JPH09207007A - ホーニング付きスローアウェイチップ - Google Patents

ホーニング付きスローアウェイチップ

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JPH09207007A
JPH09207007A JP1604496A JP1604496A JPH09207007A JP H09207007 A JPH09207007 A JP H09207007A JP 1604496 A JP1604496 A JP 1604496A JP 1604496 A JP1604496 A JP 1604496A JP H09207007 A JPH09207007 A JP H09207007A
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JP
Japan
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cutting edge
honing
throw
away tip
angle
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Application number
JP1604496A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Arai
辰夫 新井
Takanobu Saitou
貴宣 斉藤
Norio Aso
典夫 麻生
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食い付き時の衝撃荷重を分散させてチップ寿
命を長くする。 【解決手段】 スローアウェイチップ10の切刃稜線部
にホーニング19を形成し、主切刃13の領域のホーニ
ング角αaを、コーナー刃14との接続領域から副切刃
15との接続領域に向けて漸次増大させ、ホーニングね
じれ面19aとする。ホーニング幅Taが主切刃13に
沿って漸次小さくなり、主切刃13は下面11と平行に
位置させる。このチップ10を切削工具に装着した食い
付き時に、アキシャルレーキ角βがポジの場合は、すく
い面12とホーニングねじれ面19aとの交差稜線L1
上の、先端の点S1で接触し、アキシャルレーキ角βが
ネガの場合は、点R1で接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正面フライスやエ
ンドミルやバイト等の各種切削工具に装着されるスロー
アウェイチップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスローアウェイ式正面フラ
イスを用いて被削材の切削加工を施す場合、図18に示
されているように、正面フライス1のカッタ本体1aの
先端外周にスローアウェイチップ2が装着され、その外
周側に主切刃3が位置し先端外周側に副切刃4が位置す
るようになっている。そして、被削材5に対してカッタ
本体1を回転切削することで、断続的に被削材5の一部
5aが削り取られることになる。切削加工する場合、特
にスローアウェイチップ2の切刃3,4が被削材5に当
り始める食い込み時における衝撃が大きく、この衝撃に
よって切刃3,4の欠損を生じ易いので、この時の衝撃
を緩和することがスローアウェイチップ2の寿命を長く
するために重要である。図18において、食い込み時に
おける正面フライス1のスローアウェイチップ2と被削
材5との最初の接触点として考えられるのは、R,S,
U,Vの4点である。これらの4点に関連して、点とし
て、線(S−R、S−V、R−UまたはU−V間)とし
て、或いは面(S−R−U−V)としてスローアウェイ
チップ2と被削材5との初期の接触が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スロー
アウェイチップ2と被削材5の初期の接触に関して、線
や面で行なわれると、切削時の衝撃荷重や切削抵抗が大
きすぎて好ましくない。また、点(S,R,U,V)で
初期接触が行なわれる場合、U点やV点で行なわれると
主切刃3に対する衝撃が大きく、切刃寿命が短いという
欠点がある。そのため、S点若しくはR点で示すよう
に、主切刃3の回転軸線寄りの点である切刃すくい面内
部で最初の接触が行なわれ、その後に主切刃3が被削材
5に接触して切削が行なわれることが好ましい。スロー
アウェイチップ2が被削材5に対してこのような接触を
行なうには、チップの切削工具に対する取付姿勢が限定
されてしまい、また切れ味が悪くなるという問題が生じ
る。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みて、切削
工具への取付姿勢に関わらず、食い付き時等に切れ味を
損なうことなくスローアウェイチップにかかる衝撃荷重
を分散して、切刃寿命を向上できるようにしたスローア
ウェイチップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるスローアウ
ェイチップは、切刃にホーニング面が形成されてなるス
ローアウェイチップにおいて、ホーニング面は、切刃の
一端側から他端側に向かうにしたがってホーニング角が
漸次変化するねじれ面状に形成されていることを特徴と
するものである。切刃の一端側を先端側に他端側を基端
側に位置させてスローアウェイチップを切削工具に取り
付けた状態で、被削材の切削を行なうと、ホーニング面
がねじれ面状になっているので、食い付き時には切刃が
直接被削材に接触することなく、切刃のすくい面内側で
あるすくい面とホーニング面との交差稜線上で点接触で
き、その後に切刃が被削材に接触して切削することにな
るので、食い付き時におけるチップの衝撃時間が長く、
衝撃荷重をすくい面上で分散できるので、切刃の欠け等
が生じにくく、工具寿命が長い。尚、ホーニング面のホ
ーニング角は、切削工具への取付姿勢に応じて、先端側
から基端側に向けて漸次大きくするか或いは小さくさせ
て、食い付き時に先端側で切れ味がよく、基端側で切刃
強度が高くなるようにするのがよい。
【0006】また、ホーニング面と逃げ面との交差稜線
をなす切刃が、一端側から他端側に向けてすくい面に対
向する着座面に漸次近付くように傾斜していてもよい。
これによって、チップの取付姿勢を変化させることな
く、切刃の角度を調整することができ、切込み深さに応
じて切れ味と切刃強度をバランスさせることができる。
また、ホーニング面と逃げ面との交差稜線をなす切刃
が、すくい面に対向する着座面に平行に形成されていて
もよい。また、平面視で、ホーニング面の幅は切刃の長
手方向に等しく設定されている。また、平面視で、ホー
ニング面の幅は、切刃の長手方向に沿って一端側から他
端側に向けて漸次変化していてもよい。これによって、
食い付き時の衝撃時間を取付姿勢(接触点の径方向位
置)に応じて変化させることができ、衝撃荷重をいっそ
う分散できる。
【0007】スローアウェイチップには副切刃が設けら
れていて、この副切刃に、その長手方向に沿って平面視
で一定幅で、一定のホーニング角のホーニング面が形成
されている。副切刃は、ホーニングが一定のホーニング
角度で一定幅であるから、良好な仕上げ切削ができる。
尚、本発明によるスローアウェイチップは、チップ成形
時にプレス金型でホーニング面が形成され、焼結面とさ
れる。
【0008】また、本発明による切削工具は、スローア
ウェイチップが、アキシャルレーキ角(バックレーキ)
をポジにして、切刃が先端外側に位置するように取り付
けられ、しかもチップのホーニング面のホーニング角は
先端側から基端側に向けて漸次増大するように位置して
いる。これにより、切刃の先端側から基端側に向けてチ
ップが漸次芯下がり(正角)の方向に位置するので、先
端側では比較的切れ味がよく、基端側でホーニング角が
増大しても切れ味の低下を抑制でき、しかも切刃強度は
向上させることができる。また、本発明による切削工具
は、スローアウェイチップが、アキシャルレーキ角(バ
ックレーキ)をネガにして、切刃が先端外側に位置する
ように取り付けられ、しかもホーニング面のホーニング
角は先端側から基端側に向けて漸次小さくなるように位
置している。これにより、切刃の先端側から基端側に向
けてチップが漸次芯上がり(負角)の方向に位置するの
で、先端側ではホーニング角が大きいが、ラジアルレー
キ(横方向すくい角)が正方向に大きいので、比較的切
れ味がよく且つ切刃強度が高く、基端側でホーニング角
が漸次減少するので、ラジアルレーキ(横方向すくい
角)が小さくなっても切れ味の低下を抑制できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
を図1乃至図5により説明するが、上述の従来技術と同
様の部分には同一の符号を用いてその説明を省略する。
図1は第一の実施の形態によるスローアウェイチップに
関するもので、(a)は平面図、(b)は側面図、図2
(a)は図1(a)に示すスローアウェイチップのA1
−A1線断面図、(b)はB1−B1線断面図、(c)
はC1−C1線断面図、図3は図1に示すスローアウェ
イチップを正面フライスに装着した状態を示す一部破断
正面図、図4は図3の正面フライスの側面図、図5は図
3の正面フライスの底面図である。図1において、本実
施の形態によるスローアウェイチップ10は例えば略四
角形(図では略正方形)板状をなしていて、着座面をな
す下面11と対向する上面12とを有している。上面1
2の略四辺をなす稜線部には主切刃13がそれぞれ形成
され、各コーナー部には円弧状のコーナー刃14が設け
られている。隣接する二つの主切刃13は互いに略直交
している。
【0010】そして、各稜辺部における主切刃13と一
方のコーナー刃14との間には、主切刃13に対して微
少角度(例えば、1〜5度)だけ上面12上で内側に傾
斜した副切刃(さらい刃)15が形成され、この副切刃
15は滑らかにコーナー刃14に接続されるようになっ
ている。下面11と上面12との間の四周の側面18
は、図1(b)に示すように、下面11から上面12に
向けて外側に傾斜しており、ポジチップを形成してい
る。そして、上面12はすくい面とされ、側面18は逃
げ面とされている。また、上面12と下面11の中央部
を貫通してネジ挿通用の挿通孔16が開けられている。
図1(a)において、上面12の四周をなす稜線部(主
切刃13、副切刃15、コーナー刃14)全周に亘って
ホーニング(ホーニング面)19が施されている。即
ち、ホーニング19と側面18との交差稜線部が、主切
刃13、副切刃15、コーナー刃14とされている。ま
た、このホーニング19は稜線部に直交する断面が直線
とされている。
【0011】しかも、各稜辺をなす主切刃13の領域に
おけるこのホーニング19は、図2(a)、(b)、
(c)の断面図に示すように、一端側のコーナー刃14
との接続領域から他端側の副切刃15との接続領域に向
けて、上面12に対する傾斜角(ホーニング角という)
αaが、αa1、αa2、αa3(αa1<αa2<α
a3)と漸次増大するように、ホーニングねじれ面19
aとして形成されている。しかも、このホーニングねじ
れ面19aの平面視における幅Taは、主切刃13の長
手方向に沿って、一端側のコーナー刃14との接続領域
から他端側の副切刃15との接続領域に向けて、Ta
1、Ta2、Ta3(Ta1>Ta2>Ta3)と漸次
減少する。また、このホーニング19の側面視における
幅Wa、即ち上面12から主切刃13までの上面12に
直交する方向の距離は、その長手方向全長に亘って一定
である。そのため、主切刃13は下面11とほぼ平行と
されている。
【0012】尚、ホーニング角αaは、5゜〜50゜の
範囲に設定され、好ましくは15゜〜30゜の範囲とす
る。ホーニング角αaが5゜未満であるとホーニングを
つけることが困難になり、50゜を越えると切刃(1
3,14,15)の切れ味が悪くなる。また、ホーニン
グ幅Taは、図1(A)ではスローアウェイチップ10
の寸法に対して誇張して大きく示されているが、その幅
Taは0.5〜0.05mmの範囲とする。ここで、ホ
ーニング幅Taが0.5mmより大きいと切刃の切れ味
が悪くなり、0.05mm未満であると、切刃の欠けを
生じ易い。また、副切刃15の領域におけるホーニング
19bは、副切刃15で仕上げ切削が行なわれるので、
一定のホーニング角αa4で、一定のホーニング幅Ta
4とされている。しかも、これらαa4とTa4は、主
切刃13と副切刃15の接続領域におけるホーニング1
9aの最小のホーニング角αa及び最小のホーニング幅
Taにそれぞれ等しく、各ホーニング19a,19bは
滑らかに接続されている。
【0013】本実施の形態によるスローアウェイチップ
10は上述のように構成されており、このスローアウェ
イチップ10を、例えば図3乃至図5に示すように、先
端外側に副切刃15が位置し、外周側に主切刃13が位
置するように、正面フライス21のカッタ本体22に装
着した場合について説明する。そして、スローアウェイ
チップ10は、例えばアキシャルレーキ角βをポジに、
ラジアルレーキ角γをネガに設定したものとする。この
場合、チップ10のホーニング角αaは先端側から基端
側に向けて漸次大きくなるように装着される。このスロ
ーアウェイチップ10が装着された正面フライス21で
被削材を回転切削する際、食い付き時に被削材に接触す
るスローアウェイチップ10の部分は、ホーニング19
が施されているために主たる切削が行なわれる主切刃1
3の領域ではなく、ホーニング19とすくい面12との
交差稜線L1上の領域となる。しかも、アキシャルレー
キ角βがポジあるために、交差稜線L1の先端側の副切
刃15上の点S1で接触することになる(図1(A)参
照)。
【0014】そして、更に回転することで、遅れて主切
刃13の領域が被削材に接触して主たる切削が行なわれ
ることになる。しかも、スローアウェイチップ10の主
切刃13は、先端側ではホーニング角αaが最小である
ために比較的切れ味がよい。そして、先端側から基端側
に向けて漸次ホーニング角αaが大きくなっているか
ら、漸次切刃強度が高くなり深切込みの際における欠け
を生じにくい。しかも、アキシャルレーキ角βがポジで
あるから、基端側領域で主切刃13のラジアルレーキ角
γが漸次正方向に大きくなる(芯下がり)ために、切れ
味の低下を抑制できる。
【0015】また、正面フライス21に対するスローア
ウェイチップ10の取付姿勢は、上述のものに限定され
ることはない。例えば、アキシャルレーキ角βとラジア
ルレーキ角γが共にポジの場合でも、ホーニング角αa
をγの値より大きくすれば、上述の場合と同様に、食い
付き時にスローアウェイチップ10のすくい面12上の
点S1で接触させることができる。また、アキシャルレ
ーキ角βがネガの場合、スローアウェイチップ10は、
ホーニング19の主切刃13に沿うホーニング角αaの
変化を図1及び図2に示すものと逆にすればよい。即
ち、ホーニング19aの主切刃13に沿うホーニング角
αaは、一端側のコーナー刃14との接続領域から他端
側の副切刃15との接続領域に向けて漸次小さくなるよ
うに設定する。そして、ラジアルレーキ角γがネガの場
合、食い付き時にはすくい面12のホーニング19との
交差稜線L1上の基端側の点R1(図1(A)参照)で
被削材に接触することになる。この場合、点R1が交差
稜線L1上のいずれの高さになるかは被削材に対する切
込みの深さによって定まる。また、ラジアルレーキ角γ
はポジの場合には、ホーニング角αaをγの値より大き
くすれば、上述の場合と同様に、食い付き時にすくい面
12のホーニング19との交差稜線L1上の基端側の点
R1(図1(A)参照)で被削材に接触することにな
る。アキシャルレーキ角βがネガの場合、主切刃13は
先端側で比較的切れ味がよく、基端側ではラジアルレー
キ角γがネガ方向に漸次大きくなるが、ホーニング角α
aが漸次減少するために、切れ味の低下を抑制できる。
【0016】上述のように本実施の形態によれば、切削
工具への取付姿勢に関わらず、食い付き時にスローアウ
ェイチップ10のすくい面12上のホーニングねじれ面
19aとの交差領域L1上の点S1またはR1で被削材
に接触させることができ、その後に切刃13等で接触す
るから、従来のこの種の切削工具のように食い付き時に
切刃が最初に被削材に接触することがなく、そのために
食い付き時における衝撃時間を長く取ることができ、衝
撃荷重を分散でき、切刃13の欠損等を抑制して、スロ
ーアウェイチップ10の寿命を大幅に向上できる。ま
た、副切刃15の領域では、ホーニング19bはホーニ
ングの角度αaと幅Tが同一であるから、良好な仕上げ
切削ができる。
【0017】次に、本発明の第二の実施の形態を図6及
び図7により説明するが、上述の実施の形態と同様の部
分または部材には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図6及び7に示すスローアウェイチップ24におい
て、上面12の稜線部(切刃13,14,15)に形成
されたホーニング25は、全周に亘って平面視で同一幅
Tbとされ、しかもホーニング角αbは、主切刃13の
領域では、主切刃13に沿って一端側のコーナー刃14
との接続領域から他端側の副切刃15との接続領域まで
漸次増大するように形成され(αb1<αb2<αb
3)、ホーニングねじれ面25aとされている。そのた
め、すくい面12に直交する方向のすくい面12と主切
刃13との距離は漸次増大することになり、主切刃13
は漸次下面11との距離が短くなるように形成されてい
る。
【0018】本実施の形態によるスローアウェイチップ
24を、第一の実施の形態と同様に、正面フライス21
のカッタ本体22に装着すると、食い付き時における被
削材への最初の接触点は上述の第一の実施の形態の場合
と同様に、すくい面12とホーニングねじれ面25aと
の交差稜線L2上の点S2またはR2である。また、主
切刃13はスローアウェイチップ24の下面11に対し
て傾斜しているために、主切刃13の実際のアキシャル
レーキ角は角度βよりも大きくなる。しかも、ラジアル
レーキ角γについては、先端側から基端側に向けて漸次
ポジ方向に大きくなる。従って、アキシャルレーキ角β
をポジに、ラジアルレーキ角γをポジ(その際、ホーニ
ング角αbをγの値より大きくする)またはネガにする
と、主切刃13の先端側では第一の実施の形態と同様に
切れ味がよい。そして、先端側から基端側に向けて実質
的に芯下がりとなるから、漸次ホーニング角αbが増大
することによる切れ味の低下を抑制でき、しかも基端側
領域の切刃強度を高めることができる。
【0019】また、アキシャルレーキ角βがネガでラジ
アルレーキ角γがネガまたはポジの場合、スローアウェ
イチップ24の、ホーニング25の主切刃13に沿うホ
ーニング角αbの変化を図6及び図7に示す場合と逆に
すればよい。即ち、ホーニング25の主切刃13に沿う
ホーニング角αbは、一端側のコーナー刃14との接続
領域から他端側の副切刃15との接続領域に向けて漸次
小さくなるように設定する。このスローアウェイチップ
24を正面フライス21に装着した状態で、ネガのアキ
シャルレーキ角βとの関係で、主切刃13のラジアルレ
ーキ角γは先端側で正方向に最大の角度(負または正
角)であるから、この位置でホーニング角αbが最大で
も、切れ味が比較的よく、切刃強度が高い。そして、主
切刃13の先端側から基端側に向かうに従って、ネガの
アキシャルレーキ角βとの関係で漸次ラジアルレーキ角
γが負の方向に大きくなるが、これに応じてホーニング
角αbが小さくなるために切れ味の低下を抑制できる。
【0020】次に、本発明の第三の実施の形態を図8及
び図9により説明するが、上述の実施の形態と同様の部
分または部材には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図8及び9に示すスローアウェイチップ28におい
て、上面12の稜線部(切刃13,14,15)全周に
形成されたホーニング29は、図9(a)、(b)、
(c)の断面図に示すように、一端側のコーナー刃14
との接続領域から他端側の副切刃15との接続領域に向
けて、ホーニング角αcが、αc1、αc2、αc3
(αc1<αc2<αc3)と漸次増大するように、ホ
ーニングねじれ面29aとして形成されている。しか
も、このホーニングねじれ面29aの平面視における幅
Tcは、主切刃13の長手方向に沿って、一端側のコー
ナー刃14との接続領域から他端側の副切刃15との接
続領域に向けて、Tc1、Tc2、Tc3(Tc1<T
c2<Tc3)と漸次増大する。
【0021】また、このホーニング29の側面視におけ
る幅Wc、即ち上面12から主切刃13までの上面12
に直交する方向の距離は、その長手方向全長に亘ってW
c1,Wc2,Wc3(Wc1<Wc2<Wc3)と漸
次増大する。そのため、主切刃13は、一端側のコーナ
ー刃14との接続領域から他端側の副切刃15との接続
領域に向けて、漸次下面11に近付くように傾斜してい
る。
【0022】本実施の形態によるスローアウェイチップ
28を、第一の実施の形態と同様に、正面フライス21
のカッタ本体22に装着すると、食い付き時における被
削材への最初の接触点は、上述の第一の実施の形態の場
合と同様に取付姿勢に関わらず、すくい面12とホーニ
ングねじれ面29aとの交差稜線L3上の点S3または
R3である。また、チップ28の取付姿勢について、ア
キシャルレーキ角βがポジで、ラジアルレーキ角γがネ
ガまたはポジとした場合、主切刃13はスローアウェイ
チップ28の下面11に対して傾斜しているために、主
切刃13の実際のアキシャルレーキ角は角度βよりも正
方向に大きくなる。そのため、ラジアルレーキ角γにつ
いては、先端側から基端側に向けて漸次ポジ方向に大き
くなる。従って、主切刃13の先端側では第一の実施の
形態と同様に切れ味がよい。そして、先端側から基端側
に向けて漸次芯下がりとなるから、漸次ホーニング角α
cが増大することによる切れ味の低下を抑制でき、しか
も基端側領域の切刃強度を高めることができる。
【0023】また、正面フライス21に対するスローア
ウェイチップ28の取付姿勢が、アキシャルレーキ角β
がネガでラジアルレーキ角γがネガまたはポジの場合、
第二の実施の形態と同様にホーニングねじれ面29aに
ついて、コーナー刃14との接続領域から副切刃15と
の接続領域に向けて、主切刃13に沿って漸次ホーニン
グ角αcが減少するように変化するねじれ面とすること
で、同様の効果が得られる。この場合、すくい面12と
主切刃13とのすくい面に直交する方向の距離Wcは漸
次減少させる必要があるが、ホーニング幅Tcは図8に
示すものと同一でもよい。
【0024】次に、本発明の第四の実施の形態を図10
及び図11により説明するが、上述の実施の形態と同様
の部分または部材には同一の符号を用いてその説明を省
略する。図10及び11に示すスローアウェイチップ3
1において、上面12の稜線部(切刃13,14,1
5)全周に形成されたホーニング32は、図8及び図9
に示す第三の実施の形態におけるものとほぼ同様であ
る。相違点としては、ホーニング面32が横断面視半径
rの円弧状とされていることにあり、このホーニング3
2は丸ホーニングを構成する。そして、ホーニング角α
d(αd1<αd2<αd3)は、横断面視ですくい面
12及びホーニング32の交点と主切刃13とを結ぶ線
(丸ホーニングの弦)とすくい面12とのなす角度とし
て設定されている。尚、ホーニング32の横断面の半径
rは一定でなくてもよく、その大きさが長手方向または
横断面の周方向に変化するようにしてもよい。尚、上述
の各実施の形態では、それぞれ副切刃15が設けられて
いるが、副切刃15は必ずしも設けられていなくてもよ
く、各稜辺部の主切刃13とコーナー刃14とによって
形成されていてもよい。
【0025】次に、上述の各実施の形態で示された各ホ
ーニングの原理的構成が採用されたスローアウェイチッ
プの別の例について、上述の実施の形態と同様の部分に
は同一の符号を用いて説明する。図12及び13に示さ
れたスローアウェイチップ34は、ネガチップであり、
互いに略平行な上面12及び下面11の稜線部にはそれ
ぞれ主切刃13と副切刃15が設けられており、このス
ローアウェイチップ34では副切刃15は主切刃13の
両端に所定角度を以て形成され、互いに接続されてコー
ナー部を形成している。そして、上下面12,11にお
いて、主切刃13と副切刃15の領域にはホーニング3
5が全周に亘って形成され、特に主切刃13の領域は上
述の各実施の形態のいずれかに示されたホーニングねじ
れ面35aとされている。また、稜線部の内側にはブレ
ーカ溝36が形成されている。
【0026】図14及び図15に示されたスローアウェ
イチップ38は、肩削り用の略四角形板状のポジチップ
であり、各稜辺部に主切刃13が形成され、主切刃13
と一方のコーナー刃14との間に、主切刃13に対して
微小角度内側に傾斜した副切刃15が形成されている。
そして、稜線部全周に亘ってホーニング39が形成され
ており、また少なくとも主切刃13の領域には、本発明
の各実施の形態におけるホーニングねじれ面39aが形
成され、副切刃15の領域で幅広の平坦ランド40に接
続されている。また、ホーニングねじれ面39a等の内
側には、全周に亘ってブレーカ41が形成されている。
しかも、このチップ38の側面18において、逃げ面が
下面11から上面12に向けて二段のポジ構成とされて
いる。
【0027】また、図16及び図17に示されたスロー
アウェイチップ42は、上面12の各稜辺に形成された
主切刃13が一端側のコーナー刃14との接続領域から
他端側の副切刃15との接続領域に向けて、漸次下面1
1側に傾斜して形成されている。このような主切刃1
3、副切刃15及びコーナー刃14の全周にホーニング
43が形成されている。しかも、これらのホーニング4
3は少なくとも主切刃13の領域で本発明の各実施の形
態におけるホーニングねじれ面43aとされている。
【0028】又、上述の各実施の形態において、スロー
アウェイチップは略四角形板状としたが、これに限定さ
れることなく三角形やその他の多角形板状や、縦刃用チ
ップ等各種形状のスローアウェイチップに本発明を適用
できる。又、本発明によるスローアウェイチップは、上
述の実施の形態では肩削り用の正面フライスに取り付け
た状態を説明したが、図18に示すようなコーナー角付
き正面フライス等にも採用できるし、そのほかエンドミ
ル等の他の転削工具やバイト等の旋削工具等、各種の切
削工具に取り付けることができることはいうまでもな
い。又、本発明によるスローアウェイチップでは、少な
くとも主切刃13の領域にホーニングねじれ面が形成さ
れていればよく、コーナー刃14や副切刃15の領域に
はホーニングがなくてもよい。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスローアウ
ェイチップは、ホーニング面が、切刃の一端側から他端
側に向かうにしたがってホーニング角が漸次変化するね
じれ面状に形成されているから、切削工具に取り付けら
れて被削材を切削する際、食い付き時に切刃が最初に被
削材に接触することなく、切刃のすくい面内側であるす
くい面とホーニング面との交差稜線上で点接触させるこ
とができ、その後に切刃が被削材に接触して切削するこ
とになるので、食い付き時におけるチップの衝撃時間が
長く、衝撃荷重をすくい面上で分散でき、切刃の欠け等
が生じにくく、工具寿命が長い。また、ホーニング面と
逃げ面との交差稜線をなす切刃が、一端側から他端側に
向けて着座面に漸次近付くように傾斜しているから、チ
ップの取付姿勢を変化させることなく、切刃の角度を調
整することができ、切込み深さに応じて切れ味と切刃強
度をバランスさせることができる。また、平面視で、ホ
ーニング面の幅は、切刃の長手方向に沿って一端側から
他端側に向けて漸次変化しているから、食い付き時の衝
撃時間を取付姿勢に応じて変化させることができ、衝撃
荷重をいっそう分散できる。また、スローアウェイチッ
プには副切刃が設けられていて、この副切刃に、その長
手方向に沿って平面視で一定幅で、一定のホーニング角
のホーニング面が形成されているから、副切刃による良
好な仕上げ切削ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態によるスローアウェ
イチップに関するもので、(a)は平面図、(b)は側
面図である。
【図2】(a)は、図1(a)に示すスローアウェイチ
ップのA1−A1線断面図、(b)はB1−B1線断面
図、(c)はC1−C1線断面図である。
【図3】図1に示すスローアウェイチップを正面フライ
スに装着した状態を示す一部破断正面図である。
【図4】図3に示す正面フライスの側面図である。
【図5】図3に示す正面フライスの底面図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態によるスローアウェ
イチップに関するもので、(a)は平面図、(b)は側
面図である。
【図7】(a)は、図6(a)に示すスローアウェイチ
ップのA2−A2線断面図、(b)はB2−B2線断面
図、(c)はC2−C2線断面図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態によるスローアウェ
イチップに関するもので、(a)は平面図、(b)は側
面図である。
【図9】(a)は、図8(a)に示すスローアウェイチ
ップのA3−A3線断面図、(b)はB3−B3線断面
図、(c)はC3−C3線断面図である。
【図10】本発明の第四の実施の形態によるスローアウ
ェイチップに関するもので、(a)は平面図、(b)は
側面図である。
【図11】(a)は、図10(a)に示すスローアウェ
イチップのA4−A4線断面図、(b)はB4−B4線
断面図、(c)はC4−C4線断面図である。
【図12】各実施の態様におけるスローアウェイチップ
の原理的構成を採用したスローアウェイチップの具体例
を示すであり、(a)は平面図、(b)は側面図であ
る。
【図13】図12に示すスローアウェイチップのY−Y
線断面図である。
【図14】各実施の態様におけるスローアウェイチップ
の原理的構成を採用したスローアウェイチップの他の具
体例を示す平面図である。
【図15】図14に示すスローアウェイチップの側面図
である。
【図16】各実施の態様におけるスローアウェイチップ
の原理的構成を採用したスローアウェイチップの他の具
体例を示す平面図である。
【図17】図16に示すスローアウェイチップの側面図
である。
【図18】従来のスローアウェイ式カッタによる被削材
の切削状態を示す要部説明図である。
【符号の説明】
10,24,28,31,34,38,42 スローア
ウェイチップ 13 主切刃 15 副切刃 11 下面(着座面) 12 上面(すくい面) 19,25,29,32,35,39,43 ホーニン
グ 19a,25a,29a,32a,35a,39a,4
3a ホーニングねじれ面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切刃にホーニング面が形成されてなるス
    ローアウェイチップにおいて、 前記ホーニング面は、前記切刃の一端側から他端側に向
    かうにしたがってホーニング角が漸次変化するねじれ面
    状に形成されていることを特徴とするスローアウェイチ
    ップ。
  2. 【請求項2】 前記ホーニング面と逃げ面との交差稜線
    をなす前記切刃が、一端側から他端側に向けて着座面に
    漸次近付くように傾斜していることを特徴とする請求項
    1記載のスローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】 前記ホーニング面と逃げ面との交差稜線
    をなす前記切刃が、着座面に平行に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のスローアウェイチップ。
  4. 【請求項4】 平面視で、前記ホーニング面の幅は切刃
    の長手方向にほぼ等しく設定されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のスローアウェイチ
    ップ。
  5. 【請求項5】 平面視で、前記ホーニング面の幅は、前
    記切刃の長手方向に沿って一端側から他端側に向けて漸
    次変化していることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のスローアウェイチップ。
  6. 【請求項6】 前記スローアウェイチップには副切刃が
    設けられていて、この副切刃に、その長手方向に沿って
    平面視で一定幅で、一定のホーニング角のホーニング面
    が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のスローアウェイチップ。
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