JPH09217254A - 渡り糸止め部の形成方法 - Google Patents

渡り糸止め部の形成方法

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JPH09217254A
JPH09217254A JP8048419A JP4841996A JPH09217254A JP H09217254 A JPH09217254 A JP H09217254A JP 8048419 A JP8048419 A JP 8048419A JP 4841996 A JP4841996 A JP 4841996A JP H09217254 A JPH09217254 A JP H09217254A
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JP
Japan
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yarn
needle
knitting
needles
section
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JP8048419A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Shu
信寿 周
Tetsuo Sekura
鐵男 瀬倉
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/10Patterned fabrics or articles
    • D04B1/12Patterned fabrics or articles characterised by thread material
    • D04B1/126Patterned fabrics or articles characterised by thread material with colour pattern, e.g. intarsia fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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    • D04B7/24Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渡り糸止め部を横編機により少ない工程で形
成することができるようにすることにある。 【解決手段】 渡り糸止め部の形成方法、給糸口およ
び2つの針床を有する横編機により、前記給糸口からの
糸が編成されずに渡り糸となる渡り糸区間と前記給糸口
からの糸を編成する編成区間とを有する編地を編成する
方法において、編成にかかわらない針床の針のうち前記
渡り糸区間と前記編成区間との境界付近に位置する針に
より渡り糸について2回以上連続してループを形成する
工程と、その後当該形成されたループを編成にかかわる
針床の針に移す工程とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターシャ編地
のように渡り糸が発生する編地を編成する際の渡り糸止
め部の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターシャ編地のような多色シングル
編地においては、給糸された特定の糸によって編成され
る編成区間と、給糸された特定の糸によっては編成され
ず他の糸によって編成される未編成区間とが同一コース
に存在する。この未編成区間すなわち渡り糸区間が給糸
された特定の糸の起点と編成区間との間に存在すると、
給糸された特定の糸は未編成区間で渡り糸となる。
【0003】このように渡り糸が生じる多色シングル編
地の編成においては、渡り糸が編成区間の始端部および
終端部において解けることを防止すべく渡り糸を編成区
間と渡り糸区間との境界付近において他の糸に止めるい
わゆる渡り糸止め部を形成する作業が行われる。このよ
うな渡り糸止め部は、渡り糸を結び目、絡み止め部等に
より他の糸に係止させるかまたは結合させることにより
形成される。
【0004】渡り糸止め部の形成方法の1つとして、2
つの針床を有する横編機により行う特開平6−3168
41号公報に記載された方法がある。しかし、この従来
の方法では、最新に編成された糸(旧糸)の1つの編目
の目移しをする工程、渡り糸(新糸)に3つの第1の編
目を形成する工程、他の針により渡り糸に2つの第2の
編目を形成する工程、1つの第1の編目の目移しをする
工程、他の1つの第1の編目の目払いをする工程、渡り
糸に1つの第3の編目を形成する工程、1つの第2の編
目の目移しをする工程、渡り糸に1つの第4の編目を形
成する工程、残りの第3の編目の目払いをする工程、旧
糸の目戻しをする工程、残りの第2の編目の目払いをす
る工程等、渡り糸止め部を形成するために多くの工程を
経なければならない。
【0005】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、渡り糸止め
部を横編機により少ない工程でより美しく、容易に形成
することができるようにすることにある。
【0006】
【解決手段、作用、効果】本発明の渡り糸止め部の形成
方法、給糸口および2つの針床を有する横編機により、
前記給糸口からの糸が編成されずに渡り糸となる渡り糸
区間と前記給糸口からの糸を編成する編成区間とを有す
る編地を編成する方法において、編成にかかわらない針
床の針のうち前記渡り糸区間と前記編成区間との境界付
近に位置する針により渡り糸について2回以上連続して
ループを形成する工程と、その後当該形成されたループ
を編成にかかわる針床の針に移す工程とを含むことを特
徴とする。
【0007】本発明によれば、渡り糸止め部は、たとえ
ば、渡り糸区間と編成区間との境界近傍の同じ針で渡り
糸にループを連続して2回以上形成し、そのループを他
の針床の針に移すことにより、渡り糸止め部を形成する
から、渡り糸止め部を横編機により少ない工程でより美
しく、容易に形成することができる。
【0008】渡り糸が移動する場合、前記ループを形成
する工程は、前記編成にかかわる針床の針のうち境界付
近に位置する針により渡り糸をタックにより係止し、次
いで前記編成にかかわらない針床の針のうち境界付近に
位置する前記針により前記渡り糸の1回目のループを形
成し、次いで編成にかかわる針床の針のうち境界付近に
位置する他の針により渡り糸をタックにより係止し、そ
の後前記渡り糸について前記編成にかかわらない針床の
針のうち境界付近に位置する前記針により2回目以降の
ループを形成することを含むことができる。
【0009】本発明の実施に用いる横編機としては、た
とえば、複数の針を往復移動させるカム用のキャリッジ
を備えていないいわゆるキャリッジレスの横編機が好ま
しい。キャリッジレスの横編機は、複数の針のそれぞれ
をリニアモータのようなアクチュエータにより個々に往
復移動させる。通常の編成においては、複数の針を給糸
口の移動に同期させて個々に往復移動させる。このよう
なキャリッジレスの横編機の1つが特公平1−1285
5号公報に記載されている。しかし、本発明は、複数の
針を往復移動させるカム用のキャリッジを備えたカム式
の横編機を用いて実施することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
横編機の実施例
【0011】図1を参照するに、キャリッジレスの横編
機10は、多色シングル編地の編成のために、逆V字状
に配置された2つの針床12,14と、針床12および
14にそれぞれ並列的に配置された複数の編針16およ
び18と、それぞれが1以上の導糸孔を有する複数の給
糸口20とを含む。
【0012】前側の針16と後側の針18とは、総ゴム
編のための出会いすなわち総ゴム出会いとされており、
前進されたとき先端部において互いに交差する。針1
6,18のそれぞれは、所定の編成計画に基づくパター
ンでアクチュエータ好ましくはリニアモータにより給糸
口20の移動と同期して所定のパターンで往復移動され
る。
【0013】各針の往復移動のパターンは、歯口の位置
を零とした針の動き量を縦軸にし、給糸口の移動量また
は時間を横軸にした線図として表すことができる。この
ようなパターンは、ウエーブパターン、ニットパター
ン、動作パターン、針移動パターン等と称されている。
以下、そのようなパターンを「動作パターン」という。
また、そのような動作パターンの実施例を図9および図
10に示す。
【0014】各給糸口20には、異なる種類の編糸22
が挿通されている。各給糸口20は、編糸22を針1
6,18の交差部にその上方から供給するように、糸供
給装置30により針16,18の交差部の上方を往復移
動される。各給糸口20の移動は、所定の編成計画に基
づいて設定される。
【0015】各糸供給装置30は、横編機のフレームに
横方向へ伸びる状態に組み付けられた共通のレール32
に該レールの長手方向へ往復移動可能に支持されてい
る。糸供給装置30を個々に移動させる各駆動機構は、
レール32の長手方向に間隔をおいた部位に回転可能に
取り付けられた一対のプーリ34と、該両プーリに掛け
渡された無端ベルト36とを備える。
【0016】各糸供給装置30は、複数のローラ38に
よりレール32に該レールの長手方向へ往復移動可能に
支持された走行体40と、走行体40から伸びるステー
42と、走行体40を無端ベルト36に連結する連結体
44とを含む。レール32は、ローラ38の一部を受け
るガイド溝を有する。各給糸口20は、糸供給装置30
のステー42の端部に取り付けられている。糸供給装置
30は、対応する無端ベルト36が図示しない対応する
回転源の正転および逆転にともなって往復移動されるこ
とにより、所定の編成計画に基づいて別々に往復移動さ
れる。
【0017】図1に示す例では、一対の糸供給装置30
を示すにすぎないが、横編機が3以上の給糸口を備える
場合、複数対の糸供給装置30がレール32に配置され
るか、または図1に示すように複数の糸供給装置30を
共通のレール32に配置した複数の糸供給装置組立体が
図1において左右方向に配置される。
【0018】以下の説明では、主として編成に直接的に
寄与する針すなわち編成にかかわる針を前側の針16と
し、編成に間接的に寄与する針すなわち編成にかかわら
ない針を後側の針18として説明する。編地24の最先
端の編目は、図1に示す例では前側の針16に拘束され
ているが、後側の針18に拘束されていてもよい。針駆
動用のアクチュエータおよび糸供給装置用の駆動源を制
御する制御装置については、図17に関連して後に詳細
に説明する。
【0019】渡り糸の編成開始箇所の糸止め部の形成方
法の実施例
【0020】次に、図2、図3および図4を参照して、
図6に示す編柄24のインターシャ編地をキャリッジレ
スの横編機により編成する実施例について説明する。
【0021】図6の編柄24において、コースA1〜A
nおよびC1〜Cnは、全区間Wa,WbおよびWcを
給糸口20aからの黒色の糸22aで編成される。編柄
24は、コースA1〜An、コースB1〜Bmおよびコ
ースC1〜Cnの順に編成される。
【0022】コースB1〜Bmのうち、区間Waは給糸
口20aからの黒色の糸22aで編成され、区間Wbは
給糸口20bからの白色の糸22bで編成され、区間W
cは図示しない給糸口からの図示しない黒色の糸で編成
される。この場合、コースB1〜Bmにおいて、糸22
bは区間Wa,Wcにおいて渡り糸となり、またその起
点は給糸口20bが左から右へ移動するときは編地の左
端であり、給糸口20bが右から左へ移動するときは編
地の右端である。
【0023】図2、図3および図4は、給糸口20bを
左から右へ走行させて糸22bによりコースB1を編成
する場合において、区間Wb,Wcの境界付近において
糸22bの止め部を形成する実施例を示す。それゆえ
に、この実施例の場合、図6の編柄24において、区間
Wa,Wcは糸22bの渡り糸区間であり、区間Wbは
糸22bの編成区間である。
【0024】図2、図3および図4において、図5
(A)に示す図形の部分は糸のニッティングをする工程
を示し、図5(B)に示す図形の部分は糸のタッキング
をする工程を示す。また、下側の各針は前側の針床の針
すなわち編成にかかわる針であり、上側の各針は後側の
針すなわち編成にかかわらない針である。以下、前側の
針床の針を「前針」といい、後側の針床の針を「後針」
という。さらに、中央の線50は、図6における区間W
bと区間Wcとの境界を示し、線50に関して右方が区
間Wbであり、線50に関して左方が区間Wcである。
【0025】図6において、コースA1〜Anまでは、
給糸口20aを左右方向へ往復移動させることにより全
区間Wa,Wb,Wcが糸22aにより編成される。そ
れゆえに、コースAnの編成を終了した時点において
は、図2、図3および図4に示すように、糸22aのル
ープ52が各前針により形成されている。
【0026】前後の針床は、総ゴム出会いに位置されて
いる。給糸口20aおよび20bは、図6における左端
に待機しており、図示しない残りの給糸口は図6におけ
る区間Wa,Wbの境界に待機している。
【0027】上記の状態で、先ず、図2(A)に示すよ
うに、給糸口20bが左方の起点から右方へ区間Wbの
左端まで移動される。このとき、図2(B)に示すよう
に、給糸口20bの移動にともなって、区間Wcに対応
する複数の針が左側のものから順次突出されて糸22b
を低く押える。これにより、糸22bは、渡り糸区間W
cの終端部において進出された針16または18に確実
に捕捉される。
【0028】これは、渡り糸はその起点において編地の
高さレベルに低く押えられているが、給糸口が針の上方
を移動するから、渡り糸区間における針16または18
に対する糸22の経路すなわち高さHは、糸22を低く
押えないと、図7に示すように、糸22の起点の側から
給糸口の側に向けて、H1,H2,H3,H4 と漸次高くな
り、渡り糸区間の終端部においては糸22が進出された
針16または18に捕捉されにくい高さになるからであ
る。
【0029】渡り糸区間に対応する複数の針を給糸口が
通過した後に渡り糸の起点の側の針から順次進出させる
と、糸22は、いずれかの針の進出時にその針の先端に
接触し、その針がさらに進出されることによりその針の
先端の円弧状部分に接触しながらその針の下面に案内さ
れる。これにより、起点から給糸口に伸びる糸22の高
さは、その針の部位においてh4 に下げられ、また次に
進出された針によっても同程度の高さに下げられる。そ
の結果、渡り糸は渡り糸区間の終端部の針に確実に捕捉
される。
【0030】図8(A)に示すように、前針または後針
のいずれか一方を順次進出させてもよいし、図8(B)
に示すように、両針床の針をそれぞれ順次進出させても
よい。前針16を進出させる場合は、それらの針に捕捉
されている編目がべら抜けをしないように、それらの針
をタック位置を越えて進出させないことが好ましい。後
針18を進出させる場合は、それらの針が空き針である
ことから、それらの針をクリアリング位置まで進出させ
てもよい。両針床の針を進出させる場合、それらの針の
進出量は、編成にかかわる針床の針であるか否かに応じ
て、前記のように設定される。
【0031】渡り糸を押え込むときの針の動作パターン
を図9に実線で示す。図9に示す動作パターンは、針に
より糸のタッキングをするいわゆる特殊タック動作パタ
ーンであり、針の最終位置が図9において8mm程度突
出している。
【0032】図9において一点鎖線に続く通常の編目の
ための動作パターンは、歯口の位置で待機している編針
が、先ず歯口の位置より上方へ突出し、次いで編糸を係
止すべく歯口の側に所定距離だけ後退してその位置で所
定期間Tだけ停止し、次いで歯口の位置を経て歯口の位
置より下方へ後退し、その後編糸を係止した状態で歯口
の位置に戻り、その位置で待機することを示す。しか
し、動作パターンは、編成すべき編地により異なる。ま
た、横軸を給糸口の移動量とする場合、図9は、図中右
から左へ走行する給糸口が符号aで示す位置にきたとき
の各編針の先端位置を連続した曲線で表していることに
なる。
【0033】渡り糸の押し下げすなわち押え込みのため
に順次進出させた針は、渡り糸を渡り糸区間の最後の
針、編成区間の最初の針等、順次進出された針より給糸
口の側の針に渡り糸を引っかけた後の任意な時期に後退
させてもよいし、次の針が進出した後先に進出させた針
から順次後退させてもよい。後者の場合、順次進出させ
た針のうち、少なくとも最後に進出された針、好ましく
は最後に進出された複数の針は、渡り糸が所定の針にか
けられるまで後退させないことが好ましい。
【0034】なお、渡り糸が渡り糸区間の終端付近の針
に確実に捕捉されるような高さ位置まで給糸口が降下す
る場合には、渡り糸を渡り糸区間に対応する複数の針を
突出させて、それらの針で渡り糸を押え込む必要はな
い。また、渡り糸を針により押え込む代わりに、圧縮空
気を渡り糸に吹き付けることにより、渡り糸を押え込ん
でもよい。
【0035】次いで、図2(C)に示すように、給糸口
20bが区間Wc内の前針161 よりさらに右方へ移動
され、その間、区間Wcの終端付近(右端部近傍)の1
つの前針161 が糸22bのタッキングをし、次いで区
間Wbの最初(左端)の後針183 が糸22bのニッテ
ィングをし、その後区間Wbの始端付近(左端部近傍)
の1つの前針165 が糸22bのタッキングをする。こ
れにより、図11(A)に示すように、前針161 によ
るタックループと、後針183 によるニットループと、
前針165 によるタックループとが順次形成されて、維
持される。
【0036】タッキングは、図9に示す特殊タック動作
パターンにより通常の編目の度目より小さい度目で編成
することにより行われる。ニッティングは、図9におい
て一点鎖線に続く通常のニッティングにより通常の編目
の度目で編成することにより行われる。図2に示す例で
は、タッキングおよびニッティングを、一本おきの針に
より行っているが、隣り合う針により行ってもよいし、
2本おき、3本おき等複数本おきの針により行ってもよ
い。また、糸22bのニッティングをする針183 は、
区間Wbと区間Wcとの境界付近であれば、区間Wbの
最初の後針に限定されない。区間Wbの他の後針であっ
てもよいし、区間Wcの後針であってもよい。このと
き、タッキングを行う一対の前針は、上記後針が間に位
置するように間隔をおいた2本の前針が用いられる。
【0037】次いで、図2(D)に示すように、給糸口
20bが区間Wbの左端の後針183 より左方に戻され
た後、区間Wbの左端の後針183 より右方へ移動され
る。給糸口20bが右方へ移動されるとき、後針183
がやや緩めに糸22bのニッティングをする。このとき
のループをより正確に示す図11(B)から明らかなよ
うに、ニットループが後針183 によりさらに形成され
て、維持される。
【0038】次いで、図3(A)に示すように、給糸口
20bが区間Wcの後針181 より左方へ戻され、その
間に後針183 が再び緩めに糸22bをニッティングす
るとともに、区間Wcの後針181 が緩めに糸22bを
ニッティングする。このときのループを正確に示す図1
1(C)から明らかなように、ニットループが後針18
3 ,181 により順次形成されて、維持される。
【0039】次いで、図3(B)に示すように、渡り糸
部分を押え込んでいた各針が後退されて原点位置に戻さ
れる。
【0040】次いで、前後の針床が目移しのための目移
し出会いに変位された後、図3(C)に示すように、後
針183 に対向する前針163 に維持されているニット
ループが後針183 に目移しにより移される。これによ
り、図11(D)に示すように、糸22aのニットルー
プが後針183 において糸22bのニットループに重ね
られ、異なる糸による2つのニットループが後針183
に維持される。
【0041】次いで、図3(D)に示すように、後針1
83 に維持されている2つのニットループが前針163
に目移しにより移される。これにより、糸22aのニッ
トループが前針163 において糸22bのニットループ
に重ねられ、異なる糸による2つのニットループが前針
163 に維持される。
【0042】上記の実施例において、図2(C)および
(D)のそれぞれにおいて、後針183 がニッティング
をする際の給糸口20bの走行方向(右方または左方)
は、実施例のものに限定されない。たとえば、図2
(C)の変形例について説明すると、図2(B)の給糸
口20bの移動中に前針165 のみタッキングをさせ、
その後給糸口20bが前針161 タッキングをし、その
後図2(D)に示す実施例のように2回目以降のニッテ
ィングを行う。あるいは、図2(D)については、図2
(C)に示す給糸口20bの位置から左方へ移動する際
に後針183 が2回目のニッティングをし、次いで図3
(A)に示す実施例のように3回目のニッティングを行
ってもよい。
【0043】また、図3(C)および(D)に示す工程
の代わりに、図3(B)において後針183 に維持され
ているニットループを前針163 に目移しにより移して
もよい。このとき、可動シンカーを有する横編機の場
合、後針183 に維持されているニットループを可動シ
ンカーで押えた状態で、そのニットループを前針163
に移してもよい。
【0044】しかし、通常の横編機においては、引き下
げ力が後針により形成されたループに作用しにくいか
ら、そのループを直接前針に移しにくい。このため、上
記実施例のように、前針163 のニットループを後針1
83 に一旦目移しして、後針183 の2つのニットルー
プに引き下げ力を作用させた後、後針183 の2つのニ
ットループを前針163 に目移しすることが好ましい。
【0045】上記の工程を横編機に実行させることによ
り、渡り糸の止め部が、編成区間における給糸口の走行
方向始端部に形成され、図5のコースAnの編目に止め
られる。糸22bは、図2(C),(D)、図3(A)
に示すように、前針161 ,165 に係止された状態
で、両前針の間の同じ後針183 により連続して3回ル
ープを形成される。
【0046】その後、糸22bを用いる区間Wbの編成
に先立って、先ず前後の針床を図4(A)に示すように
総ゴム出会いに戻し、次いで糸止め部を維持している前
針163 の両隣りの後針183 ,184 を図4(B)に
示すように特殊タック動作パターンにより進出させ、次
いで両後針183 ,184 を進出させた状態で、前針1
63 の1つ前の前針162 から編成を開始する工程が行
われる。
【0047】後針183 ,184 は、図9に示す特殊タ
ック動作パターンにより進出されて前針162 からの編
成開始時に糸止め部の浮き上がりを防止する。また、後
針183 ,184 は、前針162 からの編成開始時に糸
22bを係止しないように、給糸口20bの位置に対す
る動作タイミングが通常の動作パターンより速く移動さ
れる。通常の動作パターンを図10に一点鎖線で示し、
それより速い動作パターンを図10に実線で示す。より
具体的には、給糸口20bが図10に示す位置aに達し
たとき、後針183 ,184 は、進出位置HT から実線
に沿って下降することになる。
【0048】前針162 から編成を開始するとき、糸2
2bを係止している後針181 は、糸22bが前針16
2 に確実に係止されるように、糸22bを押える作用を
する。それゆえに、コースB1を編成後、後針181 の
ニットループは後針181 から目払いされる。
【0049】糸22bを用いる区間Wbの編成は、前後
の針床の出会いを通常の編成の出会いに戻した後、給糸
口20bを区間Wbを少し越える範囲内で左右に往復移
動させつつ、区間Wbに対応する各前針と糸22bを用
いて行われる。コースB1〜Bmの区間WaおよびWc
は、それぞれ、コースB1〜Bmの区間Wbの編成と同
期して編成される。
【0050】上記のようにして形成された渡り糸止め部
の一例を図12に示す。図12に示す例では、渡り糸止
め部54は、糸22bを結んで糸22aのループに止め
た3つのループの結び玉により形成されている。しか
し、渡り糸止め部は、2以上のループにより形成しても
よい。2つのループにより形成された渡り糸止め部56
の一例を図13に示す。
【0051】図2〜図4に示す実施例は、渡り糸すなわ
ち糸22bによる編成開始時の渡り糸止め部の形成方法
の実施例であるが、糸22bによる編成が終了し、糸2
2bが再び渡り糸となる場合も、渡り糸止め部を糸22
bに形成することが好ましい。渡り糸による編成終了時
の糸止め部も、渡り糸による編成開始時の糸止め部と同
様に形成することができる。
【0052】渡り糸の編成終了箇所の糸止め部の形成方
法の実施例
【0053】図14、図15および図16を参照して、
渡り糸22bによる編成が終了時の糸止め部を糸22b
に形成する実施例について説明する。図14、図15お
よび図16は、給糸口20bを右から左へ走行させて糸
22bによりコースBmを編成する場合において、区間
Wb,Wcの境界付近において糸22bに止め部を形成
する実施例を示す。
【0054】図14、図15および図16において、図
5(A)に示す図形の部分は糸のニッティングをする工
程を示し、図5(B)に示す図形の部分は糸のタッキン
グをする工程を示す。また、下側の各針は前側の針床の
針すなわち編成にかかわる針であり、上側の各針は後側
の針すなわち編成にかかわらない針である。さらに、中
央の線50は図6における区間Wbと区間Wcとの境界
を示し、左端の線58は編地の左端を示す。
【0055】図14(A)に示すように、コースBm−
1の編成を終了した時点において、糸22a,22b用
の給糸口20a,20bは、それぞれ、図示の位置にあ
る。この状態で、先ず図14(B)に示すように、糸2
2aの最左端のニットループがこのニットループを維持
している前針160 に対応する後針180 に目移しされ
る。
【0056】次いで、図14(C)に示すように、給糸
口20bが左方へ移動され、その間、区間Wb,Wcの
境界50から区間Wc側に2番目の後針181 が糸22
bのニッティングをする。これにより、糸22bのニッ
トループが形成され、後針181 に維持される。
【0057】次いで、図14(D)に示すように、後針
181 に対向する前針161 が糸22bのタッキングを
した後、給糸口20bが右方へ移動される。その間、後
針181 から2つ目の後針183 が糸22bのニッティ
ングをし、さらに2つ目の前針165 が糸22bのタッ
キングをする。これにより、糸22bのニットループが
形成されて、後針183 に維持され、また糸22bのタ
ックループが形成されて、前針165 に維持される。
【0058】図14(C)に示す工程を実行することな
く、図14(B)に示す工程の後に図14(D)に示す
工程を実行してもよい。しかし、この場合、前針163
に維持されている糸22bのニットループと、前針16
5 に維持されている糸22bのタックループとが引っ張
られて極端に小さくなることがある。それゆえに、図1
4(C)に示す工程を実行した後に、図14(D)に示
す工程を実行することが好ましい。
【0059】次いで、図15(A)に示すように、給糸
口20bが区間Wbの左端の後針183 より左方に戻さ
れた後、区間Wbの左端の後針183 より右方へ移動さ
れる。給糸口20bが再び右方へ移動されるとき、後針
183 がやや緩めに糸22bのニッティングをする。こ
れにより、糸22bのニットループが後針183 により
さらに形成されて、維持される。
【0060】次いで、図15(B)に示すように、給糸
口20bが区間Wbの後針183 より左方へ戻され、そ
の間に区間Wbの後針183 が緩めに糸22bのニッテ
ィングをする。この結果、ニットループが後針183 に
より形成されて、維持される。
【0061】次いで、図15(C)に示すように、針1
81 の目払いが行われる。これにより、前針163 に維
持されている糸22bのニットループと、前針165 に
維持されている糸22bのタックループとが緩められ
る。
【0062】次いで、図15(D)に示すように、後針
183 に対向する前針163 に維持されているニットル
ープが後針183 に目移しにより移される。これによ
り、糸22aのニットループが後針183 において糸2
2bのニットループに重ねられ、異なる糸による2つの
ニットループが後針183 に維持される。
【0063】次いで、図16(A)に示すように、後針
183 に維持されている2つのニットループが前針16
3 に目移しにより移される。これにより、糸22aのニ
ットループが前針163 において糸22bのニットルー
プに重ねられ、異なる糸による2つのニットループが後
針163 に維持される。
【0064】上記の工程を横編機に実行させることによ
り、渡り糸の止め部が、編成区間における給糸口の走行
方向終端部に形成され、その糸止め部が図5のコースB
m−1の編目に止められる。糸22bは、図14
(D)、図15(A),(B)に示すように、前針16
1 ,165 に係止された状態で、両前針の間の同じ後針
183 により連続して3回ループを形成される。
【0065】その後、図16(B)に示すように、給糸
口20bが左端の起点位置へ移動される。このとき、図
2(B)の工程と同様に前後の針が順次進出されて、渡
り糸22bを押える。
【0066】なお、図5に示す編柄24の場合、糸22
bを用いる編成が終了したから、糸22bは、前針16
1 とそれより左方の適宜な後針18n とによりニッティ
ングをされる。後針18n により糸22bのニッティン
グをする理由は、次の編成に入るとき、渡り糸が浮き上
がらないように、渡り糸を拘束するためである。
【0067】次いで、図16(C)に示すように、渡り
糸22bは、後針180 のニットパループを前針160
に目移しすることにより、左端において糸22aにより
拘束される。
【0068】次いで、図16(D)に示すように、図1
6(B)に示す工程で進出された各編針が原点位置に後
退される。次いで、図16(E)に示すように、結び玉
近傍の複数の後針が特殊タック動作パターンにより進出
されて、形成された糸止め部が次の編成時に浮き上がる
ことを防止する。これは、図4(B)に示す工程と同じ
理由による。
【0069】その後、糸22aによるコースC1〜Cn
の編成が行われる。コースC1の編成時、図16(E)
に示す工程で進出された各針は、次の編成時に糸22a
を係止しないように、給糸口20aの位置に対する動作
タイミングが通常の動作パターンより速く移動される。
コースC1を編成後、後針18n のニットループは後針
18n から目払いされる。
【0070】図5において、コースC1〜Cnまでは、
給糸口20aを左右方向へ往復移動させることにより全
区間Wa,Wb,Wcが糸22aにより編成される。
【0071】図14〜図16の工程により形成された渡
り糸止め部は、図2〜図4の工程により形成された渡り
糸止め部と同様に、糸22bを結んで糸22aのループ
に止めた3つのループの結び玉により形成されている。
しかし、渡り糸による編成終端部に形成する渡り糸止め
部は、2以上のループ、たとえば2つ、4つ、5つのル
ープにより形成してもよい。
【0072】制御装置の実施例
【0073】図17は、上記した編成方法を実行するキ
ャリッジレスの横編機に用いられる制御装置60の一実
施例を示す。
【0074】キャリッジレスの横編機は、それぞれが編
針に対応されて対応する編針に往復移動をさせる複数の
アクチュエータ621 〜62n と、それぞれが給糸口に
対応されて対応する給糸口に往復移動をさせる複数の駆
動源641 〜64m とを含む。各アクチュエータとし
て、直流リニアモータが用いられる。各駆動源として、
減速機付のサーボモータが用いられる。
【0075】制御装置60は、それぞれがアクチュエー
タに対応されて対応するアクチュエータの移動を位置制
御する複数の第1コントローラ661 〜66n と、それ
ぞれが駆動源に対応されて対応する駆動源の回転を位置
制御する複数の第2コントローラ681 〜68m とを含
む。第1および第2コントローラ661 〜66n および
681 〜68m は、それぞれ、対応するアクチュエータ
および給糸口の数と同数備えられている。
【0076】第1コントローラ661 〜66n は、所定
の編成計画に基づく第1コントローラの作動を記憶する
メモリ701 〜70n を有する。同様に、第2コントロ
ーラ681 〜68m は、所定の編成計画に基づく第2コ
ントローラの作動を記憶するメモリ721 〜72m を有
する。
【0077】第1および第2コントローラ661 〜66
n ,681 〜68m は、給糸口の位置制御を司る第2コ
ントローラの作動に同期して針の位置制御を司る第1コ
ントローラへの作動のタイミング信号を与える共通の主
コントローラ74に接続されている。主コントローラ7
4は、所定の編成計画に基づく主コントローラ74の作
動を記憶しているメモリ76が接続されている。
【0078】メモリ701 〜70n ,721 〜72m お
よび76に記憶すべきデータは、所定の編成計画に基づ
くデータであり、所定の編成計画を基にして編設計コン
ピュータ78において作成される。編設計コンピュータ
78で作成されたデータは、データ通信回線のような通
信手段により各メモリに直接供給されるか、テープ、デ
ィスク、バブルメモリのような他の通信手段を介して間
接的に各メモリに供給される。
【0079】第1コントローラ661 〜66n の各メモ
リに記憶するデータは、編成コース毎の、対応するアク
チュエータひいては針の位置データ、ニットパターンデ
ータ等である。第2コントローラ681 〜68m の各メ
モリに記憶するデータは、編成コース毎の、対応する糸
供給装置ひいては給糸口の往復運動幅および走行速度パ
ターン等のデータである。主コントローラ74のメモリ
76に記憶するデータは、編成コース毎の、走行させる
べき糸供給装置の選択と、それら糸供給装置の位置によ
り作動させるべき針の選択を行うためのデータ等であ
る。
【0080】第1および第2コントローラ661 〜66
n および681 〜68m は、主コントローラ74により
制御されつつ、対応するメモリ内のデータを基に、対応
するアクチュエータまたは駆動源を作動させる。これに
より、横編機は、複数の給糸口の走行順序を上記のよう
に変更しつつ、所定の編柄を有する多色シングル編地を
編成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】横編機の編針と給糸口と糸供給装置との部分を
示す概略的な側面図である。
【図2】渡り糸の編成開始箇所における渡り糸止め部の
形成方法の一実施例の工程を説明するための図である。
【図3】図2に続く工程を説明するための図である。
【図4】図3に続く工程を説明するための図である。
【図5】図2〜図4および図14〜図16における記号
を説明するための図である。
【図6】インターシャ編地の編柄とその編成方法の説明
図である。
【図7】編針に対する渡り糸の高さの関係を説明するた
めの図である。
【図8】渡り糸を編針で押え込んだ状態を示す図であ
る。
【図9】動作パターンの一実施例を示す図である。
【図10】動作パターンの他の実施例を示す図である。
【図11】図2〜図4に示す工程の途中における編成状
態を示す図である。
【図12】図2〜図4に示す実施例により形成された渡
り糸止め部を示す図である。
【図13】渡り糸止め部の他の実施例を示す図である。
【図14】渡り糸の編成終了箇所における渡り糸止め部
の形成方法の一実施例の工程を説明するための図であ
る。
【図15】図14に続く工程を説明するための図であ
る。
【図16】図15に続く工程を説明するための図であ
る。
【図17】制御装置の一実施例を示す電気回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 横編機 12,14 針床 16,18 針 20,20a,20b 給糸口 22,22a,22b 糸 24 編地 54,56 渡り糸止め部 Wa,Wb,Wc 区間 A1〜An,B1〜Bm,C1〜Cn 編成コース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給糸口および2つの針床を有する横編機
    により、前記給糸口からの糸が編成されずに渡り糸とな
    る渡り糸区間と前記給糸口からの糸を編成する編成区間
    とを有する編地を編成する方法における渡り糸止め部の
    形成方法であって、編成にかかわらない針床の針のうち
    前記渡り糸区間と前記編成区間との境界付近に位置する
    針により渡り糸について2回以上連続してループを形成
    する工程と、その後当該形成されたループを編成にかか
    わる針床の針に移す工程とを含む、渡り糸止め部の形成
    方法。
  2. 【請求項2】 前記ループを形成する工程は、編成にか
    かわる針床の針であって前記境界付近に位置する前記針
    を間にして間隔をおいた一対の針のうちの一方で渡り糸
    を係止し、次いで前記境界付近に位置する前記針により
    1回目のループを形成した後、前記一対の針のうちの他
    方で渡り糸を係止し、さらに前記境界付近に位置する前
    記針で2回目のループを形成することを含む、請求項1
    に記載の方法。
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