、使用済みのエアゾ
ール製品用容器を解体などしないで容易に再生し加工
し、所望の用途に応じて適切に処理することができる。
れた合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上
部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して
組み立てた全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾー
ル製品用容器であるから、全ての構成部材を合成樹脂の
みの素材にして製作するとともに組み立てを容易にし得
るし、そのエアゾール製品用容器の全構成部材を合成樹
脂製部材にしたので、使用済みのエアゾール製品用容器
を回収して再生し加工処理することができる。また、エ
アゾール製品用容器であるから、蓋体を上部から押圧す
るだけで蓋体をエアゾール製品用容器本体の上部開口部
に容易に嵌め込み得る。また、ステムを支持する合成樹
脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部の
閉鎖用蓋体とは一体構造でなく別体にし、合成樹脂製バ
ルブ作動体の先端部分に弾発性を持たせることにより、
その合成樹脂製バルブ作動体の先端部分で合成樹脂製バ
ルブステムを、常時は、上昇させてバルブステムの下方
開口部を閉鎖しており、使用時に、バルブステムを下降
させてバルブステムの下方開口部を開放して、内容物を
外部に放出し得る。また、本発明は、合成樹脂製成形体
により成形されたバルブステムとそのバルブステムを支
持する弾性合成樹脂製成形体により成形された合成樹脂
製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部の閉
鎖用蓋体とは別体にし、その合成樹脂製バルブ作動体を
上部から挿入して簡単に組み立てて容易に製品化し得
る。そして、全ての構成部材を合成樹脂のみの素材によ
り製作するとともに組み立てたので、使用済みのエアゾ
ール製品用容器を解体などしないで容易に再生し加工
し、所望の用途に応じて適切に処理することができる。
【０００６】
【実施例１】本発明は、弾性合成樹脂製成形体により成
形された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体
の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入
して組み立て得る構成にした全構成部材を合成樹脂製部
材にしたエアゾール製品用容器であり、前記合成樹脂製
バルブ作動体を合成樹脂製成形体により成形し、その合
成樹脂製成形体により成形された合成樹脂製バルブ作動
体をバルブステムとそのバルブステムを支持する弾性合
成樹脂製成形体により形成し、その合成樹脂製バルブ作
動体を前記合成樹脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋
体とは別体にするとともに、その蓋体２を上部から押圧
するだけで前記合成樹脂製容器本体３の上部開口部に嵌
め込んで係止する係止部分５を前記蓋体２に設け、その
蓋体２には、その中央部分に上部を開放した下向きに突
出したバルブハウジング２１を形成し、そのバルブハウ
ジング２１の中底部分の中心部分に通孔１８を形成し、
その通孔１８の下方に向けて短い筒状部分１９を形成
し、その筒状部分１９により内容物補給管１５の上端部
分を保持して、離脱させないようにし、前記バルブハウ
ジング２１の内部には、その下側から上方に向けて起立
した弾性合成樹脂製成形体により形成し、その弾性合成
樹脂製成形体の上端部によってバルブステム１の底面部
を支持し、そのバルブステム１の根本部の上側にステム
ラバー７を配設し、そのステムラバー７の中心部分の通
孔にバルブステム７の上部の小径筒状部を嵌め込み、前
記バルブステム１の中間位置の横孔を閉鎖し、その位置
から前記バルブステム１を下降させて、前記バルブステ
ム１の中間位置の横孔が開口される位置まで下降し、常
時は、前記バルブステム１の中間位置の横孔を閉鎖する
ようにし、使用時は、前記バルブステム１の中間位置の
横孔を開くようにし、前記ステムラバー７の周囲に上向
きに短い筒状部分１６を設け、その筒状部分１６の内側
に沿って前記ステムラバー７の移動防止用押え８を嵌め
込み、前記ステムラバー７の移動を阻止し得るようにし
た全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用
容器である。
形された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体
の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入
して組み立て得る構成にした全構成部材を合成樹脂製部
材にしたエアゾール製品用容器であり、前記合成樹脂製
バルブ作動体を合成樹脂製成形体により成形し、その合
成樹脂製成形体により成形された合成樹脂製バルブ作動
体をバルブステムとそのバルブステムを支持する弾性合
成樹脂製成形体により形成し、その合成樹脂製バルブ作
動体を前記合成樹脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋
体とは別体にするとともに、その蓋体２を上部から押圧
するだけで前記合成樹脂製容器本体３の上部開口部に嵌
め込んで係止する係止部分５を前記蓋体２に設け、その
蓋体２には、その中央部分に上部を開放した下向きに突
出したバルブハウジング２１を形成し、そのバルブハウ
ジング２１の中底部分の中心部分に通孔１８を形成し、
その通孔１８の下方に向けて短い筒状部分１９を形成
し、その筒状部分１９により内容物補給管１５の上端部
分を保持して、離脱させないようにし、前記バルブハウ
ジング２１の内部には、その下側から上方に向けて起立
した弾性合成樹脂製成形体により形成し、その弾性合成
樹脂製成形体の上端部によってバルブステム１の底面部
を支持し、そのバルブステム１の根本部の上側にステム
ラバー７を配設し、そのステムラバー７の中心部分の通
孔にバルブステム７の上部の小径筒状部を嵌め込み、前
記バルブステム１の中間位置の横孔を閉鎖し、その位置
から前記バルブステム１を下降させて、前記バルブステ
ム１の中間位置の横孔が開口される位置まで下降し、常
時は、前記バルブステム１の中間位置の横孔を閉鎖する
ようにし、使用時は、前記バルブステム１の中間位置の
横孔を開くようにし、前記ステムラバー７の周囲に上向
きに短い筒状部分１６を設け、その筒状部分１６の内側
に沿って前記ステムラバー７の移動防止用押え８を嵌め
込み、前記ステムラバー７の移動を阻止し得るようにし
た全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用
容器である。
【０００７】
【実施例２】本発明は、合成樹脂製容器本体３とその合
成樹脂製容器本体３の上部開口部の閉鎖用蓋体２とから
なり、合成樹脂製成形体により成形されたバルブステム
１とそのバルブステム１を支持する弾性合成樹脂製成形
体により成形された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂
製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体２とは別体にし、
上部から挿入して組み立て得る構成にしたことを特徴に
した全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品
用容器であり、前記蓋体２を上部から押圧するだけで前
記合成樹脂製容器本体３の上部開口部に嵌め込み得ると
ともに回動して前記蓋体２と合成樹脂製容器本体３との
間に設けた係止部分５、１４により両者を係止し得た全
構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容器
である。
成樹脂製容器本体３の上部開口部の閉鎖用蓋体２とから
なり、合成樹脂製成形体により成形されたバルブステム
１とそのバルブステム１を支持する弾性合成樹脂製成形
体により成形された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂
製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体２とは別体にし、
上部から挿入して組み立て得る構成にしたことを特徴に
した全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品
用容器であり、前記蓋体２を上部から押圧するだけで前
記合成樹脂製容器本体３の上部開口部に嵌め込み得ると
ともに回動して前記蓋体２と合成樹脂製容器本体３との
間に設けた係止部分５、１４により両者を係止し得た全
構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容器
である。
【０００８】
【効果】本発明は、弾性合成樹脂製成形体により成形さ
れた合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上
部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して
組み立てた全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾー
ル製品用容器であるから、全ての構成部材を合成樹脂の
みの素材にして製作するとともに組み立てを容易にし得
るし、そのエアゾール製品用容器の全構成部材を合成樹
脂製部材にしたので、使用済みのエアゾール製品用容器
を回収して再生し加工処理することができるエアゾール
製品用容器であるから、蓋体を上部から押圧するだけで
蓋体をエアゾール製品用容器本体の上部開口部に容易に
嵌め込み得る効果がある。また、ステムを支持する合成
樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部
の閉鎖用蓋体とは一体構造でなく別体にし、合成樹脂製
バルブ作動体の先端部分に弾発性を持たせることによ
り、その合成樹脂製バルブ作動体の先端部分で合成樹脂
製バルブステムを、常時は、上昇させてバルブステムの
下方開口部を閉鎖しており、使用時に、バルブステムを
下降させてバルブステムの下方開口部を開放して、内容
物を外部に放出し得る効果がある。また、本発明は、合
成樹脂製成形体により成形されたバルブステムとそのバ
ルブステムを支持する弾性合成樹脂製成形体により成形
された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の
上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、その合成樹脂製
バルブ作動体を上部から挿入して簡単に組み立てて容易
に製品化し得る効果がある。そして、全ての構成部材を
合成樹脂のみの素材により製作するとともに組み立てた
ので、使用済みのエアゾール製品用容器を解体などしな
いで容易に再生し加工し、所望の用途に応じて適切に処
理することができる効果がある。また、本発明のエアゾ
ール製品用容器の上部開口部の閉鎖用蓋体に設けた上向
きの短い筒状体の内側にバルブステムとそのバルブステ
ムを支持する弾性合成樹脂製成形体により成形された合
成樹脂製バルブ作動体をステムラバーとその上にバルブ
ステムの押し付けを押し付けて、常時はバルブステムに
設けた横孔を閉鎖し、バルブステムを下降させると前記
横孔を開くことが出来て、エアゾール製品用容器を比較
的簡単に製造し使用し得る効果がある。その際、容器本
体の上部開口部からその開口部の閉鎖用蓋体に設けた上
向きの短い筒状体の内側にバルブステムとそのバルブス
テムを支持する弾性合成樹脂製成形体により成形された
合成樹脂製バルブ作動体をステムラバーとその上にバル
ブステムの押し付けにより押し付けて、常時はバルブス
テムに設けた横孔を閉鎖し、バルブステムを下降させる
と前記横孔を開くことが出来て、エアゾール製品用容器
を比較的簡単に製造し使用し得る効果がある。また、本
発明のエアゾール製品用容器の容器本体が薄い肉厚の時
には、容器本体の開口部を閉鎖する蓋体の上部に上向き
に形成した筒状部の内部にバルブの主要構造部分を嵌め
込むのであるが、その下向きの力を受け止めるために容
器本体の上部開口部の上端の近くの部分のフランジ部分
の下側に、下向きの力を受け止めるための板などにより
基台の働きを生かして前記筒状部の内部にバルブの部材
の主要構造部分を嵌め込む容易にバルブ機構の組み込み
を可能とし得る効果がある。そして、その実例をを図１
に示したように薄い肉厚のエアゾール製品用容器を確実
に利用し得る効果がある。
れた合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上
部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して
組み立てた全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾー
ル製品用容器であるから、全ての構成部材を合成樹脂の
みの素材にして製作するとともに組み立てを容易にし得
るし、そのエアゾール製品用容器の全構成部材を合成樹
脂製部材にしたので、使用済みのエアゾール製品用容器
を回収して再生し加工処理することができるエアゾール
製品用容器であるから、蓋体を上部から押圧するだけで
蓋体をエアゾール製品用容器本体の上部開口部に容易に
嵌め込み得る効果がある。また、ステムを支持する合成
樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口部
の閉鎖用蓋体とは一体構造でなく別体にし、合成樹脂製
バルブ作動体の先端部分に弾発性を持たせることによ
り、その合成樹脂製バルブ作動体の先端部分で合成樹脂
製バルブステムを、常時は、上昇させてバルブステムの
下方開口部を閉鎖しており、使用時に、バルブステムを
下降させてバルブステムの下方開口部を開放して、内容
物を外部に放出し得る効果がある。また、本発明は、合
成樹脂製成形体により成形されたバルブステムとそのバ
ルブステムを支持する弾性合成樹脂製成形体により成形
された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の
上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、その合成樹脂製
バルブ作動体を上部から挿入して簡単に組み立てて容易
に製品化し得る効果がある。そして、全ての構成部材を
合成樹脂のみの素材により製作するとともに組み立てた
ので、使用済みのエアゾール製品用容器を解体などしな
いで容易に再生し加工し、所望の用途に応じて適切に処
理することができる効果がある。また、本発明のエアゾ
ール製品用容器の上部開口部の閉鎖用蓋体に設けた上向
きの短い筒状体の内側にバルブステムとそのバルブステ
ムを支持する弾性合成樹脂製成形体により成形された合
成樹脂製バルブ作動体をステムラバーとその上にバルブ
ステムの押し付けを押し付けて、常時はバルブステムに
設けた横孔を閉鎖し、バルブステムを下降させると前記
横孔を開くことが出来て、エアゾール製品用容器を比較
的簡単に製造し使用し得る効果がある。その際、容器本
体の上部開口部からその開口部の閉鎖用蓋体に設けた上
向きの短い筒状体の内側にバルブステムとそのバルブス
テムを支持する弾性合成樹脂製成形体により成形された
合成樹脂製バルブ作動体をステムラバーとその上にバル
ブステムの押し付けにより押し付けて、常時はバルブス
テムに設けた横孔を閉鎖し、バルブステムを下降させる
と前記横孔を開くことが出来て、エアゾール製品用容器
を比較的簡単に製造し使用し得る効果がある。また、本
発明のエアゾール製品用容器の容器本体が薄い肉厚の時
には、容器本体の開口部を閉鎖する蓋体の上部に上向き
に形成した筒状部の内部にバルブの主要構造部分を嵌め
込むのであるが、その下向きの力を受け止めるために容
器本体の上部開口部の上端の近くの部分のフランジ部分
の下側に、下向きの力を受け止めるための板などにより
基台の働きを生かして前記筒状部の内部にバルブの部材
の主要構造部分を嵌め込む容易にバルブ機構の組み込み
を可能とし得る効果がある。そして、その実例をを図１
に示したように薄い肉厚のエアゾール製品用容器を確実
に利用し得る効果がある。
【図１】本発明を施したエアゾール製品用容器に係る縦
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明を施したエアゾール製品用容器の要部の
蓋体の断面図であって、蓋体の中心部を通る水平線を基
準にして、その上方部分は、上記蓋体の部分を上方から
見た上面図であり、そして、蓋体の中心部を通る水平線
を基準にして、その下方部分は、上記蓋体の部分を下方
から見た下面図である。
蓋体の断面図であって、蓋体の中心部を通る水平線を基
準にして、その上方部分は、上記蓋体の部分を上方から
見た上面図であり、そして、蓋体の中心部を通る水平線
を基準にして、その下方部分は、上記蓋体の部分を下方
から見た下面図である。
１ バルブステム ２ 蓋体 ３ 容器本体 ４ 容器本体の
フランジ部分 ５ 蓋体側の係止部 ６ 蓋体の切欠
部 ７ ステムラバー ８ ステムラバ
ー押え ９ 容器本体の開口部の端縁部 １０ 蓋体と容器
本体の間のパッキン １１ 容器本体の開口部の端縁部 １２ バルブステ
ムの下面部 １３ バルブステム支持用弾発部材 １４ 容器本体側
の係止部 １５ 内容物補給管 １６ 蓋体のステ
ム支持用上向き筒状部分 １７ ステムラバー支持用環状突部 １８ 弾発部材の
下方の通孔 １９ 内容物補給管支持用筒状部 ２０ 内容物補給
管支持用筒状部 ２１ 蓋体のハウジングの外周部 ２２ ステム支持
用弾発部材の環状基部
フランジ部分 ５ 蓋体側の係止部 ６ 蓋体の切欠
部 ７ ステムラバー ８ ステムラバ
ー押え ９ 容器本体の開口部の端縁部 １０ 蓋体と容器
本体の間のパッキン １１ 容器本体の開口部の端縁部 １２ バルブステ
ムの下面部 １３ バルブステム支持用弾発部材 １４ 容器本体側
の係止部 １５ 内容物補給管 １６ 蓋体のステ
ム支持用上向き筒状部分 １７ ステムラバー支持用環状突部 １８ 弾発部材の
下方の通孔 １９ 内容物補給管支持用筒状部 ２０ 内容物補給
管支持用筒状部 ２１ 蓋体のハウジングの外周部 ２２ ステム支持
用弾発部材の環状基部
Claims (4)
- 【請求項１】弾性合成樹脂製成形体により成形された合
成樹脂製バルブ作動体を合成樹脂製容器本体の上部開口
部の閉鎖用蓋体とは別体にし、上部から挿入して組み立
て得る構成にしたことを特徴にした全構成部材を合成樹
脂製部材にしたエアゾール製品用容器。 - 【請求項２】合成樹脂製成形体により成形されたバルブ
ステムとそのバルブステムを支持する弾性合成樹脂製成
形体により成形された合成樹脂製バルブ作動体を合成樹
脂製容器本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とは別体にし、
上部から挿入して組み立て得る構成にしたことを特徴に
した全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品
用容器。 - 【請求項３】合成樹脂製容器本体とその合成樹脂製容器
本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とからなり、その蓋体を
上部から押圧するだけで前記合成樹脂製容器本体の上部
開口部に嵌め込み得るとともに回動して前記蓋体と合成
樹脂製容器本体との間に設けた係止部分により両者を係
止し得ることを特徴にした請求項１記載の全構成部材を
合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容器。 - 【請求項４】合成樹脂製容器本体とその合成樹脂製容器
本体の上部開口部の閉鎖用蓋体とからなり、その蓋体を
上部から押圧するだけで前記合成樹脂製容器本体の上部
開口部に嵌め込み得るようにし、その嵌め込んで係止す
る係止部分を前記蓋体と合成樹脂製容器本体との間を係
止する係止部分を設けることを特徴にした請求項１記載
の全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059896A JPH09221183A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059896A JPH09221183A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容 器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09221183A true JPH09221183A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=13126349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8059896A Pending JPH09221183A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 全構成部材を合成樹脂製部材にしたエアゾール製品用容 器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09221183A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013108195A1 (de) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP8059896A patent/JPH09221183A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013108195A1 (de) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter |
| US9573750B2 (en) | 2013-07-31 | 2017-02-21 | Thomas Gmbh | Aerosol container with removable outlet valve |
| DE102013108195B4 (de) * | 2013-07-31 | 2019-09-19 | Thomas Gmbh | Aerosolbehälter mit Ventilteller aus Kunststoff |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |