JPH09213773A - ウェハ保持部材及び耐プラズマ用部材 - Google Patents

ウェハ保持部材及び耐プラズマ用部材

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JPH09213773A
JPH09213773A JP1449196A JP1449196A JPH09213773A JP H09213773 A JPH09213773 A JP H09213773A JP 1449196 A JP1449196 A JP 1449196A JP 1449196 A JP1449196 A JP 1449196A JP H09213773 A JPH09213773 A JP H09213773A
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electrode
plasma
plate
face
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Kazuichi Kuchimachi
和一 口町
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐食性に優れるとともにウェハ30に悪影響を
及ぼしにくいウェハ保持部材を得る。 【解決手段】ウェハ30の載置面11aを単結晶サファ
イアで形成しするとともに、体積固有抵抗が10-2Ω・
cm以下で厚みtが10μm以上のプラズマ発生用の電
極12を備えてウェハ保持部材を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体や液晶の製
造装置において、半導体ウェハや液晶用ガラス等のウェ
ハを保持・搬送するために使用するウェハ保持部材に関
し、またプラズマの発生する雰囲気中で使用する耐プラ
ズマ用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程で、半導体ウェハに成膜
を施すCVD装置やそのウェハに微細加工処理を施すド
ライエッチング装置において、半導体ウェハの保持部材
としてサセプターや静電チャックが用いられている。
【0003】静電チャックの構造は、図6に示すように
内部電極32を備えた絶縁性の板状体31を接着剤36
で金属製のベース板35に固着したものである。そし
て、板状体31の表面にウェハ30を載置し、不図示の
電源によって内部電極32とウェハ30間に電圧を印加
すれば、単極型の静電チャックとして作用し、ウェハ3
0を板状体31の表面に吸着できるようになっている。
【0004】また、プラズマ雰囲気を必要とするCVD
装置やドライエッチング装置で使用する場合は、ウェハ
30の上方に上部電極38を配置し、金属製のベース板
35を下部電極として作用させ、これら上部電極38と
ベース板35間にプラズマ発生用電源39から高周波電
圧を印加することによって、プラズマを発生させること
が行われている。
【0005】上記静電チャックを構成する板状体31の
材質としてはセラミックスが用いられており、例えばア
ルミナにチタンを添加して還元性雰囲気で焼成したもの
(特開昭62−264638号公報参照)、チタン酸バ
リウム等の強誘電体材料で形成したもの(特開平2−3
39325号公報参照)等がある。
【0006】また、特にハロゲン系ガスのプラズマ雰囲
気中で使用される場合には、焼結助剤を添加した窒化ア
ルミニウム質セラミックスを用いることも提案されてい
る(特開平5−251365号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体の高密度
化が進み、半導体ウェハと接触する静電チャック表面の
不純物やパーティクルがウェハに悪影響を及ぼすことが
問題となってきた。即ち、静電チャック中の不純物がウ
ェハに拡散したり、パーティクルがウェハに付着する
と、ウェハの歩留りが悪くなるという問題があった。
【0008】例えばチタンを添加したアルミナセラミッ
クスや、チタン酸バリウム等の強誘電体セラミックスで
形成したものでは、上記不純物の問題を避けられず、ま
た結晶粒界がプラズマによってエッチングされて脱粒し
パーティクルを生じてしまうという不都合があった。
【0009】一方、窒化アルミニウム質セラミックスで
形成したものでは、フッ素系プラズマに対しては優れた
耐食性を示すが、塩素系プラズマに対する耐食性はさほ
ど優れておらず、上記と同様に粒界成分がエッチングさ
れて脱粒し、パーティクルを生じるという問題があっ
た。
【0010】また、図6に示すような構造の静電チャッ
クでは、ベース板35を下部電極として用いることか
ら、発生したプラズマが板状体31の側面に回りこみ、
接着剤36等がプラズマに侵されてしまうという問題が
あった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、少なく
ともウェハを載置する面を単結晶サファイアで形成する
とともに、体積固有抵抗が10-2Ω・cm以下で厚みが
10μm以上のプラズマ発生用電極を備えてウェハ保持
部材を構成したものである。
【0012】また、本発明は、少なくともプラズマに曝
される部分をAl2 3 含有量が99.9重量%以上の
単結晶サファイアで形成して耐プラズマ用部材を構成し
たものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明のウェハ保持部材の実
施形態を静電チャックを例にとって図によって説明す
る。
【0014】図1に示す静電チャックは、単結晶サファ
イアからなる板状体11の表面を吸着面11aとし、裏
面に電極12を形成し、さらに絶縁性の基体13に接着
剤14で接合したものである。そして、この基体13の
下面を金属製のベース板15に接合材16で接合し、ま
た上記電極12の通電端子17を絶縁スリーブ17aで
覆ってベース板15の下面に導出している。
【0015】ここで、上記電極12はプラズマ発生用の
電極と静電吸着用電極を兼用したものである。即ち、板
状体11の吸着面11aに載置したウェハ30と、上記
電極12間に静電吸着用電源20より直流電圧を印加す
ると、単極型の静電チャックとして作用し、ウェハ30
を吸着することができる。一方、ウェハ30の上方に配
置した上部電極18と上記電極12間にプラズマ発生用
電源19より高周波の交流電圧を印加するとプラズマを
発生させることができる。
【0016】そして、本発明では、上記電極12として
体積固有抵抗が10-2Ω・cm以下の材質を用い、その
厚みtを10μm以上とした点が重要である。即ち、電
極12をプラズマ発生用電極として使用すると、プラズ
マ発生用電源19から高周波の高電圧が印加されるた
め、電極12が発熱又は断線してしまう恐れがある。そ
こで、種々実験の結果、電極12の材質として体積固有
抵抗が10-2Ω・cm以下の導電性の高いものを用い、
かつ厚みtを10μm以上と大きくすることによって、
電極12の抵抗値を小さくし、発熱や断線を防止するよ
うにしたのである。
【0017】このような本発明の静電チャックは、板状
体11が単結晶サファイアから成るため、結晶粒界が存
在しないことからプラズマ雰囲気中でもパーテイクルが
発生しにくく、不純物が極めて少ないことからウェハに
悪影響を及ぼすことが少ない。しかも、プラズマ発生用
の電極12を板状体11に直接形成してあることから、
プラズマの側面への回り込みを防止し、しかも簡単な構
造とすることができる。
【0018】なお、上記静電チャックにおける板状体1
1の吸着面11aは、熱伝達性の点からは中心線平均粗
さ(Ra)0.1μm以下の滑らかな面とすることが好
ましい。しかし、ウェハ30と吸着面11aの間にHe
ガスを流す場合は、Ra0.2〜2.0μm程度の適度
な粗面とすることによって、Heが熱伝達を高める効果
がある。また、Ra0.1μm以下で、吸着面11aに
溝を形成することもできる。即ち、図2に示すように、
吸着面11aの周囲は平坦面11bとしておいて、その
内側にサンドブラストや超音波加工で縦横の溝11cを
形成しておけば、この溝11cにHeガスを流すことが
できる。なお、孔11dはHeガスを供給するととも
に、ウェハ30を剥がす際のリフトピンを導出するため
のものである。
【0019】次に本発明の静電チャックの製造方法を説
明する。
【0020】まず、Al2 3 99.9重量%以上の原
料粉末をモリブデン製るつぼの中で高周波加熱で溶融
し、この溶融アルミナの表面にサファイアの種結晶を接
触させて、この種結晶を成長させながら徐々に引き上げ
て単結晶サファイア基板を製造し、この基板を所定形状
に加工して板状体11を得る。
【0021】この板状体11の片面に電極12を形成す
る際は、イオンプレーティング法によって厚み0.2μ
mの銅の膜を形成し、これを所望のパターンにエッチン
グした後、さらに銅をメッキするによって厚みtが10
μm以上の電極12を形成する。
【0022】なお、電極12を成す具体的な材質として
は、銅以外に、銀、金、ニッケル、タングステン、モリ
ブデン、カーボン、インジウム等の単体あるいは化合物
等の体積固有抵抗が10-2Ω・cm以下のものを用いる
ことができ、板状体11に形成する方法はメッキ以外
に、スクリーン印刷、メタライズ、CVD法、PVD法
等で成膜したり、導電性接着剤やはんだ等の形で形成す
ることもできる。
【0023】さらに、上記電極12を形成した板状体1
1を基体13に接着剤14で接合する。ここで基体13
は、アルミナセラミックスや単結晶サファイア等の絶縁
体からなるものであり、接着剤14はエポキシ系、シリ
コーン系、ポリイミド系、フェノール系、ポリウレタン
系等を用いるが、熱膨張差を緩和できるようにシリコー
ンまたはポリウレタン等の柔軟性のあるものを用いるこ
とが好ましい。
【0024】また、この基体13の下面にアルミニウム
等のベース板15を接合する場合は、ロウ付け等で接合
するが、熱膨張差を考慮してインジウムや銅等の柔軟性
のある金属のロウ材を接合材16として用いることが好
ましい。あるいはシリコーン等の柔軟性のある接着材を
接合材16として用いることもできる。
【0025】次に、本発明の他の実施形態を図3に示す
ように、基体13の上面に凹部13aを形成し、電極1
2を形成した板状体11をこの凹部13a内で接着剤1
4により接合することもできる。この場合、吸着面11
aの周囲に接着剤14が露出することになり、吸着した
ウェハ30で接着剤14の露出部を覆えば接着剤14の
腐食を防止できる。
【0026】また、本発明では、少なくともウェハ30
の載置面11aが単結晶サファイアからなっていればよ
い。そのため、図示していないが、例えば内部に電極を
埋設したセラミック製板状体の表面に単結晶サファイア
板を接合した構造とすることもできる。
【0027】さらに、他の実施形態を図4に示すよう
に、板状体11と基体13を電極12を介在させて接合
したものを、ベース板15の上面に形成した凹部15a
に嵌合し、接合材16で接合することもできる。
【0028】なお、以上の例では静電チャックについて
のみ述べたが、本発明は単にウェハを載置するだけのサ
セプターにも適用できる。即ち、図1に示す構造のまま
でプラズマ発生用の電極12を備えたサセプターとする
ことができる。
【0029】このように、本発明のウェハ保持部材と
は、ウェハを載置して、搬送・加工を行うためのサセプ
ターや静電チャックを指すものである。また本発明のウ
ェハとは、上述した半導体ウェハに限らず、液晶用ガラ
ス基板やその他のさまざまな板状体のものであれば良
い。
【0030】また、上述したように単結晶サファイアは
プラズマ雰囲気中での耐食性に優れていることから、耐
プラズマ用部材として各種用途に使用することができ
る。ここで耐プラズマ用部材とは、プラズマ雰囲気中で
使用するような部材のことであり、具体的には上述した
静電チャックや、図5に示すようなウェハ30を支持す
るサセプター21等のウェハ保持部材、あるいはクラン
プリング、窓部材、シールドリング等である。
【0031】ここで、単結晶サファイアは本来耐食性に
優れた材質であるが、特にプラズマに対する耐食性につ
いて他の材質に比べて顕著な効果があることを見出し
た。即ち、単結晶サファイアは結晶粒界が存在しない単
結晶体であるため多結晶セラミックスのように結晶粒界
がエッチングされることがなく、しかも不純物が極めて
少ないことから、特に耐プラズマ性に優れているのであ
る。
【0032】また、単結晶サファイアの耐プラズマ性を
高くするためには、主成分を成すAl2 3 の含有量が
重要であり、Al2 3 含有量99.9重量%以上、好
ましくは99.95重量%以上とする。しかも、ウェハ
に対する悪影響を防止するためには、単結晶サファイア
中に含有するアルカリ金属、アルカリ土類金属及び重金
属の合計量を100ppm以下とすることが好ましい。
【0033】
【実施例】実験例1 本発明のウェハ保持部材として、図1に示す静電チャッ
クを試作した。板状体11はAl2 3 99.9重量%
の単結晶サファイアで形成し、電極12は銅で厚みtを
30μmとした。一方比較例として、図6に示す静電チ
ャックを、板状体31はチタンを含むアルミナセラミッ
クス(Al2 3 含有量93重量%)で形成して用意し
た。いずれも、直径6インチのウェハ用の寸法とし、ベ
ース板15、35にシリコーンで接合した。
【0034】RIE方式のエッチャー装置を使用し、プ
ラズマ発生用電源19として1500Wの高周波電圧を
用い、プロセスガスはCF4 を用いて、本発明実施例で
は電極12と上部電極18間に、比較例ではベース板3
5と上部電極38間にそれぞれ電圧を印加して、ウェハ
30のエッチング処理を行った。その後、パーティクル
カウンターによってウェハ30上に存在するパーティク
ルの数を検出した。
【0035】結果は表1に示す通りである。この結果よ
り、比較例に比べて本発明は極めてパーティクルを少な
くできることがわかる。特に本発明におけるパーティク
ルをなす元素のうち、Fはプロセスガスから発生し、A
lとFeはチャンバー構成部材から発生し、CとSiは
接着剤14から発生するものであって、板状体11から
発生するパーティクルは存在しなかった。また、接着剤
14から発生するCとSiの量が少ないことから、接着
剤14の腐食を防止できることもわかる。
【0036】
【表1】
【0037】実験例2 次に、図1に示す本発明の静電チャックにおける電極1
2の厚みtを5、8、10、20μmと変化させ、また
電極12の材質として銅系のペーストを用いてその体積
固有抵抗を10-5、10-3、10-2、10-1Ω・cmと
変化させたものを用意した。いずれも、電極12は板状
体11の裏面にスクリーン印刷で形成して焼き付けた。
これらの静電チャックを水を循環して冷却できるベース
板15にシリコーン接着剤からなる接合材16で接合し
た。
【0038】それぞれ、13.56MHzの高周波電圧
2kWを印加してウェハ30のエッチング処理を行った
後、ウェハ30とベース板15との温度差を測定する実
験を行った。
【0039】結果は表2に示す通りである。この結果よ
り、No.1,2では電極12の厚みtが10μm未満
であるため、プラズマ発生時の電流によって電極12が
断線し、それが板状体11のクラックに進展した。ま
た、No.8では体積固有抵抗が10-2Ω・cmより大
きいため電極12自体が発熱してしまい、充分な冷却効
果がなかった。
【0040】これらに対し、電極12の厚みtを10μ
m以上とし、体積固有抵抗が10-2Ω・cm以下の本発
明実施例(No.3〜7)では、高周波電圧を印加して
も充分な冷却効果が得られることがわかった。
【0041】
【表2】
【0042】実験例3 次にAl2 3 含有量を99.95%、99.9%、9
9.7%、99%に変化させた単結晶サファイアと多結
晶アルミナセラミックスによって図5に示すサセプタ2
1を試作した。それぞれ、シリコンのウェハ30を載置
して塩素系ガスのプラズマ中でドライエッチングを施し
た。その後、ウェハ30表面上に存在するパーティクル
数と半導体チップの最終歩留りを比較した。
【0043】塩素系ガスとしてはCCl4 ガスを用い、
2000Wの高周波出力で2分間エッチング処理を行っ
た。パーティクル数は0.3μm以上のものをカウント
し、半導体チップ歩留りについてはチップでの最終歩留
りを調査した。また、各データは10枚の平均値とし、
半導体チップ歩留り90%以上のものを耐プラズマ用部
材として適した材料であると判断した。
【0044】結果を表3に示す。まず、No.5〜8の
多結晶体に比べてNo.1〜4の単結晶体の方がパーテ
ィクル数が非常に少ないことがわかる。これは、単結晶
体が結晶粒界を有していないため、プラズマエッチング
されてもパーティクルを生じにくいためであると考えら
れる。
【0045】また、単結晶体の場合、チップ歩留りを低
下させる要因は不純物量であり、Al2 3 含有量を高
くすれば歩留りを高くできる。表1より、Al2 3
有量を99.9重量%以上とすれば、チップ歩留りを9
0%以上とすることができ、耐プラズマ用部材として適
していることがわかる。
【0046】さらに、上記Al2 3 以外の不純物のう
ち、特に半導体チップに悪影響を及ぼす成分はアルカリ
金属、アルカリ土類金属及び重金属であって、これらの
成分の合計量は100ppm以下とすることが好まし
い。
【0047】
【表3】
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウェハを
載置する面を単結晶サファイアで構成したことによっ
て、耐食性に優れるとともにウェハに悪影響を及ぼしに
くい。また、体積固有抵抗が10-2Ω・cm以下で厚み
が10μm以上のプラズマ発生用電極を備えてウェハ保
持部材を構成したことによって、高周波のプラズマ発生
用電圧を印加しても断線や発熱することなく良好に使用
できる。
【0049】また、アルミナ含有量が99.9重量%以
上の単結晶サファイアにより耐プラズマ用部材を構成し
たことによって、フッ素系や塩素系等のプラズマ雰囲気
中での耐食性に優れ、特にウェハ保持部材として用いれ
ばパーティクルの発生や不純物が少ないことからウェハ
に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェハ保持部材を示す概略断面図であ
る。
【図2】本発明のウェハ保持部材の吸着面を示す平面図
である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図6】従来のウェハ保持部材を示す断面図である。
【符号の説明】
11:板状体 12:電極 13:基体 14:接着剤 15:ベース板 16:接合材 17:通電端子 18:上部電極 19:プラズマ発生用電源 20:静電吸着用電源 21:サセプター 30:ウェハ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハを載置し加工、搬送等を行うための
    ウェハ保持部材であって、少なくともウェハ載置面を単
    結晶サファイアで形成するとともに、内部に体積固有抵
    抗が10-2Ω・cm以下で厚みが10μm以上のプラズ
    マ発生用電極を備えてなるウェハ保持部材。
  2. 【請求項2】プラズマ雰囲気中で使用する部材であっ
    て、少なくともプラズマに曝される部分をAl2 3
    有量が99.9重量%以上の単結晶サファイアで形成し
    てなる耐プラズマ用部材。
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