JPH09216253A - スタンパー自動交換機及び自動交換方法 - Google Patents

スタンパー自動交換機及び自動交換方法

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JPH09216253A
JPH09216253A JP5080696A JP5080696A JPH09216253A JP H09216253 A JPH09216253 A JP H09216253A JP 5080696 A JP5080696 A JP 5080696A JP 5080696 A JP5080696 A JP 5080696A JP H09216253 A JPH09216253 A JP H09216253A
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JP
Japan
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stamper
outer peripheral
clamp
movable mold
mold
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Application number
JP5080696A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Takii
潔 滝井
Yoshihiro Nagao
吉弘 長尾
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Sony Music Solutions Inc
Original Assignee
Sony Disc Technology Inc
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Publication date
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Publication of JPH09216253A publication Critical patent/JPH09216253A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means
    • B29C2045/1758Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means exchanging stampers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者によるスタンパーへの接触を回避すべ
く、使用済みのスタンパーを別のスタンパーに交換する
作業を作業者の手によらず自動で交換せしめ、スタンパ
ーへの汚れや傷付き等を起こさずに、スピーディーにス
タンパーの交換作業が行える作業効率の高いスタンパー
の自動交換機及び自動交換方法を提供する。 【解決手段】 スタンパー7を金型3に固定するクラン
プを、スタンパー7の取り外し前にはクランプ締め付け
機構40のスタンパーに対するクランプチャックを自動
的に緩めて解除し、スタンパー交換後に前記ランプ締め
付け機構40を介してスタンパー7のクランプチャック
の締め付けが行われるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の円
盤状記録媒体を射出成形する射出成形装置においてスタ
ンパー(原盤)を自動で交換することができるようにす
るためのスタンパー自動交換機及び自動交換方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、光透過性を有するアクリル樹脂
やポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料によって形成
されたディスク基板上に、極小スポットのレーザ光を利
用して音楽信号や映像等の情報信号を高密度に記録し、
また記録された情報信号の読み出しを行う光ディスクが
存在する。この光ディスクは、情報信号を示すピットや
グルーブ等の凹凸パターンが形成された透明基板上にア
ルミニウム等の金属薄膜よりなる反射膜が形成され、さ
らにこの反射膜を大気中の水分や酸素等から保護するた
めの保護膜が上記反射膜上に形成された構成となってい
る。この光ディスクに記録された情報を再生するには、
透明基板側より上記凹凸パターンにレーザ光を照射し、
その入射光と戻り光の反射率の差によって情報を検出す
る。
【0003】ところで、上記光ディスクは、予め所定の
情報信号が微小の凹凸パターン(ピットやグルーブに相
当する)として記録されたスタンパーを射出成型機に設
けられる金型にセットし、その金型内に加熱溶融したポ
リカーボネート等からなる樹脂材料を射出せしめること
により形成される。そして、その成形されたディスク基
板の信号記録面となる面にスパッタリング等によってア
ルミの反射膜を成形した後、その上に保護膜を成膜して
形成される。また、光ディスクを製造するに当たって
は、ある情報信号が記録された光ディスクを所定数製造
し終えたところで、別の情報信号が記録された光ディス
クを順次製造する工程をとっている。このため、ある情
報信号が記録された光ディスクを製造し終えた段階で、
次の情報信号が記録された光ディスクを製造するため
に、スタンパーを交換する必要がある。
【0004】これまでは、スタンパーの交換は、そのほ
とんどが人の手によって行われている。その作業手順と
しては、オーダ終了と同時に作業者が金型にセットされ
たスタンパーのセンター孔に棒状の治具を挿入させて該
スタンパーを金型より取り出し、新たなスタンパーを同
様の治具を用いて金型に取り付ける方法がとられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
の手作業によって行っているスタンパー交換では、スタ
ンパーを交換する際、誤ってスタンパーの情報記録面に
指先が触れることがある。その結果、スタンパーの情報
記録面が汚れたり、傷付いたりする。スタンパーが不良
になると、このスタンパーで形成される光ディスクは全
て不良となって、再生信号の正確な読み出しが行えなく
なり、歩留まりの低下や信頼性の低下を招くことにな
る。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、作業者によるスタンパーへの接触を回避すべ
く、使用済みのスタンパーを別のスタンパーに交換する
作業を作業者の手によらず自動で交換せしめ、スタンパ
ーへの汚れや傷付き等を起こさずに、スピーディーにス
タンパーの交換作業が行える作業効率の高いスタンパー
の自動交換機及び自動交換方法を提供することを目的と
する。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の中で
順次明らかにして行く。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次の技術手段を講じたことを特徴とする。
すなわち、スタンパーを交換するための構造としては、
固定金型と、前記固定金型と対面圧着されてディスク成
形キャビティを形成するとともに、圧着表面にドーナツ
形のディスク状をした情報転写用のスタンパーが配置さ
れる可動金型と、前記スタンパーの内周部分を前記圧着
表面上に解除可能にクランプする手段と、前記可動金型
の外周側の位置と前記固定金型の外周側の位置とに切り
換え配置可能であるとともに、前記可動金型の外周側の
位置に配置されて前記圧着表面上に配置されている前記
スタンパーの外周部分をクランプする外周クランプリン
グと、前記外周クランプリングの外周部分に形成された
固定金型側用係合部と、外周にねじ部を有して前記外周
クランプリング上に前記可動金型と対向して形成された
係合ロッドと、前記固定金型側用係合部と係合及び解除
可能にして前記固定金型側に形成された第1のリングロ
ック手段と、中心に前記係合ロッドのねじ部が螺合挿入
されるねじ孔を設けた回転体及び該回転体を正逆二方向
に回転させる駆動手段とを有して前記可動金型側に形成
された第2のリングロック手段と、前記第1のリングロ
ック手段と前記第2のリングロック手段の動作を制御す
る手段とを備え、前記係合ロッドの前記ねじ部が前記回
転体の前記ねじ孔に螺合された状態で前記駆動手段を介
して前記回転体が正方向に回転されると前記ロッドと一
体に前記外周クランプリングが前記圧着表面側に押し付
けられて前記スタンパーを押さえ、逆方向に回転される
と前記スタンパーの締め付けを緩めて前記螺合を解除可
能にして成る構成としたものである。したがって、この
構造によれば、可動金型の圧着表面上にセットされたス
タンパーの外周部分を押さえて保持する外周クランプリ
ングによる上記スタンパーに対するクランプ、及びその
解除を自動的に行うことができる。これにより、使用済
みのスタンパーを別のスタンパーと交換する作業を作業
者の手によらずに自動で交換せしめることが可能とな
る。よって、スタンパーへの汚れや傷付き等を起こさず
に、スタンパーの交換作業がスムースに行え、作業効率
の高いスタンパー自動交換機の実現が可能になる。
【0008】また、他のスタンパーを交換するための構
造としては、固定金型と、前記固定金型と対面圧着され
てディスク成形キャビティを形成するとともに、中心に
収納凹所を有し、圧着表面にドーナツ形のディスク状を
した情報転写用のスタンパーが配置される可動金型と、
一端側に前記スタンパーの内周部分を前記圧着表面上に
クランプする押さえ部を有するとともに他端側にネジ部
を有して前記可動金型の前記収納凹所内に抜き差し可能
に設けた内周クランプ筒と、前記可動金型の外周側の位
置と前記固定金型の外周側の位置とに切り換え配置可能
であるとともに、前記可動金型の外周側の位置に配置さ
れて前記圧着表面上に配置されている前記スタンパーの
外周部分をクランプする外周押さえリングと、前記外周
クランプリングの外周部分に形成された固定金型側用係
合部と、外周にねじ部を有して前記外周クランプリング
上に前記可動金型と対向して形成された係合ロッドと、
前記固定金型側用係合部と係合及び解除可能にして前記
固定金型側に形成された第1のリングロック手段と、中
心に前記係合ロッドのねじ部が螺合挿入されるねじ孔を
設けた回転体及び該回転体を正逆二方向に回転させるた
めの駆動手段とを有して前記可動金型側に形成された第
2のリングロック手段と、前記スタンパーと前記内周ク
ランプ筒を一体に保持することが可能なスタンパー保持
手段と、前記スタンパー保持手段を前記可動金型の移動
軌跡内における第1のセット位置と移動軌跡外における
第2のセット位置とに移動切り換え可能な手段と、各手
段を時系列的に制御する制御手段とを備え、前記係合ロ
ッドの前記ねじ部が前記回転体の前記ねじ孔に螺合され
た状態で前記駆動手段を介して前記回転体が正方向に回
転されると前記ロッドと一体に前記外周押さえが前記圧
着表面側に押し付けられて前記スタンパーを押さえ、逆
方向に回転されると前記スタンパーの締め付けを緩めて
前記螺合を解除可能にするとともに、前記スタンパー保
持手段が前記第1のセット位置で使用済みスタンパーと
前記内周クランプ筒とを受け取り保持できるとともに新
しいスタンパーと前記内周クランプ筒を前記可動金型側
に受け渡すことができ、前記第2のセット位置で前記使
用済みスタンパーを前記新しいスタンパーと交換するこ
とができる構成としたものである。したがって、この構
造によれば、可動金型の圧着表面上にセットされる使用
済みのスタンパーと別のスタンパーとの交換を自動でス
ムースに行うことができる。これにより、使用済みのス
タンパーを別のスタンパーと交換する作業を作業者の手
によらずに自動で行うことが可能となる。よって、スタ
ンパーへの汚れや傷付き等を起こさずに、スタンパーの
交換作業がスムースに行え、作業効率の高いスタンパー
自動交換機の実現が可能になる。
【0009】また、スタンパーを交換するための方法と
しては、スタンパーを金型に固定するクランプを、前記
スタンパーの取り外し前には前記クランプ締め付け機構
の前記クランパーに対するクランプチャックを自動的に
緩めて解除し、前記スタンパー交換後に前記ランプ締め
付け機構を介してクランプチャックの締め付けが行われ
るようにしたものである。この方法によれば、スタンパ
ーのクランプ、及びその解除を自動的に行うことができ
る。これにより、使用済みのスタンパーを別のスタンパ
ーに交換する作業を作業者の手によらずに自動で行うこ
とが可能となる。よって、スタンパーへの汚れや傷付き
等を起こさずに、スタンパーの交換作業がスムースに行
え、作業効率の高いスタンパー自動交換機の実現が可能
になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
一形態例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図10乃至図12は光ディスクを射出成形によって製造
する射出成形装置の全体構成を概略的に示す図で、図1
0はその正面図、図11はその側面図、図12はその上
面図である。
【0011】図10乃至図12において、この射出成形
装置1は、射出成形部2を備えている。この射出成形部
2には、可動金型と固定金型とでなる成形金型3と、こ
の成形金型3に設置されるスタンパーを交換操作するた
めのスタンパー供給・排出手段4等が設けられている。
そして、成形金型3の可動金型と固定金型とが対面圧着
されてなるディスク成形キャビティ内に樹脂材供給部5
より溶融されたポリカーボネート樹脂等を送り込むこと
によってディスク基板を成形する。
【0012】図1は上記射出成形部2の要部構成を示す
もので、上記成形金型3は射出成形部2に固定される固
定金型3Aと、この固定金型3Aに対して接離操作され
る可動金型3Bの2分割構造となっており、互いに対面
圧着されると、この内部に上記キャビティが形成され
る。また、キャビティを形成する可動金型3Bの一主面
6(以下、「圧着表面6」と言う)には、情報信号が記
録された凹凸パターンを有してなるスタンパー7が外周
クランプリング9と内周クランプ筒22とで着脱自在に
取り付けられる。
【0013】スタンパー供給・排出手段4は、ある情報
信号が記録されたスタンパー7を所定オーダー数成形し
た後、その使用済みのスタンパー7を可動金型3Bより
取り出し、または次に成形する別の情報信号が記録され
た新たなスタンパー7を可動金型3Bに取り付ける役目
をする。
【0014】さらに詳述すると、固定金型3Aは射出成
形部2のフレーム10に取り外し可能に固定されてお
り、また外周の位置には外周クランプリング9を保持し
ておくためのリングホルダー部11が設けられている。
【0015】可動金型3Bは左右方向(固定金型3Aと
接離する方向)に移動される可動プラテン12上に取り
外し可能に取り付けられている。その可動プラテン12
は、駆動シリンダー13により往復移動され、また移動
された量は駆動シリンダー13に設けられている移動量
検知センサ(不図示)により逐次検出され、その信号が
制御部14に入力される。さらに、可動金型3Bには、
回転体15と、この回転体15を駆動するための駆動機
構16が設けられているとともに、圧着表面6側の外周
の位置には外周クランプリング9を保持しておくための
リング締め付け機構40が設けられている。
【0016】回転体15は、可動金型3Bの圧着表面6
の中心に形成された収納凹所である孔18内に回転自在
に取り付けられており、一端側にはクラウンギア19を
設けた円盤部20が鍔状にして一体に形成されている。
そして、固定金型3Aと接する方向の移動は、円盤部2
0が空洞部21の内面に当接することにより規制され、
固定金型3Aと離れる方向の移動はクラウンギア19に
噛合されている後述するウオームギア25が接すること
によって規制されている。また、回転体15の他端側
(固定金型3Aと向かい合う側)には、内周クランプ筒
22を受け入れるための凹所23が作られ、全体として
カップ状に形成されているとともに、さらに内部の奥側
には雌ねじ24が設けられている。
【0017】駆動機構16は、クラウンギア19に噛合
されている上記ウオームギア25と、このウオームギア
25を先端に一体回転可能に取り付けている軸26と、
この軸26を駆動するための正逆二方向に回転可能なモ
ータ27等で構成されており、モータ27の回転軸と軸
26との間はカップリング28を介して一体回転可能に
連結されている。また、軸26は軸受29を介して可動
金型3Bに回転可能に取り付けられている。なお、符号
30は軸26上に取り付けられた手動ツマミで、この手
動ツマミ30を手で回転させると、モータ27の駆動に
依らずに軸26を回転させることができる構造になって
いる。そして、この駆動機構16では、モータ27が回
転されると、軸26がウオームギア25と共に回転さ
れ、このウオームギア25と噛合されているクラウンギ
ア19を介して回転体15が回転される構造になってい
る。また、その回転方向は、モータ27の回転方向に依
存する。
【0018】リング締め付け機構40は、図2と図4乃
至図9に詳細に示しているように、可動金型3Bの圧着
表面6に開口41を有している空洞部42内に設けられ
ており、円板状のねじ部材43と、該ねじ部材43を正
逆二方向に回転させる駆動機構44とで構成されてい
る。なお、上記空洞部42は可動金型3Bの円周に沿っ
て略90度づつ離れた位置に1つづつ、合計4つ設けら
れている。上記リング締め付け機構40を構成している
部材のうち、ねじ部材43は、開口41と軸中心を一致
させて配置されており、その中心には内面に雌ねじが設
けられている係合孔45が形成され、他面(圧着表面6
と反対側の面)にはクラウンギア46が形成されてい
る。駆動機構44は正逆二方向に回転されるモータ(不
図示)により回転される軸47と、この軸47と一体に
回転するウオームギア48とを有し、ウオームギア48
をクラウンギア46に噛合させている。そして、モータ
によりウオームギア48が回転されると、ねじ部材43
はその回転に応じた方向に回転する。なお、ウオームギ
ア48を回転させるモータの駆動は制御部14により制
御される。
【0019】スタンパー7は、図3中に示すように、中
心に孔31(以下、「中心孔31」と言う)を有したド
ーナツ形のディスク状を成し、予め所定の情報信号が微
小の凹凸パターンとして記録されている。
【0020】外周クランプリング9は、図2に示すよう
に、固定金型3A側のリングホルダー部11の外径及び
可動金型3B側のリングホルダー部17の外径と略等し
い内径を有したリング状に形成されており、内周の中間
部分には、スタンパー7の外径よりも僅かに小さく、ま
た図7に詳細に示しているように、可動金型3Bの圧着
表面6上に配置されたスタンパー7の外周部分を、その
圧着表面6上に押さえ付けておく(クランプしておく)
ことが可能な押さえ面(クランプ面)を形成している小
径リング部9aが一体に形成されている。一方、外周に
は固定金型用の係合部としてのリング溝9bが形成され
ている。また、一面(可動金型3Bと対向している面)
側にはねじ部材43の係合孔45に螺合される雄ねじを
外周に形成している係合ロッド49が、可動金型3B上
の開口41に対応して略90度間隔で4つ取り付けられ
ている。そして、この外周クランプリング9は、可動金
型3Bの移動により、可動金型3B上に配置された位置
(図7参照)から固定金型3A上に装着された位置(図
4参照)とに移動させることができる。これに対して、
固定金型3A側には、リング溝9bに対応してリングロ
ック手段としてのプランジャー32が配設されている。
なお、このプランジャー32も、円周に沿って略90度
づつ離れた位置に1つづ、合計4つ配置されており、こ
のプランジャー32は制御部14からの指令により動作
する。
【0021】内周クランプ筒22は、回転体15の凹所
23内に受け入れ可能な大きさで形成されており、凹所
23内に差し込まれる先端部分における外周には回転体
15内の雌ねじ24と螺合可能な雄ねじ34が形成され
ている。また、他端側の周面22a(以下、「テーパー
面22a」と言う)は先端側から他端側に進むにしたが
って序々に外径が大きくなるテーパー面として形成され
ており、最小外径はスタンパー7における中心孔31の
内径よりも若干小さく、最大外径は中心孔31の内径よ
りも大きく形成されている。したがって、内周クランプ
筒22を先端部分側からスタンパー7の中心孔31内に
差し込んで行くと、テーパー面22aの部分まではスム
ースに挿入させることができるが、テーパー面22aの
部分では、途中まで挿入されるとテーパー面22aの外
周が中心孔31の内面に当接されてそれ以上の挿入が阻
止され、これと同時に内周クランプ筒22とスタンパー
7との芯出しが自動的に行われる。また、この内周クラ
ンプ筒22は、凹所23内に差し込まれ、後述するスタ
ンパー供給・排出手段4のメカニカルチャック部38で
チャッキングして内周クランプ筒22の回転を止めた状
態で回転体15を回転させると、雌ねじ24と雄ねじ3
4が互いに螺合してねじ締めされ、これにより内周クラ
ンプ筒22が凹所23内に引き込まれる。一方、このね
じ締めされている状態で、同じく内周クランプ筒22の
回転を止めて回転体15を逆に回転させると、内周クラ
ンプ筒22が凹所23内より送り出される構造になって
いる。
【0022】スタンパー供給・排出手段4は、アーム駆
動部35で往復回動されるアーム機構36と、このアー
ム機構36の回動先端に取り付けたスタンパー保持部3
7と、このスタンパー保持部37に取り付けたメカニカ
ルチャック部38及びエアチャック部39とを有してい
る。そして、メカニカルチャック部38は内周クランプ
筒22のテーパー面22aが設けられている端部(テー
パー面22aがスタンパー7をクランプするのに影響さ
れない部分)を解除可能に保持(チャッキング)し、エ
アチャック部39は内周クランプ筒22に装着されたス
タンパー7を真空チャックして解除可能に保持する構造
になっている。また、スタンパー供給・排出手段4は、
アーム駆動部35の駆動によりアーム機構36が回動さ
れる構造となっており、可動金型3Bの移動軌跡内でス
タンパー保持部37のメカニカルチャック部38が可動
金型3Bの中心と略一致される第1のセット位置(図
4,図5,図8,図9参照)と可動金型3Bの移動軌跡
外における第2のセット位置とに、択一的に移動切り換
えされる。そのアーム駆動部35の駆動は制御部14に
より制御される。
【0023】図4乃至図9はスタンパー7を交換する動
作を示した図である。そこで、図1に示した射出成形部
2の動作を図4乃至図9の動作図と共に以下、順に説明
する。なお、ここでは、内周クランプ筒22が第2のセ
ット位置でメカニカルチャック部38により既にチャッ
クされている状態より説明する。
【0024】まず、第2のセット位置で、図示せぬ手段
により使用済みのスタンパー7が外され、新たなスタン
パー7が内周クランプ筒22に装着され、このスタンパ
ー7がエアチャック部39で真空吸着されて保持され
る。すなわち、スタンパー保持部37には内周クランプ
筒22とスタンパー7とが一体的に保持されている。ま
た、このとき、外周クランプリング9は固定金型3Aの
リングホルダー部11上に配置され、さらにリング溝9
bにプランジャー32のロッド32aが係合されて移動
不能に保持されている。
【0025】続いて、アーム駆動部35が駆動されてア
ーム機構36が回転する。すると、スタンパー保持部3
7が第1のセット位置に内周クランプ筒22及びスタン
パー7と共に移動される(図4参照)。
【0026】次に、駆動シリンダー13が駆動されて可
動プラテン12が可動金型3Bを伴って固定金型3A側
に移動する。すると、この移動に伴って、第1のセット
位置に配置されている内周クランプ筒22が可動金型3
B側における回転体15の凹所23内に進入される。ま
た、駆動機構16のモータ27が回転され、このモータ
27の駆動力がカップリング28,軸26,ウオームギ
ア25,クラウンギア19を介して回転体15が回転さ
れる。そして、内周クランプ筒22の雄ねじ34が回転
体15の雌ねじ24と噛み合い可能な位置まで移動され
ると、雄ねじ34と雌ねじ24とが螺合されて内周クラ
ンプ筒22が凹所23内に引き込まれながら、さらに可
動金型3Bの移動が行われる。また、内周クランプ筒2
2が凹所23内に完全に引き込まれる直前でエアチャッ
ク部39によるスタンパー7への保持が解かれ、次いで
駆動シリンダー13の駆動と駆動機構16におけるモー
タ27の駆動が一旦停止する(図5参照)。なお、ここ
では内周クランプ筒22が凹所23内に完全に引き込ま
れてセットが完了する前に、エアチャック部39による
スタンパー7へのチャックを解除するようにしているの
で、その後、内周クランプ筒22がさらに凹所23内に
引き込まれ、テーパー面22aが中心孔31の内面に強
く押し付けられて行くときに内周クランプ筒22に対す
る調芯が自動的に行われることになる。そして、内周ク
ランプ筒22が凹所23内に完全に引き込まれた状態で
は、スタンパー7の内周側が可動金型3Bの圧着表面6
に押さえ付けられて密着された状態になる。また、可動
プラテン12の移動量は、駆動シリンダー13の駆動よ
り得られる移動量検知センサからの信号が制御部14に
入力されることによって、この制御部14で知ることが
でき、この信号を基に各部の時系列的な制御が行われ
る。
【0027】続いて、アーム駆動部35が駆動されてア
ーム機構36が回転し、内周クランプ筒22及びスタン
パー7を保持しない状態でスタンパー保持部37が第2
のセット位置に移動され、その位置で停止する。
【0028】次いで、駆動シリンダー13が再び駆動さ
れ、可動プラテン12が可動金型3Bと共に固定金型3
A側に移動する。また、所定量移動されると、可動金型
3Bの開口41内に係合ロッド49が挿入され、さらに
移動されると係合ロッド49の先端がねじ部材43の係
合孔45内の雌ねじに突き当たる。これと同時(若しく
は直前)に、リング締め付け機構40の駆動機構44が
正方向に回転し、この回転がウオームギア48,クラウ
ンギア46を介してねじ部材43に伝達され、ねじ部材
43が正方向に回転される。すると、このねじ部材43
の回転により、係合ロッド49が係合孔45内に引き込
まれながら、可動プラテン12が可動金型3Bと共に固
定金型3A側にさらに移動する。そして、最終位置で
は、図6に示すように、可動金型3Bが固定金型3Aに
当接されてリングホルダー部17が外周クランプリング
9内に入り込む。同時に、可動金型3Bと固定金型3A
との間にキャビティが形成された状態となるとともに、
ねじ部材43の回転により係合ロッド49が可動金型3
B内に引き込まれ、外周クランプリング9の小径リング
部9aでスタンパー7の外周部分を可動金型3Bの圧着
表面6に押さえ付けた状態となる。また、駆動シリンダ
ー13の駆動も停止される。これにより、スタンパー7
は、外周部分側が外周クランプリング9により圧着表面
に押さえ付けられるとともに、内周部分側が内周クラン
プ筒22により圧着表面6に押さえ付けられて固定され
た状態で保持され、かつそれまでリング溝9bに係合さ
れていたプランジャー32のロッド32aの係合が外さ
れる。こにより外周クランプリング9は、固定金型3A
側から可動金型3B側に切り換え固定されたことにな
る。図6は、この状態を示している。
【0029】続いて、駆動シリンダー13が再び駆動さ
れ、可動金型3Bが固定金型3Aと離れる方向に、射出
成形用の位置まで移動される。すると、外周クランプリ
ング9はスタンパー7を押さえ付けたまま、その後は可
動金型3Bと一体に移動する。図7は、この状態を示し
ている。そして、スタンパー7の交換を必要とされるま
では、こうしてスタンパー7が可動金型3Bに装着され
たまま、駆動シリンダー13の駆動により<可動金型3
Bが固定金型3Aに接離される動作を繰り返す。また、
この接離されるときには、その間に形成されるキャビテ
ィ内に樹脂材供給部5より溶融されたポリカーボネート
樹脂を送り込むことによって光ディスクが成形される。
【0030】また、所定数の光ディスクを製造し終えた
ところで、別の情報信号が記録された光ディスクを製造
するのにスタンパー7を交換する場合は、駆動シリンダ
ー13を駆動させて、可動金型3Bが固定金型3Aに当
接された状態となるまで可動プラテン12を移動させ、
固定金型3A側のリングホルダー部11が外周クランプ
リング9内に入り込んだ状態にする。次いで、この状態
で、プランジャー32のロッド32aがリング溝9bに
係合されるとともに、リング締め付け機構40の駆動機
構44を逆方向に回転させ、この回転をウオームギア4
8,クラウンギア46を介してねじ部材43に伝達し、
ねじ部材43を逆方向に回転させる。また、これと同時
に、駆動シリンダー13を駆動させて可動プラテン12
を可動金型3Bと共に固定金型3Aと離れる方向に戻
す。すると、ねじ部材43の回転により、係合ロッド4
9が係合孔45内より押し出されてリング締め機構40
が緩められながら、可動プラテン2と可動金型3Bとが
固定金型3Aと離れる方向に移動する。この移動では、
外周クランプリング9は固定金型3A側に取り残され
る。そして、可動金型3Bは射出成形用の位置よりも大
きく、この間にスタンパー保持部37を配置できるスペ
ースが確保できるまで移動される。
【0031】次いで、アーム駆動部35が駆動されてア
ーム機構36が回転し、スタンパー保持部37が第1の
セット位置に移動される。
【0032】駆動シリンダー13が駆動されて可動プラ
テン12が可動金型3Bと共に固定金型3A側に移動
し、内周クランプ筒22の被チャック部がメカニカルチ
ャック部38と対応する位置で停止される。次いで、メ
カニカルチャック部38が内周クランプ筒22をチャッ
クするとともに、エアチャック部39がスタンパー7を
真空吸着して保持する(図8参照)。続いて、駆動機構
16のモータ27が負方向に回転され、このモータ27
の駆動力がカップリング28,軸26,ウオームギア2
5,クラウンギア19を介して回転体15を負方向に回
転させる。これにより内周クランプ筒22の雄ねじ34
と回転体15の雌ねじ24との螺合が解かれ、内周クラ
ンプ筒22が凹所23内より押し出される。そして、こ
れと連動する形で駆動シリンダー13が駆動され、可動
プラテン12も固定金型3Aと離れる方向に移動され
て、雄ねじ34と雌ねじ24の螺合が完全に解かれる。
すると、スタンパー7と内周クランプ筒22がスタンパ
ー保持部37に残り、可動金型3Bと可動プラテン12
だけが固定金型3Aと離れる方向に移動し、内周クラン
プ筒22が回転体15の凹所23内より完全に引き出さ
れた状態になると駆動シリンダー13の駆動が停止され
る(図9参照)。
【0033】続いて、アーム駆動部35が駆動されてア
ーム機構36が回転し、スタンパー保持部37が第2の
セット位置に内周クランプ筒22及びスタンパー7と共
に移動される。そして、この第2のセット位置でエアチ
ャック部39の真空吸着が解かれて別の情報信号が記録
されたスタンパー7と交換され、再び同じようにして第
1のセット位置に運ばれて同じようにしてセットされ
る。また、内周クランプ筒22の交換も必要とされる場
合は、この第2のセット位置で交換されることになる。
【0034】したがって、この形態例における構造で
は、可動金型3Bの圧着表面6上にセットされる使用済
みのスタンパー7と別のスタンパー7とを自動で交換す
ることができるので、使用済みのスタンパー7を別のス
タンパー7に交換する作業を作業者の手によらずに交換
せしめることができる。これにより、スタンパー7への
汚れや傷付き等を起こさずに、スタンパー7の交換作業
がスムースに行え、作業効率の高いスタンパー自動交換
機の実現が可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも明らかのように、本発
明においては、使用済みのスタンパーを別のスタンパー
に交換する作業を作業者の手によらずに自動で交換せし
めることができる。これにより、スタンパーへの汚れや
傷付き等を起こさずにスタンパーの交換作業がスムース
に行え、作業効率の高いスタンパー自動交換機の実現が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例として示す射出成形装置にお
ける射出成形部の要部構成配置図である。
【図2】本形態例装置で使用している外周クランプリン
グとその周辺構造を示す斜視図である。
【図3】本形態例装置で使用しているスタンパーと内周
クランプ筒を示す外観斜視図である。
【図4】本形態例装置におけるスタンパー交換動作状態
図である。
【図5】本形態例装置におけるスタンパー交換動作状態
図である。
【図6】本形態例装置におけるスタンパー交換動作状態
図である。
【図7】本形態例装置におけるスタンパー交換動作状態
図である。
【図8】本形態例装置におけるスタンパー交換動作状態
図である。
【図9】本形態例装置におけるスタンパー交換動作状態
図である。
【図10】本発明の一形態例として示す射出成形装置の
正面図である。
【図11】本発明の一形態例として示す射出成形装置の
側面図である。
【図12】本発明の一形態例として示す射出成形装置の
上面図である。
【符号の説明】
2 射出成形部 3 成形金型 3A 固定金型 3B 可動金型 4 スタンパー供給・排出手段 6 圧着表面 9 外周クランプリング 9b,9c リング溝 11 リングホルダー部 14 制御部 15 回転体 16 駆動機構 17 リングホルダー部 19 クラウンギア 22 内周クランプ筒 22a テーパー面 27 モータ 32 プランジャー 33 プランジャー 37 スタンパー保持部 40 リング締め付け機構 44 駆動機構 49 係合ロッド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型と、 前記固定金型と対面圧着されてディスク成形キャビティ
    を形成するとともに、圧着表面にドーナツ形のディスク
    状をした情報転写用のスタンパーが配置される可動金型
    と、 前記スタンパーの内周部分を前記圧着表面上に解除可能
    にクランプする手段と、 前記可動金型の外周側の位置と前記固定金型の外周側の
    位置とに切り換え配置可能であるとともに、前記可動金
    型の外周側の位置に配置されて前記圧着表面上に配置さ
    れている前記スタンパーの外周部分をクランプする外周
    クランプリングと、 前記外周クランプリングの外周部分に形成された固定金
    型側用係合部と、 外周にねじ部を有して前記外周クランプリング上に前記
    可動金型と対向して形成された係合ロッドと、 前記固定金型側用係合部と係合及び解除可能にして前記
    固定金型側に形成された第1のリングロック手段と、 中心に前記係合ロッドのねじ部が螺合挿入されるねじ孔
    を設けた回転体及び該回転体を正逆二方向に回転させる
    駆動手段とを有して前記可動金型側に形成された第2の
    リングロック手段と、 前記第1のリングロック手段と前記第2のリングロック
    手段の動作を制御する手段とを備え、 前記係合ロッドの前記ねじ部が前記回転体の前記ねじ孔
    に螺合された状態で前記駆動手段を介して前記回転体が
    正方向に回転されると前記ロッドと一体に前記外周クラ
    ンプリングが前記圧着表面側に押し付けられて前記スタ
    ンパーをクランプし、逆方向に回転されると前記スタン
    パーの締め付けを緩めて前記螺合を解除可能にすること
    を特徴とするスタンパー自動交換機。
  2. 【請求項2】 前記第1の係合部として前記外周クラン
    プリングの外周面に形成した溝を用いるとともに、前記
    第1のリングロック手段には前記溝内に係合・非係合可
    能に進退出されるロッドを設けた請求項1に記載のスタ
    ンパー自動交換機。
  3. 【請求項3】 前記回転ねじ部は円板状に形成されて一
    面側にクラウンギアを有しているとともに、前記駆動手
    段は前記クラウンギアに螺合されたウオームギア及び該
    ウオームギアを正逆二方向に回転させるモータを有して
    成る請求項1に記載のスタンパー自動交換機。
  4. 【請求項4】 前記スタンパー交換のために前記可動金
    型を開放して停止させた位置を測定して信号出力するセ
    ンサを有している請求項1に記載のスタンパー交換機。
  5. 【請求項5】 固定金型と、 前記固定金型と対面圧着されてディスク成形キャビティ
    を形成するとともに、中心に収納凹所を有し、圧着表面
    にドーナツ形のディスク状をした情報転写用のスタンパ
    ーが配置される可動金型と、 一端側に前記スタンパーの内周部分を前記圧着表面上に
    クランプするクランプ部を有するとともに他端側にネジ
    部を有して前記可動金型の前記収納凹所内に抜き差し可
    能に設けた内周クランプ筒と、 前記可動金型の外周側の位置と前記固定金型の外周側の
    位置とに切り換え配置可能であるとともに、前記可動金
    型の外周側の位置に配置されて前記圧着表面上に配置さ
    れている前記スタンパーの外周部分をクランプする外周
    クランプリングと、 前記外周クランプリングの外周部分に形成された固定金
    型側用係合部と、 外周にねじ部を有して前記外周クランプリング上に前記
    可動金型と対向して形成された係合ロッドと、 前記固定金型側用係合部と係合及び解除可能にして前記
    固定金型側に形成された第1のリングロック手段と、 中心に前記係合ロッドのねじ部が螺合挿入されるねじ孔
    を設けた回転体及び該回転体を正逆二方向に回転させる
    ための駆動手段とを有して前記可動金型側に形成された
    第2のリングロック手段と、 前記スタンパーと前記内周クランプ筒を一体に保持する
    ことが可能なスタンパー保持手段と、 前記スタンパー保持手段を前記可動金型の移動軌跡内に
    おける第1のセット位置と移動軌跡外における第2のセ
    ット位置とに移動切り換え可能な手段と、 各手段を時系列的に制御する制御手段とを備え、 前記係合ロッドの前記ねじ部が前記回転体の前記ねじ孔
    に螺合された状態で前記駆動手段を介して前記回転体が
    正方向に回転されると前記ロッドと一体に前記外周クラ
    ンプリングが前記圧着表面側に押し付けられて前記スタ
    ンパーをクランプし、逆方向に回転されると前記スタン
    パーの締め付けを緩めて前記螺合を解除可能にするとと
    もに、 前記スタンパー保持手段が前記第1のセット位置で使用
    済みスタンパーと前記内周クランプ筒とを受け取り保持
    できるとともに新しいスタンパーと前記内周クランプ筒
    を前記可動金型側に受け渡すことができ、前記第2のセ
    ット位置で前記使用済みスタンパーを前記新しいスタン
    パーと交換することができることを特徴とするスタンパ
    ー自動交換機。
  6. 【請求項6】 前記第1の係合部として前記外周クラン
    プリングの外周面に形成した溝を用いるとともに、前記
    第1のリングロック手段には前記溝内に係合・非係合可
    能に進退出されるロッドを設けた請求項5に記載のスタ
    ンパー自動交換機。
  7. 【請求項7】 前記回転ねじ部は円板状に形成されて一
    面側にクラウンギアを有しているとともに、前記駆動手
    段は前記クラウンギアに螺合されたウオームギア及び該
    ウオームギアを正逆二方向に回転させるモータを有して
    成る請求項5に記載のスタンパー自動交換機。
  8. 【請求項8】 前記スタンパー交換のために前記可動金
    型を開放して停止させた位置を測定して信号出力するセ
    ンサを有している請求項5に記載のスタンパー交換機。
  9. 【請求項9】 スタンパーを金型に固定するクランプ
    を、前記スタンパーの取り外し前には前記クランプ締め
    付け機構の前記クランパーに対するクランプチャックを
    自動的に緩めて解除し、前記スタンパー交換後に前記ラ
    ンプ締め付け機構を介してクランプチャックの締め付け
    が行われるようにしたことを特徴とするスタンパー自動
    交換方法。
JP5080696A 1996-02-15 1996-02-15 スタンパー自動交換機及び自動交換方法 Pending JPH09216253A (ja)

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