JPH09203253A - ドア錠 - Google Patents

ドア錠

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JPH09203253A
JPH09203253A JP1375396A JP1375396A JPH09203253A JP H09203253 A JPH09203253 A JP H09203253A JP 1375396 A JP1375396 A JP 1375396A JP 1375396 A JP1375396 A JP 1375396A JP H09203253 A JPH09203253 A JP H09203253A
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JP
Japan
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cam
lock
door
locking
rotation
Prior art date
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Application number
JP1375396A
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English (en)
Inventor
Koichi Takahashi
橋 孝 一 高
Hiromi Inotsume
爪 博 美 猪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagasawa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nagasawa Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示錠に好適で、部品点数を低減し構成を簡
単にして、これを安価に製作できるドア錠を提供するこ
と。 【解決手段】 レバーハンドル87,88と一体に回動
可能な回動カム8と、サムターン摘み72に連係して回
動するロックカム52とを備える。ロックカム52の周
面にストッパカム53を突設する。ストッパカム53を
回動カム8の回動域に出没可能に設ける。ストッパカム
53を回動カム8に係合可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示錠に好適で、部
品点数を低減し構成を簡単にして、これを安価に製作で
きるようにしたドア錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドア錠として、例えば特
開平7ー324530号公報には、ドアハンドルの角芯
棒を挿入する回動カムの回動域に、該カムと係合可能な
ロックピースを揺動可能に設け、上記ピースの外側に該
ピースと係合可能な施錠カムを回動可能に設け、この施
錠カムにサムターンに連係するロックバーを挿入したも
のが示されている。
【0003】上記ドア錠は、その施錠時にサムターンを
回動し、これに施錠カムを同動させて、ロックピースを
回動カムに係合させ、回動カムをロックする一方、解錠
時にはサムターンを逆方向に回動し、ロックピースを回
動カムから後退させて、ロックピースと回動カムとの係
合を解除し、回動カムを回動可能にしている。
【0004】しかし、この従来のものは、施錠カムの他
にロックピースやラッチボルトを支持するラッチスライ
ド、該スライドに係合可能なラッチカム、該カムを錠ケ
ースに回動可能に枢着するピン、スライドカムを付勢す
るカムバネとそのバネ受等を要して、部品点数が多く、
構造が複雑化する上に組み付けに手間が掛かって、製造
コストが高価になる、という問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、部品点数を低減し構成を簡単にして、これ
を安価に製造できるようにしたドア錠を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、レバーハンドルと一体に回動可能な回動カムと、
サムターン摘みに連係して回動するロックカムとを備え
たドア錠において、ロックカムの周面にストッパカムを
突設し、該ストッパカムを回動カムの回動域に出没可能
に設け、ストッパカムを回動カムに係合可能に設け、部
品点数を低減し構成を簡単にして、これを安価に製造で
きるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を表示錠に適用した
図示の実施の形態を説明すると、図1乃至図11におい
て1はドアで、その吊元側と反対側端部に錠取付穴2が
設けられ、該穴2にドア錠3が収容されている。ドア錠
3は亜鉛合金ダイカスト製の錠ケース4と、該ケース4
を閉塞する亜鉛合金ダイカスト製の錠カバー5とを有
し、これらは共に略船形の断面形状に形成され、それら
の接合面を接合してビス止めしている。
【0008】このうち、錠ケース4には円形のカム穴6
が形成され、該穴6の両側に一対の芯出ガイド穴7が設
けられている。カム穴6には回動カム8の端部が回動可
能に嵌合され、該カム8は略円筒形に形成されていて、
その内部に角穴9が形成されている。
【0009】回動カム8の一側周面には、係合溝10を
有する係止カム11と、上記カム8の一方向の回動角度
を規制するストップカム12と、後述のバネ受を受け止
め可能な係合カム13とが突設され、その他側周面のス
トップカム12と略同位置に、回動カム8の他方向の回
動角度を規制するストップカム14が突設されている
【0010】カム穴6の内側開口部の一側周辺には、ス
トッパカム14の移動スペース15が設けられ、該スペ
ース15の両側に、ストップカム14と当接可能な係止
突起16と係合段部17とが設けられ、該係合段部17
は係止突起16よりも厚肉に形成され、該段部17にス
トップカム12を係合可能にしている。
【0011】錠ケース4の側壁18,19のうち、一方
の側壁18の内側に段部20が突設され、該段部20と
係合カム13とで区画するする細長の凹部に、バネ受2
1が摺動可能に収容されている。バネ受21は略L字形
状に形成され、その両端を係合カム13と段部20に係
合可能にされ、該カム13と段部20に突設した係止片
22との間にカムスプリング23が挿入されている。
【0012】前記他方の側壁19には、凹溝24とV字
形状の係止溝25とが形成され、該凹溝24にスライド
板26が摺動可能に収容されている。スライド板26は
鋼板を屈曲して形成され、その幅は凹溝24と凹溝24
と同幅に形成され、その先端に直角に屈曲した係止部2
7が形成され、該係止部27を前記係合溝10に係合し
ている。
【0013】スライド板26の基端部には引掛片28が
直角に起立形成され、該片28は側壁19と芯出ガイド
穴19を形成した段部29との間を摺動可能に収容さ
れ、その一端に一対の切欠溝30,30が形成されてい
る。切欠溝30,30にはヨーク31が係合可能に取付
けられ、該ヨーク31は略コ字形に形成されていて、そ
の基端部を前記係止溝25の隅角部に揺動可能に支持さ
れている。
【0014】上記ヨーク31の先端間にはラッチシャフ
ト32が挿入され、該シャフト32の後端部に突設した
係止片33がヨーク31に係合可能に配置されている。
ラッチシャフト32は合成樹脂製のラッチボルト34に
埋設され、その一部をラッチボルト34の後方に突出し
ている。ラッチボルト34は、錠ケース3の先端部に形
成した凹穴35に沿って移動可能に設けられ、ラッチボ
ルト34と凹穴35の底部との間にはラッチスプリング
36が介挿され、その弾性を介してラッチボルト34を
前方へ付勢している。
【0015】上記凹穴35には合成樹脂製の円管状のス
リーブ37が挿入され、該スリーブ37は合成樹脂製の
フロント板38と一体に成形され、その中央にラッチボ
ルト34を出入可能な通孔39が設けられ、その両側に
ビス孔40,40が形成されている。
【0016】図中、41は錠ケース3の先端に一体に成
形された取付板で、中央にラッチボルト34を出入可能
なラッチ穴42が設けられ、その両側にビス孔43,4
3が形成されている。段部29と係合段部17上には略
角柱状の係止ピン44,45が突設され、また側壁18
の前端部と側壁19の後端部にはガイドピン46,47
が突設され、それらの上面にビス48,49をねじ込み
可能なネジ孔50が開口されている。
【0017】後端部側の芯出ガイド穴7の隣接位置には
透孔51が設けられ、該孔51にロックカム52の一端
が回動可能に挿入されている。ロックカム52は亜鉛合
金ダイカストによって略軸筒状に成形され、その周面に
平坦な係合面52a,52bが隣接して形成され、また
これらと反対側周面に羽根形の係止カム53が突設さ
れ、該カム53がストップカム12の側面と係合可能に
配置されている。図中、54はロックカム52の内部に
形成した矩形の貫通孔で、ロックバー55を差し込み可
能にしている。
【0018】ロックカム52に隣接する係止ピン45に
はロックバネ56が取付けられ、該バネ56はステンレ
ス鋼鈑を略コ字形に屈曲して形成され、その屈曲部付近
に矩形の通孔57が形成され、該孔57に係止ピン45
の矩形の先端部が挿入されている。
【0019】ロックバネ56の一片、つまり長尺側の屈
曲片は係合面52a,52bに係合可能に配置され、そ
の弾性を介してロックカム52の揺動を規制している。
図中、58は芯出ガイド穴7の開口縁に突設した三角柱
状のストッパで、係止カム53の基端部と係合可能に配
置され、ロックカム52の回動角度を規制可能にしてい
る。その他、59は角穴9に装着する合成樹脂製の角芯
スリーブで、角管状に成形され、その対向面に切溝6
0,60を形成している。
【0020】一方、錠カバー5の周面には、回動カム8
の端部を嵌合可能な円形の通孔61と、後述するパイプ
シャフトを挿入可能な一対の芯出ガイド孔62と、係止
ピン44,45を差し込み可能な角孔63,64と、ガ
イドピン46,47を挿入可能な透孔65,66とが設
けられている。
【0021】この他、67はドア1に形成した長円形の
座取付穴で、前記錠取付穴2に連通しており、該穴67
の内外の開口部にハンドル取付座68,69が取付けら
れている。このうち、ドア1の外側に配置するハンドル
取付座68の外面には、表示窓70と非常解錠用プラグ
71とが設けられ、ドア1の内側に配置するハンドル取
付座69の外面に、サムターン摘み72が設けられてい
る。
【0022】表示窓70は使用・不使用の表示を表出可
能にされ、非常解錠用プラグ71は上記取付座68に回
動可能に取付けられ、またサムターン摘み72は上記取
付座69に回動可能に取付けられている。ハンドル取付
座68,69の内部構造は実質的に同一に構成され、こ
れらは皿形の座本体73と、該本体73を閉塞する座カ
バー74とを有し、これらの間に内歯のリングギヤ75
を回動可能に収容している。
【0023】リングギヤ75は一部に表示部76を備
え、これを前記表示窓70に出没可能にしており、表示
窓70を有しないハンドル取付座69は、図4のように
座本体73で表示部76を隠蔽している。リングギヤ7
5には、一対のロックギヤ77とキーギヤ78とが定位
置で回動かつ噛合可能に設けられ、このうちロックギヤ
77のボスには、ロックバー55を差し込み可能な挿入
孔79が設けられ、この一方の挿入孔79にロックバー
55が差し込まれ、またキーギヤ78は非常解錠用プラ
グ71またはサムターン72に一体に成形若しくは連結
されている。
【0024】ハンドル取付座68,69の座カバー74
には、複数の合成樹脂製の取付脚80,81が突出さ
れ、この実施形態ではハンドル取付座68側に円管状の
取付脚80が設けられ、ハンドル取付座69側に取付脚
80に挿入可能な軸状の取付脚81が設けられている。
【0025】取付脚80は芯出ガイド穴7,62に挿入
可能にされ、その周面にスリット82が軸方向に沿って
形成されていて、取付脚81の挿入時に増径作用を促さ
れ、その周面を芯出ガイド穴7,62の内面に圧接可能
にしている。また、取付脚81の周面には複数の突起
(図示略)が軸方向に沿って形成され、前記取付脚80
の増径を促すようにしている。
【0026】ハンドル取付座68,69の中央にはハン
ドル挿入穴83,84が形成され、その内側の開口部周
縁に環状のカラー85,86が突設されている。上記カ
ラー85,86には、レバーハンドル87,88の軸部
87a,88aが挿入され、該軸部87aに角芯棒89
が連結されていて、該芯棒89が角芯スリーブ59に挿
入されている。
【0027】軸部88aの先端には角穴90が形成さ
れ、該穴90に角芯棒89の先端部が挿入されていて、
これらを固定ビス91で連結している。この他、92は
ビス孔40に挿入可能な取付ビス、93,94は非常解
錠用プラグ71およびサムターン摘み72を各ハンドル
取付座68,69に取付けるビスである。
【0028】なお、上述の実施形態では本発明を表示錠
に適用しているが、表示機能を有しない通常のドア錠に
適用することも可能で、その場合にはロックカム52と
ロックバネ56を要せず、またハンドル取付座68,6
9自体も、座本体73と座カバー74とを一体に構成し
たものでよく、内歯のリングギヤ75やロックギヤ7
7、キーギヤ78の他に、表示窓70や非常解錠用プラ
グ71およびサムターン摘み72を省略できるから、そ
の分構成が簡潔になり、これを容易かつ安価に製作し得
る。
【0029】このように構成したドア錠は、従来のロッ
クピースやラッチスライド、ラッチカム、ピンおよびカ
ムバネ、バネ受等が不要になり、その分部品点数が低減
して構造が簡潔になり、また組み付けが簡便になって、
製造コストが低減する。
【0030】すなわち、この組み付けに際しては、凹溝
24にスライド板26を収容し、その切欠溝30,30
にヨーク31を係入し、該ヨーク31を係止溝25に掛
け止める。これと前後してラッチシャフト32にラッチ
スプリング36を取付け、このラッチボルトアセンブリ
を錠ケース4の外側からラッチ穴42に挿入し、上記ヨ
ーク31をラッチシャフト32に掛け止め、ラッチ34
をラッチスプリング36の弾性を介して前方へ付勢す
る。
【0031】この後、角穴9に予め角芯スリーブ59を
装着した回動カム8をカム穴6に挿入し、その係合溝1
0にスライド板26の係止部27を挿入する。そして、
係合カム13に隣接してバネ受21を配置し、該バネ受
21と段部20との間にカムスプリング23を挿入し、
その弾性によって回動カム8を図9上反時計方向へ回動
可能に付勢する。
【0032】次に透孔51にロックカム52を挿入し、
ロックバネ56の通孔57を係止ピン45に挿入し、該
バネ56をロックカム52の係合面52aに係合する一
方、スリーブ37をカム穴42に挿入し、フロント板3
8を取付板41に重合する。
【0033】このような状況の下で錠カバー5を錠ケー
ス4に被せ、通孔61に回動カム8の端部を係合し、角
孔63,64に係止ピン44,45を挿入し、透孔6
5,66をネジ孔50,50に位置付けたところで、ビ
ス48,49をネジ孔50,50にねじ込み、錠カバー
5を錠ケース4に固定する。
【0034】こうして組み立てたドア錠3をドア1に取
付ける場合は、ドア1の所定位置に錠取付穴2と座取付
穴67とを形成し、錠取付穴2にドア錠3を挿入し、該
穴2に表出した芯出ガイド穴62,62に、ドア1の外
側からハンドル取付座68の取付脚80を挿入し、ドア
1の内側からハンドル取付座69の取付脚81を前記取
付脚80を挿入する。
【0035】取付脚80の挿入によってスリット82が
拡開し、取付脚80の外径が拡径し、該脚80の外周面
が芯出ガイド穴62,62の内面を圧接して、ハンドル
取付座68,69がネジ込み若しくはビス止めを要する
ことなく、ドア錠3に取付けられる。この場合、連動ギ
ヤ77,77の一方の挿入孔55,55にロックバー5
5を差し込む。
【0036】この後、ドア1の外側からレバーハンドル
87と一体の角心棒89を角芯スリーブ59に挿入し、
ドア1の内側からレバーハンドル88の軸部88aを押
し込み、その角穴90に角心棒89を挿入したところ
で、固定ビス91を角心棒89のスリワリにねじ込み、
内外のレバーハンドル87,88を連結する。この取付
け後の状況は図1,3,4のようである。
【0037】次にドア錠3の閉扉状況は図9のようで、
ラッチボルト34が前方に突出して枠体のトロヨケ(図
示略)に係入し、ラッチシャフト32に係合したヨーク
31の先端部が前方へ変位し、ヨーク31と係合するス
ライド板26が同方向へ付勢されている。
【0038】一方、回動カム8はカムスプリング23の
弾性によって、図上反時計方向へ回動可能に付勢され、
そのストップカム12が係合段部17に当接している。
また、ロックカム52は係止カム53が側壁18の内面
に係合し、その係合面52aにロックバネ56が係合
し、その弾性によってロックカム52の揺動を防止して
いる。
【0039】このような状況の下でドア錠3を施錠する
場合は、ドア1の内側からサムターン摘み72を操作す
る。このようにすると、上記摘み72と一体にキーギヤ
78が回動し、該ギヤ78と噛合するリングギヤ75が
回動して、表示窓70が不使用から使用の表示に切換わ
り、上記ギヤ75に噛合するロックギヤ77,77が定
位置で回動する。
【0040】このため、一方のロックギヤ77に装着さ
れたロックバー55が回動し、該バー55の他端に装着
されたロックカム52が、ロックバネ56の弾性に抗し
て同期同動し、これに係止カム53が同動して、その先
端部がストップカム12の周面に沿って移動する。
【0041】そして、ロックカム52がストッパ58に
当接したところで、該カム52が回動を停止し、係止カ
ム53の先端部がストップカム12の周面に係合して、
回動カム8の回動を阻止する。この状況は図10のよう
である。
【0042】このような状況からドア1を開放する場合
は、サムターン摘み72を前述と反対方向へ操作する。
このようにすると、上記摘み72と一体にキーギヤ78
が回動し、該ギヤ78と噛合するリングギヤ75が回動
して、表示窓70が使用から不使用の表示に切換わり、
上記ギヤ75に噛合するロックギヤ77,77が定位置
で回動する。
【0043】このため、一方のロックギヤ77に装着さ
れたロックバー55が施錠時と反対方向へ回動し、該バ
ー55の他端に装着されたロックカム52が、ロックバ
ネ56の弾性に抗して同期同動し、これに係止カム53
が同動して、その先端部がストップカム12の周面に沿
って移動する。
【0044】そして、係止カム53が側壁18に当接し
たところで、ロックカム52が回動を停止し、係止カム
53の先端部がストップカム12の周面から後退して、
回動カム8が回動可能になる。
【0045】そこで、レバーハンドル88を回動操作す
ると、該ハンドル88に連結した角芯棒89が同期回動
し、該芯棒89と係合する回動カム8がカムスプリング
23の弾性に抗して、図9上時計方向へ回動する。この
ため、係合溝10に係合した係止部27が図9上右方へ
変位し、スライド板26が同方向へ引き動かされて、ヨ
ーク31が係止溝25の隅角部を支点に後方へ揺動し、
係止片33を後方へ引き動かす。
【0046】したがって、ラッチボルト34がラッチス
プリング36の弾性に抗して後退動し、トロヨケ(図示
略)から引き抜かれて開扉される。回動カム8は、この
後ストップカム14が係止突起16に係合したところ
で、回動を停止する。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明は、ロ
ックカムの周面にストッパカムを突設し、該ストッパカ
ムを回動カムの回動域に出没可能に設け、ストッパカム
を回動カムに係合可能に設けたから、従来のようにサム
ターンに連係する部品と、回動カムに係合する部品とを
要していた不具合を解消し、部品点数を低減し構成を簡
単にして、これを安価に製造することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の構成部品を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】図1のAーA線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のBーB線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明の要部を分解して示す斜視図である。
【図6】図5のCーC線に沿う拡大断面図である。
【図7】本発明の組み付け状態の外観を示す正面図であ
る。
【図8】図7の底面図である。
【図9】本発明の組み付け状態を錠カバーを取り外して
示す正面図で、閉扉状況を示している。
【図10】本発明の組み付け状態を錠カバーを取り外し
て示す正面図で、施錠時の状況を示している。
【図11】本発明に適用したハンドル取付座の内部を座
カバーを取り外して示す正面図である。
【符号の説明】
8 回動カム 52 ロックカム 53 ストッパカム 87,88 レバーハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レバーハンドルと一体に回動可能な回動
    カムと、サムターン摘みに連係して回動するロックカム
    とを備えたドア錠において、ロックカムの周面にストッ
    パカムを突設し、該ストッパカムを回動カムの回動域に
    出没可能に設け、ストッパカムを回動カムに係合可能に
    設けたことを特徴とするドア錠。
JP1375396A 1996-01-30 1996-01-30 ドア錠 Pending JPH09203253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1375396A JPH09203253A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 ドア錠

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JP1375396A JPH09203253A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 ドア錠

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JPH09203253A true JPH09203253A (ja) 1997-08-05

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ID=11842021

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JP1375396A Pending JPH09203253A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 ドア錠

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013200156A1 (de) * 2013-01-08 2014-07-10 Hewi Heinrich Wilke Gmbh Beschlaganordnung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013200156A1 (de) * 2013-01-08 2014-07-10 Hewi Heinrich Wilke Gmbh Beschlaganordnung

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