JPH09214990A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH09214990A
JPH09214990A JP8020136A JP2013696A JPH09214990A JP H09214990 A JPH09214990 A JP H09214990A JP 8020136 A JP8020136 A JP 8020136A JP 2013696 A JP2013696 A JP 2013696A JP H09214990 A JPH09214990 A JP H09214990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
divided
image pickup
reflecting surface
transmissive
reflecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8020136A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobusato Abe
紳聡 阿部
Yukio Hasushita
幸生 蓮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP8020136A priority Critical patent/JPH09214990A/ja
Publication of JPH09214990A publication Critical patent/JPH09214990A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】撮像面を分割して撮像する撮像装置において、
分割が簡単に設定できる撮像装置を提供する。 【解決手段】全体画面を水平方向にx個、垂直方向にy
個の分割画面に分割する場合、x、y、反射部の数Rお
よび透過部の数Tが式、 R≦(X/2+Y/2)×2 … T≦X/2×Y/2 … (ただし、xが偶数のときにはX=x、xが奇数のとき
にはX=x+1、yが偶数のときにはY=y、yが奇数
のときにはY=y+1) x×y=R+T … を満足するように設定した撮像装置であって、撮影画面
を3×4に分割し、透過部を4個、反射面を8個とし、
上段を左から透過部217、左向き反射面227、透過
部237、右向き反射面247、中段を左から上向き反
射面257、下向き反射面267、上向き反射面27
7、下向き反射面287、下段を左から左向き反射面2
97、透過部2A7、右向き反射面2B7、透過部2C
7とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、複数の撮像素子を使用し
た撮像装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】近年、被写体の像を、銀
塩フィルムに代えてCCD撮像素子により撮像し、電気
信号として記録する電子スチルカメラが開発されてい
る。例えば、銀塩フィルム用の一眼レフカメラのレンズ
およびボディを流用し、フィルム面位置(圧板位置)に
CCD撮像素子を配置するものがある。
【0003】しかし、一般的なCCD撮像素子の受光面
サイズ(有効画面サイズ)は、いわゆる2/3 インチタイ
プのCCD撮像素子で6.6 ×8.8 mmしかない。これに対
して一般的な銀塩フィルムを使用するライカ版一眼レフ
カメラ(以下「ライカ版カメラ」という)の画面サイズ
は、24×36mmある。したがって、ライカ版カメラのフィ
ルムを単に2/3 インチCCD撮像素子で置き換えた構成
では、電子スチルカメラ時の画面サイズは約1/4 にな
る。つまり、ライカ版カメラの交換レンズをそのまま電
子スチルビデオカメラ時に使用すると、焦点距離は同一
でも画角が約1/4の焦点距離のレンズを使用しなければ
ならない。例えば、ライカ版カメラの焦点距離50mmの交
換レンズをそのまま使用すると、電子スチルビデオカメ
ラ時にはライカ版カメラ時の焦点距離200 mmに相当して
しまう。通常、ライカ版カメラ用の交換レンズの焦点距
離は20〜300 mmが一般的であるが、これらの交換レンズ
は、電子スチルカメラ時には80〜1200mmに相当してしま
い、いわゆる広角から標準画角での撮影ができなかっ
た。
【0004】しかも、現在普及している安価なCCD撮
像素子は、単位面積当たりの画素数が少ない、つまり解
像度が銀塩フィルムに比して低い。そのため、銀塩フィ
ルムで表現される微妙な質感はCCD撮像素子では表現
できず、美しい作品は得られ難い。単位面積当たりの画
素数が多い高解像度CCD撮像素子は非常に高価であ
り、高解像度CCD撮像素子を使った電子スチルカメラ
は非常に高価になる。
【0005】CCD撮像素子は通常、受光面の周囲に受
光できない基板部分が存在する。したがって、CCD撮
像素子を同一平面状に並べると、互いに隣接する基板部
分が互いに機械的に干渉するので、受光面を隣接して配
置することができない。
【0006】このような問題を解決する手段として、撮
像範囲を複数の領域に分割して、各分割撮影領域を低解
像度CCD撮像素子で撮像するものが知られている。例
えば、撮影光学系の光路中に複数の反射面を有する反射
体を配置し、光路を分割してそれぞれの光路中の被写体
光束を結像面に配置したCCD撮像素子で受光し、撮像
する。そして、各CCD撮像素子が撮像した像を合成し
て一画面を構成している。
【0007】光路分割手段としては、光路を2分割以上
するものとして屋根状の反射体が知られ、光路を3分割
以上するものとして多角錐状の反射体が知られている
(特開平3-191678号、特開平4-114573号、特開平4-1145
74号、特開平4-244791号など)。
【0008】しかし、従来の光路分割手段は、光束の分
割がすべて反射面を介して行なわれるため、分割数を増
やすには、分割数の設定が困難で、構成が複雑になり過
ぎていた。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の問題に鑑みて
なされたもので、撮像面を分割して撮像する撮像装置に
おいて、分割が簡単に設定できる撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【発明の概要】この目的を達成する請求項1に記載の発
明は、被写体光束を分割して撮影する全体画面を複数の
分割画面に分割し、各分割画面を独立した撮像素子で撮
像し、各撮像素子で撮像した分割画面によって全体画面
を形成するものであって、被写体光束を、反射部および
透過部によって分割する撮像装置であって、全体画面を
水平方向にx個、垂直方向にy個の分割画面に分割する
場合、x、y、反射部の数Rおよび透過部の数Tが式、 R≦(X/2+Y/2)×2 … T≦X/2×Y/2 … (ただし、xが偶数のときにはX=x、xが奇数のとき
にはX=x+1、yが偶数のときにはY=y、yが奇数
のときにはY=y+1) x×y=R+T … を満足するように設定したこと、に特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
方法によって分割画面、および反射面および透過部の最
大数を決定する本発明の条件について説明する。本発明
は、撮影する全体画面(全体被写体像)を、光路分割光
学素子によって複数の分割画面(分割被写体像)に分割
して、各分割画面を独立した撮像素子で撮像し、各撮像
素子で撮像した分割画面を合成して全体画面を形成する
ものであって、光路(光束)の分割を、反射部および透
過部によって行なうものである。その様子を、図1、2
に示してある。
【0012】図1は、本発明の方法によって決定され
た、2×2の組み合わせの光路分割光学素子およびCC
D撮像素子の一実施の形態を示す斜視図である。この実
施の形態は、全体画面40を形成する被写体光束を、四
個の分割画面41、42、43、44を形成する被写体
光束11、12、13、14に光路分割光学素子20で
分割し、分割画面11、12、13、14に対応する被
写体像を、互いに離反して配置された4個のCCD撮像
素子31、32、33、34で撮像する構成である。つ
まり、各CCD撮像素子31〜34に像を形成する分割
光束11、12、13、14は、光路分割光学素子20
が存在しなければ、全体画面40を4分割した第1、
2、3、4の分割画面41、42、43、44上にそれ
ぞれの被写体像を形成し、全体として一つの被写体像を
形成する。各CCD撮像素子31〜34の有効受光面に
は、分割画面41〜44に相当する被写体像41i〜4
4iが形成され、CCD撮像素子31〜34で撮像され
る。CCD撮像素子31〜34で撮像された分割被写体
像は、不図示の画像処理手段によって全体画面40に相
当する一つの被写体像に合成される。
【0013】本実施の形態は、4つの被写体光束を、3
個の反射部(反射面)および1個の透過部によって分割
することに特徴を有する。
【0014】光路分割光学素子20は、3個の直角三角
プリズムの斜面で形成された反射部としての反射面2
1、23、24を有している。各反射面21、22、2
3は、反射方向が撮影レンズの光軸に対して直交する方
向に、かつCCD撮像素子31、34が水平方向に、C
CD撮像素子33が垂直方向に配置される向きに設定さ
れている。光路分割光学素子20の透過部22には何ら
光学素子が配置されておれず、この部分を被写体光束1
2がそのまま透過するように構成されている。そして、
透過部22を透過した被写体光束を受光する位置にCC
D撮像素子32が配置されている。このCCD撮像素子
32は、光軸と直交する向きに配置されている。
【0015】図2には、図1に示した実施の形態をズー
ムレンズを備えたカメラに適用した場合の光線追跡図を
示してある。図2に示したように、撮影レンズ(前群レ
ンズL1、後群レンズL2)を透過した被写体光束は、
反射面21、24に入射したものはそれぞれの反射面2
1、24で反射され、それぞれCCD撮像素子31、3
4の受光面に像を形成する。透過部22に入射した光束
は、そのまま透過してCCD撮像素子32の受光面に像
を形成する。同図には示されていないが、反射面23に
入射して被写体光束は反射面23で反射されてCCD撮
像素子33の受光面に像を形成する。つまり、分割画面
41に相当する被写体像41iはCCD撮像素子31で
撮像し、分割画面42に相当する被写体像42iはCC
D撮像素子32で撮像し、分割画面43に相当する被写
体像43iはCCD撮像素子33で撮像し、分割画面4
4に相当する被写体像44iはCCD撮像素子34で撮
像する。
【0016】各CCD撮像素子31〜34で撮像された
被写体像は、通常、電気的なディジタル信号(ディジタ
ルビデオ信号)として画像処理回路で処理されて、継ぎ
目の無い一つの画像データに合成される。合成された画
像データによって一つの画像がディスプレイに表示さ
れ、あるいはプリンターで印刷される。
【0017】以上は、本発明を適用した撮像装置の一実
施の形態である。次に、本発明によって設定される画面
分割、透過部、反射面の実施例について説明する。
【0018】全体画面を水平方向にx個、垂直方向にy
個に分割するものとする。以下、便宜上、反射面で反射
されて形成される分割画面を反射画面、透過部を透過し
て形成される分割画面を透過画面とする。
【0019】反射画面は、隣り同士の反射画面が接触し
ないようにするために、水平、垂直方向の反射画面の数
が、それぞれの方向について、xが偶数のときにはxの
1/2以下であり、奇数のときには1/2 に1プラスした個
数以下でなければならない。一方、透過画面は、他の透
過画面と接してはならない。つまり、透過画面の周囲は
反射画面でなければならない。
【0020】以上の2条件によって、反射画面の数Rの
最大値および透過画面の数Tの最大値が求まる。この条
件を式で表わすと、反射面の数Rは下記式、 R≦(X/2+Y/2)×2 … を満足しなければならない。一方、透過部の数Tは下記
式、 T≦X/2×Y/2 … を満足しなければならない。ただし、式およびにお
いて、xが偶数のときにはX=x、xが奇数のときには
X=x+1、yが偶数のときにはY=y、yが奇数のと
きにはY=y+1である。また、反射面の数Rと透過面
の数Tは分割画面の総数等しくなければならない。 x×y=R+T … したがって、反射面の数Rの最大値と透過部の数Tの最
大値の合計が分割画面数(x×y)未満であれば、その
分割は不可能となる。実現可能な分割数を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1において、条件の最大数式の項は、
上段がnが偶数のとき、下段がnが奇数のときである。
この表から、nが8以上のときには一列にしか配置でき
ないことが分かる。xとyは入れ替え可能であるから、
実現可能な組み合わせは、 1×2、1×3、…1×n、(n≧2) 2×2、2×3、2×4、2×5、2×7 3×3、3×4、3×5 であることが分かる。ただし、条件式およびを満足
していても、反射方向に反射面を設けることも、CCD
撮像素子を隣接して配置することができない。したがっ
て、2×7、3×5の分割は不可能である。
【0023】したがって、回転対称なものを除くと、実
現可能な分割数は、1×n(n≧2)、2×2、2×
3、2×4、2×5、3×3、3×4の7種類に限定さ
れることが分かる。
【0024】具体的な反射面および透過部の配置の実施
例について、図3から図8を参照して説明する。これら
の実施例は、分割数が1×2、2×2、2×3、2×
4、2×5、3×3、3×4個の組み合わせの例であ
り、三角プリズムの斜面で反射面を形成し、三角プリズ
ムを有しない部分で透過部を形成している。なお、これ
らの実施例は、光路長を無視している。
【0025】図3は、撮像画面を左右に二分割する1×
2の組み合わせの第1の実施例である。この第1の実施
例では、透過部211と反射面221とで撮影画面を二
分割する。つまり、撮影レンズからの被写体光束のう
ち、一方の二分割撮影画面を形成する一方の光束111
は透過部211を透過してCCD撮像素子311に二分
割画面の像を形成し、他方の被写体光束112は反射面
221で反射してCCD撮像素子321に二分割画面の
像を形成する。
【0026】図4は、被写体光束を四分割して撮影画面
を上下左右に四分割する2×2の組み合わせの第2の実
施例である。この第2の実施例では、透過部を1個、反
射面を3個とし、上段を左から透過部212、左向き反
射面222とし、下段を左から上向き反射面232、下
向き反射面242とした。
【0027】この第2の実施例は、図1に示した実施の
形態と、透過部の位置が異なるだけで、基本構成は同一
である。つまり、撮影レンズからの被写体光束のうち、
被写体光束112は透過部212を透過して第CCD撮
像素子312に四分割撮影画面の一つの像をそれぞれ形
成し、他の被写体光束122、132、142は第1、
第2、第3反射面222、232、242で反射してC
CD撮像素子322、332、342に四分割撮影画面
の一つの像をそれぞれ形成する。
【0028】図5は、被写体光束を六分割して撮影画面
を六分割する2×3の組み合わせの第3の実施例であ
る。この第3の実施例では、透過部を2個、反射面を4
個とし、上段を左から透過部213、左向き反射面22
3、透過部233、下段を左から上向き反射面243、
下向き反射面253、上向き反射面263とした。
【0029】この第3の実施例では、撮影レンズからの
被写体光束のうち、透過により2個の六分割画面(ドッ
ト部分)を形成する被写体光束113、133は透過部
213、233を透過してCCD撮像素子313、33
3に六分割撮影画面の像を形成し、残りの被写体光束1
23、143、153、163光束は、第1、第2、第
3、第4反射面223、243、253、263で反射
してCCD撮像素子323、343、353、363に
六分割撮影画面123、143、153、163を形成
する。
【0030】図6は、被写体光束を八分割して八分割画
面を形成する2×4の組み合わせの第4の実施例であ
る。この第4の実施例では、透過部を2個、反射面を6
個とし、上段を左から透過部214、左向き反射面22
4、透過部234、右向き反射面244とし、下段を左
から上向き反射面254、下向き反射面264、上向き
反射面274、下向き反射面284とした。
【0031】この第4の実施例は、撮影レンズからの被
写体光束のうち、透過により2個の八分割画面(ドット
部分)を形成する被写体光束114、134は透過部2
14、234を透過してCCD撮像素子314、334
に八分割撮影画面の像を形成し、残りの6個の八分割画
面を形成する被写体光束124、144、154、16
4、174、184は、第1、第2、第3、第4、第
5、第6反射面224、244、254、264、27
4、284で反射してCCD撮像素子324、344、
354、364、374、384に八分割撮影画面の像
を形成する。
【0032】図7は、被写体光束を十分割して十分割画
面を形成する2×5の組み合わせの第5の実施例であ
る。この第5の実施例では、透過部を3個、反射面を7
個とし、上段を左から透過部215、左向き反射面22
5、透過部235、右向き反射面245、透過部255
とし、下段を左から上向き反射面265、下向き反射面
275、上向き反射面285、下向き反射面295、上
向き反射面2A5とした。
【0033】この第5の実施例は、撮影レンズからの被
写体光束のうち、透過により3個の十分割画面(ドット
部分)を形成する被写体光束115、135、155
は、透過部215、235、255を透過してCCD撮
像素子315、335、355に十分割撮影画面の像を
形成し、残りの7個の十分割画面を形成する被写体光束
125、145、165、175、185、195、1
A5は、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7反
射面225、245、265、275、285、29
5、2A5で反射してCCD撮像素子325、345、
365、375、385、395、3A5に十分割撮影
画面の像を形成する。
【0034】図8は、被写体光束を九分割して九分割画
面を形成する3×3の組み合わせの第6の実施例であ
り、透過部を3個、反射面を6個とし、上段を左から透
過部216、左向き反射面226、透過部236、中段
を左から上向き反射面246、下向き反射面256、上
向き反射面266、下段を左から左向き反射面276、
透過部286、右向き反射面296とした。
【0035】この第6の実施例は、撮影レンズからの被
写体光束のうち、透過により3個の九分割画面(ドット
部分)を形成する被写体光束116、136、186は
透過部216、236、286を透過してCCD撮像素
子316、336、386に九分割撮影画面の像をそれ
ぞれ形成し、残りの九分割画面を形成する被写体光束1
26、146、156、166、176、196は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6、第7反射面22
6、246、256、266、276、296で反射し
てCCD撮像素子326、346、356、366、3
76、396に十二分割撮影画面の像を形成する。
【0036】図9は、被写体光束を十二分割して十二分
割画面を形成する3×4の組み合わせの第7の実施例で
あり、透過部を4個、反射面を8個とし、上段を左から
透過部217、左向き反射面227、透過部237、右
向き反射面247、中段を左から上向き反射面257、
下向き反射面267、上向き反射面277、下向き反射
面287、下段を左から左向き反射面297、透過部2
A7、右向き反射面2B7、透過部2C7とした。
【0037】この第7の実施例は、撮影レンズからの被
写体光束のうち、透過により4個の十二分割画面(ドッ
ト部分)を形成する被写体光束117、137、1A
7、1C7は透過部217、237、2A7、2C7を
透過してCCD撮像素子317、337、3A7、3C
7に十二分割撮影画面をそれぞれ形成し、残りの十二分
割画面を形成する被写体光束127、147、157、
167、177、187、197、1B7は、第1、第
2、第3、第4、第5、第6、第7、第8反射面22
7、247、257、267、277、287、29
7、2B7で反射してCCD撮像素子327、347、
357、367、377、387、397、3B7に十
二分割撮影画面の像を形成する。
【0038】この十二分割法によれば、例えばNTSC
用のアスペクト比3:4のCCD撮像素子によって、ア
スペクト比9:16の撮影画面を構成することができ
る。しかもこの実施例は、総画素数が1個のCCD撮像
素子の画素数の12倍になるので、これをいわゆるハイ
ビジョンテレビ(HDTV)用の撮像装置として利用で
きる。
【0039】以上の実施例において、透過部と反射面と
の配置、反射面の向き(CCD撮像素子の位置)は変更
可能である。例えば全体を回転させること、光軸を通る
線を中心として上下または左右を入れ替えることで可能
である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明によ
ると、可能な撮影画面の分割数、透過部の数および反射
部の数を容易に設定することができるので、所望の分割
撮像装置を簡単に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の第1の実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】第1の実施の形態を適用したズームレンズカメ
ラの光線の様子を示す図である。
【図3】本発明の撮影装置の撮影画面を1×2に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の撮影装置の撮影画面を2×2に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の撮影装置の撮影画面を2×3に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の撮影装置の撮影画面を2×4に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の撮影装置の撮影画面を2×5に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の撮影装置の撮影画面を3×3に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の撮影装置の撮影画面を3×4に分割し
た実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 分割被写体光束 12 分割被写体光束 13 分割被写体光束 14 分割被写体光束 20 光路分割光学素子 21 反射面 22 透過部 23 反射面 24 反射面 31 CCD撮像素子 32 CCD撮像素子 33 CCD撮像素子 34 CCD撮像素子 41 分割画面 42 分割画面 43 分割画面 44 分割画面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体光束を分割して撮影する全体画面
    を複数の分割画面に分割し、各分割画面を独立した撮像
    素子で撮像し、各撮像素子で撮像した分割画面によって
    全体画面を形成するものであって、被写体光束を、反射
    部および透過部によって分割する撮像装置であって、 全体画面を水平方向にx個、垂直方向にy個の分割画面
    に分割する場合、x、y、反射部の数Rおよび透過部の
    数Tが式、 R≦(X/2+Y/2)×2 … T≦X/2×Y/2 … (ただし、xが偶数のときにはX=x、xが奇数のとき
    にはX=x+1、yが偶数のときにはY=y、yが奇数
    のときにはY=y+1) x×y=R+T … を満足するように設定したこと、を特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記画面の分割個数
    x、yまたはy、xの組み合わせが(1、n)、(2、
    2)、(2、3)、(2、4)、(2、5)、(3、
    3)および(3、4)の中から選択されること、ただ
    し、n≧2であること、を特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において前記反射部は
    反射面で形成されていて、光束を、撮影レンズの光軸と
    直交方向に反射すること、を特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記分割個数xを2
    個、yを3個またはxを3個、yを2個に設定し、透過
    部を2個、反射部を4個に設定したときに、3個の分割
    をそれぞれ透過部、反射面、透過部と、反射面、反射
    面、反射面とで構成したこと、を特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記分割個数xを
    2、yを4またはxを4、yを2に設定し、透過部を2
    個、反射部を6個に設定したときに、4個の分割をそれ
    ぞれ透過部、反射面、透過部、反射面と、反射面、反射
    面、反射面、反射面とで構成したこと、に特徴を有する
    撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記分割個数xを
    2、yを5またはxを5、yを2に設定し、透過部を3
    個、反射部を7個に設定したときに、4個の分割を、透
    過部、反射面、透過部、反射面、透過部と、反射面、反
    射面、反射面、反射面、反射面とで構成したこと、に特
    徴を有する撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項3において、前記分割個数xを
    3、yを3に設定し、透過部を3個、反射部を7個に設
    定したときに、3個の分割を、透過部、反射面、透過部
    と、反射面、反射面、反射面と、反射面、透過部、反射
    面とで構成したこと、に特徴を有する撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項3において、前記分割個数xを
    3、yを4またはxを4、yを3に設定し、透過部を4
    個、反射部を8個に設定しときに、4個の分割を、透過
    部、反射面、透過部、反射面と、反射面、反射面、反射
    面、反射面と、反射面、透過部、反射面、透過部とで構
    成したこと、に特徴を有する撮像装置。
JP8020136A 1996-02-06 1996-02-06 撮像装置 Withdrawn JPH09214990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020136A JPH09214990A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8020136A JPH09214990A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09214990A true JPH09214990A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12018726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8020136A Withdrawn JPH09214990A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09214990A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1887790B1 (en) Panoramic imaging device
CN100521747C (zh) 运动检测成像设备
US7538956B2 (en) Panoramic imaging device
JPH0767020A (ja) 複眼式光学系
JP3676916B2 (ja) 立体撮像装置および立体表示装置
JP2004228645A (ja) 固体撮像装置及びこれを用いた光学機器
JP2007006318A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JPH08289329A (ja) 立体画像撮像装置
JPH09214992A (ja) 撮像装置
JPH09214990A (ja) 撮像装置
JP2002314888A (ja) デジタルスチルカメラ
JP3724701B2 (ja) 固体撮像装置及び解像度変換装置
JP4047886B2 (ja) ミラースキャン機能を有する電子撮像装置
JPH09214991A (ja) 撮像装置
JPH10164413A (ja) 撮像装置
JP3752277B2 (ja) ミラースキャン機能を有する電子撮像装置
JP2003087821A (ja) 立体画像撮影装置
JP3450469B2 (ja) カメラ
JPH1055022A (ja) 撮像装置
JP2629033B2 (ja) テレビジョン画像撮影システム
JPH09200590A (ja) 撮像装置
JP3134820B2 (ja) 撮像方法および撮像装置
JPH05103238A (ja) 広視野角映像撮影装置
JPH0530436A (ja) 撮像装置
JPS61234668A (ja) 電子カメラのフアインダ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050316