JPH09208044A - 検体搬送システム - Google Patents

検体搬送システム

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Publication number
JPH09208044A
JPH09208044A JP1652096A JP1652096A JPH09208044A JP H09208044 A JPH09208044 A JP H09208044A JP 1652096 A JP1652096 A JP 1652096A JP 1652096 A JP1652096 A JP 1652096A JP H09208044 A JPH09208044 A JP H09208044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
label
bar code
sample rack
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP1652096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kojo
義之 古城
Masato Muto
正登 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP1652096A priority Critical patent/JPH09208044A/ja
Publication of JPH09208044A publication Critical patent/JPH09208044A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検体ラックの識別ラベルを読み取るために、
ラベル読み取り器の移動機構が必要になり、検体搬送シ
ステムの構造が複雑になる。 【解決手段】 検体ラック56、58はその長手方向の
先端面又は後端面にバーコードラベル30を貼付され
る。このバーコードラベル30を読み取るバーコードリ
ーダー54は、横搬送ライン48の一方側に設けられて
いる。バーコードラベル30は、この横搬送ライン48
によって、その一方側に対面しながら移動可能であるの
で、バーコードリーダー54はその前にバーコードラベ
ル30が位置したときに、バーコードを読み取り搬送制
御に利用することができ、バーコードリーダー54は移
動する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検体を保持する検
体ラックを搬送する検体搬送システムに関し、特に検体
ラックの搬送制御に用いられる識別ラベルの読み取りに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、血液などの検体を検査・分析処理
するシステムにおいては、検体を大量に処理するため、
分注・分析を自動化し、また各装置への搬送も自動化す
ることが広く行われている。検体は試験管などの容器に
入れられ、試験管立てなどの検体ラックを用いて搬送さ
れる。検体ラックには、例えば5本立て、10本立て、
50本立てのものなどがある。搬送先を自動的に制御す
るためなどの目的で、検体ラックには識別ラベルが貼り
付けられる。この識別ラベルには光学的に自動読み取り
可能な情報が記録され、具体的にはバーコードラベルが
一般的に用いられる。
【0003】この識別ラベルは、検体ラックの長手方向
の先端面又は後端面に貼られるのが一般的である。その
一つの理由には、多数の検体ラックを蓄積する場合には
保管場所の都合で、検体ラックの長手方向に平行な側面
を合わせて密集配置するのが便利であり、その状態に
て、識別ラベルの貼付又はその内容を確認できることが
ある。
【0004】図3は、従来の検体搬送装置の構成を示す
模式図であり、従来の識別ラベルの読み取り方を説明す
る図である。検体ラック2は、複数のラック供給部4に
ラック種別ごとに蓄積される。ラック供給部4は、供給
制御部6の制御により検体ラックを1つずつその長手方
向に搬送する縦搬送ライン8に送出する。ここでは、識
別ラベルであるバーコードラベルは送出方向の先端面に
貼られている。ラベル読み取り器であるバーコードリー
ダー10は、検体ラックの搬送に支障がないように、縦
搬送ライン8の一方側に配置されており、検体ラックが
位置12に停止されたときに、縦搬送ライン8に迫り出
して、その検体ラック先端面のバーコードを読み取る構
成になっている。読み取られたバーコード情報は切換制
御部14に送られる。横搬送ライン16は検体ラックを
縦搬送ライン8から横に搬送するものである。切換制御
部14は、読み取られたバーコード情報に基づいて横搬
送ライン16を制御し、必要な場合には検体ラックを、
縦搬送ライン8とは別の他の縦搬送ライン20に導く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の検
体搬送システムでは、ラベル読み取り器の移動機構が必
要になり、構造が複雑になるという問題があった。
【0006】本発明は、ラベル読み取り器の移動機構を
不要とした構造の簡単な検体搬送システムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る検体搬送シ
ステムは、検体ラックの長手方向に当該検体ラックを搬
送する縦搬送ラインと、前記縦搬送ラインから横に前記
検体ラックを搬送する横搬送ラインと、前記横搬送ライ
ンのいずれか一方側に設けられ、前記検体ラックの識別
ラベルを光学的に読み取るラベル読み取り器と、前記ラ
ベル読み取り結果に従って搬送制御を行う制御部と、を
含むことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、ラベル読み取り器は、識
別ラベルと対面する横搬送ラインの壁面に設けられてい
るため、移動せずに識別ラベルを読み取ることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る検体搬
送装置によって搬送される検体ラックの例を示す斜視図
である。図1(a)〜(c)はそれぞれ、試験管等のチ
ューブ形状の検体容器を50本、10本、5本保持でき
るものを示す。これらの検体ラックの長手方向の少なく
とも一方の面には、光学的に読み取り可能な識別ラベル
として、バーコードラベル30が貼り付けられている。
このバーコードラベル30には、ラック番号が記録され
ている。
【0010】図2は、本発明に係る検体搬送装置の構成
を示す模式図である。この検体搬送装置は、図において
左側に位置するラック供給部40、42に蓄積された検
体ラックを縦搬送ライン44を用いて、分注装置(図示
せず)などの装置が位置する右側の送出口46へ搬送す
るものである。縦搬送ライン44の途中には横搬送ライ
ン48が設けられ、検体ラックを縦搬送ライン44の搬
送方向に対して横に搬送することができる。この横搬送
ライン48にはもう一つの縦搬送ライン50が接続さ
れ、これは送出口52を有する。以上おおまかに述べた
構成により本搬送装置は、検体ラックの送出を必要に応
じて異なる搬送先に振り分けることができる。
【0011】各検体ラックのバーコードラベル30に記
録されたラック情報は、この搬送先振り分けのためなど
に利用される。本発明の搬送装置ではこのバーコードラ
ベル30を読み取るラベル読み取り器としてバーコード
リーダー54が、横搬送ライン48の一方側(図におい
て左側)に設けられている。
【0012】次に本搬送装置の詳細な構成、動作を説明
する。ラック供給部40、42のそれぞれには異なる種
別の検体ラック56と検体ラック58とが分けて蓄積さ
れる。ラック供給部40、42内では、検体ラック5
6、58はその長手方向に平行な側面を合わせ、かつ図
において検体ラック左側の面(縦搬送ラインの搬送方向
を基準として後端面)がバーコードラベル30を貼付さ
れた面となるように並置されて蓄積されている。
【0013】ラック供給部40、42は供給制御部60
により制御され、縦搬送ライン44に検体ラック56、
58をその列の先頭から順次送出する。縦搬送ライン4
4は検体ラックをまず横搬送ライン48との接続位置ま
で搬送する。横搬送ライン48は縦搬送ライン44から
検体ラックを受け取り、これをバーコードリーダー54
の前まで横搬送する。バーコードリーダー54は、検体
ラックの前記後端面をレーザースキャンしてバーコード
ラベル30からバーコード情報を読み取る。切換制御部
62はこのラベル読み取り結果に従って搬送制御を行
う。すなわち、切換制御部62はバーコード情報から検
体ラックのラック番号を認識して搬送先を判断し、この
搬送先に基づいて横搬送ラインを制御して検体ラックを
バーコードリーダー54の前から、縦搬送ライン44ま
たは縦搬送ライン50のいずれかに渡す。縦搬送ライン
44、50は渡された検体ラックをそれぞれ送出口4
6、52へ搬送する。
【0014】上記搬送先の判断に際しては、ホストコン
ピュータ64に保持される検体ラックの進路情報が参照
される。ここで、何らかの理由により搬送先を判断でき
ない検体ラックがあった場合、後続の検体ラックの搬送
に支障を生じないよう、切換制御部62は横搬送ライン
48を制御して、待避部66へこの検体ラックを搬送す
る。このような場合としては、例えば、ホストコンピュ
ータ64に進路情報が登録されていなかった場合や、ラ
ック供給部40、42への蓄積を人手により行う際に、
検体ラックの長手方向を逆向きにしてしまったため、バ
ーコードラベル30を読み取ることができなかった場合
などが考えられる。待避部66に待避された検体ラック
は、人手によって処理される。
【0015】ホストコンピュータ64は切換制御部62
に進路情報を提供する他、供給制御部60と切換制御部
62との間の連携や、検体ラックの搬送先装置なども含
めた統合的な制御を行うためにも使用することができ
る。例えば、待避部がオーバーフローした場合やその
他、縦・横の搬送ラインにて何らかの異常が検知された
とき、ホストコンピュータ64は供給制御部60に検体
ラックの送出を停止するよう指示を出す。また、搬送先
装置における検体の処理の繁閑の情報を受けて、本搬送
装置の搬送速度を制御する。さらに、検体ラックがバー
コードリーダー54の位置から縦搬送ライン50へ横搬
送される場合には、切換制御部62はこの動作と同時に
縦搬送ライン44から後続の検体ラックをバーコードリ
ーダー54の位置まで横搬送する動作を行うことができ
る。このようにすると、検体ラック搬送の処理能力を向
上させることができるが、検体ラック搬送のペースはそ
の搬送先によって変わりうる。そのため、ホストコンピ
ュータ64は、この切換制御部62の制御に合わせて供
給制御部60を制御し、検体ラック送出ペースを調節す
る。
【0016】本発明では、バーコードリーダー54は検
体ラックのバーコードラベル30に対面する横搬送ライ
ン48の一方側に配置されているので、迫り出し動作が
不要であり、装置の構造が簡単になる。バーコードラベ
ル30は、異なる検体ラックでは異なる位置に貼付され
ることがあり、そのような場合、必要に応じてバーコー
ドリーダー54が複数設けられる構成としてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の検体搬送システムによれば、ラ
ベル読み取り器の移動機構が不要であり、構造が簡単に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 検体ラックの例を示す斜視図。
【図2】 本発明に係る検体搬送装置の構成を示す模式
図。
【図3】 従来の検体搬送装置の構成を示す模式図。
【符号の説明】
2,56,58 検体ラック、4 ラック供給部、6,
60 供給制御部、8,20,44,50 縦搬送ライ
ン、10,54 バーコードリーダー、14,62 切
換制御部、16,48 横搬送ライン、30 バーコー
ドラベル、40,42 ラック供給部、64 ホストコ
ンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の先端面又は後端面に識別ラベ
    ルが貼付された検体ラックを搬送する検体搬送システム
    において、 前記検体ラックの長手方向に当該検体ラックを搬送する
    縦搬送ラインと、 前記縦搬送ラインから横に前記検体ラックを搬送する横
    搬送ラインと、 前記横搬送ラインのいずれか一方側に設けられ、前記検
    体ラックの識別ラベルを光学的に読み取るラベル読み取
    り器と、 前記ラベル読み取りの結果に従って、搬送制御を行う制
    御部と、 を含むことを特徴とする検体搬送システム。
JP1652096A 1996-02-01 1996-02-01 検体搬送システム Pending JPH09208044A (ja)

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JP1652096A JPH09208044A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 検体搬送システム

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JP1652096A JPH09208044A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 検体搬送システム

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JPH09208044A true JPH09208044A (ja) 1997-08-12

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ID=11918557

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JP1652096A Pending JPH09208044A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 検体搬送システム

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JP (1) JPH09208044A (ja)

Cited By (4)

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