JPH09219436A - 半導体製造装置の複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーにおけるペンシル間隔の調整装置 - Google Patents

半導体製造装置の複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーにおけるペンシル間隔の調整装置

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JPH09219436A
JPH09219436A JP4682896A JP4682896A JPH09219436A JP H09219436 A JPH09219436 A JP H09219436A JP 4682896 A JP4682896 A JP 4682896A JP 4682896 A JP4682896 A JP 4682896A JP H09219436 A JPH09219436 A JP H09219436A
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Takashi Yamashita
隆士 山下
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構造で、各ペンシルの間隔を調整でき
るペンシル間隔の調整装置を提供する。 【解決手段】 半導体製造装置における複数枚のペンシ
ル保持用のペンシルホルダーにおいて、上記複数枚のペ
ンシル保持用のペンシルホルダーに設けられるペンシル
固定部の中央のペンシル固定部20a3は固定し、ペン
シル固定部20a3と上下対称となる最外側に配置され
る第1組のペンシル固定部20a1、20a5及びこの最
外側のペンシル固定部よりは内側に配置される第2組の
ペンシル固定部20a2、20a4を各一対のボールねじ
によって夫々連結して駆動するようにし、これらの第1
組及び第2組のボールねじ21a1、21a2;21
1、21b2を2対1の回転比で回転させるようにした
同期装置を用い、各ペンシル固定部20a1、20a2
20a4、20a5をペンシルと共に上下対称に平行に移
動するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置の
複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーにおけるペ
ンシル間隔の調整装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体の単結晶を材料ウェーハの
上に形成する半導体製造装置は、図5のような構成とな
っていた。同図において、1は半導体製造装置であって
無塵室を形成しており、2は移載装置であるロボット
で、このロボット2のアーム3の先端に設けられるフィ
ンガとも呼ばれるウェーハ移載用のペンシル4によっ
て、材料であるウェーハ5をキャリアステージ6からボ
ート7の内部に支柱に設けられるウェーハ収納用の溝又
は棚8に移載・装填し、ウェーハ5の装填を完了したボ
ート7は図示しない昇降手段によって上昇して、その材
料ウェーハ5を反応装置9に収納し、所要の熱処理を行
うようになっている。また、10はこの半導体製造装置
の制御装置、11はその操作盤で、これらは無塵室外に
置かれている。なお、図5に示すボート7の内部の支柱
には複数個(通常100〜150個)のウェーハ収納用
の溝又は棚8が設けられ、また、キャリアステージ6の
カセット(ここでは図示せず)内には、ウェーハ5が通
常は25段に積層して収納される溝又は棚が形成されて
いる。従って、ウェーハ5をロボット2のアーム3の先
端に設けられたペンシル4により上記のように移載する
ときは、複数枚(この例では5枚)を一括して移載する
ようにしていた。ここで、従来のような5個のペンシル
4が一体固定型のものの縦断正面図を図6に示す。4a
1〜4a5は夫々5枚の各ペンシルで、これらのペンシル
4a1〜4a5はペンシルホルダー13cを構成するペン
シル固定部13a1〜13a5の各先端部にねじ14a1
及び14a2等で固着されている。なお、13bはペン
シル保持部、3はロボットのアームである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体製造装置の5枚のペンシル保持用のペンシルホルダー
とそのペンシル固定部は上記のように構成されていたの
で、次のような問題点があった。 (1)ウェーハ移載用のペンシルのピッチが固定されて
いたので、例えば、ウェーハ設定ピッチが6.35mm
のカセット内のウェーハをウェーハ設置ピッチが5.0
0mmのボートに載せる場合には、このような間隔のペ
ンシルホルダーと取り替えて行う必要があり、作業が煩
雑である。 (2)そこで、複数枚のペンシルの上下移動機構によっ
て上下動し、可変ピッチとする方法が特開平4ー167
538号公報に示すように提案されているが、この方法
は複数枚のペンシルの上下動にガイドやレールを必要と
するため、構造が複雑になる欠点があり簡単な構成のも
のが望まれていた。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するよ
うにした半導体製造装置の複数枚のペンシル保持用のペ
ンシルホルダーにおけるペンシル間隔の調整装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体製造装置
の複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーにおける
ペンシル間隔の調整装置は、上記課題を解決するため
に、半導体製造装置における複数枚のペンシル保持用の
ペンシルホルダーにおいて、上記複数枚のペンシル保持
用のペンシルホルダーに設けられるペンシル固定部の中
央のペンシル固定部は固定し、そのペンシル固定部と上
下対称となる最外側に配置される第1組のペンシル固定
部及びこの最外側のペンシル固定部よりは内側に配置さ
れる第2組のペンシル固定部を各一対のボールねじによ
って夫々連結して駆動するようにし、これらの第1組及
び第2組のボールねじを2対1の回転比で回転させるよ
うにした同期装置を用い、各ペンシル固定部をペンシル
と共に上下対称に平行に移動するように構成した。ここ
で、上記同期装置は、上記4本のボールねじの1本に減
速機付きモータを取り付け、上記第1組と第2組の各ペ
ンシル固定部に設けられるボールねじに直径が1対2の
比である小プーリと大プーリを設け、上記二対4個のプ
ーリにタイミングベルトを巻き掛けて駆動するように構
成した。また、上記各プーリ及びタイミングベルトは、
接する面にギヤを形成し、互いに噛合するように構成す
るのが望ましい。さらに、上記同期装置において、所定
のプーリにフォトセンサを設け、このフォトセンサによ
り対向するプーリのギヤよりプーリの回転数に比例する
パルスを出力し、この出力パルスと上記プーリ駆動用の
モータの設定速度対応の入力パルスと比較して、モータ
の速度を制御することによりペンシル固定部の間隔を制
御するように構成することが望ましい。本発明の半導体
製造装置の複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダー
におけるペンシル間隔の調整装置は、複数枚のペンシル
固定部において、中央のペンシル固定部を固定し、その
中央のペンシル固定部と上下対称となる外側の第1組及
び内側の第2組のペンシル固定部を二対4本のボールね
じを用いて夫々連結し駆動するようにしたので、各ペン
シル固定部の上下に平行に移動することができる。ま
た、同期装置として、上記第1組と第2組の各ペンシル
固定部に設けられるボールねじに半径が1対2の比であ
る小プーリと大プーリを設け、4個のプーリをタイミン
グベルトを用いて駆動させるようにしたので、第1組の
ペンシル固定部と第2組のペンシル固定部が2対1の回
転比となり、従って上下に2対1の比で移動することが
でき、各ペンシル固定部の間隔を任意に変えることがで
きる。さらに、上記プーリとタイミングベルトには、回
転による滑りがないように夫々が接する面にギヤを形成
し、互いに噛合するようにし、また、上記4個のプーリ
の任意の1個にフォトセンサを設けて対向するプーリの
ギヤよりプーリの回転数に比例するパルスを出力して、
この出力パルスと上記プーリ駆動用のモータの設定速度
対応の入力パルスと比較してモータの速度を制御するよ
うにしているので、各ペンシル固定部の間隔をパルス数
により制御することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に示す一実施
の形態により本発明を具体的に説明する。図1は本発明
のペンシルホルダーの要部拡大図であって、その内同図
(A)は各ペンシル固定部が中央に密着している場合の
要部正面図、同図(B)は同図(A)の側面図、同図
(C)は各ペンシル固定部の間隔を広げた場合の要部正
面図、同図(D)は同図(C)の側面図、同図(E)は
小プーリ、大プーリ、タイミングベルトの関係を示す概
略平面図である。同図(A)乃至(E)において、従来
例と同等の構成については図6と同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。20a1乃至20a5は本発明で用い
るペンシル固定部で、その内、ペンシル固定部20a1
及び20a5は夫々上、下の最外側の第1組のペンシル
固定部、ペンシル固定部20a2及び20a4は夫々ペン
シル固定部20a1及び20a5の内側に配置される第2
組のペンシル固定部、ペンシル固定部20a3は上記各
ペンシル固定部20a2、20a4の中間位置に配置さ
れ、固定されているものとする。21a1及び21a2
上記第1組のペンシル固定部20a1及び20a5に直交
するようにねじ込むことで連結された一対のボールね
じ、同時に21b1及び21b2は夫々第2組のペンシル
固定部20a2及び20a4に直交してねじ込まれる一対
のボールねじである。各ボールねじ21a1、21a2
21b1、21b2は図2に示すように中央から上下逆向
きのねじが形成され、各ねじの中央部がペンシル固定部
20a3の中心にくるように配置されている。同図
(E)において、22a1及び22a2は夫々小プーリ、
22b1及び22b2は夫々大プーリであり、ボールねじ
21a1及び21a2のシャフト上に小プーリ22a1
び22a2が設けられ、ボールねじ21b1及び21b2
のシャフト上に大プーリ22b1及び22b2が夫々設け
られる。23はタイミングベルトで4個のプーリ22a
1、22a2、22b1、22b2の外周に巻き掛けられて
いる。また、24はモータ、25は減速機で、モータ2
4は減速機25を介してボールねじ21a1を回転させ
るものである。26はフォトセンサより成る回転角度検
出器で、大プーリ22b1に対向して設置され、大プー
リ22b1の円周上に形成されたギヤを検知して出力パ
ルスを出し、大プーリの回転角度を検出するようにして
いる。ここで、小プーリ22a1及び22a2の直径は、
大プーリ22b1及び22b2の直径の例えば1/2倍に
なっており、小プーリ22a1及び22a2が2回転する
と大プーリ22b1及び22b2は1回転するようになっ
ているものとする。また、ボールねじ21a1と21a2
が対となって夫々ペンシル固定部20a1と20a5にね
じ込まれ、一方ボールねじ21b1と21b2も対になっ
てペンシル固定部20a2と20a4にねじ込まれてお
り、図1(E)に示すように各プーリ22a1、22
2、22b1、22b2とタイミングベルト23によっ
て同期がとられて回転される。従って、各ペンシル固定
部20a1と20a5は大ストロークで、またペンシル固
定部20a2、20a4は小ストロークで上下方向に移動
し、中間位置のペンシル固定部20a3を中心にしてペ
ンシル間隔が上下に等ピッチとなるように移動すること
ができるようになっている。なお、図1(A)乃至
(D)では各ペンシル固定部の形状は簡略化して記載し
てある。図2は最外側の第1組のペンシル固定部を取り
出して示した拡大横断面図である。同図において、図1
と同等の構成については同一の符号を付し、その説明を
省略する。27はベアリングで、ボールねじ21a1
下側に設けられる。ペンシル固定部20a1及び20a5
に連結されるペンシル4a1及び4a5は、図示しない
が、ビスで各ペンシル固定部に固定されているものとす
る。ここで、ボールねじ21a1を回転させるとボール
ねじ21a1は中央から上下逆向きで構成されているの
で、例えばボールねじ21a1を時計回りに回転させた
場合には、ペンシル固定部20a1は上方向に移動し、
ペンシル固定部20a5は下方向にペンシル固定部20
1と同距離移動するようになっており、また反時計回
りにボールねじ21a1を回転した場合は、各ペンシル
固定部20a1及び20a5は夫々下方及び上方へと相互
に近付く方向に移動される。内側に配置される第2組の
ペンシル固定部20a2及び20a4も、図2と同等の構
成になっており、ボールねじ21b1及び21b2を時計
回り又は反時計回りに回すことによって、ペンシル固定
部20a2と20a4は中央のペンシル固定部20a3
対し対称に上、下方向に平行に等ピッチで移動するもの
である。なお、ここで、最外側の第1組のペンシル固定
部とその内側に配置される第2組のペンシル固定部の関
係を図3(A)乃至(C)で示す。なお、図3では簡単
のため、第1組及び第2組の各ペンシル固定部の内、上
方に配置される各ペンシル固定部20a1と20a2のみ
の関係を平面図で示している。即ち、図3(A)はペン
シル固定部20a1の拡大平面図、同図(B)はペンシ
ル固定部20a2の拡大平面図、同図(C)は各ペンシ
ル固定部20a1、20a2を重ねた状態を示す平面図で
ある。第1組のペンシル固定部20a1は同図(A)に
示すように胴部に凹部t1、t2を有するように形成し、
一方、内側の第2組のペンシル固定部20a2は同図
(B)に示すように同図(A)の凹部t1、t2の位置で
重ねたとき重ならないで突出する凸部t3、t4を有する
ように形成する。従って、各ペンシル固定部20a1
び20a2を図3(C)に示すように重ねて配置したと
き、相互に重ならない部分A1、A2、B1、B2にボール
ねじ21a1と21a2及び21b1と21b2が対になっ
て直交方向にねじ込まれる。図示しないが、最外側の第
1組の他方(下方)のペンシル固定部20a5とその内
側の第2組のペンシル固定部20a4についても、夫々
上記のペンシル固定部20a1及び20a2と同形状に構
成されて、上下対称位置で夫々のボールねじ21a2
21b2のねじ込みが行われるようになっている。ま
た、本実施の形態で用いるプーリ、タイミングベルト、
フォトセンサの出力及びそれらを用いた制御機構を図4
に示す。図4(A)はプーリ22b1の拡大平面図、同
図(B)はタイミングベルトの拡大正面図、同図(C)
はフォトセンサで測定されるプーリの回転数のパルス波
形、同図(D)はそのパルス数によりモータを制御する
制御機構の回路構成図である。同図(A)において、2
2b1は大プーリを示し、その外周にはギヤが形成され
ており、また、同図(B)のタイミングベルト23にも
大プーリ22b1と接する面に前記ギヤと噛み合うギヤ
を形成している。図示しないが、プーリ22a1、22
2、22b2も同図(A)と同等に外周にギヤが形成さ
れ、タイミングベルト23のギヤと噛合するようになっ
ているものとする。また、フォトセンサ26によって大
プーリ22b1の回転数がパルスとして測定できるよう
になっており、その出力波形は同図(C)のようにな
る。同図(D)はモータの制御回路の一例を示すもの
で、同図において、24はモータ、26はフォトセンサ
で、モータ24の速度に比例するパルス数を出力する。
31はモータ24の設定速度をパルス数で入力する設定
器である。32は比較器で、フォトセンサからの測定パ
ルス数と設定器31からの設定パルス数の比較を行う。
33はモータドライバである。上記構成において、フォ
トセンサ26の測定パルス数からモータ24を次のよう
に制御する。即ち、各ペンシル固定部20a1乃至20
5間の間隔からボールねじ21a1の回転数を計算し、
その回転数に相当する大プーリ22b1のパルス数を算
出して設定器31に入力し、モータ24を回転させてそ
のパルス数をフォトセンサ26により観測して現在のパ
ルス数と設定器31のパルス数を比較器32より比較し
等しくなったとき、モータ24の停止信号をモータドラ
イバ33に送信し、モータ24を停止するように制御す
れば、各ペンシル固定部20a1乃至20a5間の間隔を
任意に変えることができる。上記構成において、ボール
ねじ21a1のシャフト上に設置されているモータ24
を回転させることによって、ボールねじ21a1及びシ
ャフト上に設けられた小プーリ22a1も回転する。こ
の小プーリ22a1には、タイミングベルト23が設け
られており、他のプーリ22a2、22b1、22b2
同時に回転する。このとき、小プーリ22a1及び22
2と大プーリ22b1及び22b2の半径の比が1対2
になっているので、小プーリ22a1及び22a2が2回
転する間に大プーリ22b1及び22b2は1回転するこ
とになる。したがって、各プーリ22a1、22a2、2
2b1、22b2の回転数と各ペンシル固定部20a1
20a2、20a4、20a5の上下の平行距離は比例し
ているので、各ペンシル固定部20a1乃至20a5は等
間隔を隔てて上下に平行移動することができるようにな
っている。従って、例えば、カセット内の棚の間隔が
6.35mmで5.00mmの間隔のボートにウェーハ
を移載する場合も、上記駆動方法により、各ペンシル固
定部20a1〜20a5の間隔を等間隔に平行に移動して
ウェーハの移載をすることができる。このような構造に
し、各ボールねじを時計方向又は反時計方向に回すこと
により、他にガイドやレール又は保持アーム等を併用す
ることなく各ペンシル固定部を上下動させることができ
る。また、本実施の形態で用いた各プーリの半径を全て
同じとし、内側に対になったペンシル固定部に設けられ
るボールねじと外側に対になったペンシル固定部に設け
られるボールねじのリードの比を1対2としても、上述
の方法と同等の効果を得る。また、本実施の形態では、
オーバーハング防止のためモータに減速機を設けてボー
ルねじを回転させるようにしているが、ソフトスター
ト、ソフトストップ制御、又は減速比の大きなギヤード
モータを用いれば負荷によってボールねじが逆回転する
ことがなくなる。
【0006】
【発明の効果】本発明の半導体製造装置の複数枚のペン
シル保持用のペンシルホルダーにおけるペンシル間隔の
調整装置は、上記のように構成されるので、次のような
優れた効果を有する。 (1)ガイドやレール又は保持アーム等を用いない簡単
な構造で、各ペンシルの間隔を変えることができる。 (2)中央のペンシルを固定し、その内側の対になった
第2組のペンシル固定部に設けられるボールねじに大プ
ーリを、その外側の対になった第1組のペンシル固定部
に設けられるボールねじに小プーリを設けて夫々をタイ
ミングベルトを巻き掛け、小プーリの1個に減速機付き
モータを設けて駆動するようにしたたので、小プーリが
設けられているボールねじの回転数に同期して小プーリ
と大プーリが2対1の比率で回転するので、各ペンシル
の間隔を等しくしたまま、その間隔を広げたり狭めたり
することができる。 (3)さらに、各ペンシルの間隔をフォトセンサの検出
結果に基づいてプーリの回転数からのパルス数により的
確に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(A)は各ペンシル固定部が中央に密着
し、ペンシル間隔が小ピッチの場合の要部正面図、同図
(B)は同図(A)の側面図、同図(C)は各ペンシル
固定部の間隔を広げ、ペンシル間隔が大ピッチとした場
合の要部正面図、同図(D)は同図(C)の側面図、同
図(E)は小プーリ、大プーリ、タイミングベルトの関
係を示す概略平面図である。
【図2】1組のペンシル固定部の拡大横断面図である。
【図3】同図(A)は最外側の1組のペンシル固定部2
0a1の拡大平面図、同図(B)はその内側に配置され
た1組のペンシル固定部20a2の拡大平面図、同図
(C)は両ペンシル固定部を重ねた場合の平面図であ
る。
【図4】同図(A)はプーリ22b1の拡大平面図、同
図(B)はタイミングベルトの拡大平面図、同図(C)
はフォトセンサで検出されるプーリ22b1の回転に伴
う出力パルス波形、同図(D)は、そのパルス数により
モータ24を制御する回路を示すものである。
【図5】本発明のもの及び従来のものが適用される半導
体製造装置の全体構成の概略を示す正面図である。
【図6】従来のロボットアームのペンシル取付部分を示
した縦断正面図である。
【符号の説明】
4a1〜4a5:ペンシル 20a1、20a5:第1組のペンシル固定部 20a2、20a4:第2組のペンシル固定部 20a3:中央のペンシル固定部 21a1、21a2:第1組のボールねじ 21b1、21b2:第2組のボールねじ 22a1、22a2:小プーリ 22b1、22b2:大プーリ 24:モータ 25:減速機 26:フォトセンサ 27:ベアリング 31:設定器 32:比較器 33:モータドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置における複数枚のペンシ
    ル保持用のペンシルホルダーにおいて、 上記複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーに設け
    られるペンシル固定部の中央のペンシル固定部は固定
    し、そのペンシル固定部と上下対称となる最外側に配置
    される第1組のペンシル固定部及びこの最外側のペンシ
    ル固定部よりは内側に配置される第2組のペンシル固定
    部を各一対のボールねじによって夫々連結して駆動する
    ようにし、 これらの第1組及び第2組のボールねじを2対1の回転
    比で回転させるようにした同期装置を用い、各ペンシル
    固定部をペンシルと共に上下対称に平行に移動するよう
    にしたことを特徴とする半導体製造装置の複数枚のペン
    シル保持用のペンシルホルダーにおけるペンシル間隔の
    調整装置。
  2. 【請求項2】 上記同期装置は、上記4本のボールねじ
    の1本に減速機付きモータを取り付け、上記第1組と第
    2組の各ペンシル固定部に設けられるボールねじに直径
    が1対2の比である小プーリと大プーリを設け、 上記二対4個のプーリにタイミングベルトを巻き掛けて
    駆動するようにした請求項1記載の半導体製造装置の複
    数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーにおけるペン
    シル間隔の調整装置。
  3. 【請求項3】 上記各プーリ及びタイミングベルトは、
    夫々接する面にギヤを形成し、互いに噛合するようにし
    た請求項2記載の半導体製造装置の複数枚のペンシル保
    持用のペンシルホルダーにおけるペンシル間隔の調整装
    置。
  4. 【請求項4】 上記同期装置において、所定のプーリに
    フォトセンサを設け、このフォトセンサにより対向する
    プーリのギヤよりプーリの回転数に比例するパルスを出
    力し、この出力パルスと上記プーリ駆動用のモータの設
    定速度対応の入力パルスと比較して、モータの速度を制
    御することによりペンシル固定部の間隔を制御するよう
    にした請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体製造装
    置の複数枚のペンシル保持用のペンシルホルダーにおけ
    るペンシル間隔の調整装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN117438354A (zh) * 2023-11-06 2024-01-23 上海广川科技有限公司 一种智能化半导体晶圆搬运可变机械手结构

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