JPH0920660A - 抗ストレス組成物 - Google Patents

抗ストレス組成物

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JPH0920660A
JPH0920660A JP7168860A JP16886095A JPH0920660A JP H0920660 A JPH0920660 A JP H0920660A JP 7168860 A JP7168860 A JP 7168860A JP 16886095 A JP16886095 A JP 16886095A JP H0920660 A JPH0920660 A JP H0920660A
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JP
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methylhistidine
stress
anserine
food
drink
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JP7168860A
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English (en)
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Masami Harada
雅己 原田
Shihaku You
志博 楊
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な抗ストレス組成物の提供。 【解決手段】 アンセリン、バレニン、π−メチルヒス
チジン及びτ−メチルヒスチジンから成る群から選ばれ
た1種以上のイミダゾール化合物を含有してなる抗スト
レス組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンセリン、バレ
ニン、π−メチルヒスチジン又はτ−メチルヒスチジン
を有効成分とする医薬品又は機能性食品のごとき組成
物、並びにアンセリン、バレニン、π−メチルヒスチジ
ン及びτ−メチルヒスチジンを実質上含有しない飲食物
に、アンセリン、バレニン、π−メチルヒスチジン及び
τ−メチルヒスチジンの群から選ばれた1種以上のイミ
ダゾール化合物又はこれを主成分とする抽出物を添加し
てなる新規な飲食品、及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】生体外環境の変動や刺激に対して、中枢
神経系、内分泌系及び免疫系などの調節器官は、極力、
生体内環境の恒常性を維持しようとする機能を有してい
る。しかし、この調節機能の限界を越える変動や刺激が
負荷された場合、恒常性を維持することが困難な状態に
なり、これをストレスと呼ぶ。これまでの研究により、
ストレス状況下においては、脳幹網様体に対する過剰興
奮的刺激によって神経ホルモンのバランスが崩れ、内分
泌異常を起こすことが明らかにされている。従ってスト
レスは生体に対して精神的な影響のみならず、組織器官
的または身体的な影響をもたらすことになる。
【0003】具体的には、ストレスによって肝臓など内
臓器官の機能が低下するとともに、糖などの生体内エネ
ルギー源を利用する能力が低下することが知られてい
る。近年、様々な疾患の原因としてストレスの関与が示
唆されるなか、ますますストレスが増大する社会環境に
なりつつあることが大きな問題となっている。このよう
な背景において、ストレスによって生じる各種障害を効
果的に予防あるいは軽減する安全な抗ストレス作用を有
する薬剤又は飲食品の開発が強く望まれている。
【0004】一方、アンセリン(β−アラニル−π−メ
チル−L−ヒスチジン)及びバレニン(β−アラニル−
τ−メチル−L−ヒスチジン)は、哺乳類、鳥類、爬虫
類、両生類などの筋肉組織中に存在するジペプチドであ
り、既に公知の物質である。また、π−メチルヒスチジ
ン及びτ−メチルヒスチジンは、それぞれアンセリン及
びバレニンの生合成中間体として知られている。これら
のジペプチドが今世紀はじめに発見されて以来、多くの
研究がなされ、アンセリンやバレニンは脊椎動物の骨格
筋中に1−20mMの濃度範囲で存在することが報告され
ている。その含量は筋肉の種類や動物の年齢とともに変
化することが知られているが、その生理作用については
未だ完全には明らかになっていない。
【0005】しかしながら、近年になり作用効果の研究
が行われ、特開平1−246218号公報では、L−ア
ンセリンが免疫調節作用を有することが、特開平4−1
6166号公報にはカルノシン、アンセリン及びバレニ
ンが血圧上昇抑制作用を有することが、特公平4−62
299号公報では、カルノシン亜鉛塩が肝障害の予防、
治療剤として有用であることが、また文献(日本生理誌
(1990)52,221−228)には、L−カルノ
シンの肝機能保護作用とストレス関連物質の代謝促進作
用が開示されている。
【0006】さらに特開平4−187067号公報で
は、カルノシン、アンセリン及びバレニンがタンパク質
食品の酸化防止効果を有することが、特公昭63−47
435号公報では、カルノシン、アンセリン又はバレニ
ンを製品含有量で0.1%以上となるように添加し、か
つpHを6.5以上とすることにより製品の呈味を改善す
ることが開示されている。しかしながらアンセリン、バ
レニン、π−メチルヒスチジン、τ−メチルヒスチジン
が抗ストレス作用を有することは全く知られていなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、安全性の高い抗ストレス剤又は抗ストレス作用を有
する機能性食品のごとき組成物、並びにアンセリン、バ
レニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジ
ンを実質上含有しない飲食物に、アンセリン、バレニ
ン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジンの
群から選ばれた1種以上のイミダゾール化合物、又はこ
れを主成分とする抽出物を添加してなる新規な飲食品又
は抗ストレス作用を有する飲食品を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を行なった結果、アンセリン、
バレニン、π−メチルヒスチジン、τ−メチルヒスチジ
ンが、計算、記憶といった精神的活動時のストレスや、
自身の能力ではどうすることもできない解決不能な時に
生じる精神的ストレスや肉体的ストレス等に対してこれ
を緩和する作用を示すことを見い出し、本発明を完成さ
せるに至った。したがって本発明は、アンセリン、バレ
ニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジン
の群から選ばれた1種以上のイミダゾール化合物を含有
してなる抗ストレス組成物を提供しようとするものであ
る。
【0009】本発明はまた、アンセリン、バレニン、π
−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジンを実質上
含有しない飲食物に、アンセリン、バレニン、π−メチ
ルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジンの群から選ばれ
た1種以上のイミダゾール化合物、又はこれを主成分と
する抽出物を添加してなる新規な飲食品又は抗ストレス
作用を有する飲食品に関する。さらにアンセリン、バレ
ニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジン
を生来的に実質上含有しない飲食物に、アンセリン、バ
レニン、π−メチルヒスチジン、及びτ−メチルヒスチ
ジン又はこれを主成分とする抽出物を添加することを特
徴とする新規な飲食品又は抗ストレス作用を有する飲食
品の製造方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において使用するアンセリ
ン、バレニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒ
スチジンは、天然物、例えばカツオ節あるいは煮干しの
製造時に排出される煮汁や、マグロ缶詰の製造時に排出
される煮汁、あるいは廃鶏肉等の安価な原料から抽出・
分離・精製されたものであっても、化学的、酵素的に合
成されたものであっても、また微生物によって産生され
たものであってもよい。また本発明のアンセリン、バレ
ニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジン
はD体、L体、DL体のいずれであってもよい。なお天
然に存在するアンセリン、バレニン、π−メチルヒスチ
ジン及びτ−メチルヒスチジンは全てL体であるため、
飲食品として使用する場合にはL体が好ましい。
【0011】本発明において使用するアンセリン、バレ
ニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジン
は、塩の形であってもよく、アンセリン塩、バレニン
塩、π−メチルヒスチジン塩及びτ−メチルヒスチジン
塩としては、カルボン酸基に基づく塩と、アミノ基に基
づく、薬理学上許容される酸との酸付加塩があり、また
カルボン酸基とアミノ基の双方に基づく塩がある。
【0012】カルボン酸基に基づく塩にはナトリウム、
カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛およびアル
ミニウムのような金属との塩、アンモニウム塩および置
換アンモニウム塩、例えばトリエチルアミンのようなト
リアルキルアミンその他のアミンとの塩があり、アミノ
基に基づく塩には塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、プロピオ
ン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、マレイン
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸などの無
機酸、有機酸との塩があり、これらはそれ自体、公知の
方法により、遊離のアンセリン、バレニン、π−メチル
ヒスチジン、τ−メチルヒスチジンを化学量論的に計算
された量の、選択された酸または塩基と反応させること
によって製造することができる。またこれらは単独で又
は組み合わせて使用することができる。
【0013】本発明において、本発明のアンセリン、バ
レニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジ
ンは、必ずしも高純度精製品に限ったことはなく、本発
明のイミダゾール化合物を主成分とする抽出物を使用す
ることもできる。本発明のπ−メチルヒスチジン又はτ
−メチルヒスチジンは、各々、アンセリン、バレニンを
構成するアミノ酸であり、アンセリンやバレニンと同様
の効果を有すると考えられる。
【0014】ここで本発明のイミダゾール化合物を主成
分とする抽出物とは、例えばカツオ節あるいは煮干しの
製造時に排出される煮汁や、マグロ缶詰の製造時に排出
される煮汁の濃縮液や鶏肉等から常法に従って抽出され
た抽出物、あるいはカツオ節あるいは煮干しの製造時に
排出される煮汁や、マグロ缶詰の製造時に排出される煮
汁等から常法に従って分離された本発明のイミダゾール
化合物を含有する画分等を挙げることができる。
【0015】特にマグロ缶詰の製造時に排出される煮汁
からの画分にはアンセリンやπ−メチルヒスチジンが豊
富に含まれているため好ましい。なお本発明のイミダゾ
ール化合物を主成分とする抽出物のイミダゾール化合物
の含量は2%以上、好ましくは10%以上、より好まし
くは50%以上がよく、特にアンセリンの含量は1%以
上、好ましくは5%以上、より好ましくは20%以上が
よい。
【0016】本発明の抗ストレス組成物は、計算、記憶
といった過渡の精神的活動時のストレスや、自身の能力
ではどうすることもできない解決不能な時に生じる不随
意のストレス等の精神的ストレスや肉体的ストレスに対
して、これを緩和し、生体の恒常性を維持させる抗スト
レス作用があり、従って本発明の化合物は、ストレスを
予防し、又はストレスからの回復を促進させる等に有用
であり、ストレスに起因する医学的症状の予防改善が期
待できる。
【0017】ストレスに起因する医学的症状としては、
動脈硬化症、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、本態
性高血圧、心臓神経症、不整脈などの循環器系疾患や、
気管支喘息、過呼吸症候群、神経性咳嗽などの呼吸器系
疾患や、消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、
神経性食欲不振症、神経性嘔吐症、腹部膨満症、空気嚥
下などの消化器系疾患や、肥満症、糖尿病、心因性多飲
症、バセドウ病などの内分泌代謝系疾患や、偏頭痛、筋
緊張性頭痛、自律神経失調症などの神経系疾患や、夜尿
症、インポテンツ、過敏性膀胱などの泌尿器系疾患や、
慢性関節リウマチ、全身性筋痛症、脊椎過敏症などの骨
筋肉系疾患や、神経性皮膚炎、
【0018】円形脱毛症、多汗症、湿疹などの皮膚系疾
患や、メニエール症候群、咽喉頭部異物感症、難聴、耳
鳴り、乗物酔い、失声吃音などの耳鼻咽喉科領域の疾患
や、原発性緑内症、眼精疲労、眼瞼けいれん、眼ヒステ
リーなどの眼科領域の疾患や、月経困難症、無月経、月
経異常、機能性子宮出血、更年期障害、不感症、不妊症
などの産婦人科領域の疾患や、起立性調節障害、再発性
臍疝痛、心因性の発熱、夜驚症などの小児科領域の疾患
や、腸管癒着症、ダンピング症候群、頻回手術症(ポリ
サージャリー)、形成手術後神経症などの手術前後の状
態や、特発生舌痛症、ある種の口内炎、口臭症、唾液分
泌異常、咬筋チェック、義歯神経症などの口腔領域の疾
患や、神経症、うつ病などを挙げることができる。
【0019】また本発明の組成物は、医薬品又は機能性
食品として用いることができる。本発明の抗ストレス組
成物を医薬品として用いる場合、投与形態は経口投与ま
たは非経口投与が都合よく行われるものであればどのよ
うな剤形のものであってもよく、例えば注射液、輸液、
散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、腸溶剤、トローチ、
内用液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、外用液剤、湿布
剤、点鼻剤、点耳剤、点眼剤、吸入剤、軟膏剤、ローシ
ョン剤、坐剤等を挙げることができ、これらを症状に応
じてそれぞれ単独で、または組合わせて使用することが
できる。これら各種製剤は、常法に従って目的に応じて
主薬に賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味剤、安定
化剤などの医薬の製剤技術分野において通常使用しうる
既知の補助剤を用いて製剤化することができる。
【0020】本発明の抗ストレス剤の投与量は投与経
路、剤形、症状、年齢、体重などによって異なるが、通
常は成人に対し、経口投与の場合、本発明のイミダゾー
ル化合物の総量として50mg〜5g/日、好ましくは1
00mg〜2g/日、より好ましくは50mg〜2g/日、
さらに好ましくは50mg〜500mg/日である。またア
ンセリン及び/又はバレニンとして50mg〜5g/日、
好ましくは100mg〜2g/日、より好ましくは50mg
〜2g/日、さらに好ましくは50mg〜500mg/日で
あり、π−メチルヒスチジン及び/又はτ−メチルヒス
チジンとして75mg〜7.5g/日、好ましくは150
mg〜3g/日、より好ましくは75mg〜3g/日、より
好ましくは75mg〜750mg/日である。
【0021】非経口投与の場合、本発明のイミダゾール
化合物の総量として5mg〜500mg/日、好ましくは1
0mg〜200mg/日、より好ましくは5mg〜200mg/
日、さらに好ましくは5mg〜50mg/日である。またア
ンセリン及び/又はバレニンとして5mg〜500mg/
日、好ましくは10mg〜200mg/日、より好ましくは
5mg〜200mg/日、さらに好ましくは5mg〜50mg/
日であり、π−メチルヒスチジン及び/又はτ−メチル
ヒスチジンとして7.5mg〜750mg/日、好ましくは
15mg〜300mg/日、より好ましくは7.5mg〜30
0mg/日、より好ましくは7.5mg〜75mg/日であ
る。
【0022】本発明の抗ストレス組成物を機能性食品と
して用いる場合には、形態としては前述の医薬製剤の形
態でもよいが、アンセリン、バレニン、π−メチルヒス
チジンもしくはτ−メチルヒスチジン又はこれらを主成
分とする抽出物を単独で又は組み合わせて、蛋白質(蛋
白質源としてはアミノ酸バランスのとれた栄養価の高い
乳蛋白質、大豆蛋白質、卵白のオリゴペプチド、大豆加
水分解物等の他、アミノ酸単体の混合物も使用され
る)、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類、乳化剤、香
料等とともに配合し、自然流動食、半消化態栄養食およ
び成分栄養食やドリンク剤等の加工形態とすることもで
きる。
【0023】また本発明のイミダゾール化合物、又はこ
れを主成分とする抽出物を前述の医薬品製剤の形態で、
例えばドリンク剤やカプセル剤として使用することもで
きる。また医師の食事箋に基づく栄養士の管理の下に、
病院給食の調理の際に任意の食品に本発明のイミダゾー
ル化合物の粉末を加え、その場で調製した機能性食品の
形態で患者に与えることもできる。さらに本発明の機能
性食品は、所要量の本発明のアンセリン、バレニン、π
−メチルヒスチジン、τ−メチルヒスチジン又はこれら
を主成分とする抽出物を飲食品原料に加えて、一般の製
造法により加工製造することもできる。その配合量は剤
形、食品の形態性状により異なるが、一般には0.00
1〜50%が好ましいが特に限定されるものではない。
【0024】食品の形態としては、固形、あるいは液状
の食品ないしは嗜好品、例えばパン、麺類、ごはん、菓
子類(ビスケット、クッキー、ケーキ、キャンデー、チ
ョコレート、チューインガム、和菓子)、豆腐およびそ
の加工品などの農産食品、清酒、薬用酒などの発酵食
品、みりん、食酢、醤油、味噌、ドレッシング、ヨーグ
ルト、ハム、ベーコン、ソーセージ、マヨネーズなどの
畜農食品、かまぼこ、揚げ天、はんぺんなどの水産食
品、果汁飲料、清涼飲料、スポーツ飲料、アルコール飲
料、茶などの飲料等の形態にすることができる。
【0025】また本発明のイミダゾール化合物は、ビタ
ミン剤やホルモン剤その他の栄養剤、また微量元素や鉄
化合物と併用することができる。また本発明の機能性食
品は、ストレスを予防し、又はストレスからの回復を促
進させる、あるいはストレスに起因する医学的症状の予
防又は改善を目的として、本発明のイミダゾール化合物
の総量として1日あたり50mg以上、好ましくは100
mg以上、より好ましくは50mg〜5g、より好ましくは
100mg〜2g、より好ましくは50mg〜2g、さらに
好ましくは50mg〜500mgの範囲で経口摂取されるこ
とが望ましい。
【0026】またアンセリン及び/又はバレニンとして
1日あたり50mg以上、好ましくは100mg以上、より
好ましくは50mg〜5g、より好ましくは100mg〜2
g、より好ましくは50mg〜2g、さらに好ましくは5
0mg〜500mgの範囲で経口摂取されることが望まし
い。またπ−メチルヒスチジン及び/又はτ−メチルヒ
スチジンとして1日あたり75mg以上、好ましくは15
0mg以上、より好ましくは75mg〜7.5g、より好ま
しくは150mg〜3g、より好ましくは75mg〜3g、
より好ましくは75mg〜750mgの範囲で経口摂取され
ることが望ましい。
【0027】本発明のアンセリン、バレニン、π−メチ
ルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジンは元来生体内に
存在する物質であるため、低毒性で安全性も高いことか
ら、抗ストレス組成物としての意義も大きい。本発明の
アンセリン、バレニン、π−メチルヒスチジン及びτ−
メチルヒスチジンを実質上含有しない飲食物に、アンセ
リン、バレニン、π−メチルヒスチジン及びτ−メチル
ヒスチジンの群から選ばれた1種以上のイミダゾール化
合物、又はこれを主成分とする抽出物を添加してなる新
規な飲食品において、アンセリン、バレニン、π−メチ
ルヒスチジン及びτ−メチルヒスチジンを実質上含有し
ない飲食物としては、例えば牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉、
鯨肉、蛇肉等の肉類を原料としない飲食物や、牛肉、豚
肉、鶏肉、魚肉、鯨肉、蛇肉等の肉類のエキスを使用し
ていない飲食物が挙げられるが、
【0028】牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉、鯨肉、蛇肉等の
肉類を原料とする飲食物であっても、アンセリン、バレ
ニン、π−メチルヒスチジン、τ−メチルヒスチジンの
製品含量が極微量であるため、1日摂取量あたりのアン
セリン、バレニン、π−メチルヒスチジン、τ−メチル
ヒスチジンの総合量が50mg以下のもの、あるいは10
0mg以下のもの、あるいは150mg以下のもの、あるい
は200mg以下のもの、あるいは1日摂取量あたりのア
ンセリン含量が50mg以下のもの、あるいは100mg以
下のもの、あるいは150mg以下のもの、あるいは20
0mg以下のものは、本発明のアンセリン、バレニン、π
−メチルヒスチジン、τ−メチルヒスチジンを実質上含
有しない飲食物に含まれる。
【0029】本発明の新規な飲食品は、所要量の本発明
のアンセリン、バレニン、π−メチルヒスチジンもしく
はτ−メチルヒスチジン又はこれらを主成分とする抽出
物を飲食品原料に加えて、一般の製造法により加工製造
することができる。その配合量は剤形、食品の形態性状
により異なるが、一般には0.001〜50%が好まし
いが特に限定されるものではない。また食品の形態は前
述の機能性食品の形態とすることができる。また肉体的
もしくは精神的ストレスを予防し、又はストレスからの
回復を促進させる、あるいはストレスに起因する医学的
症状の予防又は改善を目的として、前述の機能性食品の
摂取量にならって経口摂取することができる。
【0030】
【実施例】以下実施例により、本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1. 7週齢雌性ICRマウスを用い、L−アンセ
リンを1日1回100mg/kgの用量で5日間皮下投与し
た群と、生理食塩水を1日1回10ml/kgの用量で5日
間皮下投与した群に関して、20時間の拘束ストレス負
荷後2日目の血中インシュリン分泌量を指標にストレス
負荷度を評価した。
【0031】図1に示すように、拘束ストレスの負荷に
よって、生理食塩水投与群のインシュリン分泌量は正常
値の34.7%まで低下したが、アンセリンを含有する
飲料投与群のインシュリン分泌量は正常値の72.5%
であった。不随意的精神ストレスによって低下するイン
シュリンの分泌を有意に高めたことから、L−アンセリ
ンが抗ストレス効果を有することが示された。
【0032】実施例2.7週齢雌性ICRマウスを用
い、アンセリンを2.1mg/ml含有する鶏肉エキス(BRA
ND'S TRADITIONAL ESSENCE OF CHICKEN (BEC):Cerebos
Pacific Ltd.)を1日1回10ml/kgの用量で5日間経
口投与した群と、水を1日1回10ml/kgの用量で5日
間経口投与した群に関して、20時間の拘束ストレス負
荷後2日目の血中インシュリン分泌量を指標にストレス
負荷度を評価した。
【0033】図2に示すように、拘束ストレスの負荷に
よって、水投与群のインシュリン分泌量は正常値の2
2.0%まで低下したが、アンセリンを含有する飲料投
与群のインシュリン分泌量は正常値の42.0%であっ
た。不随意的精神ストレスによって低下するインシュリ
ンの分泌を有意に高めたことから、アンセリン含有物が
抗ストレス効果を有することが示された。
【0034】実施例3.7週齢雌性ICRマウスを用
い、実施例1と同様の鶏肉エキス(BEC)を1日1回
10ml/kgの用量で5日間経口投与した群と、水を1日
1回10ml/kgの用量で5日間経口投与した群に関し
て、20時間の拘束ストレス負荷後2日目の耐糖能(糖
負荷テスト)を指標にストレス負荷度を評価した。
【0035】
【表1】 表1に示すように、拘束ストレスの負荷によって、水投
与群における負荷糖の半減期は正常値の181%まで延
長したが、アンセリンを含有する飲料投与群における負
荷糖の半減期は正常値の139%であった。また水投与
群における糖の血中消失速度(Clearance R
ate)は正常値の54.5%まで低下したが、アンセ
リンを含有する飲料投与群における糖の血中消失速度は
正常値の91.6%であった。不随意的精神ストレスに
よって延長する負荷糖の半減期を短縮させ、低下する糖
の血中消失速度を高めたことから、アンセリン含有物が
抗ストレス効果を有することが示された。
【0036】実施例4.7週齢雌性ICRマウスを用
い、実施例1と同様の鶏肉エキス(BEC)を1日1回
10ml/kgの用量で5日間経口投与した群と、水を1日
1回10ml/kgの用量で5日間経口投与した群に関し
て、20時間の拘束ストレス負荷後2日目の血清GOT
濃度を指標にストレス負荷度を評価した。図3に示すよ
うに、拘束ストレスの負荷によって、水投与群の血清G
OT濃度は正常値の232%まで有意に増加したが、ア
ンセリンを含有する飲料投与群の血清GOT濃度は正常
値の165%であった。不随意的精神ストレスによって
増加する血清GOT濃度を低下させる傾向があったこと
から、アンセリン含有物が抗ストレス効果を有すること
が示された。
【0037】実施例5.健康な男子大学生16名に対し
て、1本あたりアンセリンを150mg含有する実施例1
と同様の鶏肉エキス(BEC)を1日1回2本、1週間
飲用した場合と、アンセリンを含有しないゼラチン水溶
液(プラセボ)を1日1回2本、1週間飲用した場合と
で、計算力試験および短期記憶力試験を実施し、この精
神活動によって誘導されるストレスの負荷度を血中スト
レス関連物質である血清コルチゾール値から評価した。
【0038】図4に示すように、アンセリン含有物(B
EC)の飲用時には、プラセボ飲用時と比較して、過度
の精神活動に起因するストレスによって増加した血清コ
ルチゾール値が平常値へと回復する速度が有意に早まる
ことが認められた。これはアンセリン含有物が過度の精
神活動に起因するストレスからの回復を速める抗ストレ
ス効果を示したことを意味している。
【0039】実施例6.カツオの煮汁の濃縮液を分子量
10000で分別する限外濾過膜で処理し、低分子画分
の清澄液を得た。希塩酸を用いて清澄液のpHを2.2に
調製した後、この液をベックマン社、MM81タイプイ
オン交換樹脂を充填したカラムに流し、アンセリン、π
−メチルヒスチジンを吸着させた。その後カラムを57
℃に保温した状態で、0.4Nクエン酸ナトリウム液を
流し、アンセリン及びπ−メチルヒスチジンを含有する
画分を得た。これを凍結乾燥し乾燥物を得た。この乾燥
物についてアミノ酸分析計によりアンセリンあるいはπ
−メチルヒスチジンの含量を測定したところそれぞれ5
6%、8%であった。
【0040】実施例7.乳糖50部、蔗糖39.8部、
トラガントガム5部、ペパーミント0.2部を混合し、
これに実施例6で得られた乾燥物をアンセリンとπ−メ
チルヒスチジンの合計量換算で5部を蒸留水3.5部に
溶解した溶液を加え、よく練り合わせた。次に澱粉を散
布したガラス板上に上記の練合物をめん棒で伸展して厚
さ約5mmのシート状として後、型で打ち抜き、乾燥して
トローチとした。
【0041】実施例8.小麦粉100部にアンセリン2
部、蔗糖4部、食塩1.1部、脱脂粉乳2部、イースト
3部、イーストフード0.8部、水67.2部を加えて
捏ねた後、更に油脂5部を加えよく捏ねた。28℃で9
0分間の第一次発酵を行った。その後、パンチングを行
い、28℃、20分間の第二次発酵を行った後、成形型
に詰めて190℃で30分焼き製造した。焼き上がり後
のパンの物性についてアンセリンを加えずに製造したパ
ンと比較した結果、風味、食感ともに差は認められなか
った。
【0042】実施例9.豚肉80部に、BRAND'S TRADIT
IONAL ESSENCE OF CHICKEN(Cerebos PacificLtd.) を
アンセリン換算で2部、亜硝酸ナトリウム0.02部、
食塩2部、ピロリン酸ナトリウム0.3部、アスコルビ
ン酸ナトリウム0.006部、蔗糖1部を加え、10℃
で72時間塩漬の後、調味料、香辛料を加えカッティン
グし、練り肉を調製した。この練り肉をケーシングに詰
めた後、常法に従いソーセージを製造した。このソーセ
ージを官能検査した結果、BRAND'S TRADITIONAL ESSENC
EOF CHICKENを加えずに製造したソーセージと比較し
て、色調、風味、食感ともに差は認められなかった。
【0043】実施例10.合成したアンセリンを用いて
下記の処方で常法により顆粒剤を製造した。 アンセリン 20部 乳糖 34部 とうもろこし澱粉 45部 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1部
【0044】実施例11.ビタミンC20g、硫酸第一
鉄10g、グラニュー糖40g、コーンスターチと乳糖
の等量混合物30gに、実施例6で得た抽出物を50g
加えて混合した。混合物を100等分して袋に詰め、1
袋1.5gの学習能力の向上作用を有するスティック状
機能性食品100袋を製造した。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、拘束ストレスにおける血中インシュリ
ン濃度に対するL−アンセリンの効果を示すグラフであ
る。
【図2】図2は、拘束ストレスにおける血中インシュリ
ン濃度に対するアンセリン含有鶏肉エキスの効果を示す
グラフである。
【図3】図3は、拘束ストレスにおける血清GOT濃度
に対するアンセリン含有鶏肉エキスの効果を示すグラフ
である。
【図4】図4は、精神活動によるストレスにおける血清
コルチゾーン濃度に対するアンセリン含有鶏肉エキスの
効果を示すグラフである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンセリン、バレニン、π−メチルヒス
    チジン及びτ−メチルヒスチジンの群から選ばれた1種
    以上のイミダゾール化合物を含有してなる抗ストレス組
    成物。
  2. 【請求項2】 医薬品である、請求項1記載の抗ストレ
    ス組成物。
  3. 【請求項3】 機能性食品である、請求項1記載の抗ス
    トレス組成物。
  4. 【請求項4】 前記の機能性食品が、50mg〜5g/日
    のイミダゾール化合物を摂取できるような形態の飲食品
    である、請求項3に記載の抗ストレス組成物。
  5. 【請求項5】 前記イミダゾール化合物が、アンセリン
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載の抗ストレス
    組成物。
  6. 【請求項6】 アンセリン、バレニン、π−メチルヒス
    チジン及びτ−メチルヒスチジンを実質上含有しない飲
    食物に、アンセリン、バレニン、π−メチルヒスチジン
    及びτ−メチルヒスチジンの群から選ばれた1種以上の
    イミダゾール化合物、又はこれを主成分とする抽出物を
    添加してなる新規な飲食品。
  7. 【請求項7】 抗ストレス作用を有する飲食品である、
    請求項6に記載の飲食品。
  8. 【請求項8】 50mg〜5g/日のイミダゾール化合物
    を摂取できるような形態であることを特徴とする請求項
    6又は7記載の飲食品。
  9. 【請求項9】 アンセリン、バレニン、π−メチルヒス
    チジン及びτ−メチルヒスチジンを実質上含有しない飲
    食物に、アンセリン、バレニン、π−メチルヒスチジン
    及びτ−メチルヒスチジンの群から選ばれた1種以上の
    イミダゾール化合物、又はこれを主成分とする抽出物を
    添加することを特徴とする新規な飲食品の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記飲食品が抗ストレス作用を有する
    飲食品である、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記飲食品が50mg〜5g/日のイミ
    ダゾール化合物を摂取できるような形態の飲食品であ
    る、請求項9又は10に記載の方法。
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