JPH09208098A - 原稿自動給送装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

原稿自動給送装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH09208098A
JPH09208098A JP2148196A JP2148196A JPH09208098A JP H09208098 A JPH09208098 A JP H09208098A JP 2148196 A JP2148196 A JP 2148196A JP 2148196 A JP2148196 A JP 2148196A JP H09208098 A JPH09208098 A JP H09208098A
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JP2148196A
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Kazuhiro Matsuo
和弘 松尾
Noriyoshi Ueda
典由 上田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に対する原稿自動給送装置
の取り付けの容易化及び厚手の原稿の設定の安定化を図
った原稿自動給送装置を実現する。 【解決手段】 画像形成装置本体200に開閉自在の原
稿自動送り装置100を、支持部110及び画像形成装
置本体に上下動自在のヒンジ足1により回動自在に支持
する。原稿自動給送装置と画像形成装置本体の接合部を
高摺動性部材30,30′により構成する。これによ
り、原稿自動給送装置の閉塞時に、ヒンジ足1が容易に
浮き上がって、画像形成装置本体に対し、原稿自動給送
装置の位置ズレが若干あっても、原稿自動給送装置を画
像形成装置上面に安定して沿わせることができ、原稿自
動給送装置の組みつけ作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉可能な原稿自
動送り装置、詳細には、例えば、画像形成装置の原稿台
に原稿を自動的に供給し、画像形成作業終了後に排出す
るための原稿自動送り装置の支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置によって複数枚の
原稿を複写する際、複写作業の効率を高めるために、原
稿を画像形成装置の原稿台に自動的に給紙する原稿自動
送り装置を予め備えられているものが使用される。
【0003】また、画像形成装置だけを購入したユーザ
向けに、作業の効率化を図るために、後から原稿自動送
り装置を、画像形成装置に装着可能に構成した画像形成
装置及び原稿自動送り装着が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、すでに
画像形成装置を所有しているユーザが、後に原稿自動送
り装置を上記画像形成装置に装着する際や、サービスマ
ンが画像形成装置と原稿自動送り装置とを、ユーザのも
とで組み付ける構成の装置では、安定した原稿搬送を保
証するための画像形成装置の原稿台と、原稿自動送り装
置との位置合わせが難しく、サービスマンが原稿自動給
送装置の装着に要する時間と手間がかかるという欠点が
あった。
【0005】また、画像形成装置と原稿自動送り装置を
組み付けて、それをユーザが使用する場合において、辞
典等の厚手の原稿を確実に原稿自動送り装置の開閉部に
より押圧固定しようとして、上方より原稿自動送り装置
を押さえつけると、原稿自動送り装置の突起状係合部
(以下、ヒンジ足ともいう)が、画像形成装置との接合
部での摺動抵抗が大きくて、画像形成装置本体内で浮き
上がれず、大きな力で強く押し付けなければならないと
いう欠点がある。
【0006】本発明は、画像形成装置本体に対する原稿
自動給送装置の取り付けの容易化及び厚手の原稿の設定
の安定化を図った原稿自動給送装置を提供することを目
的とするもである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
なされたものであって、原稿台を備える装置本体上面に
対して摺動自在に装着されている突起状係合部を備え、
該突起状係合部に回動支点を有し前記装置本体上面に対
し開閉自在であって、閉塞時に前記装置本体上面の前記
原稿台に原稿を給紙可能な原稿自動給送装置において、
前記突起状係合部と前記装置本体との接合部が高摺動性
部材からなることを特徴とする。
【0008】また、原稿自動給送装置が閉塞する時に装
置本体上面に着地して転動可能な着地足を、前記回動支
点と原稿自動給送装置間に有し、前記着地足が高摺動性
部材からなることを特徴とする。
【0009】また、前記突起状係合部は、装置本体の原
稿台に対し、略直交方向に上下動可能であることを特徴
とする。
【0010】[作用]以上構成に基づき、画像形成装置
に原稿自動送り装置を組み付ける際、この原稿自動送り
装置が画像形成装置本体上面に着地するとき、上記原稿
自動送り装置の突起状係合部と、画像形成装置本体内の
接合部が高摺動性部材で構成されているため、突起状係
合部が容易に浮き上がって、原稿自動給送装置が画像形
成装置の上面に着地する。これにより、原稿自動給送装
置に高さ方向の誤差があっても、原稿自動給送装置は原
稿を適正に給紙することができる。
【0011】また、原稿自動給送装置の閉塞時には、脚
部の転動体が画像形成装置本体上面に着地し、突起状係
合部が浮き上がりながら転動体が転動して、原稿自動給
送装置が閉塞する。この際、突起状係合部の他に、脚部
の転動体も高摺動性部材からなっていることにより、原
稿自動給送装置の閉塞時に突起状係合部が容易に浮き上
がって、画像形成装置と原稿自動送り装置の高さ方向の
位置関係が若干ずれていても、原稿自動送り装置が画像
形成装置の上面に沿うことができて安定した原稿搬送が
可能となる。
【0012】また、原稿自動送り装置を画像形成装置に
組み付けた後に、厚手の原稿を画像形成するために、原
稿自動送り装置の開閉部により押圧固定しようとして上
方より原稿自動送り装置を押さえつけると、原稿自動送
り装置の突起状係合部が、画像形成装置本体内より容易
に浮き上がるため、原稿台に余分な押圧力がかからな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施の形態〉以下、本発明に係る原稿自動送り
装置を、図面に基づいて説明する。
【0014】まず、本発明に係る原稿自動給送装置が適
用可能な画像形成装置本体(複写機本体)の一例を図7
により説明する。
【0015】画像形成装置本体(複写機本体)900に
は、原稿台としてのプラテンガラス201、光源90
7、レンズ系908、給紙部909、画像形成部902
等が備えられている。
【0016】上記プラテンガラス201上には、本発明
に係る原稿自動給送装置100が、後述するように開閉
自在に設けられており、この原稿自動給送装置100は
不図示の原稿台に積載した原稿Dを自動的に1枚ずつ給
送して、プラテンガラス201上の原稿読取位置に載置
する。
【0017】給紙部909は、記録用のシートSを収納
して装置本体900に着脱自在なカセット910,91
1、及びペディスタル912に配置されたデッキ913
を有している。画像形成部902には、円筒状の感光ド
ラム914とその回りの現像器915、転写用帯電器9
16、分離帯電器917、クリーナ918、一次帯電器
919等がそれぞれ備えられている。画像形成部902
の下流側には、搬送装置920、定着装置904、排出
ローラ対905等が配設されている。
【0018】この画像形成装置本体の動作を説明する。
【0019】装置本体側900に設けられている制御装
置930から給紙信号が出力されると、カセット91
0,911またはデッキ913からシートSが給送され
る。一方、プラテンガラス201に載置されている原稿
Dに、光源907から当てられて反射した光は、レンズ
系908を介して感光ドラム914に照射される。感光
ドラム914は、あらかじめ一次帯電器919により帯
電されていて、光が照射されることによって静電潜像が
形成され、次いで現像器915により静電潜像を現像し
てトナー像が形成される。
【0020】給紙部909から給送されたシートSは、
レジストローラ910で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部902へ送られる。画像形
成部902では、感光ドラム914のトナー像が、送ら
れてきたシートSに転写用帯電器916によって転写さ
れ、トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器91
7によって転写用帯電器916と逆極性に帯電されて、
感光ドラム914から分離される。
【0021】そして、分離されたシートSは、搬送装置
920により定着装置904に搬送されて、定着装置9
04によりシートSに転写画像が永久定着される。画像
が定着されたシートSは、排出ローラ対905により装
置本体900から排出される。
【0022】このようにして、給紙部909から給送さ
れたシートSには、画像が形成されて排出される。
【0023】図1は、本発明に係る原稿自動送り装置1
00と、この原稿自動送り装置100に取り付けた支持
部110と、原稿自動送り装置100が開閉自在される
画像形成装置本体200の断面図である。
【0024】上記画像形成装置本体200は、図7で説
明した画像形成装置本体900と同様に、感光ドラム9
14を有する画像形成部902と、光源907、レンズ
系908、等の画像読み取り手段と、給紙部909等を
有しており、その構成及び動作は、図7の装置と同じで
あるので、その図示及び説明は省略する。
【0025】原稿自動送り装置100は、複数枚の原稿
を載置する不図示の原稿台と、この原稿台の原稿1枚ず
つ分離給送する分離給送部を有している。また、原稿自
動送り装置100は、分離給送した原稿Dをプラテンガ
ラス(原稿台)201上の所定位置に搬送する原稿搬送
ベルト101を有している。102は、上記原稿搬送ベ
ルト101を支持する回転プーリ軸を示している。原稿
台201上に載置された原稿Dは、光源907、レンズ
系908(図7参照)等の原稿読み取り手段により原稿
像が読み取られる。
【0026】上記原稿自動送り装置100は、後述する
支軸9を回動中心として、装置本体上面、詳しくはプラ
テンガラス201に対して開閉自在になっている。原稿
自動送り装置100は、これを閉じたときに装置本体上
面に着地する足を前後(図において左右側)に有してお
り、12は着地足前、13は着地足奥を示している。ま
た、装置本体200内の画像形成部902は、給紙部9
07により給紙されたシートSに画像を形成する。この
画像形成したシートは、排出ローラ210により排出ト
レイ220上に排出される。
【0027】図2は、原稿自動送り装置100の支持部
110と、本発明の要部であるヒンジ足(突起状係合
部)部を拡大した側断面図である。
【0028】1は、原稿自動送り装置100を支持する
ためのヒンジ足、205は画像形成装置本体200に埋
設されたヒンジ足ホルダを示している。ヒンジ足1の上
部には、フレーム2a及びブラケット2がねじ15によ
り取り付けられている。
【0029】ヒンジ足1は、支軸31によりヒンジ足1
に枢支されていて、ヒンジ足ホルダ205の内壁に当接
しているベアリング等の回転体からなる高摺動性部材3
0と、ヒンジ足ホルダ205に支軸31′により枢支さ
れていて、ヒンジ足1の壁部1aに当接しているベアリ
ング等の回転体からなる高摺動性部材30′とにより、
画像形成装置本体200に上下動自在に挿入されてい
る。ヒンジ足1は、原稿台201に対して略直交状態に
ある。
【0030】ヒンジ足1とヒンジ足ホルダ205との間
の接合部が、高摺動性部材30,30′であることによ
り、ヒンジ足1は抵抗を殆ど受けることなく浮き上がる
ことができる。
【0031】支持部110は、ばねホルダ7を摺動自在
に保持する筒部3cを有する保持部材3を有しており、
保持部材3の一端はねじ16により原稿自動送り装置1
00のフレーム103に取り付けられ、保持部材3の他
端は、支軸(回動支点)9によりヒンジ足1と一体のブ
ラケット2に回動自在に装着されている。
【0032】ばねホルダ7と保持部材3の折曲板3bと
の間には、緩衝用の圧縮ばね5が介在されており、8は
上記折曲板3bを補強するための軸である。
【0033】ばねホルダ7の下端部には、カム軸10が
固設されていて、保持部材3に形成された長穴3dに沿
って移動自在になっている。ブラケット2にはカム4の
基部が支軸11により枢着されており、このカム4に形
成されたカム溝4aにはカム軸10が嵌合されている。
【0034】カム軸10は、保持部材3の長穴3dと、
カム4のカム溝4aとの両方に規制されており、原稿自
動送り装置100の開放時には、カム軸10は長穴3d
に沿って下降し、原稿自動送り装置100の閉塞時に
は、圧縮ばね5を圧縮しながら長穴3dに沿って上昇し
て、原稿自動送り装置100の回動動作を緩衝する。
【0035】上記のようなヒンジ足1及び支持部110
は、画像形成装置本体200の奥側(図中左側)に2か
所設けられている。
【0036】保持部材3の下端部と原稿自動送り装置1
00のフレーム103との間には、支持板6が固定され
ており、この支持板6の下面に固定された1対のブラケ
ット6aには、奥側の着地足13a,13bがそれぞれ
回動自在に枢支されている。この着地足13a,13b
は、高摺動性部材(ベアリング)から構成されている。
これにより、原稿自動送り装置100の閉塞時に、着地
足13a,13bが、画像形成装置本体200に着地し
てから移動(転動)する時に、抵抗を殆ど受けることな
く転動することができる。
【0037】原稿自動送り装置100の前側には、原稿
自動送り装置100を閉じたときの高さを規制するため
の複数の着地足12a,12bが固定されている。
【0038】上記の構成により、原稿自動送り装置10
0は、支持部110、ヒンジ足1を介して画像形成装置
200に対して略90°の角度の範囲で回動させるよう
になっている。
【0039】従って、画像形成装置200のプラテンガ
ラス201に対して原稿自動送り装置100を用いない
で原稿をセットして、自動的に画像を読み取って複写作
業する際には、一度、原稿自動送り装置100をプラテ
ンガラス201から開き、原稿をセットした後、再度原
稿自動送り装置100を閉じて、原稿の読み取り及び複
写作業を行う。
【0040】画像形成装置200と原稿自動送り装置1
00の位置関係は、通常、安定した読み取り作業を行う
ために、この画像形成装置200のプラテンガラス20
1上ないし画像形成装置200の上面に、常に原稿自動
送り装置100の4点の接地足(前側の着地足12a,
12b、奥側の着地足13a,13b)が均一に接して
いる必要がある。
【0041】それがなされていないと、原稿自動送り装
置100から画像形成装置200のプラテンガラス20
1上に原稿を搬送する際、斜行による搬送不良を生じる
場合がある。
【0042】そこで、従来の装置では、原稿自動送り装
置に取り付けられた支持部110を枢支しているヒンジ
足1の高さを微妙に調整して、画像形成装置200に原
稿自動送り装置100を取り付けていた。本発明は、こ
の調整をできる限り不要にしたものである。
【0043】そこで、本発明に係るヒンジ足1を有する
支持部110を取り付けた場合の、原稿自動送り装置1
00の画像形成装置200に対する開閉動作を、図3〜
図5を用いて説明する。
【0044】図3に示すように、画像形成装置200の
上部に開いている原稿自動送り装置100を閉じる場
合、回動支点となる支軸9(図2)を中心にして、原稿
自動送り装置100が回動して降下し、図4で示すよう
に、先ず奥側の着地足13a,13bが、画像形成装置
200の上面に着地する。
【0045】奥側の足13a,bが画像形成装置200
の上面に着地した後、この奥側13a,bを支点とし
て、原稿自動送り装置100はさらに回動、降下して行
く。
【0046】これと同時に、支持部110のヒンジ足1
が、ヒンジ足ホルダ205の内部を上方に浮き上がって
行く。
【0047】これは、ヒンジ足1とヒンジ足ホルダ20
5の接合する部分に、高摺動部材(ベアリング)30,
30′を配設したことによるのもので、軽い力でもヒン
ジ足1が容易に上方に浮き上がるようになっている。そ
して、図5に示すように、最後には、前側の足12a,
12bもこの画像形成装置のプラテンガラス201上に
着地して閉じ動作を終了する。
【0048】このように、原稿自動送り装置100を閉
じる際、前述したように常に奥側の着地足13a,13
bが優先して着地し、この奥側の着地足13a,13b
が着地した後、ヒンジ足1が浮き上がることで、前側の
着地足12a,12bが着地するようにしたことで、画
像形成装置200に対して、原稿自動送り装置100の
高さ方向での取付け位置が若干ばらついた場合でも、安
定して原稿自動送り装置100の前側及び奥側の足が着
地し、原稿像の読み取り作業を行うことができる。
【0049】次に、本発明に係るヒンジ足1を有する支
持部110により、原稿自動送り装置100が取り付け
られた画像形成装置200によって、本等の厚手の原稿
の画像形成を行う場合を、図6を用いて説明する。
【0050】原稿自動送り装置100を、画像形成装置
200から開いて、複写しようとする厚稿(本等の厚手
物)Bが、画像形成装置200のプラテンガラス201
上に載置される。次に、この厚手物の原稿Bを確実に原
稿自動送り装置100の開閉部により押圧固定するため
に、原稿自動送り装置100が閉じられる。
【0051】例えば、原稿自動送り装置100の原稿搬
送ベルト101が原稿Bに接した後、従来の支持部によ
って原稿自動送り装置が取り付けられていた場合は、ヒ
ンジ穴ホルダとヒンジ足の接合部分の摺動抵抗が大き
く、ヒンジ足がヒンジ穴ホルダより浮き上がることがで
きなかったため、強い力で原稿自動送り装置を閉じよう
とすると、てこの原理で原稿搬送ベルト101と厚手物
原稿Bの奥側接点に過大な押圧力が加わり、この厚手物
原稿Bを介して、下のプラテンガラス201に破損が生
じることがあった。
【0052】これに対し、本発明に係る支持部110,
ヒンジ足1によって原稿自動送り装置100が画像形成
装置本体200に装着された場合には、厚手物原稿Bに
原稿搬送ベルト101が接すると、ヒンジ足1とヒンジ
足ホルダ205の接合部分が高摺動部材(ベアリング)
30,30′で構成されているために、このヒンジ足1
とヒンジ足ホルダ205との摺動抵抗が小さいため、ヒ
ンジ足1が容易に浮き上がることができ、図6で示すよ
うに、原稿搬送ベルト201の全面で厚手物原稿を押圧
固定することが可能となり、プラテンガラス201の破
損を生じさせることなく、安定した画像形成作業を行う
ことができる。
【0053】なお、高摺動性部材としては、ベアリング
に限定されることはなく、例えば、コロ、ローラのよう
な回転体であればよい。
【0054】なお、本発明は、プラテンガラスと画像読
み取り手段にも適用することが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置の上面に開閉自在の原稿自動給送装置を位
置決めすると共に回動自在に保持する支持部材の突起状
係合部と、画像形成装置との接合部を、高摺動性部材に
より構成したので、原稿自動給送装置の閉塞時に、突起
状係合部が容易に浮き上がって、原稿自動給送装置の着
地点が画像形成装置の上面に着地する。これにより、原
稿自動給送装置に高さ方向の位置関係に若干のずれがあ
っても、原稿自動給送装置が画像形成装置の上面に適正
に沿うことができ、安定した原稿搬送ができると共に、
原稿自動給送装置の組み付け作業を容易に行なうことが
できる。
【0056】また、画像形成装置に対する原稿自動給送
装置の高さを規制する回転自在の着地足を、高摺動性部
材により構成したので、原稿自動給送装置の閉塞時にお
ける着地足の着地後、着地足の転動を軽負荷で行なえる
と共に、突起状係合部が容易に浮き上がれる動作と相ま
って、原稿自動給送装置の閉塞時において高さ方向の位
置ずれが若干あっても、原稿自動給送装置を画像形成装
置上面に適正に沿わせることができると共に、原稿自動
給送装置の組みつけ作業を容易に行なうことができる。
【0057】また、突起状係合部を画像形成装置の原稿
台に対し略直交にすると共に、画像形成装置との接合部
を高摺動性部材により構成したので、本などの厚手の原
稿を原稿台上に載置して原稿自動給送装置で押圧する時
に、突起状係合部が容易に浮き上がって原稿自動給送装
置の下側全面で厚手の原稿を押圧することができると共
に原稿台の一部に過大な力が作用することを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿自動給送装置とこれを装着し
た画像形成装置の一部破断した側面図。
【図2】同じく原稿自動給送装置の支持部及び突起状係
合部の縦断側面図。
【図3】同じく原稿自動給送装置を開放した状態の作用
図。
【図4】同じく原稿自動給送装置を閉塞する途中の作用
図。
【図5】同じく原稿自動給送装置を閉塞した状態の作用
図。
【図6】同じく厚手の原稿を原稿自動給送装置により押
圧する状態を示す原稿自動給送装置及び画像形成装置の
側面図。
【図7】本発明に係る原稿自動給送装置が適用可能な画
像形成装置の一例を示す縦断正面図。
【符号の説明】
D 原稿 B 厚手の原稿 1 ヒンジ足(突起状係合部) 2 ヒンジ足と一体のブラケット 9 支軸(回動支点) 12a,12b 着地足前 13a,13b 着地足奥(高摺動性部材) 30,30′ 原稿自動給送装置と画像形成装置本
体の接合部(高摺動性部材) 100 原稿自動給送装置 110 支持部 200 画像形成装置本体 201 プラテンガラス(原稿台) 902 画像形成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台を備える装置本体上面に対して摺
    動自在に装着されている突起状係合部を備え、該突起状
    係合部に回動支点を有し前記装置本体上面に対し開閉自
    在であって、閉塞時に前記装置本体上面の前記原稿台に
    原稿を給紙可能な原稿自動給送装置において、 前記突起状係合部と前記装置本体との接合部が高摺動性
    部材からなることを特徴とする原稿自動給送装置。
  2. 【請求項2】 原稿自動給送装置が閉塞する時に装置本
    体上面に着地して転動可能な着地足を、前記回動支点と
    原稿自動給送装置間に有し、前記着地足が高摺動性部材
    からなることを特徴とする請求項1記載の原稿自動給送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記突起状係合部は、装置本体の原稿台
    に対し、略直交方向に上下動可能であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の原稿自動給送装置。
  4. 【請求項4】 前記脚部が着地して移動する間に前記突
    起状係合部は若干上昇することを特徴とする請求項2記
    載の原稿自動給送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか1項記載の原
    稿自動給送装置と、該原稿自動給送装置により給紙され
    た原稿像を読み取る読み取り部と、を有することを特徴
    とする画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像読み取り装置と、該
    画像読み取り装置によって読み取られた原稿像に基づい
    て画像を形成する画像形成部と、を有することを特徴と
    する画像形成装置。
JP2148196A 1996-02-07 1996-02-07 原稿自動給送装置及びこれを備える画像形成装置 Pending JPH09208098A (ja)

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