JPH09210402A - 壁設置型空気調和機 - Google Patents

壁設置型空気調和機

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JPH09210402A
JPH09210402A JP8020923A JP2092396A JPH09210402A JP H09210402 A JPH09210402 A JP H09210402A JP 8020923 A JP8020923 A JP 8020923A JP 2092396 A JP2092396 A JP 2092396A JP H09210402 A JPH09210402 A JP H09210402A
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panel
suction
front cover
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air conditioner
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Shunji Fujimori
俊司 藤森
Yoji Nakagawa
洋二 中川
Hiromi Wada
尋巳 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意匠性を高めつつ、吸込部の清掃性とフイルタ
の着脱を容易にする壁設置型空気調和機を提供する。 【解決手段】内部にフイルタ55と熱交換器51と送風
フアン53を備えた筐体を、筐体後部をカバーするバッ
クカバ−3と、筐体前部をカバーし、前部に吸込開口部
9を備えたフロントカバー5とから構成し、前記フロン
トカバ−5に、前記吸込開口部9を隠蔽または開放する
吸込パネル7を備え、該吸込パネル7を、少なくとも運
転停止時に前記吸込部開口部9を隠蔽し、運転時に開放
するようにパネル駆動機構部200を介して、例えば、
前後方向に摺動、あるいは、下部を支点にして揺動する
ように動作させ、かつ着脱機構部250を介して着脱可
能に取付けるようにする。 【効果】設置状態での外観意匠の意匠性を高めつつ、吸
込パネルとフイルタの着脱を容易にして、清掃性の向上
と高所作業の安全を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】内部にフイルタと熱交換器と
送風フアンを備えた筐体を、筐体後部をカバーするバッ
クカバ−と、筐体前部をカバーし、前部に吸込開口部を
備えたフロントカバーとから構成され、該フロントパネ
ルに少なくとも運転停止時に前記吸込開口部を隠蔽し、
運転時に開放する吸込パネルを着脱可能に設けた壁設置
型空気調和機に係り、特に意匠性を高めつつ、吸込部の
清掃性とフイルタの着脱を容易にする壁設置型空気調和
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の壁設置型空気調和機では、筐体の
前面に設けた吸込開口部に、運転停止時に前記吸込開口
部を隠蔽し、運転時には開放するパネルを設けたものが
提案されている。このパネルは、下部を支点にして開閉
または出没自在に設けたものや、前後方向に摺動可能に
設けた構造とすることで、運転停止時には吸込開口部を
閉鎖して塵埃等の侵入を防ぐとともに、吸込開口部を平
板状としてデザイン性を高め、運転時は性能を向上させ
るようにしている。また、これらの空気調和機では、フ
イルタの着脱を吹出部から行うものが一般的である。
【0003】前記従来例は、例えば、特開平1ー244
223号及び登録意匠第863091号、第86320
0号等の公開公報や登録意匠公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例で
は、吸込開口部を隠蔽または開放するパネルが筐体の前
面に直接取付けられているために、前記パネルに付着し
た塵埃を取り除く場合は、壁面に取付けられる筐体の前
面を雑巾等で拭く等の高所での作業が強いられるため清
掃作業性に問題があるばかりか安全性にも課題がある。
特に、吸い込まれる空気の通路を形成するパネルの内側
の清掃は困難である。
【0005】また、従来例では、頻繁に清掃が必要なフ
イルタの着脱を狭い吹出部の隙間から行わなければなら
ないためにフイルタの着脱がしずらかった。特に、近年
の主流になっている、断面形状が貫流フアンを包むよう
に多段階に折り曲げる熱交換器を採用した空気調和機で
は、前記熱交換器を覆うために、フイルタを熱交換器を
包みように大きく湾曲させなければならず、この湾曲し
たフイルタを吹出部の狭い隙間から着脱させるのは使い
勝手的にも、構造的にも、あるいは、着脱時のフイルタ
からの塵埃の飛散等の面からも課題がある。
【0006】更に、意匠公報に記載された従来例は、実
施するための具体的な構造が不明である。
【0007】本発明の目的は、意匠性を高めつつ、吸込
部の清掃性とフイルタの着脱を容易にする壁設置型空気
調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するために、内部にフイルタと熱交換器と送風フア
ンを備えた筐体を、筐体後部をカバーするバックカバ−
と、筐体前部をカバーし、前部に吸込開口部を備えたフ
ロントカバーとから構成し、前記フロントカバ−に、前
記吸込開口部を隠蔽または開放する吸込パネルを備え、
該吸込パネルを、少なくとも運転停止時に前記吸込部を
隠蔽し、運転時に開放するようにパネル駆動機構部を介
して、例えば、前後方向に摺動、あるいは、下部を支点
にして揺動するように動作させ、かつ着脱機構部を介し
て着脱可能に取付けるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図1
〜図13を参照して詳細に説明する。なお、同一または
同様な部位、矢印等は同一符号をもって示し、重複した
説明を省略する。
【0010】〔第1の実施例〕図1〜図8は本発明に係
る空気調和機の一実施例を示すものであり、図1は外観
斜視図、図2は縦断面図、図3は部分平面外観図、図4
は部分底面外観図、図5はパネル駆動機構部の部分横断
面図、図6はパネル駆動機構部の部分縦断面図、図7、
図8は着脱機構部の概略図である。
【0011】先ず、図1〜図4を参照して、本実施例に
係る空気調和機の外観の概略構造を説明する。図1中、
(a)図は吸込パネル閉鎖時の外観図、(b)図は吸込
パネル開放時の外観図である。図1において、符号1で
総括的に示すのは空気調和機の室内ユニットであり、図
示しない冷媒配管、電源接続線、信号接続線等を介して
図示しない室外ユニットと接続され、室内の壁面に設置
されて、室内の冷暖房を主体に行うものである。室内ユ
ニット1の外観は、樹脂成型のバックカバ−3と、該バ
ックカバ−3の前面に設けられる樹脂成型のフロントカ
バー5と、該フロントカバー5の前面に設けられた樹脂
成型の吸込パネル7とから構成されている。吸込パネル
7は、フロントカバー5の前面に形成される吸込開口部
9を、(a)図に示すように少なくとも運転停止時に前
記吸込部を隠蔽し、(b)図に示すように冷房/暖房等
の運転時に開放するように、パネル駆動機構部200を
介して前後方向に摺動自在に取付けられている。更に、
吸込パネル7は着脱機構部250を介してパネル駆動機
構部200に着脱可能に取付けられている。
【0012】11はフロントカバー5の底面前方に傾斜
して配置される吹出部であり、2枚の樹脂成型の風向板
13a、13bを備えている。15はフロントパネル7
の正面下方に配置される第1の吸込部であり、該第1の
吸込部15は前記吸込開口部9と吸込パネル7とから構
成される。吸込パネル7は、吸込開口部9を塞ぐ大きさ
を備えた横長板状に形成され、フロントカバ−5を包む
ように長手方向を左右にして、その両端部を後方に大き
なア−ル形状で屈折した形状としている。そして、該吸
込パネル7は、吸込開口部9を閉鎖した状態で、該吸込
開口部9の周囲に形成される凹部17に収納され、吸込
パネル7とフロントカバ−5の外表面が面一となるよう
にしている。また、フロントカバー5とバックカバ−3
の上面には第2の吸込部19と第3の吸込部21が形成
されている。また、吹出部11の片側には運転状況を表
示する表示部23と、別体のリモコンからの赤外線の操
作信号を受ける受光部25が配置されている。
【0013】そして、この実施例に係る室内ユニット1
は、横幅を798mm、高さを270mm、奥行を18
3mmとする横長の外形寸法を備えたアールを主体とし
た外観形状としている。本実施例では、近年の住宅環境
が大きな窓を確保するために窓の上部の小壁が小さくな
っていることに対応して高さを設定し、また横幅を半間
幅910mm(柱の間が最小800mm)に設置できる
ように設定し、該横幅と高さの制約と内部構造とを考慮
して奥行を設定している。この寸法体系をとる室内ユニ
ット1によれば、近年需要が高まっている前記設置環境
にも設置できるので、設置の多様性を向上できる。
【0014】また、図1及び図2において、室内ユニッ
ト1の側面形状は、バックカバ−3をほぼ箱型に形成す
るとともに、フロントカバー5の上下面を、側面から見
て、ほぼ上下対称で前方に向けて絞り込まれる大きな曲
面で形成することにより、壁面に設置した状態におい
て、室内ユニット1を壁面になじんだコンパクトな形態
に見せることができる。更に、上面を曲面で形成したこ
とにより、この曲面に配置される第2の吸込部19を設
置状態で目立ちにくくするととに、前方上方から室内空
気を効率良く吸い込ませることができる。一方、下面を
曲面で形成したことにより、設置環境に馴染みやすい
「面」を生かして吹出部11に傾斜を与えることができ
る。
【0015】図3で示す平面図において、フロントカバ
ー5の上面に形成される第2の吸込部19と、バックカ
バ−3の上面に形成される第3の吸込部21は主体とな
る複数の横桟27と補強用の縦桟29を疎らに備えたグ
リル形状とし、周囲に幅の広い筐体面を残すことで、大
きな開口率を得ながら目立ちにくい形態としている。
【0016】図4で示す底面図において、フロントカバ
ー5の下面に形成される吹出部11は、周囲に幅の広い
フロントカバー7の筐体面を残して配置される。2枚の
風向板13a、13bは大きな曲面とほぼ同一の曲面を
備えた帯状の形態を備え、閉鎖状態で吹出部11の開口
部をほぼ隠蔽して、室内ユニット1の底面に連続した大
きな曲面を形成する。そして、風向板13a、13bは
両端部に設けた図示しない回転軸を支点にして、図示し
ない駆動モータを介して、運転時に吹出部11を冷暖房
に対応して開閉し、運転停止時には、吹出部11の開口
部を閉鎖するように制御される。
【0017】このように、本実施例に係る室内ユニット
1の外観は、上面と底面が大きな曲面を介して前方に向
けて絞り込まれ、正面両側が大きな丸み形状で形成され
るラウンドを基調とした上下左右ほぼ対称なコンパクト
な形態としている。そして、本実施例に係る室内ユニッ
ト1によれば、停止時では設置状態で見える吹出部11
と第1の吸込部15を風向板13a、13bと吸込パネ
ル7で隠蔽して室内インテリアに調和させ、運転時には
風向板13a、13bを冷暖房に対応して開放するとと
もに、吸込パネル7を開いて第1の吸込部15及び第
2、第3の吸込部19、21から室内空気を吸い込み内
部の熱交換器51で冷風または温風にして前記吹出部1
1から吹き出すことができる。
【0018】また、この実施例では、フイルタ55を吸
込パネル7を閉めた状態で隠蔽し、吸込パネル7を前方
に張り出した状態でフイルタ55の取っ手57を、吸込
パネル7と吸込開口部9との下方の隙間59に露出させ
ることができるから、この取っ手57を介してフイルタ
55を引き出して清掃を行うことができる。更に、この
室内ユニット1によれば、吸込パネル7を着脱機構部2
50を介してパネル駆動機構部200から取り外すこと
ができるので、フイルタ55の着脱をより簡単にできる
とともに、第1の吸込部15内の清掃や内部メンテナン
スの際に、吸込開口部9を露出させて掃除機等で吸い込
む等して前記作業をやりやすくすることができる。特
に、吸込パネル7は、パネル駆動機構部200をフロン
トカバー5側に残したまま単独でしかも簡単に取り外す
ことができるので、洗浄や清掃が容易である。
【0019】以下、図2及び図5〜図8を参照してパネ
ル駆動機構部200と着脱機構部250を詳細に説明す
る。
【0020】先ず、図2において、バックカバ−3の内
側には貫流フアン53と熱交換器51とドレン皿61
a、61b、風向板13a、13b等の基本的な内部構
造体が取付けられる。そして、バックカバ−3の内側に
取付けられた貫流フアン45等の基本的な内部構造体
は、フロントカバー5を取付けることにより室内ユニッ
ト1内に包含される。フロントカバー5は、上部両側に
図示しない取付リブを形成し、該取付リブを第3の吸込
部21の前部に引っ掻けて、下部をネジ等を介してバッ
クカバ−3に取付ける。
【0021】フロントカバー5には、吸込パネル7を駆
動させるパネル駆動機構部200と、フロントカバー5
の両側内壁に形成した図示しないガイドレールを介して
着脱可能に取付けられるフイルタ55と、前記表示部2
3及び受光部25とが取付けられる。前記パネル駆動機
構部200は、フイルタ55と熱交換器51と貫流フア
ン53の両側に配置されて、フロントカバ−5に取付け
られるガイドレ−ル201と、一端に着脱機構部250
を介して吸込パネル7が取付けられて、前記ガイドレ−
ル201上を摺動するパネル支持部203と、該パネル
支持部203を摺動させる駆動部205とから構成され
ている。
【0022】次に、図6、図7を参照して、パネル駆動
機構部200について詳細に説明する。先ず、ガイドレ
−ル201は、凹部207を上方に向けた断面がコ字状
に形成されてフロントカバ−5の内壁の取付リブ63に
取付けられている。パネル支持部203は、上面に板歯
車部213が形成されるとともに、両側にガイド溝20
9を備えた断面がH形状に形成され、該ガイド溝209
が前記凹部207のガイドリブ211に係合されて、前
後方向に摺動するように支持される。このガイドレ−ル
201とパネル支持部203は、前記したように室内ユ
ニット1の内壁の両側の取付リブ63に取付けられる。
駆動部205は、取付リブ63の片側に設けられる駆動
モ−タ215と、該駆動モータ215の回転軸と他方の
図示しない取付リブ63に両端部を支持されて取付けら
れ連結棒217と、該連結棒217の両側に取付けられ
る第1の歯車219と、前記パネル支持部203の板歯
車部213と噛み合う第3の歯車221と、前記第3の
歯車221の回転軸に取付けられる第2の歯車223
と、前記第1、第2の歯車219、223を連結する連
結ベルト225とから構成される。なお、図5におい
て、65は貫流フアン53の駆動モ−タ、67は室内ユ
ニット1の制御を行うマイコンや各種の電装品を納めた
電装品ボックスである。
【0023】このパネル駆動機構部200によれば、片
側に配置される駆動モータ215の回転トルクは連結棒
217を介して、両側に設けられた第1の歯車219に
伝達され、更に、連結ベルト225と第2の歯車223
を介して第3の歯車221に伝達される。そして、この
第3の歯車221の回転トルクは板歯車部213との噛
み合いで、両側に配置されたパネル支持部203をガイ
ドレ−ル201に沿って左右対称に前後方向に移動させ
る。更に、本実施例では熱交換器51の両側に配置され
るパネル支持部203を熱交換器51の前面上部に配置
される連結棒217と連結ベルト225を採用したパネ
ル駆動機構部200とすることにより、1個の駆動モー
タで、しかも簡単な構造で、吸込パネル7を前後方向に
移動させることができる。更に、この構造によれば、熱
交換器51の前面上部のデッドスペ−スを有効活用する
ことができる。なお、回転制御を同期した2個の駆動モ
−タを採用して、駆動モ−タに取付けられる歯車でパネ
ル支持部203を直接動作させてもよい。
【0024】次に、図8、図9を参照して着脱機構部2
50を説明する。図8、図9において、(a)図は着脱
機構部250の側面図、(b)図は(a)図のA−A’
断面図である。図において、着脱機構部250は、パネ
ル支持部203の先端部251と、吸込パネル7の内壁
に取付けられる受部253と、連結ピン255とから構
成される。先端部251は、先端の上下面がくさび状に
形成され、その中央に勘合溝257が形成され、該勘合
溝257の奥まった位置に前記勘合溝257より大きな
径を備えた貫通穴259が形成されている。また、受部
253は、前記先端部251を差し込める大きさを備え
た断面がロ字状の矩形筒形状としている。そして、該受
部253の両側には、前記先端部251を勘合した状態
で、前記貫通穴259と対応する位置に貫通穴260
a、260bが形成されている。連結ピン255は、両
側の押部261a、261bと、その内側の小径部26
3と大径部265と、バネ267とからから構成され、
前記貫通穴260a、260bに矢印P1、P2方向、
つまり連結ピン255の長手方向に摺動可能に装着され
ている。また、小径部263の径を勘合溝257と貫通
穴260aよりわずかに小さくし、大径部265の径を
貫通穴259と貫通穴260bよりわずかに小さくして
いる。図7は、先端部251と受部253を勘合した状
態、つまり吸込パネル7を取付け状態を示し、図8は先
端部251の着脱の途中の状態を示している。図7の勘
合状態では、連結ピン255の大径部265が貫通穴2
59と貫通穴260bに勘合しているので、先端部25
1と受部253の連結が固定される。しかも、この状態
ではバネ267により、連結ピン255は前記連結を維
持するような矢印P1側に力を受けているので、連結ピ
ン255が振動等で移動する等の原因による吸込パネル
7の落下を防止することができる。
【0025】この状態から、押部261aを矢印P2方
向に押す出すことで、大径部265が矢印P2方向に移
動して、大径部265と貫通穴259の勘合が外れて、
小径部263を貫通穴259に移動させることができ
る。この状態では、貫通穴259内に位置する小径部2
63は、その大きさが勘合溝257より小さいので、先
端部251を受部253から引き出して、吸込パネル7
をパネル駆動機構部200をフロントカバー5に残した
まま単独で取り外すことができる。
【0026】一方、吸込パネル7を装着する場合は、押
部261aを矢印P2方向に押す出しながら、先端部2
51を受部253に、図8に示すように挿入して、図9
の状態にして、押部261aの押すこと止めれば、連結
ピン255がバネ267の力で矢印P1方向に移動し
て、大径部265と貫通穴259と貫通穴260bが勘
合し、吸込パネル7をパネル駆動機構部200に固定す
ることができる。
【0027】次に、図1および図2を参照して、本実施
例に係る室内ユニット1の動作を説明する。
【0028】先ず、室内ユニット1は、内部の電装品ボ
ックス67に制御基板を備え、該制御基板に設けられる
マイコンが駆動モ−タ65、パネル駆動機構部200、
風向板13a、13b、各種のセンサー等の動作をリモ
コンからの操作信号を受光部25で受けて、室内ユニッ
ト1を統括して制御する。
【0029】室内ユニット1は、運転停止状態で、図1
(a)図に示すように、吸込パネル7及び風向板13
a、13bが閉鎖されている。この状態で、リモコンか
ら運転操作の信号がなされると、図示しないマイコン
は、リモコンからの操作信号または自動運転が設定され
ていれば各種センサのからの情報に基づいて冷暖、また
は暖房等の運転モードを決定し、該決定に基づいて吸込
パネル7及び風向板13a、13bを動作させて、吸込
パネル7及び風向板13a、13bを開放した図1
(a)の状態を取るように動作させる。
【0030】つまり、マイコンは、図示しない駆動モー
タを動作させ風向板13a、13bを運転モードに対応
した吹き出し角度まで開放する。また、マイコンは、前
記風向板13a、13bの動作に連動して吸込パネル7
を開放する駆動モータ215を動作させる。駆動モータ
215の回転トルクは、駆動部205を介して板歯車部
213で伝達され、パネル支持部203をガイドレ−ル
201に沿って前方向に動作させる。この動作でパネル
支持部203の先端部251に取付けられる吸込パネル
を前方に突出させる。次に、マイコンは貫流フアン53
を回転させ、第1、第2、第3の吸込部15、19、2
1から室内空気を吸い込んで熱交換器51で温風または
冷風あるいは熱交換しないで風向板13a、13bに沿
って吹出部11から吹き出させるように制御する。一
方、運転を停止する際は、貫流フアン53を停止した後
に、駆動モータ215及び風向板13a、13bの駆動
モータを逆回転させることで図1(a)の状態から図1
(b)の状態に戻すように制御する。
【0031】また、この実施例では、吸込パネル着脱運
転モードを備えている。このフイルタ吸込パネル着脱運
転モードでは、リモコンから同モ−ドの操作信号を受信
すると、マイコンは吸込パネル7を開放する駆動モータ
215のみ動作させ、吸込パネル7を前方に突出させ
る。この状態では、吸込パネル7と吸込開口部9との下
方の隙間59にフイルタ55の取っ手57を露出させる
ことができるから、フイルタ55のみ清掃したい時はこ
の取っ手57を介してフイルタ55を引き出してたり、
あるいは装着することができる。また、この状態では、
着脱機構部250を露出させることができるので、前記
隙間59から手を挿入して押部261aを操作すること
で吸込パネル7を取外すことができる。この取外した状
態では、吸込開口部9が完全に露出するので、フイルタ
55を大きな吸込開口部9を介して、前記隙間59を介
してフイルタ55を着脱するより簡単に着脱することが
できる。
【0032】しかも、この着脱動作では、上面の第3、
第2の吸込部21、19及び正面に配置した第1の吸込
部15の後方に位置するフイルター55を底面に設けた
吹出部11から大きく屈曲させて引き出させる必要がな
いから、フイルタ55への無用な応力を強いることがな
く、更に屈曲時の塵埃の飛散等を軽減して、広い空間か
ら楽に着脱することができる。更に、前記大きな吸込開
口部9から熱交換器51等の内部が露出するので、この
露出した部分、例えば、フイルター51の図示しない案
内レールや、フイルター51で取り除けなかった熱交換
器47等に付着した塵埃を掃除機の吸引ノズルを挿入し
て、熱交換器51やフイルタ55に付着した塵埃等を吸
引したり、あるいは、はたき、雑巾等で内部の清掃を行
うことができる。更には、内部のメンテナンスの際にも
有効である。加えて、吸込パネル7は、単独で取外され
るので、洗面所等で水洗いを行うことができる。
【0033】このように、本実施例に係る室内ユニット
1によれば、運転停止状態では設置状態で内部が露出す
る第1の吸込部15及び吹出部11を吸込パネル7及び
風向板13a、13bを介して室内ユニット1の筐体面
とほぼ同一面をなす平面で隠蔽することができるから、
室内ユニット1を平面主体の壁面に馴染ませて室内のイ
ンテリアに調和させ、更に同第1の吸込部15及び吹出
部11からの塵埃等の進入を軽減することができる。ま
た、この室内ユニット1によれば、吸込パネル7を着脱
機構部250を介してパネル駆動機構部200から取り
外すことができるので、フイルタ55の着脱、第1の吸
込部15内の清掃や内部メンテナンス作業をやりやすく
することができる。しかも、この実施例で、吸込部に従
来のようなスリットを採用しないので、運転時の吸込開
口率を向上させて運転効率を向上させることができると
ともに、清掃性を向上することができる。
【0034】〔第2の実施例〕図9〜図13は本発明に
係る空気調和機の他の実施例を示すものであり、図9は
外観斜視図、図10は縦断面図、図11は部分平面外観
図、図12は部分底面外観図、図13は着脱機構部の概
略図である。
【0035】先ず、図9〜図12を参照して、本実施例
に係る空気調和機の外観の概略構造を説明する。図9
中、(a)図は吸込パネル閉鎖時の外観図、(b)図は
吸込パネル開放時の外観図である。
【0036】図9において、符号2で総括的に示すのは
空気調和機の室内ユニットであり、図示しない冷媒配
管、電源接続線、信号接続線等を介して図示しない室外
ユニットと接続され、室内の壁面に設置されて、室内の
冷暖房を主体に行うものである。室内ユニット2の外観
は、樹脂成型のバックカバ−4と、該バックカバ−4の
前面に設けられる樹脂成型のフロントカバー6と、該フ
ロントカバー6の前面に設けられた樹脂成型の吸込パネ
ル8とから構成されている。吸込パネル8は、フロント
カバー6の前面に形成される吸込開口部9を、(a)図
に示すように少なくとも運転停止時に前記吸込部を隠蔽
し、(b)図に示すように冷房/暖房等の運転時に開放
するとともに、フロントカバ−6の両側下部に設けた着
脱機構部350を介して分離可能に軸支され、上部をフ
ロントカバ−6に固定されるパネル駆動機構部300の
一端に着脱可能に取付けられて、フロントカバ−6に対
して揺動可能に設けられている。
【0037】16はフロントパネル8の正面に配置され
る第1の吸込部であり、該第1の吸込部16は前記吸込
開口部9と吸込パネル8とから構成される。吸込パネル
8は、吸込開口部9を塞ぐ大きさを備えた横長板状に形
成され、フロントカバ−6を包むように長手方向を左右
にして、その両端部を後方に大きなア−ル形状で屈折し
た形状としている。そして、この実施例に係る室内ユニ
ット2は、前記室内ユニット1と同様な外形寸法及び側
面形状等の外観を備えたアールを主体とした外観形状と
している。なお、平面形状および底面形状は前記室内ユ
ニット1と同様な形態を備えているため説明を省略す
る。
【0038】このように、本実施例に係る室内ユニット
2の外観は、上面と底面が大きな曲面を介して前方に向
けて絞り込まれ、正面両側が大きな丸み形状で形成され
るラウンドを基調とした上下左右ほぼ対称なコンパクト
な形態としている。そして、本実施例に係る室内ユニッ
ト2によれば、停止時では、図9(a)図に示すよう
に、設置状態で見える吹出部11と第1の吸込部16を
風向板13a、13bと吸込パネル8で隠蔽して室内イ
ンテリアに調和させ、運転時には、図9(b)図に示す
ように、風向板13a、13bを冷暖房に対応して開放
するとともに、吸込パネル8を開いて第1の吸込部16
及び第2、第3の吸込部19、21から室内空気を吸い
込み内部の熱交換器51で冷風または温風にして前記吹
出部11から吹き出すことができる。また、停止状態で
吸込パネル8の下部にフイルタ55の取っ手57を露出
させているので、この取っ手57を介してフイルタ55
を取外したり装着を行うことができる。
【0039】また、この実施例では、運転状態におい
て、吸込パネル8の上方を開放させるので、運転状態に
おいても、吸込パネル8を介して吸込開口部9を設置状
態で隠蔽することができる。しかも、傾斜させた吸込パ
ネル8で吸込流を案内させてショウトサ−キットを軽減
したり、室内空気の良好な循環を実現することができ
る。更に、この室内ユニット2によれば、吸込パネル8
を着脱機構部350を介してフロントカバ−6から取り
外すことができる。
【0040】以下、図10及び図13を参照してパネル
駆動機構部300と着脱機構部350を詳細に説明す
る。
【0041】先ず、図10において、フロントカバー6
には、吸込パネル8を駆動させるパネル駆動機構部30
0と、フイルタ55と、前記表示部23及び受光部25
とが取付けられる。前記パネル駆動機構部300は、フ
イルタ55と熱交換器51と貫流フアン53の両側上方
に配置されて、フロントカバ−6に取付けられるガイド
レ−ル201と、先端に吸込パネル8が取付けられるパ
ネル取付部400を備えて前記ガイドレ−ル201上を
摺動するパネル支持部203と、該パネル支持部203
を摺動させる駆動部206とから構成されている。駆動
部206は図示しない片側の取付リブ63に取つけられ
る該駆動モータ215と、該駆動モータ215に直結さ
れる第1の歯車220と、両端部を両側の図示しない取
付リブ63に支持される連結棒217の両側に設けられ
る第2の歯車222とから構成され、駆動モータ215
側に設けられる前記第2歯車222と第1の歯車220
が噛み合い、更に第2歯車222は前記パネル支持部2
03の板歯車部213に噛み合うようにしている。パネ
ル取付部400は、パネル支持部203の先端の上面に
形成された凹部401と、吸込パネル8の内側両側の前
記凹部401と対応する位置に形成される凸リブ403
とから構成される。この構造により、凸リブ403が凹
部401に支持されて、パネル支持部203の移動にと
もなって吸込パネル8を揺動させることができる。ま
た、このパネル取付部400によれば、着脱機構部35
0で吸込パネル8の下部の支持を外して、吸込パネル8
を上方に移動させれば、パネル取付部400の固定を簡
単に取外すことができる。
【0042】次に、図13を参照して、着脱機構部を説
明する。図13中、(a)図は着脱機構部350の拡大
部分側面図、(b)図は(a)図のA−A’部分断面図
である。図において、着脱機構部350は、フロントカ
バ−6に形成される勘合溝351と、吸込パネル8の両
側に形成される貫通穴353と、該貫通穴353に取付
けられる断面が円形状の連結ピン355と、該連結ピン
355に取付けられるバネ357とから構成される。
(b)図は、図面上右側が外側であり、左側が内側を示
している。連結ピン355は、両側のつば部359a、
359bと、図面上右側(外側)に配置される小径部3
61と、図面上左側(内側)に配置される大径部363
とから構成され、小径部361を前記貫通穴353に支
持して矢印P1、P2方向、つまり連結ピン355の長
手方向に摺動可能に装着されている。貫通穴353は吸
込パネル8に形成される凹部365内に設けられ、該凹
部365につば部359aが収納されるようにしてい
る。そして、バネ357は、つば部359aと凹部36
5の底部365aの間の小径部361に配置され、常
に、つば部359aを矢印P1方向、つまり外側に飛び
出すようにしている。一方、フロントカバ−6に形成さ
れる勘合溝351は、中央部分351aが前記小径部3
61を通せる大きさとし、奥待った部分351bに大径
部363と勘合する円形穴352とし、前方部分351
cを前方に開いた形状としている。図13は、吸込パネ
ル8を(a)図の矢印方向に移動させて装着途中の状態
を示している。
【0043】この着脱機構部350によれば、図13
(a)図の状態から、(a)図の矢印方向に移動させる
ことにより、連結ピン355が所定の位置で、バネ35
7の応力により(b)図の点線位置に移動して大径部3
63が円形穴352と勘合する。この勘合により、吸込
パネル8が揺動可能に軸支される。また、吸込パネル8
を取外す場合は、つば部359aを矢印P2に示す内側
方向に押すことで、前記勘合が外れ、円形穴352の位
置に小径部361が移動するので、この小径部361が
勘合溝351の中央部分351aを移動可能となり吸込
パネル8を取外すことができる。
【0044】次に、図9および図10を参照して、本実
施例に係る室内ユニット2の動作を説明する。
【0045】先ず、室内ユニット2は、内部の電装品ボ
ックス67に制御基板を備え、該制御基板に設けられる
マイコンが駆動モ−タ65、パネル駆動機構部300、
風向板13a、13b、各種のセンサー等の動作をリモ
コンからの操作信号を受光部25で受けて、室内ユニッ
ト1を統括して制御する。
【0046】室内ユニット2は、運転停止状態で、図9
(a)図に示すように、吸込パネル8及び風向板13
a、13bが閉鎖されている。この状態で、リモコンか
ら運転操作の信号がなされると、図示しないマイコン
は、リモコンからの操作信号または自動運転が設定され
ていれば各種センサのからの情報に基づいて冷暖、また
は暖房等の運転モードを決定し、該決定に基づいて吸込
パネル8及び風向板13a、13bを動作させて、吸込
パネル8及び風向板13a、13bを開放した図9
(b)の状態を取るように動作させる。
【0047】つまり、マイコンは、図示しない駆動モー
タを動作させ風向板13a、13bを運転モードに対応
した吹き出し角度まで開放する。また、マイコンは、前
記風向板13a、13bの動作に連動して吸込パネル8
を開放する駆動モータ215を動作させる。駆動モータ
215の回転トルクは、駆動部265を介して板歯車部
213で伝達され、パネル支持部203をガイドレ−ル
201に沿って前方向に動作させる。この動作でパネル
支持部203の先端に取付けられる吸込パネル8の上方
を前方に突出させて、着脱機構部350を支点に揺動さ
せる。次に、マイコンは貫流フアン53を回転させ、第
1、第2、第3の吸込部15、19、21から室内空気
を吸い込んで熱交換器51で温風または冷風あるいは熱
交換しないで風向板13a、13bに沿って吹出部11
から吹き出させるように制御する。一方、運転を停止す
る際は、貫流フアン53を停止した後に、駆動モータ2
15及び風向板13a、13bの駆動モータを逆回転さ
せることで図9(b)の状態から図1(a)の状態に戻
すように制御する。
【0048】また、この実施例では、吸込パネル着脱運
転モードを備えている。この吸込パネル着脱運転モード
では、リモコンから同モ−ドの操作信号を受信すると、
マイコンは吸込パネル8を開放する駆動モータ215の
み動作させ、吸込パネル8を開放させる。この状態で、
吸込パネル8の両側に設けた着脱機構部350のつば部
359bを両側で吸込パネル8を支持する手の指で押下
しながら吸込パネル8の下部を手前に引くことで着脱機
構部350の勘合を外すことができる。そして、吸込パ
ネル8を上方に引き上げてパネル取付部400の固定を
外すことで、吸込パネル8を簡単に取り外すことができ
る。これにより、吸込開口部9を露出させることができ
るから、フイルタ55の着脱、内部の清掃やメンテナス
等が容易になり、吸込パネル8の洗面所等でのまる洗い
が可能である。一方、吸込パネル8を装着する場合は、
凹部401に凸リブ403を引っ掻けてパネル取付部4
00を固定し、つば部359bを両側で吸込パネル8を
支持する手の指で押下しながら吸込パネル8の下部を押
し込むことで着脱機構部350を勘合させることができ
る。そして、再び、リモコンで閉鎖指示することでもと
の閉鎖状態にすることができる。
【0049】なお、本実施例では、吸込パネル8をより
簡単に着脱するために、吸込パネル8を開放状態にする
吸込パネル着脱運転モードを設けたが、パネル取付部4
00の着脱スペ−スを確保すれば、吸込パネル8の閉鎖
状態で同吸込パネル8を取外してもよい。
【0050】〔その他の実施例〕前記の実施例では、フ
ロントカバー5、6を一体構造としたが、吸込開口部9
を備えた前面をカバ−する前面カバ−と、第2の吸込部
19と吹出部11を備えたフロント枠等に分離した構造
としてもよい。
【0051】また、前記実施例では、筐体の上面に第
2、第3の吸込部19、21を設けた実施例で説明した
が、同第2、第3の吸込部19、21を設けなくても同
様な効果がある。また、前記第2、第3の吸込部19、
21を設ける場合、同吸込部19、21を備えた天板を
同様な構造でフロントカバー5、6と着脱可能に設け、
同吸込部19、21に前記実施例と同様な構造を備えた
開閉可能な吸込パネルを設けることで、塵埃の内部への
浸入を軽減して、更に取外して清掃することができる。
また、前記天板を吸込パネル7、8と一体構造とするよ
うにして、同一体化した吸込パネル7、8を開放可能で
かつ着脱可能とすることで前記した効果を一層高めるこ
とができる。
【0052】更に、この実施例では、運転停止時に吸込
パネル7、8を閉鎖させているが、例えば、第2、第3
の吸込部19、21を設ける場合は、微風運転時や、除
湿運転時等の送風量が必要でない運転モードでは吸込パ
ネル7、8を閉鎖して運転することで、運転状態での意
匠性を高めることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、設置状態での外観意匠
の意匠性を高めつつ、吸込パネルとフイルタの着脱を容
易にして、清掃性の向上と高所作業の安全を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す外観
斜視図。
【図2】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す縦断
面図。
【図3】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す部分
平面外観図。
【図4】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す部分
底面外観図。
【図5】本発明に係る空気調和機の一実施例を示すパネ
ル駆動機構部の部分横断面図。
【図6】本発明に係る空気調和機の一実施例を示すパネ
ル駆動機構部の部分縦断面図。
【図7】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す着脱
機構部の概略図。
【図8】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す着脱
機構部の概略図。
【図9】本発明に係る空気調和機の一実施例を示す外観
斜視図。
【図10】本発明に係る空気調和機の他の実施例を示す
縦断面図。
【図11】本発明に係る空気調和機の他の実施例を示す
部分平面外観図。
【図12】本発明に係る空気調和機の他の実施例を示す
部分底面外観図。
【図13】本発明に係る空気調和機の他の実施例を示す
着脱機構部の概略図。
【符号の説明】
1、2…室内ユニット、3、4…バックカバ−、5、6
…フロントカバー、7、8…吸込パネル、9…吸込開口
部、11−吹出部、13a、13b…風向板、15、1
6…第1の吸込部、51…熱交換器、貫流フアン…5
3、55…フイルタ、200…パネル駆動機構部、25
0…着脱機構部、300…パネル駆動機構部、350…
着脱機構部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にフイルタと熱交換器と送風フアンを
    備えた筐体を、筐体後部をカバーするバックカバ−と、
    筐体前部をカバーし、前部に吸込開口部を備えたフロン
    トカバーとから構成し、 前記フロントカバ−は、前記吸込開口部を隠蔽または開
    放する吸込パネルを備え、 前記吸込パネルは、少なくとも運転停止時に前記吸込開
    口部部を隠蔽し、運転時に開放するようにパネル駆動機
    構部を介して動作され、かつ着脱機構部を介して着脱可
    能に取付けられていることを特徴とする壁設置型空気調
    和機。
  2. 【請求項2】前記吸込パネルは、前記パネル駆動機構部
    に取付けられて前後方向に摺動可能に設けられ、 前記パネル駆動機構部は、フイルタと熱交換器と送風フ
    アンの両側に配置されて、フロントカバ−に取付けられ
    るガイドレ−ルと、一端に吸込パネルが取付けられて、
    前記ガイドレ−ル上を摺動するパネル支持部と、該パネ
    ル支持部を摺動させる駆動部とから構成されていること
    を特徴とする請求項1の壁設置型空気調和機。
  3. 【請求項3】前記着脱機構部は、パネル開放時に露出す
    るパネル支持部の一端に設けられていることを特徴とす
    る請求項2の壁設置型空気調和機。
  4. 【請求項4】前記フイルタは、パネル開放時に着脱可能
    にフロントカバ−の両側内壁面に設けたガイドレ−ルを
    介して取付けられていることを特徴とする請求項1〜3
    の壁設置型空気調和機。
  5. 【請求項5】前記吸込パネルは、下部をフロントカバ−
    に着脱機構部を介して軸支され、上部をフロントカバ−
    に固定されるパネル駆動機構部の一端に着脱可能に取付
    けられて、フロントカバ−に対して揺動可能に設けら
    れ、 前記パネル駆動機構部は、フイルタと熱交換器と送風フ
    アンの両側に配置されて、フロントカバ−に取付けられ
    るガイドレ−ルと、一端に吸込パネルが取付けられて、
    前記ガイドレ−ル上を摺動するパネル支持部と、該パネ
    ル支持部を摺動させる駆動部とから構成されていること
    を特徴とする請求項1の壁設置型空気調和機。
  6. 【請求項6】前記フイルタは、吸込開口部の下端に取っ
    手が位置するように着脱可能に取付けられるとともに、
    パネル閉鎖時に、前記取っ手を吸込パネルの下端部に露
    出するように配置され、フロントカバ−の両側内壁面に
    設けたガイドレ−ルを介して着脱可能に取付けられてい
    ることを特徴とする請求項5の壁設置型空気調和機。
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